JPH06316046A - 複合フッ素樹脂フィルム - Google Patents
複合フッ素樹脂フィルムInfo
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- JPH06316046A JPH06316046A JP10808593A JP10808593A JPH06316046A JP H06316046 A JPH06316046 A JP H06316046A JP 10808593 A JP10808593 A JP 10808593A JP 10808593 A JP10808593 A JP 10808593A JP H06316046 A JPH06316046 A JP H06316046A
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- film
- resin
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Abstract
(57)【要約】
【構成】フッ素樹脂フィルムの少なくとも一表面上に、
水性樹脂とスルホン化ポリスチレン及び/又はその塩を
主成分とした被覆層を設けた複合フッ素樹脂フィルム。 【目的】取扱い性に優れ、かつ、被覆層の帯電防止性と
易接着性との両立が可能な、優れた特性を有する複合フ
ッ素樹脂フィルムを提供する。
水性樹脂とスルホン化ポリスチレン及び/又はその塩を
主成分とした被覆層を設けた複合フッ素樹脂フィルム。 【目的】取扱い性に優れ、かつ、被覆層の帯電防止性と
易接着性との両立が可能な、優れた特性を有する複合フ
ッ素樹脂フィルムを提供する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複合フッ素樹脂フィル
ムに関するものである。詳しくは、帯電防止性、易接着
性等に優れた複合フッ素フィルムに関する。
ムに関するものである。詳しくは、帯電防止性、易接着
性等に優れた複合フッ素フィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】フッ素樹脂フィルムは、その優れた耐熱
性、耐候性、耐薬品性、電気絶縁性等を有している。し
かし、フッ素樹脂フィルムは、その表面活性が極めて低
い故にフッ素樹脂フィルム特有の性質を有するが、反
面、接着性に欠けたり静電気が帯電しやすいなどの都合
の悪い性質も内在している。
性、耐候性、耐薬品性、電気絶縁性等を有している。し
かし、フッ素樹脂フィルムは、その表面活性が極めて低
い故にフッ素樹脂フィルム特有の性質を有するが、反
面、接着性に欠けたり静電気が帯電しやすいなどの都合
の悪い性質も内在している。
【0003】従って、この様な不都合を解消するため、
従来から基材フィルム表面に各種の帯電防止剤、例えば
金属粉、酸化スズ−アンチモン系導電剤、帯電防止能を
有する界面活性剤等を含む合成樹脂を塗設する方法が検
討されてき、前述の如く表面改質された複合フッ素樹脂
フィルムとしては、例えば特開昭57−174320号
公報、特開昭57−177027号公報等が開示されて
いる。
従来から基材フィルム表面に各種の帯電防止剤、例えば
金属粉、酸化スズ−アンチモン系導電剤、帯電防止能を
有する界面活性剤等を含む合成樹脂を塗設する方法が検
討されてき、前述の如く表面改質された複合フッ素樹脂
フィルムとしては、例えば特開昭57−174320号
公報、特開昭57−177027号公報等が開示されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
複合フッ素樹脂フィルムにおいては、金属粉や酸化スズ
−アンチモン系導電剤を含む樹脂層を設けたものは帯電
防止効果は優れるものの透明性、平滑性、密着性等に不
安を有する。また、帯電防止能を有する界面活性剤を含
む樹脂層を形成したものは帯電防止剤が表面や界面にブ
リードアウトしたり、経時と共にマングレーションを起
こし、WBL層(weak boundary lay
er)を作るため、表面に曇りを生じ透明性が低下し易
いし、基材フィルムとの密着性や各種基材との接着性が
悪化し易いなどの欠点がある。更に、高温下で熱処理し
たり、経時に伴って帯電防止性を損なうなどの欠点があ
る。
複合フッ素樹脂フィルムにおいては、金属粉や酸化スズ
−アンチモン系導電剤を含む樹脂層を設けたものは帯電
防止効果は優れるものの透明性、平滑性、密着性等に不
安を有する。また、帯電防止能を有する界面活性剤を含
む樹脂層を形成したものは帯電防止剤が表面や界面にブ
リードアウトしたり、経時と共にマングレーションを起
こし、WBL層(weak boundary lay
er)を作るため、表面に曇りを生じ透明性が低下し易
