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JPH06323371A - 複合遊星を有する遊星型減速機およびそのような遊星の構成方法 - Google Patents

複合遊星を有する遊星型減速機およびそのような遊星の構成方法

Info

Publication number
JPH06323371A
JPH06323371A JP6049792A JP4979294A JPH06323371A JP H06323371 A JPH06323371 A JP H06323371A JP 6049792 A JP6049792 A JP 6049792A JP 4979294 A JP4979294 A JP 4979294A JP H06323371 A JPH06323371 A JP H06323371A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
planet
teeth
parts
support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP6049792A
Other languages
English (en)
Inventor
Hadi A Akeel
エイ アキール ハディ
Stan H Mcclosky
エイチ マクロスキー スタン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fanuc Robotics North America Inc
Original Assignee
Fanuc Robotics North America Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fanuc Robotics North America Inc filed Critical Fanuc Robotics North America Inc
Publication of JPH06323371A publication Critical patent/JPH06323371A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/08General details of gearing of gearings with members having orbital motion
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J19/00Accessories fitted to manipulators, e.g. for monitoring, for viewing; Safety devices combined with or specially adapted for use in connection with manipulators
    • B25J19/0025Means for supplying energy to the end effector
    • B25J19/0029Means for supplying energy to the end effector arranged within the different robot elements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J9/00Programme-controlled manipulators
    • B25J9/10Programme-controlled manipulators characterised by positioning means for manipulator elements
    • B25J9/102Gears specially adapted therefor, e.g. reduction gears
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H1/00Toothed gearings for conveying rotary motion
    • F16H1/28Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H1/00Toothed gearings for conveying rotary motion
    • F16H1/28Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion
    • F16H1/2809Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion with means for equalising the distribution of load on the planet-wheels
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H1/00Toothed gearings for conveying rotary motion
