JPH06321277A - 愛玩動物用運搬ケースのハンドル装置 - Google Patents
愛玩動物用運搬ケースのハンドル装置Info
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- JPH06321277A JPH06321277A JP10694693A JP10694693A JPH06321277A JP H06321277 A JPH06321277 A JP H06321277A JP 10694693 A JP10694693 A JP 10694693A JP 10694693 A JP10694693 A JP 10694693A JP H06321277 A JPH06321277 A JP H06321277A
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- 241001465754 Metazoa Species 0.000 title claims abstract description 9
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 4
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 241000282326 Felis catus Species 0.000 description 1
- 210000003811 finger Anatomy 0.000 description 1
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- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
- 210000003813 thumb Anatomy 0.000 description 1
Landscapes
- Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 前後いずれの方向にでも容易に牽引又は押動
することができる愛玩動物用運搬ケースのハンドル装置
を提供すること 【構成】 ケース本体1の前後にヒンジを介して開閉自
在に一対の扉2をそれぞれ設け、ケース本体1の底面に
キャスタ67を取り付け、ケース本体1上部の前後に、
ハンドルアーム3の両端に設けられた取っ手部77をそ
れぞれ着脱自在で且つ回動自在に装着する。
することができる愛玩動物用運搬ケースのハンドル装置
を提供すること 【構成】 ケース本体1の前後にヒンジを介して開閉自
在に一対の扉2をそれぞれ設け、ケース本体1の底面に
キャスタ67を取り付け、ケース本体1上部の前後に、
ハンドルアーム3の両端に設けられた取っ手部77をそ
れぞれ着脱自在で且つ回動自在に装着する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、子犬や猫といった愛玩
動物を運ぶときに使用する運搬ケースのハンドル装置に
関する。
動物を運ぶときに使用する運搬ケースのハンドル装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の愛玩動物用運搬ケースのハンドル
装置としては、ケース本体の前後にヒンジを介して開閉
自在に一対の扉を設け、ケース本体の上部中央に運搬ケ
ースを持ち運ぶための把持部を一体的に設けたものがあ
る(例えば、実開平3−74243号公報参照)。
装置としては、ケース本体の前後にヒンジを介して開閉
自在に一対の扉を設け、ケース本体の上部中央に運搬ケ
ースを持ち運ぶための把持部を一体的に設けたものがあ
る(例えば、実開平3−74243号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のハンドル装置では、運搬ケースの把持部を片手でし
か持つことができず、運搬ケースで動物を長距離又は長
時間運ぶ場合には手が疲れ困難であった。このため、ケ
ース本体の底面にキャスタを取り付けたものがある。し
かし、把持部がケース本体の上部中央に設けられている
ため、把持部を持ってケース本体を牽引又は押動するに
はケース本体が邪魔となって取り扱いに不便である。そ
こで、ケース本体の前後一方に牽引ロープを取り付けた
ものがあるが、この場合には一方にしか牽引することが
できず、動物がケース本体内に牽引方向に対して反対方
向に入っている場合には、後ろ向きに引っ張られること