いし、基材フィルムとの密着性や各種基材との接着性が
悪化し易いなどの欠点がある。更に、高温下で熱処理し
たり、経時に伴って帯電防止性を損なうなどの欠点があ
る。
【0005】本発明は、上記のような問題点を解決し、
複合フッ素樹脂フィルムの帯電防止性とその持続性に優
れ、さらには、帯電防止性と易接着性との両立が可能
な、優れた特性を有する複合フッ素樹脂フィルムを提供
することを目的とする。
複合フッ素樹脂フィルムの帯電防止性とその持続性に優
れ、さらには、帯電防止性と易接着性との両立が可能
な、優れた特性を有する複合フッ素樹脂フィルムを提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的に沿う本発明の
複合フッ素樹脂フィルムは、フッ素樹脂フィルムの少な
くとも片面上に、水性樹脂とスルホン化ポリスチレン及
び/又はその塩を主成分とした被覆層を設けたものから
なる。
複合フッ素樹脂フィルムは、フッ素樹脂フィルムの少な
くとも片面上に、水性樹脂とスルホン化ポリスチレン及
び/又はその塩を主成分とした被覆層を設けたものから
なる。
【0007】本発明において、フッ素樹脂フィルムの材
質は特に限定されず、公知の各種のものを用いることが
できる。代表的なものとして4フッ化エチレン重合体、
エチレン−4フッ化エチレン共重合体、4フッ化エチレ
ン−6フッ化プロピレン共重合体、4フッ化エチレン−
パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体、2フッ
化ビニリデン重合体、3フッ化エチレン重合体、1フッ
化エチレン重合体、塩化3フッ化エチレン重合体等やこ
れらの共重合体や混合体等を挙げることができる。しか
し機械的特性、製膜性、加工適性等の面から4フッ化エ
チレン−6フッ化プロピレン共重合体、エチレン−4フ
ッ化エチレン共重合体を用いるのが好ましく、中でもエ
チレン−4フッ化エチレン共重合体を主成分としたもの
が特に好ましい。尚、主成分としてはそのものが樹脂組
成物中50%以上、好ましくは70%以上であるものを
指し、適宜、他の物を含有してもよい。添加する樹脂は
特に限定されないが、例えばポリオレフィン系樹脂等を
挙げることが可能である。
質は特に限定されず、公知の各種のものを用いることが
できる。代表的なものとして4フッ化エチレン重合体、
エチレン−4フッ化エチレン共重合体、4フッ化エチレ
ン−6フッ化プロピレン共重合体、4フッ化エチレン−
パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体、2フッ
化ビニリデン重合体、3フッ化エチレン重合体、1フッ
化エチレン重合体、塩化3フッ化エチレン重合体等やこ
れらの共重合体や混合体等を挙げることができる。しか
し機械的特性、製膜性、加工適性等の面から4フッ化エ
チレン−6フッ化プロピレン共重合体、エチレン−4フ
ッ化エチレン共重合体を用いるのが好ましく、中でもエ
チレン−4フッ化エチレン共重合体を主成分としたもの
が特に好ましい。尚、主成分としてはそのものが樹脂組
成物中50%以上、好ましくは70%以上であるものを
指し、適宜、他の物を含有してもよい。添加する樹脂は
特に限定されないが、例えばポリオレフィン系樹脂等を
挙げることが可能である。
【0008】また、フッ素樹脂フィルムには公知の添加
剤、例えば、耐熱安定剤、耐酸化安定剤、耐候安定剤、
紫外線吸収剤、顔料、染料、無機または有機の微粒子、
充填剤等を配合してもよい。
剤、例えば、耐熱安定剤、耐酸化安定剤、耐候安定剤、
紫外線吸収剤、顔料、染料、無機または有機の微粒子、
充填剤等を配合してもよい。
【0009】更に、フッ素樹脂フィルムは未配向、一軸
配向、二軸配向のいずれでも用い得るが機械的強度が要
求される場合には配向フィルムが望ましい。
配向、二軸配向のいずれでも用い得るが機械的強度が要
求される場合には配向フィルムが望ましい。
【0010】フッ素樹脂フィルムの厚みは、特に限定さ
れず、1〜500μm程度の範囲から適当な厚みを設定
することができる。また、フッ素樹脂フィルムの表面粗
さや光学的特性等についても、特に限定されず、種々用
途での要求特性を勘案して、適切に所望の値に設定でき
る。
れず、1〜500μm程度の範囲から適当な厚みを設定
することができる。また、フッ素樹脂フィルムの表面粗
さや光学的特性等についても、特に限定されず、種々用
途での要求特性を勘案して、適切に所望の値に設定でき
る。
【0011】更に本発明では、フッ素樹脂フィルム表面
に被覆層を形成する場合、表面処理を施すことによって
塗布性が良化するのみならず、被覆層の密着性、耐水
性、耐溶剤性などが改良されるのでより好ましく使用で
きる。表面処理は公知の方法、例えばコロナ放電処理
(空気中、窒素中、炭酸ガス中など)やプラズマ処理
