JPH06333871A - レーザー光照射装置及びその装置による熱処理方法 - Google Patents
レーザー光照射装置及びその装置による熱処理方法Info
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- JPH06333871A JPH06333871A JP14704393A JP14704393A JPH06333871A JP H06333871 A JPH06333871 A JP H06333871A JP 14704393 A JP14704393 A JP 14704393A JP 14704393 A JP14704393 A JP 14704393A JP H06333871 A JPH06333871 A JP H06333871A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 試料の形状に対応して均等に熱処理を行うこ
とのできるレーザー光照射装置とその装置による熱処理
方法とを提供する。 【構成】 試料6にレーザー光42,43,44を照射
して試料6の表面61を加熱するレーザー光照射装置1
であって、レーザー光40を発振する発光手段10と、
発光手段10で発生したレーザー光40を複数の光路に
分光するものでレーザー光40の光路に配置した分光手
段21,22と、分光手段21,22で分光したレーザ
ー光42,44を異なる方向から試料6の表面61に照
射するもので、それぞれに分光したレーザー光42,4
4の光路に配置した照射手段31,32とを備えてい
る。
とのできるレーザー光照射装置とその装置による熱処理
方法とを提供する。 【構成】 試料6にレーザー光42,43,44を照射
して試料6の表面61を加熱するレーザー光照射装置1
であって、レーザー光40を発振する発光手段10と、
発光手段10で発生したレーザー光40を複数の光路に
分光するものでレーザー光40の光路に配置した分光手
段21,22と、分光手段21,22で分光したレーザ
ー光42,44を異なる方向から試料6の表面61に照
射するもので、それぞれに分光したレーザー光42,4
4の光路に配置した照射手段31,32とを備えてい
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザー光照射装置及
びその装置による熱処理方法に関し、特には半導体装置
の製造工程の熱処理に用いられるレーザー光照射装置及
びその装置による熱処理方法に関する。
びその装置による熱処理方法に関し、特には半導体装置
の製造工程の熱処理に用いられるレーザー光照射装置及
びその装置による熱処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造工程においては、ウエ
ハを加熱する様々な熱処理工程が行われている。例え
ば、基板にソース・ドレイン領域を形成する場合には、
基板のソース・ドレイン形成領域にイオン注入を行い、
その後基板の結晶性の回復あるいは注入したイオンの電
気的活性化を図るための熱処理として、いわゆるアニー
ル処理を行っている。上記のアニール処理は、炉の中に
処理を行う試料を入れて加熱する炉アニール法や、例え
ばハロゲンランプによる高温で短時間の加熱を行うRT
A(Rapid Thearmal Anneal)法によって行われてきた。
ハを加熱する様々な熱処理工程が行われている。例え
ば、基板にソース・ドレイン領域を形成する場合には、
基板のソース・ドレイン形成領域にイオン注入を行い、
その後基板の結晶性の回復あるいは注入したイオンの電
気的活性化を図るための熱処理として、いわゆるアニー
ル処理を行っている。上記のアニール処理は、炉の中に
処理を行う試料を入れて加熱する炉アニール法や、例え
ばハロゲンランプによる高温で短時間の加熱を行うRT
A(Rapid Thearmal Anneal)法によって行われてきた。
【0003】一方、近年の半導体装置の高集積化に伴っ
て素子構造の微細化が進んでおり、集積度が増大すると
ともに接合深さが浅くなる傾向にある。そして、浅い接
合を得るためには、表面からごく浅い領域のみを加熱す
る熱処理の技術が要求されている。しかし、上記の炉ア
ニール法やRTA法では、加熱する試料の内部まで昇温
されるため注入イオンが深い位置にまで拡散し、浅い接
合が得られなかった。
て素子構造の微細化が進んでおり、集積度が増大すると
ともに接合深さが浅くなる傾向にある。そして、浅い接
合を得るためには、表面からごく浅い領域のみを加熱す
る熱処理の技術が要求されている。しかし、上記の炉ア
ニール法やRTA法では、加熱する試料の内部まで昇温
されるため注入イオンが深い位置にまで拡散し、浅い接
合が得られなかった。
【0004】そこで、ごく浅い領域に絞った熱処理に
は、レーザー光を用いた加熱が行われている。この方法
は、レーザー光照射装置から試料の表面に向かってレー
ザー光をパルス発振し、試料の表面に照射されたレーザ
