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JPH0630595A - チョッパ制御装置 - Google Patents

チョッパ制御装置

Info

Publication number
JPH0630595A
JPH0630595A JP4003049A JP304992A JPH0630595A JP H0630595 A JPH0630595 A JP H0630595A JP 4003049 A JP4003049 A JP 4003049A JP 304992 A JP304992 A JP 304992A JP H0630595 A JPH0630595 A JP H0630595A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control device
flow rate
armature
chopper control
ratio
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4003049A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazufumi Ishii
一史 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP4003049A priority Critical patent/JPH0630595A/ja
Publication of JPH0630595A publication Critical patent/JPH0630595A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/64Electric machine technologies in electromobility
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/72Electric energy management in electromobility

Landscapes

  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Control Of Direct Current Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 電機子チョッパ制御装置3により力行制御時
は、通流率演算値が最大通流率に達すると通流率指令値
を「1」に切り換え、回生ブレーキ制御時には、通流率
指令値を「0」で開始して通流率演算値が最小通流率に
達すると通流率指令値を通流率演算値に切り換える。 【効果】 高速域でのGTOサイリスタのスイッチング
をなくしているので、冷却ユニットの損失を低減させ、
また、電動機の電機子電流のリップルを低減することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、直流分巻電動機を制
御する4象限のチョッパ制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のチョッパ制御装置の制御方式を図
12及び図13を参照しながら説明する。図12及び図
13は、例えば「鉄道におけるサイバネティクス利用国
内シンポジウム論文集」第25回、1988年11月、
日本鉄道サイバネティクス協議会発行、第173頁〜第
177頁に示された従来のチョッパ制御装置の制御方式
を示す図である。
【0003】図12は、力行制御時の電機子チョッパ制
御装置の通流率特性を示しており、GTOサイリスタの
スナバコンデンサの放電時間により決定される最小オン
時間から、GTOサイリスタのオフ時間により決定され
る最大オン時間(通流率表現でγ=0.96)までの跳
躍点のない連続的な通流率制御をする制御方式である。
【0004】また、起動時は最小オン時間で電機子チョ
ッパ制御装置を動作させ、電機子チョッパ周波数の切換
(300Hz→600Hz→900Hz)で通流率を3
段階に切換えて制御しているが、この時界磁チョッパ制
