JPH06311496A - 画像信号伝送方法及び画像信号伝送装置 - Google Patents
画像信号伝送方法及び画像信号伝送装置Info
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- JPH06311496A JPH06311496A JP12192993A JP12192993A JPH06311496A JP H06311496 A JPH06311496 A JP H06311496A JP 12192993 A JP12192993 A JP 12192993A JP 12192993 A JP12192993 A JP 12192993A JP H06311496 A JPH06311496 A JP H06311496A
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N7/00—Television systems
- H04N7/24—Systems for the transmission of television signals using pulse code modulation
- H04N7/52—Systems for transmission of a pulse code modulated video signal with one or more other pulse code modulated signals, e.g. an audio signal or a synchronizing signal
- H04N7/54—Systems for transmission of a pulse code modulated video signal with one or more other pulse code modulated signals, e.g. an audio signal or a synchronizing signal the signals being synchronous
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、画像信号伝送方法及び画像信号伝送
装置において、ゆるやかな動きで高次側又は高域側のフ
イールド間相関が低下し低次側又は低域側のフイールド
間相関が残留する画柄について圧縮率及び視覚的な画質
を向上して伝送する。 【構成】画像信号の第1及び第2フイールドについて、
それぞれフイールド毎にフイールド内で成分分割符号化
し、フイールド間の動きによる影響を未然に防止して動
きによる圧縮率の低下を避け、さらにこの結果得られる
2フイールドの低次側成分で新たにブロツクを構成し
て、さらにフレーム内で成分分割符号化するようにした
ことにより、ゆるやかな動きの影響を受けにくい低次側
又は低域側の成分を効率的に符号化して、結果としてゆ
るやかな動きの含まれる画像に対する圧縮率を高めるこ
とができる。
装置において、ゆるやかな動きで高次側又は高域側のフ
イールド間相関が低下し低次側又は低域側のフイールド
間相関が残留する画柄について圧縮率及び視覚的な画質
を向上して伝送する。 【構成】画像信号の第1及び第2フイールドについて、
それぞれフイールド毎にフイールド内で成分分割符号化
し、フイールド間の動きによる影響を未然に防止して動
きによる圧縮率の低下を避け、さらにこの結果得られる
2フイールドの低次側成分で新たにブロツクを構成し
て、さらにフレーム内で成分分割符号化するようにした
ことにより、ゆるやかな動きの影響を受けにくい低次側
又は低域側の成分を効率的に符号化して、結果としてゆ
るやかな動きの含まれる画像に対する圧縮率を高めるこ
とができる。
Description
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術(図10〜図15) 発明が解決しようとする課題(図10〜図15) 課題を解決するための手段(図1及び図2) 作用(図1及び図2) 実施例(図1〜図9) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は画像信号伝送方法及び画
像信号伝送装置に関し、例えば画像信号をHaar関数
を用いたウエーブレツト変換等によつて成分分割符号化
して伝送する際に適用し得る。
像信号伝送装置に関し、例えば画像信号をHaar関数
を用いたウエーブレツト変換等によつて成分分割符号化
して伝送する際に適用し得る。
【0003】
【従来の技術】従来、例えばテレビ会議システムなどの
ように画像信号を遠隔地に伝送するいわゆる画像信号伝
送システムや、画像信号をデイジタル化してビデオテー
プレコーダやビデオデイスクレコーダに記録し再生する
装置においては、伝送路や記録媒体を効率良く利用する
ため、デイジタル化した画像信号の相関を利用して有意
情報を効率的に符号化することにより伝送情報量や記録
情報量を削減し、伝送効率や記録効率を高めるようにな
されている。
ように画像信号を遠隔地に伝送するいわゆる画像信号伝
送システムや、画像信号をデイジタル化してビデオテー
プレコーダやビデオデイスクレコーダに記録し再生する
装置においては、伝送路や記録媒体を効率良く利用する
ため、デイジタル化した画像信号の相関を利用して有意
情報を効率的に符号化することにより伝送情報量や記録
情報量を削減し、伝送効率や記録効率を高めるようにな
されている。
【0004】画像信号の相関を利用する符号化方法とし
ては、例えば予測符号化方法、DCT(Discrete Cosin
e Transform )等の直交変換符号化方法、サブバンド符
号化方法やウエーブレツト変換方法のように画像信号を
複数の成分に分割した後に量子化して伝送する方法等が
用いられる。
ては、例えば予測符号化方法、DCT(Discrete Cosin
e Transform )等の直交変換符号化方法、サブバンド符
号化方法やウエーブレツト変換方法のように画像信号を
複数の成分に分割した後に量子化して伝送する方法等が
用いられる。
【0005】予測符号化方法は装置化が容易であり、圧
縮率が比較的低い符号化については好適であるが、圧縮
率を高めると画質の劣化が検知され易いという難点があ
る。またDCT等の直交変換符号化方法は、高い圧縮率
で比較的容易に高画質が得られるため多く用いられてい
るが、ブロツクの境界に目につき易い歪が生じたり、ブ
ロツク毎の歪の程度が異なるために生ずる障害が目につ
き易いという難点がある。またDCTによる直交変換符
号化方法では、その計算量の多さがハードウエアの実現
性の点で障害となる。
縮率が比較的低い符号化については好適であるが、圧縮
率を高めると画質の劣化が検知され易いという難点があ
る。またDCT等の直交変換符号化方法は、高い圧縮率
で比較的容易に高画質が得られるため多く用いられてい
るが、ブロツクの境界に目につき易い歪が生じたり、ブ
ロツク毎の歪の程度が異なるために生ずる障害が目につ
き易いという難点がある。またDCTによる直交変換符
号化方法では、その計算量の多さがハードウエアの実現
性の点で障害となる。
【0006】さらにサブバンド符号化方法やウエーブレ
ツト変換方法のような成分分割符号化は、画像信号を複
数の成分に分割した後に量子化等を行うもので、比較的
高い圧縮効率が得られ、特有の歪が目立つことも少な
い。装置化については方法によつて差はあるが、Haa
r関数を用いるウエーブレツト変換のように極めて簡易
に構成できる方法もある。
ツト変換方法のような成分分割符号化は、画像信号を複
数の成分に分割した後に量子化等を行うもので、比較的
高い圧縮効率が得られ、特有の歪が目立つことも少な
い。装置化については方法によつて差はあるが、Haa
r関数を用いるウエーブレツト変換のように極めて簡易
に構成できる方法もある。
【0007】ウエーブレツト変換方法は、成分分割を低
次側又は低域側の成分に対して再帰的に行ない、この結
果得られる成分、すなわち係数毎にその特性に合わせた
符号化を行なうものであり、その分割及び再構成のため
のフイルタは、Haar関数を用いるフイルタとして、
それぞれ1サンプル遅延回路、乗算回路及び加算回路を
図10(A)〜(D)に組み合わせて示すように、種々
の種類があつて用途の応じて使い分けることができる。
次側又は低域側の成分に対して再帰的に行ない、この結
果得られる成分、すなわち係数毎にその特性に合わせた
符号化を行なうものであり、その分割及び再構成のため
のフイルタは、Haar関数を用いるフイルタとして、