ー光によって照射部分を加熱する方法である。レーザー
光のエネルギーは、試料が半導体基板である場合には、
試料のごく表面、例えば約20nmの深さで吸収される
ため、この深さの領域が融点近くまで加熱される。この
ような加熱では、例えば約100nmの深さのアニール
処理が可能である。また、上記熱処理では、レーザー光
の照射領域を所定の位置に設定することによって、部分
的な熱処理が可能である。
は、レーザー光を用いた加熱が行われている。この方法
は、レーザー光照射装置から試料の表面に向かってレー
ザー光をパルス発振し、試料の表面に照射されたレーザ
ー光によって照射部分を加熱する方法である。レーザー
光のエネルギーは、試料が半導体基板である場合には、
試料のごく表面、例えば約20nmの深さで吸収される
ため、この深さの領域が融点近くまで加熱される。この
ような加熱では、例えば約100nmの深さのアニール
処理が可能である。また、上記熱処理では、レーザー光
の照射領域を所定の位置に設定することによって、部分
的な熱処理が可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記レーザー
光の照射による熱処理方法には以下のような課題があ
る。例えば、表面に酸化膜が成膜されているウエハに対
して、上記アニール処理を行う場合には、レーザー光は
この酸化膜の上から照射される。そして、アニール処理
は、上記酸化膜を透過して基板に吸収されるレーザー光
によって行われる。しかし、照射するレーザー光は単一
波長であるため、図7に示すように酸化膜の膜厚によっ
て照射したレーザー光の反射率が変化する。したがっ
て、酸化膜の膜厚によって基板に吸収されるレーザー光
のエネルギー量も異なるので、アニール処理の効果にば
らつきが生じる。
光の照射による熱処理方法には以下のような課題があ
る。例えば、表面に酸化膜が成膜されているウエハに対
して、上記アニール処理を行う場合には、レーザー光は
この酸化膜の上から照射される。そして、アニール処理
は、上記酸化膜を透過して基板に吸収されるレーザー光
によって行われる。しかし、照射するレーザー光は単一
波長であるため、図7に示すように酸化膜の膜厚によっ
て照射したレーザー光の反射率が変化する。したがっ
て、酸化膜の膜厚によって基板に吸収されるレーザー光
のエネルギー量も異なるので、アニール処理の効果にば
らつきが生じる。
【0006】また、上記レーザー光照射装置から発振さ
れるレーザー光は、試料に対して一方向からのみ照射さ
れる。このため、試料の表面に段差が形成されている場
合には、段差によってレーザー光が照射されない影の部
分が発生する。例えば、レーザー光が、試料の表面に対
して90°で照射される場合には、段差の側壁部分には
レーザー光が入射しない。したがって、表面に段差を有
する試料においては、レーザー光の照射による熱処理の
効果にばらつきが発生する。
れるレーザー光は、試料に対して一方向からのみ照射さ
れる。このため、試料の表面に段差が形成されている場
合には、段差によってレーザー光が照射されない影の部
分が発生する。例えば、レーザー光が、試料の表面に対
して90°で照射される場合には、段差の側壁部分には
レーザー光が入射しない。したがって、表面に段差を有
する試料においては、レーザー光の照射による熱処理の
効果にばらつきが発生する。
【0007】そこで、本発明では上記の課題を解決する
レーザー光照射装置とその装置による熱処理方法とを提
供することによって、試料の表面における均等な熱処理
を実現し、半導体製品の歩留りの向上を図ることを目的
とする。
レーザー光照射装置とその装置による熱処理方法とを提
供することによって、試料の表面における均等な熱処理
を実現し、半導体製品の歩留りの向上を図ることを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明は、試料にレーザー光を照射し、当該試料を
加熱するレーザー光照射装置であり、発光手段と分光手
段と照射手段とを備えている。これらのうち発光手段
は、レーザー光を発振するものである。そして、分光手
段は、上記発光手段で発生したレーザー光の光路に配置
されていて、当該レーザー光を複数の光路に分光するも
のである。また、照射手段は、上記分光手段で分光した
レーザー光のそれぞれの光路に配置されていて、各レー
ザー光をそれぞれ異なる方向から試料の表面に照射する
ものである。さらに、上記のレーザー光照射装置を用い
る熱処理方法は、レーザー光を複数の方向から試料の表
面に照射して、当該試料を熱処理する。
めの本発明は、試料にレーザー光を照射し、当該試料を
加熱するレーザー光照射装置であり、発光手段と分光手
段と照射手段とを備えている。これらのうち発光手段
は、レーザー光を発振するものである。そして、分光手
段は、上記発光手段で発生したレーザー光の光路に配置
されていて、当該レーザー光を複数の光路に分光するも
