JPH06315185A - チャネルモニタ方法 - Google Patents
チャネルモニタ方法Info
- Publication number
- JPH06315185A JPH06315185A JP5104441A JP10444193A JPH06315185A JP H06315185 A JPH06315185 A JP H06315185A JP 5104441 A JP5104441 A JP 5104441A JP 10444193 A JP10444193 A JP 10444193A JP H06315185 A JPH06315185 A JP H06315185A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- channel
- slot
- wireless
- control
- wireless connection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 title claims abstract description 30
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 10
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims abstract description 86
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 10
- 238000010295 mobile communication Methods 0.000 claims description 10
- 241000849798 Nita Species 0.000 claims 1
- 238000000354 decomposition reaction Methods 0.000 description 17
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 238000011161 development Methods 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W36/00—Hand-off or reselection arrangements
- H04W36/08—Reselecting an access point
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数の無線接続装置によりマルチゾーンを構
成し、複数の移動機との通信を行う時分割多重方式によ
る移動体通信システムにおいて、ゾーン切替え時に、シ
ステム内の全無線接続装置に対して短時間の内に通信チ
ャネルのモニタを可能とするものである。 【構成】 無線接続装置において、制御チャネル用のス
ロットを指定可能、かつ通信チャネルを制御チャネル用
のスロットにスロット切替え可能なチャネル制御部24を
設け、前記各無線接続装置の制御チャネルを同一スロッ
トに配置し、チャネルモニタ部21によって通信チャネル
モニタの際に、モニタされる前記通信チャネルを前記無
線接続装置の制御チャネル用のスロットに移動させ、前
記各無線接続装置は制御チャネル用のスロットで前記通
信チャネルをモニタする。
成し、複数の移動機との通信を行う時分割多重方式によ
る移動体通信システムにおいて、ゾーン切替え時に、シ
ステム内の全無線接続装置に対して短時間の内に通信チ
ャネルのモニタを可能とするものである。 【構成】 無線接続装置において、制御チャネル用のス
ロットを指定可能、かつ通信チャネルを制御チャネル用
のスロットにスロット切替え可能なチャネル制御部24を
設け、前記各無線接続装置の制御チャネルを同一スロッ
トに配置し、チャネルモニタ部21によって通信チャネル
モニタの際に、モニタされる前記通信チャネルを前記無
線接続装置の制御チャネル用のスロットに移動させ、前
記各無線接続装置は制御チャネル用のスロットで前記通
信チャネルをモニタする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の無線接続装置に
よりマルチゾーンを構成し、複数の移動機との通信を行
う時分割多重方式による移動体通信システムにおけるゾ
ーン切替え時のチャネルモニタ方法に関するものであ
る。
よりマルチゾーンを構成し、複数の移動機との通信を行
う時分割多重方式による移動体通信システムにおけるゾ
ーン切替え時のチャネルモニタ方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、移動体通信の普及は目覚ましいも
のがある。増大する需要に対応するため、従来のアナロ
グ方式に代わるディジタル方式の移動体通信システムの
開発が活発に進められており、特に時分割多重方式によ
る移動体通信システムが現実のものとなりつつある。以
下、図面を参照しながら従来の時分割多重方式による移
動体通信システムにおけるゾーン切替え時のチャネルモ
ニタ方法について説明する。
のがある。増大する需要に対応するため、従来のアナロ
グ方式に代わるディジタル方式の移動体通信システムの
開発が活発に進められており、特に時分割多重方式によ
る移動体通信システムが現実のものとなりつつある。以
下、図面を参照しながら従来の時分割多重方式による移
動体通信システムにおけるゾーン切替え時のチャネルモ
ニタ方法について説明する。
【0003】図5は時分割多重方式による移動体通信シ
ステムの構成図を示し、図5において、1は一般公衆網
または他の移動体通信システムとシステム内無線回線と
の交換制御と移動機の移動管理とシステムの無線管理を
行う無線回線制御装置、2,3,4,5は無線回線制御
装置1の管理下で移動機との無線回線の設定・開放をす
ると共に無線チャネルの監視を行う無線接続装置、6,
7,8,9,10はシステム内を移動しながら無線接続装
置2,3,4,5および無線回線制御装置1を介して通
信を行う移動機、11,12,13,14は無線接続装置2,
3,4,5に対してそれぞれ設定される無線ゾーンであ
る。
ステムの構成図を示し、図5において、1は一般公衆網
または他の移動体通信システムとシステム内無線回線と
の交換制御と移動機の移動管理とシステムの無線管理を
行う無線回線制御装置、2,3,4,5は無線回線制御
装置1の管理下で移動機との無線回線の設定・開放をす
ると共に無線チャネルの監視を行う無線接続装置、6,
7,8,9,10はシステム内を移動しながら無線接続装
置2,3,4,5および無線回線制御装置1を介して通
信を行う移動機、11,12,13,14は無線接続装置2,
3,4,5に対してそれぞれ設定される無線ゾーンであ
る。
【0004】次に、図5に示す従来の無線接続装置2〜
5の構成図を図6に示し、図5に示す移動機6〜10の構
成については、特に必要性が認められないため説明を省
略する。図6において、15は移動機(図示せず)との間で
無線信号の送受信を行うアンテナ部、16はアンテナ部15
