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JPH06296210A - テレライティング装置および静止画会議装置の通信制御方法 - Google Patents

テレライティング装置および静止画会議装置の通信制御方法

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Publication number
JPH06296210A
JPH06296210A JP5139838A JP13983893A JPH06296210A JP H06296210 A JPH06296210 A JP H06296210A JP 5139838 A JP5139838 A JP 5139838A JP 13983893 A JP13983893 A JP 13983893A JP H06296210 A JPH06296210 A JP H06296210A
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terminal
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data
touch
handwriting input
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Application number
JP5139838A
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Susumu Fujioka
進 藤岡
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
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Publication of JPH06296210A publication Critical patent/JPH06296210A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テレライティング装置および静止画通信装置
の通信動作を円滑に実行できるようにする。 【構成】 トークンを獲得していない端末で、タッチ操
作されたときには、相手端末の画面のそのタッチ座標
に、ポインティングマーカ画像を表示する。これで、い
ちいちトークンを交換する操作を実行しなくとも、画面
を指示しながらの通話を実行することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、送信権をもたない端末
からの、画面指示操作を可能としたテレライティング装
置および静止画会議装置の通信制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、相手端末との間で、共通画面
を参照しながら互いに手書き入力操作を実行し、そのと
きにトークン(送信権)をもつ端末から入力された手書
き入力操作の描画結果で表示画面を更新するとともに、
そのトークンを適宜に相手端末との間で交代するテレラ
イティング装置が実用されている。
【0003】また、テレビ会議装置だけでは不足してい
る文書に基づいた会議を可能にするものとして、静止画
会議装置(通信会議装置)が提案されている。この静止
画会議装置は、通話機能、会議資料を送受信するための
ファクシミリ通信機能、会議資料などの静止画像に対し
て適宜に描画するためのテレライティング通信機能、議
事進行のための静止画会議機能、および、会議資料など
の文書情報を保存する文書保存機能を備えており、会議
に先立ってあるいは会議中の必要に応じて、会議資料を
相手端末に送信し、同一の会議資料を参照しながら、通
話機能、または、テレライティング通信機能を用いて、
会議を行なうものである。
【0004】また、例えば、ISDNの多地点間接続装
置を介して静止画会議装置を複数接続した静止画会議を
実行するときには、議長端末を設定し、この議長端末
が、参加端末間での静止画会議のトークンの受け渡しを
行うことで、議事進行を調整するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これらのテレライティ
ング装置および静止画会議装置には、次のような不都合
を生じていた。
【0006】すなわち、テレライティング通信機能(テ
レライティングアプリケーション)では、トークンをも
つ端末のみが手書き入力操作可能であり、トークンをも
たない端末では、例えば、画面の任意の点を指示するた
めのポインティングマーカを表示することができない。
【0007】一方、各端末のユーザの音声は、トークン
の獲得状態にかかわらず、相手端末に送出される。
【0008】このために、トークンをもたない端末のユ
ーザが、画面の内容を指示しながら発言しようとすると
き、そのユーザは、いちいちトークンの獲得のための操
作を実行する必要があるため、操作が面倒になるという
不都合を生じる。
【0009】また、多地点間接続装置を介して接続した
複数の静止画会議装置間で静止画会議通信を実行すると
きでも、議長端末以外の参加端末がトークンを保持して
いるときには、議長端末のユーザ(すなわち、議長)が
発言しようとするときに同様の不都合を生じる。
