JPH0628495A - 半導体集積回路 - Google Patents
半導体集積回路Info
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- JPH0628495A JPH0628495A JP4207353A JP20735392A JPH0628495A JP H0628495 A JPH0628495 A JP H0628495A JP 4207353 A JP4207353 A JP 4207353A JP 20735392 A JP20735392 A JP 20735392A JP H0628495 A JPH0628495 A JP H0628495A
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Landscapes
- Microcomputers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 多種多様のシングルチップマイクロコンピュ
ータを短期間に開発する手段を提供することにある。 【構成】 複数個の機能ブロックを含み、動作されるべ
き機能ブロックを選択するための信号を、機能ブロック
選択手段9で形成するシングルチップマイクロコンピュ
ータ100において、PROM2のうちの全部又は一部
の領域に対する読出し動作又は書き込み動作を禁止する
手段101を有し、この禁止する手段101は、制御端
子102と電源Vss供給用リード端子110との導通
または非導通状態に応じて、前記機能ブロック選択手段
9で生成されるPROM選択信号の有効性を決定するも
のである。
ータを短期間に開発する手段を提供することにある。 【構成】 複数個の機能ブロックを含み、動作されるべ
き機能ブロックを選択するための信号を、機能ブロック
選択手段9で形成するシングルチップマイクロコンピュ
ータ100において、PROM2のうちの全部又は一部
の領域に対する読出し動作又は書き込み動作を禁止する
手段101を有し、この禁止する手段101は、制御端
子102と電源Vss供給用リード端子110との導通
または非導通状態に応じて、前記機能ブロック選択手段
9で生成されるPROM選択信号の有効性を決定するも
のである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体集積回路装置にか
かり、例えば、シングルチップマイクロコンピュータに
利用して有効な技術に関するものである。
かり、例えば、シングルチップマイクロコンピュータに
利用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】シングルチップマイクロコンピュータ
は、昭和59年11月30日オーム社発行の『LSIハ
ンドブック』P540およびP541に記載されるよう
に、中央処理装置を中心にしてプログラム保持用のRO
M(リードオンリメモリ)、データ保持用のRAM(ラ
ンダムアクセスメモリ)、およびデータの入出力を行う
ための入出力回路などの機能ブロックが1つの半導体基
板上に形成されて成る。斯るシングルチップマイクロコ
ンピュータを用いてシステム構成を行うと、汎用マルチ
チップマイクロプロセッサなどを用いる場合に比べて実
装面積の縮小と信頼性の向上を実現することができる。
は、昭和59年11月30日オーム社発行の『LSIハ
ンドブック』P540およびP541に記載されるよう
に、中央処理装置を中心にしてプログラム保持用のRO
M(リードオンリメモリ)、データ保持用のRAM(ラ
ンダムアクセスメモリ)、およびデータの入出力を行う
ための入出力回路などの機能ブロックが1つの半導体基
板上に形成されて成る。斯るシングルチップマイクロコ
ンピュータを用いてシステム構成を行うと、汎用マルチ
チップマイクロプロセッサなどを用いる場合に比べて実
装面積の縮小と信頼性の向上を実現することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、シング
ルチップマイクロコンピュータは、これが組み込まれる
システムに応じて最適な内蔵機能若しくは内蔵周辺回路
構成が通常異なる。特に、いわゆる半導体集積回路の集
積度が向上し、1つの半導体基板上に形成可能な機能ブ
ロックの数が増大し、その組合せが飛躍的に増大する
と、1つのシステムには最適なシングルチップマイクロ
コンピュータであっても、他のシステムに対しては機能
不足または機能過剰となってしまう場合もある。このた
め、多種多様のシングルチップマイクロコンピュータ
を、短期間に開発しなければならない。開発期間の内、
論理設計・レイアウト設計については、自動設計の適用
により開発期間の短縮が図られているが、試作期間・評
価期間は、半導体集積回路製造技術の複雑化並びにシン
グルチップマイクロコンピュータの機能の向上によって
短縮が困難になっている。
ルチップマイクロコンピュータは、これが組み込まれる
システムに応じて最適な内蔵機能若しくは内蔵周辺回路
構成が通常異なる。特に、いわゆる半導体集積回路の集
積度が向上し、1つの半導体基板上に形成可能な機能ブ
ロックの数が増大し、その組合せが飛躍的に増大する
と、1つのシステムには最適なシングルチップマイクロ
コンピュータであっても、他のシステムに対しては機能
不足または機能過剰となってしまう場合もある。このた
め、多種多様のシングルチップマイクロコンピュータ
を、短期間に開発しなければならない。開発期間の内、
論理設計・レイアウト設計については、自動設計の適用
により開発期間の短縮が図られているが、試作期間・評
価期間は、半導体集積回路製造技術の複雑化並びにシン
グルチップマイクロコンピュータの機能の向上によって
短縮が困難になっている。
【0004】これに対して、1つのシングルチップマイ
クロコンピュータに、大規模メモリ並びに豊富な機能ブ
ロックを内蔵して複数のシステムに適用可能とすること
ができる。しかしながら、このようなシングルチップマ
イクロコンピュータはいずれのシステムに対しても無駄
が多く、製造費用も大きくなってしまう。大容量メモリ
を内蔵すると外部拡張動作時に使用できる外部メモリの
容量が小さくなってしまうなどの問題がある。
クロコンピュータに、大規模メモリ並びに豊富な機能ブ
ロックを内蔵して複数のシステムに適用可能とすること
ができる。しかしながら、このようなシングルチップマ
イクロコンピュータはいずれのシステムに対しても無駄
が多く、製造費用も大きくなってしまう。大容量メモリ
を内蔵すると外部拡張動作時に使用できる外部メモリの
容量が小さくなってしまうなどの問題がある。
【0005】本発明の目的は、多種多様のシングルチッ
プマイクロコンピュータを短期間に開発する手段を提供
することにある。
プマイクロコンピュータを短期間に開発する手段を提供
することにある。
【0006】本発明の前記並びにその他の目的と新規な
特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるで
あろう。
特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるで
あろう。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記
の通りである。
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0008】すなわち、内蔵メモリの全部または一部
分、あるいは内蔵機能ブロックを内部バスを介して読み
出し又は書き込む動作を、半導体集積回路装置の電極端
子に結合される所定のいずれか一方の電源供給用外部接
続電極との導通または非導通状態などに応じて固定的に
禁止するようにして、シングルチップマイクロコンピュ
ータなどの半導体集積回路を構成するものである。
分、あるいは内蔵機能ブロックを内部バスを介して読み
出し又は書き込む動作を、半導体集積回路装置の電極端
子に結合される所定のいずれか一方の電源供給用外部接
続電極との導通または非導通状態などに応じて固定的に
禁止するようにして、シングルチップマイクロコンピュ