で送受信される無線信号と後述するモデム部より入出力
される信号との変換を行う無線部、17は無線部16より入
出力される信号に対して変復調を行うモデム部、18はモ
デム部17より入出力されるベースバンド信号に対し時分
割多重アクセス(TDMA)信号の生成・分解を行うと共
にフレームの生成・分解を行うフレーム生成・分解部、
19は制御チャネルに関する制御を行う制御チャネル制御
部、20は通信チャネルに関する制御を行う通信チャネル
制御部、21は無線チャネルのモニタを行うチャネルモニ
タ部、22は図5に示す無線回線制御装置1と無線接続装
置2〜5とのインタフェースをとるインタフェース部、
23はインタフェース部22で受信された信号よりスロット
同期信号を抽出しフレーム生成・分解部18のスロットタ
イミングを制御するスロット同期部である。
5の構成図を図6に示し、図5に示す移動機6〜10の構
成については、特に必要性が認められないため説明を省
略する。図6において、15は移動機(図示せず)との間で
無線信号の送受信を行うアンテナ部、16はアンテナ部15
で送受信される無線信号と後述するモデム部より入出力
される信号との変換を行う無線部、17は無線部16より入
出力される信号に対して変復調を行うモデム部、18はモ
デム部17より入出力されるベースバンド信号に対し時分
割多重アクセス(TDMA)信号の生成・分解を行うと共
にフレームの生成・分解を行うフレーム生成・分解部、
19は制御チャネルに関する制御を行う制御チャネル制御
部、20は通信チャネルに関する制御を行う通信チャネル
制御部、21は無線チャネルのモニタを行うチャネルモニ
タ部、22は図5に示す無線回線制御装置1と無線接続装
置2〜5とのインタフェースをとるインタフェース部、
23はインタフェース部22で受信された信号よりスロット
同期信号を抽出しフレーム生成・分解部18のスロットタ
イミングを制御するスロット同期部である。
【0005】以上のように構成された図6に示す無線接
続装置の動作を説明する。通信を行うのに先立って、ま
ず制御チャネルを設定する必要がある。電源投入時、制
御チャネル制御部19はフレーム生成・分解部18に対して
予め決められた制御チャネル用のスロットを指定して、
通信に必要な制御データを送出させる。制御データはフ
レーム生成・分解部18で予め決められたフレームフォー
マットに変換された後、指定されたスロットに配置され
る。この信号はモデム部17に入力され変調信号となり、
無線部16に入力され、ここで周波数変換および増幅され
無線信号となる。このときの無線信号の周波数は、制御
チャネル制御部19により指定される。この無線信号はア
ンテナ部15より送出される。制御チャネルは一度送信を
開始すると、同一スロットで送信を継続し続ける。
続装置の動作を説明する。通信を行うのに先立って、ま
ず制御チャネルを設定する必要がある。電源投入時、制
御チャネル制御部19はフレーム生成・分解部18に対して
予め決められた制御チャネル用のスロットを指定して、
通信に必要な制御データを送出させる。制御データはフ
レーム生成・分解部18で予め決められたフレームフォー
マットに変換された後、指定されたスロットに配置され
る。この信号はモデム部17に入力され変調信号となり、
無線部16に入力され、ここで周波数変換および増幅され
無線信号となる。このときの無線信号の周波数は、制御
チャネル制御部19により指定される。この無線信号はア
ンテナ部15より送出される。制御チャネルは一度送信を
開始すると、同一スロットで送信を継続し続ける。
【0006】インタフェース部22は無線回線制御装置1
と通信データ,制御データの送受信を行うが、無線回線
制御装置1からの信号にはスロット同期信号が挿入され
ており、スロット同期部23はスロット同期信号を抽出
し、フレーム生成・分解部18がTDMA信号を発生させ
るタイミングを制御している。その結果、各無線接続装
置2〜5のスロット同期をとることができる。
と通信データ,制御データの送受信を行うが、無線回線
制御装置1からの信号にはスロット同期信号が挿入され
ており、スロット同期部23はスロット同期信号を抽出
し、フレーム生成・分解部18がTDMA信号を発生させ
るタイミングを制御している。その結果、各無線接続装
置2〜5のスロット同期をとることができる。
【0007】次に、無線接続装置が移動機から送出され
た制御信号を受信すると、無線接続装置からの制御チャ
ネルの送出タイミングに合わせて制御信号を送出する。
制御信号はアンテナ部15により受信され、無線部16,モ
デム部17,フレーム生成・分解部18を経由して制御チャ
ネル制御部19に入力される。制御チャネル制御部19は制
御信号の内容に応じて動作を行う。
た制御信号を受信すると、無線接続装置からの制御チャ
ネルの送出タイミングに合わせて制御信号を送出する。
制御信号はアンテナ部15により受信され、無線部16,モ
デム部17,フレーム生成・分解部18を経由して制御チャ
ネル制御部19に入力される。制御チャネル制御部19は制
御信号の内容に応じて動作を行う。
【0008】次に、無線接続装置が移動機と通信を行う
場合、通信を行うに当たり、通信チャネル制御部20は通
信チャネル用のスロットをフレーム生成・分解部18に指
定すると共に、無線部16に対して無線信号の周波数を指
定する。
場合、通信を行うに当たり、通信チャネル制御部20は通
信チャネル用のスロットをフレーム生成・分解部18に指
定すると共に、無線部16に対して無線信号の周波数を指
定する。
【0009】次に、無線接続装置から移動機へ送信する
場合、無線回線制御装置1から送信された通信データ
は、インタフェース部22により抽出され、フレーム生成
・分解部18により所定のフレームフォーマットに変換さ
れた後、通信チャネル制御部20により指定されたスロッ
トに配置されモデム部17に入力され変調信号となる。こ
の変調信号は無線部16で通信チャネル制御部20により指
定された周波数の無線信号に変換され、アンテナ部15よ
り送出する。上記と逆方向の移動機から無線接続装置へ
送信する場合も同様であり、移動機からの通信信号はア
ンテナ部15により受信され、無線部16,モデム部17,フ
レーム生成・分解部18,インタフェース部22を経由して
無線回線制御装置1に入力される。
場合、無線回線制御装置1から送信された通信データ
は、インタフェース部22により抽出され、フレーム生成
・分解部18により所定のフレームフォーマットに変換さ
れた後、通信チャネル制御部20により指定されたスロッ
トに配置されモデム部17に入力され変調信号となる。こ
の変調信号は無線部16で通信チャネル制御部20により指
定された周波数の無線信号に変換され、アンテナ部15よ
り送出する。上記と逆方向の移動機から無線接続装置へ
送信する場合も同様であり、移動機からの通信信号はア
ンテナ部15により受信され、無線部16,モデム部17,フ
レーム生成・分解部18,インタフェース部22を経由して
無線回線制御装置1に入力される。
【0010】無線チャネルモニタを行う場合、無線回線
制御装置1よりチャネルモニタ要求信号が送出され、イ
ンタフェース部22を経て通信チャネル制御部20に入力さ