御装置はあらかじめ3段階の通流率ジャンプに対応した
補正はしない制御方式である。
【0005】一方、最大通流率に達すると電機子チョッ
パ周波数を900Hz→600Hz→300Hzと切換
制御し、通流率を増大させて高速性能を向上させている
制御方式である。
【0006】図13は、回生ブレーキ制御時の電機子チ
ョッパ制御装置の通流率特性を示しており、最小通流率
(γ=0.09)から最大通流率(γ=0.9)までの
跳躍点のない連続的な通流率制御をする制御方式であ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
チョッパ制御装置では、高速域でもGTOサイリスタは
スイッチング動作をしなければならず、そのスイッチン
グ損失により冷却ユニットが大きくなるという問題点が
あった。また、高速機能を向上させるために電機子チョ
ッパ制御装置のチョッパ周波数を下げて通流率を拡大さ
せるので、電機子巻線のリップルが増大し、電動機に悪
影響を与えるという問題点があった。
【0008】この発明は、前述した問題点を解決するた
めになされたもので、高速域のGTOサイリスタのスイ
ッチング動作をやめてスイッチング損失をなくして冷却
ユニットを小形化できるとともに、高速域の電機子巻線
のリップルを零にすることができ、ひいては高速性能を
向上することができるチョッパ制御装置を得ることを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
るチョッパ制御装置は、次に掲げる手段を備えたもので
ある。 〔1〕 直流分巻電動機の電機子巻線に流れる電流を通
流率制御する電機子チョッパ制御装置。 〔2〕 前記直流分巻電動機の界磁巻線に流れる電流を
通流率制御する界磁チョッパ制御装置。 〔3〕 力行制御時に前記電機子チョッパ制御装置の通
流率演算値が最大通流率に達したときは通流率を「1」
に切り換え、かつ前記通流率演算値が最大通流率以下に
なったときには前記通流率を前記通流率演算値に切り換
えるゲート制御装置。
【0010】この発明の請求項2に係るチョッパ制御装
置は、次に掲げる手段を備えたものである。 〔1〕 直流分巻電動機の電機子巻線に流れる電流を通
流率制御する電機子チョッパ制御装置。 〔2〕 前記直流分巻電動機の界磁巻線に流れる電流を
通流率制御する界磁チョッパ制御装置。 〔3〕 回生ブレーキ制御時に前記電機子チョッパ制御
装置の通流率を「0」から開始させて通流率演算値が最
小通流率に達したときは前記通流率を前記通流率演算値
に切り換え、かつ前記通流率演算値が前記最小通流率以
下になったときには前記通流率を「0」に切り換えるゲ
ート制御装置。
【0011】この発明の請求項3に係るチョッパ制御装
置は、次に掲げる手段を備えたものである。 〔1〕 直流分巻電動機の電機子巻線に流れる電流を通
流率制御する電機子チョッパ制御装置。 〔2〕 前記直流分巻電動機の界磁巻線に流れる電流を
通流率制御する界磁チョッパ制御装置。 〔3〕 力行制御時に前記電機子チョッパ制御装置の通
流率演算値が最大通流率に達したときは前記電機子チョ
ッパ制御装置の通流率を「1」に切り換えるとともに、
前記界磁チョッパ制御装置の通流率を加算的に補正して
強め界磁制御をし、かつ前記通流率演算値が最大通流率
以下になったときには前記電機子チョッパ制御装置の通
流率を前記通流率演算値に切り換えるとともに、前記界
磁チョッパ制御装置の通流率を減算的に補正して弱め界
磁制御をするゲート制御装置。
【0012】この発明の請求項4に係るチョッパ制御装
置は、次に掲げる手段を備えたものである。 〔1〕 直流分巻電動機の電機子巻線に流れる電流を通
流率制御する電機子チョッパ制御装置。 〔2〕 前記直流分巻電動機の界磁巻線に流れる電流を
通流率制御する界磁チョッパ制御装置。 〔3〕 回生ブレーキ制御時に前記電機子チョッパ制御
装置の通流率を「0」から開始させて通流率演算値が最
小通流率に達したときは前記電機子チョッパ制御装置の
通流率を前記通流率演算値に切り換えるとともに、前記
界磁チョッパ制御装置の通流率を加算的に補正して強め
界磁制御をし、かつ前記通流率演算値が前記最小通流率