    • F16H1/28Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion
    • F16H2001/2881Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion comprising two axially spaced central gears, i.e. ring or sun gear, engaged by at least one common orbital gear wherein one of the central gears is forming the output
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Robotics (AREA)
  • Retarders (AREA)
  • Manipulator (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロボット用の電線およびサービス線を貫通さ
せる大きな中心穴を備えた遊星型減速機を提供するこ
と、および歯車遊星を製造する方法を提供すること。 【構成】 減速機は自動または外部駆動のいずれの回転
継手にも使用することができる。好適実施例では、減速
機は円筒形支持体およびそのそれぞれのシャフトに回転
可能に取付けられている複数の複合歯車遊星を備えてお
り、それらの幾つかは支持体に偏心して取付けられてい
る。各歯車には二つの部分または部品があり、それらは
互いに対して角度的にずれており、回転継手の隣接する
固定出力歯車とかみ合うようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は遊星型減速機に関し、特
に、複合遊星を備えている遊星型減速機に関する。
【0002】
【従来技術】
(関連出願との相互参照)本出願は、本出願と同じ出願
日および譲受人を有するMotorized Rotary JointAnd Me
thod of Constructing A Modular Robot Utilizing Sam
e(電動回転継手およびそれを使用したモジューラーロ
ボットの構成方法)と題する出願に関係している。サイ
クロイド型減速機およびハーモニックドライブ減速機の
ような減速機はロボット継手に広範囲に使用されてきて
いる。このような減速機を組込んでいるモジュールで
は、継手軸受が減速機と共に組込まれていることがあ
る。しかし、このような減速機はロボット構造の特定の
必要性を完全には満たしていない。たとえば、ロボット
継手はケーブルおよびサービス線を基体からロボットア
ームの直列接続継手まで且つ最終的にその終端作動装置
まで継手を貫いて通すように中空であることが望まし
い。また、ロボット継手、減速機、および恐らくは減速
機を駆動するモータがそれ自身の独立の軸受を所有して
いるという継手での軸受の重複を避けることも望まし
い。
【0003】ロボットは周辺機器との干渉から生ずる偶
発的過負荷を受けることもある。このような干渉は、ロ
ボット継手および減速機が本来的に高負荷支持能力を備
えていなければ、ロボットを損傷して動作不能にする恐
れがある。更に、緊密なサーボ制御のもとでのロボット
動作にはロボット継手のバックラッシュは可及的に少な
く且つ剛性は高いことが必要である。ロボット構造は、
製造、組立て、および保守を簡単にしてロボットのコス
トを下げる構成要素を取入れることからも利益を得るこ
とができる。
【0004】市販の減速機の中にはこれら長所の幾つか
を示すものがある。たとえば、RV減速機として知られて
いる回転ベクトル減速機、およびハーモニックドライブ
をロボット継手に組込んで共通軸受を共有させることが
できる。RV減速機はまた、バックラッシュが小さく、高
過負荷支持能力を備え、且つ小さな中心穴を設けること
ができる。しかし、RV減速機は重量が重く、値がさであ
り、価値を認め得る程充分大きい中空中心穴を設けるこ
とができない。ハーモニックドライブはバックラッシュ
が過大で、過負荷能力が低く、中空中心を備えていな
い。二つのドライブともモータ設置選択肢は非常に限ら
れている。歯車列を利用する特別製作の減速機を構成し
て所要特性を発揮させることができるが、それには不必
要に費用が高く、またはコンプライアンスが過大であ
る。
【0005】それぞれInoue 等、およびChilton に与え
られた米国特許第4,601,216号および第2,15
0,540 号は中心減速歯車を開示している。
【0006】それぞれOgawa およびBraun に与えられた
米国特許第3,705,522号および第3,596,53
8 号は変速機構を開示している。
【0007】イタリア特許文書第367144号および
PCT 特許文書第8500859号も各種形式の変速機構
を開示している。
【0008】それぞれChikamori 等、Taig、Matsumoto
等、およびFerrary に与えられた米国特許第4,918,