ータなどの半導体集積回路を構成するものである。
【0009】
【作用】上記した手段によれば、開発すべきシングルチ
ップマイクロコンピュータに対し、その内蔵機能を包含
し且つその他の機能も有する本発明に係るシングルチッ
プマイクロコンピュータを流用するとき、所定のいずれ
か一方の電源供給用リードもしくは導電パターンとの導
通または非導通状態などに応じて内蔵メモリの全部また
は一部分、あるいはその他の内蔵機能ブロックのデータ
読み出し又は書き込み動作を禁止することで、あたかも
その動作が禁止された部分を有しない前記開発すべきシ
ングルチップマイクロコンピュータとして短期間に提供
することを実現する。
ップマイクロコンピュータに対し、その内蔵機能を包含
し且つその他の機能も有する本発明に係るシングルチッ
プマイクロコンピュータを流用するとき、所定のいずれ
か一方の電源供給用リードもしくは導電パターンとの導
通または非導通状態などに応じて内蔵メモリの全部また
は一部分、あるいはその他の内蔵機能ブロックのデータ
読み出し又は書き込み動作を禁止することで、あたかも
その動作が禁止された部分を有しない前記開発すべきシ
ングルチップマイクロコンピュータとして短期間に提供
することを実現する。
【0010】
【実施例】図1には本発明の一実施例に係るシングルチ
ップコンピュータのブロック図が示される。
ップコンピュータのブロック図が示される。
【0011】同図に示されるシングルチップコンピュー
タ100は、特に制限はされないものの、CPU(中央
処理装置)1,32kバイトの記憶容量を持つPROM
(プログラマブルROM)2,1kバイトの記憶容量を
持つRAM3,タイマ4,SCI(シリアルコミュニケ
ーションインタフェース)5,A/D変換器6、および
第1乃至第9入出力ポート71〜79,機能ブロック選
択回路(MS)9から構成され、これらのブロックは内
部バスによって相互に接続されて成り、公知の半導体製
造技術により1つの半導体基板上に形成される。内部バ
スは、特に制限はされないものの16ビットのアドレス
バス81、8ビットのデータバス82、並びにリード信
号やライト信号そして図示はされない水晶振動子などの
発振周波数にもとづいて生成され或は外部から供給され
るクロック信号から生成されるシステムクロック信号線
などを含む。
タ100は、特に制限はされないものの、CPU(中央
処理装置)1,32kバイトの記憶容量を持つPROM
(プログラマブルROM)2,1kバイトの記憶容量を
持つRAM3,タイマ4,SCI(シリアルコミュニケ
ーションインタフェース)5,A/D変換器6、および
第1乃至第9入出力ポート71〜79,機能ブロック選
択回路(MS)9から構成され、これらのブロックは内
部バスによって相互に接続されて成り、公知の半導体製
造技術により1つの半導体基板上に形成される。内部バ
スは、特に制限はされないものの16ビットのアドレス
バス81、8ビットのデータバス82、並びにリード信
号やライト信号そして図示はされない水晶振動子などの
発振周波数にもとづいて生成され或は外部から供給され
るクロック信号から生成されるシステムクロック信号線
などを含む。
【0012】本実施例においては、おのおのの機能ブロ
ックにはすべてのアドレス信号(16本)が入力される
のではなく、当該機能ブロックが選択されたことを示す
機能ブロック選択信号と、当該機能ブロックの中の何れ
のアドレスが選択されたかを示す下位アドレスが入力さ
れている。例えば、PROM2には機能ブロック選択信
号1本と下位アドレス14本が入力されるものである。
かかる機能ブロック選択信号は、機能ブロック選択回路
9が、CPU1が出力するアドレス信号の所定の複数ビ
ットを解読して、各機能ブロックに供給する。
ックにはすべてのアドレス信号(16本)が入力される
のではなく、当該機能ブロックが選択されたことを示す
機能ブロック選択信号と、当該機能ブロックの中の何れ
のアドレスが選択されたかを示す下位アドレスが入力さ
れている。例えば、PROM2には機能ブロック選択信
号1本と下位アドレス14本が入力されるものである。
かかる機能ブロック選択信号は、機能ブロック選択回路
9が、CPU1が出力するアドレス信号の所定の複数ビ
ットを解読して、各機能ブロックに供給する。
【0013】図2には上記シングルチップマイクロコン
ピュータ100のアドレスマップが示される。
ピュータ100のアドレスマップが示される。
【0014】本実施例におけるシングルチップマイクロ
コンピュータ100の内蔵メモリは前記PROM2とR
AM3である。特に制限はされないものの、PROM2
はプログラム及び固定データ格納用であり、ユーザがP
ROM書き込み装置を使用して書き込むことができる。
本実施例ではPROM2は2つのの領域PROM21と
PROM22に分割されている。RAM3は一時的なデ
ータの格納用または作業領域として利用される。RAM
3は2つの領域RAM31とRAM32に分割されてい
る。特に制限はされないものの、タイマ4は、それぞれ
タイマカウンタ、比較レジスタなどを有する2つの独立
したタイマ41、タイマ42から構成されている。特に
制限はされないものの、図2の斜線部分は外部拡張動作
時に外部メモリに割当て可能なアドレス領域である。
コンピュータ100の内蔵メモリは前記PROM2とR
AM3である。特に制限はされないものの、PROM2
はプログラム及び固定データ格納用であり、ユーザがP
ROM書き込み装置を使用して書き込むことができる。
本実施例ではPROM2は2つのの領域PROM21と
PROM22に分割されている。RAM3は一時的なデ
ータの格納用または作業領域として利用される。RAM
3は2つの領域RAM31とRAM32に分割されてい
る。特に制限はされないものの、タイマ4は、それぞれ
タイマカウンタ、比較レジスタなどを有する2つの独立
したタイマ41、タイマ42から構成されている。特に
制限はされないものの、図2の斜線部分は外部拡張動作
時に外部メモリに割当て可能なアドレス領域である。
【0015】図1において、前記チップの周辺部には、
電極端子として多数の端子(ボンディングパッド)が配
置され、第1乃至第9入出力ポート71〜79の入出力
端子に接続されたボンディングパッドP10〜P17、
P20〜P23、P30〜P37、P40〜P47、P
50〜P57、P60〜P63、P70〜P77、P8
0〜P87、P90〜P97、水晶発振子が接続されま
たは外部クロックが供給されるボンディングパッドXT
AL,EXTAL、電源端子Vdd,Vssなどが配置
される。特に制限はされないものの、Vdd端子には相
対的に高レベルの電源が、Vss端子には相対的に低レ
ベルの電源が接続される。
電極端子として多数の端子(ボンディングパッド)が配
置され、第1乃至第9入出力ポート71〜79の入出力
端子に接続されたボンディングパッドP10〜P17、
P20〜P23、P30〜P37、P40〜P47、P
50〜P57、P60〜P63、P70〜P77、P8
0〜P87、P90〜P97、水晶発振子が接続されま
たは外部クロックが供給されるボンディングパッドXT
AL,EXTAL、電源端子Vdd,Vssなどが配置
される。特に制限はされないものの、Vdd端子には相
対的に高レベルの電源が、Vss端子には相対的に低レ
ベルの電源が接続される。
【0016】このようにして1チップ化されたシングル
チップマイクロコンピュータ100は組立工程において
パッケージのマウントに貼付(ダイボンディング)さ
れ、パッケージのリード端子と前記ボンディングパッド
が、特に制限はされないものの金線によって接続(ワイ
ヤボンディング)された後、封止される。
チップマイクロコンピュータ100は組立工程において
パッケージのマウントに貼付(ダイボンディング)さ
れ、パッケージのリード端子と前記ボンディングパッド
が、特に制限はされないものの金線によって接続(ワイ
ヤボンディング)された後、封止される。
【0017】図1に示される実施例においては、PRO
M2の半分に対して選択的にデータ読出しが禁止可能と
されている。制御用パッド102に接続された制御回路
101が設けられている。制御用パッド102の入力レ