以下になったときには前記電機子チョッパ制御装置の通
流率を「0」に切り換えるとともに、前記界磁チョッパ
制御装置の通流率を減算的に補正して弱め界磁制御をす
るゲート制御装置。
【0013】
【作用】この発明の請求項1に係るチョッパ制御装置に
おいては、電機子チョッパ制御装置によって、直流分巻
電動機の電機子巻線に流れる電流が通流率制御される。
また、界磁チョッパ制御装置によって、前記直流分巻電
動機の界磁巻線に流れる電流が通流率制御される。そし
て、ゲート制御装置によって、力行制御時に前記電機子
チョッパ制御装置の通流率演算値が最大通流率に達した
ときは通流率が「1」に切り換えられ、かつ前記通流率
演算値が最大通流率以下になったときには前記通流率が
前記通流率演算値に切り換えられる。
【0014】この発明の請求項2に係るチョッパ制御装
置においては、電機子チョッパ制御装置によって、直流
分巻電動機の電機子巻線に流れる電流が通流率制御され
る。また、界磁チョッパ制御装置によって、前記直流分
巻電動機の界磁巻線に流れる電流が通流率制御される。
そして、ゲート制御装置によって、回生ブレーキ制御時
に前記電機子チョッパ制御装置の通流率が「0」から開
始させられて通流率演算値が最小通流率に達したときは
前記通流率が前記通流率演算値に切り換えられ、かつ前
記通流率演算値が前記最小通流率以下になったときには
前記通流率が「0」に切り換えられる。
【0015】この発明の請求項3に係るチョッパ制御装
置においては、電機子チョッパ制御装置によって、直流
分巻電動機の電機子巻線に流れる電流が通流率制御され
る。また、界磁チョッパ制御装置によって、前記直流分
巻電動機の界磁巻線に流れる電流が通流率制御される。
そして、ゲート制御装置によって、力行制御時に前記電
機子チョッパ制御装置の通流率演算値が最大通流率に達
したときは前記電機子チョッパ制御装置の通流率が
「1」に切り換えられるとともに、前記界磁チョッパ制
御装置の通流率が加算的に補正されて強め界磁制御がさ
れ、かつ前記通流率演算値が最大通流率以下になったと
きには前記電機子チョッパ制御装置の通流率が前記通流
率演算値に切り換えられるとともに、前記界磁チョッパ
制御装置の通流率が減算的に補正されて弱め界磁制御が
される。
【0016】この発明の請求項4に係るチョッパ制御装
置においては、電機子チョッパ制御装置によって、直流
分巻電動機の電機子巻線に流れる電流が通流率制御され
る。また、界磁チョッパ制御装置によって、前記直流分
巻電動機の界磁巻線に流れる電流が通流率制御される。
そして、ゲート制御装置によって、回生ブレーキ制御時
に前記電機子チョッパ制御装置の通流率が「0」から開
始させられて通流率演算値が最小通流率に達したときは
前記電機子チョッパ制御装置の通流率が前記通流率演算
値に切り換えられるとともに、前記界磁チョッパ制御装
置の通流率が加算的に補正されて強め界磁制御がされ、
かつ前記通流率演算値が前記最小通流率以下になったと
きには前記電機子チョッパ制御装置の通流率が「0」に
切り換えられるとともに、前記界磁チョッパ制御装置の
通流率が減算的に補正されて弱め界磁制御がされる。
【0017】
【実施例】実施例1.この発明の実施例1の構成を図1
を参照しながら説明する。図1は、この発明の実施例1
を示すブロック図である。
【0018】図1において、1は集電器、2は集電器1
に接続された断流器(LB)、3は断流器2に接続され
た電機子チョッパ制御装置(ACH)、4は同じく断流
器2に接続された界磁チョッパ制御装置(FCH)、5
は電機子チョッパ制御装置3に接続された直流分巻電動
機の電機子、6は直流分巻電動機の界磁、7は電機子5
に接続された電機子電流検出器、8は界磁6に接続され
た界磁電流検出器、9は入力側が電機子電流検出器7及
び界磁電流検出器8に接続され、かつ出力側が電機子チ
ョッパ制御装置3及び界磁チョッパ制御装置4に接続さ
れたゲート制御装置である。なお、IAは電機子電流、
Fは界磁電流、γAは電機子チョッパ制御装置3への通
流率指令値、γFは界磁チョッパ制御装置4への通流率
指令値である。
【0019】つぎに、前述した実施例1の力行制御時の
動作を図2及び図3を参照しながら説明する。図2及び