となり、快適な運搬を行うことが出来ないという問題が
ある。
来のハンドル装置では、運搬ケースの把持部を片手でし
か持つことができず、運搬ケースで動物を長距離又は長
時間運ぶ場合には手が疲れ困難であった。このため、ケ
ース本体の底面にキャスタを取り付けたものがある。し
かし、把持部がケース本体の上部中央に設けられている
ため、把持部を持ってケース本体を牽引又は押動するに
はケース本体が邪魔となって取り扱いに不便である。そ
こで、ケース本体の前後一方に牽引ロープを取り付けた
ものがあるが、この場合には一方にしか牽引することが
できず、動物がケース本体内に牽引方向に対して反対方
向に入っている場合には、後ろ向きに引っ張られること
となり、快適な運搬を行うことが出来ないという問題が
ある。
【0004】そこで、本発明は上記問題点に鑑み、前後
いずれの方向にでも容易に牽引又は押動することができ
る愛玩動物用運搬ケースのハンドル装置を提供すること
を目的とする。
いずれの方向にでも容易に牽引又は押動することができ
る愛玩動物用運搬ケースのハンドル装置を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では次の手段を講じた。即ち、本発明の特徴
とするところは、ケース本体の前後にヒンジを介して開
閉自在に一対の扉がそれぞれ設けられ、ケース本体の底
面にキャスタが取り付けられ、ケース本体上部の前後
に、ハンドルアームの両端に設けられた取っ手部がそれ
ぞれ着脱自在で且つ回動自在に装着されている点にあ
る。
め、本発明では次の手段を講じた。即ち、本発明の特徴
とするところは、ケース本体の前後にヒンジを介して開
閉自在に一対の扉がそれぞれ設けられ、ケース本体の底
面にキャスタが取り付けられ、ケース本体上部の前後
に、ハンドルアームの両端に設けられた取っ手部がそれ
ぞれ着脱自在で且つ回動自在に装着されている点にあ
る。
【0006】
【作用】本発明において、前後一方の取っ手部をケース
本体より離脱し、ハンドルアームを他方の取っ手部を中
心として回動し、ケース本体からハンドルアームを取り
出せば、取っ手部を持って運搬ケースを牽引または押動
することが可能となる。取っ手部がケース本体の前後に
それぞれ着脱自在で且つ回動自在に装着されているの
で、前後いずれの方向にでもハンドルアームを出すこと
ができる。
本体より離脱し、ハンドルアームを他方の取っ手部を中
心として回動し、ケース本体からハンドルアームを取り
出せば、取っ手部を持って運搬ケースを牽引または押動
することが可能となる。取っ手部がケース本体の前後に
それぞれ着脱自在で且つ回動自在に装着されているの
で、前後いずれの方向にでもハンドルアームを出すこと
ができる。
【0007】また、両取っ手部を取着した状態でハンド
ルを取り出せば、2人で運搬ケースを持ち運ぶことが可
能となる。
ルを取り出せば、2人で運搬ケースを持ち運ぶことが可
能となる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。運搬ケースは、図1〜図5に示すように、内部に愛
玩動物を収納可能なケース本体1と、ケース本体1の前
後に開閉自在に取り付けられる扉2と、ケース本体1上
部の前後に装着されるハンドルアーム3とを有してい
る。
る。運搬ケースは、図1〜図5に示すように、内部に愛
玩動物を収納可能なケース本体1と、ケース本体1の前
後に開閉自在に取り付けられる扉2と、ケース本体1上
部の前後に装着されるハンドルアーム3とを有してい
る。
【0009】前記ケース本体1は、合成樹脂により一体
形成された左右一対の同形の分割体4と、ケース本体1
の底部に収納されるトレイ5と、ケース本体1上部の前
後にそれぞれ取り付けられる取っ手装着部6とから主構
成されている。前記分割体4の前後には、分割体4を組
み合わせたときに、ケース本体1の出入口を形成する端
縁部7が形成され、分割体4の上部中央には把持部8が
形成されている。また、底部には前記トレイ5を収納す
る凹部9が形成され、凹部9の外側がバンパーとされて
いる。側面には通気口10が形成され、底面の前後には
キャスタ取り付け部11が2か所形成されている。
形成された左右一対の同形の分割体4と、ケース本体1
の底部に収納されるトレイ5と、ケース本体1上部の前
後にそれぞれ取り付けられる取っ手装着部6とから主構
成されている。前記分割体4の前後には、分割体4を組
み合わせたときに、ケース本体1の出入口を形成する端
