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JPH0628340B2 - アナログ・デジタル変換装置用校正方法 - Google Patents

アナログ・デジタル変換装置用校正方法

Info

Publication number
JPH0628340B2
JPH0628340B2 JP60291010A JP29101085A JPH0628340B2 JP H0628340 B2 JPH0628340 B2 JP H0628340B2 JP 60291010 A JP60291010 A JP 60291010A JP 29101085 A JP29101085 A JP 29101085A JP H0628340 B2 JPH0628340 B2 JP H0628340B2
Authority
JP
Japan
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digital
converter
phase
signal
analog
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60291010A
Other languages
English (en)
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JPS62149224A (ja
Inventor
宏己 勝又
利吉 室岡
健子 湯本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tektronix Japan Ltd
Original Assignee
Sony Tektronix Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Tektronix Corp filed Critical Sony Tektronix Corp
Priority to JP60291010A priority Critical patent/JPH0628340B2/ja
Priority to US06/916,607 priority patent/US4736189A/en
Priority to CA000522599A priority patent/CA1252570A/en
Priority to DE19863640672 priority patent/DE3640672A1/de
Priority to GB08629434A priority patent/GB2184620B/en
Priority to FR868617442A priority patent/FR2592248B1/fr
Publication of JPS62149224A publication Critical patent/JPS62149224A/ja
Publication of JPH0628340B2 publication Critical patent/JPH0628340B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M1/00Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
    • H03M1/10Calibration or testing
    • H03M1/1009Calibration
    • H03M1/1014Calibration at one point of the transfer characteristic, i.e. by adjusting a single reference value, e.g. bias or gain error
    • H03M1/1019Calibration at one point of the transfer characteristic, i.e. by adjusting a single reference value, e.g. bias or gain error by storing a corrected or correction value in a digital look-up table