のである。また、照射手段は、上記分光手段で分光した
レーザー光のそれぞれの光路に配置されていて、各レー
ザー光をそれぞれ異なる方向から試料の表面に照射する
ものである。さらに、上記のレーザー光照射装置を用い
る熱処理方法は、レーザー光を複数の方向から試料の表
面に照射して、当該試料を熱処理する。
【0009】
【作用】上記のレーザー光照射装置では、発光手段から
発振されたレーザー光は複数の光路に分光されてそれぞ
れ異なる方向から試料の表面に照射される。したがっ
て、試料には異なる角度からレーザー光が入射し、それ
ぞれのレーザー光によって試料が加熱される。また、上
記の熱処理方法では、異なる複数の方向から試料にレー
ザー光を照射して熱処理を行う。このため、表面に段差
が形成された試料においては、試料の表面形状に応じて
異なる角度からレーザー光が照射される。また、表面に
薄膜を有する試料に対しては、異なる方向からレーザー
光が照射されるので、上記薄膜の膜厚によって変化する
レーザー光の反射率の熱処理への影響が少なくなる。
発振されたレーザー光は複数の光路に分光されてそれぞ
れ異なる方向から試料の表面に照射される。したがっ
て、試料には異なる角度からレーザー光が入射し、それ
ぞれのレーザー光によって試料が加熱される。また、上
記の熱処理方法では、異なる複数の方向から試料にレー
ザー光を照射して熱処理を行う。このため、表面に段差
が形成された試料においては、試料の表面形状に応じて
異なる角度からレーザー光が照射される。また、表面に
薄膜を有する試料に対しては、異なる方向からレーザー
光が照射されるので、上記薄膜の膜厚によって変化する
レーザー光の反射率の熱処理への影響が少なくなる。
【0010】
【実施例】以下、本発明のレーザー光照射装置及びその
装置を用いた熱処理方法の実施例を説明する。先ず、レ
ーザー光照射装置の第1の実施例を、図1の構成図に基
づいて説明する。図1に示すように、レーザー光照射装
置1は、発光手段10と、半透過反射鏡よりなる二枚の
分光手段21,22と、反射鏡よりなる二枚の照射手段
31,32とで構成されている。
装置を用いた熱処理方法の実施例を説明する。先ず、レ
ーザー光照射装置の第1の実施例を、図1の構成図に基
づいて説明する。図1に示すように、レーザー光照射装
置1は、発光手段10と、半透過反射鏡よりなる二枚の
分光手段21,22と、反射鏡よりなる二枚の照射手段
31,32とで構成されている。
【0011】上記発光手段10は、レーザー光40を例
えばパルス発振するものであり、試料6の表面61に向
かってレーザー光40を発振するように設けられてい
る。
えばパルス発振するものであり、試料6の表面61に向
かってレーザー光40を発振するように設けられてい
る。
【0012】また、上記分光手段21,22は、発光手
段10から発振したレーザー光40を複数の光路に分光
するものであり、例えば、一部のレーザー光40を透過
し残りのレーザー光40を反射する半透過反射鏡よりな
る。この分光手段21,22は、発光手段10から試料
6に向かって発振したレーザー光40の光路に、斜めに
傾斜させた状態で発光手段10側より順に配置する。例
えば、分光手段21は、図面上で右45°に傾けた状態
で設置されている。また、分光手段22は、図面上で左
45°に傾けた状態で設置されている。
段10から発振したレーザー光40を複数の光路に分光
するものであり、例えば、一部のレーザー光40を透過
し残りのレーザー光40を反射する半透過反射鏡よりな
る。この分光手段21,22は、発光手段10から試料
6に向かって発振したレーザー光40の光路に、斜めに
傾斜させた状態で発光手段10側より順に配置する。例
えば、分光手段21は、図面上で右45°に傾けた状態
で設置されている。また、分光手段22は、図面上で左
45°に傾けた状態で設置されている。
【0013】そして、分光手段21には、入射したレー
ザー光40の約67%を透過しその残りの33%を反射
する半透過反射鏡を用いる。また、分光手段22には、
入射したレーザー光の50%を透過し、その残りの50
%を反射する半透過反射鏡を用いる。上記分光手段2
1,22は、配置枚数を2枚に限るものではなく、1枚
もしくは複数枚の使用が可能である。この場合、各分光
手段によって分光されるレーザー光が、それぞれ同量に
なるように各分光手段毎にレーザー光透過率を設定す
る。
ザー光40の約67%を透過しその残りの33%を反射
する半透過反射鏡を用いる。また、分光手段22には、
入射したレーザー光の50%を透過し、その残りの50
%を反射する半透過反射鏡を用いる。上記分光手段2
1,22は、配置枚数を2枚に限るものではなく、1枚
もしくは複数枚の使用が可能である。この場合、各分光
手段によって分光されるレーザー光が、それぞれ同量に
なるように各分光手段毎にレーザー光透過率を設定す
る。
【0014】次いで、照射手段31,32は、分光手段
21,22で複数の光路に分光したレーザー光40を、
