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JPH06316337A - 振動式フィーダーでの供給量制御装置とその方法 - Google Patents

振動式フィーダーでの供給量制御装置とその方法

Info

Publication number
JPH06316337A
JPH06316337A JP6021324A JP2132494A JPH06316337A JP H06316337 A JPH06316337 A JP H06316337A JP 6021324 A JP6021324 A JP 6021324A JP 2132494 A JP2132494 A JP 2132494A JP H06316337 A JPH06316337 A JP H06316337A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drive command
value
emission amount
expected
amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6021324A
Other languages
English (en)
Inventor
John B Myhre
ジョン・ビー・マイル
Stefan Ludescher
シュテファン・ルーデシャー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
K Tron Technologies Inc
Original Assignee
K Tron Technologies Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by K Tron Technologies Inc filed Critical K Tron Technologies Inc
Publication of JPH06316337A publication Critical patent/JPH06316337A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
    • G05D7/00Control of flow
    • G05D7/06Control of flow characterised by the use of electric means
    • G05D7/0605Control of flow characterised by the use of electric means specially adapted for solid materials

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Jigging Conveyors (AREA)
  • Control Of Conveyors (AREA)
  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 振動式計量供給システムでのアクチュエータ
ーを制御して材料搬出量を制御する。 【構成】 複数の駆動命令値を設定して、それぞれに予
想排出量と信頼度係数とを割り当てる。現在の搬出量を
推定すると共に、セットポイント値を選択して選択した
セットポイント値とほぼ等しい予想排出量に対応する駆
動命令値を選択する。この駆動命令値はセットポイント
に近い二つの予想排出量に対応する信頼度係数に従って
減少させる。減少させた駆動命令値を駆動命令信号とし
てアクチュエーターに供給することにより、正確な搬出
量となるように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、材料を搬送するのに振
動式トレーを用いるロス・イン・ウェイト型フィーダー
(Loss-in weight feeder, LWF)に関する。
【0002】
【従来の技術】振動式フィーダーは、ベルト式フィーダ
ーやモーター駆動式スクリューフィーダーなどの如くの
その他の材料搬送システムに比べて多くの利点を有して
いる。例えば、非振動式フィーダーでは、材料の長期搬
送の点で優れているが、短期搬送では材料の搬送量にむ
らがある。従って、例えば混合比を常時一定に保つ必要
のある材料の成分混合操作とかの用途には、非振動式フ
ィーダーが使えない場合がある。
【0003】振動式フィーダーは、ベアリング、モータ
ーのブラシ、しーるなどを用いなくとも稼働できること
から、他のフィーダーに比べて機構上簡単になっている
利点も有している。このような訳で、他のフィーダーに
比べて振動式フィーダーは信頼性が高く、低コストで材
料搬送ができ、また、振動式フィーダには火花を発する
ような電気接点を有していないから、爆発の危険性が非
常に高い環境でも利用できる。
【0004】それに、搬送している材料と直接接触する
振動式フィーダーの構成部材は、搬送用トレーやその様
なものであるから、クリーニングが非常に簡単に済む。
また、振動式フィーダーは温度安定性が非常によく、例
えば60ワットの電気入力で1時間当たり25トンの材
料を搬送できるほど高効率的に稼働する。
【0005】しかし、従来の振動式フィーダーは、問題
点がないわけでもない。実際の搬送速度と振動駆動用電
圧との間に非線形関係があるので、材料の搬送速度を制
御するのは容易でない。例えば、駆動電圧を二倍に増加
させると、実際の搬送速度は10倍になってしまう。
【0006】振動式フィーダーのもう一つの問題点とし
ては、搬送速度がゼロを基準にしていない点にある。即
ち、材料の搬送を始める前にゼロ以上のパワーの印加を
要している。
【0007】更に、物性の異なった材料を使うとか、搬
送トレーを変更したり、バネを取り替えるなど振動式フ
ィーダーに機構上の変更を施したような場合、性能が著
しく変わってしまって、材料の流量(mass flow rate)が
所望のセットポイント量から変動してしまう。それで
も、ユーザーは材料を変えながら搬送システムを連続稼
働させることで、、押出し機や成形機の如くの搬送シス
テムから材料が搬送されている他の装置の運転をシャッ
トダウンさせないようにしている。
【0008】振動式フィーダーのもう一つの問題点とし
ては、ある特定の材料を搬送していると、搬送トレー上
に塊(build-up)ができて、時間の経過と共に機械の搬送
性能が変わってしまう点にある。
【0009】振動式フィーダーのユーザーにとっては、
前述の諸問題点は、振動式フィーダーでは押出し機に所
望流量(セットポイント)にて供給しているのが一般的
であるから、無視できないものとなっている。押出し機
では過供給を受け入れることはできないし、一旦著しい
過供給があると、この押出し機に内蔵されている安全回
路が働いてシステム全体がシャットダウンしてしまう。
【0010】
【発明の構成】本発明は、振動式計量供給システムにお
けるアクチュエーターを制御して排出量を制御する方法
と装置とを提供するものである。振動式計量供給システ
ムは、材料容器と、該材料容器を励振するアクチュエー
ターと、搬出される材料の重量を検出する計量装置と、
材料排出量を推定する装置とで構成されている。
【0011】複数の駆動命令値が確立されている。それ
ぞれの予想(predicted)排出量とそれぞれの信頼度係数
(reliability factor)とがそれぞれの駆動命令値と関連
づけされている。
【0012】現在の排出量を推定する。セットポイント
値(整定値)を選定する。セットポイント排出量とほぼ
等しい予想排出量に対応する駆動命令値を選定する。選