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M1/00Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
    • H03M1/12Analogue/digital converters
    • H03M1/1205Multiplexed conversion systems
    • H03M1/121Interleaved, i.e. using multiple converters or converter parts for one channel

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Analogue/Digital Conversion (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、共通のアナログ信号を受ける複数個のアナロ
グ・デジタル変換器に異なる位相のクロック信号を供給
して等価的に変換速度を早くしたアナログ・デジタル変
換装置の各クロック信号間の位相を校正する校正方法に
関する。
[従来の技術] 近年、アナログ信号のデジタル処理が盛んに行なわれて
おり、処理するアナログ信号の周波数も益々高くなる傾
向にある。このため、アナログ信号をデジタル信号に変
換するアナログ・デジタル(以下、A/Dという)変換
装置には、高いサンプリング周波数に応答するA/D変
換器、即ち、高速のA/D変換器が必要である。しか
し、単一の高速A/D変換器は、技術的に困難なため、
十分に要求を満たすものが実現されていない。したがっ
て、従来はこの問題を解決するために、所謂インターリ
ーブ法を用いていた。このインターリーブ法は、N個
(Nは2以上の整数)のA/D変換器に共通のアナログ
入力信号を供給し、これらN個のA/D変換器にN相の
各クロック信号を夫々供給し、各A/D変換器がA/D
変換する時点を順次ずらして、全体としてサンプリング
周波数を高くできるようにしていた。
第2図は、この従来のA/D変換装置のブロック図であ
る。第2図において、アナログ入力信号は、入力端子1
0を介してN個(図ではN=2)のA/D変換器12及
び14に供給される。なお、A/D変換器としては、並
列比較型A/D変換器、又はこの並列比較型A/D変換
器とデジタル・アナログ変換器と差動増幅器とを組み合
わせた直並列型A/D変換器などが利用できる。クロッ
ク発生器16は所望周波数で、位相が180度異なる2
相のクロック信号を発生する。A/D変換器12及び1
4は、これら2相の各クロック信号に応じてアナログ入
力信号をデジタル信号に変換する。A/D変換器12及
び14の前段にサンプル・ホールド回路又はトラック・
ホールド回路を設けてもよいし、A/D変換器自体にサ
ンプリング機能を設けてもよい。A/D変換器12及び
14に供給されるクロック信号の位相が互いに180度
異なっているので、A/D変換器12及び14は交互に
アナログ入力信号をサンプルし、デジタル信号に変換す
る。よって、全体としての最高サンプリング速度は、各
A/D変換器の最高サンプリング速度のN倍、即ち、2
倍になる。
これらA/D変換器12及び14のデジタル出力信号を
マルチプレクサで交互に直接選択してもよいが、第2図
の場合は、A/D変換器12及び14の出力信号をRA
Mなどのメモリ20及び22に夫々記憶している。記憶
が終わった後、これらメモリ20及び22の記憶内容を
読み出し、マルチプレクサ(MUX)24により交互に
選択している。第2図に示す回路は、A/D変換装置を
用いた波形記憶装置、トランジェント・デジタイザ又は
デジタル・オシロスコープなどに利用できる。
ところで、第2図に示したA/D変換装置が、第3図に
実線で示したように、所定等間隔ごとの時点tn-1
n、tn+1n+2・・・・で傾斜波26をサプリングし
てA/D変換すれば、即ち、A/D変換器12が時点t
n-1、tn+1、tn+3・・・・で傾斜波26をサンプリン
グしA/D変換すると共に、A/2変換器14が時点t
n、tn+2・・・・で傾斜波26をサンプリングしA/D
変換すれば、所定のデジタル出力信号の値dn-1、dn
n+1、dn+2・・・・が得られる。しかし、実際には、
複数のA/D変換器の特性、例えば伝播遅延特性の相