縁部7が形成され、分割体4の上部中央には把持部8が
形成されている。また、底部には前記トレイ5を収納す
る凹部9が形成され、凹部9の外側がバンパーとされて
いる。側面には通気口10が形成され、底面の前後には
キャスタ取り付け部11が2か所形成されている。
【0010】前記端縁部7には、外方に突出するリブ1
3が設けられている。端縁部7の一方には出入口を閉塞
する扉2を支持するためのヒンジ部14が形成され、他
方には扉2をロックするための固定部15が形成されて
いる。固定部15のリブ13はケース本体1の幅方向内
方に突出しており、突出部の上下コーナー内側部分には
開口16がそれぞれ形成されている。開口16の内部に
は、図10に示すように、係合部17が形成されてお
り、上部開口16の係合部17は開口16の上部に、下
部開口16の係合部17は開口16の下部に設けられて
いる。係合部17は段付き状とされ、扉側の係合面がそ
れぞれ上下外方へ向かうに従って扉2側へ傾斜した斜面
とされている。また、開口の係合部17反対側の端縁部
7外面にはロックリブ18がそれぞれ設けられている。
3が設けられている。端縁部7の一方には出入口を閉塞
する扉2を支持するためのヒンジ部14が形成され、他
方には扉2をロックするための固定部15が形成されて
いる。固定部15のリブ13はケース本体1の幅方向内
方に突出しており、突出部の上下コーナー内側部分には
開口16がそれぞれ形成されている。開口16の内部に
は、図10に示すように、係合部17が形成されてお
り、上部開口16の係合部17は開口16の上部に、下
部開口16の係合部17は開口16の下部に設けられて
いる。係合部17は段付き状とされ、扉側の係合面がそ
れぞれ上下外方へ向かうに従って扉2側へ傾斜した斜面
とされている。また、開口の係合部17反対側の端縁部
7外面にはロックリブ18がそれぞれ設けられている。
【0011】前記トレイ5は、底板と底板の外周に立設
された側壁とから内側が窪んだ形状とされている。前記
取っ手装着部6は、図15〜図17に示すように、装着
ベース21と回動部材22とから構成されている。装着
ベース21は内側が窪んだ箱形とされ、底板と左右の側
板とからなる。底板には中央に開口部23が形成され、
一対の側板には横孔24と取付け孔が形成されている。
された側壁とから内側が窪んだ形状とされている。前記
取っ手装着部6は、図15〜図17に示すように、装着
ベース21と回動部材22とから構成されている。装着
ベース21は内側が窪んだ箱形とされ、底板と左右の側
板とからなる。底板には中央に開口部23が形成され、
一対の側板には横孔24と取付け孔が形成されている。
【0012】前記回動部材22は側面視において半径の
異なる2つの扇状部26、27が連結された形状とされ
ている。半径が大きな扇状部26の内面には半円状の凹
部28が形成され、外面の連結側にはツマミ29が形成
されている。半径が小さな扇状部27の外側には両側に
突条のガイド部30が形成されている。ガイド部の端部
が係止部31とされ、前記装着ベース21に係止して回
動部材22の回動が規制されるように構成されている。
また、回動部材22両側の下部には、横軸32がそれぞ
れ突設されている。この横軸32が前記装着ベース21
の横孔24に枢支連結されて回動部材22が横軸回りに
回動自在に取り付けられている。回動部材22の凹部2
8にはケース本体1を牽引または押動するためのハンド
ルアーム3が装着されている。
異なる2つの扇状部26、27が連結された形状とされ
ている。半径が大きな扇状部26の内面には半円状の凹
部28が形成され、外面の連結側にはツマミ29が形成
されている。半径が小さな扇状部27の外側には両側に
突条のガイド部30が形成されている。ガイド部の端部
が係止部31とされ、前記装着ベース21に係止して回
動部材22の回動が規制されるように構成されている。
また、回動部材22両側の下部には、横軸32がそれぞ
れ突設されている。この横軸32が前記装着ベース21
の横孔24に枢支連結されて回動部材22が横軸回りに
回動自在に取り付けられている。回動部材22の凹部2
8にはケース本体1を牽引または押動するためのハンド
ルアーム3が装着されている。
【0013】ケース本体1の組立は、図5に示すよう
に、分割体4の凹部9にトレイ5を挿入し、一対の分割
体4をネジで固定する。次に取っ手装着部6を分割体4
の前後にそれぞれネジで固定してケース本体1を組み立
てる。前記扉2は、透明の合成樹脂により前方に湾曲し