れる。このとき、モニタすべきスロットおよび無線周波
数が指定される。チャネルモニタ要求信号を受信した通
信チャネル制御部20は、チャネルモニタ部21に対してス
ロット,無線周波数を指定してモニタを行わせる。
制御装置1よりチャネルモニタ要求信号が送出され、イ
ンタフェース部22を経て通信チャネル制御部20に入力さ
れる。このとき、モニタすべきスロットおよび無線周波
数が指定される。チャネルモニタ要求信号を受信した通
信チャネル制御部20は、チャネルモニタ部21に対してス
ロット,無線周波数を指定してモニタを行わせる。
【0011】チャネルモニタ部21は指定されたスロッ
ト,無線周波数をモニタし、その結果を通信チャネル制
御部20へ報告する。通信チャネル制御部20は、この結果
をインタフェース部22を経由して無線回線制御装置1へ
送信する。また通信チャネルのスロットを切替える場
合、無線回線制御装置1からスロット切替え指示が送信
され、インタフェース部22を経由して通信チャネル制御
部20に入力される。通信チャネル制御部20は通信中の移
動機に対して通信チャネルを使用してスロット切替えを
指示した後、スロット切替えを実行する。この場合、通
信チャネル制御部20と制御チャネル制御部19は独立して
存在するため、制御チャネル用のスロットに通信チャネ
ルをスロット切替えすることはできない。
ト,無線周波数をモニタし、その結果を通信チャネル制
御部20へ報告する。通信チャネル制御部20は、この結果
をインタフェース部22を経由して無線回線制御装置1へ
送信する。また通信チャネルのスロットを切替える場
合、無線回線制御装置1からスロット切替え指示が送信
され、インタフェース部22を経由して通信チャネル制御
部20に入力される。通信チャネル制御部20は通信中の移
動機に対して通信チャネルを使用してスロット切替えを
指示した後、スロット切替えを実行する。この場合、通
信チャネル制御部20と制御チャネル制御部19は独立して
存在するため、制御チャネル用のスロットに通信チャネ
ルをスロット切替えすることはできない。
【0012】以上のように構成された無線接続装置を使
用した従来の通信チャネルモニタ方法について、図7,
図8により説明をする。図7は従来方法による通信チャ
ネルモニタのシーケンスチャートであり、図8は各無線
接続装置におけるチャネル使用例であり、移動機から無
線接続装置への信号について示す。図中では通信チャネ
ルをTCH、制御チャネルをCCHと省略する。ここで
は、図5に示す無線ゾーン11より無線ゾーン14へ移動し
つつある移動機7のゾーン切替えに伴う通信チャネルモ
ニタについて説明する。
用した従来の通信チャネルモニタ方法について、図7,
図8により説明をする。図7は従来方法による通信チャ
ネルモニタのシーケンスチャートであり、図8は各無線
接続装置におけるチャネル使用例であり、移動機から無
線接続装置への信号について示す。図中では通信チャネ
ルをTCH、制御チャネルをCCHと省略する。ここで
は、図5に示す無線ゾーン11より無線ゾーン14へ移動し
つつある移動機7のゾーン切替えに伴う通信チャネルモ
ニタについて説明する。
【0013】図8では、4多重分割多重方式としている
が、以下の説明は多重数に依存しないし、時分割全二重
方式を使用してもよい。図8では移動機7の通信チャネ
ルをTCH7と表記している。以下、従来の通信チャネ
ルモニタ方法について図7を用いて説明する。移動機7
に対してゾーン切替えが必要なことを無線回線制御装置
1は既に検出しているものとする。
が、以下の説明は多重数に依存しないし、時分割全二重
方式を使用してもよい。図8では移動機7の通信チャネ
ルをTCH7と表記している。以下、従来の通信チャネ
ルモニタ方法について図7を用いて説明する。移動機7
に対してゾーン切替えが必要なことを無線回線制御装置
1は既に検出しているものとする。
【0014】チャネルモニタは無線回線制御装置1の主
導で進められる。無線回線制御装置1は無線接続装置2
〜5の無線管理を行っているため、無線接続装置2〜5
のスロット使用状況を把握している。そのため、無線回
線制御装置1は最初に移動機7の通信チャネルと同じス
ロットを使用していない無線接続装置3に対してTCH
モニタ要求(ア)を行う。TCHモニタ要求を受けた無線
接続装置3は移動機7の通信チャネルをモニタし、無線
回線制御装置1に対してモニタ結果報告(イ)を送出す
る。モニタ結果には通信チャネル受信レベルが含まれ
る。
導で進められる。無線回線制御装置1は無線接続装置2
〜5の無線管理を行っているため、無線接続装置2〜5
のスロット使用状況を把握している。そのため、無線回
線制御装置1は最初に移動機7の通信チャネルと同じス
ロットを使用していない無線接続装置3に対してTCH
モニタ要求(ア)を行う。TCHモニタ要求を受けた無線
接続装置3は移動機7の通信チャネルをモニタし、無線
回線制御装置1に対してモニタ結果報告(イ)を送出す
る。モニタ結果には通信チャネル受信レベルが含まれ
る。
【0015】次に無線回線制御装置1は無線接続装置2
に対してスロット切替え指示(ウ)を送出し、移動機7と
無線接続装置2との間の通信チャネルのスロットの切替
えを指示する。スロット切替え指示を受けた無線接続装
置2は、移動機7に対してスロット切替え指示(エ)を送
出する。無線接続装置2と移動機7との間で同期バース
トの授受(オ),(カ)を行い、スロット切替えを行う。ス
ロット切替えが完了すると、無線接続装置2はスロット
切替え完了(キ)を無線回線制御装置1に送出する。
に対してスロット切替え指示(ウ)を送出し、移動機7と
無線接続装置2との間の通信チャネルのスロットの切替
えを指示する。スロット切替え指示を受けた無線接続装
置2は、移動機7に対してスロット切替え指示(エ)を送
出する。無線接続装置2と移動機7との間で同期バース
トの授受(オ),(カ)を行い、スロット切替えを行う。ス
ロット切替えが完了すると、無線接続装置2はスロット
切替え完了(キ)を無線回線制御装置1に送出する。
【0016】無線回線制御装置1は移動機7の新しい通
信チャネルと同じスロットを使用していない無線接続装
置4に対してTCHモニタ要求(ク)を送出する。TCH
モニタ要求を受けた無線接続装置4は移動機7のTCH
モニタ(ケ)を実行し、無線回線制御装置1に対してモニ
タ結果報告(コ)を送出する。
信チャネルと同じスロットを使用していない無線接続装
置4に対してTCHモニタ要求(ク)を送出する。TCH
モニタ要求を受けた無線接続装置4は移動機7のTCH
モニタ(ケ)を実行し、無線回線制御装置1に対してモニ
タ結果報告(コ)を送出する。
【0017】次に無線回線制御装置1は無線接続装置5
により移動機7の通信チャネルをモニタ可能とするため
に、無線接続装置5に対してスロット切替え指示(サ)を
送出し、移動機7の通信チャネルと同じスロットが空き
状態となるようにスロット切替え(シ)を行う。スロット
切替え完了後、無線接続装置5はスロット切替え完了
(ス)を無線回線制御装置1に送出する。その後、無線回
線制御装置1は無線接続装置5に対してTCHモニタ要