定した駆動命令値は、セットポイントに近い二つの予想
排出量に対応したそれぞれの信頼度係数に応じて減少す
る。これにより減少駆動命令値(reduced command signa
l value)が得られる。
【0013】減少駆動命令値に対応する駆動命令信号
が、アクチュエーターに供給されて排出量が設定され
る。選定した駆動命令値に対応するそれぞれの信頼度係
数は、それぞれの予想排出量が所定量以下だけ推定(est
imated)排出量からずれると増加する。
【0014】
【実施例】図1は、本発明の典型的な実施例のブロック
図を示している。図示のように振動式ロス・イン・ウェ
イト型フィーダー(LWF)2は計量ホッパー32を備えて
いる。この掲揚ホッパー32は、図示しない貯蔵ホッパ
ーから周期的に材料が落下供給される容器からなるもの
である。このホッパー32の底近傍には振動式供給トレ
ー34が配置されている。励振機ないしアクチュエータ
ー36によりこのトレー34が励振さている時に、材料
がこのトレー34上を搬送される。つまり、トレー34
が励振されると、このトレー34上の材料の粒子がトレ
ー34の排出口35に向かってバウンドしながら移動し
ていくのである。
【0015】アクチュエーター36としては、ミューラ
ーの米国特許第4、913、281号に開示されているアクチュ
エーターの如きの調節自在バネシステムであってもよ
い。本発明の典型的な実施例では、このアクチュエータ
ー36の速度は可変になっていて、励振周波数が調節で
きるようになっている。振動式フィーダーの励振周波数
の調節ないし制御方法については、マイアーの米国特許
第5、074、403号に開示されている。なお、流量は、駆動
命令信号の周波数を変調する以外に、当該信号の振幅を
変調して制御することもできるのは知られているところ
である。別の方法としては、当該信号の振幅と周波数と
を変調することによっても、流量調節ができる。
【0016】計量ホッパー32、供給トレー34、排出
口35、アクチュエーター36などは、計量器38の如
くの計量装置上に載置されていて、排出すべき材料の重
量が計量できるようになっている。即ち、材料の供給を
行っているときに、ホッパー32の重量を絶えずモニタ
ーする。そこで、プロセッサー10により実行されるソ
フトウェアプログラムで実現される振動駆動制御手段に
原材料重量データー40を入力する。尚、図1に示した
プロセッサー10により実行される制御機能は、別の方
法として、特定用途用集積回路(application specific
integrated circuit (ASIC))を用いることによっても実
行できるのは明らかである。
【0017】重量データは、このデータが割込ルーチン
により供給されると原材料重量データ処理機能12によ
り処理される。その後部分的に処理された重量信号42
がカルマンフィルター14に供給される。この重量デー
タ42は、センサーのノイズや外部電子ノイズ、フィー
ダーの機械的運動、計量ホッパー32に補充している材
料塊、それに近隣の機器類からの振動を含む環境の影響
等の幾つかのノイズ源による誤差を含んでいる。
【0018】カルマンフィルター14は、これらの誤差
要素を考慮した上で、二状態カルマンフィルター作用理
論に基づいて現在の重量と材料流量との推定値を出力す
る。このフィルター14により、推定値と予想偏差の共
分散マトリックスが得られる。カルマンフィルター14
は、モーター速度制御(ms_ctrl)機能16に対して命令
を発することにより、モーター速度重量制御(motor spe
ed gravimetric control)をも行うようになっている。
駆動命令信号46は振動駆動電源電子回路30に供給さ
れる。この電子回路30から交流電圧信号48が発生し
て、これがアクチュエーター36の周波数を制御して排
出量を調節する。従って、カルマンフィルター14は、
材料の排出量を設定する駆動命令に対して閉ループ制御
回路を構成している。本発明に適したカルマンフィルタ
ーは、カラタの米国特許第4、954、975号に開示されてい
る。本発明で行われる他の機能を以下に詳述する。
【0019】カルマンフィルター14は、振動曲線作成
機能18に対してもフィードバックする。この機能18
は、予想材料排出量に対する駆動命令の大きさに係わる
振動曲線20を更新する作用をなす。これで複数の駆動
命令値20a〜20tが得られて、プロセッサー10内の
メモリーに記憶させた振動曲線テーブルないしアレー
(以後、ypと称する)に蓄えられる。振動曲線のポイン
ト20a〜20tは、それぞれのアレーエレメントyp
(0)〜yp(19)に記憶されている。駆動命令値20a〜2
0tは、励振装置(アクチュエーター)36が受け入れ
る上限及び下限入力信号値により求められる。振動曲線
20は、それぞれの予想排出量を対応する駆動命令値と
関連づける関数を表している。
【0020】典型的な実施例では、図2に示したように
振動曲線20に駆動命令パラメータ20a〜20tが2
0個ある。各駆動命令値は、500から10、000ヘルツに
亙るそれぞれ異なった周波数と関連付けられている。こ
の振動曲線20は、非線形で一般にS字形を描いてい
る。振動曲線20で20個の値を用いれば、駆動命令値
で設定しようとしている排出量に最も近い振動曲線20
上の二つのポイント間での直線補間作用を通して中間駆
動命令の正確な推定を無理なく行うことができる。
【0021】尚、当業者には、振動曲線20を異なった
数のポイントで表すことができるのは容易に考えられる
ところである。しかし、ポイントの数があまりにも少な
すぎると、連続ポイント間での直線補間作用が、振動曲
線における非線形性を取り込んでしまうほど不正確にな
る。逆に、ポイントの数が20以上になると、プロセッ
サー10に対する演算負荷が増大する。
【0022】あるレベルの駆動命令に対する実際の材料
流量は、就中、材料の種類や、温度、湿度、装置での変
動等の種々の要素によって変わる。振動曲線20は先ず
経験上のデータに基づいて平均稼働状態が得られるよう
に設定されている。
【0023】図1において、振動曲線作成機能18は、
幾つかの条件が満たされて正確なデータが得られるもの
と判明したら、振動曲線20に記憶されている値を更新
する。この幾つかの条件としては下記のものがある。
【0024】(1) カルマンフィルター14により推定さ
れた材料流量(排出量)が所望セットポイント値(即
ち、セットポイント量の50%以内)に近いこと。
【0025】(2) 計量ホッパー32が空になるほどの状
態になっていないこと(即ち、材料の正味重量が、計量
器38の計量能力範囲の2%よりも大きいこと)。
【0026】(3) フィーダーが安定稼働していること
(即ち、セットポイントが最近変わっていないこと)。
【0027】(4) 貯蔵ホッパー(図示せず)から計量ホ
ッパー32への補充が行われていないこと。
【0028】(5) 現在の駆動命令値が稼働範囲内にある
こと。典型的な実施例では、この可動範囲は500〜1
0、000ヘルツである。
【0029】振動曲線作成機能18は、「信頼度アレ
ー」22(以後、yp_relと略称する)をも更新する。各
駆動命令値20a〜20tに対応する排出量には、信頼
度係数22a〜22tがついている。各信頼度係数22
a〜22tは、それぞれのエレメントyp_rel(0)〜yp_re
l(19)に記憶されている。特定の駆動命令により醸し出
される実際の材料流量に影響を及ぼす要因は沢山あるか
ら、振動曲線20における予想排出量は、供給系2を始
動させた時とか、セットポイント変わった時、ホッパー
32に別の新しい材料を充填した時では「信頼性なし」