た略平板状に一体形成されている。そして、前記ケース
本体1のヒンジ部14に対応する一方の端部には上下方
向に支軸33が上下に2か所形成され、他方の自由端部
には、開閉機構取付け部34が形成されている。この開
閉機構取付け部34には、解除レバー41とロックレバ
ー56とが揺動自在に支持されている。
に、分割体4の凹部9にトレイ5を挿入し、一対の分割
体4をネジで固定する。次に取っ手装着部6を分割体4
の前後にそれぞれネジで固定してケース本体1を組み立
てる。前記扉2は、透明の合成樹脂により前方に湾曲し
た略平板状に一体形成されている。そして、前記ケース
本体1のヒンジ部14に対応する一方の端部には上下方
向に支軸33が上下に2か所形成され、他方の自由端部
には、開閉機構取付け部34が形成されている。この開
閉機構取付け部34には、解除レバー41とロックレバ
ー56とが揺動自在に支持されている。
【0014】前記開閉機構取付け部34には、図6〜図
10に示すように、凹部35が形成され、凹部35の自
由端側には上下および中央に開口部36、37が形成さ
れている。中央開口部37の幅方向中央部には上下に対
向して支承凹部38が形成されている。中央開口部37
と上下開口部36、36との間には、それぞれロック部
材取り付け部39が形成されている。ロック部材取り付
け部39には、扉2の閉鎖時にケース本体1の係合部1
7に係合するロック部材40がケース本体側に突出する
ように取り付けられている。また、前記扉の凹部35の
上下には解除レバー41のストッパ42がそれぞれ形成
されている。
10に示すように、凹部35が形成され、凹部35の自
由端側には上下および中央に開口部36、37が形成さ
れている。中央開口部37の幅方向中央部には上下に対
向して支承凹部38が形成されている。中央開口部37
と上下開口部36、36との間には、それぞれロック部
材取り付け部39が形成されている。ロック部材取り付
け部39には、扉2の閉鎖時にケース本体1の係合部1
7に係合するロック部材40がケース本体側に突出する
ように取り付けられている。また、前記扉の凹部35の
上下には解除レバー41のストッパ42がそれぞれ形成
されている。
【0015】前記ロック部材40は、図10に示すよう
に、略L字状とされ、一端に扉2へ取り付けた際の抜け
止め用フック44が形成され、他端に前記係合部17に
係合する係合フック45が形成されている。係合フック
45の係合面は前記係合部17の係合面に対応するよう
に斜面とされ、ロック部材40が容易に外れないように
されている。また、係合フック45の先端部には斜面4
6が形成され、扉2を閉鎖する時にロック部材40がケ
ース本体1の開口16に容易に挿入されるように構成さ
れている。係合フック45の基部には、係合フック45
と平行に平面視T字状のストッパ47が形成されてい
る。
に、略L字状とされ、一端に扉2へ取り付けた際の抜け
止め用フック44が形成され、他端に前記係合部17に
係合する係合フック45が形成されている。係合フック
45の係合面は前記係合部17の係合面に対応するよう
に斜面とされ、ロック部材40が容易に外れないように
されている。また、係合フック45の先端部には斜面4
6が形成され、扉2を閉鎖する時にロック部材40がケ
ース本体1の開口16に容易に挿入されるように構成さ
れている。係合フック45の基部には、係合フック45
と平行に平面視T字状のストッパ47が形成されてい
る。
【0016】前記解除レバー41は、図6に示すよう
に、正面視略コ字状とされている。解除レバー41の幅
方向一端には、前記支承凹部38に枢支される上下一対
の支軸部49が形成され、支軸部49の各内側には内方
に突出する凸部50が形成されている。また、解除レバ
ー41の支軸部49側の上下部には、解除アーム52が
突設されている。解除アーム52の先端部には、図9に
示すように、前記ロック部材40に係合する係合凸部5
3とロック部材40を押動する押動凸部54が形成され
ている。
に、正面視略コ字状とされている。解除レバー41の幅
方向一端には、前記支承凹部38に枢支される上下一対
の支軸部49が形成され、支軸部49の各内側には内方
に突出する凸部50が形成されている。また、解除レバ
ー41の支軸部49側の上下部には、解除アーム52が
突設されている。解除アーム52の先端部には、図9に
示すように、前記ロック部材40に係合する係合凸部5
3とロック部材40を押動する押動凸部54が形成され
ている。
【0017】前記ロックレバー56は平板状に形成され