(高圧、低圧)等が好適に用い得る。処理強度は、特に
限定されず、用途に応じて適切に所望の値とすることが
できるが、処理強度の目安すとして、JIS−K−67
68に基づいて測定したフィルムの表面濡れ指数を40
dyn/cm以上、好ましくは45dyn/cm以上と
するのが望ましい。
に被覆層を形成する場合、表面処理を施すことによって
塗布性が良化するのみならず、被覆層の密着性、耐水
性、耐溶剤性などが改良されるのでより好ましく使用で
きる。表面処理は公知の方法、例えばコロナ放電処理
(空気中、窒素中、炭酸ガス中など)やプラズマ処理
(高圧、低圧)等が好適に用い得る。処理強度は、特に
限定されず、用途に応じて適切に所望の値とすることが
できるが、処理強度の目安すとして、JIS−K−67
68に基づいて測定したフィルムの表面濡れ指数を40
dyn/cm以上、好ましくは45dyn/cm以上と
するのが望ましい。
【0012】本発明の被覆層とは、水性樹脂とスルホン
化ポリスチレン及び/又はその塩を含む、あるいは主成
分とする層である。主成分とする層とは、そのものが被
覆層中50重量%以上であるものを指し、適宜他の物質
を添加してもよい。本発明においては、かかる被覆層
が、前記フィルム支持体の少なくとも片面上に設けられ
る。
化ポリスチレン及び/又はその塩を含む、あるいは主成
分とする層である。主成分とする層とは、そのものが被
覆層中50重量%以上であるものを指し、適宜他の物質
を添加してもよい。本発明においては、かかる被覆層
が、前記フィルム支持体の少なくとも片面上に設けられ
る。
【0013】本発明における水性樹脂とは、水性樹脂或
いは水分散性樹脂であって、基体フィルムとの親和力が
よい熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、反応性樹脂などの中
から選ばれたものであり、分子構造式中にフッ素原子を
含まないものが好ましい。例えば、ニカワ、カゼインな
どの天然水溶性高分子、ポリエチレングリコール、ポリ
ビニルアルコール、メチルセルロースおよびその他セル
ロース誘導体、尿素樹脂やメラミン樹脂などの水溶性高
分子、ポリエステルエーテルなどの水溶性ポリエステ
ル、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフ
タレート、ポリアクリル酸エステル、ポリメタクリル酸
エステル等のポリエステル、ポリアクリロニトリル、ポ
リアミド、ポリビニルブチラール、ポリ塩化ビニル、ポ
リ塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリ酢酸ビニル、ポ
リブタジエン、ポリウレタン、ポリクロロプレン、フェ
ノール樹脂、アルキツド樹脂、エポキシ樹脂、架橋性シ
リコーン樹脂など、および、以上の共重合体、及び、そ
れらの混合物であり、中でも、ポリウレタン系、ポリエ
ステル系、ポリアクリル系の水溶性樹脂或いは水分散性
樹脂が好ましく、特に好ましいのはポリアクリル系の水
分散性樹脂である。
いは水分散性樹脂であって、基体フィルムとの親和力が
よい熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、反応性樹脂などの中
から選ばれたものであり、分子構造式中にフッ素原子を
含まないものが好ましい。例えば、ニカワ、カゼインな
どの天然水溶性高分子、ポリエチレングリコール、ポリ
ビニルアルコール、メチルセルロースおよびその他セル
ロース誘導体、尿素樹脂やメラミン樹脂などの水溶性高
分子、ポリエステルエーテルなどの水溶性ポリエステ
ル、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフ
タレート、ポリアクリル酸エステル、ポリメタクリル酸
エステル等のポリエステル、ポリアクリロニトリル、ポ
リアミド、ポリビニルブチラール、ポリ塩化ビニル、ポ
リ塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリ酢酸ビニル、ポ
リブタジエン、ポリウレタン、ポリクロロプレン、フェ
ノール樹脂、アルキツド樹脂、エポキシ樹脂、架橋性シ
リコーン樹脂など、および、以上の共重合体、及び、そ
れらの混合物であり、中でも、ポリウレタン系、ポリエ
ステル系、ポリアクリル系の水溶性樹脂或いは水分散性
樹脂が好ましく、特に好ましいのはポリアクリル系の水
分散性樹脂である。
【0014】ここでポリアクリル系樹脂とは、基本式
【化1】 (R:水素又はメチル基、R′は炭素数1〜18のアル
キル基)で示されるアルキルアクリレート、およびアル
キルメタクリレート、アクリル酸、メタクリル酸、β−
ヒドロキシアクリレート、β−ヒドロキシメタクリレー