【0010】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、テレライティング通信および静止画会議通信
を効率よく行うことができるテレライティング装置およ
び静止画会議装置の通信制御方法を提供することを目的
としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、相手端末との
間で、共通画面を参照しながら互いに手書き入力操作を
実行し、そのときに送信権をもつ端末から入力された手
書き入力操作の描画結果で表示画面を更新するととも
に、その送信権を適宜に相手端末との間で交代するテレ
ライティング装置の通信制御方法において、送信権をも
たない端末で手書き入力操作されたときには、共通画面
のその手書き入力操作位置に、その操作位置を指示する
マーカを表示するようにしたものである。また、前記送
信権をもたない端末の手書き入力操作位置に表示するマ
ーカの表示属性は、送信権をもつ端末の表示属性と異な
らせるようにするとよい。
【0012】また、通話機能、会議資料を送受信するた
めのファクシミリ通信機能、会議資料などの静止画像に
対して適宜に描画するためのテレライティング通信機
能、議事進行のための静止画会議機能、および、会議資
料などの文書情報を保存する文書保存機能を備えるとと
もに、会議参加端末のうち議事進行の調整の役割を果た
す議長端末を設定した静止画会議通信を行う静止画会議
装置の通信制御方法において、送信権をもたない端末で
手書き入力操作されたとき、その端末が議長端末に設定
されている場合には、会議端末の画面のその手書き入力
操作位置に、その操作位置を指示するマーカを表示する
とともに、その端末が議長端末に設定されていないとき
には、その操作を無効とするようにしたものである。
【0013】
【作用】したがって、トークンをもたない端末のユーザ
が、画面の内容を指示しながら発言しようとするとき、
そのユーザは、いちいちトークンの獲得のための操作を
実行する必要がないため、テレライティング通信の効率
が向上する。また、複数端末間で静止画会議通信を実行
しているとき、議長端末以外の参加端末がトークンを保
持しているときでも、議長端末のユーザが発言しようと
するときには、トークンの移動をする必要がないため、
静止画会議通信における議事の進行が円滑になる。
【0014】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら、本発明の実
施例を詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明の一実施例にかかる静止画
会議装置を示している。なお、この静止画会議装置は、
ISDNを伝送路として用いる。
【0016】同図において、静止画会議装置1は、通話
機能、会議資料を送受信するためのファクシミリ通信機
能、会議資料などの静止画像に対して適宜に描画するた
めのテレライティング通信機能、議事進行のための静止
画会議機能、および、会議資料などの文書情報を保存す
る文書保存機能などを実現するための本体装置2、原稿
画像を所定の解像度で読み込むためのスキャナ装置3、
および、種々の文書を所定の解像度で記録出力するため
のページプリンタ4から構成されている。なお、スキャ
ナ装置3は、ブック原稿を読取入力できるとともに、シ
ート原稿を連続して読取入力することができる。
【0017】また、本体装置2には、例えば、1280
×960(〜1728×1208)の表示ドット構成の
液晶表示器5が設けられており、この液晶表示器5に
は、その表示画面の任意の一点を指定することができる
タッチパネル装置6が付設されている。このタッチパネ
ル装置6の操作は、タッチペン7により行なう。さら
に、本体装置2には、通話のためのハンドセット8、お
よび、文書情報などの各種データを保存するためのフロ
ッピーディスク装置9のスロットが設けられている。ま
た、マイク・スピーカ10は、ハンドフリーの状態で通
話するためのものである。
【0018】また、この静止画会議装置1では、タッチ
パネル装置6を用いて全ての機能を操作する。そこで、
その操作のためのヒューマン・マシン・インタフェース
機能として、いわゆるマルチウインドのウインド操作環
境を備えている。
【0019】図2は、図1に示した静止画会議装置1の
構成例を示している。
【0020】同図において、CPU(中央処理装置)1
1は、この静止画会議装置1の各部の制御処理、およ
び、通話機能、ファクシミリ通信機能、テレライティン
グ通信機能、静止画会議機能、および、会議資料などの
文書情報を保存する文書保存機能などの制御処理を行な
うためのものであり、ROM(リード・オンリ・メモ
リ)12は、CPU11が実行する制御プログラムや、
その制御プログラムを実行するために必要な各種パラメ
ータなどのデータを記憶するものであり、RAM(ラン
ダム・アクセス・メモリ)13は、CPU11のワーク
エリアを構成するものである。
【0021】タイマ装置14は、種々のタイマ機能を実
現するものであり、時計装置15は、現在時刻情報を出
力するものであり、SRAM(スタティックRAM)1
6は、この静止画会議装置1に固有の各種情報を記憶す
るためのものである。この時計装置15とSRAM16
は、バッテリ17によりバッテリバックアップされてい
る。
【0022】DMA(ダイレクト・メモリ・アクセス)
制御装置18は、CPU11を介在しないで、CPU1
1の周辺装置間で高速にデータをやりとりするためのも