違、クロック信号の位相差が正確でないこと、A/D変
換器の前回回路の伝播遅延特性の相違などにより、アナ
ログ入力信号は等価的に一定の期間毎にサンプイングさ
れ、A/D変換されない。これは例えば、時点tn、t
n+2・・・・が時点t′n、t′n+2・・・・にずれたこ
とであり、この結果、デジタル信号の値もdn、dn+2
・・・からd′n、d′n+2・・・・にずれてしまう。し
たがって、高周波信号の変換精度を上げるために複数の
A/D変換器を用いたのにもかかわらず、精度が上がら
ないという問題があった。
この問題を解決する技術が本願特許出願人による特開昭
56−115026号公報に開示されている。この技術
は第4図に示すごとく、A/D変換器12は、固定遅延
回路26を介してクロック信号を受け、A/D変換器1
4は可変遅延回路28を介してクロック信号を受ける。
よって、可変遅延回路28の遅延量を固定遅延回路26
の遅延量よりも少なくすれば、A/D変換器14用のク
ロック信号をA/D変換器12用のクロック信号よりも
相対的に位相を進めることができ、また、可変遅延回路
28の遅延量を固定遅延回路26の遅延量よりも多くす
れば、A/D変換器12用のクロック信号をA/D変換
器14用のクロック信号よりも相対的に位相を進めるこ
とができる。すなわち、A/D変換器12及び14用の
クロック信号の相対位相差を任意に調整できる。
クロック信号の相対位相を調整するには、スイッチ30
により傾斜波発生器32を選択し、第3図の実線26で
示すごとき傾斜波信号をA/D変換器12及び14に供
給する。A/D変換器12及び14は、傾斜波信号26
を交互にA/D変換し、デジタル信号をメモリ20及び
22に順次記憶していく。所定量の記憶が終了すると、
中央処理装置(CPU)などで構成された制御回路34
が、メモリ20からデジタル値dn-1、dn+1、dn+3
・・・を得ると共に、メモリ22からデジタル値dn
n+2、dn+4・・・を得る。そして、制御回路34は、
n−dn-1n+1−dn、dn+2−dn+1、dn+3−dn+2
・・・を計算し、これらの差が等しくなるように可変遅
延回路28の遅延量を調整する。このように、複数のA
/D変換器用のクロック信号の相対位相を校正する。
[発明が解決しようとする問題点] 上述の特開昭56−115026号に開示された技術に
よれば、かなりの精度でA/D変換装置の位相に関連し
た変換誤差を校正できる。しかし、各A/D変換器のビ
ット数が多くなってくると、基準信号としての傾斜波の
直線性が問題になってくる。これは、傾斜波以外を基準
信号として用いたとしても、その波形の純粋性が同様に
問題になってくる。多ビットの高精度A/D変換装置を
校正するのに十分な基準波形を発生させることは極めて
困難である。よって、上述の従来の校正方法では、高精
度A/D変換装置のクロック信号の相対位相を満足に校
正できなかった。
したがって、本発明の目的は、所謂インターリーブ方式
を用いた高精度A/D変換装置の位相に関する誤差を校
正するA/D変換装置用校正方法の提供にある。
[問題点を解決するための手段] 本発明によれば、N(Nは2以上の整数)相のクロック
信号を発生するクロック発生手段と、このクロック発生
手段からの各クロック信号に応じて共通のアナログ入力
信号をサンプリングしてデジタル信号に夫々変換するN
個のA/D変換器とを具えたA/D変換装置のN相の各
クロック信号間の位相を校正する方法において、クロッ
ク信号に同期した繰り返し基準信号をN個のA/D変換
器に共通に供給し、繰り返し基準信号の異なるサイクル
の同一対応サンプリング部分に対するN個のA/D変換
器のデジタル出力信号を夫々選択し、N個のA/D変換
器からの選択したデジタル出力信号が互いに異なる場
合、これらデジタル出力信号が互いに一致する方向にN
相の各クロック信号の位相を調整する。
[作用] 本発明のA/D変換装置用校正方法であり、繰り返し基
準信号の各サイクルの同一対応サンプリング部分に対す
るN個のA/D変換器のデジタル信号を選択している。
この各サイクルの同一の対応サンプリング部分は、基準
信号の直線性に関係なく原理的には同一振幅のはずであ
り、また、このサンプリング部分は、順次異なるA/D
変換器によりA/D変換される。よって、このサプリン
グ部分に対応する各A/D変換器のデジタル値が等しく