ト、β−ヒドロキシプロピルアクリレート、β−ヒドロ
キシプロピルメタクリレート、ポリオキシエチレングリ
コールモノメタクリレート、ポリエチレンポリテトラメ
チレンエーテルグリコールモノメタクリレート、ジメチ
ルアミノエチルメタクリレート、ジエチルアミノエチル
メタクリレート、アクリルアミド、メタクリルアミド、
N−メチルメタクリルアミド、N−n−ブトキシメチル
アクリルアミド、アシッドホスホオキシエチルメタクリ
レート、3−クロロ−2−アシッドホスホオキシプロピ
ルメタクリレート、3−クロロ−2−ヒドロキシプロピ
ルメタクリレート、グリシジルアクリレート、グリシジ
ルメタクリレート、テトラヒドロフルフリルアクリレー
ト、テトラヒドロフルフリルメタクリレート、メトキシ
ポリエチレングリコールモノメタクリレート、3−アク
リルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、N−メチ
ロールアクリルアミド、N−メチロールメタクリルアミ
ド、ポリオキシエチレングリコールジメタクリレート、
1,3−ブチレングリコールジメタクリレート、1,6
−ヘキサンジオールジメタクリレート、トリメチロール
プロパントリアクリレート、トリメチロールプロパント
リメタクリレート、ジブロムネオペンチルグリコールジ
メタクリレート、テトラメチロールメタントリアクリレ
ートなどから選ばれた1種又は2種以上の共重合体が挙
げられる。塗膜の透明性の点でアルキルメタクリレート
/アルキルアクリレート共重合体が好ましく、例えばメ
チルメタクリレート/エチルアクリレートの共重合体を
例示することができる。更に基材との密着性の点でカル
ボシル基、或いはメチロール基含有モノマー、アクリル
アミドなどを共重合したアクリル酸エステル、メタクリ
ル酸エステル共重合体の水分散体が好ましい。また、共
重合組成面でメチルメタクリレートを40wt%以上8
0wt%以下含有するアクリル系共重合体とした場合、
透明性が優れるのでより好ましい。
キル基)で示されるアルキルアクリレート、およびアル
キルメタクリレート、アクリル酸、メタクリル酸、β−
ヒドロキシアクリレート、β−ヒドロキシメタクリレー
ト、β−ヒドロキシプロピルアクリレート、β−ヒドロ
キシプロピルメタクリレート、ポリオキシエチレングリ
コールモノメタクリレート、ポリエチレンポリテトラメ
チレンエーテルグリコールモノメタクリレート、ジメチ
ルアミノエチルメタクリレート、ジエチルアミノエチル
メタクリレート、アクリルアミド、メタクリルアミド、
N−メチルメタクリルアミド、N−n−ブトキシメチル
アクリルアミド、アシッドホスホオキシエチルメタクリ
レート、3−クロロ−2−アシッドホスホオキシプロピ
ルメタクリレート、3−クロロ−2−ヒドロキシプロピ
ルメタクリレート、グリシジルアクリレート、グリシジ
ルメタクリレート、テトラヒドロフルフリルアクリレー
ト、テトラヒドロフルフリルメタクリレート、メトキシ
ポリエチレングリコールモノメタクリレート、3−アク
リルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、N−メチ
ロールアクリルアミド、N−メチロールメタクリルアミ
ド、ポリオキシエチレングリコールジメタクリレート、
1,3−ブチレングリコールジメタクリレート、1,6
−ヘキサンジオールジメタクリレート、トリメチロール
プロパントリアクリレート、トリメチロールプロパント
リメタクリレート、ジブロムネオペンチルグリコールジ
メタクリレート、テトラメチロールメタントリアクリレ
ートなどから選ばれた1種又は2種以上の共重合体が挙
げられる。塗膜の透明性の点でアルキルメタクリレート
/アルキルアクリレート共重合体が好ましく、例えばメ
チルメタクリレート/エチルアクリレートの共重合体を
例示することができる。更に基材との密着性の点でカル
ボシル基、或いはメチロール基含有モノマー、アクリル
アミドなどを共重合したアクリル酸エステル、メタクリ
ル酸エステル共重合体の水分散体が好ましい。また、共
重合組成面でメチルメタクリレートを40wt%以上8
0wt%以下含有するアクリル系共重合体とした場合、
透明性が優れるのでより好ましい。
【0015】更に、アクリル系共重合体の数平均分子量
は特に限定されないが、好ましくは20万〜100万、
更に好ましくは30万〜80万であるのが塗膜の易接着
性の点で望ましい。
は特に限定されないが、好ましくは20万〜100万、
更に好ましくは30万〜80万であるのが塗膜の易接着
性の点で望ましい。
【0016】本発明におけるスルホン化ポリスチレン及
び/又はその塩とは、基本式
び/又はその塩とは、基本式
【化2】 で示されるポリスチレンをスルホン化あるいはスチレン
スルホン酸を重合したアニオン性高分子であり、X+ イ