ベルが相対的に低レベルの電源(Vss)電圧レベルに
固定されているとき、制御回路101少なくともPRO
Mの半分のデータの読み出しを固定的に禁止するための
制御信号φinhをハイレベルに活性化し、これと、機
能ブロック選択回路9からのデコード結果信号とに基づ
いてPROM2の選択信号を生成する。
M2の半分に対して選択的にデータ読出しが禁止可能と
されている。制御用パッド102に接続された制御回路
101が設けられている。制御用パッド102の入力レ
ベルが相対的に低レベルの電源(Vss)電圧レベルに
固定されているとき、制御回路101少なくともPRO
Mの半分のデータの読み出しを固定的に禁止するための
制御信号φinhをハイレベルに活性化し、これと、機
能ブロック選択回路9からのデコード結果信号とに基づ
いてPROM2の選択信号を生成する。
【0018】図3には斯る制御回路101の一例が示さ
れている。この制御回路101はPチャネル型MOSF
ETQ10とNチャネル型MOSFETQ11からなる
CMOSインバータを含み、このCMOSインバータの
入力は高抵抗103を介して高レベルの電源Vddが供
給されるとともに、信号配線104と入力保護回路10
6を経由して、前記制御用パッド102に接続されてい
る。CMOSインバータが出力する制御信号φinh
は、特に制限はされないものの、反転されてアンドゲー
ト1051の一方の入力に接続される。このアンドゲー
ト1051の他方の入力は前記機能ブロック選択回路9
が生成したPROM22選択信号φSEL22であり、
アンドゲート1051の出力が、オアゲート1052の
一方の入力に接続される。オアゲート1052の他方の
入力は前記機能ブロック選択回路9が生成したPROM
21選択信号φSEL21であり、オアゲート1052
の出力がPROM2全体の選択信号φCS2としてPR
OM2に与えられる。この選択信号φCS2がPROM
2に含まれるリード制御回路に供給され、選択信号φC
S2が選択レベルすなわちハイレベルであるとリード信
号などによって所定のタイミングに従ってPROM2の
内部が活性化されてデータの読出し動作が可能にされ
る。また、選択信号φCS2が非選択レベルすなわちロ
ウレベルであるとPROM2の動作は一切禁止される。
れている。この制御回路101はPチャネル型MOSF
ETQ10とNチャネル型MOSFETQ11からなる
CMOSインバータを含み、このCMOSインバータの
入力は高抵抗103を介して高レベルの電源Vddが供
給されるとともに、信号配線104と入力保護回路10
6を経由して、前記制御用パッド102に接続されてい
る。CMOSインバータが出力する制御信号φinh
は、特に制限はされないものの、反転されてアンドゲー
ト1051の一方の入力に接続される。このアンドゲー
ト1051の他方の入力は前記機能ブロック選択回路9
が生成したPROM22選択信号φSEL22であり、
アンドゲート1051の出力が、オアゲート1052の
一方の入力に接続される。オアゲート1052の他方の
入力は前記機能ブロック選択回路9が生成したPROM
21選択信号φSEL21であり、オアゲート1052
の出力がPROM2全体の選択信号φCS2としてPR
OM2に与えられる。この選択信号φCS2がPROM
2に含まれるリード制御回路に供給され、選択信号φC
S2が選択レベルすなわちハイレベルであるとリード信
号などによって所定のタイミングに従ってPROM2の
内部が活性化されてデータの読出し動作が可能にされ
る。また、選択信号φCS2が非選択レベルすなわちロ
ウレベルであるとPROM2の動作は一切禁止される。
【0019】本実施例において、制御用パッド102が
非接続状態(フローティング)にされると、制御信号φ
inhがロウレベルにされ、PROM22選択信号φS
EL22によってPROM22が選択されると、選択信
号φCS2を活性化(ハイレベル)してPROM2の動
作を許容する。一方、図1に示すように制御用パッド1
02を低レベルの電源Vss供給用のリードにワイヤ1
11を介してボンディングすると、前記制御信号φin
hがハイレベルされるため、アンドゲート1051の出
力はロウレベルに固定され、PROM22選択信号φS
EL22によってPROM22が選択されても選択信号
φCS2はロウレベルとされる。したがって、PROM
22に相当するアドレスをCPU1がリードまたはライ
トしても、PROM22の内容が内部バスに読み出され
或は内部バスからPROM22に書き込まれることはな
い。換言すれば、この状態において、図2のメモリマッ
プで示されたPROM22は実質的に存在しないのと同
じになる。したがって、制御用パッド102が低レベル
の電源Vss供給用リード110にボンディングされた
チップは、モールド樹脂やパッケージを故意に分解して
改変が加えられるような特殊な処理が施されない限り、
通常の使用状態では16kバイトのPROMを搭載した
シングルチップマイクロコンピュータとしての利用が可
能となる。なお、PROM書き込み装置を用いて、PR
OM2に書き込む場合も、概略上記同様の動作となる。
非接続状態(フローティング)にされると、制御信号φ
inhがロウレベルにされ、PROM22選択信号φS
EL22によってPROM22が選択されると、選択信
号φCS2を活性化(ハイレベル)してPROM2の動
作を許容する。一方、図1に示すように制御用パッド1
02を低レベルの電源Vss供給用のリードにワイヤ1
11を介してボンディングすると、前記制御信号φin
hがハイレベルされるため、アンドゲート1051の出
力はロウレベルに固定され、PROM22選択信号φS
EL22によってPROM22が選択されても選択信号
φCS2はロウレベルとされる。したがって、PROM
22に相当するアドレスをCPU1がリードまたはライ
トしても、PROM22の内容が内部バスに読み出され
或は内部バスからPROM22に書き込まれることはな
い。換言すれば、この状態において、図2のメモリマッ
プで示されたPROM22は実質的に存在しないのと同
じになる。したがって、制御用パッド102が低レベル
の電源Vss供給用リード110にボンディングされた
チップは、モールド樹脂やパッケージを故意に分解して
改変が加えられるような特殊な処理が施されない限り、
通常の使用状態では16kバイトのPROMを搭載した
シングルチップマイクロコンピュータとしての利用が可
能となる。なお、PROM書き込み装置を用いて、PR
OM2に書き込む場合も、概略上記同様の動作となる。
【0020】図4には制御回路101の別の例が示され
ている。同図に示される制御回路101は、図3に示さ
れるのと同様のアンドゲート1051a及びオアゲート
1052aの他に、選択信号φSEL22と禁止信号φ
inhを受けるアンドゲート1051d及びこのアンド
ゲート1051dの出力と選択信号φSEL21を受け
るオアゲート1052dを備える。オアゲート1052
dの出力は外部メモリ用の選択信号φCSEとされる。
この構成においては、制御用パッド102を低レベルの
電源Vss供給用のリード110にボンディングし、制
御信号φinhをハイレベルとした状態で、PROM2
2が選択されると、選択信号φCS2はロウレベルとさ
れるが、このとき、外部メモリ選択信号φCSEがハイ
レベルとなって、外部メモリをリード/ライトできるよ
うにされる。
ている。同図に示される制御回路101は、図3に示さ
れるのと同様のアンドゲート1051a及びオアゲート
1052aの他に、選択信号φSEL22と禁止信号φ
inhを受けるアンドゲート1051d及びこのアンド
ゲート1051dの出力と選択信号φSEL21を受け
るオアゲート1052dを備える。オアゲート1052
dの出力は外部メモリ用の選択信号φCSEとされる。
この構成においては、制御用パッド102を低レベルの
電源Vss供給用のリード110にボンディングし、制
御信号φinhをハイレベルとした状態で、PROM2
2が選択されると、選択信号φCS2はロウレベルとさ
れるが、このとき、外部メモリ選択信号φCSEがハイ
レベルとなって、外部メモリをリード/ライトできるよ
うにされる。
【0021】図1の実施例によれば、使用可能なメモリ