それぞれ異なる方向から試料6の表面61の同一箇所に
照射するものであり、例えば反射鏡で形成する。このた
め、照射手段31は、分光手段21で反射したレーザー
光42の光路に配置され、試料6の表面61において上
記分光手段22を透過したレーザー光43の照射位置と
同じ位置に向けてレーザー光42を反射するように設置
されている。照射手段32は、分光手段22で反射した
レーザー光44の光路に配置され、試料6の表面61に
おいてレーザー光42と同じ位置に向けてレーザー光4
4を反射するように設置されている。この照射手段3
1,32は、配置枚数を2枚に限るものではなく、上記
分光手段21,22の配置枚数に合わせた枚数が配置さ
れる。
21,22で複数の光路に分光したレーザー光40を、
それぞれ異なる方向から試料6の表面61の同一箇所に
照射するものであり、例えば反射鏡で形成する。このた
め、照射手段31は、分光手段21で反射したレーザー
光42の光路に配置され、試料6の表面61において上
記分光手段22を透過したレーザー光43の照射位置と
同じ位置に向けてレーザー光42を反射するように設置
されている。照射手段32は、分光手段22で反射した
レーザー光44の光路に配置され、試料6の表面61に
おいてレーザー光42と同じ位置に向けてレーザー光4
4を反射するように設置されている。この照射手段3
1,32は、配置枚数を2枚に限るものではなく、上記
分光手段21,22の配置枚数に合わせた枚数が配置さ
れる。
【0015】上記のように構成されたレーザー光照射装
置1は、以下のように作動する。先ず、試料6を例えば
ステージ(図示せず)に載置し、発光手段10からレー
ザー光40を試料6の表面に向かって発振する。発光手
段10から発振したレーザー光40は、先ず分光手段2
1に入射する。そして分光手段21に入射したレーザー
光40の約67%は分光手段21を透過し、その残りの
33%は分光手段21で反射される。分光手段21で反
射したレーザー光42は、照射手段31に入射して反射
し、試料6の表面61に照射される。
置1は、以下のように作動する。先ず、試料6を例えば
ステージ(図示せず)に載置し、発光手段10からレー
ザー光40を試料6の表面に向かって発振する。発光手
段10から発振したレーザー光40は、先ず分光手段2
1に入射する。そして分光手段21に入射したレーザー
光40の約67%は分光手段21を透過し、その残りの
33%は分光手段21で反射される。分光手段21で反
射したレーザー光42は、照射手段31に入射して反射
し、試料6の表面61に照射される。
【0016】また分光手段21を透過したレーザー光4
1は、分光手段22に入射する。そして分光手段22に
入射したレーザー光41の50%は分光手段22を透過
し、その残りの50%は分光手段22で反射される。分
光手段22で反射したレーザー光44は、照射手段32
に入射して反射し、試料6の表面61において上記レー
ザー光42と同一箇所に照射される。また、分光手段2
2を透過したレーザー光43は、試料6の表面61にお
いて上記レーザー光42,44と同一箇所に照射され
る。
1は、分光手段22に入射する。そして分光手段22に
入射したレーザー光41の50%は分光手段22を透過
し、その残りの50%は分光手段22で反射される。分
光手段22で反射したレーザー光44は、照射手段32
に入射して反射し、試料6の表面61において上記レー
ザー光42と同一箇所に照射される。また、分光手段2
2を透過したレーザー光43は、試料6の表面61にお
いて上記レーザー光42,44と同一箇所に照射され
る。
【0017】上記のようにしてレーザー光40をレーザ
ー光42,43,44に分光して試料6の表面61に照
射した場合、試料6の表面61に対してそれぞれ異なる
3方向から、それぞれ同量のレーザー光42,43,4
4が入射する。そして、レーザー光42,43,44が
照射された部分の試料6の表面61が加熱される。尚、
レーザー光40は、分光手段21,22の配置枚数によ
っては、さらに多くの光路に分光され、さらに多方向か
ら試料6の表面61に照射される。
ー光42,43,44に分光して試料6の表面61に照
射した場合、試料6の表面61に対してそれぞれ異なる
3方向から、それぞれ同量のレーザー光42,43,4
4が入射する。そして、レーザー光42,43,44が
照射された部分の試料6の表面61が加熱される。尚、
レーザー光40は、分光手段21,22の配置枚数によ
っては、さらに多くの光路に分光され、さらに多方向か
ら試料6の表面61に照射される。
【0018】次に、本発明のレーザー光照射装置の第2
の実施例を、図2の構成図に基づいて説明する。図2に
示すように、レーザー光照射装置2は、発光手段10
と、反射鏡よりなる二枚の分光手段23,24と、反射
鏡よりなる二枚の照射手段33,34とで構成されてい
る。
の実施例を、図2の構成図に基づいて説明する。図2に
示すように、レーザー光照射装置2は、発光手段10