になっている。信頼度アレー22は、振動曲線20にお
ける予想排出量の不確実性のと愛を定量化するようにな
っている。特定の予想排出量20(I)に対する信頼度
係数22(I)は、ゼロに近いほど小さいか、又は10
0に近いほど大きくなっている。そこで、信頼度係数2
2a〜22tが特定の予想排出量20a〜20tに対し
て小さい場合、その予想排出量には不確実性が大きいこ
とになる。ところが、LWF2がセットポイントの変化を
伴わないで長時間稼働し続けると、現在の予想排出量2
0a〜20tの「信頼性」は向上すると共に、現在の予
想排出量(及び駆動命令値)の信頼度係数が増加する。
【0030】特に、セットポイント排出量をオーバーシ
ュートすると押出し機(図示せず)が破損する虞がある
ので、このようなセットポイント排出量のオーバーシュ
ートは望ましくない。従って、本発明では、現在の駆動
命令値に対する信頼度係数が小さければ、セットポイン
トに対応する値以下に駆動命令値を意図的に減少するよ
うにしている。即ち、信頼度係数が小さければ小さい
程、モーター速度制御装置16がセットポイントをアン
ダーシュートする百分率が大きくなる。これによりモー
ター速度制御装置16をバイアスさせて、予想排出量
(振動曲線)アレー20における偏差がセットポイント
をオーバーシュートではなくて、アンダーシュートする
ようになる。信頼度係数と減少率(%)との実際の関係
について以下に詳述する。
【0031】極端な場合(駆動命令値がどうであろうと
も、信頼度係数が最小になっている場合)は、LWF2が
始動されたときに起こる。この場合、アレー22におけ
る信頼度係数は駆動命令がどうであろうともゼロに設定
されている。この場合では駆動命令はセットポイント値
がどの値にあっても20%だけアンダーシュートされる
ことになる。この場合、始動時には較正機能(calibrati
on function)24を実行させて振動曲線テーブル20の
信頼性を増加させるのが望ましい。従って、アレー22
における信頼度係数22a〜22tは、機能24により
較正作用が行われた後に増加する。図2は、較正機能2
4が実行された直後における信頼度係数アレー22に記
憶されている初期信頼度係数22a〜22tを示してい
る。
【0032】図3において、プロセッサー10(図1に
示す)により、特にカルマンフィルター14において実
行されるプロセスステップを示すものである。
【0033】プロセスが開始すると、ステップ126に
おいて例えばオペレーターによるメモリーに対する入出
力操作により、公称(nominal)値と公称変数値などが初
期化される。次のステップ127では、計量フィーダー
を較正すべきかどうか判定される。オペレーターが較正
しないものと選択すると、制御フローはステップ128
へ移るが、較正すべきものと選択した場合では、制御フ
ローはステップ129へ移って値の較正作用が行われ
る。
【0034】ステップ128においては、カルマンフィ
ルター14が初期化される。フィルター14の初期化後
にはステップ130にて、計量器38とアクチュエータ
ー36とから重量とモーター速度の測定値がそれぞれ取
り込まれる。その後ステップ131とステップ132と
で、モーター速度(Qm)と重量(Qw)のノイズ共分散マトリ
ックスがそれぞれ算出される。その後ステップ133に
おいて、モーター速度(Vm)と重量(Vw)の推定値が得られ
る。次のステップ134においては、組合せ計数Cを再
び算出すると共に、全重量速度推定値VTをも算出す
る。この算出後にには制御フローはステップ135に移
って、相関係数ACを更新する。その後ステップ136
において、搬送している材料にブリッジ現象が発生した
かどうか判定される。ステップ137では、モーター制
御信号48が作成されて、モーターないしアクチュエー
ター36の速度を制御すべく出力される。そして、振動
曲線20と信頼度アレー22とがステップ138で更新
され、その後、必要に応じて次の測定のためにステップ
30へと制御フローがリターンする。このように制御が
周期的に繰り返されるのである。
【0035】実験の積み重ねにより、材料搬出量には幾
らか変動が伴っているのが判明している。一般に、この
変動期間は、材料の種類や環境条件にもよるが、7〜2
0秒間である。従って、振動曲線20と信頼度アレー2
2とがそれぞれ更新されるのの適当な時間は、前記変動
期間と同じく7〜20秒になっている。典型的な実施例
においては、図3に示した制御ループは、1〜3秒ごと
に実行されるようになっており、従って振動曲線20と
信頼度アレー22とは前記制御ループが7回実行される
都度に更新されるようになっている。これにより、更新
された曲線20とアレー22とを忠実に反映するように
排出量と駆動命令とを変化させることができる。
【0036】図4は、図1に示した較正機能24の作用
を示すフローチャートである。較正作用は、オペレータ
ーの意図次第で実行される。好ましくは、装置2の稼働
中に、ホッパー32に別の新しい材料を充填したとか、
機械の条件を変えたとか、その様な変化が発生する都度
に較正作用を行うのが望ましい。稼働前では、デフォル
トの振動曲線アレーypを用い、信頼度アレーの値を全て
ゼロに設定しておく。
【0037】ステップ150では、アクチュエーターを
最大駆動命令の10%に設定する。典型的な実施例で
は、この10%は1、000ヘルツの周波数に対応する。こ
の周波数よりも小さい周波数では、材料は流動しないこ
とがある。10%駆動命令時に較正作用を開始すること
により、振動式供給トレー34に材料を充填すれば、材
料の塊が幾らか解けてくる。6秒間そのまま稼働して安
定させた後、実際の較正データーを収集する。その後3
0秒間に亙って重量損失を測定して、10%駆動命令時
での平均排出量を求める。
【0038】ステップ152では、モーター速度を5%
駆動命令(即ち、500ヘルツ)に減速する。5秒間そ
のまま稼働して安定させた後、次の30秒間における重
量損失を測定して、5%駆動命令時での平均排出量を求
める。
【0039】ステップ154では、モーター速度を20
%駆動命令、即ち2、000ヘルツに増速する。3秒間その
まま稼働して安定させた後、次の10秒間における重量
損失を測定して、5%駆動命令時での平均排出量を求め
る。ステップ156では、15%駆動命令での重量損失
を測定するどころか、10%駆動命令での速度と20%
命令での速度との間の直線補間法を用いて予想排出量2
0c、即ち、yp(2)を推定する。
【0040】ステップ158では、モーター速度を30
%駆動命令、即ち、3、000ヘルツに増速する。2秒間そ
のまま稼働して安定させた後、また次の10秒間におけ
る重量損失を測定して、30%駆動命令時での平均排出
量を求める。ステップ160に至って、20%及び30
%駆動命令時での速度間の直線補間法を用いて予想排出
量20e、即ちyp(4)を推定する。
【0041】最大駆動信号の百分率が増加するにつれ
て、重量損失測定時間を減少させていく。これは便宜上
行うのであって、それにより大量の材料が較正シーケン
ス時に排出されないようにしている。LWF2は生産シス
テムの一部を構成しているものであり、よくても他の生
産装置に材料を排出してしまうのは都合が悪い。同様な
理由で、駆動命令が高レベルにあるときの重量損失の推
定値が僅かしか収集できないから、直線補間法ないし補
外法を用いて多くの予想排出量20a〜20tを推定し
ている。
【0042】ステップ162においては、モーター速度
を50%駆動命令、即ち5、000ヘルツに増速している。
3秒間そのまま稼働して安定させた後、更に次の6秒間
での重量損失を測定して、50%駆動命令時での平均排