オンとしては、H+ 、NH4 + 、K+ 、Na+ 、Li+
などを挙げることができる。その中でX+ イオンが
H+ 、NH4 + であるスルホン化ポリスチレンを用いる
のが帯電防止性の点で好ましく、H+ イオンの場合には
塗膜の厚みを薄くできるのでより好ましい。
スルホン酸を重合したアニオン性高分子であり、X+ イ
オンとしては、H+ 、NH4 + 、K+ 、Na+ 、Li+
などを挙げることができる。その中でX+ イオンが
H+ 、NH4 + であるスルホン化ポリスチレンを用いる
のが帯電防止性の点で好ましく、H+ イオンの場合には
塗膜の厚みを薄くできるのでより好ましい。
【0017】スルホン化ポリスチレン及び/又はその塩
の分子量は1万〜100万のものが好ましく、より好ま
しくは3万〜30万である。
の分子量は1万〜100万のものが好ましく、より好ま
しくは3万〜30万である。
【0018】本発明では、水性樹脂(A)とスルホン化
ポリスチレン及び/又はその塩(B)の重量比率(A/
B)が95/5〜5/95、好ましくは90/10〜1
5/85の範囲にあるのが望ましい。(A)成分が95
/5を越えた場合には、十分な帯電防止効果が得にくい
し、5/95に満たない場合には、透明性を低下させた
り、基材との密着性が低下したりするので好ましくな
い。
ポリスチレン及び/又はその塩(B)の重量比率(A/
B)が95/5〜5/95、好ましくは90/10〜1
5/85の範囲にあるのが望ましい。(A)成分が95
/5を越えた場合には、十分な帯電防止効果が得にくい
し、5/95に満たない場合には、透明性を低下させた
り、基材との密着性が低下したりするので好ましくな
い。
【0019】特に接着性の改良が要求される場合には、
重量比率(A/B)を90/10〜70/30とするの
が好適である。
重量比率(A/B)を90/10〜70/30とするの
が好適である。
【0020】本発明では、被覆層の密着性、耐溶剤性、
耐スクラッチ性、機械強度をより良化せしめるために被
覆層に架橋結合剤を含有させることが好ましい。
耐スクラッチ性、機械強度をより良化せしめるために被
覆層に架橋結合剤を含有させることが好ましい。
【0021】本発明でいう架橋結合剤とは、水性樹脂に
存在する官能基、例えばヒドロキシル基、カルボキシル
基、グリシジル基、アミド基などと架橋反応し、最終的
には三次元網状構造を有する被服層とするための架橋剤
であれば特に限定しないが代表例としてはメチロール化
或いはアルキロール化した尿素系、メラミン系、アクリ
ルアミド系、ポリアミド系樹脂、およびエポキシ化合
物、イソシアネート化合物、アジリジン化合物などを挙
げることができる。その中でも基体フィルムとの密着
性、耐スクラッチ性の点でメチロール化メラミン、イソ
シアネート化合物の使用が好ましい。これらの架橋結合
剤は単独、場合によっては2種以上併用してもよい。
存在する官能基、例えばヒドロキシル基、カルボキシル
基、グリシジル基、アミド基などと架橋反応し、最終的
には三次元網状構造を有する被服層とするための架橋剤
であれば特に限定しないが代表例としてはメチロール化
或いはアルキロール化した尿素系、メラミン系、アクリ
ルアミド系、ポリアミド系樹脂、およびエポキシ化合
物、イソシアネート化合物、アジリジン化合物などを挙
げることができる。その中でも基体フィルムとの密着
性、耐スクラッチ性の点でメチロール化メラミン、イソ
シアネート化合物の使用が好ましい。これらの架橋結合
剤は単独、場合によっては2種以上併用してもよい。
【0022】添加する架橋結合剤の量は架橋剤の種類に
よって適宜選択されるが通常は樹脂固形分100重量部
に対し0.01〜50重量部が好ましく、0.1〜30
重量部がより好ましい。添加量が0.01重量部未満で
は架橋効果が低く、50重量部を越えるものは被覆層の
密着性が低下したり、更には塗布性が悪化し均一層を形
成しにくい。
よって適宜選択されるが通常は樹脂固形分100重量部
に対し0.01〜50重量部が好ましく、0.1〜30
重量部がより好ましい。添加量が0.01重量部未満で
は架橋効果が低く、50重量部を越えるものは被覆層の
密着性が低下したり、更には塗布性が悪化し均一層を形
成しにくい。
【0023】また架橋結合剤には、架橋触媒を併用する
とより架橋が進むため更に好ましい。架橋触媒としては
塩類、無機物質、有機物質、酸物質、アルカリ物質など
公知のものを用いることができる。添加する架橋触媒の
量は、樹脂固形分100重量部に対し0.001〜10
重量部、好ましくは0.1〜5重量部てある。
とより架橋が進むため更に好ましい。架橋触媒としては
塩類、無機物質、有機物質、酸物質、アルカリ物質など
公知のものを用いることができる。添加する架橋触媒の
量は、樹脂固形分100重量部に対し0.001〜10