それぞれ1サンプル遅延回路、乗算回路及び加算回路を
図10(A)〜(D)に組み合わせて示すように、種々
の種類があつて用途の応じて使い分けることができる。
【0008】またウエーブレツト変換等の成分分割符号
化を、2フイールドで1フレームが構成される通常のテ
レビジヨン信号のような動画像信号の符号化に応用する
場合には、一般に動きが激しい画柄についてはフイール
ド内で分割符号化を行なう方法の効率が高く、また静止
又は静止に近いような動きの少ない画柄についてはフレ
ーム内で分割符号化を行なう方法の効率が高い。
化を、2フイールドで1フレームが構成される通常のテ
レビジヨン信号のような動画像信号の符号化に応用する
場合には、一般に動きが激しい画柄についてはフイール
ド内で分割符号化を行なう方法の効率が高く、また静止
又は静止に近いような動きの少ない画柄についてはフレ
ーム内で分割符号化を行なう方法の効率が高い。
【0009】このため、例えばDCTやHaar関数を
用いたウエーブレツト変換等の分割符号化においては、
画像信号の統計的性質を計算し、その計算結果を参照し
てフイールド内符号化とフレーム内符号化を切り替えて
使用する方法が用いられ、例えば画像符号化装置は図1
1に示すように構成されている。
用いたウエーブレツト変換等の分割符号化においては、
画像信号の統計的性質を計算し、その計算結果を参照し
てフイールド内符号化とフレーム内符号化を切り替えて
使用する方法が用いられ、例えば画像符号化装置は図1
1に示すように構成されている。
【0010】すなわちこの画像符号化装置において、入
力信号S1はまずフレーム化回路1に入力され、第1フ
イールドのラインと第2フイールドのラインが交互に走
査されるフレーム画像信号S2が形成される。このフレ
ーム画像信号S2は、フイールド内符号化とフレーム内
符号化のいずれの符号化が適するかを判定する判定回路
2に入力される。この判定回路2は例えばフレーム画像
信号S2の垂直方向の相関を計算し、相関が強い場合に
はフレーム内符号化を選択し、相関が弱い場合にはフイ
ールド内符号化を選択するブロツク化切換情報S3を変
換ブロツク構成回路3に送出する。
力信号S1はまずフレーム化回路1に入力され、第1フ
イールドのラインと第2フイールドのラインが交互に走
査されるフレーム画像信号S2が形成される。このフレ
ーム画像信号S2は、フイールド内符号化とフレーム内
符号化のいずれの符号化が適するかを判定する判定回路
2に入力される。この判定回路2は例えばフレーム画像
信号S2の垂直方向の相関を計算し、相関が強い場合に
はフレーム内符号化を選択し、相関が弱い場合にはフイ
ールド内符号化を選択するブロツク化切換情報S3を変
換ブロツク構成回路3に送出する。
【0011】一方フレーム画像信号S2は、判定回路2
の処理に要する時間分遅延させるメモリ4に入力され、
所定時間分遅延されて変換ブロツク構成回路5に入力さ
れる。変換ブロツク構成回路44は、判定回路2より入
力されるブロツク化切換情報S3に従つて、フイールド
内の画素のみを用いた変換用画像データブロツクか又は
フレーム内の画素を用いた変換用画像データブロツクの
いずれかを構成する。
の処理に要する時間分遅延させるメモリ4に入力され、
所定時間分遅延されて変換ブロツク構成回路5に入力さ
れる。変換ブロツク構成回路44は、判定回路2より入
力されるブロツク化切換情報S3に従つて、フイールド
内の画素のみを用いた変換用画像データブロツクか又は
フレーム内の画素を用いた変換用画像データブロツクの
いずれかを構成する。
【0012】この変換用画像データブロツクS4は、変
換回路5に入力されて変換され係数S5となる。この変
換回路5は例えば図12に示すような2次元ウエーブレ
ツト変換回路で構成され、変換用画像データブロツクS
4を高次側又は高域側の成分と低次側又は低域側の成分
とに分割し、この結果得られる両成分のサンプルを1サ
ンプルおきに間引くダウンサンプリングを、低次側又は
低域側の成分について再帰的に繰り返すことにより、図
13に示すようなHaar関数を用いたウエーブレツト
変換を行う。
換回路5に入力されて変換され係数S5となる。この変
換回路5は例えば図12に示すような2次元ウエーブレ
ツト変換回路で構成され、変換用画像データブロツクS
4を高次側又は高域側の成分と低次側又は低域側の成分
とに分割し、この結果得られる両成分のサンプルを1サ
ンプルおきに間引くダウンサンプリングを、低次側又は
低域側の成分について再帰的に繰り返すことにより、図
13に示すようなHaar関数を用いたウエーブレツト
変換を行う。
【0013】変換回路5より送出される係数S5は量子
化器6に入力される。この量子化器6では、後段に配置
されたバツフアメモリ8の蓄積量を参照して発生情報量
を平滑化するべく定められる量子化精度を示す量子化ス
テツプ情報S6に従つて量子化され、この結果得られる
量子化係数S7が可変長符号化回路7に入力される。
化器6に入力される。この量子化器6では、後段に配置
されたバツフアメモリ8の蓄積量を参照して発生情報量
を平滑化するべく定められる量子化精度を示す量子化ス
テツプ情報S6に従つて量子化され、この結果得られる
量子化係数S7が可変長符号化回路7に入力される。
【0014】可変長符号化回路7においては、例えばハ
フマン符号化と零のランレングス符号化を組み合わせた
可変長符号化を適用され、この結果得られる可変長符号
化データS8が、発生情報量平滑化用のバツフアメモリ
8を経て多重化回路9に入力され、ここで量子化ステツ
プサイズ情報S6及びブロツク化切換情報S3と多重化
されて画像符号化装置の出力データS9として送出され
る。
フマン符号化と零のランレングス符号化を組み合わせた
可変長符号化を適用され、この結果得られる可変長符号
化データS8が、発生情報量平滑化用のバツフアメモリ
8を経て多重化回路9に入力され、ここで量子化ステツ
プサイズ情報S6及びブロツク化切換情報S3と多重化
されて画像符号化装置の出力データS9として送出され
る。
【0015】画像符号化装置の出力データS9は、図1
4に示す画像復号化装置に入力データS11として入力
され復号化される。すなわち画像復号化装置において入
力データS11は分流回路11に入力される。分流回路
11は入力データS11から可変長符号化されている量
子化係数S12と量子化ステツプサイズ情報S13及び
ブロツク化切換情報S14を分離して出力する。
4に示す画像復号化装置に入力データS11として入力
され復号化される。すなわち画像復号化装置において入
力データS11は分流回路11に入力される。分流回路
11は入力データS11から可変長符号化されている量
子化係数S12と量子化ステツプサイズ情報S13及び
ブロツク化切換情報S14を分離して出力する。
【0016】このうち可変長符号化された量子化係数S
12はバツフアメモリ12を介して可変長復号化回路1
3に入力され、可変長復号化されて量子化係数S15と
なり、逆量子化器14に入力される。逆量子化器14は
量子化ステツプサイズ情報S13に従つて量子化係数S
15を逆量子化し、この結果得られる逆量子化係数S1
6が逆変換回路15に入力されて逆変換され、復元画像
信号S17となる。
12はバツフアメモリ12を介して可変長復号化回路1
3に入力され、可変長復号化されて量子化係数S15と
なり、逆量子化器14に入力される。逆量子化器14は
量子化ステツプサイズ情報S13に従つて量子化係数S
15を逆量子化し、この結果得られる逆量子化係数S1
6が逆変換回路15に入力されて逆変換され、復元画像
信号S17となる。
【0017】逆変換回路55は、例えば図15に示すよ
うな2次元ウエーブレツト逆変換回路で構成され、低次
側又は低域側の成分と高次側又は高域側の成分の各サン
プル間に零を挿入するアツプサンプリングを行つた上で
データを再構成する操作を、高次側又は高域側に順次繰
り返すことにより、図13に示した逆変換を行つて画像
データS17を復元する。
うな2次元ウエーブレツト逆変換回路で構成され、低次
側又は低域側の成分と高次側又は高域側の成分の各サン
プル間に零を挿入するアツプサンプリングを行つた上で
データを再構成する操作を、高次側又は高域側に順次繰
り返すことにより、図13に示した逆変換を行つて画像
データS17を復元する。
【0018】逆変換回路15で復元された画像データS
17は、フレーム化回路16においてブロツク化切換情
報S14に従つてフレーム画像信号S18に戻された