のであり、割込制御装置19は、多数発生する割込信号
のCPU11への出力を制御するためのものである。
【0023】プリンタインタフェース20は、ページプ
リンタ4を接続して画像(文書)を記録出力するための
ものであり、スキャナインタフェース21は、スキャナ
装置3を接続して原稿画像を読取入力するためのもので
あり、フロッピーディスクインタフェース装置22は、
フロッピーディスク装置9を接続し、記録媒体にデータ
を保存/読み出し/消去するためのものである。
【0024】磁気ディスク装置23は、各種の文書情報
などを大量に保存するためのものであり、磁気ディスク
インタフェース3は、磁気ディスク装置23を接続して
磁気ディスク装置23にデータを保存/読み出し/消去
するためのものである。
【0025】通信制御装置25は、ISDNに接続し
て、Dチャネル(信号チャネル)における呼制御機能
と、Bチャネル(情報チャネル)における通話機能、フ
ァクシミリ通信機能、テレライティング通信機能、およ
び、静止画会議機能の下位レイヤの通信制御機能を行な
うためのものである。ハンドセット8、および、マイク
・スピーカ10は、この通信制御装置25に接続されて
いる。
【0026】タッチパネル制御装置26は、タッチパネ
ル装置6の出力信号に基づいて、そのときのタッチパネ
ル装置6の入力座標位置を判別して、その入力座標信号
を出力するためのものである。なお、この入力座標信号
は、タッチパネル装置6に固有な座標系の信号である。
表示制御装置27は、液晶表示器5の表示画面を制御す
るためのものである。
【0027】これらのCPU11、ROM12、RAM
13、タイマ装置14、時計装置15、SRAM16、
DMA制御装置18、割込制御装置19、プリンタイン
タフェース20、スキャナインタフェース21、フロッ
ピーディスクインタフェース22、磁気ディスクインタ
フェース24、通信制御装置25、タッチパネル制御装
置26、および、表示制御装置27は、それぞれシステ
ムバス29に接続されており、これらの各要素間のデー
タ伝送は、主としてこのシステムバス29を介して行な
われる。また、ハンドセット8のフック状態をあらわす
フック信号HSも、システムバス29を介してCPU1
1に入力されている。
【0028】図3は、通信制御部25の一例を示してい
る。
【0029】同図において、ISDNインタフェース回
路31は、ISDNに接続するとともに、ISDNのレ
イヤ1の信号処理機能およびDチャネルの信号と2つの
Bチャネルの信号の統合/分離機能を備えたものであ
り、Dチャネルの信号はDチャネル伝送制御装置32と
やりとりし、また、ISDNインタフェース回路31
は、2つのBチャネルの信号については多重化/分離装
置33とやりとりしている。
【0030】LAPDチャネル伝送制御装置32は、D
チャネルのレイヤ2の信号処理機能を実現するためのも
のである。多重化/分離装置33は、Bチャネルを用い
てやりとりする音声および汎用データなどの複数のメデ
ィアのデータを多重化し、CCITT勧告H.221に
規定されているフレームデータを形成して回線側に送出
するとともに、受信したフレームデータに多重化されて
いる複数のメディアのデータを分離するものである。こ
の多重化/分離装置33は、音声データを音声CODE
C装置34とやりとりし、また、2チャネルの汎用デー
タをそれぞれLAPB制御装置35およびLAPF(L
ink Access Procedure for
Frame Mode Bearer Servic
e)制御装置36とやりとりしている。なお、この多重
化/分離装置33は、勧告H.221の機能を使わない
ときには、ISDNインタフェース回路31で分離され
ている2つのBチャネルのいずれかを、LAPB制御装
置35に任意の態様で接続するセレクタとして作用す
る。
【0031】音声CODEC装置34は、ISDNのB
チャネルを用いてアナログ音声信号を伝送するためのア
ナログ信号/デジタルデータの信号変換処理を行なうた
めのものである。
【0032】グループ3ファクシミリモデム装置37
は、グループ3ファクシミリのモデム機能を実現するた
めのものであり、伝送手順信号をやりとりするための低
速モデム機能(V.21モデム)、および、主に画情報
をやりとりするための高速モデム機能(V.33モデ
ム、V.29モデム、V.27terモデムなど)を備
えている。
【0033】切換器38は、音声CODEC装置34
を、ハンドセット8、マイク・スピーカ10またはグル
ープ3ファクシミリモデム装置37のいずれか一方に接
続する機能をもつ。また、切換器38および多重化/分
離装置33の動作は、CPU11により制御される。
【0034】図4は、表示制御装置27の一例を示して
いる。
【0035】同図において、GDC(グラフィック・デ
バイス・コントローラ)41は、液晶表示器5の表示画
面の内容を制御するものであり、文字コードデータの図
形文字データ(フォントデータ)への展開と、ビットマ
ップデータへの配置、画像の拡大縮小、ドット色の反
転、直線、円、楕円および四角形などの図形の描画、描
画図形の線種などの表示属性の設定、図形のマスクなど
の種々の画像処理機能を備えているとともに、液晶表示
器(LCD)表示制御装置42の表示タイミングも制御
する。
【0036】また、GDC41は、VRAM(ビデオR
AM)43をワークエリアとして用い、したがって、そ
の処理結果により得られた表示画像のビットマップデー