図3はこの発明の実施例1の力行制御時の動作を示すタ
イミングチャート及びフローチャートである。図2にお
いて、(a)は通流率演算値γA*、(b)は通流率指
令値γA、(c)は周波数、(d)は電機子電流IAをそ
れぞれ示す。なお、γAM*は最大通流率を表し、ここで
は0.96としている。
【0020】図3のステップ10において、ゲート制御
装置9は、電機子電流IAを電機子電流検出器7から入
力する。
【0021】ステップ11において、通流率演算値γA
*を下記の式により演算する。 γA*=G(IA*−IA) ここで、Gはゲイン、IA*は限流値をそれぞれ示す。
【0022】ステップ12〜14において、通流率演算
値γA*と最大通流率γAM*とを比較判断して、通流率
演算値が最大通流率(0.96)以上の場合は通流率指
令値γAを1.0とし、最大通流率未満の場合には通流
率指令値γAを通流率演算値γA*とする。この様子が図
2(a)及び(b)に示されている。
【0023】また、前述した実施例1の回生ブレーキ制
御時の動作を図4及び図5を参照しながら説明する。図
4及び図5はこの発明の実施例1の回生ブレーキ制御時
の動作を示すタイミングチャート及びフローチャートで
ある。図4において、(a)は通流率演算値γA*、
(b)は通流率指令値γAをそれぞれ示す。なお、γAN
*は最小通流率を表し、ここでは0.09としている。
【0024】図5のステップ20において、ゲート制御
装置9は、電機子電流IAを電機子電流検出器7から入
力する。
【0025】ステップ21において、通流率演算値γA
*を下記の式により演算する。 γA*=G(IA*−IA
【0026】ステップ22〜24において、通流率演算
値γA*と最小通流率γAN*とを比較判断して、通流率
演算値が最小通流率(0.09)未満の場合は通流率指
令値γAを0とし、最小通流率以上の場合には通流率指
令値γAを通流率演算値γA*とする。この様子が図4
(a)及び(b)に示されている。
【0027】この発明の実施例1は、前述したように、
電機子チョッパ制御装置3により力行制御時は、通流率
演算値が最大通流率に達すると通流率指令値を「1」に
切り換え、回生ブレーキ制御時には、通流率指令値を
「0」で開始して通流率演算値が最小通流率に達すると
通流率指令値を通流率演算値に切り換えることによっ
て、高速域でのGTOサイリスタのスイッチングをなく
しているので、冷却ユニットの損失を低減させ、また、
電動機の電機子電流のリップルを低減することができる
という効果を奏する。
【0028】実施例2.この発明の実施例2では、電機
子チョッパ制御装置3の通流率切換点で界磁チョッパ制
御装置4による補正制御により、その切換点での電機子
電流のオーバーシュートやアンダーシュートを抑制する
ことができる。
【0029】実施例2の動作を図6から図11までを参
照しながら説明する。図6は、この発明の実施例2の動
作を示すタイミングチャートである。図6において、
(a)は電機子チョッパ制御装置3への通流率指令値γ
A、(b)は界磁チョッパ制御装置4への通流率指令値
γF、(c)はモードをそれぞれ示す。なお、モードと
して、M=1の場合は全導通領域、M=0の場合はその
他の領域、L=0の場合は全阻止領域、L=1の場合は
その他の領域をそれぞれ表す。
【0030】図7から図11までは、この発明の実施例
2の動作を示すフローチャートである。図7は力行時及
び回生時の全体の補正制御、図8は力行時の強め界磁制
御、図9は力行時の弱め界磁制御、図10は回生時の強
め界磁制御、図11は回生時の弱め界磁制御をそれぞれ
示すフローチャートである。
【0031】図7のステップ30において、ゲート制御
装置9は、カウンタN、N’、K、K’とモードフラグ
M、Lをイニシャライズする。
【0032】ステップ31において、電機子電流IA
電機子電流検出器7から入力する。
【0033】ステップ32において、通流率演算値γA
*を下記の式により演算する。 γA*=G(IA*−IA
【0034】ステップ33〜34において、通流率演算
値γA*と最大通流率γAM*とを比較判断して、通流率
演算値が最大通流率(0.96)より大きい場合は力行