重量部、好ましくは0.1〜5重量部てある。
【0024】架橋剤を加えた塗材は基体フィルムに塗布
後、加熱、紫外線、電子線などによって架橋されるが通
常は加熱による方法が一般的である。
後、加熱、紫外線、電子線などによって架橋されるが通
常は加熱による方法が一般的である。
【0025】本発明では、被覆層の積層厚みは、特に限
定されるものではないが0.001〜20μmが好まし
く、より好ましくは0.01〜10μmの範囲にあるも
のが被覆層の均一形成性、帯電防止性、易接着性、密着
性等の点で望ましい。また、被覆層には必要に応じて、
本発明の効果を阻害しない量で公知の添加剤、例えば耐
熱剤、耐候剤、消泡剤、染料、無機或いは有機の微粒子
等を含有せしめてもよい。特に、無機系微粒子の添加で
易滑性を良化できるのでより好ましい。無機粒子の代表
例としては、シリカ、コロイダルシリカ、アルミナ、ア
ルミナゾル、カリオン、タルク、マイカ、炭酸カルシウ
ムなどを挙げることができる。無機微粒子は、平均粒径
0.01〜2000μmが好ましく、より好ましくは
0.05〜500μmであり、全樹脂固形分100重量
部に対する配合比は、重量比で0.01〜50部が好ま
しく、より好ましくは0.1〜10部である。
定されるものではないが0.001〜20μmが好まし
く、より好ましくは0.01〜10μmの範囲にあるも
のが被覆層の均一形成性、帯電防止性、易接着性、密着
性等の点で望ましい。また、被覆層には必要に応じて、
本発明の効果を阻害しない量で公知の添加剤、例えば耐
熱剤、耐候剤、消泡剤、染料、無機或いは有機の微粒子
等を含有せしめてもよい。特に、無機系微粒子の添加で
易滑性を良化できるのでより好ましい。無機粒子の代表
例としては、シリカ、コロイダルシリカ、アルミナ、ア
ルミナゾル、カリオン、タルク、マイカ、炭酸カルシウ
ムなどを挙げることができる。無機微粒子は、平均粒径
0.01〜2000μmが好ましく、より好ましくは
0.05〜500μmであり、全樹脂固形分100重量
部に対する配合比は、重量比で0.01〜50部が好ま
しく、より好ましくは0.1〜10部である。
【0026】次に、被覆層を設ける方法としては、製膜
工程内で基体となるフィルムにあらかじめ所定量に調整
した溶液を塗布し、しかる後に乾燥する方法、基体フィ
ルム単膜として巻き取った後に、塗布−乾燥の工程を設
ける方法などが好ましく適用できる。
工程内で基体となるフィルムにあらかじめ所定量に調整
した溶液を塗布し、しかる後に乾燥する方法、基体フィ
ルム単膜として巻き取った後に、塗布−乾燥の工程を設
ける方法などが好ましく適用できる。
【0027】塗布方法は特に限定されず押出ラミネート
法、メルトコーティング法等を用いてもよいが、高速で
薄膜コートすることが可能であるという理由からグラビ
ヤコート法、リバースコート法、キッスコート法、ダイ
コート法、メタリングバーコート法など公知の方法を適
用できる。また、塗布する前に必要に応じて空気中ある
いはその他種々雰囲気中でのコロナ放電処理など公知の
表面処理を施すことによって、塗布性や密着性に優れた
被覆層をフィルム表面上に形成できる。尚、塗材濃度、
塗膜乾燥条件は特に限定されるものではないが、塗膜乾
燥条件は被覆層や基体フィルムの諸特性に悪影響を及ぼ
さない範囲で行なうのが望ましい。
法、メルトコーティング法等を用いてもよいが、高速で
薄膜コートすることが可能であるという理由からグラビ
ヤコート法、リバースコート法、キッスコート法、ダイ
コート法、メタリングバーコート法など公知の方法を適
用できる。また、塗布する前に必要に応じて空気中ある
いはその他種々雰囲気中でのコロナ放電処理など公知の
表面処理を施すことによって、塗布性や密着性に優れた
被覆層をフィルム表面上に形成できる。尚、塗材濃度、
塗膜乾燥条件は特に限定されるものではないが、塗膜乾
燥条件は被覆層や基体フィルムの諸特性に悪影響を及ぼ
さない範囲で行なうのが望ましい。
【0028】
【特性の測定方法および評価方法】本発明の特性値は、
次の測定方法、評価基準による。
次の測定方法、評価基準による。
【0029】(1)受容層の密着性 受容層/支持体の密着性は、受容層上にクロスカット
(100個/cm2 )を入れ、該クロスカット面に対し
45°にセロテープ:CT−24(ニチバン(株)製)
を貼り、ハンドローラを用いて1kgの荷重で5往復し
て圧着させた後、セロテープを180°方向に強制剥離
し、受容層の剥離度合いを観察し、以下の如く判定し
た。
(100個/cm2 )を入れ、該クロスカット面に対し
45°にセロテープ:CT−24(ニチバン(株)製)
を貼り、ハンドローラを用いて1kgの荷重で5往復し
て圧着させた後、セロテープを180°方向に強制剥離
し、受容層の剥離度合いを観察し、以下の如く判定し
た。