タは、VRAM43に蓄積される。また、フォントRO
M44は、おのおのの文字コードデータに対応した図形
文字データを記憶するものである。
【0037】符号化復号化装置45は、画信号を符号化
圧縮するとともに、符号化されている画情報を元の画信
号に復号化するものであり、グループ3ファクシミリモ
ードの符号化復号化処理機能と、グループ4ファクシミ
リモードの符号化復号化処理機能を備えている。また、
符号化復号化装置45は、VRAM43をワークエリア
として用いている。
【0038】このように、VRAM43を、GDC41
と符号化復号化装置45とで共用しているので、表示制
御装置27が必要なメモリを削減することができる。な
お、当然のことながら、GDC41と符号化復号化装置
45が同時にVRAM43の同一アドレスをアクセスし
ないように、メモリ排他競合制御がなされる。
【0039】液晶表示器表示制御装置32は、VRAM
43の所定の表示画面用領域から表示データを取り出し
て液晶表示器5に表示出力するものである。
【0040】また、GDC41、VRAM43、フォン
トROM44、および、符号化復号化装置45は、内部
バス46に接続されており、これらの要素間のデータの
やりとりは、主としてこの内部バス46を介して行なわ
れている。
【0041】さて、静止画会議装置では、Bチャネルに
おいては、TTC標準JT−H.221(CCITT勧
告H.221に対応した国内規格)で規定されるマルチ
フレーム形式でデータをやりとりする。
【0042】図5に示すように、1つのマルチフレーム
MFLは、8個のサブマルチフレームSMF1〜SMF
8からなり、おのおののサブマルチフレームSMF1〜
SMF8は、それぞれ2つのフレームから構成されてい
る。すなわち、1つのマルチフレームMFLは、16個
のフレームFLM0〜FLM15からなる。
【0043】それぞれのフレームFLM0〜FLM15
は、図6に示すように、80オクテットのデータからな
り、それらのオクテットをビット順に配置したそれぞれ
のビット位置は、サブチャネルSCH1〜SCH8を構
成している。
【0044】また、第1オクテット〜第8オクテットの
第8ビットは、フレーム同期信号(Frame Ali
gnment Signal)FASを構成し、第9オ
クテット〜第16オクテットの第8ビットは、ビットレ
ート割当信号(Bit rate Allocation
Signal)BASを構成する。また、サブチャネ
ルSCH8の第17〜第24オクテットには、データを
暗号化するためのキー情報などをやりとりするための暗
号チャネルのデータがセットされることがある(オプシ
ョン)。
【0045】このようにして、フレーム同期信号FAS
は、1つのフレームFLM0〜FLM15に8ビット配
置されており、そのビット割り当ては、図7に示すよう
に、マルチフレームMFLを単位として構成されてい
る。
【0046】すなわち、偶数フレームFLM0,FLM
2,…,FLM14の第2オクテット〜第8オクテット
と、それに続く奇数フレームFLM1,FLM3,…,
FLM15には、「00110111」なる8ビットの
データパターンからなる水平同期信号が配置され、奇数
フレームFLM1,FLM3,…,FLM11の第1オ
クテットには、「001011」なる6ビットのデータ
パターンからなる垂直同期信号が配置されている。
【0047】この水平同期信号と垂直同期信号を検出す
ることにより、1つのマルチフレームMFLの同期を検
出することができる。
【0048】また、第0フレーム、第2フレーム、第4
フレーム、第6フレームおよび第8フレームの第1オク
テットのビットN1,N2,N3,N4,N5は、マル
チフレーム番号の表示に用いられる。このうち、ビット
N5は、マルチフレーム番号が使用されているか否かの
表示に用いられる。このように、マルチフレーム番号の
ために使用されるデータが4ビットなので、マルチフレ
ーム番号は0〜15までの値で降順に変化し、16マル
チフレーム毎に同じマルチフレーム番号があらわれる。
【0049】また、第10フレーム、第12フレーム、
および、第13フレームの第1オクテットのビットL
1,L2,L3は、現在使用されているBチャネルのう
ち、そのフレームを運んでいるBチャネルの接続された
順番をあらわすコネクション番号を表示するために用い
られる。また、第15フレームの第1オクテットのビッ
トRは、将来の勧告のために確保(予約)されており、
その値には0がセットされる。
【0050】また、第14フレームの第1オクテットの
ビットTEAは、データ端末装置の内部的な障害によ
り、データ伝送できない状態であることを表示するため
に用いられる。
【0051】また、奇数フレームFLM1,FLM3,
…,FLM15の第3オクテットのビットAは、フレー
ム同期またはマルチフレーム同期が確立しているか、あ
るいは、同期はずれを生じているかを表示するために用
いられる。
【0052】また、奇数フレームFLM1,FLM3,
…,FLM15の第5オクテット、第6オクテット、第
7オクテット、および、第8オクテットのビットC1,
C2,C3,C4は、連続した2つのフレーム(すなわ
ち、サブマルチフレーム)のデータエラー検出(すなわ
ち、伝送路品質検出)のために参照されるCRC(巡回
冗長検査)符号を表示するためのものであり、この奇数
フレームFLM1,FLM3,…,FM15の第4オク