時の強め界磁制御を行う。
【0035】すなわち、図8のステップ50において、
カウンタNを「1」だけインクリメントし、カウンタ
N’をクリアする。ステップ51〜52において、カウ
ンタNがN1以下の場合は通流率指令値γF=γF*+γ0
とし、通流率指令値γA=γAM*とする。ステップ53
〜55において、カウンタNがN2以上の場合は通流率
指令値γF=γF*とし、通流率指令値γA=1.0とす
る。ステップ56において、カウンタNがN1とN2の間
の場合には通流率指令値γF=γF*+γ0とし、通流率
指令値γA=1.0とする。
【0036】図7のステップ35〜39において、通流
率演算値γA*が最小通流率γAN*より大きい場合で、
モードL=1、M=0のときは、カウンタNをクリア
し、通流率指令値γF=γF*とし、また通流率指令値γ
A=γA*とする。
【0037】ステップ40において、モードL=1、M
=1のときには、力行時の弱め界磁制御を行う。
【0038】すなわち、図9のステップ60において、
カウンタN’を「1」だけインクリメントする。ステッ
プ61〜62において、カウンタN’がN1’以下の場
合は通流率指令値γF=γF*−γ0’とし、通流率指令
値γA=1.0とする。ステップ63〜65において、
カウンタN’がN2’以上の場合は通流率指令値γF=γ
F*とし、通流率指令値γA=γA*とする。ステップ6
6において、カウンタN’がN1’とN2’の間の場合に
は通流率指令値γF=γF*−γ0’とし、通流率指令値
γA=γA*とする。
【0039】図7のステップ41において、モードL=
0のときは、回生時の強め界磁制御を行う。
【0040】すなわち、図10のステップ70におい
て、カウンタKを「1」だけインクリメントし、カウン
タK’をクリアする。ステップ71〜72において、カ
ウンタKがK1以下の場合は通流率指令値γF=γF*+
γ1とし、通流率指令値γA=0とする。ステップ73〜
75において、カウンタKがK2以上の場合は通流率指
令値γF=γF*とし、また通流率指令値γA=γA*とす
る。さらに、モードL=1とする。ステップ76におい
て、カウンタKがK1とK2の間の場合には通流率指令値
γF=γF*+γ1とし、通流率指令値γA=γA*とす
る。
【0041】図7のステップ42〜43において、通流
率演算値γA*が最少通流率γAN*より小さい場合で、
モードL1のときは、回生時の弱め界磁制御を行う。
【0042】すなわち、図11のステップ80におい
て、カウンタK’を「1」だけインクリメントする。ス
テップ81〜82において、カウンタK’がK1’以下
の場合は通流率指令値γF=γF*−γ1’とし、通流率
指令値γA=γA*とする。ステップ83〜85におい
て、カウンタK’がK2’以上の場合は通流率指令値γF
=γF*とし、通流率指令値γA=0とする。ステップ8
6において、カウンタK’がK1’とK2’の間の場合に
は通流率指令値γF=γF*−γ1’とし、また通流率指
令値γA=0とする。
【0043】図7のステップ44〜45において、モー
ドL=0のときには、カウンタKをクリアし、通流率指
令値γF=γF*とし、また通流率指令値γA=0とす
る。
【0044】この発明の実施例2は、前述したように、
通流率の切替点で予め跳躍分を打ち消すように界磁チョ
ッパ制御装置4の通流率を補正するので、電機子電流の
オーバーシュートやアンダーシュートを抑制することが
できるという効果を奏する。
【0045】
【発明の効果】この発明の請求項1に係るチョッパ制御
装置は、以上説明したとおり、直流分巻電動機の電機子
巻線に流れる電流を通流率制御する電機子チョッパ制御
装置と、前記直流分巻電動機の界磁巻線に流れる電流を
通流率制御する界磁チョッパ制御装置と、力行制御時に
前記電機子チョッパ制御装置の通流率演算値が最大通流
率に達したときは通流率を「1」に切り換え、かつ前記
通流率演算値が最大通流率以下になったときには前記通
流率を前記通流率演算値に切り換えるゲート制御装置と
を備えたので、高速域でのチョッピング制御を止めるよ
うな制御方式とし、高速域での電流のリップルをなく
し、冷却ユニットを小形化できるという効果を奏する。