と、反射鏡よりなる二枚の分光手段23,24と、反射
鏡よりなる二枚の照射手段33,34とで構成されてい
る。
【0019】上記分光手段23,24は発光手段10か
ら試料6に向かって発振したレーザー光40の光路をぞ
れぞれ 1/3ずつ遮る位置に配置され、その反射面を斜め
上に向けて設置する。例えば、分光手段23は、図面上
で右45°に傾けた状態で設置され、分光手段24は、
図面上で左45°に傾けた状態で設置される。
ら試料6に向かって発振したレーザー光40の光路をぞ
れぞれ 1/3ずつ遮る位置に配置され、その反射面を斜め
上に向けて設置する。例えば、分光手段23は、図面上
で右45°に傾けた状態で設置され、分光手段24は、
図面上で左45°に傾けた状態で設置される。
【0020】また、照射手段33,34は、上記第1の
実施例と同様に、分光手段23,24で反射したレーザ
ー光46,47の光路に配置される。そして、これらの
照射手段33,34は、発光手段10から直進して試料
6の表面61照射されたレーザー光45の照射位置と同
じ位置に向けて、レーザー光46,47を反射するよう
に設置されている。
実施例と同様に、分光手段23,24で反射したレーザ
ー光46,47の光路に配置される。そして、これらの
照射手段33,34は、発光手段10から直進して試料
6の表面61照射されたレーザー光45の照射位置と同
じ位置に向けて、レーザー光46,47を反射するよう
に設置されている。
【0021】上記のように構成されたレーザー光照射装
置2では、上記第1の実施例と同様に、試料6の表面6
1に対してそれぞれ異なる3方向から、同量のレーザー
光45,46,47が照射される。そして、レーザー光
45,46,47が照射された部分の試料6の表面61
が加熱される。尚、レーザー光40は、分光手段23,
24の配置枚数によっては、さらに多くの光路に分光さ
れ、さらに多方向から試料6の表面61に照射される。
置2では、上記第1の実施例と同様に、試料6の表面6
1に対してそれぞれ異なる3方向から、同量のレーザー
光45,46,47が照射される。そして、レーザー光
45,46,47が照射された部分の試料6の表面61
が加熱される。尚、レーザー光40は、分光手段23,
24の配置枚数によっては、さらに多くの光路に分光さ
れ、さらに多方向から試料6の表面61に照射される。
【0022】次に、本発明のレーザー光照射装置の第3
の実施例を、図3の構成図に基づいて説明する。図3に
示すように、レーザー光照射装置3は、発光手段10
と、光ファイバー51,52を接続した分光手段25
と、照射手段35,36とで構成されている。
の実施例を、図3の構成図に基づいて説明する。図3に
示すように、レーザー光照射装置3は、発光手段10
と、光ファイバー51,52を接続した分光手段25
と、照射手段35,36とで構成されている。
【0023】上記分光手段25は、発光手段10から発
振したレーザー光40の光路に配置され、レーザー光4
0を例えば2つの光路に分光するものである。そして、
光ファイバー51、52は、分光手段25に接続され分
光手段25で分光したレーザー光を透過させてその光路
を自在に屈折させるものである。また、照射手段35,
36は、光ファイバー51,52にそれぞれ接続され、
光ファイバー51,52を透過したレーザー光48,4
9を試料6の表面61に照射するものである。
振したレーザー光40の光路に配置され、レーザー光4
0を例えば2つの光路に分光するものである。そして、
光ファイバー51、52は、分光手段25に接続され分
光手段25で分光したレーザー光を透過させてその光路
を自在に屈折させるものである。また、照射手段35,
36は、光ファイバー51,52にそれぞれ接続され、
光ファイバー51,52を透過したレーザー光48,4
9を試料6の表面61に照射するものである。
【0024】上記のように構成されたレーザー光照射装
置3では、上記第1及び第2の実施例と同様に、試料6
の表面61に対してそれぞれ異なる2方向から、レーザ
ー光48,49が入射する。そして、上記第1及び第2
の実施例と同様に、レーザー光48,49が照射された
部分の試料6の表面61が加熱される。尚、レーザー光
40は、分光手段25での分光数及び光ファイバー5
1,52と照射手段35,36の設置数によっては、さ
らに多くの光路に分光され、さらに多方向から試料6の
表面61に照射される。
置3では、上記第1及び第2の実施例と同様に、試料6
の表面61に対してそれぞれ異なる2方向から、レーザ
ー光48,49が入射する。そして、上記第1及び第2
の実施例と同様に、レーザー光48,49が照射された
部分の試料6の表面61が加熱される。尚、レーザー光
40は、分光手段25での分光数及び光ファイバー5
1,52と照射手段35,36の設置数によっては、さ
らに多くの光路に分光され、さらに多方向から試料6の
表面61に照射される。
【0025】次に、上記のレーザー光照射装置による熱