【0030】◎:非常に良好(剥離なし) ○:良好(剥離面積5%未満) △:やや劣る(剥離面積5%以上20%未満) ×:不良(剥離面積20%以上)
【0031】(2)易接着性 受容層上にUVインク(東洋インキ(株)製FDO
(黒))を膜厚約2μmに塗布し、UVランプ120W
/cm×2灯で6m/min(高さ150mm)で照射
硬化させ、24時間経過後、該UVインク層上にセロテ
ープを貼り、以下(1)と同一方法で評価し、判定し
た。
(黒))を膜厚約2μmに塗布し、UVランプ120W
/cm×2灯で6m/min(高さ150mm)で照射
硬化させ、24時間経過後、該UVインク層上にセロテ
ープを貼り、以下(1)と同一方法で評価し、判定し
た。
【0032】(3)表面電気抵抗 株式会社アドバンテスト製デジタル超高抵抗/微小電流
計(タイプR8340)を用いて、20℃、65%RH
で測定した。
計(タイプR8340)を用いて、20℃、65%RH
で測定した。
【0033】(4)帯電性 スタティックオネストメータ・タイプS−4104(宍
戸商会製)を用い、放電電圧10KVで受容層に帯電
後、20℃、60%RHにおける電荷減衰を半減値
(秒)で評価し、以下の如く判定した。
戸商会製)を用い、放電電圧10KVで受容層に帯電
後、20℃、60%RHにおける電荷減衰を半減値
(秒)で評価し、以下の如く判定した。
【0034】○:良好(1秒未満) △:やや劣る(1秒以上30秒未満) ×:不良(30秒以上)
【0035】
【実施例】本発明を以下の実施例、比較例を用いて説明
するが、本発明はこれらに限定されているものではな
い。
するが、本発明はこれらに限定されているものではな
い。
【0036】実施例1 厚さ60μmのエチレン−4フッ化エチレン共重合樹脂
フィルム(東レ(株)製)の塗設面をコロナ放電処理
し、該面に水を希釈溶媒とし、これに水性樹脂としてメ
チルメタクリレート/エチルアクリレート(50/5
0)モル%に官能基としてカルボキシル基、メチロール
基を各2.5重量部導入した平均分子量50万のアクリ
ル系重合体とスルホン化ポリスチレン及び/又はその塩
として、SO2 O- X+ 基のX+ イオンとしてNH4 +
を有した分子量約7万のものを固形分重量比80:20
に混合した濃度10%の均一塗材を塗布し、塗布層を1
20℃で1分間乾燥させ、厚さ0.6μmの被覆層を形
成させた。得られた複合フッ素樹脂フィルムの特性は表
1に示した通りであり、各特性に優れたものであった。
フィルム(東レ(株)製)の塗設面をコロナ放電処理
し、該面に水を希釈溶媒とし、これに水性樹脂としてメ
チルメタクリレート/エチルアクリレート(50/5
0)モル%に官能基としてカルボキシル基、メチロール
基を各2.5重量部導入した平均分子量50万のアクリ
ル系重合体とスルホン化ポリスチレン及び/又はその塩
として、SO2 O- X+ 基のX+ イオンとしてNH4 +
を有した分子量約7万のものを固形分重量比80:20
に混合した濃度10%の均一塗材を塗布し、塗布層を1
20℃で1分間乾燥させ、厚さ0.6μmの被覆層を形
成させた。得られた複合フッ素樹脂フィルムの特性は表
1に示した通りであり、各特性に優れたものであった。
【0037】実施例2 実施例1に基づき、実施例1の調合液に、全樹脂固形分
に対し無機微粒子として平均粒子径0.3μmのコロイ
ダルシリカを5重量部添加した均一分散化塗材を用いた
ほかは、同一手法で複合フッ素樹脂フィルムを作製し
た。表1に示す如く、複合フッ素樹脂フィルムは各特性
に優れていることが判る。
に対し無機微粒子として平均粒子径0.3μmのコロイ
ダルシリカを5重量部添加した均一分散化塗材を用いた
ほかは、同一手法で複合フッ素樹脂フィルムを作製し
た。表1に示す如く、複合フッ素樹脂フィルムは各特性
に優れていることが判る。
【0038】実施例3 実施例1に基づき、実施例1の調合液に、全樹脂固形分
に対し架橋結合剤としてメラミン系架橋剤“ニカラッ
ク”12LF(三和ケミカル(株)製)を5重量部加え
た均一分散化塗材を用いたほかは、同一手法で複合フッ
素樹脂フィルムを得た。表1に示したように複合フッ素
樹脂フィルムは各特性に優れていた。
に対し架橋結合剤としてメラミン系架橋剤“ニカラッ
ク”12LF(三和ケミカル(株)製)を5重量部加え
た均一分散化塗材を用いたほかは、同一手法で複合フッ
素樹脂フィルムを得た。表1に示したように複合フッ素
樹脂フィルムは各特性に優れていた。
【0039】実施例4 実施例1に基づき、実施例1のスルホン化ポリスチレン
のX- イオンとしてH+ を導入したもの(分子量約7
万)を用いた以外は、同様にして複合フッ素樹脂フィル
ムを得た。このフィルムの特性は表1に示した通りで、
各特性に優れたものであった。
のX- イオンとしてH+ を導入したもの(分子量約7