求(セ)を送出する。TCHモニタ要求を受けた無線接続
装置5は移動機7のTCHモニタ(ソ)を行い、無線回線
制御装置1に対してモニタ結果報告(タ)を送出する。以
上により一連のTCHモニタが完了し、切替え先ゾーン
を決定することができる。
により移動機7の通信チャネルをモニタ可能とするため
に、無線接続装置5に対してスロット切替え指示(サ)を
送出し、移動機7の通信チャネルと同じスロットが空き
状態となるようにスロット切替え(シ)を行う。スロット
切替え完了後、無線接続装置5はスロット切替え完了
(ス)を無線回線制御装置1に送出する。その後、無線回
線制御装置1は無線接続装置5に対してTCHモニタ要
求(セ)を送出する。TCHモニタ要求を受けた無線接続
装置5は移動機7のTCHモニタ(ソ)を行い、無線回線
制御装置1に対してモニタ結果報告(タ)を送出する。以
上により一連のTCHモニタが完了し、切替え先ゾーン
を決定することができる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のモニタ方法では、モニタを行いたい移動機の通
信チャネルと無線接続装置の空きスロットとの位置関係
に応じてスロット切替えを行う必要があり、TCH(通
信チャネル)モニタ時間が長くなると共に、無線回線制
御装置1への負荷が大きくなってしまうという問題点が
ある。
た従来のモニタ方法では、モニタを行いたい移動機の通
信チャネルと無線接続装置の空きスロットとの位置関係
に応じてスロット切替えを行う必要があり、TCH(通
信チャネル)モニタ時間が長くなると共に、無線回線制
御装置1への負荷が大きくなってしまうという問題点が
ある。
【0019】この場合、移動機のTCHモニタを行う無
線接続装置を制限することが考えられるが、TCHモニ
タの結果、ゾーン切替えに適した無線接続装置を見つけ
ることができないことも考えられる。また、スロットが
すべて塞がった無線接続装置についてはTCHモニタを
実行できないといった問題点も存在する。
線接続装置を制限することが考えられるが、TCHモニ
タの結果、ゾーン切替えに適した無線接続装置を見つけ
ることができないことも考えられる。また、スロットが
すべて塞がった無線接続装置についてはTCHモニタを
実行できないといった問題点も存在する。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、複数の無線ゾーンの無線回線制御を取り行
う無線回線制御装置と、前記無線回線制御装置と有線に
より接続され各々前記無線ゾーンを形成する複数の無線
接続装置と、前記無線接続装置と無線回線により通信を
行う複数の移動機より構成される時分割多重方式による
移動体通信システムにおいて、前記無線接続装置におい
て、制御チャネル用のスロットを指定可能、かつ通信チ
ャネルを制御チャネル用スロットにスロット切替え可能
なチャネル制御部と、前記各無線接続装置間のスロット
同期を可能とするスロット同期部とを有し、前記各無線
接続装置の制御チャネルを同一スロットに割当てると共
に、通信チャネルのモニタに際して、前記通信チャネル
を前記制御チャネル用スロットに移動させることを特徴
とする。
するために、複数の無線ゾーンの無線回線制御を取り行
う無線回線制御装置と、前記無線回線制御装置と有線に
より接続され各々前記無線ゾーンを形成する複数の無線
接続装置と、前記無線接続装置と無線回線により通信を
行う複数の移動機より構成される時分割多重方式による
移動体通信システムにおいて、前記無線接続装置におい
て、制御チャネル用のスロットを指定可能、かつ通信チ
ャネルを制御チャネル用スロットにスロット切替え可能
なチャネル制御部と、前記各無線接続装置間のスロット
同期を可能とするスロット同期部とを有し、前記各無線
接続装置の制御チャネルを同一スロットに割当てると共
に、通信チャネルのモニタに際して、前記通信チャネル
を前記制御チャネル用スロットに移動させることを特徴
とする。
【0021】また、前記制御チャネルを間欠送信とし、
通信チャネルのモニタに際して、送信インターバルの間
だけ前記通信チャネルを、前記制御チャネル用スロット
に移動させるようにする。
通信チャネルのモニタに際して、送信インターバルの間
だけ前記通信チャネルを、前記制御チャネル用スロット
に移動させるようにする。
【0022】
【作用】本発明によれば、各無線接続装置の制御チャネ
ルを同一スロットに配置し、通信チャネルモニタの際
に、モニタされる通信チャネルを無線接続装置の制御チ
ャネル用のスロットに移動することが可能となり、前記
各無線接続装置は制御チャネル用のスロットで前記通信
チャネルをモニタすることができる。
ルを同一スロットに配置し、通信チャネルモニタの際
に、モニタされる通信チャネルを無線接続装置の制御チ
ャネル用のスロットに移動することが可能となり、前記
各無線接続装置は制御チャネル用のスロットで前記通信
チャネルをモニタすることができる。
【0023】
【実施例】図1は本発明方法を実施する無線接続装置の
構成図を示し、時分割多重方式による移動体システムは
図5に示す従来と同様である。また、図1で前記図6と
同じ機能ブロックには同じ符号を付し、その説明を省略
する。図1において、24はチャネル制御部であり、制御
チャネル用のスロットを指定可能、かつ通信チャネルを
制御チャネル用スロットにスロット切替え可能となって
いる。またスロット同期部23は前記各無線接続装置間の
スロット同期を可能とするものである。
構成図を示し、時分割多重方式による移動体システムは
図5に示す従来と同様である。また、図1で前記図6と
同じ機能ブロックには同じ符号を付し、その説明を省略
する。図1において、24はチャネル制御部であり、制御
チャネル用のスロットを指定可能、かつ通信チャネルを
制御チャネル用スロットにスロット切替え可能となって
いる。またスロット同期部23は前記各無線接続装置間の
スロット同期を可能とするものである。
【0024】以上のように構成された無線接続装置の動
作を説明する。通信を行うのに先立って、まず制御チャ
ネルを設定する必要がある。電源投入時、チャネル制御
部24はフレーム生成・分解部18に対して制御チャネル用
のスロットを指定して、通信に必要な制御データを送出
させる。
作を説明する。通信を行うのに先立って、まず制御チャ
ネルを設定する必要がある。電源投入時、チャネル制御
部24はフレーム生成・分解部18に対して制御チャネル用
のスロットを指定して、通信に必要な制御データを送出
させる。
【0025】従来の場合と異なり、このとき、制御チャ
ネル用スロットは指定可能であり、無線回線制御装置1
よりインタフェース部22を経てチャネル制御部24に対し
て制御用スロットが指定される。制御データはフレーム
生成・分解部18で予め決められたフレームフォーマット
に変換された後、指定されたスロットに配置される。こ
の信号はモデム部17に入力され変調信号となり、無線部
16に入力され、ここで周波数変換および増幅され無線信
号となる。この無線信号の周波数はチャネル制御部24に
より指定される。
ネル用スロットは指定可能であり、無線回線制御装置1