なる方向にN相のクロック信号の相対位相を調整すれ
ば、位相誤差が校正されたことになる。このように本発
明によれば、位相校正が、基準信号の直線性などの特性
に影響されないので、ビット数の多い高精度A/D変換
器の特性を有効に利用したインターリーブ方式のA/D
変換装置を実現できる。
[実施例] 以下、添付図を参照して本発明の好適な実施例を説明す
る。第1図は本発明を利用した2チャンネル波形記憶装
置のブロック図である。チャンネルA入力端子36は、
スイッチ38及び40、緩衝増幅器42、可変利得増幅
器44を介して、A/D変換器12に接続する。同様
に、チャンネルB入力端子46は、スイッチ48、緩衝
増幅器50、スイッチ52、可変利得増幅器54を介し
てA/D変換器14に接続する。なお、スイッチ38は
入力端子36又は基準レベル発生器56を選択し、スイ
ッチ40はスイッチ38又は基準信号発生器58を選択
し、スイッチ48は入力端子46又は基準レベル発生器
56を選択し、スイッチ52は緩衝増幅器42又は50
を選択する。基準レベル発生器56は、直流オフセット
校正用の直流レベル及び利得校正用の矩形波パルスを発
生し、基準信号発生器58は、位相校正用の繰り返し基
準信号、例えば繰り返し傾斜波を発生する。
A/D変換器12及び14は、例えば並列比較型A/D
変換器又は直並列型A/D変換器などであり、第4図の
従来例と同様に、固定遅延回路26及び可変遅延回路2
8を介してクロック発生器16からのクロック信号、即
ち、2相のクロック信号を受ける。これらA/D変換器
12及び14のデジタル出力信号は夫々マルチプレクサ
60及び62を介してメモリ20及び22に供給され
る。また、メモリ20及び22の読み出し出力信号は、
夫々マルチプレクサ60及び62を介してバス64に供
給される。バス64には、制御手段としてのCPU(例
えば68000型マイクロプロセッサ)66、このCP
U66の動作プログラムを記憶したリード・オンリ・メ
モリ(ROM)68、一時記憶装置としてのCPU、R
AM70を接続する。更にバス64には、表示RAM7
2及びキーボード74も接続する。表示RAM72は、
表示器76に表示する内容を記憶する。トリガ/メモリ
制御回路78は、緩衝増幅器42及び50の出力信号を
受け、バス64からの設定に応じてメモリ20及び22
の書き込み/読み出しモードを制御する。
アドレス・カウンタ80は、クロック発生器16からの
クロック信号を計数して書き込みアドレス信号を発生す
る。マルチプレクサ82は、アドレス・カウンタ80か
らの書き込みアドレス信号又はCPU66かのCPUア
ドレス信号を選択してメモリ20及び22のアドレス端
子に供給する。デジタル・アナログ(D/A)変換器8
4及び86は、バス64からの制御信号に応じて夫々増
幅器44及び54の直流オフセット・レベルを制御し、
D/A変換器88および90は、バス64からの制御信
号に応じて夫々増幅器44及び54の利得を制御する。
スイッチ38及び48が夫々入力端子36及び46を選
択し、スイッチ40がスイッチ38を選択し、スイッチ
52が増幅器50を選択した場合は、2チャンネルの波
形記憶装置として動作し、スイッチ52が増幅器42側
に切り変わった場合は、最高サンプリグ速度が2倍にな
った1チャンネルの波形記憶装置として動作する。この
1チャンネルの場合に、N(N=2)個のA/D変換器
を用いたA/D変換装置を利用している。
このA/D変換装置の位相特性を校正するには、A/D
変換器12及び14の直流オフセット特性及び利得特性
が互いに等しいことが前提になる。すなわち、位相特性
を校正する前に、オフセット及び利得特性を校正する必
要がある。この前処理的校正については、本願特許出願
人による特開昭57−53145号公報に開示されてい
る。これを簡単に説明すれば、キーボード74により校
正モードが選択されるか、又は種々の設定に伴って自動
的に校正モードが選択されると、まず、CPU66は、
直流オフセットを調整するように各回路を設定する。す
なわち、スイッチ38が基準レベル発生器56を選択
し、スイッチ40がスイッチ38を選択し、スイッチ5
2が緩衝増幅器42を選択する。また、マルチプレクサ
60及び62は、夫々A/D変換器12及び14を選択
し、マルチプレクサ82は、アドレス・カウンタ80を