処理方法を図面に基づいて説明する。ここでは、基板に
注入したイオンを電気的に活性化させ且つ基板の結晶性
を回復させて、当該基板に拡散層を形成するための熱処
理を例に取って説明する。
処理方法を図面に基づいて説明する。ここでは、基板に
注入したイオンを電気的に活性化させ且つ基板の結晶性
を回復させて、当該基板に拡散層を形成するための熱処
理を例に取って説明する。
【0026】先ず、図4に基づいて、素子分離のための
酸化膜が形成されたウエハに、拡散層を形成する場合の
熱処理を説明する。熱処理を行う試料400は、図に示
すように、基板401の上面に酸化膜402を成膜した
ものである。この酸化膜402は、素子を分離するため
に部分的に膜厚が厚くなっている。この酸化膜402の
膜厚が薄い部分には、拡散層403を形成するためのイ
オンが注入されている。
酸化膜が形成されたウエハに、拡散層を形成する場合の
熱処理を説明する。熱処理を行う試料400は、図に示
すように、基板401の上面に酸化膜402を成膜した
ものである。この酸化膜402は、素子を分離するため
に部分的に膜厚が厚くなっている。この酸化膜402の
膜厚が薄い部分には、拡散層403を形成するためのイ
オンが注入されている。
【0027】上記構成の試料400を、上記のレーザー
光照射装置を用いて熱処理を行う場合、レーザー光照射
装置からレーザー光を発振し、試料400の表面410
に複数の方向から、例えばレーザー光42,43,44
を照射する。試料400の表面410に照射されたレー
ザー光42,43,44は、それぞれ異なる光路で酸化
膜402を透過して基板401の表面に照射され、この
レーザー光42,43,44によって基板401の表面
が加熱される。これによって、基板401に注入された
イオンが電気的に活性化し、且つ基板401の結晶性が
回復し、基板401に拡散層403が形成される。
光照射装置を用いて熱処理を行う場合、レーザー光照射
装置からレーザー光を発振し、試料400の表面410
に複数の方向から、例えばレーザー光42,43,44
を照射する。試料400の表面410に照射されたレー
ザー光42,43,44は、それぞれ異なる光路で酸化
膜402を透過して基板401の表面に照射され、この
レーザー光42,43,44によって基板401の表面
が加熱される。これによって、基板401に注入された
イオンが電気的に活性化し、且つ基板401の結晶性が
回復し、基板401に拡散層403が形成される。
【0028】図7に示したように、レーザー光の反射率
は、試料の表面に成膜された酸化膜の膜厚によって変化
する。上記熱処理では、それぞれのレーザー光42,4
3,44毎に酸化膜402内を透過する光路長が異るの
で、それぞれのレーザー光42,43,44毎に試料4
00からの反射率が異なる。このため、基板401に吸
収されるレーザー光42,43,44のエネルギー量が
それぞれ個別の値になる。したがって、図に示した試料
400のように、酸化膜402の膜厚が部分的に異なる
試料においては、レーザー光42,43,44を照射し
た各位置に間で、基板401に吸収されるレーザー光の
エネルギー量が平均化される。これによって、レーザー
光42,43,44を照射した各位置での熱処理の効果
も平均化される。
は、試料の表面に成膜された酸化膜の膜厚によって変化
する。上記熱処理では、それぞれのレーザー光42,4
3,44毎に酸化膜402内を透過する光路長が異るの
で、それぞれのレーザー光42,43,44毎に試料4
00からの反射率が異なる。このため、基板401に吸
収されるレーザー光42,43,44のエネルギー量が
それぞれ個別の値になる。したがって、図に示した試料
400のように、酸化膜402の膜厚が部分的に異なる
試料においては、レーザー光42,43,44を照射し
た各位置に間で、基板401に吸収されるレーザー光の
エネルギー量が平均化される。これによって、レーザー
光42,43,44を照射した各位置での熱処理の効果
も平均化される。
【0029】次いで、図5に基づいて基板にトレンチキ
ャパシタを形成する場合の熱処理を説明する。熱処理を
行う試料500は、図に示すように、基板501にトレ
ンチ502が形成されており、このトレンチ502が形
成された基板501の上面に酸化膜503が成膜されて
いる。トレンチ502の周壁及び底面からは、基板50
1に導電拡散層504を形成するためのイオンが注入さ
れている。
ャパシタを形成する場合の熱処理を説明する。熱処理を
行う試料500は、図に示すように、基板501にトレ
ンチ502が形成されており、このトレンチ502が形
成された基板501の上面に酸化膜503が成膜されて
いる。トレンチ502の周壁及び底面からは、基板50
1に導電拡散層504を形成するためのイオンが注入さ
れている。
【0030】上記構成の試料500を、上記のレーザー
光照射装置を用いて熱処理を行う場合、レーザー光照射
装置からレーザー光を発振し、試料500のトレンチ5