後、フイールド化回路57でフイールド走査の画像信号
S19に戻され、画像復号化装置の出力でなる復元画像
信号S19として送出される。
17は、フレーム化回路16においてブロツク化切換情
報S14に従つてフレーム画像信号S18に戻された
後、フイールド化回路57でフイールド走査の画像信号
S19に戻され、画像復号化装置の出力でなる復元画像
信号S19として送出される。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】ところが上述したよう
な画像符号化及び画像復号化においては、まず動きが激
しい画柄と静止に近い画柄の両極にある画柄に対しては
効果があるものの、ゆるやかな動きが含まれているよう
な中間的な画柄に対して、必ずしも有効な圧縮率や視覚
的な画質を向上できないという問題があつた。
な画像符号化及び画像復号化においては、まず動きが激
しい画柄と静止に近い画柄の両極にある画柄に対しては
効果があるものの、ゆるやかな動きが含まれているよう
な中間的な画柄に対して、必ずしも有効な圧縮率や視覚
的な画質を向上できないという問題があつた。
【0020】またフレーム内符号化されたブロツクとフ
イールド内符号化されたブロツクの境界に観測され易い
歪みが生じる場合があり、高画質の画像信号を符号化す
る符号化方法としては未だ不十分であつた。さらに低次
側の係数のみを用いて簡易な復号化を行なう場合に、低
次側の係数のブロツク化形態がフイールド内符号化とフ
レーム内符号化で異なるために、画像復号化装置が複雑
かつ大型化することを避け得ない問題があつた。
イールド内符号化されたブロツクの境界に観測され易い
歪みが生じる場合があり、高画質の画像信号を符号化す
る符号化方法としては未だ不十分であつた。さらに低次
側の係数のみを用いて簡易な復号化を行なう場合に、低
次側の係数のブロツク化形態がフイールド内符号化とフ
レーム内符号化で異なるために、画像復号化装置が複雑
かつ大型化することを避け得ない問題があつた。
【0021】また画像符号化装置についても、フレーム
化回路で使用されるメモリやブロツクの切り換えを判定
する判定回路自体の規模が大きく、例えばカメラ一体型
のビデオテープレコーダのように、符号化側の装置規模
の制約が厳しい場合には、簡易な復号化が許容されるよ
うな小型の装置を実現することが困難であつた。
化回路で使用されるメモリやブロツクの切り換えを判定
する判定回路自体の規模が大きく、例えばカメラ一体型
のビデオテープレコーダのように、符号化側の装置規模
の制約が厳しい場合には、簡易な復号化が許容されるよ
うな小型の装置を実現することが困難であつた。
【0022】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、ゆるやかな動きで高域側のフイールド間相関が低下
し低域側のフイールド間相関が残留する画柄について圧
縮率及び視覚的な画質を向上し得る画像信号伝送方法及
び画像信号伝送装置を提案しようとするものである。
で、ゆるやかな動きで高域側のフイールド間相関が低下
し低域側のフイールド間相関が残留する画柄について圧
縮率及び視覚的な画質を向上し得る画像信号伝送方法及
び画像信号伝送装置を提案しようとするものである。
【0023】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、第1フイールド及び第2フイール
ドで1フレームが構成される画像信号S21を成分分割
符号化すると共に量子化して伝送する画像信号伝送方法
において、第1及び第2フイールドの画像信号S21を
用いて、それぞれフイールド毎にフイールド内で成分分
割符号化し、その符号化結果として得られる第1及び第
2フイールドの係数S22のうち、高次側又は高域側係
数S23をそれぞれ量子化して伝送し、第1及び第2フ
イールドの係数S22のうち、低次側又は低域側係数S
24、S25を合わせて係数ブロツクS28を構成し、
その係数ブロツクS28に対してさらに成分分割符号化
し、その符号化結果として得られる係数S29を量子化
して伝送するようにした。
め本発明においては、第1フイールド及び第2フイール
ドで1フレームが構成される画像信号S21を成分分割
符号化すると共に量子化して伝送する画像信号伝送方法
において、第1及び第2フイールドの画像信号S21を
用いて、それぞれフイールド毎にフイールド内で成分分
割符号化し、その符号化結果として得られる第1及び第
2フイールドの係数S22のうち、高次側又は高域側係
数S23をそれぞれ量子化して伝送し、第1及び第2フ
イールドの係数S22のうち、低次側又は低域側係数S
24、S25を合わせて係数ブロツクS28を構成し、
その係数ブロツクS28に対してさらに成分分割符号化
し、その符号化結果として得られる係数S29を量子化
して伝送するようにした。
【0024】また本発明においては、2フイールド分の
低次側又は低域側係数S24、S25を合わせて係数ブ
ロツクS28を構成する際に、2フイールド分の低次側
又は低域側係数S24(S26)、S25の係数値の類
似性に応じてブロツク構成法を決定して係数ブロツクS
28を構成し、その係数ブロツクS28を成分分割符号
化して得られる係数S29を量子化し、ブロツク構成法
を表す情報S27と共に伝送するようにした。
低次側又は低域側係数S24、S25を合わせて係数ブ
ロツクS28を構成する際に、2フイールド分の低次側
又は低域側係数S24(S26)、S25の係数値の類
似性に応じてブロツク構成法を決定して係数ブロツクS
28を構成し、その係数ブロツクS28を成分分割符号
化して得られる係数S29を量子化し、ブロツク構成法
を表す情報S27と共に伝送するようにした。
【0025】また本発明においては、第1及び第2フイ
ールドで1フレームが構成される画像信号S21が、そ
れぞれフイールド毎にフイールド内で成分分割符号化さ
れ、その符号化結果として得られる2フイールド分の高
次側又は高域側係数S23がそれぞれ量子化されて伝送
されると共に、2フイールド分の低次側又は低域側係数
S24、S25で構成された係数ブロツクS28がさら
に成分分割符号化され、その符号化結果として得られる
係数S29が量子化されて伝送されるデータS34(S
41)を復号化する画像信号伝送方法において、第1及
び第2フイールドの低次側又は低域側成分に応じた量子
化係数からなる量子化係数ブロツクに含まれる量子化係
数S45(S47)を逆量子化すると共に逆変換して、
第1及び第2フイールドの低次側又は低域側係数を合わ
せた係数ブロツクS50を復元し、第1及び第2フイー
ルドの高次側又は高域側成分に応じた量子化係数S45
(S48)をそれぞれ逆量子化し、復元された2フイー
ルド分の低次側又は低域側係数S50と、逆量子化され
た2フイールド分の高次側又は高域側係数S49とを用
いて、それぞれフイールド毎にフイールド内で逆変換し
て、第1及び第2フイールドの画像信号S52を復元す
るようにした。
ールドで1フレームが構成される画像信号S21が、そ
れぞれフイールド毎にフイールド内で成分分割符号化さ
れ、その符号化結果として得られる2フイールド分の高
次側又は高域側係数S23がそれぞれ量子化されて伝送
されると共に、2フイールド分の低次側又は低域側係数
S24、S25で構成された係数ブロツクS28がさら
に成分分割符号化され、その符号化結果として得られる
係数S29が量子化されて伝送されるデータS34(S
41)を復号化する画像信号伝送方法において、第1及
び第2フイールドの低次側又は低域側成分に応じた量子
化係数からなる量子化係数ブロツクに含まれる量子化係
数S45(S47)を逆量子化すると共に逆変換して、
第1及び第2フイールドの低次側又は低域側係数を合わ
せた係数ブロツクS50を復元し、第1及び第2フイー
ルドの高次側又は高域側成分に応じた量子化係数S45
(S48)をそれぞれ逆量子化し、復元された2フイー
ルド分の低次側又は低域側係数S50と、逆量子化され
た2フイールド分の高次側又は高域側係数S49とを用
いて、それぞれフイールド毎にフイールド内で逆変換し
て、第1及び第2フイールドの画像信号S52を復元す
るようにした。
【0026】また本発明においては、データS41とし
て2フイールド分の高次側又は高域側係数S23がそれ
ぞれ量子化されて伝送されると共に、2フイールド分の
低次側又は低域側係数S24、S25をその2フイール
ド分の低次側又は低域側係数S24(S26)、S25
の係数値の類似性に応じた所定のブロツク構成法で構成