【0046】この発明の請求項2に係るチョッパ制御装
置は、以上説明したとおり、直流分巻電動機の電機子巻
線に流れる電流を通流率制御する電機子チョッパ制御装
置と、前記直流分巻電動機の界磁巻線に流れる電流を通
流率制御する界磁チョッパ制御装置と、回生ブレーキ制
御時に前記電機子チョッパ制御装置の通流率を「0」か
ら開始させて通流率演算値が最小通流率に達したときは
前記通流率を前記通流率演算値に切り換え、かつ前記通
流率演算値が前記最小通流率以下になったときには前記
通流率を「0」に切り換えるゲート制御装置とを備えた
ので、高速域でのチョッピング制御を止めるような制御
方式とし、高速域での電流のリップルをなくし、冷却ユ
ニットを小形化できるという効果を奏する。
【0047】この発明の請求項3に係るチョッパ制御装
置は、以上説明したとおり、直流分巻電動機の電機子巻
線に流れる電流を通流率制御する電機子チョッパ制御装
置と、前記直流分巻電動機の界磁巻線に流れる電流を通
流率制御する界磁チョッパ制御装置と、力行制御時に前
記電機子チョッパ制御装置の通流率演算値が最大通流率
に達したときは前記電機子チョッパ制御装置の通流率を
「1」に切り換えるとともに、前記界磁チョッパ制御装
置の通流率を加算的に補正して強め界磁制御をし、かつ
前記通流率演算値が最大通流率以下になったときには前
記電機子チョッパ制御装置の通流率を前記通流率演算値
に切り換えるとともに、前記界磁チョッパ制御装置の通
流率を減算的に補正して弱め界磁制御をするゲート制御
装置とを備えたので、高速域でのチョッピング制御を止
めるような制御方式とし、高速域での電流のリップルを
なくし、冷却ユニットを小形化できるという効果を奏す
る。また、通流率の切替点での電機子電流のオーバーシ
ュートやアンダーシュートを抑制することができるとい
う効果を奏する。
【0048】この発明の請求項4に係るチョッパ制御装
置は、以上説明したとおり、直流分巻電動機の電機子巻
線に流れる電流を通流率制御する電機子チョッパ制御装
置と、前記直流分巻電動機の界磁巻線に流れる電流を通
流率制御する界磁チョッパ制御装置と、回生ブレーキ制
御時に前記電機子チョッパ制御装置の通流率を「0」か
ら開始させて通流率演算値が最小通流率に達したときは
前記電機子チョッパ制御装置の通流率を前記通流率演算
値に切り換えるとともに、前記界磁チョッパ制御装置の
通流率を加算的に補正して強め界磁制御をし、かつ前記
通流率演算値が前記最小通流率以下になったときには前
記電機子チョッパ制御装置の通流率を「0」に切り換え
るとともに、前記界磁チョッパ制御装置の通流率を減算
的に補正して弱め界磁制御をするゲート制御装置とを備
えたので、高速域でのチョッピング制御を止めるような
制御方式とし、高速域での電流のリップルをなくし、冷
却ユニットを小形化できるという効果を奏する。また、
通流率の切替点での電機子電流のオーバーシュートやア
ンダーシュートを抑制することができるという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示すブロック図である。
【図2】この発明の実施例1の力行時の動作を示すタイ
ミングチャートである。
【図3】この発明の実施例1の力行時の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図4】この発明の実施例1の回生時の動作を示すタイ
ミングチャートである。
【図5】この発明の実施例1の回生時の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図6】この発明の実施例2の力行時及び回生時の動作
を示すタイミングチャートである。
【図7】この発明の実施例2の力行時及び回生時の動作
を示すフローチャートである。
【図8】この発明の実施例2の力行時の強め界磁制御を
示すフローチャートである。
【図9】この発明の実施例2の力行時の弱め界磁制御を
示すフローチャートである。
【図10】この発明の実施例2の回生時の強め界磁制御
を示すフローチャートである。
【図11】この発明の実施例2の回生時の弱め界磁制御
を示すフローチャートである。