344号、第4,850,457号、第4,690,010
号、および第3,239,699号は電動機と減速機とを
組合せた機構を開示している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】一般に、バックラッシ
ュが小さく、減速比を随意に選択でき、過負荷能力が高
く、大きい中空中心を備えているロボットの回転継手に
組込むようになっている減速機を設けることが望まれ
る。このような回転継手は比較的低コストで生産され、
構成要素が少なくて信頼性が高く、且つコンパクトなパ
ッケージを提供するはずである。
【0010】本発明の目的は、複合歯車遊星を備え、バ
ックラッシュが小さく、高い過負荷容量および比較的大
きい中心貫通穴を設ける能力を有する遊星型減速機を提
供することである。
【0011】本発明の他の目的は、このような歯車遊星
をコスト効率良く製造する方法を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の上述の目的およ
び他の目的を遂行するにあたり、ロボットの回転継手に
組込まれるようになっている遊星型減速機が提供され
る。この減速機は、原動機に結合されるようになってお
り且つ回転中心軸に沿って完全に貫通している中心穴を
備えている円筒形支持体を備えている。支持体には外側
寸法および内側寸法がある。減速機は支持体の円周の周
りに支持体に回転可能に取付けられた複数の複合歯車遊
星を備えている。各歯車遊星は、回転継手の反作用歯車
および出力歯車にそれぞれ結合するようになっている歯
を有する軸方向に隣接する第1および第2の部分を備え
ている。出力歯車は反作用歯車に対して回転可能であ
る。支持体は回転中心軸に平行にサービス線を貫通させ
る中心中空コアを備えている。支持体の内側寸法はハウ
ジングの外側寸法に関して比較的大きく、比較的多数の
サービス線を貫通できるようにしている。
【0013】本発明は内歯または外歯の遊星歯車方式で
実施することができる。
【0014】更に本発明の上述の目的および他の目的を
遂行するにあたり、出力歯車および反作用歯車を有する
遊星歯車減速機用複合歯車遊星を構成する方法が提供さ
れる。歯車遊星の各々は歯を有する二つの部分から構成
されている。一方の部分の歯は他方の部分の歯に対して
共通中心軸の周りに角度的に位相がずれている。方法は
二つの部分を両部分が互いに突き合わせられるように共
通軸上に取付ける段階、二つの部分を互いに対して、二
つの部分の歯の間に所定の角度的位相ずれがある状態で
方向を決める段階、および二つの部分が共に回転するよ
うに二つの部分を接合する段階から成る。
【0015】更になお、本発明の上述の目的および他の
目的を遂行するにあたり、出力歯車および反作用歯車を
有する遊星型歯車減速機のための複数の同一の遊星群を
構成する方法が提供される。各群は歯を有する二つの歯
車部分を備え、一方の部分の歯は他方の部分の歯に対し
て共通中心軸の周りに角度的に位相がずれている。方法
は各歯車遊星の二つの歯車部分に、その共通中心軸の周
りに角度的に等間隔に設けられたある数の案内路を、各
歯車遊星の案内路の数が遊星群の一つの歯車遊星の数の
倍数であり、各歯車部分の歯の数は遊星群の一つの歯車
遊星の数の倍数ではないように、設ける段階を含む。方
法はまた各歯車遊星の二つの歯車部分を、各部分の案内
路が一直線を成し、二つの歯車部分の歯が互いに対して
角度的に位相がすれているように、整列させる段階を含
む。最後に、方法は少なくとも一つの剪断要素を各歯車
要素の一直線になった案内路に挿入し、この場合、各歯
車遊星の少なくとも一つの剪断要素が両歯車部分と係合
して歯車部分が共に回転するようにする段階を含んでい
る。
【0016】上述の欠点に留意して、本発明は、 ・効率的なロボットアームの必要性を満たし、 ・継手の駆動用モータに直接結合するようになってお
り、 ・その外側寸法に関してその中心コアに大きい中空部を
本来的に設けることができ、 ・その負荷支持容量に関して本来的にコンパクトで重量
が軽く、 ・バックラッシュを調節し得る能力を有しており、 ・最少限の修正で複数の減速比を発生することができ、 ・高負荷に本来的に耐えることができ、 ・本来的に製造コストが低い、 減速機を提供する。
【0017】本発明の上述の目的および他の目的、特徴
および長所を更に実施するにあたり、本発明は好適に下
記支援特徴を備えている。
【0018】1.旋回型の遊星歯車装置。したがって、
簡潔さ、円筒性、軽量、およびそれに結合されるように
なっている二つの隣接する内歯歯車または外歯歯車の間
の高減速比が得られる。
【0019】2.複数の歯車遊星。したがって、多数の
歯車を内歯歯車の空洞内に、または二つの太陽歯車の円
周の周りに取付ることができ、負荷全体を減速機に分担
するので、高負荷能力が得られる。
【0020】3.コンパクトな遊星支持体。したがって
減速機の外側寸法に関して大きい内部中空コアが可能で
ある。
【0021】4.モータシャフトから可変比で支持体を
駆動する第1段減速構成。したがって減速比が最少限の
修正で同じ外囲器内に複数の比を有することができ、ま