よりインタフェース部22を経てチャネル制御部24に対し
て制御用スロットが指定される。制御データはフレーム
生成・分解部18で予め決められたフレームフォーマット
に変換された後、指定されたスロットに配置される。こ
の信号はモデム部17に入力され変調信号となり、無線部
16に入力され、ここで周波数変換および増幅され無線信
号となる。この無線信号の周波数はチャネル制御部24に
より指定される。
【0026】この無線信号はアンテナ部15より送出され
る。インタフェース部22は無線回線制御装置1と通信デ
ータおよび制御データの送受信を行うが、無線回線制御
装置1からの信号にはスロット同期信号が挿入されてお
り、スロット同期部23はスロット同期信号を抽出し、フ
レーム生成・分解部18がTDMA信号を発生させるタイ
ミングを制御している。その結果、各無線接続装置2〜
5のスロット同期をとることができる。
る。インタフェース部22は無線回線制御装置1と通信デ
ータおよび制御データの送受信を行うが、無線回線制御
装置1からの信号にはスロット同期信号が挿入されてお
り、スロット同期部23はスロット同期信号を抽出し、フ
レーム生成・分解部18がTDMA信号を発生させるタイ
ミングを制御している。その結果、各無線接続装置2〜
5のスロット同期をとることができる。
【0027】次に、無線接続装置が移動機から制御信号
を受信する場合について説明する。移動機から制御信号
を送出すると、無線接続装置からの制御チャネルの送出
タイミングに合わせて、制御信号を送出する。制御信号
はアンテナ部15により受信され、無線部16,モデム部1
7,フレーム生成・分解部18を経由してチャネル制御部2
4に入力される。このチャネル制御部24は制御信号の内
容に応じて動作を行う。
を受信する場合について説明する。移動機から制御信号
を送出すると、無線接続装置からの制御チャネルの送出
タイミングに合わせて、制御信号を送出する。制御信号
はアンテナ部15により受信され、無線部16,モデム部1
7,フレーム生成・分解部18を経由してチャネル制御部2
4に入力される。このチャネル制御部24は制御信号の内
容に応じて動作を行う。
【0028】次に、無線接続装置と移動機が通信を行う
場合の動作について説明する。通信を行うに当たり、チ
ャネル制御部24は通信チャネル用のスロットをフレーム
生成・分解部18に指定すると共に、無線部16に対して無
線信号の周波数を指定する。
場合の動作について説明する。通信を行うに当たり、チ
ャネル制御部24は通信チャネル用のスロットをフレーム
生成・分解部18に指定すると共に、無線部16に対して無
線信号の周波数を指定する。
【0029】次に、無線接続装置から送信する場合につ
いて説明をする。無線回線制御装置1から送信された通
信データは、インタフェース部22により抽出され、フレ
ーム生成・分解部18により所定のフレームフォーマット
に変換された後、チャネル制御部24により指定されたス
ロットに配置されモデム部17に入力され変調信号とな
る。この変調信号は無線部16でチャネル制御部24により
指定された周波数の無線信号に変換され、アンテナ部15
より送出する。逆方向も同様であり、移動機からの通信
信号はアンテナ部15により受信され、無線部16,モデム
部17,フレーム生成・分解部18,インタフェース部22を
経由して無線回線制御装置1に入力される。
いて説明をする。無線回線制御装置1から送信された通
信データは、インタフェース部22により抽出され、フレ
ーム生成・分解部18により所定のフレームフォーマット
に変換された後、チャネル制御部24により指定されたス
ロットに配置されモデム部17に入力され変調信号とな
る。この変調信号は無線部16でチャネル制御部24により
指定された周波数の無線信号に変換され、アンテナ部15
より送出する。逆方向も同様であり、移動機からの通信
信号はアンテナ部15により受信され、無線部16,モデム
部17,フレーム生成・分解部18,インタフェース部22を
経由して無線回線制御装置1に入力される。
【0030】次に、無線チャネルモニタを行う場合、無
線回線制御装置1よりチャネルモニタ要求信号が送出さ
れ、インタフェース部22を経て、チャネル制御部24に入
力される。このとき、モニタすべきスロットおよび無線
周波数が指定される。チャネルモニタ要求信号を受信し
たチャネル制御部24は、チャネルモニタ部21に対してス
ロット,無線周波数を指定してモニタを行わせる。チャ
ネルモニタ部21は指定されたスロット,無線周波数をモ
ニタし、その結果をチャネル制御部24へ報告する。この
とき、チャネル制御部24は、この結果をインタフェース
部22を経由して無線回線制御装置1へ送信する。
線回線制御装置1よりチャネルモニタ要求信号が送出さ
れ、インタフェース部22を経て、チャネル制御部24に入
力される。このとき、モニタすべきスロットおよび無線
周波数が指定される。チャネルモニタ要求信号を受信し
たチャネル制御部24は、チャネルモニタ部21に対してス
ロット,無線周波数を指定してモニタを行わせる。チャ
ネルモニタ部21は指定されたスロット,無線周波数をモ
ニタし、その結果をチャネル制御部24へ報告する。この
とき、チャネル制御部24は、この結果をインタフェース
部22を経由して無線回線制御装置1へ送信する。
【0031】また、通信チャネルのスロットを切替える
場合、無線回線制御装置1からスロット切替え指示が送
信され、インタフェース部22を経由してチャネル制御部
24に入力される。チャネル制御部24は通信中の移動機に
対して通信チャネルを使用してスロット切替えを指示し
た後、スロット切替えを実行する。従来の場合とは異な
り、制御チャネルを停止して、通信チャネルを制御チャ
ネル用のスロットにスロット切替えすることも可能であ
る。また制御チャネルを間欠送信する場合、制御チャネ
ルの送信を停止することなく、間欠送信のインターバル
だけ通信チャネルを制御チャネル用のスロットに置くこ
とも可能である。
場合、無線回線制御装置1からスロット切替え指示が送
信され、インタフェース部22を経由してチャネル制御部
24に入力される。チャネル制御部24は通信中の移動機に
対して通信チャネルを使用してスロット切替えを指示し
た後、スロット切替えを実行する。従来の場合とは異な
り、制御チャネルを停止して、通信チャネルを制御チャ
ネル用のスロットにスロット切替えすることも可能であ
る。また制御チャネルを間欠送信する場合、制御チャネ
ルの送信を停止することなく、間欠送信のインターバル
だけ通信チャネルを制御チャネル用のスロットに置くこ
とも可能である。
【0032】次に、上記無線接続装置の一実施例を使用
した場合の通信チャネルモニタについて、図2のシーケ
ンスチャートを参照しながら説明するが、前記図5の移
動機7がゾーン11からゾーン14へ移動しつつある場合と
する。無線回線制御装置1は移動機7がゾーン切替えを
行う必要があることを既に検出しているものとする。無
線回線制御装置1は無線接続装置2に対してスロット切
替え指示(ウ)を送出する。この場合、従来の場合とは異
なり、制御チャネルを停止して制御チャネル用スロット