選択する。基準レベル発生器56は、接地電圧を出力
し、A/D変換器12及び14は、この接地電圧をA/
D変換して、デジタル出力信号をメモリ20及び22に
書き込む。この書き込み動作は、トリガ/メモリ制御回
路78が制御する。書き込み動作が終了すると、CPU
66の制御によりマルチプレクサ60及び62はバス6
4を選択し、マルチプレクサ82はCPUアドレス信号
を選択する。CPU66は、メモリ20及び22の記憶
されたデジタル信号を読み取り、これらデジタル信号と
接地電圧に対応するデジタル値とを比較する。比較結果
が異なる場合は、差に応じた補正信号をD/A変換器8
4及び86に供給して、差がなくなる方向に増幅器44
及び54の直流オフセット・レベルを校正する。比較結
果が所定範囲内になるまで、又は、比較結果が一致する
まで、上述の校正動作を繰り返す。
直流オフセット・レベルが校正されると、CPU66は
利得を校正するように各回路を設定する。基準レベル発
生器56は、A/D変換器のダイナミック・レンジをカ
バーする既知の+Vボルト及び−Vボルトの振幅の矩形
波パルスを発生する。上述の場合と同様に、このパルス
はA/D変換されてメモリ20及び22に記憶され、C
PU66は各メモリに記憶された+V及び−Vに対応す
るデジタル値の差を求め、それが所定の値と等しいかを
比較する。比較結果が異なる場合、CPU66はその差
に対応するデジタル補正値をD/A変換器88及び90
に供給して、利得校正を行なう。比較結果が所定範囲内
になるまで、又は、比較結果が一致するまで、上述の校
正動作を繰り返す。直流オフセット・レベルの校正及び
利得の校正を交互に繰り返して、A/D変換器12及び
14の信号路の直流レベル及び利得を実質的に一致させ
る。これにより、位相校正の準備が完了する。なお、2
チャンネルとして利用する場合は、スイッチ48が基準
レベル発生器56を選択し、スイッチ52が増幅器50
を選択して、上述と同様な校正を行なえばよい。
次に本発明による位相校正について説明する。なお、以
下の動作は、ROM68に記憶されたプログラムにより
RAM70を一時記憶装置としてCPU66により制御
される。位相校正モードが選択されると、CPU66の
制御により、スイッチ40は基準信号発生器58を選択
し、スイッチ52は増幅器42を選択する。この実施例
において、基準信号発生器58が発生する傾斜波基準信
号Aの周期とクロック発生器16からのクロック信号の
周期とは、7:2の関係にある。よって、A/D変換器
12用のクロック信号B及びA/D変換器14用のクロ
ック信号Cと基準信号Aとの時間関係は例えば第5図に
示すようになる。なお、波形Aにおいて、その振幅はA
/D変換器のダイナミック・レンジをほぼカバーし、点
線は接地電圧を示す。直流レベル及び利得校正のごと
く、CPU66により、マルチプレクサ60及び62は
夫々A/D変換器12及び14を選択し、マルチプレク
サ82はアドレス・カウンタ80を選択する。
トリガ/メモリ制御回路7の制御によりメモリ20及び
22は書き込みモードになる。A/D変換器及び14は
クロック信号の立ち上がり部分でアナログ入力信号をサ
ンプリングし、デジタル信号に変換するので、第5図に
おいて、A/D変換器12は時点T0、T2、T4、T
6、T8、T10、T12、T14・・・・・で基準信
号をサンプリングしてA/D変換し、A/D変換器14
は時点T1、T3、T5、T7、T9、T11、T13
・・・・で基準信号をプリングしてA/D変換する。す
なわち、第5図の波形Aにおいて、O印及びX印が夫々
A/D変換器12及び14のA/D変換時点を示す。メ
モリ20及び22にA/D変換器12及び14からの所
定量のデジタル値を書き込むと、トリガ/メモリ制御回
路78は書き込みモードを停止させる。なお、この実施
例では、書き込みモードが開始すると、最初にA/D変
換器12がA/D変換をしてメモリ20に書き込む。よ
って、例えばメモリ20及び22で夫々アドレスAD及
びBDから書き込みを開始した場合、第6図のメモリ・
マップを示すごとく、メモリ2のアドレスAD+i−
1、AD+i、AD+i+1にはO印に対応するデジタ
ル値が順次記憶され、メモリ22のアドレスBD+i−
1、BD+i、BD+i+1にはX印に対応するデジタ
ル値が順次記憶される。
次に読み出しモードになり、マルチプレクサ60及び6