たモータにとって、平歯車の場合継手軸に平行な、また
は傘歯車の場合継手軸に直交するような、可変取付け位
置が可能になる。
【0022】5.減速機、モータ、および負荷の間に直
接結合する取付け設備。これにより、減速機、モータ、
および負荷の各構造間で部品の重複を避けることにより
コンパクト、軽量、且つ低価格のロボット継手が可能に
なる。
【0023】6.回転ロボット継手の内側の最少限の空
間に内部装着するに最も適する円筒形態に減速機を組立
てている。したがって簡潔さおよび効率の良い空間利用
が得られる。
【0024】7.低コストで大量生産し得る伝統的な歯
車構成要素を使用している。したがってその性能特徴に
対して本来的に低コストの減速機が得られる。
【0025】8.所定数の歯車遊星を偏心シャフトに取
付けている。したがってバックラッシュを除去するため
の中心調節が行われる。
【0026】9.歯車遊星を、各々が他に対して角度的
にずれて二つの内歯歯車、または太陽歯車の歯の間の漸
進的ずれに適応するよう、二つの部品または部分から構
成しているので、より多くの遊星を使用して負荷を分担
させ、減速機の負荷能力を更に高くすることができる。
【0027】10.歯車をスプラインシャフトに取付け
たはすば歯車として構成しているので、遊星部品の相対
的軸方向偏位がバックラッシュを補償する。
【0028】11.大きな中空コアを取囲んだ、また歯
車の構成に対して外部の軸受構成。したがって大きな軸
受直径、およびロボット継手にかかる大きな負荷を支持
する大きな負荷支持能力を本来的に備えている。
【0029】本発明の上述の目的および他の目的、特
徴、および長所は添付した図面と関連して行う本発明を
実施する好適態様の下記詳細説明から容易に明らかであ
る。
【0030】
【実施例】次に図面を参照すると、図1に本発明に従っ
て構成された、全般的に22で示してある、減速機の第
1の実施例が図解されている。減速機22は全般的で2
0で示してある回転継手に使用するようになっており、
これを発照して以下に説明することにする。
【0031】減速機22は中空中心24を備えており、
それぞれ全般的に28および30で示した第1および第
2の二つの構造的ハウジング部品により形成されるハウ
ジング内部に軸受26により支持されている。
【0032】第1のハウジング部品28は軸受26によ
り第2のハウジング部品30に回転可能に取付けられ、
リテーナ34により互いに対して所定位置に保持され、
複数のボルトにより固定されている。ボルトの一つだけ
を36で図示してある。第1のハウジング部品28は中
心線76を有するファスナにより反作用歯車38に結合
されている。歯車38は中心線78を有するファスナに
より第2のハウジング部品30に結合されている出力歯
車40に隣接している。
【0033】減速機22は全般的に42で示した複数の
複合歯車遊星を備えている。各歯車遊星42には二つの
部分44および46があり、それぞれ歯車38および4
0の歯とかみ合っている。一つの歯車遊星42だけを図
示してある。
【0034】歯車遊星42は全般的に48で示してある
支持体アセンブリにより支持されている。支持体アセン
ブリ48は、断面がU形であるスプール形支持体50、
心棒52、および軸受54を備えている。心棒52は支
持体の側方フランジと各歯車遊星42をその心棒52に
回転可能に支持する軸受54との間に延びている。支持
体アセンブリ48は、代って、軸受56により第2のハ
ウジング部品30に回転可能に支持されている。
【0035】歯車58のような支持体駆動要素は、図1
に示すように、支持体50に駆動結合しており、モータ
78のモータピニオン64のような他の駆動要素ともか
み合っている。取付け板66(仮想線で部分的に示して
ある)が中心線(一つを68で示す)を有する複数のね
じ付きボルト第1のハウジング部品28に取付けられて
いる。取付け板66は典型的な回転ロボット継手の二つ
の相対移動可能な構造要素の一つである。
【0036】第2のハウジング部分30は中心線(一つ
を72で示す)でファスナ(図示せず)により第2の継
手要素70にも結合されている。第2の継手要素70は
ロボット継手20の第1の要素または板66に対して移
動し得るロボット継手20の第2の構造要素を表す。ロ
ボット継手20はまた、第1および第2の歯車部品28
および30に組込まれまたは取付けられている部品の間
に好適に取付けられたシール32を備えており、内部歯
車装置の動作に必要な潤滑剤の洩れを防止している。
【0037】図1は歯車遊星42の外部に設置された軸
受26を示している。図1の回転継手20は、負荷支持
容量および軸受26の剛性を遊星減速機22のトルク出
力に関して最大にしようとするとき好適な実施例であ
る。
【0038】図2は本発明の回転継手20' の他の実施
例に示すもので、これでは軸受26が歯車遊星42' の
内部の軸受26' で置き換えられている。図1の構成要
素と同じまたは同様の構成要素には' を有する同じ参照
数字を付けてある。
【0039】図2の実施例は図1の実施例と同じ外側寸
法の中で更に大きい内歯歯車および更に多くの歯車遊星