容量を変更したシングルチップマイクロコンピュータ
を、即座に開発可能である。この場合、実際のチップ
は、PROM32kバイト、PROM16kバイトの何
れの場合も同一であるため、試作・評価を共通化し、こ
れらに必要とされる作業量・期間を縮小して、開発費用
を削減できる。このようにして開発した、例えば、PR
OM16kバイトのシングルチップマイクロコンピュー
タは、実際にはPROM32kバイトのブロックを内蔵
しているため、実際にPROM16kバイトのブロック
を内蔵したシングルチップマイクロコンピュータを開発
した場合に比べて、チップ面積が大きく、製造コストが
高いものの、短期間で開発可能である、また、開発コス
トを低減できるといった効果がある。これらは、特に少
量多品種生産を行なう場合に大きな効果を得ることがで
きる。一方、大量生産を行なう場合は、前記製造コスト
の増加が、前記開発コストの削減を上回る。実際にPR
OM16kバイトのブロックを内蔵したシングルチップ
マイクロコンピュータを開発する必要があっても、本実
施例による開発方法で短期間にPROM16kバイトの
シングルチップマイクロコンピュータを開発・提供し、
同時に、実際にPROM16kバイトのブロックを内蔵
したシングルチップマイクロコンピュータを開発を行な
って、開発完了時点で切替を行ない、製造コストの低減
を行えば良い。この場合、2種類のシングルチップマイ
クロコンピュータの間に機能の相違がないため、切替に
よるシステムの設計変更などの問題はない。
容量を変更したシングルチップマイクロコンピュータ
を、即座に開発可能である。この場合、実際のチップ
は、PROM32kバイト、PROM16kバイトの何
れの場合も同一であるため、試作・評価を共通化し、こ
れらに必要とされる作業量・期間を縮小して、開発費用
を削減できる。このようにして開発した、例えば、PR
OM16kバイトのシングルチップマイクロコンピュー
タは、実際にはPROM32kバイトのブロックを内蔵
しているため、実際にPROM16kバイトのブロック
を内蔵したシングルチップマイクロコンピュータを開発
した場合に比べて、チップ面積が大きく、製造コストが
高いものの、短期間で開発可能である、また、開発コス
トを低減できるといった効果がある。これらは、特に少
量多品種生産を行なう場合に大きな効果を得ることがで
きる。一方、大量生産を行なう場合は、前記製造コスト
の増加が、前記開発コストの削減を上回る。実際にPR
OM16kバイトのブロックを内蔵したシングルチップ
マイクロコンピュータを開発する必要があっても、本実
施例による開発方法で短期間にPROM16kバイトの
シングルチップマイクロコンピュータを開発・提供し、
同時に、実際にPROM16kバイトのブロックを内蔵
したシングルチップマイクロコンピュータを開発を行な
って、開発完了時点で切替を行ない、製造コストの低減
を行えば良い。この場合、2種類のシングルチップマイ
クロコンピュータの間に機能の相違がないため、切替に
よるシステムの設計変更などの問題はない。
【0022】図5には制御回路101の更に別の例が示
されている。この例においては、制御回路101が生成
する制御信号φinhによって、PROM2の容量に加
えて、RAM3の容量の変更とタイマ4の一部機能の動
作許可または禁止を制御している。制御信号φinh
は、前記同様に、反転されてアンドゲート1051a、
1051b、1051cの一方の入力に接続される。こ
のアンドゲート1051a、1051b、1051cの
他方の入力には前記機能ブロック選択回路9が生成した
PROM22選択信号φSEL22、RAM32選択信
号φSEL32,タイマ42選択信号φSEL42が供
給され、アンドゲート1051a、1051bの出力
が、オアゲート1052a、1052bの一方の入力に
接続される。オアゲート1052a、1052bの他方
の入力には、前記機能ブロック選択回路が生成したPR
OM21選択信号φSEL21、RAM31選択信号φ
SEL31が供給され、オアゲート1052a、105
2b、アンドゲート1051cの出力が、PROM2選
択信号φCS2、RAM3選択信号φCS3,タイマ4
2選択信号φCS42として、それぞれPROM2、R
AM3,タイマ4に与えられる。
されている。この例においては、制御回路101が生成
する制御信号φinhによって、PROM2の容量に加
えて、RAM3の容量の変更とタイマ4の一部機能の動
作許可または禁止を制御している。制御信号φinh
は、前記同様に、反転されてアンドゲート1051a、
1051b、1051cの一方の入力に接続される。こ
のアンドゲート1051a、1051b、1051cの
他方の入力には前記機能ブロック選択回路9が生成した
PROM22選択信号φSEL22、RAM32選択信
号φSEL32,タイマ42選択信号φSEL42が供
給され、アンドゲート1051a、1051bの出力
が、オアゲート1052a、1052bの一方の入力に
接続される。オアゲート1052a、1052bの他方
の入力には、前記機能ブロック選択回路が生成したPR
OM21選択信号φSEL21、RAM31選択信号φ
SEL31が供給され、オアゲート1052a、105
2b、アンドゲート1051cの出力が、PROM2選
択信号φCS2、RAM3選択信号φCS3,タイマ4
2選択信号φCS42として、それぞれPROM2、R
AM3,タイマ4に与えられる。
【0023】図5に示される回路構成において、制御用
パッド102が非接続状態にされると、制御信号φin
hがロウレベルにされ、PROM22選択信号φSEL
22、RAM32選択信号φSEL32,タイマ42選
択信号φSEL42によってPROM22、RAM3
2,タイマ42が選択される時にはその動作を許容す
る。一方、図1に示すように制御用パッド102を低レ
ベルの電源Vss供給用のリードにワイヤ111を介し
てボンディングすると、前記制御信号φinhがハイレ
ベルされるため、アンドゲート105a、1051b、
1051cの出力はロウレベルに固定され、PROM2
2選択信号φSEL22、RAM31選択信号φSEL
31,タイマ42選択信号φSEL41によってPRO
M22、RAM32,タイマ42が選択されても選択信
号φCS2、選択信号φCS3,選択信号φCS42は
ロウレベルの非活性化レベルを保つ。したがって、制御
用パッド102が低レベルの電源Vss供給用リード1
10にボンディングされたチップは、実質的にPROM
16kバイト、RAM512バイト、タイマ1チャネル
のシングルチップマイクロコンピュータとしての利用が
可能となる。
パッド102が非接続状態にされると、制御信号φin
hがロウレベルにされ、PROM22選択信号φSEL
22、RAM32選択信号φSEL32,タイマ42選
択信号φSEL42によってPROM22、RAM3
2,タイマ42が選択される時にはその動作を許容す
る。一方、図1に示すように制御用パッド102を低レ
ベルの電源Vss供給用のリードにワイヤ111を介し
てボンディングすると、前記制御信号φinhがハイレ
ベルされるため、アンドゲート105a、1051b、
1051cの出力はロウレベルに固定され、PROM2
2選択信号φSEL22、RAM31選択信号φSEL
31,タイマ42選択信号φSEL41によってPRO
M22、RAM32,タイマ42が選択されても選択信
号φCS2、選択信号φCS3,選択信号φCS42は
ロウレベルの非活性化レベルを保つ。したがって、制御
用パッド102が低レベルの電源Vss供給用リード1
10にボンディングされたチップは、実質的にPROM
16kバイト、RAM512バイト、タイマ1チャネル
のシングルチップマイクロコンピュータとしての利用が
可能となる。
【0024】制御用パッド102を複数本設ければ、こ
れら制御端子の状態の組合せによって2通り以上の組合
せを実現できる。
れら制御端子の状態の組合せによって2通り以上の組合
せを実現できる。
【0025】図6には制御回路101の更に他の一例が
示されている。同図に示される制御回路101が生成す
る制御信号φinhは、特に制限はされないものの、同
一のアドレスに存在するタイマ411とタイマ412の