した係数ブロツクS28がさらに成分分割符号化され、
その符号化結果として得られる係数S29が量子化され
て、ブロツク構成法を表す情報S27と共に伝送される
際に、第1及び第2フイールドの低次側又は低域側成分
の量子化係数からなる量子化係数ブロツクに含まれる量
子化係数S45(S47)を逆量子化すると共に逆変換
して、第1及び第2フイールドの低次側又は低域側係数
を合わせた係数ブロツクS50を復元し、その係数ブロ
ツクS50に含まれる係数を、データと共に伝送された
ブロツク構成法を示す情報S44に従つて第1フイール
ドの低次側又は低域側係数と、第2フイールドの低次側
又は低域側係数とに分離するようにした。
て2フイールド分の高次側又は高域側係数S23がそれ
ぞれ量子化されて伝送されると共に、2フイールド分の
低次側又は低域側係数S24、S25をその2フイール
ド分の低次側又は低域側係数S24(S26)、S25
の係数値の類似性に応じた所定のブロツク構成法で構成
した係数ブロツクS28がさらに成分分割符号化され、
その符号化結果として得られる係数S29が量子化され
て、ブロツク構成法を表す情報S27と共に伝送される
際に、第1及び第2フイールドの低次側又は低域側成分
の量子化係数からなる量子化係数ブロツクに含まれる量
子化係数S45(S47)を逆量子化すると共に逆変換
して、第1及び第2フイールドの低次側又は低域側係数
を合わせた係数ブロツクS50を復元し、その係数ブロ
ツクS50に含まれる係数を、データと共に伝送された
ブロツク構成法を示す情報S44に従つて第1フイール
ドの低次側又は低域側係数と、第2フイールドの低次側
又は低域側係数とに分離するようにした。
【0027】また本発明においては、第1フイールド及
び第2フイールドで1フレームが構成される画像信号S
21を成分分割符号化すると共に量子化して伝送する画
像信号伝送装置において、第1及び第2フイールドの画
像信号S21を用いて、それぞれフイールド毎にフイー
ルド内で成分分割符号化するフイールド内変換手段21
と、そのフイールド内変換手段21の符号化結果として
得られる第1及び第2フイールドの係数S22のうち、
低次側又は低域側係数S24、S25を合わせて係数ブ
ロツクS28を構成する低次側又は低域側係数ブロツク
構成手段24、25と、その低次側又は低域側係数ブロ
ツク構成手段24、25から得られる係数ブロツクS2
8に対してさらに成分分割符号化するフレーム内変換手
段27と、そのフレーム内変換手段27の符号化結果と
して得られる係数S29と、フイールド内変換手段21
の符号化結果として得られる第1及び第2フイールドの
係数の高次側又は高域側係数S23とを、それぞれ量子
化して伝送する量子化伝送手段23、28、29、3
0、31とを設けるようにした。
び第2フイールドで1フレームが構成される画像信号S
21を成分分割符号化すると共に量子化して伝送する画
像信号伝送装置において、第1及び第2フイールドの画
像信号S21を用いて、それぞれフイールド毎にフイー
ルド内で成分分割符号化するフイールド内変換手段21
と、そのフイールド内変換手段21の符号化結果として
得られる第1及び第2フイールドの係数S22のうち、
低次側又は低域側係数S24、S25を合わせて係数ブ
ロツクS28を構成する低次側又は低域側係数ブロツク
構成手段24、25と、その低次側又は低域側係数ブロ
ツク構成手段24、25から得られる係数ブロツクS2
8に対してさらに成分分割符号化するフレーム内変換手
段27と、そのフレーム内変換手段27の符号化結果と
して得られる係数S29と、フイールド内変換手段21
の符号化結果として得られる第1及び第2フイールドの
係数の高次側又は高域側係数S23とを、それぞれ量子
化して伝送する量子化伝送手段23、28、29、3
0、31とを設けるようにした。
【0028】また本発明においては、2フイールド分の
低次側又は低域側係数S24(S26)、S25の係数
値の類似性に応じて、係数ブロツクのブロツク構成法を
決定するブロツク構成法決定手段26を設け、低次側又
は低域側係数ブロツク構成手段25において低次側又は
低域側係数S24(S26)、S25についてブロツク
構成法に従つて係数ブロツクS28を構成すると共に、
係数ブロツクS28を成分分割符号化して得られる係数
S29を量子化して伝送する際に、ブロツク構成法を表
す情報S27を共に伝送するようにした。
低次側又は低域側係数S24(S26)、S25の係数
値の類似性に応じて、係数ブロツクのブロツク構成法を
決定するブロツク構成法決定手段26を設け、低次側又
は低域側係数ブロツク構成手段25において低次側又は
低域側係数S24(S26)、S25についてブロツク
構成法に従つて係数ブロツクS28を構成すると共に、
係数ブロツクS28を成分分割符号化して得られる係数
S29を量子化して伝送する際に、ブロツク構成法を表
す情報S27を共に伝送するようにした。
【0029】また本発明においては、第1及び第2フイ
ールドで1フレームが構成される画像信号S21が、そ
れぞれフイールド毎にフイールド内で成分分割符号化さ
れ、その符号化結果として得られる2フイールド分の高
次側又は高域側係数S23がそれぞれ量子化されて伝送
されると共に、2フイールド分の低次側又は低域側係数
S24、S25で構成された係数ブロツクS28がさら
に成分分割符号化され、その符号化結果として得られる
係数S29が量子化されて伝送されるデータS34(S
41)を復号化する画像信号伝送装置において、第1及
び第2フイールドの低次側又は低域側成分に応じた量子
化係数からなる量子化係数ブロツクに含まれる量子化係
数S45(S47)を逆量子化する第1の逆量子化手段
44、45と、その第1の逆量子化手段44、45で逆
量子化された係数S47を逆変換して、第1及び第2フ
イールドの低次側又は低域側係数を合わせた係数ブロツ
クS50を復元するフレーム内逆変換手段46と、第1
及び第2フイールドの高次側又は高域側成分に応じた量
子化係数S45(S48)をそれぞれ逆量子化する第2
の逆量子化手段44、45と、フレーム内逆変換手段4
6で復元された2フイールド分の低次側又は低域側係数
S50と、第2の逆量子化手段で逆量子化された2フイ
ールド分の高次側又は高域側係数S49とを用いてフイ
ールド内係数ブロツクを構成するフイールド内係数ブロ
ツク構成手段48と、そのフイールド内係数ブロツク構
成手段48より出力されるフイールド内係数ブロツクS
51を用いて、それぞれフイールド毎にフイールド内で
逆変換して、第1及び第2フイールドの画像信号S52
を復元するフイールド内逆変換手段49とを設けるよう
にした。
ールドで1フレームが構成される画像信号S21が、そ
れぞれフイールド毎にフイールド内で成分分割符号化さ
れ、その符号化結果として得られる2フイールド分の高
次側又は高域側係数S23がそれぞれ量子化されて伝送
されると共に、2フイールド分の低次側又は低域側係数
S24、S25で構成された係数ブロツクS28がさら
に成分分割符号化され、その符号化結果として得られる
係数S29が量子化されて伝送されるデータS34(S
41)を復号化する画像信号伝送装置において、第1及
び第2フイールドの低次側又は低域側成分に応じた量子
化係数からなる量子化係数ブロツクに含まれる量子化係
数S45(S47)を逆量子化する第1の逆量子化手段
44、45と、その第1の逆量子化手段44、45で逆
量子化された係数S47を逆変換して、第1及び第2フ
イールドの低次側又は低域側係数を合わせた係数ブロツ
クS50を復元するフレーム内逆変換手段46と、第1
及び第2フイールドの高次側又は高域側成分に応じた量
子化係数S45(S48)をそれぞれ逆量子化する第2
の逆量子化手段44、45と、フレーム内逆変換手段4
6で復元された2フイールド分の低次側又は低域側係数
S50と、第2の逆量子化手段で逆量子化された2フイ
ールド分の高次側又は高域側係数S49とを用いてフイ
ールド内係数ブロツクを構成するフイールド内係数ブロ
ツク構成手段48と、そのフイールド内係数ブロツク構
成手段48より出力されるフイールド内係数ブロツクS
51を用いて、それぞれフイールド毎にフイールド内で
逆変換して、第1及び第2フイールドの画像信号S52
を復元するフイールド内逆変換手段49とを設けるよう
にした。
【0030】また本発明においては、データS41とし
て2フイールド分の高次側又は高域側係数S23がそれ
ぞれ量子化されて伝送されると共に、2フイールド分の