出量を求める。ステップ164に至っては、30%及び
50%駆動命令時での速度間の直線補間法を用いて予想
排出量20g〜20i、即ちyp(6)〜yp(8)を推定する。
【0043】ステップ166では、モーター速度を70
%駆動命令、即ち7、000ヘルツに増速している。3秒間
そのまま稼働して安定させた後、更に次の6秒間での重
量損失を測定して、70%駆動命令時での平均排出量を
求める。ステップ168に至っては、50%及び70%
駆動命令時での速度間の直線補間法を用いて予想排出量
20k〜20m、即ちyp(10)〜yp(12)を推定する。次の
ステップ170では、50%及び70%駆動命令時での
排出量に基づいて直線補外法を用いて予想排出量20o
〜20t、即ちyp(14)〜yp(19)を推定する。これで較正
作用が終わるのではあるが、振動曲線アレーypにおける
デフォルト値が較正データに置換される。
【0044】尚、測定すべき駆動命令値や、較正作用時
に補間すべき値の選定については、振動曲線20の通常
の形状に基づいてこれが行われるのは、当業者には明ら
かである。高次多項式回帰法では、測定ポイントに一致
するが、非測定ポイント、特に高レベルの駆動命令パラ
メータでの非測定ポイントから大きく逸れる回帰曲線が
生ずることになるので、直線補間法を用いている。ま
た、多項式回帰法ではプロセッサーをもっと長時間稼働
させる必要がある。
【0045】図2に戻って、70%と100%での直線
補外法による別の効果を示す。最大駆動命令に近い実排
出量機能を仮想曲線21で示す。補外した予想排出量2
0p〜20t、即ちyp(15)〜yp(19)は、実排出量よりも
大きくなっている。これによりシステムをして、低レベ
ルの駆動命令を選択すると共に、前述したように大抵の
製造条件には望ましいセットポイントを、オーバーシュ
ートよりはむしろアンダーシュートするようにしてい
る。
【0046】再び図2において、較正作用の終了時に
は、信頼度アレーyp_relの値は、曲線22に示したポイ
ント22a〜22tの値に設定されている。0%及び3
0%駆動命令間での予想排出量20a〜20fは、最大
信頼度の80%になっている。この駆動命令の範囲で更
に測定をして、各測定時間を最長時間にする。同様に、
90%及び100%駆動命令間では信頼度が最低(30
%)であって、較正作用時にこの範囲で測定をするよう
なことはしない。
【0047】図3を参照しながら説明したカルマンフィ
ルター14の作用は、定常操作時には信頼度アレーとは
無関係である。しかし、始動直後やセットポイント変更
直後では、駆動命令を振動駆動電源用電子回路30に供
給する前にカルマンフィルター14により選択された駆
動命令を修正する。図5は、予想排出量の振動曲線20
と信頼度アレー22とが始動直後のモーター速度選択に
使われる様子を示している。
【0048】図5において、現在のセットポイント排出
量の指数Iをステップ202において求める。このI
は、セットポイントよりは小さいか、又は等しい最大予
想排出量20a〜20t、即ちyp(0)〜yp(19)の指数で
ある。I+1は、セットポイントより大きい最小予想排出
量20a〜20tの指数を表す。ステップ204では、
より小さい予想排出量yp(I)とその次に大きい予想排出
量yp(I+1)との間での直線補間により予備駆動命令値を
算出する。これにより、セットポイント排出量にほぼ等
しい予想排出量に対応した補間駆動命令値が選択され
る。
【0049】次のステップ206では、駆動命令値yp
(i)、yp(I+1)にそれぞれ対応した信頼度係数yp_rel
(I)、yp_rel(I+1)を加算して、0〜200の範囲にある
和Kを得る。次に、ステップ208において、和Kを1
6で割って商Kを得るが、この商Kは0〜12までの間
の次に低い整数値(next lowest integr)に丸める。ステ
ップ210では、テーブルルックアップでアンダーシュ
ート係数(factor)Uを求める。商Kとアンダーシュート
係数Uについて考えられる値を表1に示す。
【0050】
【表1】
【0051】ステップ211では、セットポイントと補
間駆動命令値との間の差(DELTA DC)を求める。次の判定
ステップ212で現在の排出量がセットポイント以下と
判定されると、ステップ214にて差DELTA DCをアンダ
ーシュート係数Uと乗算して、差DELTA DCより小さい積
TEMPを得る。次のステップ216に至って、積TEMPを現
在の駆動命令に加算する。ところが、判定ステップ21
2で現在の排出量がセットポイント以上であると判定さ
れると、ステップ218で駆動命令が係数[1+(1-u)]だ
け差DELTA DCよりも大きい量だけ減少させられる。
【0052】このように、セットポイントに対する現在
の排出量(カルマンフィルター14で推定したもの)の
大小とは無関係に、駆動命令が、排出量がセットポイン
トよりも少なくなるように修正されるのである。世っ
て、選択された駆動命令値に対応するそれぞれの信頼度
係数に従って駆動命令値が減少させられて、減少駆動命
令値Xが作成されるのである。ステップ220では、こ
の減少駆動命令値がリターンする。この減少駆動命令値
に対応する駆動命令信号がアクチュエーターに供給され
て排出量が設定される。
【0053】図6は、振動曲線と信頼度アレーとを更新
する際の振動曲線作成機能18での機能を示すフローチ
ャートである。ステップ25からループが開始する。ル
ープ開始直後の判定ステップ252では、フィーダーが
現に稼働しているかどうかの判定がなされる。稼働して
いない場合(即ち、ホッパー32が空になった場合)図
11に示したフローに移るが、稼働している場合では、
ステップ254でLWF2が較正モードで稼働しているか
どうか判定される。較正モードで稼働しているのであれ
ば、フローは図4に示したフローに移る。反対に、LWF
2は較正モードで稼働していないものとステップ254
で判定されると、ステップ258において計量ホッパー
32(図1に示す)での正味重量が最大正味重量と比較
される。この正味重量が最大正味重量の2%以下であれ
ば、オペレーターはフィーダーを空にするか、又は計量
ホッパー32に材料を供給する貯蔵ホッパー(図示せ
ず)が正常に作動しておらず、オペレーターの介入が必
要になっている。この場合では、制御フローはステップ
272へとスキップして、カウンターとアキュムレータ
ーとがゼロに設定されると共に、更新ループがステップ
274で終了する。曲線20、22が更新されることは
ない。
【0054】次にステップ258で計量ホッパー32に
最大正味重量の2%以上の材料が入っているものと判定
されると、判定ステップ260が行われる。この判定ス
テップ260では、図示しない貯蔵ホッパーが計量ホッ
パー32に材料を補充しているかどうか判定される。補
充時には、通常のロス・イン・ウェイト操作は行われて
いない。従って、材料の補充が行われていると判定され
ると、ステップ272にて前述したようにカウンターと
アキュムレーターとがゼロに設定された後、ステップ2
74でループが終了する。この場合でも振動曲線20(y
p)と信頼度アレー22(yyp_rel)が更新されることはな
い。
【0055】ところが、ステップ260での判定結果が
補充が行われていないものとのことであれば、材料搬送
量(排出量)MFが50%以上もセットポイントから逸
れているかどうか、(即ち、MFがセットポイントの半
分よりも小さいか、セットポイントの2倍より多いかど
うか)の判定がステップ262においてなされる。曲線
20(yp)とアレー22(yp_rel)は更新されない。この場
合、LWF2は正常動作中かも知れないが、MFは定常状