何れを使用するかを選択するように機能される。この例
において、制御用パッド102が非接続状態にされる
と、制御信号φinhがロウレベルにされ、タイマ41
選択信号φSEL41によってタイマ411が選択さ
れ、タイマ412の選択信号はロウレベルに固定され
る。このため、タイマ411のみが使用可能である。一
方、図1に示すように制御用パッド102を低レベルの
電源Vss供給用のリードにワイヤ111を介してボン
ディングすると、前記制御信号φinhがハイレベルさ
れるため、タイマ41選択信号φSEL41によってタ
イマ412が選択され、タイマ411の選択信号はロウ
レベルに固定される。このため、タイマ411のみが使
用可能である。
示されている。同図に示される制御回路101が生成す
る制御信号φinhは、特に制限はされないものの、同
一のアドレスに存在するタイマ411とタイマ412の
何れを使用するかを選択するように機能される。この例
において、制御用パッド102が非接続状態にされる
と、制御信号φinhがロウレベルにされ、タイマ41
選択信号φSEL41によってタイマ411が選択さ
れ、タイマ412の選択信号はロウレベルに固定され
る。このため、タイマ411のみが使用可能である。一
方、図1に示すように制御用パッド102を低レベルの
電源Vss供給用のリードにワイヤ111を介してボン
ディングすると、前記制御信号φinhがハイレベルさ
れるため、タイマ41選択信号φSEL41によってタ
イマ412が選択され、タイマ411の選択信号はロウ
レベルに固定される。このため、タイマ411のみが使
用可能である。
【0026】この実施例によれば使用可能な機能ブロッ
クを変更したシングルチップマイクロコンピュータを即
座に開発可能である。すなわち、端子数あるいはメモリ
マップ上の制約から1つのシングルチップマイクロコン
ピュータに内蔵できない機能ブロックを、あらかじめ内
蔵しておき、必要に応じて機能ブロックを選択してシン
グルチップマイクロコンピュータを開発することができ
る。また、機能ブロックのアドレスを変更することもで
きる。例えば、タイマ41のアドレスをH’FFC8〜
H’FFCFからH’F000〜H’F007に変更す
る場合、H’FFC8〜H’FFCFの選択信号とH’
F000〜H’F007の選択信号のいずれでタイマ4
1の選択信号φCS41を発生するかを、前記制御信号
φinhによって切替れば良い。
クを変更したシングルチップマイクロコンピュータを即
座に開発可能である。すなわち、端子数あるいはメモリ
マップ上の制約から1つのシングルチップマイクロコン
ピュータに内蔵できない機能ブロックを、あらかじめ内
蔵しておき、必要に応じて機能ブロックを選択してシン
グルチップマイクロコンピュータを開発することができ
る。また、機能ブロックのアドレスを変更することもで
きる。例えば、タイマ41のアドレスをH’FFC8〜
H’FFCFからH’F000〜H’F007に変更す
る場合、H’FFC8〜H’FFCFの選択信号とH’
F000〜H’F007の選択信号のいずれでタイマ4
1の選択信号φCS41を発生するかを、前記制御信号
φinhによって切替れば良い。
【0027】図7には本発明に係るの第2実施例に係る
シングルチップコンピュータの要部が示される。上記第
1実施例では、シングルチップマイクロコンピュータの
機能選択を制御用パッド102のボンディングの有無で
行なったが、本実施例においては、かかる選択をフュー
ズ回路に対するプログラムで行なうものである。すなわ
ち、制御回路101の入力を、制御用パッド102では
なく、レーザで溶断可能なフューズ130を介して低レ
ベルの内部電源Vss配線に接続しておき、PROM3
2kバイトとする場合には、ウェーハ製造工程にて、レ
ーザでフューズ130を溶断すれば、図1で制御用パッ
ド102を非接続状態とした場合と同様になる。一方、
PROM16kバイトとする場合には、フューズ130
をそのままとすれば、図1で制御用パッド102を接続
状態とした場合と同様になる。さらに図示はされない
が、フューズに相当する部分を、フォトマスクを用いた
エッチングで処理したり、電気的に溶断することもでき
る。また、初期状態は非導通状態とし、後から選択的に
導通状態とするようなものであってもよい。本実施例に
よれば、専用の制御端子を多数設けるよりも、フューズ
を多数設ける方が簡単であり、多種のシングルチップマ
イクロコンピュータを実現する場合に効果が大きい。
シングルチップコンピュータの要部が示される。上記第
1実施例では、シングルチップマイクロコンピュータの
機能選択を制御用パッド102のボンディングの有無で
行なったが、本実施例においては、かかる選択をフュー
ズ回路に対するプログラムで行なうものである。すなわ
ち、制御回路101の入力を、制御用パッド102では
なく、レーザで溶断可能なフューズ130を介して低レ
ベルの内部電源Vss配線に接続しておき、PROM3
2kバイトとする場合には、ウェーハ製造工程にて、レ
ーザでフューズ130を溶断すれば、図1で制御用パッ
ド102を非接続状態とした場合と同様になる。一方、
PROM16kバイトとする場合には、フューズ130
をそのままとすれば、図1で制御用パッド102を接続
状態とした場合と同様になる。さらに図示はされない
が、フューズに相当する部分を、フォトマスクを用いた
エッチングで処理したり、電気的に溶断することもでき
る。また、初期状態は非導通状態とし、後から選択的に
導通状態とするようなものであってもよい。本実施例に
よれば、専用の制御端子を多数設けるよりも、フューズ
を多数設ける方が簡単であり、多種のシングルチップマ
イクロコンピュータを実現する場合に効果が大きい。
【0028】図8には本発明の第3実施例に係るシング
ルチップコンピュータの要部が示される。本実施例で
は、シングルチップマイクロコンピュータの選択をPR
OM2と同じ不揮発性記憶素子に対するプログラムで行
なうものである。図8には図3に対応する要部の構成例
が示される。この場合には制御回路101の入力104
を、PROM素子Q12を介して低レベルの内部電源V
ssに接続しておき、PROM32kバイトとする場合
には、PROM素子を書き込み状態、すなわちオフ状態
とすれば、図1で制御用パッド102を非接続状態とし
た場合と同様になる。一方、PROM16kバイトとす
る場合には、PROM素子Q12を書き込みしない消去
状態、すなわちオン状態とすれば、図1で制御用パッド
102を接続状態とした場合と同様になる。かかるPR
OM素子の書き込み方法については、本発明に直接の関
係はないので詳細な説明は省略する。かかるPROM素
子と内蔵メモリとしてのPROM2の書き込み回路を共
用すれば物理的規模の縮小をはかることができる。
ルチップコンピュータの要部が示される。本実施例で
は、シングルチップマイクロコンピュータの選択をPR
OM2と同じ不揮発性記憶素子に対するプログラムで行
なうものである。図8には図3に対応する要部の構成例
が示される。この場合には制御回路101の入力104
を、PROM素子Q12を介して低レベルの内部電源V
ssに接続しておき、PROM32kバイトとする場合
には、PROM素子を書き込み状態、すなわちオフ状態
とすれば、図1で制御用パッド102を非接続状態とし
た場合と同様になる。一方、PROM16kバイトとす
る場合には、PROM素子Q12を書き込みしない消去
状態、すなわちオン状態とすれば、図1で制御用パッド
102を接続状態とした場合と同様になる。かかるPR
OM素子の書き込み方法については、本発明に直接の関
係はないので詳細な説明は省略する。かかるPROM素
子と内蔵メモリとしてのPROM2の書き込み回路を共
用すれば物理的規模の縮小をはかることができる。
【0029】ここで、半導体集積回路の製造工程におい
てシングルチップマイクロコンピュータに欠陥の発生す
る確率を考えると、かかる確率は物理的な面積に比例す
る、すなわち、シングルチップマイクロコンピュータの
各ブロックの内、物理的な面積の最も大きいブロックに
最も欠陥が発生しやすいことが知られている。かかる物
理的な面積の大きいブロックの一つがPROM2であ