【図12】従来のチョッパ制御装置の力行時の動作を示
す図である。
【図13】従来のチョッパ制御装置の回生時の動作を示
す図である。
【符号の説明】
3 電機子チョッパ制御装置 4 界磁チョッパ制御装置 7 電機子電流検出器 8 界磁電流検出器 9 ゲート制御装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流分巻電動機の電機子巻線に流れる電
    流を通流率制御する電機子チョッパ制御装置、前記直流
    分巻電動機の界磁巻線に流れる電流を通流率制御する界
    磁チョッパ制御装置、及び力行制御時に前記電機子チョ
    ッパ制御装置の通流率演算値が最大通流率に達したとき
    は通流率を「1」に切り換え、かつ前記通流率演算値が
    最大通流率以下になったときには前記通流率を前記通流
    率演算値に切り換えるゲート制御装置を備えたことを特
    徴とするチョッパ制御装置。
  2. 【請求項2】 直流分巻電動機の電機子巻線に流れる電
    流を通流率制御する電機子チョッパ制御装置、前記直流
    分巻電動機の界磁巻線に流れる電流を通流率制御する界
    磁チョッパ制御装置、及び回生ブレーキ制御時に前記電
    機子チョッパ制御装置の通流率を「0」から開始させて
    通流率演算値が最小通流率に達したときは前記通流率を
    前記通流率演算値に切り換え、かつ前記通流率演算値が
    前記最小通流率以下になったときには前記通流率を
    「0」に切り換えるゲート制御装置を備えたことを特徴
    とするチョッパ制御装置。
  3. 【請求項3】 直流分巻電動機の電機子巻線に流れる電
    流を通流率制御する電機子チョッパ制御装置、前記直流
    分巻電動機の界磁巻線に流れる電流を通流率制御する界
    磁チョッパ制御装置、及び力行制御時に前記電機子チョ
    ッパ制御装置の通流率演算値が最大通流率に達したとき
    は前記電機子チョッパ制御装置の通流率を「1」に切り
    換えるとともに、前記界磁チョッパ制御装置の通流率を
    加算的に補正して強め界磁制御をし、かつ前記通流率演
    算値が最大通流率以下になったときには前記電機子チョ
    ッパ制御装置の通流率を前記通流率演算値に切り換える
    とともに、前記界磁チョッパ制御装置の通流率を減算的
    に補正して弱め界磁制御をするゲート制御装置を備えた
    ことを特徴とするチョッパ制御装置。
  4. 【請求項4】 直流分巻電動機の電機子巻線に流れる電
    流を通流率制御する電機子チョッパ制御装置、前記直流
    分巻電動機の界磁巻線に流れる電流を通流率制御する界
    磁チョッパ制御装置、及び回生ブレーキ制御時に前記電
    機子チョッパ制御装置の通流率を「0」から開始させて
    通流率演算値が最小通流率に達したときは前記電機子チ
    ョッパ制御装置の通流率を前記通流率演算値に切り換え
    るとともに、前記界磁チョッパ制御装置の通流率を加算
    的に補正して強め界磁制御をし、かつ前記通流率演算値
    が前記最小通流率以下になったときには前記電機子チョ
    ッパ制御装置の通流率を「0」に切り換えるとともに、
    前記界磁チョッパ制御装置の通流率を減算的に補正して
    弱め界磁制御をするゲート制御装置を備えたことを特徴
    とするチョッパ制御装置。
JP4003049A 1992-01-10 1992-01-10 チョッパ制御装置 Pending JPH0630595A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020043742A (ja) * 2018-09-13 2020-03-19 マツダ株式会社 電動発電機の制御装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6285603A (ja) * 1985-10-08 1987-04-20 Toshiba Corp チヨツパ制御装置

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