低次側又は低域側係数S24、S25が、その2フイー
ルド分の低次側又は低域側係数S24(S26)、S2
5の係数値の類似性に応じた所定のブロツク構成法で構
成された係数ブロツクS28がさらに成分分割符号化さ
れ、その符号化結果として得られる係数S29が量子化
されて、ブロツク構成法を表す情報S27と共に伝送さ
れる際に、フイールド内係数ブロツク構成手段48にお
いてブロツク構成法を表す情報S27(S44)に基づ
いて、フレーム内逆変換手段46で復元された2フイー
ルド分の低次側又は低域側係数S50と、第2の逆量子
化手段44、45で逆量子化された2フイールド分の高
次側又は高域側係数S49とを用いてフイールド内係数
ブロツクS51を構成するようにした。
て2フイールド分の高次側又は高域側係数S23がそれ
ぞれ量子化されて伝送されると共に、2フイールド分の
低次側又は低域側係数S24、S25が、その2フイー
ルド分の低次側又は低域側係数S24(S26)、S2
5の係数値の類似性に応じた所定のブロツク構成法で構
成された係数ブロツクS28がさらに成分分割符号化さ
れ、その符号化結果として得られる係数S29が量子化
されて、ブロツク構成法を表す情報S27と共に伝送さ
れる際に、フイールド内係数ブロツク構成手段48にお
いてブロツク構成法を表す情報S27(S44)に基づ
いて、フレーム内逆変換手段46で復元された2フイー
ルド分の低次側又は低域側係数S50と、第2の逆量子
化手段44、45で逆量子化された2フイールド分の高
次側又は高域側係数S49とを用いてフイールド内係数
ブロツクS51を構成するようにした。
【0031】
【作用】画像信号S21の第1及び第2フイールドにつ
いて、それぞれフイールド毎にフイールド内で成分分割
符号化し、フイールド間の動きによる影響を未然に防止
して動きによる圧縮率の低下を避け、さらにこの結果得
られる2フイールドの低次側又は低域側成分S24、S
25で新たにブロツクS28を構成して、さらにフレー
ム内で成分分割符号化することにより、ゆるやかな動き
の影響を受けにくい低次側又は低域側の成分を効率的に
符号化して、結果としてゆるやかな動きの含まれる画像
に対する圧縮率を高めることができる。
いて、それぞれフイールド毎にフイールド内で成分分割
符号化し、フイールド間の動きによる影響を未然に防止
して動きによる圧縮率の低下を避け、さらにこの結果得
られる2フイールドの低次側又は低域側成分S24、S
25で新たにブロツクS28を構成して、さらにフレー
ム内で成分分割符号化することにより、ゆるやかな動き
の影響を受けにくい低次側又は低域側の成分を効率的に
符号化して、結果としてゆるやかな動きの含まれる画像
に対する圧縮率を高めることができる。
【0032】またフレーム内で成分分割符号化を行つた
2フイールドの低次側又は低域側成分からなるブロツク
S28に対して再構成を行なうことにより、フレーム画
像を簡易的に復元する簡易復号を行なうことができ、さ
らにフレーム内で行なう低次側又は低域側の分割形態を
2フイールドの低次側又は低域側成分の係数値の類似性
に応じて、低次側又は低域側の係数に電力が集中するよ
うにしたことにより、符号化の効率を一段と向上し得る
ようになされている。
2フイールドの低次側又は低域側成分からなるブロツク
S28に対して再構成を行なうことにより、フレーム画
像を簡易的に復元する簡易復号を行なうことができ、さ
らにフレーム内で行なう低次側又は低域側の分割形態を
2フイールドの低次側又は低域側成分の係数値の類似性
に応じて、低次側又は低域側の係数に電力が集中するよ
うにしたことにより、符号化の効率を一段と向上し得る
ようになされている。
【0033】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
する。
【0034】図1及び図2は本発明による画像信号伝送
方法及び画像信号伝送装置を適用した画像符号化装置及
び画像復号化装置を示し、この場合成分分割符号化はH
aar関数を用いたウエーブレツト変換で、フイールド
内の8画素×4ラインのブロツク毎に処理されている。
この画像符号化装置において入力画像信号S21は、ま
ずフイールド内変換回路21に入力される。フイールド
内変換回路21は、例えば図3に示すようなウエーブレ
ツト変換回路で構成され、フイールド内の8画素×4ラ
インのブロツクでなる画像信号S21の第1及び第2フ
イールド分に対して、それぞれ図4に示す成分分割符号
化すなわち変換を行ない、この変換結果でなる係数S2
2を出力する。
方法及び画像信号伝送装置を適用した画像符号化装置及
び画像復号化装置を示し、この場合成分分割符号化はH
aar関数を用いたウエーブレツト変換で、フイールド
内の8画素×4ラインのブロツク毎に処理されている。
この画像符号化装置において入力画像信号S21は、ま
ずフイールド内変換回路21に入力される。フイールド
内変換回路21は、例えば図3に示すようなウエーブレ
ツト変換回路で構成され、フイールド内の8画素×4ラ
インのブロツクでなる画像信号S21の第1及び第2フ
イールド分に対して、それぞれ図4に示す成分分割符号
化すなわち変換を行ない、この変換結果でなる係数S2
2を出力する。
【0035】このフイールド内変換回路21より出力さ
れた係数S22は、分流回路22に入力され、この係数
S22のうち高次側の3種類の成分III1、III2、III3で
なる係数S23が多重化回路23に入力され、低次側の
1種類の成分III0の係数は第1フイールドの係数S24
がメモリ24に一旦蓄積され、第2フイールドの係数S
25が低次側係数ブロツク構成回路25に入力される。
れた係数S22は、分流回路22に入力され、この係数
S22のうち高次側の3種類の成分III1、III2、III3で
なる係数S23が多重化回路23に入力され、低次側の
1種類の成分III0の係数は第1フイールドの係数S24
がメモリ24に一旦蓄積され、第2フイールドの係数S
25が低次側係数ブロツク構成回路25に入力される。
【0036】低次側係数ブロツク構成回路25では、メ
モリ24から読み出される第1フイールドの低次側係数
S26と第2フイールドの低次側係数S25を用いて、
図5(A)又は(B)に示すようなブロツク構成法で低
次側係数ブロツクを構成する。この実施例の場合、何れ
のブロツク構成法で低次側係数ブロツクを構成するか
は、ブロツク構成決定回路27より入力されるブロツク
構成情報S27によつて決定される。
モリ24から読み出される第1フイールドの低次側係数
S26と第2フイールドの低次側係数S25を用いて、
図5(A)又は(B)に示すようなブロツク構成法で低
次側係数ブロツクを構成する。この実施例の場合、何れ
のブロツク構成法で低次側係数ブロツクを構成するか
は、ブロツク構成決定回路27より入力されるブロツク
構成情報S27によつて決定される。
【0037】このブロツク構成決定回路27において
は、メモリ24から読み出される第1フイールドの低次
側係数S26と第2フイールドの低次側係数S25との
係数値の類似性を計算し、より低次側の係数に電力が集
中するブロツク構成法を決定するようになされ、このブ
ロツク構成法に応じたブロツク構成情報S27を送出す
る。
は、メモリ24から読み出される第1フイールドの低次
側係数S26と第2フイールドの低次側係数S25との
係数値の類似性を計算し、より低次側の係数に電力が集
中するブロツク構成法を決定するようになされ、このブ
ロツク構成法に応じたブロツク構成情報S27を送出す
る。
【0038】実際上図5(A)に示すブロツク構成法に
代えて図5(B)に示すブロツク構成法を用いた場合、
例えば分割と再構成にHaar関数を使用しているとき
には、構成した低次側係数ブロツクの垂直方向の分割が
さらに1回フイールド内で行われることと等価となるた
め、特に動きが激しくフイールド間の相関が乏しいよう
な画柄に対して有効な低次側の分割となる。
代えて図5(B)に示すブロツク構成法を用いた場合、
例えば分割と再構成にHaar関数を使用しているとき
には、構成した低次側係数ブロツクの垂直方向の分割が
さらに1回フイールド内で行われることと等価となるた
め、特に動きが激しくフイールド間の相関が乏しいよう
な画柄に対して有効な低次側の分割となる。
【0039】低次側係数ブロツク構成回路25で構成さ
れた低次側係数ブロツクに応じた係数ブロツクデータS
28は、フレーム内変換回路27に入力される。フレー
ム内変換回路27は、例えば図6に示すようなウエーブ