る。PROM2は、記憶素子の数の多さに加えて、高電
圧を用いて書き込む性質上、アドレスデコーダ・入出力
回路が高耐圧回路とされているためである。この時、P
ROM32kバイトのシングルチップマイクロコンピュ
ータとして製造されたものの、PROM22の部分に欠
陥を有するチップであっても、本実施例によってPRO
M22の動作を禁止して、PROM16kバイトのシン
グルチップマイクロコンピュータとしての利用が可能と
なる。したがって、本発明によれば、PROMなどの内
蔵機能ブロックの一部分に欠陥があっても、チップを破
棄することがなく、欠陥のある部分を使用しないシング
ルチップマイクロコンピュータとしての利用が可能とな
る。
てシングルチップマイクロコンピュータに欠陥の発生す
る確率を考えると、かかる確率は物理的な面積に比例す
る、すなわち、シングルチップマイクロコンピュータの
各ブロックの内、物理的な面積の最も大きいブロックに
最も欠陥が発生しやすいことが知られている。かかる物
理的な面積の大きいブロックの一つがPROM2であ
る。PROM2は、記憶素子の数の多さに加えて、高電
圧を用いて書き込む性質上、アドレスデコーダ・入出力
回路が高耐圧回路とされているためである。この時、P
ROM32kバイトのシングルチップマイクロコンピュ
ータとして製造されたものの、PROM22の部分に欠
陥を有するチップであっても、本実施例によってPRO
M22の動作を禁止して、PROM16kバイトのシン
グルチップマイクロコンピュータとしての利用が可能と
なる。したがって、本発明によれば、PROMなどの内
蔵機能ブロックの一部分に欠陥があっても、チップを破
棄することがなく、欠陥のある部分を使用しないシング
ルチップマイクロコンピュータとしての利用が可能とな
る。
【0030】図9にはフューズを用いた図7の第2実施
例に対する変形実施例であるシングルチップコンピュー
タの要部が示される。図7の実施例では、PROM22
の部分に欠陥を有するチップであっても、PROM22
の動作を禁止して、PROM16kバイトのシングルチ
ップマイクロコンピュータとしての利用が可能である
が、本実施例ではPROM21、PROM22の何れの
部分に欠陥を有するチップであっても、PROM16k
バイトのシングルチップマイクロコンピュータとしての
利用が可能とする。このため、PROM2には、アドレ
スA0〜A13を直接入力し、アドレスA14はフュー
ズ131を介して入力する。このとき、アドレスA14
の入力は高抵抗103aを介して高レベルの電源Vdd
に結合しておく。
例に対する変形実施例であるシングルチップコンピュー
タの要部が示される。図7の実施例では、PROM22
の部分に欠陥を有するチップであっても、PROM22
の動作を禁止して、PROM16kバイトのシングルチ
ップマイクロコンピュータとしての利用が可能である
が、本実施例ではPROM21、PROM22の何れの
部分に欠陥を有するチップであっても、PROM16k
バイトのシングルチップマイクロコンピュータとしての
利用が可能とする。このため、PROM2には、アドレ
スA0〜A13を直接入力し、アドレスA14はフュー
ズ131を介して入力する。このとき、アドレスA14
の入力は高抵抗103aを介して高レベルの電源Vdd
に結合しておく。
【0031】PROM2に全く欠陥がない場合にはレー
ザーでフューズ130を切断する。PROM22の部分
に欠陥がある場合には、前記同様にフューズ130を溶
断しない状態にしておけばよい。PROM21の部分に
欠陥がある場合には、レーザでフューズ130を溶断せ
ず、PROM21に相当するアドレスを選択したときに
PROM2の選択信号φCS2がハイレベルにされるよ
うにする。更に、フューズ131を溶断して、PROM
2に入力されるアドレスA14がハイレベルに固定され
るようにして、PROM2が選択されたときには常にP
ROM22が使用されるようにする。すなわち、PRO
M22の部分をPROM21に相当するアドレスH’0
000〜H’3FFFの16KバイトPROMとして使
用できるようにする。
ザーでフューズ130を切断する。PROM22の部分
に欠陥がある場合には、前記同様にフューズ130を溶
断しない状態にしておけばよい。PROM21の部分に
欠陥がある場合には、レーザでフューズ130を溶断せ
ず、PROM21に相当するアドレスを選択したときに
PROM2の選択信号φCS2がハイレベルにされるよ
うにする。更に、フューズ131を溶断して、PROM
2に入力されるアドレスA14がハイレベルに固定され
るようにして、PROM2が選択されたときには常にP
ROM22が使用されるようにする。すなわち、PRO
M22の部分をPROM21に相当するアドレスH’0
000〜H’3FFFの16KバイトPROMとして使
用できるようにする。
【0032】上記各実施例によって内蔵の機能ブロック
のデータ読み出しまたは書き込み動作を禁止すること
で、あたかもその部分を有さない前記開発すべきシング
ルチップマイクロコンピュータとする場合、端子数が変
更されることが考えられる。また、使用する端子(ボン
ディングパッド)が変更されることが考えられる。すな
わち、図1では第1乃至第9入出力ポート71〜79の
入出力端子に接続されたボンディングパッドP10〜P
17、P20〜P23、P30〜P37、P40〜P4
7、P50〜P57、P60〜P63、P70〜P7
7、P80〜P87、P90〜P97を有するものとし
たが、第8乃至第9入出力ポート78〜79の動作を禁
止することが考えられる。この場合、かかる第8乃至第
9入出力ポート78〜79の入出力端子に接続されたボ
ンディングパッドP80〜P87、P90〜P97自体
は存在し、リード端子とのボンディングを行なわないこ
とになる。
のデータ読み出しまたは書き込み動作を禁止すること
で、あたかもその部分を有さない前記開発すべきシング
ルチップマイクロコンピュータとする場合、端子数が変
更されることが考えられる。また、使用する端子(ボン
ディングパッド)が変更されることが考えられる。すな
わち、図1では第1乃至第9入出力ポート71〜79の
入出力端子に接続されたボンディングパッドP10〜P
17、P20〜P23、P30〜P37、P40〜P4
7、P50〜P57、P60〜P63、P70〜P7
7、P80〜P87、P90〜P97を有するものとし
たが、第8乃至第9入出力ポート78〜79の動作を禁
止することが考えられる。この場合、かかる第8乃至第
9入出力ポート78〜79の入出力端子に接続されたボ
ンディングパッドP80〜P87、P90〜P97自体
は存在し、リード端子とのボンディングを行なわないこ
とになる。
【0033】このような場合には、例えばパッケージに
均等に配置されたリード端子からボンディングパッドま
での距離が、ボンディングパッドP80〜P87、P9
0〜P97の存在しない場合に比べて大きくなるものが
存在するようになり、これらを接続するワイヤの長さも
長くなってしまう。長いワイヤは、ボンディングを行な
った後、封止を行なう時に、封止剤の流れによって移動
して、隣のワイヤあるいはチップと接触してしまう可能
性がある。前記のように金線などの金属線でワイヤを構
成すると、かかるワイヤ同士の接触によって、信号が短
絡してシングルチップマイクロコンピュータは正常動作
を行なわなくなってしまう。以下この対策を図10を参
照しながら説明する。
均等に配置されたリード端子からボンディングパッドま
での距離が、ボンディングパッドP80〜P87、P9
0〜P97の存在しない場合に比べて大きくなるものが
存在するようになり、これらを接続するワイヤの長さも
長くなってしまう。長いワイヤは、ボンディングを行な
った後、封止を行なう時に、封止剤の流れによって移動
して、隣のワイヤあるいはチップと接触してしまう可能
性がある。前記のように金線などの金属線でワイヤを構
成すると、かかるワイヤ同士の接触によって、信号が短
絡してシングルチップマイクロコンピュータは正常動作
を行なわなくなってしまう。以下この対策を図10を参
照しながら説明する。
【0034】図10には端子数の変更を容易に実現した