ており、幅方向一端の上下には縦孔57を有する水平状
の突出片58が形成されている。突出片58の先端に
は、それぞれL字状のロックアーム59が突設され、ロ
ックアーム59の先端には上下に突出する突出部60が
形成されている。前記解除レバー41は上下の支軸部4
9をやや湾曲させて両端部にいたる長さを狭め、扉2の
支承凹部38に挿入することにより、扉2に回動自在に
枢支されている。また、ロックレバー56はやや湾曲さ
せて両端部にいたる長さを狭め、縦孔57に解除レバー
41の凸部50を挿入することにより、解除レバー41
即ち扉2に回動自在に枢支されている。これにより、ロ
ックレバー56のロックアーム59は、図8に示すよう
にロック部材40の離脱を阻止する阻止位置と、図9に
示すように離脱可能な離脱位置との各位置に移動自在と
される。また、ロックレバー56の自由端側の上下に
は、前記阻止位置において扉2に設けられた凸部61に
係合し、ロックレバー56の阻止状態を保持する係合凹
部(保持手段)62が設けられている。
ており、幅方向一端の上下には縦孔57を有する水平状
の突出片58が形成されている。突出片58の先端に
は、それぞれL字状のロックアーム59が突設され、ロ
ックアーム59の先端には上下に突出する突出部60が
形成されている。前記解除レバー41は上下の支軸部4
9をやや湾曲させて両端部にいたる長さを狭め、扉2の
支承凹部38に挿入することにより、扉2に回動自在に
枢支されている。また、ロックレバー56はやや湾曲さ
せて両端部にいたる長さを狭め、縦孔57に解除レバー
41の凸部50を挿入することにより、解除レバー41
即ち扉2に回動自在に枢支されている。これにより、ロ
ックレバー56のロックアーム59は、図8に示すよう
にロック部材40の離脱を阻止する阻止位置と、図9に
示すように離脱可能な離脱位置との各位置に移動自在と
される。また、ロックレバー56の自由端側の上下に
は、前記阻止位置において扉2に設けられた凸部61に
係合し、ロックレバー56の阻止状態を保持する係合凹
部(保持手段)62が設けられている。
【0018】前記扉2、解除レバー41、ロックレバー
56、ロックレバー56及び係合凹部62により扉用開
閉装置が構成されている。扉2を締める場合には、ロッ
クレバー56を離脱位置にして扉2をケース本体1側へ
押圧すると、ロック部材40が係合部17に係合してロ
ックされる。そして、ロックレバー56を阻止位置に回
動すると、扉2の凸部61に係合凹部62が係合すると
共に、ロックアーム59の突出部60がロック部材40
とロックリブ18との間に介装され、運搬時の振動や衝
撃等が生じた場合であってもロック部材40が外れない
ように2重にロックされる。
56、ロックレバー56及び係合凹部62により扉用開
閉装置が構成されている。扉2を締める場合には、ロッ
クレバー56を離脱位置にして扉2をケース本体1側へ
押圧すると、ロック部材40が係合部17に係合してロ
ックされる。そして、ロックレバー56を阻止位置に回
動すると、扉2の凸部61に係合凹部62が係合すると
共に、ロックアーム59の突出部60がロック部材40
とロックリブ18との間に介装され、運搬時の振動や衝
撃等が生じた場合であってもロック部材40が外れない
ように2重にロックされる。
【0019】扉2を開ける場合には、図9に示すよう
に、ロックレバー56を解除方向(矢印イ方向)へ回動
させて、解除レバー41を解除方向(矢印ロ方向)へ回
動させると、解除レバー41の押動凸部53がロック部
材40を押動して係合部17との係合が離脱され扉2が
開く。なお、解除レバー41の解除方向とロックレバー
56の解除方向とが互いに近づく方向とされているの
で、解除レバー41とロックレバー56とを親指または
他の指で互いに近づく方向へ回動させるように把持して
扉2を手前へ引くことにより、片手による一回の動作で
2重にロックされた扉2を開けることができる。
に、ロックレバー56を解除方向(矢印イ方向)へ回動
させて、解除レバー41を解除方向(矢印ロ方向)へ回
動させると、解除レバー41の押動凸部53がロック部
材40を押動して係合部17との係合が離脱され扉2が
開く。なお、解除レバー41の解除方向とロックレバー
56の解除方向とが互いに近づく方向とされているの
で、解除レバー41とロックレバー56とを親指または
他の指で互いに近づく方向へ回動させるように把持して
扉2を手前へ引くことにより、片手による一回の動作で
2重にロックされた扉2を開けることができる。