テットのビットEは、受信側で伝送エラーを検出したこ
とを表示するために用いられる。
【0053】また、ビットレート割当信号BASは、図
8に示すように、偶数フレームFLM0,FLM2,
…,FLM14では、能力BASあるいはBASコマン
ドをあらわす8ビットデータが配置され、それに続く奇
数フレームFLM1,FLM3,…,FLM15には、
直前のフレームで送出した能力BASあるいはBASコ
マンドの値を誤り訂正するための二重誤り訂正符号が配
置される。
【0054】また、マルチフレームMFLのデータの送
信は、フレーム番号順に行なわれ、おのおののフレーム
FLM0〜FLM15は、図9に示すように、第1オク
テットから第80オクテットのオクテット順序に送出さ
れ、それぞれのオクテットは、第1ビットが最初に送出
される。
【0055】すなわち、おのおののフレームFLM0〜
FLM15においては、第1オクテットの第1ビットが
最初に送出され、第80オクテットの第8ビットが最後
に送出される。
【0056】図10は、静止画会議装置1がBチャネル
を用いて実行するデータ伝送手順の一例を示している。
なお、この場合、通信形態は、ポイント・ツー・ポイン
トである。
【0057】まず、発呼端末が宛先端末を発呼するため
に、「伝達能力」情報要素に非制限デジタル情報、「発
番号」情報要素に自端末のISDNアドレス、「着番
号」情報要素に宛先端末のISDNアドレス、「低位レ
イヤ整合性」情報要素にH.221機能、「高位レイヤ
整合性」情報要素に静止画会議機能をそれぞれセットし
た呼設定メッセージSETUPを送出し、これにより、
発端末とISDN、および、宛先端末とISDNとの間
でおのおの呼設定動作が行なわれて、発端末とISD
N、および、宛先端末とISDNとの間にそれぞれBチ
ャネルが確立し、それによって、発端末と着端末との間
に通信パスが確立する。
【0058】この確立したBチャネル上でPCM音声デ
ータをセットしたフレームデータをやりとりしながらフ
レーム同期を行ない(モード初期化)、フレーム同期お
よびマルチフレーム同期が確立すると(マルチフレーム
同期検出)、相互に能力BASデータおよびコマンドB
ASデータをやりとりし、そのときに使用する伝送モー
ドを決定する(伝送モードの決定)。このとき、56K
bpsの音声データ、および、6.4Kbpsの(汎
用)データの伝送モードが設定される。この汎用データ
のチャネルを用いて、音声データ以外のグラフィックモ
ードのデータ、例えば、静止画会議の議事進行のための
制御と通知情報を送受信するC&I機能、テレライティ
ング通信機能、および、バルク転送機能のデータがやり
とりされる。
【0059】次に、発呼端末から着呼端末にその選択し
た伝送モードを指定するBASコマンドを送信し、発呼
端末と着呼端末の伝送モードが切り換えられる(モード
切り換え)。そして、暗号モードなど、装置機能に共通
するパラメータを設定(共通パラメータの設定)し、汎
用データをMLP(マルチレイヤプロトコル)で使用さ
れることが設定され(MLPの設定)、さらに、使用す
る静止画会議モードが設定されて、グラフィックモード
のデータ伝送が行なわれる。
【0060】そして、グラフィックモードのデータ伝送
が終了すると、MLPが切断され、通話動作が終了し、
伝送モードがモード0Fに切換えられた後に、Dチャネ
ルの切断/解放が行なわれて、一連の静止画会議通信動
作が終了する。
【0061】また、グラフィックモードのデータ伝送で
は、次のような会議動作が行なわれる。
【0062】まず、次の4つのモードから、会議モード
の選択が行なわれる。
【0063】(a)議長が次の操作者を指定する議長モ
ード。
【0064】(b)操作者が次の操作者を指定する操作
者指名モード。
【0065】(c)操作要求を待ちリストに登録する参
加者指名モード。
【0066】(d)操作権(トークン)を設定しない自
由モード。
【0067】次に、「会議開始要求」、「出欠確認」、
「呼び出し要求」、「会議情報取り出し要求」、「会議
状態表示要求」と議事が進行し、テレライティングアプ
リケーションが起動されて、共通の会議資料を参照した
会議に移行する。
【0068】このテレライティングアプリケーションで
は、「(文書の)操作権の要求、取り消し、放棄」、
「操作権移動要求」、「文書一覧要求」、「文書取り出
し要求」、「文書保存要求」、「文書削除要求」、およ
び、「文書記録要求」が適宜に行なわれる。
【0069】また、「退席・参加要求」、「退席許可要
求」が適宜に行なわれ、「会議終了要求」が出される
と、グラフィックモードのデータ伝送が終了する。
【0070】なお、この場合には、1つのBチャネルを
用いて会議通信を行なう場合を示したが、2つのBチャ
ネルを用いて会議通信を行なうこともできる。その場
合、多重化/分離装置33にオプション的に設けたビデ
オ入出力ポートを用いて、動画情報のやりとりを行なう
ことができる。
【0071】また、図11に示すように、MLPで伝送
されるC&Iデータ、テレライティングデータ、およ
び、バルク転送データは、レイヤ3以上は別々のプロト
コルを用いて行われ、レイヤ2のLAPFで、これらの
データが多重化されている。
【0072】図12は、グラフィックモードのデータ伝
送におけるレイヤ5(セッションレイヤ)における伝送
手順の一部の一例を示している。
【0073】発端末のテレライティングアプリケーショ
ンが、レイヤ5に「接続要求」を出力すると、レイヤ5