半導体集積回路装置の実施例が示される。同図(A)に
は封止状態の半導体集積回路装置の全体的な断面が示さ
れる。200はチップ、201は被覆ワイヤ、202は
リード端子、203は樹脂などの封止剤、204はチッ
プのマウントである。同図(B)にはボンディングワイ
ヤ近傍の拡大断面図が示され、205はボンディングパ
ッド、201Aは被覆ワイヤ201を構成する金属線、
201Bは金属線201Aを被覆する絶縁被覆である。
図10に示される半導体集積回路装置例えばシングルチ
ップコンピュータは、前記リード端子202とシングル
チップコンピュータの前記ボンディングパッド205
が、金属線201Aの表面を絶縁被覆201Bで被覆し
た被覆ワイヤ201によって接続され、その後封止剤2
03でモールドされて成る。かかる被覆ワイヤ201の
接続方法は、例えば、特開昭63−182828号公報
などによって公知であるのでその詳細な説明は省略す
る。図10に示される通り、被覆ワイヤ201でワイヤ
ボンディングをおこなえば、ワイヤ同士あるいはワイヤ
とチップが接触してもシングルチップマイクロコンピュ
ータは正常動作を行なうことができ、シングルチップマ
イクロコンピュータの端子数を変更する場合に発生する
恐れのある不都合を未然に防止することができる。
半導体集積回路装置の実施例が示される。同図(A)に
は封止状態の半導体集積回路装置の全体的な断面が示さ
れる。200はチップ、201は被覆ワイヤ、202は
リード端子、203は樹脂などの封止剤、204はチッ
プのマウントである。同図(B)にはボンディングワイ
ヤ近傍の拡大断面図が示され、205はボンディングパ
ッド、201Aは被覆ワイヤ201を構成する金属線、
201Bは金属線201Aを被覆する絶縁被覆である。
図10に示される半導体集積回路装置例えばシングルチ
ップコンピュータは、前記リード端子202とシングル
チップコンピュータの前記ボンディングパッド205
が、金属線201Aの表面を絶縁被覆201Bで被覆し
た被覆ワイヤ201によって接続され、その後封止剤2
03でモールドされて成る。かかる被覆ワイヤ201の
接続方法は、例えば、特開昭63−182828号公報
などによって公知であるのでその詳細な説明は省略す
る。図10に示される通り、被覆ワイヤ201でワイヤ
ボンディングをおこなえば、ワイヤ同士あるいはワイヤ
とチップが接触してもシングルチップマイクロコンピュ
ータは正常動作を行なうことができ、シングルチップマ
イクロコンピュータの端子数を変更する場合に発生する
恐れのある不都合を未然に防止することができる。
【0035】上記実施例によれば以下の効果を得るもの
である。すなわち、複数の機能ブロックを内蔵した半導
体集積回路装置において、内蔵メモリの全部または一部
分、あるいは機能ブロックを内部バスを介して読み出す
または書き込む動作を、半導体集積回路装置の電極端子
に結合される所定のいずれか一方の電源供給用外部接続
電極との導通または非導通状態に応じて固定的に禁止す
るようにして、半導体集積回路装置を構成することによ
り、あたかもかかる禁止された部分を有さない半導体集
積回路装置として短期間に提供することができる。
である。すなわち、複数の機能ブロックを内蔵した半導
体集積回路装置において、内蔵メモリの全部または一部
分、あるいは機能ブロックを内部バスを介して読み出す
または書き込む動作を、半導体集積回路装置の電極端子
に結合される所定のいずれか一方の電源供給用外部接続
電極との導通または非導通状態に応じて固定的に禁止す
るようにして、半導体集積回路装置を構成することによ
り、あたかもかかる禁止された部分を有さない半導体集
積回路装置として短期間に提供することができる。
【0036】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限定
されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲におい
て種々変更可能であることは言うまでもない。例えば、
機能ブロックの動作の禁止には、機能ブロック選択信号
を禁止する他、機能ブロックに直接禁止信号を入力し
て、かかる機能ブロックをリセット状態にし、クロック
を停止状態にとどめればよい。また、上記実施例では、
ワイヤボンディングでパッケージのリード端子とボンデ
ィングパッドを接続する場合について説明したが、ボン
ディングパッドを半田バンプのような接続電極構造にし
て、フェースダウンでチップを配線基板の導電パターン
に搭載するフリップチップ方式、あるいはウェーハ製造
工程でチップの接続電極部にビーム状リードを形成して
おいて、これを配線基板の導電パターンにフェースダウ
ンで接続するビームリード方式、さらには金バンプを持
ったチップを長尺ポリイミド樹脂のようなテープに形成
されたリードフレームの導電リードにフェースアップで
ボンディングした後当該リードをテープから分離するよ
うなTAB(Tape Automated Bond
ing)方式なども採用することができる。また、内蔵
される機能ブロックの数や種類、機能ブロックの選択方
法、あるいは、パッケージなどについては何ら限定され
ない。また、制御回路101や制御用パッド102の具
体的構成は上記実施例に限定されず、その他種々変更可
能である。たとえば、制御回路101は機能ブロック選
択回路9に含めることもできる。また、実施例を相互に
組合せて構成することも可能である。図9のPROM素
子をPROM2内部に設けることもできる。
例に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限定
されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲におい
て種々変更可能であることは言うまでもない。例えば、
機能ブロックの動作の禁止には、機能ブロック選択信号
を禁止する他、機能ブロックに直接禁止信号を入力し
て、かかる機能ブロックをリセット状態にし、クロック
を停止状態にとどめればよい。また、上記実施例では、
ワイヤボンディングでパッケージのリード端子とボンデ
ィングパッドを接続する場合について説明したが、ボン
ディングパッドを半田バンプのような接続電極構造にし
て、フェースダウンでチップを配線基板の導電パターン
に搭載するフリップチップ方式、あるいはウェーハ製造
工程でチップの接続電極部にビーム状リードを形成して
おいて、これを配線基板の導電パターンにフェースダウ
ンで接続するビームリード方式、さらには金バンプを持
ったチップを長尺ポリイミド樹脂のようなテープに形成
されたリードフレームの導電リードにフェースアップで
ボンディングした後当該リードをテープから分離するよ
うなTAB(Tape Automated Bond
ing)方式なども採用することができる。また、内蔵
される機能ブロックの数や種類、機能ブロックの選択方
法、あるいは、パッケージなどについては何ら限定され
ない。また、制御回路101や制御用パッド102の具
体的構成は上記実施例に限定されず、その他種々変更可
能である。たとえば、制御回路101は機能ブロック選
択回路9に含めることもできる。また、実施例を相互に
組合せて構成することも可能である。図9のPROM素
子をPROM2内部に設けることもできる。
【0037】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野であるシング
ルチップマイクロコンピュータに適用した場合について
説明したが、それに限定されるものではなく、その他の
半導体集積回路装置にも適用可能であり、本発明は少な
くとも複数の機能ブロックを有する半導体集積回路装置
に適用することができる。
なされた発明をその背景となった利用分野であるシング
ルチップマイクロコンピュータに適用した場合について
説明したが、それに限定されるものではなく、その他の
半導体集積回路装置にも適用可能であり、本発明は少な
くとも複数の機能ブロックを有する半導体集積回路装置
に適用することができる。
【0038】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
の通りである。