02部分に向かって複数の方向からレーザー光42,4
3,44を照射する。これによって、基板501の表面
に対して斜めの光路のレーザー光42,44が、トレン
チ502の側壁部分に照射され、その一部は酸化膜50
3の表面で反射される。したがって、トレンチ502の
側面部分及び底面部分の熱処理が行われ、拡散層504
が形成される。
光照射装置を用いて熱処理を行う場合、レーザー光照射
装置からレーザー光を発振し、試料500のトレンチ5
02部分に向かって複数の方向からレーザー光42,4
3,44を照射する。これによって、基板501の表面
に対して斜めの光路のレーザー光42,44が、トレン
チ502の側壁部分に照射され、その一部は酸化膜50
3の表面で反射される。したがって、トレンチ502の
側面部分及び底面部分の熱処理が行われ、拡散層504
が形成される。
【0031】また、図6に基づいて、LDD(Lightly
Doped Drain)構造の低濃度拡散層を形成する場合の熱処
理を説明する。熱処理を行う試料600は、図に示すよ
うに、基板601の上面に酸化膜602が成膜され、こ
の酸化膜602の上面にゲート電極603が形成されて
いる。そして、ゲート電極603をマスクにした状態
で、基板601には拡散層604を形成するためのイオ
ンが注入されている。
Doped Drain)構造の低濃度拡散層を形成する場合の熱処
理を説明する。熱処理を行う試料600は、図に示すよ
うに、基板601の上面に酸化膜602が成膜され、こ
の酸化膜602の上面にゲート電極603が形成されて
いる。そして、ゲート電極603をマスクにした状態
で、基板601には拡散層604を形成するためのイオ
ンが注入されている。
【0032】上記構成の試料600の熱処理を、上記試
料400及び試料500と同様に上記のレーザー光照射
装置を用いて熱処理を行う場合、拡散層604の形成領
域に向かって異なる方向からレーザー光42,43,4
4を照射する。これによって、ゲート電極603の下部
の基板601にもレーザー光44が照射されて、ゲート
電極603の下部の基板601もレーザー光44の照射
によって加熱され、熱処理が行われる。そして、基板6
04に拡散層604が形成される。
料400及び試料500と同様に上記のレーザー光照射
装置を用いて熱処理を行う場合、拡散層604の形成領
域に向かって異なる方向からレーザー光42,43,4
4を照射する。これによって、ゲート電極603の下部
の基板601にもレーザー光44が照射されて、ゲート
電極603の下部の基板601もレーザー光44の照射
によって加熱され、熱処理が行われる。そして、基板6
04に拡散層604が形成される。
【0033】上記の熱処理方法に関する各実施例におい
ては、基板に拡散層を形成する場合の熱処理方法を例に
取って説明を行った。しかし、本発明の熱処理方法は、
上記に限るものではなく、例えば基板表面の酸化や窒化
等にも適応できる。基板表面の酸化を行う場合には、基
板を酸素雰囲気中に配置し、上記の熱処理方法にしたが
って基板の表面に複数の方向からレーザー光を照射す
る。これによって、上記と同様に表面に段差を有する基
板においても、その表面に均等に酸化膜が形成される。
また、基板表面の窒化を行う場合には、表面に酸化膜を
形成した基板を窒素雰囲気に配置し、上記の熱処理方法
にしたがって、当該基板の表面に複数の方向からレーザ
ー光を照射する。これによって、上記と同様に表面に段
差を有する基板においても、その表面に均等に窒化膜が
成膜される。
ては、基板に拡散層を形成する場合の熱処理方法を例に
取って説明を行った。しかし、本発明の熱処理方法は、
上記に限るものではなく、例えば基板表面の酸化や窒化
等にも適応できる。基板表面の酸化を行う場合には、基
板を酸素雰囲気中に配置し、上記の熱処理方法にしたが
って基板の表面に複数の方向からレーザー光を照射す
る。これによって、上記と同様に表面に段差を有する基
板においても、その表面に均等に酸化膜が形成される。
また、基板表面の窒化を行う場合には、表面に酸化膜を
形成した基板を窒素雰囲気に配置し、上記の熱処理方法
にしたがって、当該基板の表面に複数の方向からレーザ
ー光を照射する。これによって、上記と同様に表面に段
差を有する基板においても、その表面に均等に窒化膜が
成膜される。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のレーザー
光照射装置によれば、試料に異なる角度からレーザー光
が照射され、それぞれのレーザー光によって試料が加熱
される。したがって、表面に段差が形成された試料にお
いてもその表面に満遍なくレーザー光を照射して熱処理
を行うことができる。また、表面に酸化膜を成膜した試
料においては、酸化膜の膜厚によって変化するレーザー
光の反射率を平均化して均一な熱処理を行うことができ
る。また、本発明の熱処理方法によれば、試料の表面形
状に応じて異なる角度からレーザー光が照射されると共