態からかけ離れているので、それが急速に変化している
ことになり、従って信頼度係数はMFの推定値がどうで
あろうとも小さくなっている。
【0056】ステップ262でMF値とセットポイント
値の何れか小さい方がこれらの両値の大きい方の50%
よりも大きいと判定されると、ステップ264に移る。
ステップ264では、重量と駆動命令の読取り値を考慮
してカウンターのカウントを1だけ増加させる。ステッ
プ266では、材料搬送アキュムレーター(mf_accum)
を、ホッパー32における重量損失の現在の測定値(cur
_mf)分だけ増加させる。そして、次のステップ268
で、駆動命令アキュムレーター(dc_accum)を駆動命令の
現在値(cur_dc)だけ増加させる。
【0057】ステップ270において、カウンターをチ
ェックして制御ループを7回繰り返して実行したかどう
かを判定する。7回繰り返して実行したのであれば、振
動曲線アレー20(yp)と信頼度アレー22(yp_rel)とを
更新する時期が来たことを意味する。従って、制御ルー
プは、図7と図8とを参照しながら後述するフローに移
ることになる。逆に、カウンターの値が6よりも大きく
ない場合では、制御ループは図6のCを経て図9に示し
たフローに移る。
【0058】図7と図8とは、ypアレーとyp_Relアレー
をと更新する方法を示すフローチャートである。6つの
振動曲線ポイントまで更新される(その内の3つは現在
の駆動命令の下方、残りの3つはその駆動命令の上
方)。図6に示した制御ループでの判定ステップ270
でカウンター値が6よりも大きいと判定されたとき、即
ちカウンター値が7になった後に、図7に示したステッ
プ300から始まる制御ループが実行される。このステ
ップ300では、予想材料搬送量の誤差(y_err)が算出
される。即ち、平均排出量での重量損失(mf_accum)を、
駆動命令(dc_accum)に対する振動曲線アレー(yp)で示さ
れた平均予想排出量で割る。次のステップ302におい
ては、駆動命令を500(典型的な実施例では、振動曲
線アレーypでの連続した駆動命令値は50ヘルツごと隔
てている)で割り、小数点以下を切り捨てることでアキ
ュムレーター(dc_accum)での平均駆動命令の指数を求め
る。ステップ304では、アキュムレーターの平均駆動
命令値と振動曲線におけるその次の低周波数との間のオ
フセット値(off)を求める。その次のステップ306に
至って、指数iを1だけ減少して、Cプログラミング言
語の指数定義則(indexing convention)(このC言語で
はアレーの第1指数はゼロとなっている)に合わせる。
【0059】判定ステップ308では、補正指数がゼロ
より大きいか、又は等しい範囲にあるかどうか(即ち、
振動周波数は500ヘルツよりも大きいか、又は等しい
かどうか)の判定がなされる。そうであればステップ3
14に至ってその直後の低い振動曲線値20(i)(図7に
おいては、yp[i]と称する)を下記の式(1)に従って
調整する。
【0060】 yp[i] = yp[i] * y_err * (1750 - off)/1750 ・・・・・・・・・・ (1) 但し、yp[i]は、直後の低い振動曲線値、y_errは、実排
出量と予想排出量との間での相対誤差、offは、次の最
低曲線値とセットポイントとの間のオフセット値であ
る。
【0061】周波数が500よりも低いのであれば、図
8を参照して説明するステップB1へと制御ループが移
る。
【0062】現在の駆動命令値が500の正倍数(even
multiple)に近ければ、現在の実排出量は、排出量が5
00の正数倍の駆動命令に従っていることを示している
「信頼性のある」指標となる。逆に、現在の駆動命令値
が500の正数倍からかけ離れていると、現在の実排出
量が、排出量が500の正数倍の駆動命令に従っている
ことを示している「信頼性のある」指標とはならない。
このように上記式(1)によれば、振動曲線20(又
は、yp[i])が更新されると、現在の駆動命令と500
ヘルツの次の低次倍数(next lower multipe)との間のオ
フセット値が大きくなった時に調整量が減少させられ
る。振動曲線20における予想排出量は、現在の排出量
が500の正数倍である時に測定排出量と正確に一致す
るように更新されるのみである。 3 ステップ430では、現在の駆動命令が9、000ヘル
ツよりも小さいかどうか、(指数が16より小さい、又
は等しいかどうか)判定される。そうであれば、三番目
の大きい予想排出量yp[i+3]が更新される。信頼度係数y
p_rel[i+3]が70よりも小さいとステップ432で判定
されると、ステップ434において三番目に大きい振動
曲線の予想排出量が下記式(6)に従って調節される。
【0080】 yp[i + 3] = yp[i + 3] * y_err * (250 + off)/1750 ・・・・・ (6)
【0081】ステップ436では、信頼度係数が50よ
り小さいかどうかの判定がなされ、それに応じて三番目
に大きい予想排出量の信頼度係数が1だけ増加させられ
る。
【0082】図7と図8とに示した実施例の変形例で
は、信頼度係数が50%より小さいのであれば、ステッ
プ318、324、406、416、426、436に
おいて信頼度係数がもっと増加されるようにしている。
ステップ316、416では、信頼度係数は、それが5
0%以下であれば3だけ増加させられるようにしてい
る。ステップ324、404、426、436では、5
0%以下であれば2だけ信頼度係数を増加している。
【0083】図9は、予想排出量が99%から100%
へと変わっているときに当該予想排出量の信頼度係数を
更新する方法のフローチャートを示す。図9において、
ステップ352から358までは、振動曲線アレー20
における複数の予想排出量20a〜20tについて一々
繰り返される。振動曲線の「スナップショット」は、信
頼度係数が100%に達したときに取り込まれる。ステ
ップ352では、スナップショット(save_yp)アレー
に予想排出量が記憶され、ステップ354では信頼度係
数が100%に増加させられる。
【0084】スナップショット(save_yp)アレーは、
実排出量が予想排出量からほぼ変化すれば、その予想排
出量を再構築(rescale)するようになっている。これ
は、例えば機械条件が変えられたとか、系のセットアッ
プデータを調節しないでホッパー32に別の新しい材料
を補充したような場合に発生する。ここで言う系とは、
図10と図11とを参照しながら後述する振動検出手段
を含んでいる。
【0085】図10において、図6に示したフローが1
回目から6回目の間(なお、図7と図8に示した曲線2
0、22に対する更新は、7回目以後に行われる)に系
が終了した場合に図10の制御フローがステップCから
実行される。ステップ450では、フィーダーが質量モ
ード(即ち、重量損失)で稼働しているか、それとも容
積モードで稼働しているかどうかの判定がなされる。執
拗モードの場合では、ステップ454に至って材料変動
フラグ(material_change_fg)が0よりも大きいかどう
か判定される。材料変動フラグが0よりも大きければ、
そのフラグは1と判定される。
【0086】通常ではこの材料変動フラグはゼロに等し
い。ホッパー32における材料の正味重量が最大重量の
2%以下になってフィーダーが停止すると、材料変動フ
ラグは255に設定される。従って、図6から図10に
示した通常のサイクルでは、このフラグは225回(225
interactions)後、一般には5分後に再び0になる。こ
の材料変動フラグは、図11を参照しながら後述するよ