レツト変換回路で構成され、低次側係数ブロツクに応じ
た係数ブロツクデータS28に対して、図7に示すよう
な成分分割符号化すなわち変換を行ない、この結果得ら
れる係数S29を多重化回路23へ出力する。
れた低次側係数ブロツクに応じた係数ブロツクデータS
28は、フレーム内変換回路27に入力される。フレー
ム内変換回路27は、例えば図6に示すようなウエーブ
レツト変換回路で構成され、低次側係数ブロツクに応じ
た係数ブロツクデータS28に対して、図7に示すよう
な成分分割符号化すなわち変換を行ない、この結果得ら
れる係数S29を多重化回路23へ出力する。
【0040】多重化回路23は、フイールド内で変換さ
れて得られた高次側の3種類の成分の係数S23と、フ
レーム内で低次側係数ブロツクが変換されて得られた係
数S29を時分割多重し、この結果得られる係数S30
を量子化器28に出力する。量子化器28において係数
S30は、バツフアメモリ30の蓄積量によつて定めら
れる量子化ステツプサイズ情報S31で定められる量子
化精度によつて量子化され量子化係数S32となる。
れて得られた高次側の3種類の成分の係数S23と、フ
レーム内で低次側係数ブロツクが変換されて得られた係
数S29を時分割多重し、この結果得られる係数S30
を量子化器28に出力する。量子化器28において係数
S30は、バツフアメモリ30の蓄積量によつて定めら
れる量子化ステツプサイズ情報S31で定められる量子
化精度によつて量子化され量子化係数S32となる。
【0041】量子化係数S32は可変長符号化回路29
に入力され、例えば従来と同様にハフマン符号化と零の
ランレングス符号化を組み合わせて可変長符号化され、
この結果得られる可変長符号化量子化係数S33が、発
生情報量平滑化用バツフアメモリ30を経て情報量が平
滑化されて多重化回路31に入力され、ここでブロツク
構成情報S27及び量子化ステツプサイズ情報S31と
多重化されて画像符号化装置の出力データS34として
送出される。
に入力され、例えば従来と同様にハフマン符号化と零の
ランレングス符号化を組み合わせて可変長符号化され、
この結果得られる可変長符号化量子化係数S33が、発
生情報量平滑化用バツフアメモリ30を経て情報量が平
滑化されて多重化回路31に入力され、ここでブロツク
構成情報S27及び量子化ステツプサイズ情報S31と
多重化されて画像符号化装置の出力データS34として
送出される。
【0042】一方画像復号化装置においては、画像符号
化装置の出力データS34が入力データS41として分
流回路41に入力されて、量子化ステツプサイズ情報S
42、可変長符号化されている量子化係数S43とブロ
ツク構成情報S44とに分流されて出力される。このう
ち可変長符号化されている量子化係数S43はバツフア
メモリ42に入力され、このバツフアメモリの出力S4
3が可変長復号化回路43に入力され、可変長復号化さ
れて量子化係数S45となる。
化装置の出力データS34が入力データS41として分
流回路41に入力されて、量子化ステツプサイズ情報S
42、可変長符号化されている量子化係数S43とブロ
ツク構成情報S44とに分流されて出力される。このう
ち可変長符号化されている量子化係数S43はバツフア
メモリ42に入力され、このバツフアメモリの出力S4
3が可変長復号化回路43に入力され、可変長復号化さ
れて量子化係数S45となる。
【0043】量子化係数S45は、逆量子化器44にて
量子化ステツプサイズ情報S42に従つて逆量子化され
て逆量子化係数S46となり、分流回路45に入力され
る。分流回路45では逆量子化係数S46が低次側分割
係数S47と高次側分割係数S48とに分流される。こ
のうち低次側分割係数S47はフレーム内逆変換回路4
6に入力され、高次側分割係数S48はメモリ47に一
旦蓄積された後、所要時間遅延されたデータS49とし
てフイールド内係数ブロツク構成回路48に入力され
る。
量子化ステツプサイズ情報S42に従つて逆量子化され
て逆量子化係数S46となり、分流回路45に入力され
る。分流回路45では逆量子化係数S46が低次側分割
係数S47と高次側分割係数S48とに分流される。こ
のうち低次側分割係数S47はフレーム内逆変換回路4
6に入力され、高次側分割係数S48はメモリ47に一
旦蓄積された後、所要時間遅延されたデータS49とし
てフイールド内係数ブロツク構成回路48に入力され
る。
【0044】フレーム内逆変換回路46は、例えば図8
に示すようなウエーブレツト逆変換回路で構成され、低
次側分割係数S47に対して、図7に示すような再構成
すなわち逆変換を行ない、この結果得られる低次側係数
ブロツクのデータS50をフイールド内係数ブロツク構
成回路48に入力する。
に示すようなウエーブレツト逆変換回路で構成され、低
次側分割係数S47に対して、図7に示すような再構成
すなわち逆変換を行ない、この結果得られる低次側係数
ブロツクのデータS50をフイールド内係数ブロツク構
成回路48に入力する。
【0045】フイールド内係数ブロツク構成回路48で
は、低次側係数ブロツクのデータS50を分流回路41
より入力されるブロツク構成情報S44に基づいて、第
1及び第2フイールドの低次側係数のデータに再構成
し、当該低次側係数のデータとメモリ47から入力され
る高次側分割係数のデータS49とを用いて第1及び第
2フイールドのフイールド内係数データブロツクを構成
し、そのデータS51をフイールド内逆変換回路49に
出力する。
は、低次側係数ブロツクのデータS50を分流回路41
より入力されるブロツク構成情報S44に基づいて、第
1及び第2フイールドの低次側係数のデータに再構成
し、当該低次側係数のデータとメモリ47から入力され
る高次側分割係数のデータS49とを用いて第1及び第
2フイールドのフイールド内係数データブロツクを構成
し、そのデータS51をフイールド内逆変換回路49に
出力する。
【0046】フイールド内逆変換回路49は、例えば図
9に示すようなウエーブレツト逆変換回路で構成され、
フイールド内係数ブロツクに対して図4に示すような再
構成すなわち逆変換を行ない、このようにして画像信号
を復元して画像復号化装置の出力画像信号S52として
送出する。
9に示すようなウエーブレツト逆変換回路で構成され、
フイールド内係数ブロツクに対して図4に示すような再
構成すなわち逆変換を行ない、このようにして画像信号
を復元して画像復号化装置の出力画像信号S52として
送出する。
【0047】このようにすれば、高次側の成分分割符号
化をフイールド内で行ない、低次側の成分分割符号化を
フレーム内で行ない、ゆるやかな動きが含まれている画
柄についての対応能力の向上をはかることによつて、ゆ
るやかに動く復元画像における視覚上観測されやすい歪
みを改善し、視覚的な画質を向上させて高画質な画像信
号の伝送を行なうことができる。
化をフイールド内で行ない、低次側の成分分割符号化を
フレーム内で行ない、ゆるやかな動きが含まれている画
柄についての対応能力の向上をはかることによつて、ゆ
るやかに動く復元画像における視覚上観測されやすい歪
みを改善し、視覚的な画質を向上させて高画質な画像信
号の伝送を行なうことができる。
【0048】また低次側の係数のみを用いる簡易複号
を、簡易な装置で容易に行なうことが可能となるため、
ビデオテープレコーダやデイスク装置における高速簡易
再生等を容易に実現することが可能となる。さらにフレ
ーム内で行なう低次側の分割形態を複数化し、複数の形
態を切り替えて使用することにより、入力画像信号の動
き量による符号化の効率の変動を抑えると共に、総合的
な符号化の効率を一層向上させて、より高画質な画像信
号の伝送を行なうことができる。
を、簡易な装置で容易に行なうことが可能となるため、
ビデオテープレコーダやデイスク装置における高速簡易
再生等を容易に実現することが可能となる。さらにフレ
ーム内で行なう低次側の分割形態を複数化し、複数の形
態を切り替えて使用することにより、入力画像信号の動
き量による符号化の効率の変動を抑えると共に、総合的
な符号化の効率を一層向上させて、より高画質な画像信
号の伝送を行なうことができる。
【0049】以上の構成によれば、画像信号の第1及び
第2フイールドについて、それぞれフイールド毎にフイ
ールド内で成分分割符号化し、フイールド間の動きによ
る影響を未然に防止して動きによる圧縮率の低下を避
け、さらにこの結果得られる2フイールドの低次側成分
で新たにブロツクを構成して、さらにフレーム内で成分
分割符号化することにより、ゆるやかな動きの影響を受