に、試料表面に成膜された薄膜の膜厚によるレーザー光
の反射率が平均化される。したがって、試料の熱処理が
均一に行なわれ、半導体装置の製造工程においては、製
品の歩留りの向上が期待される。
光照射装置によれば、試料に異なる角度からレーザー光
が照射され、それぞれのレーザー光によって試料が加熱
される。したがって、表面に段差が形成された試料にお
いてもその表面に満遍なくレーザー光を照射して熱処理
を行うことができる。また、表面に酸化膜を成膜した試
料においては、酸化膜の膜厚によって変化するレーザー
光の反射率を平均化して均一な熱処理を行うことができ
る。また、本発明の熱処理方法によれば、試料の表面形
状に応じて異なる角度からレーザー光が照射されると共
に、試料表面に成膜された薄膜の膜厚によるレーザー光
の反射率が平均化される。したがって、試料の熱処理が
均一に行なわれ、半導体装置の製造工程においては、製
品の歩留りの向上が期待される。
【図1】第1の実施例のレーザー光照射装置の構成図で
ある。
ある。
【図2】第2の実施例のレーザー光照射装置の構成図で
ある。
ある。
【図3】第3の実施例のレーザー光照射装置の構成図で
ある。
ある。
【図4】熱処理の一例を説明する試料の断面図である。
【図5】熱処理の一例を説明する試料の断面図である。
【図6】熱処理の一例を説明する試料の断面図である。
【図7】酸化膜の膜厚に対するレーザー光の反射率を示
すグラフである。
すグラフである。
1,2,3 レーザー光照射装置 6,400,500,600 試料 10 発光手段 21,22,23,24,25 分光手段 31,32,33,34,35,36 照射手段 40,41,42,43,44,45,46,47,4
8,49 レーザー光 61,410,510,610 表面
8,49 レーザー光 61,410,510,610 表面
Claims (2)
- 【請求項1】 試料にレーザー光を照射して当該試料を
加熱するレーザー光照射装置であって、 レーザー光を発振する発光手段と、 前記発光手段で発生したレーザー光を複数の光路に分光
するもので、当該レーザー光の光路に配置した分光手段
と、 前記分光手段で分光したレーザー光を異なる方向から試
料の表面に照射するもので、それぞれに分光したレーザ
ー光の光路に配置した照射手段とを備えたことを特徴と
するレーザー光照射装置。 - 【請求項2】 前記請求項1記載のレーザー光照射装置
を用いて試料の表面にレーザー光を照射することによっ
て、当該試料を熱処理する方法であって、 前記レーザー光を複数の方向から試料の表面に照射する
ことを特徴とする熱処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14704393A JPH06333871A (ja) | 1993-05-25 | 1993-05-25 | レーザー光照射装置及びその装置による熱処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14704393A JPH06333871A (ja) | 1993-05-25 | 1993-05-25 | レーザー光照射装置及びその装置による熱処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06333871A true JPH06333871A (ja) | 1994-12-02 |
Family
ID=15421223
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14704393A Pending JPH06333871A (ja) | 1993-05-25 | 1993-05-25 | レーザー光照射装置及びその装置による熱処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06333871A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001244213A (ja) * | 1999-12-24 | 2001-09-07 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | レーザ照射装置並びに半導体装置の作製方法 |
-
1993
- 1993-05-25 JP JP14704393A patent/JPH06333871A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001244213A (ja) * | 1999-12-24 | 2001-09-07 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | レーザ照射装置並びに半導体装置の作製方法 |
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