42' を使用することを可能とし、したがって回転継手
20' にはるかに高いトルク出力容量を可能とする。他
方、軸受26' は直径が一層小さくなっており、図1の
実施例と同等の負荷支持容量および剛性を発揮するのに
数が2個になっている。第2の実施例も減速機22' の
コアに大きい中空中心24' を設けている。歯車58'
および64'は駆動モータの方向を違えたければ傘歯車
で置き換えることができる。
【0040】図3および図4は典型的なロボットアーム
構造に対する回転継手20の基本的要素の二つの取付け
変種を示す。図3はモータ78をロボットアーム66の
外側に取付けた状態のロボット部品70と66との間の
回転ロボット継手20を示す。モータ78およびロボッ
トの他のモータ(図示せず)に給電するケーブル束79
は一方のアーム部品66の外部から他方のアーム部品7
0の内側へ回転継手20の中空中心24を通ってロボッ
ト継手20を通過するよう示してある。
【0041】図4は第1のアーム部品66' の内側に取
付けられたモータ78、および回転継手20の内側ばか
りでなく第1および第2のアーム部品、それぞれ66'
および70' にも完全に取囲まれたケーブル束79を示
している。
【0042】ここに記した形式の高減速比遊星減速機に
ついては、反作用歯車38の歯の数は、隣接する出力歯
車40の歯数からわずかだけ、通常1歯から5歯だけ、
異なることができる。同じモジュールの歯車を使用する
ときは歯車部分44および46を同一にすることができ
るが、歯車38および40では歯の形が異なる。逆に、
歯車38および40の歯の形が同様であれば、歯車部分
44または46の一方の形が異なる。しかし、歯車部分
44および46はそれらの歯が必ずしも互いに整列しな
いが、それぞれ相手の歯車38および40の歯と整列す
るように心棒52の上に組立てられなければならない。
【0043】Z1 、Z2 、Z3 、およびZ4 がそれぞれ
歯車38および40および部分44および46の歯車の
数に等しいと仮定すれば、遊星減速機20の総合減速
比、R、は支持体50の回転速度と出力歯車40の回転
速度との間の比である。ここで、R=1/(1−Z4
1 /Z2 3 )であり、Z3 =Z4 のときR=1/(1
−Z1/Z2)である。したがって、Z1/Z2 が1.0に
近づくとき、またはZ1がZ2 に近づくときには高い比
が達成される。
【0044】たとえば、Z2 =100およびZ1 =99
と仮定すれば、R=100であり、歯車38および40
の歯を1カ所でだけ整列させることができ、したがっ
て、一つの単一歯車遊星、すなわち、二つの歯車38お
よび40にまたがる直線歯を有する遊星、だけを使用す
ることができる。
【0045】Z1 =98とするとR=50であり、二つ
の単一歯車遊星を使用することができる。Z1 とZ2
の間の小さな差のため同等に小さな数の歯数遊星だけ
を、それらの歯が整列しているとき、歯車38および4
0の両方とかみ合わせることができる。減速機20に更
に大きいトルクおよび動力を伝達させるには、歯車38
および40の歯の整列により許容されるより多い遊星を
使用しなければならない。
【0046】歯が角度的にずれている二つの部品を有す
る複合遊星は太陽歯車の周りまたは内歯歯車の内側に取
付けることができるだけの数の遊星の使用を可能とす
る。共通の遊星は、それらが互いには広く離れ、減速機
20の長さが不快に増大することになる場合でない限
り、その歯車の各々に異なる歯を備えるように切削する
ことはないので、Z2 およびZ4 が等しくないときにも
複合遊星が必要となる。
【0047】たとえば、差Z2 −Z1 =sで、Z1 およ
びZ2 が、好適に、sの倍数である場合には、歯車38
および40の歯はsカ所で整列する。その場合等間隔に
設置されたs個の歯車遊星を使用することができる。3
s個の等間隔に配置された遊星を使用すると、s個の同
様な遊星群が存在することになる。すなわち遊星の1/
3は単一歯車遊星であり、1/3は一つの部品がその隣
接部品からP/3だけ角度的に位相がずれている複合構
造を有しており、1/3は2P/3だけ角度的に位相が
ずれている。ただしpは、図9に示すように、二つの隣
接する遊星の歯の間の角ピッチである。
【0048】一般に、等間隔に設置されたN個の遊星が
存在し、且つNがsのn倍であれば、各々がip/nの
角度ずれを有するn=N/s個の異なる複合遊星を備え
たs個の同様の遊星群が存在する。ただし、i=1、
2、…、nである。N、Z1 、またはZ2 のいずれもs
の倍数でなければ、N個の遊星はすべて異なり、同じよ
うに組分けすることはできない。
【0049】[複合遊星の構成方法]2部品または2部
分から成る複合遊星は異なる歯数の二つの同心歯車とか
み合わなければならないから、2部品は互いに対して所
定の角度だけずれている2組の歯を備えていなければな
らない。遊星部品はまた確実に結合して完全なトルク容
量を一部品から他部品へ伝えなければならない。二つの
部品は互いに直接結合することができ、またはキー付シ
ャフトまたはスリーブのような確実なトルク伝達要素を