うに、振動曲線を再構築すべきかどうかの判断材料に使
われる。
【0087】図10におけるステップ458では、50
0ヘルツで割った周波数よりも小さい最大整数値とし
て、振動曲線アレー20の指数が求められる。次のステ
ップ460では、その指数が0か1か(1、500ヘルツよ
り小さいか)の判定がなされ、ステップ462で制御ル
ープが終了する。この指数がステップ460での判定結
果、1よりも大きいものと判定されると、次の判定ステ
ップ464に移る。この判定ステップ464で現在の予
想排出量の信頼度係数が50より小さいと判定される
と、制御フローはステップ470で終了する。換言すれ
ば、予想排出量が信頼性ないものと見なされると、振動
曲線は再構築されることはない。
【0088】ステップ468において信頼度係数が50
%よりも大きいと判定されると、ステップ472に移る
が、そうでない場合ではステップ470に移る。このス
テップ472では、同一指数に対するそれぞれの「スナ
ップショット」値の和に対する最も近い予想排出量(現
在の予想排出量の前後の予想排出量)の和の比ftmepを
算出する。予想排出量は7回目のサイクルごとに更新さ
れるようになっており、この比ftempは、信頼度係数が
大きい(即ち、100%)と判定されているものだから
排出量の変化の指標となる。各駆動命令ごとの予想排出
量は信頼できるものではあるが、システムの始動後(又
は、振動曲線が最後に再構築された後)に予想排出量が
著しく変動したのであれば、現在の駆動命令から隔てた
周波数に対する振動曲線の予想排出量は非常に信頼でき
ないものとなる。即ち、1、500ヘルツ以上の場合であ
る。振動曲線をもっと正確なものとするために、当該振
動曲線を再構築するのである。このように再構築するた
めに、全てのスナップショット値に、図12を参照しな
がら説明するように比ftempを掛け合わせるのである。
【0089】図11において、振動曲線を再構築すべき
かどうかを判定する方法のフローチャートを示す。この
フローにおけるステップ474では、材料変動フラグの
状態を判定する。即ち、材料変動フラグが0よりも大き
い(ホッパー32に別の新しい材料を入れた)場合、閾
変動値(threshold variation)を下げて、その後ステッ
プ478、484へと移る。ステップ478、484で
の判定結果、比ftempが単位値から10%以上も変化し
たと判定されれば、フローはステップC2(図12)に
移って振動曲線を再構築する。これは、材料の種類を帰
ると振動曲線20も変わるとの既知の確率によるもので
ある。
【0090】図11において、ステップ474似て材料
変動フラグが0と判定されると、閾変動値は大きくな
る。他方、駆動命令が25%より小さければ、閾値は最
高になり、ステップ振動曲線を再構築すべくステップC
2へと制御フローが移るようなことなく、ステップ48
0、486で比ftempが、30%までの数値だけ単位値
から変位する。ステップ476において駆動命令が25
%以上であると判定されると、閾値は中間値になってい
る。その場合、比ftempは、制御フローがステップC2
へ移って振動曲線を再構築することなく、ステップ48
2、488において20%までの数値だけ単位値から変
位する。この比ftempが閾値内であれば、制御フローは
ステップ490で終了する。
【0091】図12は、振動曲線20a〜20tと信頼
度アレー22a〜22tを再構築する方法のフローチャ
ートを示す。ステップ502から509までは、振動曲
線20と信頼度アレー22における各駆動命令値に対し
て一々繰り返される。ステップ502では、予想排出量
と比ftempとが掛け合わされ、ステップ504に至っ
て、スナップショット予想排出量が予想排出量と同一値
に設定される。ステップ506では、それぞれの予想排
出量の信頼性が50%だけ減少させられる。ステップ5
08では、スナップショット信頼度アレーに新しい信頼
度アレーが記憶される。
【0092】図13は、図6を参照しながら説明したよ
うにフィーダーが停止した場合に実行されるプロセスの
フローチャートを示す。同図においてステップ550で
は、オペレーターが新しい最大予想排出量を入力したか
どうかの判定が行われる。一般に、ホッパー32に別の
材料を新たに供給するときのは、それに応じて新しい最
大排出量がオペレーターの手で入力されるのが通常であ
る。好ましくは、システム2に供給する各種の材料ごと
の適当な最大排出量を示した表をオペレーターに持たせ
ておくのが望ましい。次いで、ステップ550で新しい
最大予想排出量が入力されたと判定されれば、ステップ
568にて前の最大排出量を新しい排出量で割ることに
より比ftempを求める。これは一種の脇道で、振動曲線
が再構築されるのである。ステップ570からステップ
580にかけて示したように各予想排出量22a〜22
tと各信頼度係数22a〜22tとが更新される。ステ
ップ572では、予想排出量と比ftempとが掛け合わさ
れる。そして、ステップ574に至って、予想排出量の
信頼度係数が90より大きいかどうか判定され、そうで
あれば、ステップ576にて信頼度係数が90に減少さ
れる。
【0093】振動曲線20と信頼度アレー22とが更新
されると、制御フローはステップ552に移り、その
後、オペレーターが新しい最大排出量を入力しなかった
らステップ550に移る。
【0094】ステップ552においては、ホッパー32
が満杯状態の2%以下になっているかどうかの判定が行
われる。2%以上であると判定されると、制御ループは
ステップ554で終了する。逆に2%以下であると判定
されると、ステップ556からステップ562にかけ
て、信頼度アレー22のそれぞれの信頼度係数22a〜
22tが50%だけ減少され、ステップ564で材料フ
ラグが255に設定される。
【0095】図14は本発明の別の面を示すフローチャ
ートである。カルマンフィルター14(図1)のもう一
つの特徴として、最近の稼働履歴に応じて、計量器38
から供給された重量データーに種々の重量を調和させる
機能がある。このフィルターの基本機能については、前
述したカラタの米国特許第4、954、975に詳しく述べられ
ている。
【0096】カルマンフィルター14は、推定排出量
と、この推定排出量の標準偏差とを判定するようになっ
ている。大量異なった新しい測定値(例えば、予期して
いた排出量から3標準偏差以上も大きい排出量)が供給
されると、カルマンフィルターは「乱れ」る(即ち、不
安定になる)。ここで言う「乱れ(不安定)」とは、カ
ルマンフィルター14が、前回の測定値に対して著しく
小さい重量を新しい測定値に調和させることを意味す
る。LWF2が定常状態で稼働して、虚誤差(spuriouserro
r)が発生している(例えば、環境のノイズでフィルター
14への供給した重量測定値を乱す)ようなときには、
これは望ましいことである。虚誤差に割り当てた重量を
減少させることにより、カルマンフィルター14は定常
フローを維持する。
【0097】しかし、システムが将に始動しようとして
いるか、セットポイントが大量変化した場合では、各値
は前回値から変化するものと考えられる。図14に示し
た本発明によれば、システムが始動するか、セットポイ
ントの変化があった場合に、フィルター14が乱れるの
を阻止すべく一時的に介入して、フィルター14をして
変化している重量の推定値に対応するように、パラメー
ターが調節される。
【0098】図14において、ステップ600ではシス
テムの状態を判定して、LWF2が定常状態であるかどう
かを判断する。そうでなければ、ステップ602にてカ
ウンターを0に設定する。ステップ604では、フィル