万)を用いた以外は、同様にして複合フッ素樹脂フィル
ムを得た。このフィルムの特性は表1に示した通りで、
各特性に優れたものであった。
【0040】比較例1 実施例1に基づき、実施例1の水性樹脂単一からなる塗
材を用いたほかは同一手法で複合フッ素樹脂フィルムを
得た。このフィルムの特性を表1に示した。このように
被覆層が水性樹脂のみでは満足する特性が得られないこ
とが判る。
材を用いたほかは同一手法で複合フッ素樹脂フィルムを
得た。このフィルムの特性を表1に示した。このように
被覆層が水性樹脂のみでは満足する特性が得られないこ
とが判る。
【0041】
【表1】
【0042】
【発明の効果】本発明の複合フッ素樹脂フィルムにおい
ては、フッ素樹脂フィルム表面上に水性樹脂とスルホン
化ポリスチレン及び/又はその塩を主成分とした被覆層
を形成せしめたので、次のような優れた効果を得ること
ができた。
ては、フッ素樹脂フィルム表面上に水性樹脂とスルホン
化ポリスチレン及び/又はその塩を主成分とした被覆層
を形成せしめたので、次のような優れた効果を得ること
ができた。
【0043】優れた易接着性と優れた帯電防止性を兼
備しており、しかもその優れた帯電防止効果をそのまま
持続させることができるので、塵埃等の付着がなく、印
刷や後加工での取り扱い性に優れている。
備しており、しかもその優れた帯電防止効果をそのまま
持続させることができるので、塵埃等の付着がなく、印
刷や後加工での取り扱い性に優れている。
【0044】UV硬化型インク、電子線硬化型イン
ク、油性インク、熱転写インクリボン、電子写真用トナ
ー等の各種インクによる印刷適性に優れている。
ク、油性インク、熱転写インクリボン、電子写真用トナ
ー等の各種インクによる印刷適性に優れている。
【0045】本発明の複合フッ素樹脂フィルムは、上記
のような優れた特性を有するので、光学用、グラフィッ
ク用、各種基材(プラスチック、ガラス、金属、木材、
無機材料等)のオーバレイ用、マーキングフィルム用、
ラベル用、防汚シート用、テント用、農業ハウス用など
広範囲に適用できる。
のような優れた特性を有するので、光学用、グラフィッ
ク用、各種基材(プラスチック、ガラス、金属、木材、
無機材料等)のオーバレイ用、マーキングフィルム用、
ラベル用、防汚シート用、テント用、農業ハウス用など
広範囲に適用できる。
Claims (4)
- 【請求項1】 フッ素樹脂フィルムの少なくとも片面上
に、水性樹脂とスルホン化ポリスチレン及び/又はその
塩を主成分とした被覆層を設けてなることを特徴とする
複合フッ素樹脂フィルム。 - 【請求項2】 水性樹脂がアクリル系重合体樹脂である
ことを特徴とする請求項1に記載の複合フッ素樹脂フィ
ルム。 - 【請求項3】 被覆層が架橋されてなることを特徴とす
る請求項1または請求項2に記載の複合フッ素樹脂フィ
ルム。 - 【請求項4】 フッ素樹脂フィルムがエチレン−4フッ
化エチレン共重合樹脂を主成分とした組成物からなるこ
とを特徴とする請求項1〜請求項3のいずかに記載の複
合フッ素樹脂フィルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10808593A JPH06316046A (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | 複合フッ素樹脂フィルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10808593A JPH06316046A (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | 複合フッ素樹脂フィルム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06316046A true JPH06316046A (ja) | 1994-11-15 |
Family
ID=14475498
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10808593A Pending JPH06316046A (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | 複合フッ素樹脂フィルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06316046A (ja) |
-
1993
- 1993-05-10 JP JP10808593A patent/JPH06316046A/ja active Pending
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