2は夫々バス64を選択し、マルチプレクサ82はCP
Uアドレスを選択する。CPU66は、メモリ20及び
22に記憶されたデジタル値を順次読み出し、接地電圧
付近のデジタル値を選択する。メモリ20及び22の選
択されたデジタル値が互いに等しければ、A/D変換装
置全体のA/D変換位相特性は等価的に180度であり
正常である。しかし、メモリ20及び22の選択された
デジタル値が異なる場合は、CPU66が、これらデジ
タル値が等しくなる方向に可変遅延回路28の遅延時間
を調整して、A/D変換器12及び14用のクロック信
号の相対位相を制御する。そして、上位の位相校正に関
する書き込み及び読み出しモードを繰り返し、選択した
デジタル値が等しくなるか所定の範囲内になるようにす
る。なお、基準信号発生器58からの傾斜基準信号はク
ロック発生器16からのクロック信号に同期している
が、各回路の伝播遅延時間の相違や基準信号の特性によ
りサンプリング(A/D変換)時点が接地電位となると
は限らない。また、基準信号の中心付近の値により校正
を行なうのは、この付近の値が最も安定しているためで
ある。
本発明の位相校正について、第7図乃至第9図の流れ図
を参照して更に詳細に説明する。キーボード74又は自
動的に校正モードが選択されると、ステップ100にお
いてCPU66は、クロック発生器16、スイッチ40
及び52トリガ/制御回路78、マルチプレクサ60、
62及び82などの各種の設定を行なうと共に、校正回
数を示すカウント値を0に設定する。ステップ102に
より上述と同様に傾斜基準信号Aをメモリ20及び22
に書き込む(取り込む)。書き込みモードが終了する
と、ステップ104から読み出しモードが開始し、マル
チプレクサ(MUX)60、62及び82を切り替える
と共に、ポインタをメモリ22のアドレスBD(第6図
参照)にし、フラグをマイナスにし、ポインタの相対値
iを0にする。次にステップ106に進み、相対値iが
取り込んだデータ数MAXよりも大きいかを判断する。
i>MAXの場合は、ポインタが取り込んだデータ以外
を示しているため位相校正はエラーとなる。この場合
は、回路故障などにより校正が正常に行なわれない場合
である。
ステップ106がiがMAX以下の場合は、ステップ1
08に進む。なお、傾斜波基準信号Aの負電圧から正電
圧に上昇する部分の接地電圧付近で位相校正を行ない、
A/D変換器12から取り込みを開始し、ステップ10
4で設定されたごとく、ポインタはメモリ22(A/D
変換器14用)のアドレスBDを示す点に留意された
い。ステップ108において、ポインタが示すアドレス
の内容(ポインタの内容)が接地電圧GNDより低いか
を判断する。イエスの場合はステップ110に進み、フ
ラグをプラスを変更し、ステップ112において、ポイ
ンタ及びiを1つ進めて、ステップ106に戻る。ステ
ップ108において、ポインタの内容がGND以上であ
つた場合、ステップ114でフラグがプラスであるかを
判断する。フラグがマイナスの場合はステップ112に
進み、フラグがプラスならば第8図のステップ116に
進む。ステップ108乃至114は、A/D変換器14
のデジタル出力信号が負から正になるサンプリング時点
を求めるためのものである。また、ステップ114は、
デジタル・データがGND未満からGND以上になった
ことを保証するためのものである。
ステップ116では、接地電圧付近のサンプル値、即
ち、繰り返し基準信号の中心付近の値で、この基準信号
の各サイクルの同一対応サンプリング部分に対するチャ
ンネルA(A/D変換器12)の値A及びチャンネルB
(A/D変換器14)の値Bの差を求める。ステップ1
16に進んでくる場合には第10A図乃至第10D図に
示す場合がある。これら図において、O及びX印は第5
図の場合と同様に、O印がチャンネルAのA/D変換時
点を示し、X印がチャンネルBのA/D変換時点を示
す。第10A及び10B図の場合はチャンネルA(メモ
リ20)のポインタAD+iの部分が最も接地電圧に近
く、第10C図の場合はチャンネルB(メモリ22)の
ポインタBD+iの部分が最も接地電圧に近く、第10
D図の場合はチャンネルBのポインタBD+i−1の部
分が最も接地電圧に近い。このような場合を考慮して値
A及びBの差を求めるが、ステップ116の詳細を第9
図に示す。