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0039】すなわち、複数の機能ブロックを内蔵した
半導体集積回路装置において、内蔵メモリの全部または
一部分、あるいは機能ブロックを内部バスを介して読み
出し又は書き込む動作を、半導体集積回路装置の電極端
子に結合される所定のいずれか一方の電源供給用外部接
続電極との導通または非導通状態などに応じて固定的に
禁止するようにして、半導体集積回路装置を構成するこ
とにより、あたかも斯る動作が禁止された部分を有さな
い半導体集積回路装置として短期間に提供することがで
きるという効果がある。
半導体集積回路装置において、内蔵メモリの全部または
一部分、あるいは機能ブロックを内部バスを介して読み
出し又は書き込む動作を、半導体集積回路装置の電極端
子に結合される所定のいずれか一方の電源供給用外部接
続電極との導通または非導通状態などに応じて固定的に
禁止するようにして、半導体集積回路装置を構成するこ
とにより、あたかも斯る動作が禁止された部分を有さな
い半導体集積回路装置として短期間に提供することがで
きるという効果がある。
【図1】本発明の第1実施例に係るシングルチップマイ
クロコンピュータのブロック図である。
クロコンピュータのブロック図である。
【図2】図1に示されるシングルチップマイクロコンピ
ュータの一例アドレスマップである。
ュータの一例アドレスマップである。
【図3】図1のシングルチップマイクロコンピュータに
適用される制御回路の一例ブロック図である。
適用される制御回路の一例ブロック図である。
【図4】図1のシングルチップマイクロコンピュータに
適用される制御回路の他の一例ブロック図である。
適用される制御回路の他の一例ブロック図である。
【図5】図1のシングルチップマイクロコンピュータに
適用される制御回路のその他の一例ブロック図である。
適用される制御回路のその他の一例ブロック図である。
【図6】図1のシングルチップマイクロコンピュータに
適用される制御回路の更に別の一例ブロック図である。
適用される制御回路の更に別の一例ブロック図である。
【図7】本発明の第2実施例に係るシングルチップマイ
クロコンピュータの要部を示すブロック図である。
クロコンピュータの要部を示すブロック図である。
【図8】本発明の第3実施例に係るシングルチップマイ
クロコンピュータの要部を示すブロック図である。
クロコンピュータの要部を示すブロック図である。
【図9】本発明の第2実施例に対する変形実施例を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図10】半導体集積回路の端子数の変更に際してボン
ディングワイヤーが接触して短絡する事態を防止するた
めの構成説明図である。
ディングワイヤーが接触して短絡する事態を防止するた
めの構成説明図である。
1 CPU 2 PROM 3 RAM 4 タイマ 5 SCI 6 A/D変換器 9 機能ブロック選択回路 101 制御回路 102 制御パッド 110 リード端子 111 ワイヤ φinh 禁止信号 130 フューズ 131 フューズ 201 被覆ワイヤ 201B 絶縁被覆
Claims (8)
- 【請求項1】 複数個の機能ブロックを含み、動作され
るべき機能ブロックを選択するための信号を、機能ブロ
ック選択手段で形成する半導体集積回路において、前記
機能ブロックの内の少なくとも一つの全部又は一部の読
出し動作又は書き込み動作を禁止する手段を有し、この
禁止する手段は、第1の状態と第2の状態とから選ばれ
た状態に基づいて前記機能ブロック選択手段で生成され
る信号の有効性を決定するものであることを特徴とする
半導体集積回路。 - 【請求項2】 前記読出し動作又は書き込み動作が禁止
される機能ブロックは、プログラマブルROMである請
求項1記載の半導体集積回路。 - 【請求項3】 前記禁止する手段は、電極端子の入力が
所定の何れか一方の電源電圧レベルに固定されるか否か
によって第1の状態と第2の状態が決定されるものであ
る請求項1又は2に記載の半導体集積回路。 - 【請求項4】 前記禁止する手段は、プログラムリンク
の導通又は非導通によって第1の状態と第2の状態が決
定されるものである請求項1又は2に記載の半導体集積
回路。 - 【請求項5】 前記禁止する手段は、不揮発性記憶素子
の消去状態又は書き込み状態に応じて第1の状態と第2
の状態が決定されるものである請求項1又は2に記載の
半導体集積回路。 - 【請求項6】 複数個の機能ブロックを含み、動作され
るべき機能ブロックを選択するための信号を、機能ブロ
ック選択手段で形成する半導体集積回路において、前記
機能ブロックの内の複数個の機能ブロックの全部又は一
部の読出し動作又は書き込み動作を禁止する手段を有
し、この禁止する手段は、第1の状態と第2の状態とか
ら選ばれた状態に基づいて前記機能ブロック選択手段で
生成される信号の有効性を決定するものであることを特
徴とする半導体集積回路。 - 【請求項7】 データ処理装置を一つの機能ブロックと
して含み、前記禁止する手段は、当該データ処理装置に
対する動作の禁止は除外されて成るものである請求項1
乃至6の何れか1項記載の半導体集積回路。 - 【請求項8】 前記禁止する手段は、読出し動作又は書
き込み動作を禁止した機能ブロックに代えて、外部メモ
リを読出しまたは書き込み可能にするものである請求項
1乃至7の何れか1項記載の半導体集積回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4207353A JPH0628495A (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | 半導体集積回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4207353A JPH0628495A (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | 半導体集積回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0628495A true JPH0628495A (ja) | 1994-02-04 |
Family
ID=16538333
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4207353A Withdrawn JPH0628495A (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | 半導体集積回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0628495A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6092148A (en) * | 1997-07-17 | 2000-07-18 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Microcomputer having different memory capacities that can be selected from a common chip layout |
-
1992
- 1992-07-10 JP JP4207353A patent/JPH0628495A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6092148A (en) * | 1997-07-17 | 2000-07-18 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Microcomputer having different memory capacities that can be selected from a common chip layout |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991005 |