【0020】前記キャスタ取り付け部11は、図12に
示すように、分割体4底面から下方に突出する筒部63
を有し、筒部63の外周には平面視口字状に側壁64が
形成されている。左右の側壁65、65は前後の側壁6
6、66よりも高く形成され、側壁65、66と筒部6
3との間には補強リブが形成されている。左右の側壁6
5のうち外側の側壁65には横孔が形成され、この横孔
には支持部材68が取り付けられている。前記筒部63
には、キャスタ67が嵌入されている。
示すように、分割体4底面から下方に突出する筒部63
を有し、筒部63の外周には平面視口字状に側壁64が
形成されている。左右の側壁65、65は前後の側壁6
6、66よりも高く形成され、側壁65、66と筒部6
3との間には補強リブが形成されている。左右の側壁6
5のうち外側の側壁65には横孔が形成され、この横孔
には支持部材68が取り付けられている。前記筒部63
には、キャスタ67が嵌入されている。
【0021】前記支持部材68には裏面に横軸69が突
設され、横軸69の先端には抜け止め突起70が形成さ
れている。支持部材68の上部には外方に突出し且つ弾
性変形可能な係止突片71が設けられ、下部にはキャス
タ67より下方へ突出する脚部72が形成されている。
また、前記ケース本体1には、係止突片71が係止して
支持部材68の回動が規制される凹状の第1係止部73
と下方に湾曲状の第2係止部74が形成されている。
設され、横軸69の先端には抜け止め突起70が形成さ
れている。支持部材68の上部には外方に突出し且つ弾
性変形可能な係止突片71が設けられ、下部にはキャス
タ67より下方へ突出する脚部72が形成されている。
また、前記ケース本体1には、係止突片71が係止して
支持部材68の回動が規制される凹状の第1係止部73
と下方に湾曲状の第2係止部74が形成されている。
【0022】前記キャスタ67、側壁64及び支持部材
68により支持装置が構成されている。図14は、支持
装置の使用状態を示し、同図(a)に示すように、前記
支持部材68を回動させて、係止突片71を第1係止部
73に係止させると、脚部72がキャスタ67より下方
へ突出して支持部材68がケース本体1を支持する支持
位置となる。また、同図(b)に示すように、係止突片
71を第2係止部74に係止させると、支持部材68が
伏倒し前記キャスタ67の転動を許容する解除位置とな
る。このとき、支持部材68と床面との距離が小さくな
るように、支持部材68およびキャスタ67の大きさが
決められている。これにより、動物のシッポ等がキャス
タ67に挟まれるのが防止される。
68により支持装置が構成されている。図14は、支持
装置の使用状態を示し、同図(a)に示すように、前記
支持部材68を回動させて、係止突片71を第1係止部
73に係止させると、脚部72がキャスタ67より下方
へ突出して支持部材68がケース本体1を支持する支持
位置となる。また、同図(b)に示すように、係止突片
71を第2係止部74に係止させると、支持部材68が
伏倒し前記キャスタ67の転動を許容する解除位置とな
る。このとき、支持部材68と床面との距離が小さくな
るように、支持部材68およびキャスタ67の大きさが
決められている。これにより、動物のシッポ等がキャス
タ67に挟まれるのが防止される。
【0023】前記ハンドルアーム3の両端には、図1
5、図16 に示すように、平面視口字状の取っ手部7
7が形成されている。この取っ手部77外側の軸部78
が前記回動部材22の凹部28にそれぞれ着脱自在で且
つ回動自在に装着されている。取っ手部77の両側には
フランジ状の凸部79が突設され、この凸部79にコ字
状のハンドル80が枢支連結されている。ハンドルアー
ム3と取っ手部77の連結部にはハンドル収納部81が
形成され、ハンドル収納部81には突起状のハンドル係
止部82が設けられている。なお、ケース本体1の把持
部8上部には凹条の溝部83が形成されていてハンドル
アーム3が収納可能とされている。
5、図16 に示すように、平面視口字状の取っ手部7
7が形成されている。この取っ手部77外側の軸部78
が前記回動部材22の凹部28にそれぞれ着脱自在で且
つ回動自在に装着されている。取っ手部77の両側には
フランジ状の凸部79が突設され、この凸部79にコ字
状のハンドル80が枢支連結されている。ハンドルアー
ム3と取っ手部77の連結部にはハンドル収納部81が
形成され、ハンドル収納部81には突起状のハンドル係