けにくい低域側の成分を効率的に符号化して、結果とし
てゆるやかな動きの含まれる画像に対する圧縮率を高め
ることができる画像信号伝送方法及び画像信号伝送装置
を実現できる。
第2フイールドについて、それぞれフイールド毎にフイ
ールド内で成分分割符号化し、フイールド間の動きによ
る影響を未然に防止して動きによる圧縮率の低下を避
け、さらにこの結果得られる2フイールドの低次側成分
で新たにブロツクを構成して、さらにフレーム内で成分
分割符号化することにより、ゆるやかな動きの影響を受
けにくい低域側の成分を効率的に符号化して、結果とし
てゆるやかな動きの含まれる画像に対する圧縮率を高め
ることができる画像信号伝送方法及び画像信号伝送装置
を実現できる。
【0050】さらに上述の構成によれば、フレーム内で
成分分割符号化を行つた2フイールドの低次側成分から
なるブロツクに対して再構成を行なうことにより、フレ
ーム画像を簡易的に復元する簡易復号を行なうことがで
き、さらにフレーム内で行なう低次側の分割形態を2フ
イールドの低次側成分の係数値の類似性に応じて、低次
側の係数に電力が集中するようにしたことにより、符号
化の効率を一段と向上し得る画像信号伝送方法及び画像
信号伝送装置を実現できる。
成分分割符号化を行つた2フイールドの低次側成分から
なるブロツクに対して再構成を行なうことにより、フレ
ーム画像を簡易的に復元する簡易復号を行なうことがで
き、さらにフレーム内で行なう低次側の分割形態を2フ
イールドの低次側成分の係数値の類似性に応じて、低次
側の係数に電力が集中するようにしたことにより、符号
化の効率を一段と向上し得る画像信号伝送方法及び画像
信号伝送装置を実現できる。
【0051】なお上述の実施例においては、画像信号の
成分分割符号化をHaar関数を用いてフイールド内で
8画素×4ラインのブロツク毎に行なう場合について述
べたが、ブロツクのサイズはこれに限らず8画素×8ラ
イン等のように種々のサイズを選択し得る。因に、例え
ば8画素×8ラインのブロツク毎に成分分割符号化を行
う場合には、低次側係数ブロツクの構成もこれに応じて
種々の構成法のうちから選択するようにすれば、上述の
実施例と同様の効果を実現できる。
成分分割符号化をHaar関数を用いてフイールド内で
8画素×4ラインのブロツク毎に行なう場合について述
べたが、ブロツクのサイズはこれに限らず8画素×8ラ
イン等のように種々のサイズを選択し得る。因に、例え
ば8画素×8ラインのブロツク毎に成分分割符号化を行
う場合には、低次側係数ブロツクの構成もこれに応じて
種々の構成法のうちから選択するようにすれば、上述の
実施例と同様の効果を実現できる。
【0052】また上述の実施例においては、画像信号を
Haar関数を用いるウエーブレツト変換によつて成分
分割符号化する場合について述べたが、変換方法はこれ
に限らずベースバンド変換符号化等、画像信号を複数の
成分に分割して符号化するものに広く適用して好適なも
のである。
Haar関数を用いるウエーブレツト変換によつて成分
分割符号化する場合について述べたが、変換方法はこれ
に限らずベースバンド変換符号化等、画像信号を複数の
成分に分割して符号化するものに広く適用して好適なも
のである。
【0053】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、2フイー
ルドで1フレームが構成される画像信号に対して成分分
割符号化を行つて画像情報の圧縮を行ない伝送する際
に、高次側の分割符号化をフイールド内で行ない、低次
側の分割符号化をフレーム内で行ない、ゆるやかな動き
が含まれている画柄についての対応能力の向上をはかる
ことによつて、ゆるやかに動く復元画像における視覚上
観測されやすい歪みを改善し、視覚的な画質を向上させ
て高画質に画像信号を伝送し得る画像信号伝送方法及び
画像信号伝送装置を実現できる。
ルドで1フレームが構成される画像信号に対して成分分
割符号化を行つて画像情報の圧縮を行ない伝送する際
に、高次側の分割符号化をフイールド内で行ない、低次
側の分割符号化をフレーム内で行ない、ゆるやかな動き
が含まれている画柄についての対応能力の向上をはかる
ことによつて、ゆるやかに動く復元画像における視覚上
観測されやすい歪みを改善し、視覚的な画質を向上させ
て高画質に画像信号を伝送し得る画像信号伝送方法及び
画像信号伝送装置を実現できる。
【図1】本発明による画像信号伝送方法及び画像信号伝
送装置を適用した画像符号化装置の構成を示すブロツク
図である。
送装置を適用した画像符号化装置の構成を示すブロツク
図である。
【図2】本発明による画像信号伝送方法及び画像信号伝
送装置を適用した画像復号化装置の構成を示すブロツク
図である。
送装置を適用した画像復号化装置の構成を示すブロツク
図である。
【図3】フイールド内変換回路の構成を示す接続図であ
る。
る。
【図4】画像信号のフイールド内の成分分割と再構成の
説明に供する略線図である。
説明に供する略線図である。
【図5】低次側係数ブロツクの構成法の説明に供する略
線図である。
線図である。
【図6】フレーム内変換回路の構成を示す接続図であ
る。
る。
【図7】低次側係数についてのフレーム内の成分分割と
再構成の説明に供する略線図である。
再構成の説明に供する略線図である。
【図8】フレーム内逆変換回路の構成を示す接続図であ
る。
る。
【図9】フイールド内逆変換回路の構成を示す接続図で
ある。
ある。
【図10】Haar関数を用いたウエーブレツト変換の
フイルタ回路の構成を示す接続図である。
フイルタ回路の構成を示す接続図である。
【図11】ウエーブレツト変換を用いる画像符号化装置
の構成を示すブロツク図である。
の構成を示すブロツク図である。
【図12】2次元ウエーブレツト変換回路の構成を示す
接続図である。
接続図である。
【図13】Haar関数を用いたウエーブレツト変換と
逆変換の説明に供する略線図であうる。
逆変換の説明に供する略線図であうる。
【図14】ウエーブレツト逆変換を用いる画像復号化装
置の構成を示すブロツク図である。
置の構成を示すブロツク図である。
【図15】2次元ウエーブレツト逆変換回路の構成を示
す接続図である。
す接続図である。
21……フイールド内変換回路、22、41、45……
分流回路、23、31……多重化回路、24、47……
メモリ、25……低次側係数ブロツク構成回路、26…
…ブロツク構成決定回路、27……フレーム内変換回
路、28……量子化器、29……可変長符号化回路、3
0、42……バツフアメモリ、43……可変長復号化回
路、44……逆量子化器、46……フレーム内逆変換回
路、48……フイールド内係数ブロツク構成回路、49
……フイールド内逆変換回路。
分流回路、23、31……多重化回路、24、47……
メモリ、25……低次側係数ブロツク構成回路、26…
…ブロツク構成決定回路、27……フレーム内変換回
路、28……量子化器、29……可変長符号化回路、3
0、42……バツフアメモリ、43……可変長復号化回
路、44……逆量子化器、46……フレーム内逆変換回
路、48……フイールド内係数ブロツク構成回路、49
……フイールド内逆変換回路。
Claims (8)
- 【請求項1】第1フイールド及び第2フイールドで1フ
レームが構成される画像信号を成分分割符号化すると共
に量子化して伝送する画像信号伝送方法において、 上記第1及び第2フイールドの上記画像信号を用いて、
それぞれフイールド毎にフイールド内で成分分割符号化
し、当該符号化結果として得られる上記第1及び第2フ
イールドの係数のうち、高次側又は高域側係数をそれぞ
れ量子化して伝送し、 上記第1及び第2フイールドの係数のうち、低次側又は
低域側係数を合わせて係数ブロツクを構成し、当該係数
ブロツクに対してさらに成分分割符号化し、当該符号化
結果として得られる係数を量子化して伝送するようにし
たことを特徴とする画像信号伝送方法。 - 【請求項2】上記2フイールド分の上記低次側又は低域
側係数を合わせて上記係数ブロツクを構成する際に、上
記2フイールド分の低次側又は低域側係数の係数値の類
似性に応じてブロツク構成法を決定して上記係数ブロツ
クを構成し、 当該係数ブロツクを成分分割符号化して得られる係数を
量子化し、上記ブロツク構成法を表す情報と共に伝送す
るようにしたことを特徴とする請求項1に記載の画像信
号伝送方法。 - 【請求項3】第1及び第2フイールドで1フレームが構
成される画像信号が、それぞれフイールド毎にフイール