は、信号CN(CoNnect)_SPDU(Sess
ion ProtocolData Unit)を送出
し、この信号CN_SPDUを受信すると、着端末のレ
イヤ5は、「接続指示」をアプリケーションに出力す
る。このとき、信号CN_SPDUには、半二重通信を
実行することをあらわすデータと、本実施例にかかる通
信手順を実行する旨を表示するデータがセットされる。
【0074】これにより、着端末のアプリケーションが
相手端末との間の通信を開始するために、「接続肯定応
答」をレイヤ5に出力すると、着端末のレイヤ5は、信
号AC(ACcept)_SPDUを送出し、この信号
AC_SPDUを受信すると、発端末のレイヤ5は、
「接続確認」をアプリケーションに通知する。
【0075】次いで、テレライティング通信を実行する
ために、発端末のアプリケーションがレイヤ5に「テレ
ライティング通信開始要求」を出力すると、レイヤ5
は、信号AS(Activity Start)_SP
DUを送出し、この信号AS_SPDUを受信すると、
着端末のレイヤ5は、「通信開始指示」をアプリケーシ
ョンに通知する。
【0076】この場合には、発端末がトークンを保持し
ているため、発端末のユーザの手書き入力操作が有効に
なっている。ここで、発端末のユーザが手書き入力操作
すると、発端末のアプリケーションは、その手書き入力
に対応した描画情報を送信するために、その描画情報を
所定の送信バッファ領域にセットした状態で、「描画情
報送信要求」をレイヤ5に通知する。
【0077】これにより、レイヤ5は、その送信バッフ
ァ領域にセットされている描画情報を送信するための信
号DT(DaTa)_SPDUを送出し、この信号DT
_SPDUを受信すると、着端末のレイヤ5は、そのと
きに受信した受信データを所定の受信バッファ領域にセ
ットした状態で、「描画情報受信指示」をアプリケーシ
ョンに通知する。
【0078】それによって、着端末のアプリケーション
は、受信バッファ領域から受信データを取り込み、自端
末の画面に表示出力する。
【0079】ここで、着端末のユーザが手書き入力する
ために、アプリケーション上で「描画要求」を指定する
と、アプリケーションは、「トークン獲得要求」をレイ
ヤ5に通知する。これにより、着端末のレイヤ5は、信
号PT(Please Tokens)_SPDUを送
出する。
【0080】この信号PT_SPDUを受信すると、発
端末のレイヤ5は、「トークン変更指示」をアプリケー
ションに通知する。これにより、アプリケーションがト
ークンを解放して、「トークン譲渡要求」をレイヤ5に
出力すると、レイヤ5は、信号GT(Give Tok
en)_SPDUを送出する。
【0081】この信号GT_SPDUを受信すると、着
端末のレイヤ5は、「トークン譲渡指示」をアプリケー
ションに通知し、これにより、アプリケーションは、ト
ークン獲得状態になる。したがって、この場合には、着
端末のユーザが手書き入力操作可能な状態となる。この
状態では、上述と同様にして、着端末のユーザが手書き
入力操作した描画情報が発端末に送出されて、発端末で
その描画情報の内容が表示される。
【0082】このようにして、発端末と着端末との間
で、手書き入力操作して形成された描画情報がやりとり
されるとともに、トークンの譲渡が適宜に行われる。
【0083】さて、このように着端末がトークンを獲得
している状態で、発端末のユーザが画面を指示しながら
発言すると、発端末のアプリケーションは、そのときに
指示入力された点の座標をあらわすポインティングマー
カ情報を送信バッファ領域にセットした状態で「ポイン
ティングマーカ表示要求」をレイヤ5に出力する。
【0084】これにより、発端末のレイヤ5は、送信バ
ッファ領域にセットされているポインティングマーカ情
報を送信するための信号TD(Typed Data)
_SPDUを送出する。
【0085】この信号TD_SPDUを受信すると、着
端末のレイヤ5は、そのときに受信したポインティング
マーカ情報を所定の受信バッファ領域にセットした状態
で、「ポインティングマーカ表示指示」をアプリケーシ
ョンに通知する。それによって、着端末のアプリケーシ
ョンは、受信バッファ領域からポインティングマーカ情
報を取り込み、このポインティングマーカ情報に対応し
た自端末の画面位置に、マーカ画像を表示出力する。
【0086】このようにして、本実施例では、トークン
をもたない端末のユーザが、表示画面を適宜に指示操作
したときには、相手端末の表示画面にその指示位置をあ
らわすマーカ画像が表示されるので、発端末と着端末と
の間で、円滑なテレライティング通信を実行することが
できる。
【0087】図13は、この場合にタッチパネル装置6
のタッチ入力を検出したときに、アプリケーションが実
行する処理例を示している。
【0088】まず、アプリケーションは、タッチパネル
装置6のタッチ入力が検出されることを監視している
(判断101のNOループ)。タッチパネル装置6から
いずれかのタッチ座標情報が入力された場合で、判断1
01の結果がYESになると、そのタッチ座標情報の値
が、所定の有効領域に含まれているかどうかを調べ(判
断102)、判断102の結果がNOになるときには、
無効領域がタッチ操作された場合なので、判断101に
戻り、そのタッチ操作を無視する。
【0089】判断102の結果がYESになるときに
は、そのときに、自端末がトークンを獲得しているかど
うかを調べる(判断103)。判断103の結果がYE