介して結合することができる。下記はこれら目的を実現
する構成方法である。
【0050】(構成方法#1)2個の遊星部品を共通の
心棒、または中空スリーブに取付け、ip/n の適切な位
相ずれが生ずるまで角度的に回転し、互いに対して永続
的に固定する。図5は1/2ピッチずれを示している。
固定は、接合、または電子ビームまたはレーザビームに
よる溶接、によるような、仕上がり遊星部品の完全さを
乱さない接合プロセスにより好適に行われる。図6は接
合複合遊星42を示し、図7は溶接複合遊星42を示し
ている。
【0051】接合に先立つ位置合せはどんな伝統的な方
法によってでも行うことができる。たとえば、歯車38
および40を、各歯車の少なくとも一つの歯を整列させ
た状態で、テンプレートとして使用することができ、二
つの未接合遊星部品を所合のかみ合せ位置に設置するこ
とができ、このようにして歯車38および40から直接
それらの位相関係が得られる。固定する前の二つの遊星
部品間に所要角位相ずれを設けるのに割出し分割を利用
することもできる。
【0052】(構成方法#2)二つの遊星部品または部
分にスプライン付き穴を設け、相手のスプラインシャフ
トまたは中空スリーブに滑動可能に取付ける。スプライ
ンシャフトの角ピッチはP/n(遊星の歯のピッチを一
つの群の歯車遊星の数で割ったもの)である。図8はn
=3で構成した複合歯車遊星42の一部を示す。
【0053】同様の部品と組合せると、二つの遊星部品
について、歯Bが整列するか歯Cが整列するかにより、
それぞれ、P/3または2P/3の歯ずれが得られる。
同じように名付けてある歯を整列させると、単一歯車遊
星と同等のものが作られる。この方法はnが小さい数で
ピッチPが大きいとき適している。その他の場合には、
スプラインピッチP/nは歯車遊星のトルクを伝えるに
は細か過ぎる。
【0054】(構成方法#3)これは、スプラインの歯
数がnの倍数であり且つ遊星の歯数がnの倍数でない他
は、方法#2と同じである。スプライン付き中空部を、
ピンおよびキーのような二つの遊星部品の間に剪断力を
伝える機械的インサートを受け入れるどんな形式の案内
路によっても置き換えることができる。
【0055】例。Z2 =99、Z1 =96で12個の遊
星を使用すれば、s=Z2 −Z1 =3、n=12/3=
4であり、したがって3個の遊星群が必要であり、各群
はそれぞれP/4、P/2、3P/4、P(すなわち、
単一歯車として整列している)の歯ずれを有する4個の
遊星を備えている。スプラインの歯の数は4、8、1
2、・・・などのようなn=4の倍数であるべきであ
る。逆に、遊星の歯の数はこれらの数のいずれでもある
べきではない。n=4およびZ3 =15の状態を図5お
よび図9に示してある。
【0056】したがって、図5および図9を参照して、
複合歯車遊星を、共通のスプライン歯、または一つの共
通キーを一方の部品の対応するキー溝に、たとえば、D
で、および第2の部品においてはP/4ずれに対するE
で、P/2ずれに対するFで、3P/4ずれに対するG
で、またはずれ0に対するDで、係合させることによ
り、所要角度ずれの状態で共通心棒上に組立てることが
できる。図5は一方の遊星部品のスロットを他の遊星部
品のスロットと整列させてP/2位相ずれを得る状態を
示している。
【0057】方法#3の場合、単一機械キーを心棒に使
用して遊星部品のスプライン穴の空洞部と組合せること
ができ、または、完全なスプラインシャフトを使用して
遊星により高トルクを伝達させることができる。
【0058】代りに、図10および図11に示したよう
に二つの遊星部品の対向面にある数の穴nに一つまたは
複数のピンを係合させると、同じ位相結果が得られる。
半径方向キー溝を対向面に切って一つまたは複数のキー
でキー止めすることもできる。
【0059】(バックラッシュ除去)バックラッシュ
は、シャフトの変位により歯車遊星が半径方向内側また
は外側に移動してそれらの歯を相手の入力および出力歯
車に一層近づける、歯車遊星を偏心シャフトに取付ける
ことによるような周知のどんな方法によっても除去する
ことができる。
【0060】好適実施例では、図12に200で全般的
に示してある減速機歯車装置はつる巻き角(ヘリックス
アングル)Xのはすば歯車構成を備えている。歯車遊
星部品202および204はスプライン付き心棒に取付
けられ、軸206に平行に軸方向移動できる。少なくと
も一つの遊星は二つの遊星部分または遊星部品202'
および204' を強制的に離す(または一緒にする)軸
方向ばね208を備えており、dのバックラッシュ余裕
を示してある。
【0061】相手歯車238および240と共に組立て
ると、遊星部品はばね208により相手歯車238およ
び240の反対面210および212押し付けられ、し
たがってバックラッシュが除去される。
【0062】(複合歯車間の負荷分担)複数の遊星を有
する遊星型減速機の最大負荷容量を実現するには、負荷
トルクがすべての遊星により均等に分担されなければな
らない。歯の大きさ、歯の間隔、軸受転動路の偏心度、
および中心距離のような多数のパラメータが達成し得る