に対して移動機7との通信チャネルを切替えることを指
示する。スロット切替え指示(ウ)を受けた無線接続装置
2は移動機7に対して、スロット切替え指示(エ)を送出
する。無線接続装置2と移動機7は同期バーストの授受
(オ), (カ)を行いスロット切替えが完了する。その後、
無線接続装置2はスロット切替え完了(キ)を無線回線制
御装置1に伝送する。無線回線制御装置1は無線接続装
置3,4,5に対し、一斉にTCHモニタ要求(ク)を送
出し、これを受けた無線接続装置3,4,5はTCHモ
ニタ(ケ)を行い、それぞれモニタ結果報告(コ)を無線回
線制御装置1に送出する。以上によりTCH(通信チャ
ネル)モニタは完了し、前記図7の従来例に比べてTC
Hモニタが短時間にできる。
した場合の通信チャネルモニタについて、図2のシーケ
ンスチャートを参照しながら説明するが、前記図5の移
動機7がゾーン11からゾーン14へ移動しつつある場合と
する。無線回線制御装置1は移動機7がゾーン切替えを
行う必要があることを既に検出しているものとする。無
線回線制御装置1は無線接続装置2に対してスロット切
替え指示(ウ)を送出する。この場合、従来の場合とは異
なり、制御チャネルを停止して制御チャネル用スロット
に対して移動機7との通信チャネルを切替えることを指
示する。スロット切替え指示(ウ)を受けた無線接続装置
2は移動機7に対して、スロット切替え指示(エ)を送出
する。無線接続装置2と移動機7は同期バーストの授受
(オ), (カ)を行いスロット切替えが完了する。その後、
無線接続装置2はスロット切替え完了(キ)を無線回線制
御装置1に伝送する。無線回線制御装置1は無線接続装
置3,4,5に対し、一斉にTCHモニタ要求(ク)を送
出し、これを受けた無線接続装置3,4,5はTCHモ
ニタ(ケ)を行い、それぞれモニタ結果報告(コ)を無線回
線制御装置1に送出する。以上によりTCH(通信チャ
ネル)モニタは完了し、前記図7の従来例に比べてTC
Hモニタが短時間にできる。
【0033】図3は通信チャネルモニタ開始時とモニタ
時の各無線接続装置のスロット使用状況を表している。
モニタを行うTCH7を図3の(1)から(2)に示すように
スロット1に移動させることにより、各無線接続装置
3,4,5からの同時モニタが可能となることがわか
る。
時の各無線接続装置のスロット使用状況を表している。
モニタを行うTCH7を図3の(1)から(2)に示すように
スロット1に移動させることにより、各無線接続装置
3,4,5からの同時モニタが可能となることがわか
る。
【0034】上記の説明では、TCHモニタ時に無線接
続装置2の制御チャネル送出を止めたが、制御チャネル
送出を間欠的に行う場合は、その必要はない。すなわ
ち、制御チャネルの送出インターバルの間だけ通信チャ
ネルを制御チャネル用のスロットに移動させることによ
り、制御チャネルを停止することなく通信チャネルモニ
タが可能となる。図4はその様子を示す。ここでは、簡
単のため制御チャネル用(CCH)のスロットのみを図示
している。その結果、制御チャネルを停止することによ
る影響を全くなしに、TCH(通信チャネル)モニタを可
能とする。
続装置2の制御チャネル送出を止めたが、制御チャネル
送出を間欠的に行う場合は、その必要はない。すなわ
ち、制御チャネルの送出インターバルの間だけ通信チャ
ネルを制御チャネル用のスロットに移動させることによ
り、制御チャネルを停止することなく通信チャネルモニ
タが可能となる。図4はその様子を示す。ここでは、簡
単のため制御チャネル用(CCH)のスロットのみを図示
している。その結果、制御チャネルを停止することによ
る影響を全くなしに、TCH(通信チャネル)モニタを可
能とする。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のチャネル
モニタ方法は、無線接続装置において制御チャネル用の
スロットを指定可能、かつ通信チャネルを制御チャネル
用のスロットにスロット切替え可能なチャネル制御部を
設けたことにより、各無線接続装置の制御チャネルを同
一スロットに割当てると共に、通信チャネルのモニタに
際して、通信チャネルを制御チャネル用のスロットに移
動させることにより、すべての無線接続装置に対して短
時間の内に通信チャネルモニタを行うことができる。
モニタ方法は、無線接続装置において制御チャネル用の
スロットを指定可能、かつ通信チャネルを制御チャネル
用のスロットにスロット切替え可能なチャネル制御部を
設けたことにより、各無線接続装置の制御チャネルを同
一スロットに割当てると共に、通信チャネルのモニタに
際して、通信チャネルを制御チャネル用のスロットに移
動させることにより、すべての無線接続装置に対して短
時間の内に通信チャネルモニタを行うことができる。
【図1】本発明方法を実施する無線接続装置の構成図で
ある。
ある。
【図2】図1の通信チャネルモニタのシーケンスチャー
トである。
トである。
【図3】通信チャネルモニタ開始時とモニタ時の各無線
接続装置のスロット使用状況を表した説明図である。
接続装置のスロット使用状況を表した説明図である。
【図4】通信チャネルモニタを行う場合、制御チャネル
を間欠的に行うときの説明図である。
を間欠的に行うときの説明図である。
【図5】時分割多重方式による移動体通信システムの構
成図である。
成図である。
【図6】従来の無線接続装置の構成図である。
【図7】従来方法による通信チャネルモニタのシーケン
スチャートである。
スチャートである。
【図8】図6の各無線接続装置におけるチャネル使用例
を示す説明図である。
を示す説明図である。
1…無線回線制御装置、 2,3,4,5…無線接続装
置、 6,7,8,9,10…移動機、 11,12,13,14
…無線ゾーン、 15…アンテナ部、 16…無線部、 17
…モデム部、 18…フレーム生成・分解部、 21…チャ
ネルモニタ部、22…インタフェース部、 23…スロット
同期部、 24…チャネル制御部。
置、 6,7,8,9,10…移動機、 11,12,13,14
…無線ゾーン、 15…アンテナ部、 16…無線部、 17
…モデム部、 18…フレーム生成・分解部、 21…チャ
ネルモニタ部、22…インタフェース部、 23…スロット
同期部、 24…チャネル制御部。
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の無線ゾーンの無線回線制御を取り
行う無線回線制御装置と、前記無線回線制御装置と有線
により接続され各々前記無線ゾーンを形成する複数の無
線接続装置と、前記無線接続装置と無線回線により通信
を行う複数の移動機より構成される時分割多重方式によ
る移動体通信システムにおいて、 前記無線接続装置において、制御チャネル用のスロット
を指定可能、かつ通信チャネルを制御チャネル用スロッ
トにスロット切替え可能なチャネル制御部と、前記各無
線接続装置間のスロット同期を可能とするスロット同期
部とを有し、前記各無線接続装置の制御チャネルを同一
スロットに割当てると共に、通信チャネルのモニタに際
して、前記通信チャネルを前記制御チャネル用スロット