ター14による通常のノイズ算出が中断される。ステッ
プ606に至っては、LWF2が丁度ど始動したばかりか
どうかシステムが判断する。システムが丁度始動したば
かりであれば、ステップ608にてカウンターをチェッ
クすることにより、図14の制御フローが始めて実行さ
れる最初のサイクルかどうか判定する。始動されたばか
りであれば、ステップ610で一群のフィルターパラメ
ーターが始めて調節される。それ以後の場合では、制御
フローはステップ622へと直行してカウンターを1だ
け増加させる。ステップ624では、カウンターをチェ
ックしてカウントが30に等しいかどうかを判定する。
カウントが30になっている(即ち、30個の重量測定
値が収集された)場合、システムの状態が始動状態から
定常状態に変更される。
【0099】他方、ステップ606でシステムがまだ始
動していないと判定されると、ステップ612において
セットポイントが今変化したかどうか判定され、その
後、ステップ614からステップ620に至る。ステッ
プ614では、フィルター14が作成した推定排出量の
測定標準偏差MSDが、下記式(7)に従って調節され
る。
【0100】 MSD = MSD + (1 - U) * DELTA SETPOINT ・・・・・・・ (7) 但し、MSDは測定標準偏差、Uは表1から得るアンダー
シュート係数、DELTA SETPOINTは、セットポイントの変
化分をそれぞれ表す。
【0101】フィルター14は、標準偏差に基づいて乱
す(新しい推定値に合わせた重量を減少させる)べき稼
働かを判定するから、標準偏差が増加するとカルマンフ
ィルター14が、新値があたかも前回の推定値に近いか
のように応答するようになる。この標準偏差の増加は、
セットポイントの変化分から求めることができる。従っ
て、セットポイントが変化すればするほど、フィルター
14に対する調節量も大きくなり、前回の推定値とは違
った排出量の推定値を受け入れるようになる。表1に示
したアンダーシュート係数Uは、この調節を変化させる
ためにも用いられる。このアンダーシュート係数は信頼
度係数から得られ、この信頼度係数が大きければ大きい
ほど、(1−U)の値は小さくなる。従って、現在の予
想排出量が一層信頼できるものであれば、MSDに対する
調節量は少なくて済む。
【0102】ステップ616では、フィルター14にお
ける所望標準偏差DSDパラメーターが調節されて、所望M
SD/DSD比が作られる。MDSD/DSD比で、カルマンフィルタ
ー14がどれ程フィルター作用をなしたかが判明する。
フィルター14の出力が入力よりも平滑であるから、DS
DはMSDよりも小さい。このMSD/DSD比が大きければ大き
いほど、フィルター作用が頻繁に行われる。また、この
比が大きければ大きいほど、フィルター14の時定数が
長い。調節後では、この比はフィルター調節以前値より
3倍小さくなっている。何故なら、予想排出量ypの信頼
度係数が小さけときでは、フィルター14が迅速に3回
応答して迅速に推定重量を更新するようにして、急速に
相関がとれるようにするのが望ましいからである。ステ
ップ618とステップ620とでは、MSD/DSD比をクラ
ンプしてその比を最小値に限定している。
【0103】ステップ621では、CGAINパラメーター
を調節する。図1に示したモーター速度制御機能16に
は、流量を調節するのにPIDアルゴリズム(比例積分誘
導制御アルゴリズム)を用いられている。このCGAINパ
ラメーターは、この制御アルゴリズムの積分成分のゲイ
ンを表している。従って、このパラメーターが変動する
と、モーター速度制御機能16にフィルター14から入
力される材料搬送誤差信号に対する応答性を調節するこ
とにより、モーター速度制御機能16の時定数に影響を
及ぼしている。このCGAINパラメーターは、Uを表1に
示したアンダーシュート係数とすると、[(1 - U) *
(セットポイント変化量)]に比例して増加する。世っ
て、予想排出量が信頼性ないものであれば、モーター速
度制御機能16がセットポイントの変化に応答しなが
ら、一層集中的に不正確な搬送に対して矯正作用を施す
ようになる。
【0104】ステップ622から626に至っては、カ
ウンターのカウントを加算していき、カウントをチェッ
クしてLWF2前述のように定常状態にあるかどうかを判
定する。従って、MSDとDSDとを調節することにより、フ
ィルターの乱れを防ぐことができるのである。また、CG
AINパラメーターを調節することで、変化している搬送
量に対するフィルター14の応答性が調節される。その
後、ステップ600へと制御フローが移って、当該制御
ループが繰り返される。
【0105】ステップ600においては、5つの小さい
セットポイントの更新(尚、この小さいセットポイント
の変化とは、6%より小さい変化を意味する)が所定時
間内に発生したかどうかを判定している。通常、ステッ
プ612からステップ626までのシーケンスは、セッ
トポイントの変化量が小さければ実行されるようなこと
はなく、フィルターも単一の小さい変化により乱れるよ
うなこともないので、MSDとDSDを調節する必要はない。
【0106】しかし、ステップ634で所定時間内にセ
ットポイントに幾つかの小さい変化が発生したと判定さ
れると、オペレーターは徐々とシステムを調節する必要
があるが、その後はステップ636に制御フローが移
る。MSDに対して短時間に亙る累積変化量に基づいてわ
ずかの調節を施して、フィルター14が乱れるのを防い
でいる。その後はステップ600に至って制御ループが
繰り返される。
【0107】尚、ここまで説明した種々の実施例につい
ては、当業者には種々の変形や改変などが容易に考えら
れるところである。ここまで端本発明を典型的な実施例
として説明したが、本発明の範囲から逸脱しなくとも、
種々の形で実施できるものであるのは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の典型的な実施例を示すブロック図。
【図2】 図1に示したように、駆動命令に対してプロ
ットした振動曲線と信頼度アレーを示す説明図。
【図3】 図1に示したカルマンフィルターが実行する
プロセスのフローチャート。
【図4】 図1に示したシステムを較正するプロセスの
フローチャート。
【図5】 図1に示した振動式フィーダーを駆動するの
に用いる駆動命令を判定するプロセスのフローチャー
ト。
【図6】 図2に示した振動曲線を更新するべきかどう
かの判定プロセスを示すフローチャート。
【図7】 図2に示した振動曲線と信頼度アレーとにお
けるそれぞれの値を更新するプロセスの一部を示すフロ
ーチャート。
【図8】 図2に示した振動曲線と信頼度アレーとにお
けるそれぞれの値を更新するプロセスの残りを示すフロ
ーチャート。
【図9】 図2に示した振動曲線と信頼度アレーとにお
けるそれぞれの現在値のスナップショットをセーブする
プロセスのフローチャート。
【図10】 図2に示した振動曲線と信頼度アレーとを
再構築すべきかどうかの判定プロセスの一部を示すフロ
ーチャート。
【図11】 図2に示した振動曲線と信頼度アレーとを
再構築すべきかどうかの判定プロセスの残りを示すフロ
ーチャート。
【図12】 図2に示した振動曲線と信頼度アレーとを
自動的に再構築するプロセスのフローチャート。
【図13】 図2に示した振動曲線をオペレーターの指
示で再構築するプロセスのフローチャート。
【図14】 システム始動とセットポイント変化を考慮
すべく、図1に示したカルマンフィルターのパラメータ
ーを調節するプロセスのフローチャート。
【符号の説明】