Sになるときには、そのタッチ座標情報に基づいて所定
の描画処理を実行し(処理104)、その描画処理結果
で得られた描画情報を相手端末に送信し(処理10
5)、判断101に戻る。
【0090】また、判断103の結果がNOになるとき
には、自端末の表示画面に、そのときのタッチ座標情報
に対応した位置に所定のマーカ画像を表示し(処理10
6)、相手端末に送信するためのマーカ表示情報を作成
し(処理107)、そのマーカ表示情報を相手端末に送
信し(処理108)、判断101に戻る。
【0091】また、描画情報は、図14(a)に示した
ように、このデータが描画情報であることをあらわすた
めのコマンド識別子、描画する線の太さをあらわす線太
さデータ、描画する線の種別(例えば、実線、破線、一
点鎖線、および、二点鎖線など)をあらわす線種デー
タ、および、描画する線が通る1つ以上の座標をあらわ
す座標データからなる。なお、座標データは、所定のサ
ンプリング周期内で得られたものである。
【0092】また、マーカ表示情報は、図14(b)に
示すように、このデータがマーカ表示情報であることを
あらわすためのコマンド識別子、マーカを表示する色を
指定するためのマーカ色データ、および、表示する座標
をあらわす座標データからなる。ここで、マーカの表示
色は、表示画面が白黒の場合には、マーカ画像を塗り潰
す表示パターンを用いる。また、発端末と着端末とでマ
ーカの表示色は異なる値に設定されていて、画面上で明
確に識別することができるようにしている。
【0093】したがって、例えば、図15(a),
(b)に示すように、発端末がトークンを獲得してい
て、かつ、着端末がタッチペンで表示画面をタッチ操作
したときには、まず、発端末の表示画面GAには、ユー
ザが操作入力した描画内容DDaが表示されているとと
もに、着端末の表示画面GBには、発端末の描画内容D
Daが表示される。また、着端末の表示画面GBで、発
端末のユーザが現在タッチ操作している座標には、ポイ
ンティングマーカ画像PMaが表示される。
【0094】同時に、発端末の表示画面GAには、着端
末のユーザがタッチ操作している座標に、ポインティン
グマーカ画像PMbが表示される。また、ポインティン
グマーカ画像PMaとポインティングマーカ画像PMb
は、異なる表示属性(例えば、表示色や表示パターンな
ど)で表示され、おのおのの表示画面GA,GBで、自
端末の操作内容を明確に識別できるようにしている。
【0095】なお、上述した実施例において、トークン
を獲得している端末がポインティングマーカ表示を行う
場合、この端末のユーザは、ポインティングマーカ表示
モードを指定する。このときにも、ポインティングマー
カ表示情報は、信号TD_SPDUを用いて送信するこ
とができる。また、ポインティングマーカ表示情報を、
信号DT_SPDUを用いて送信することもできる。
【0096】図16は、複数の静止画会議装置の間で静
止画会議通信を実行する場合の一例を示している。
【0097】この場合、1つの議長端末CTと複数の参
加者端末MT1〜MTmが、ISDNに設けられた多地
点間接続装置MCUを介して接続されている。また、こ
の場合、議長端末CTと多地点間接続装置MCUとの
間、および、複数の参加者端末MT1〜MTmのおのお
のと多地点間接続装置MCUとの間で、図10および図
12に示したと同様の呼制御手順および伝送制御手順が
実行される。
【0098】この場合、議長端末CTと複数の参加者端
末MT1〜MTmのアプリケーションでは、タッチパネ
ル装置6のタッチ入力を検出すると、図17に示した処
理を実行する。
【0099】まず、アプリケーションは、タッチパネル
装置6のタッチ入力が検出されることを監視している
(判断201のNOループ)。タッチパネル装置6から
いずれかのタッチ座標情報が入力された場合で、判断2
01の結果がYESになると、そのタッチ座標情報の値
が、所定の有効領域に含まれているかどうかを調べ(判
断202)、判断202の結果がNOになるときには、
無効領域がタッチ操作された場合なので、判断201に
戻り、そのタッチ操作を無視する。
【0100】判断202の結果がYESになるときに
は、そのときに、自端末がトークンを獲得しているかど
うかを調べる(判断203)。判断203の結果がYE
Sになるときには、そのタッチ座標情報に基づいて所定
の描画処理を実行し(処理204)、その描画処理結果
で得られた描画情報を相手端末に送信し(処理20
5)、判断201に戻る。
【0101】また、判断203の結果がNOになるとき
には、そのときに自端末が議長端末CTで議長モードに
なっているかどうかを調べる(判断206)。判断20
6の結果がNOになるときは、その操作を無視して、判
断201に戻る。
【0102】また、判断206の結果がYESになると
きには、自端末の表示画面に、そのときのタッチ座標情
報に対応した位置に所定のマーカ画像を表示し(処理2
07)、相手端末に送信するためのマーカ表示情報を作
成し(処理208)、そのマーカ表示情報を相手端末に
送信し(処理209)、判断201に戻る。
【0103】このようにして、本実施例では、議長端末
CTに限り、トークンを獲得していないときでも、ポイ
ンティングマーカを表示できるようにしているので、議
長端末CTのユーザ(すなわち、議長)が議事進行する
ときなどに便利であり、それにより、議事進行が円滑に
なる。
【0104】また、議長端末CT以外の端末のポインテ