精度の量に実際的な制限を加え、究極的に不均等な負荷
分布を生ずる。
【0063】先に述べた方法により各複合遊星に固定バ
ックラッシュ調節を組込めば、負荷を複合遊星間に一層
均等に分布させるのに役立つことができる。得られる負
荷分担の量は制限される。というのは軸受転動路の偏心
から生ずるもののような変動バックラッシュの影響が調
節されていないからである。
【0064】図13に一好適実施例を概略図示してある
が、これでは図1および図7に対応する要素には" を有
する同じ数字が付けてあり、ねじり変位を直線変位で表
してある。所定量の角コンプライアンスQが各歯車遊星
42" の二つの遊星部品44" および46" の間に組入
れられている。負荷Rを出力歯車40" に加えると、出
力歯車40" と反作用歯車38" との間に生ずる角撓み
Sにより、各複合遊星のバックラッシュdが除去される
ので、別の複合遊星が負荷を支持することができる。角
コンプライアンスの大きさは負荷分担の量および得られ
る駆動歯車列のねじれ剛性を考慮して最適化することが
できる。
【0065】遊星部品44および46の間に角コンプラ
イアンスを生ずる複合遊星を構成する方法を図7に示
す。遊星部品を心棒52に固定する溶接部は遊星部品4
4および46の外面にある。心棒52は負荷のもとで撓
むトーションバーとして働く。
【0066】遊星部品46が遊星部品44を固定した状
態でねじり負荷Tを受けると、遊星部品46の角撓みU
の量を、溶接部間の心棒の長さL、心棒の直径D、およ
び材料の弾性係数Gを下記ねじり撓みの関係に従って選
択することにより制御することができる。中実の丸い断
面の場合、 U=TxQ Q=L/(G×J) J=(π×D4 )/32 である。
【0067】本発明を実施する最良の態様を詳細に説明
してきたが、当業者は、特許請求の範囲により規定され
る本発明を実用化する種々の代りの設計および実施例を
認めるであろう。
【0068】
【発明の効果】本発明の減速機を組込んでいる回転継手
は、幾つかの重要なロボット設計要素を、動力、簡潔
さ、信頼性、およびコストに対して最適化し得る一つの
モジュールに組込んでいる。またこの回転継手によりロ
ボット設計者はロボットの信頼性、コスト、保守、およ
びサービス性を向上する高レベルのモジュラリティを得
ることができる。本発明は複雑なロボットを簡単廉価に
構成する融通のきく方法を提供するものであることも明
らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】外歯遊星歯車を有する、本発明に従って構成し
た回転継手の第1の実施例の半断面図であり、想像線で
表した負荷、および取付けられたモータを示してある。
【図2】図1と同様の見方で、内歯遊星歯車を有する本
発明の回転継手の第2の実施例を示した図である。
【図3】図1の回転継手の断面図であり、モータおよび
ケーブル束がロボットアームの外側に取付けられてい
る。
【図4】図1の回転継手の断面図であり、モータおよび
ケーブル束が全体的にロボットアーム内部に囲まれてい
る。
【図5】ピッチが1/2ずれている歯車遊星の端面図で
ある。
【図6】接合歯車遊星の側面立面図である。
【図7】溶接歯車遊星の側面立面図である。
【図8】細かいピッチのスプラインを有する歯車遊星の
半端面図である。
【図9】歯車遊星の、その歯および案内路の向きを示
す、端面図である。
【図10】ピンにより共に接続されている部分を有する
歯車遊星の側面断面図である。
【図11】図10の線4g−4gに沿って取った図であ
る。
【図12】バックラッシュ除去の方法を示す減速機歯車
装置の側面図の図式表現である。
【図13】歯車遊星の概略図であり、ねじり変位は直線
変位に置き換えて示されている。
【符号の説明】
20 回転継手 22 減速機 24 中空中心 26 軸受 28 第1ハウジング 30 第2ハウジング 38 反作用歯車 40 出力歯車 42 複合歯車遊星 48 支持体アセンブリ 52 心棒 64 モータピニオン 78 モータ d バックラッシュ Q コンプライアンス R 負荷 S 角撓み X はす歯のつる巻き角

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロボットの回転継手に組込まれるように
    なっている遊星型減速機において、該減速機が、 原動機に結合されるようになっており、回転の中心軸に
    沿って完全に貫通する中心穴を備えており、且つ外側寸
    法および内側寸法を備えている円筒形の支持体と、 支持体の円周の周りに支持体に回転可能に取付けられて
    いる複数の複合歯車遊星であって、各歯車遊星は回転継
    手の、それぞれ、反作用歯車および出力歯車に結合され
    るようになっている歯を備えた軸方向隣接部を備えてお
    り、反作用歯車および出力歯車は互いに対して回転可能
    であり、支持体は回転の中心軸に平行にそれを貫く、サ
    ービス線を通すための、中心中空コアを備えており、内
    側寸法は外側寸法に対して比較的大きくて比較的多数の
    サービス線を貫通させることができるようになっている