ド内で成分分割符号化され、当該符号化結果として得ら
れる2フイールド分の高次側又は高域側係数がそれぞれ
量子化されて伝送されると共に、2フイールド分の低次
側又は低域側係数で構成された係数ブロツクがさらに成
分分割符号化され、当該符号化結果として得られる係数
が量子化されて伝送されるデータを復号化する画像信号
伝送方法において、 上記第1及び第2フイールドの低次側又は低域側成分に
応じた量子化係数からなる量子化係数ブロツクに含まれ
る上記量子化係数を逆量子化すると共に逆変換して、上
記第1及び第2フイールドの低次側又は低域側係数を合
わせた上記係数ブロツクを復元し、 上記第1及び第2フイールドの高次側又は高域側成分に
応じた量子化係数をそれぞれ逆量子化し、 上記復元された2フイールド分の低次側又は低域側係数
と、上記逆量子化された上記2フイールド分の高次側又
は高域側係数とを用いて、それぞれフイールド毎にフイ
ールド内で逆変換して、上記第1及び第2フイールドの
画像信号を復元するようにしたことを特徴とする画像信
号伝送方法。 - 【請求項4】上記データとして2フイールド分の高次側
又は高域側係数がそれぞれ量子化されて伝送されると共
に、2フイールド分の低次側又は低域側係数を当該2フ
イールド分の低次側又は低域側係数の係数値の類似性に
応じた所定のブロツク構成法で構成した係数ブロツクが
さらに成分分割符号化され、当該符号化結果として得ら
れる係数が量子化されて、上記ブロツク構成法を表す情
報と共に伝送される際に、 上記第1及び第2フイールドの低次側又は低域側成分の
量子化係数からなる量子化係数ブロツクに含まれる上記
量子化係数を逆量子化すると共に逆変換して、上記第1
及び第2フイールドの低次側又は低域側係数を合わせた
上記係数ブロツクを復元し、当該係数ブロツクに含まれ
る上記係数を、上記データと共に伝送された上記ブロツ
ク構成法を示す情報に従つて上記第1フイールドの低次
側又は低域側係数と、第2フイールドの低次側又は低域
側係数とに分離するようにしたことを特徴とする請求項
4に記載の画像信号伝送方法。 - 【請求項5】第1フイールド及び第2フイールドで1フ
レームが構成される画像信号を成分分割符号化すると共
に量子化して伝送する画像信号伝送装置において、 上記第1及び第2フイールドの上記画像信号を用いて、
それぞれフイールド毎にフイールド内で成分分割符号化
するフイールド内変換手段と、 当該フイールド内変換手段の符号化結果として得られる
上記第1及び第2フイールドの係数のうち、低次側又は
低域側係数を合わせて係数ブロツクを構成する低次側又
は低域側係数ブロツク構成手段と、 当該低次側又は低域側係数ブロツク構成手段から得られ
る上記係数ブロツクに対してさらに成分分割符号化する
フレーム内変換手段と、 当該フレーム内変換手段の符号化結果として得られる係
数と、上記フイールド内変換手段の符号化結果として得
られる上記第1及び第2フイールドの係数の高次側又は
高域側係数とを、それぞれ量子化して伝送する量子化伝
送手段とを具えることを特徴とする画像信号伝送装置。 - 【請求項6】上記2フイールド分の上記低次側又は低域
側係数の係数値の類似性に応じて、上記係数ブロツクの
ブロツク構成法を決定するブロツク構成法決定手段を具
え、上記低次側又は低域側係数ブロツク構成手段におい
て上記低次側又は低域側係数について上記ブロツク構成
法に従つて上記係数ブロツクを構成すると共に、上記係
数ブロツクを成分分割符号化して得られる係数を量子化
して伝送する際に、上記ブロツク構成法を表す情報を共
に伝送するようにしたことを特徴とする請求項5に記載
の画像信号伝送装置。 - 【請求項7】第1及び第2フイールドで1フレームが構
成される画像信号が、それぞれフイールド毎にフイール
ド内で成分分割符号化され、当該符号化結果として得ら
れる2フイールド分の高次側又は高域側係数がそれぞれ
量子化されて伝送されると共に、2フイールド分の低次
側又は低域側係数で構成された係数ブロツクがさらに成
分分割符号化され、当該符号化結果として得られる係数
が量子化されて伝送されるデータを復号化する画像信号
伝送装置において、 上記第1及び第2フイールドの低次側又は低域側成分に
応じた量子化係数からなる量子化係数ブロツクに含まれ
る上記量子化係数を逆量子化する第1の逆量子化手段
と、 当該第1の逆量子化手段で逆量子化された係数を逆変換
して、上記第1及び第2フイールドの低次側又は低域側
係数を合わせた上記係数ブロツクを復元するフレーム内
逆変換手段と、 上記第1及び第2フイールドの高次側又は高域側成分に
応じた量子化係数をそれぞれ逆量子化する第2の逆量子
化手段と、 上記フレーム内逆変換手段で復元された2フイールド分
の低次側又は低域側係数と、上記第2の逆量子化手段で
逆量子化された上記2フイールド分の高次側又は高域側
係数とを用いてフイールド内係数ブロツクを構成するフ
イールド内係数ブロツク構成手段と、 当該フイールド内係数ブロツク構成手段より出力される
フイールド内係数ブロツクを用いて、それぞれフイール
ド毎にフイールド内で逆変換して、上記第1及び第2フ
イールドの画像信号を復元するフイールド内逆変換手段
とを具えることを特徴とする画像信号伝送装置。 - 【請求項8】上記データとして2フイールド分の高次側
又は高域側成分の係数がそれぞれ量子化されて伝送され
ると共に、2フイールド分の低次側又は低域側成分の係
数が、当該2フイールド分の低次側又は低域側成分の係
数の係数値の類似性に応じた所定のブロツク構成法で構
成された係数ブロツクがさらに成分分割符号化され、当
該符号化結果として得られる係数が量子化されて、上記
ブロツク構成法を表す情報と共に伝送される際に、 フイールド内係数ブロツク構成手段において上記ブロツ
ク構成法を表す情報に基づいて、上記フレーム内逆変換
手段で復元された2フイールド分の低次側又は低域側係
数と、上記第2の逆量子化手段で逆量子化された上記2
フイールド分の高次側又は高域側係数とを用いてフイー
ルド内係数ブロツクを構成するようにしたことを特徴と
する請求項7に記載の画像信号伝送装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12192993A JPH06311496A (ja) | 1993-04-26 | 1993-04-26 | 画像信号伝送方法及び画像信号伝送装置 |
EP19940302917 EP0622961A3 (en) | 1993-04-26 | 1994-04-25 | Methods and devices for encoding / decoding image signals. |
US08/232,995 US5541659A (en) | 1993-04-26 | 1994-04-25 | Picture signal coding/decoding method and device using thereof |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12192993A JPH06311496A (ja) | 1993-04-26 | 1993-04-26 | 画像信号伝送方法及び画像信号伝送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06311496A true JPH06311496A (ja) | 1994-11-04 |
Family
ID=14823427
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12192993A Pending JPH06311496A (ja) | 1993-04-26 | 1993-04-26 | 画像信号伝送方法及び画像信号伝送装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5541659A (ja) |
EP (1) | EP0622961A3 (ja) |
JP (1) | JPH06311496A (ja) |
Cited By (1)
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JPH08186815A (ja) * | 1994-12-28 | 1996-07-16 | Pioneer Electron Corp | サブバンド符号化方法 |
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