ィングマーカを禁止しているので、多数のポインティン
グマーカが表示画面に表示されて混乱するような事態を
回避することができる。
【0105】なお、本発明は、図1に示したもの以外の
構成をもつ静止画会議装置についても、同様に適用する
ことができる。また、本発明は、テレライティング装置
についても、同様にして適用することができる。
【0106】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
トークンをもたない端末のユーザが、画面の内容を指示
しながら発言しようとするとき、そのユーザは、いちい
ちトークンの獲得のための操作を実行する必要がないた
め、テレライティング通信の効率が向上する。また、複
数端末間で静止画会議通信を実行しているとき、議長端
末以外の参加端末がトークンを保持しているときでも、
議長端末のユーザが発言しようとするときには、トーク
ンの移動をする必要がないため、静止画会議通信におけ
る議事の進行が円滑になるという効果を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる静止画会議装置を示
す概略斜視図。
【図2】図1の装置の構成例を示すブロック図。
【図3】通信制御装置の一例を示すブロック図。
【図4】表示制御装置の一例を示すブロック図。
【図5】マルチフレームのフレーム構成の一例を示す概
略図。
【図6】1つのフレームの信号構成の一例を示す概略
図。
【図7】マルチフレーム内のフレーム毎のサービスチャ
ネルの第1〜第8ビットに対するデータ割り付けの一例
を示す概略図。
【図8】ビット割当信号の一例を示す概略図。
【図9】信号の送出順序を説明するための概略図。
【図10】図1の装置が実行する伝送手順の一例を示し
たタイムチャート。
【図11】MLPの伝送形態の一例を示した概略図。
【図12】レイヤ5の伝送手順の一例を示したタイムチ
ャート。
【図13】タッチパネル装置がタッチ操作されたときに
アプリケーションが実行する処理例を示したフローチャ
ート。
【図14】描画情報、および、マーカ表示情報の一例を
示した概略図。
【図15】画面表示の一例を示した概略図。
【図16】多地点間接続装置を介して、複数の静止画会
議装置間で会議通信を実行するときのモデルを示した概
略図。
【図17】タッチパネル装置がタッチ操作されたときに
アプリケーションが実行する処理の他の例を示したフロ
ーチャート。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相手端末との間で、共通画面を参照しな
    がら互いに手書き入力操作を実行し、そのときに送信権
    をもつ端末から入力された手書き入力操作の描画結果で
    表示画面を更新するとともに、その送信権を適宜に相手
    端末との間で交代するテレライティング装置の通信制御
    方法において、 送信権をもたない端末で手書き入力操作されたときに
    は、共通画面のその手書き入力操作位置に、その操作位
    置を指示するマーカを表示することを特徴とするテレラ
    イティング装置の通信制御方法。
  2. 【請求項2】 前記送信権をもたない端末の手書き入力
    操作位置に表示するマーカの表示属性は、送信権をもつ
    端末の表示属性と異なっていることを特徴とする請求項
    1記載のテレライティング装置の通信制御方法。
  3. 【請求項3】 通話機能、会議資料を送受信するための
    ファクシミリ通信機能、会議資料などの静止画像に対し
    て適宜に描画するためのテレライティング通信機能、議
    事進行のための静止画会議機能、および、会議資料など
    の文書情報を保存する文書保存機能を備えるとともに、
    会議参加端末のうち議事進行の調整の役割を果たす議長
    端末を設定した静止画会議通信を行う静止画会議装置の
    通信制御方法において、 送信権をもたない端末で手書き入力操作されたとき、そ
    の端末が議長端末に設定されている場合には、会議端末
    の画面のその手書き入力操作位置に、その操作位置を指
    示するマーカを表示するとともに、その端末が議長端末
    に設定されていないときには、その操作を無効とするこ
    とを特徴とする静止画会議装置の通信制御方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11259427A (ja) * 1998-03-12 1999-09-24 Fujitsu Ltd 端末操作システム及び記録媒体
WO2001008101A1 (fr) * 1999-07-27 2001-02-01 Adl Systeme S.A. Procede et dispositif de gestion de la transmission de pixels
KR100327201B1 (ko) * 1998-03-07 2002-04-17 윤종용 화상신호송수신방법및장치
US9640144B2 (en) 2012-02-13 2017-05-02 Hitachi Maxell, Ltd. Projector, figure input/display apparatus, portable terminal, and program

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