    複数の複合歯車遊星と、を備えて構成されている減速
    機。
  2. 【請求項2】 一方の部の歯の形態は他方の部の歯の形
    態とは異なる請求項1に記載の減速機。
  3. 【請求項3】 更に、支持体に駆動係合して支持体を駆
    動する支持体駆動要素を備えている請求項1に記載の減
    速機。
  4. 【請求項4】 支持体駆動要素は歯車である請求項3に
    記載の減速機。
  5. 【請求項5】 支持体は軸方向に延びる基底部分および
    半径方向に間を隔てて延びる側壁部分を備えており、歯
    車遊星は側壁部分の間で回転するよう支持体に取付けら
    れている請求項1に記載の減速機。
  6. 【請求項6】 出力歯車および反作用歯車を有する遊星
    歯車減速機の複合歯車遊星であって、歯車遊星の各々は
    歯を有する二つの部分から成り、一方の部分の歯は他方
    の部分の歯に対して共通中心軸の周りに角度的に位相が
    ずれている複合歯車遊星を構成する方法において、該方
    法が、 二つの部分を共通軸上に設置して二つの部分が互いに突
    き当たるようにする段階と、 二つの部分を互いに対して二つの部分の歯の間に所定の
    角度的位相ずれがある状態で方向を決める段階と、 二つの部分が共に回転するように二つの部分を接合する
    段階と、から成る方法。
  7. 【請求項7】 二つの部分を互いに接合する請求項6に
    記載の方法。
  8. 【請求項8】 二つの部分を共通心棒の反対端で共通心
    棒に取付け且つ接合して共通心棒が二つの部分の間に角
    コンプライアンスを生じ、それにより共通反作用歯車お
    よび共通出力歯車に係合する複合歯車遊星の間に負荷を
    分担させるようにする請求項6に記載の方法。
  9. 【請求項9】 接合する段階を結合コンパウンドを用い
    て行う請求項6または7に記載の方法。
  10. 【請求項10】 接合する段階は溶接する段階を含む請
    求項6、7、または8に記載の方法。
  11. 【請求項11】 溶接する段階を電子ビームを用いて行
    う請求項10に記載の方法。
  12. 【請求項12】 溶接する段階をレーザビームを用いて
    行う請求項10に記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記心棒は中空スリーブである請求項
    8に記載の方法。
  14. 【請求項14】 出力歯車および反作用歯車を有する遊
    星歯車減速機の複数の同一の遊星群であって、各群は複
    合歯車遊星を備え、各歯車遊星は歯を有する二つの歯車
    部分を有し、一方の部分の歯は他方の部分の歯に対して
    共通中心軸の周りに角度的に位相がずれている遊星群を
    構成する方法において、該方法が、 各歯車遊星の二つの歯車部分に、その共通中心軸の周り
    に角度的に等間隔に設けられたある数の案内路を、各歯
    車遊星の案内路の数が遊星群の一つの歯車遊星の数の倍
    数であり、各歯車部分の歯の数は遊星群の一つの歯車遊
    星の数の倍数ではないように設ける段階と、 各歯車遊星の二つの歯車部分を、各部分の案内路が一直
    線を成し、二つの歯車部分の歯が互いに対して角度的に
    位相がずれているように整列させる段階と、 少なくとも一つの剪断要素を各歯車要素の一直線になっ
    た案内路に挿入し、この場合各歯車遊星の少なくとも一
    つの剪断要素が両歯車部分と係合して歯車部分が共に回
    転するようにする段階と、から成る方法。
  15. 【請求項15】 案内路は共通中心軸に沿ってスプライ
    ン付き中空部を形成している請求項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】 少なくとも一つの剪断要素はスプライ
    ン付き中空部に嵌合するシャフトに取付けられた機械的
    キーである請求項15に記載の方法。
  17. 【請求項17】 少なくとも一つの剪断要素はスプライ
    ン付きシャフトである請求項15に記載の方法。
  18. 【請求項18】 案内路は二つの歯車部分の突合せ面内
    に軸方向に切られた角度的に等間隔の穴であり、少なく
    とも一つの剪断要素はシャーピンである請求項14に記
    載の方法。
  19. 【請求項19】 案内路は半径方向キー溝であり、少な
    くとも一つの剪断要素は機械的キーである請求項14に
    記載の方法。
  20. 【請求項20】 出力歯車および反作用歯車はある数の
    歯を備えており、出力歯車または反作用歯車のいずれか
    の歯の数は遊星群の数の倍数である請求項14乃至19
    のいずれかに記載の方法。
JP6049792A 1993-02-24 1994-02-23 複合遊星を有する遊星型減速機およびそのような遊星の構成方法 Withdrawn JPH06323371A (ja)

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