に移動させることを特徴とするチャネルモニタ方法。 - 【請求項2】 前記制御チャネルを間欠送信とし、通信
チャネルのモニタに際して、送信インターバルの間だけ
前記通信チャネルを、前記制御チャネル用スロットに移
動させることを特徴とする請求項1記載のチャネルモニ
タ方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5104441A JPH06315185A (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | チャネルモニタ方法 |
US08/231,670 US5561846A (en) | 1993-04-30 | 1994-04-25 | Base station and channel monitoring method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5104441A JPH06315185A (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | チャネルモニタ方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06315185A true JPH06315185A (ja) | 1994-11-08 |
Family
ID=14380750
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5104441A Pending JPH06315185A (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | チャネルモニタ方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5561846A (ja) |
JP (1) | JPH06315185A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2309357B (en) * | 1996-01-18 | 2000-08-16 | Nokia Mobile Phones Ltd | Communicating between base stations and cellular mobile phones |
Families Citing this family (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FI100159B (fi) * | 1995-01-19 | 1997-09-30 | Nokia Telecommunications Oy | Tietoliikenneyhteyden tahdistaminen matkaviestinjärjestelmässä |
FI98675B (fi) * | 1995-02-17 | 1997-04-15 | Nokia Telecommunications Oy | Aikavälien allokoiminen matkaviestinjärjestelmässä |
JPH08228183A (ja) * | 1995-02-20 | 1996-09-03 | Fujitsu Ltd | 信号処理装置及び信号処理方法 |
US5812544A (en) * | 1996-10-03 | 1998-09-22 | Ericsson Inc. | Dual mode portable telephone unit |
KR100239397B1 (ko) * | 1996-12-02 | 2000-01-15 | 김영환 | 코드분할다중접속 기지국의 통화채널 분산선정방법 |
DE69734928T2 (de) * | 1997-10-17 | 2006-08-17 | Nortel Matra Cellular | Einrichtung und Verfahren zur Frequenzband-Abtastung in einem mobilen Übertragungssystem |
JPH11266217A (ja) * | 1998-03-16 | 1999-09-28 | Fujitsu Ltd | 時分割多元接続通信システム及び時分割多元接続通信システムにおける信号受信方法並びに時分割多元接続通信システムに使用されるセンター装置 |
CA2237289C (en) | 1998-03-24 | 2006-07-11 | Vistar Telecommunications Inc. | Packet data communication system |
US6522638B1 (en) * | 1998-03-24 | 2003-02-18 | Vistar Telecommunications Inc. | Packet data communication system with buffered data and control channels |
US6577617B1 (en) * | 1998-09-07 | 2003-06-10 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Communication terminal apparatus, base station communication apparatus and radio communication method |
US6690951B1 (en) * | 1999-12-20 | 2004-02-10 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) | Dynamic size allocation system and method |
US7173916B2 (en) * | 2001-01-19 | 2007-02-06 | Raze Technologies, Inc. | Wireless access system using multiple modulation formats in TDD frames and method of operation |
US7230931B2 (en) | 2001-01-19 | 2007-06-12 | Raze Technologies, Inc. | Wireless access system using selectively adaptable beam forming in TDD frames and method of operation |
CA2499742C (en) * | 2002-09-30 | 2011-08-02 | Polymeric Converting Llc | Color changing tape, label, card and game intermediates |
US7236790B2 (en) * | 2004-06-03 | 2007-06-26 | Intel Corporation | Distributed radar detection for WLAN |