10: プロセッサー 12: 原材料重量データー処理機能 14: カルマンフィルター 16: モーター速度制御機能 18: 振動曲線作成機能 20: 振動曲線 22: 信頼度アレー 24: 較正機能 30: 振動駆動電源用電子回路 32: 計量ホッパー 34: 振動式供給トレー 36: アクチュエーター 38: 計量器 40: 原材料重量データー 42:重量信号
フロントページの続き (72)発明者 シュテファン・ルーデシャー スイス、ツェーハー−4665オフトリンゲ ン、フィッシャーヴェーク146番

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 材料容器と、該容器を励振するアクチュ
    エーターと、排出する材料の重量を検出する計量装置
    と、材料排出量を推定する装置とからなる振動式計量供
    給システムにおいて、前記材料排出量を調節すべく前記
    アクチュエーターを制御する方法であって、 (a) 複数の駆動命令値を作成し、 (b) 予想排出量と信頼度係数とをそれぞれに対応する命
    令値と関連づけ、 (c) 現在の排出量を推定し、 (d) 前回に選択したセットポイント排出量とほぼ等しい
    一つの予想排出量に対応する駆動命令値を選択して、 (e) セットポイントに近い二つの予想排出量に対応する
    それぞれの信頼度係数に従って前記選択した駆動命令値
    を減少して、減少駆動命令値を作成し、 (f) 前記アクチュエーターに前記減少駆動命令値を表す
    駆動命令信号を供給して排出量を設定し、 (g) 予想排出量が所定量以下だけ推定排出量から逸れて
    いる場合に、前記選択した駆動命令値に対応するそれぞ
    れの信頼度係数を増加させることよりなる振動式フィー
    ダーの制御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法であって、 (h) 排出量がセットポイント排出量とほぼ等しくなるま
    で前記ステップ(c)、(f)、(g)を繰り返すこと
    よりなる制御方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の方法であって、 (i) 前記ステップ(g)が実行される都度に、選択した
    駆動命令値に対応する予想排出量を、予想排出量と推定
    排出量との基づく新たな予想排出量に更新することより
    なる制御方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の方法であって、 (j) どれか一つの信頼度係数が所定最大値に増加する
    と、予想排出量と信頼度係数のそれぞれの現在値を記憶
    し、 (k) ステップ(j)において記憶されたそれぞれの値か
    ら所定比以上、現在の駆動命令値に対応する予想排出量
    が逸れる時期を検出し、 (l) 検出が行われたときに前記比だけそれぞれの予想排
    出量を乗算することを更に行うことよりなる制御方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の方法であって、 (m) 前記ステップ(l)を実行するときにそれぞれの信
    頼度係数を減少させてなる制御方法。
  6. 【請求項6】 請求項3に記載の方法であって、 (n) 何れかの信頼度係数が所定最大値に増加すると、予
    想排出量と信頼度係数のそれぞれの現在値を記憶し、 (o) 予想排出量の値を再構築するとのオペレーターから
    の要請を検出し、 (p) オペレーターの要請に応答して、オペレーターが要
    請した入力パラメーターにより定まる値を記憶した予想
    排出量の値に乗算することを更に行うことよりなる制御
    方法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のものであって、 (q) 前記ステップ(4)を実行する際に、所定クランプ
    値よりも大きい信頼度係数を前記クランプ値へ減少させ
    てなる制御方法。
  8. 【請求項8】 請求項2に記載のものであって、 (r) 前記容器がほぼ空で、フィーダーが停止したとき
    に、前記信頼度係数を所定量だけ減少させてなる制御方
    法。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載のものであって、 (s) 前記ステップ(c)を実行する前に較正操作を行
    い、 (t) 前記ステップ(b)において作成した係数の値より
    も大きい所定値へと信頼度係数を増加させてなる制御方
    法。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載のものであって、前記
    ステップ(c)が、 (u) 計量装置から重量測定値を入力し、 (v) カルマンフィルターで前記重量測定値をフィルター
    処理することよりなる制御方法。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の方法であって、前
    記カルマンフィルターは時定数を有しており、前記ステ
    ップ(c)が、 (w) 供給システムが始動すると前記時定数を減少させる
    ことよりなる制御方法。
  12. 【請求項12】 請求項10に記載の方法であって、前
    記カルマンフィルターは時定数を有しており、前記ステ
    ップ(c)が、 (x) セットポイントが変化したときに前記時定数を減少
    させることよりなる制御方法。
  13. 【請求項13】 請求項10に記載の方法であって、前
    記ステップ(c)が、 (y) 供給システムが始動したときとセットポイントが変
    化したときに、カルマンフィルターの乱れを阻止すべく
    当該カルマンフィルターにバイアスをかけることよりな
    る制御方法。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の方法であって、カ
    ルマンフィルターにバイアスをかけるステップが、 (z) セットポイントに最も近い予想排出量に対応する信
    頼度係数に基づいてバイアス量を求めてなる制御方法。
  15. 【請求項15】 材料容器と、該容器を励振するアクチ
    ュエーターと、排出する材料の重量を検出する計量装置
    と、材料排出量を推定する装置とからなる振動式計量供
    給システムであって、 それぞれが予想排出量と信頼度係数とを有する駆動命令
    値を複数記憶する記憶手段と、 該記憶手段と接続されていて、一つの予想排出量がセッ
    トポイント排出量とほぼ等しくなるように、何れかの予
    想排出量に対応する駆動命令値を選択する選択手段と、 該選択手段に応答して、セットポイントに近い二つの予
    想排出量に対応するそれぞれの信頼度係数に従って前記
    選択した駆動命令値を減少して、減少駆動命令値を作成
    する減少手段と、 該減少手段に応答して、前記アクチュエーターに前記減
    少駆動命令値を表す駆動命令信号を供給して前記アクチ
    ュエーターを以て前記駆動命令信号に応じて排出量を設
    定させる信号伝達手段と、 現在の排出量を推定する推定手段と、 前記記憶手段と前記推定手段とに接続されていて、予想
    排出量が所定量以下だけ推定排出量から逸れている場合
    に、前記選択した駆動命令値に対応するそれぞれの信頼
    度係数を増加させる手段とからなる振動式計量供給シス
    テム。
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