止部82が設けられている。なお、ケース本体1の把持
部8上部には凹条の溝部83が形成されていてハンドル
アーム3が収納可能とされている。
【0024】運搬ケースを持ち運ぶ際、一人で運ぶには
把持部8を持って、また、二人で運ぶにはハンドル80
をハンドル収納部81から図15の2点鎖線で示すよう
に上方に引き出して運ぶことができる。また、運搬ケー
スを牽引する場合には、前後一方の回動部材22のツマ
ミ29を図15の矢印ハの方向へ押して係止部31の係
止を解除して回動部材22を回転し、図18(a)に示
すように、ハンドルアーム3を他方の取っ手部77の軸
部78を中心として回動することによりケース本体1か
らハンドルアーム3を引き出し、自由端側の取っ手部7
7を持って牽引する。このとき図2に示すように、ハン
ドル80をハンドル収納部81から引き出してハンドル
80を持って牽引することもできる。
把持部8を持って、また、二人で運ぶにはハンドル80
をハンドル収納部81から図15の2点鎖線で示すよう
に上方に引き出して運ぶことができる。また、運搬ケー
スを牽引する場合には、前後一方の回動部材22のツマ
ミ29を図15の矢印ハの方向へ押して係止部31の係
止を解除して回動部材22を回転し、図18(a)に示
すように、ハンドルアーム3を他方の取っ手部77の軸
部78を中心として回動することによりケース本体1か
らハンドルアーム3を引き出し、自由端側の取っ手部7
7を持って牽引する。このとき図2に示すように、ハン
ドル80をハンドル収納部81から引き出してハンドル
80を持って牽引することもできる。
【0025】また、上記状態からハンドルアーム3を係
止している回動部材22を回転し凹部28による係止を
解除した後、ハンドルアーム3を図18(b)に示すよ
うに、上下反転して再度回動部材22に係止すると、ハ
ンドルアーム3の取っ手部77が低くなるので、牽引し
易くなると共にハンドルアーム3を押して運搬ケースを
押動することもできる。なお、ケース本体1上部の前後
に、取っ手部77がそれぞれ着脱自在で且つ回動自在に
装着されているので、前後いずれの方向でも容易に運搬
ケースを牽引又は押動することができる。
止している回動部材22を回転し凹部28による係止を
解除した後、ハンドルアーム3を図18(b)に示すよ
うに、上下反転して再度回動部材22に係止すると、ハ
ンドルアーム3の取っ手部77が低くなるので、牽引し
易くなると共にハンドルアーム3を押して運搬ケースを
押動することもできる。なお、ケース本体1上部の前後
に、取っ手部77がそれぞれ着脱自在で且つ回動自在に
装着されているので、前後いずれの方向でも容易に運搬
ケースを牽引又は押動することができる。
【0026】前記ハンドルアーム3、取っ手装着部6及
びキャスタ67によりハンドル装置が構成されている。
なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではな
い。
びキャスタ67によりハンドル装置が構成されている。
なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではな
い。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、前後一方の取っ手部を
ケース本体より離脱し、ハンドルアームを他方の取っ手
部を中心として回動し、ケース本体からハンドルアーム
を引き出すことにより、前後いずれの方向へでも容易に
取っ手部により運搬ケースを牽引または押動することが
できる。また、取っ手部のハンドルにより、前後2人に
よる運搬ケースの持ち運びが可能となり、キャスタによ
る振動を動物に与えることなく快適に運搬することがで
きる。
ケース本体より離脱し、ハンドルアームを他方の取っ手
部を中心として回動し、ケース本体からハンドルアーム
を引き出すことにより、前後いずれの方向へでも容易に
取っ手部により運搬ケースを牽引または押動することが
できる。また、取っ手部のハンドルにより、前後2人に
よる運搬ケースの持ち運びが可能となり、キャスタによ
る振動を動物に与えることなく快適に運搬することがで
きる。
【図1】本発明の運搬ケースを示す斜視図である。
【図2】運搬ケースの側面図である。
【図3】運搬ケースの正面図である。
【図4】運搬ケースの平面図である。
【図5】運搬ケースの組み立てを説明する斜視図であ
る。
る。
【図6】扉の自由端部の正面図を示し、下半分は解除レ
バー等を取り外した状態を示している。
バー等を取り外した状態を示している。