US8294483B2 (en) * | 2008-05-30 | 2012-10-23 | Freescale Semiconductor, Inc. | Testing of multiple integrated circuits |
US8032030B2 (en) * | 2008-05-30 | 2011-10-04 | Freescale Semiconductor, Inc. | Multiple core system |
US8705572B2 (en) * | 2011-05-09 | 2014-04-22 | Emulex Corporation | RoCE packet sequence acceleration |
US11006432B2 (en) * | 2019-08-06 | 2021-05-11 | At&T Intellectual Property I, L.P. | Managing signal traffic in a 5G or other next generation wireless network |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4146839A (en) * | 1977-02-04 | 1979-03-27 | Troy Stephen R | Channel traffic monitoring radio transceiver |
US4914649A (en) * | 1988-09-12 | 1990-04-03 | Motorola, Inc. | Multiple frequency message system |
US5199031A (en) * | 1990-08-31 | 1993-03-30 | Telefonaktiebolaget L M Ericsson | Method and system for uniquely identifying control channel time slots |
US5239678A (en) * | 1991-11-21 | 1993-08-24 | Motorola, Inc. | Method of assigning a control channel as a temporary voice/data channel in a radio communications system |
US5235598A (en) * | 1992-01-30 | 1993-08-10 | Motorola, Inc. | Method for utilizing a control channel for both data and voice |
JPH05292010A (ja) * | 1992-04-10 | 1993-11-05 | Fujitsu Ltd | 無線チャネル割当て方法および装置 |
SE500565C2 (sv) * | 1992-10-26 | 1994-07-18 | Ericsson Telefon Ab L M | Metod att åstadkomma slumpmässig access i ett mobilradiosystem |
-
1993
- 1993-04-30 JP JP5104441A patent/JPH06315185A/ja active Pending
-
1994
- 1994-04-25 US US08/231,670 patent/US5561846A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2309357B (en) * | 1996-01-18 | 2000-08-16 | Nokia Mobile Phones Ltd | Communicating between base stations and cellular mobile phones |
US6381231B1 (en) | 1996-01-18 | 2002-04-30 | Nokia Mobile Phones Limited | Private base stations |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5561846A (en) | 1996-10-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH06315185A (ja) | チャネルモニタ方法 | |
EP0318033B1 (en) | Handoff method for cellular digital mobile communication system and mobile station | |
EP0132406B1 (en) | Power saving system for time-division multiple access radiocommunication network | |
CN109586943B (zh) | 资源切换配置方法、装置和设备 | |
JPH0629910A (ja) | 無線基地局間同期方式 | |
JPS58131829A (ja) | 無線中継方式 | |
JP2002509676A (ja) | 通信システムの制御方法とこの方法を採用するシステム | |
US11855749B2 (en) | Satellite communication system, master station device and line connection method | |
JPH0767169A (ja) | 無線通信装置 | |
JP2977312B2 (ja) | 移動無線通信システム | |
JPH10145847A (ja) | フレーム同期方法およびフレーム同期装置 | |
US20020151319A1 (en) | Method for controlling the transmission and reception activities of a local radiocommunications system | |
JP3197334B2 (ja) | 基地局監視装置 | |
JP2658879B2 (ja) | 多方向多重通信システムの監視方法および監視方式と端局 | |
JPH04145733A (ja) | 移動通信におけるゾーン内通信方式 | |
JPH1141310A (ja) | 通信方法 | |
KR100407969B1 (ko) | 데이터 전송 방법 | |
JPH06204914A (ja) | 無線装置のホットスタンバイ予備方式 | |
JP2853930B2 (ja) | 時分割多元接続通信装置 | |
JP3361754B2 (ja) | Tdma通信装置 | |
JP2949733B2 (ja) | 無線中継装置 | |
JPS6318738A (ja) | Tdma加入者無線装置 | |
JP2663391B2 (ja) | 回線接続方式 | |
JP3001644B2 (ja) | 移動体通信システム | |
JPS6225521A (ja) | 無線通信装置 |