【図7】図6のA−A線断面図である。
【図8】図6のB−B線断面図である。
【図9】図6のC−C線断面図である。
【図10】上半分は図7のD−D線断面図、下半分はE
−E線断面図である。
−E線断面図である。
【図11】図10のF−F線断面図である。
【図12】支持装置の縦断面図である。
【図13】支持装置の側面図である。
【図14】支持装置の使用状態図であり、(a)は支持
状態を、(b)は伏倒状態を示している。
状態を、(b)は伏倒状態を示している。
【図15】ハンドル装置の縦断面図である。
【図16】ハンドル装置の平面図であり、右側面はハン
ドルアームを外している状態を示している。
ドルアームを外している状態を示している。
【図17】回動部材が解除位置にあるハンドル装置の縦
断面図である。
断面図である。
【図18】ハンドル装置の使用状態図を示し、(a)は
ハンドルアームを取り出した状態、(b)は(a)のハ
ンドルアームを上下反転した状態である。
ハンドルアームを取り出した状態、(b)は(a)のハ
ンドルアームを上下反転した状態である。
1 ケース本体 2 扉 3 ハンドルアーム 67 キャスタ 77 取っ手部
Claims (2)
- 【請求項1】 ケース本体の前後にヒンジを介して開閉
自在に一対の扉がそれぞれ設けられ、ケース本体の底面
にキャスタが取り付けられ、ケース本体上部の前後に、
ハンドルアームの両端に設けられた取っ手部がそれぞれ
着脱自在で且つ回動自在に装着されていることを特徴と
する愛玩動物用運搬ケースのハンドル装置。 - 【請求項2】 両取っ手部にそれぞれハンドルが枢支連
結されていることを特徴とする請求項1記載の愛玩動物
用運搬ケースのハンドル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10694693A JPH06321277A (ja) | 1993-05-07 | 1993-05-07 | 愛玩動物用運搬ケースのハンドル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10694693A JPH06321277A (ja) | 1993-05-07 | 1993-05-07 | 愛玩動物用運搬ケースのハンドル装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06321277A true JPH06321277A (ja) | 1994-11-22 |
Family
ID=14446546
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10694693A Pending JPH06321277A (ja) | 1993-05-07 | 1993-05-07 | 愛玩動物用運搬ケースのハンドル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06321277A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5937824A (ja) * | 1982-05-04 | 1984-03-01 | テクノリツト・ソチエタ・レスポンサビリタ・リミテ | 建物における配電等に用いられるスカ−ト板構造物 |
JPS59198792A (ja) * | 1983-04-26 | 1984-11-10 | キヤノン株式会社 | 厚膜フアインパタ−ン回路の製造方法 |
JPS6350556U (ja) * | 1986-09-20 | 1988-04-05 |
-
1993
- 1993-05-07 JP JP10694693A patent/JPH06321277A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5937824A (ja) * | 1982-05-04 | 1984-03-01 | テクノリツト・ソチエタ・レスポンサビリタ・リミテ | 建物における配電等に用いられるスカ−ト板構造物 |
JPS59198792A (ja) * | 1983-04-26 | 1984-11-10 | キヤノン株式会社 | 厚膜フアインパタ−ン回路の製造方法 |
JPS6350556U (ja) * | 1986-09-20 | 1988-04-05 |
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