第9図において、第10A乃至第10D図のどの場合で
あるかを判断するため、ステップ118によりポインタ
BD+i−1の内容と接地電圧GNDとの差b1,ポイ
ンタBD+iの内容とGNDとの差b2及びポインタA
D+iの内容とGNDとの差a2を夫々次のように求め
る。
b1=GND−(BD+i−1)の内容 b2=(BD+i)の内容−GND a=2|GND−(AD+i)の内容| これは、A/D変換器からのデジタル出力信号はGND
を基準とした値ではないためである。ステップ120に
おいて、b2>a2かつb1>a2であるか、即ち、第
10A図及び第10B図の場合であるかを判断する。イ
エスの場合はステップ122に進み、ノーの場合はステ
ップ124に進む。ステップ124では、b1>b2か
つa2>b2であるか、即ち、第10C図の場合である
かを判断する。イエスの場合は126に進み、ノーの場
合(第10D図)はステップ128に進む。
上述のごとく、基準信号の周期はクロック信号の周期と
奇数比(7:2)なので、基準信号の各サイクルの同一
対応サンプリング部分はチャンネルA及びBで交互に発
生する。よって、第10A及び及び10B図の場合であ
るステップ122では、メモリ20の最初のポンインタ
PaをAD+iとし、メモリ22最初のポインタPbを
BD+i+(n−1)/2とする。ここでnは、基準信
号同一部分がサンプリングされるまでのサンプリング数
であり、この実施例ではn=7である。(即ち、各メモ
リにおいてnアドレスごとに選択すべきデータが記憶さ
れている。)同様に、第10C図の場合であるステップ
126では、Pa=AD+i+(n+1)/2とし、P
b=BD+iとする。また、第10D図の場合であるス
テップ128では、Pa=AD+i−1+(n+1)/
2とし、Pb=BD+i−1とする。なお、接地電圧に
近い最初のデータがメモリ20に記憶されている場合、
第11図に示すごとく次に選択すべきメモリ22のアド
レス(ポインタ)は、メモリ20の最初のデータ・アド
レスに対応するアドレスから(n−1)/2だけ離れて
おり、以後nアドレス間隔になっている。同様に、接地
電圧に近い最初のデータがメモリ22に記憶されている
場合、第12図に示すごとく次に選択すべきメモリ20
のアドレス(ポインタ)は、メモリ22の最初のデータ
・アドレスに対応するアドレスから(n+1)/2だけ
離れており、以後nアドレス間隔になっている。
ステップ122、126及び128により選択するデー
タの各メモリのポインタが決定するとステップ130に
進み、位相校正の基準となるデータのメモリ20及び2
2の総和difa及びdifbを0に設定すると共に、
データの加算数jを0に設定する。ステップ132で
は、基準信号の各サイクルのデータの総和を求めるため difa=difa+(Paの内容) difb=difb+(Pbの内容) を計算する。次に、ステップ134で位相校正の基準に
なるすべてのサンプルデータを加算したかを判断し、ま
だの場合はステップ136に進んで、jを1だけ増分
し、PaおよびPbをnだけ増分する。全データの加算
が終了すると、ステップ134を介してステップ138
に進み、difbとdifaとの差をサンプル数で割り
算して差の平均を求める。その後、第8図のステップ1
16に戻り、ステップ140に進む。
ステップ140で、データの取り込み回数であるカンウ
ントが256未満であるかを判断する。256未満の場
合は、ステップ146に進み、ステップ138で求めた
差が0か、即ち、A/D変換器12及び14のクロック
信号の相対位相差が等価的に180度であるかを判断す
る。差が0の場合は位相校正を終了する。また、差が0
でない場合はステップ150に進む。ステップ140で
カウント値が256以上の場合、ステップ152に進
み、カウント値が512未満かを判断する。カウント値
が511までに、即ち、位相校正動作が511回まで
に、相対位相が0又は所定範囲内にならなかったとき
は、第7図のステップ106のイエスの場合と同様にエ
ラーとする。カウント値が255までに位相校正が終了
しなかった場合、即ち、256から511までの場合
は、ステップ154に進み、ステップ138で求めた差
が−1及び+1の間にあるかを判断する。これは、なか
なか位相校正が完了しないため、位相許容差を甘くして
いる。スンテップ154で判断結果がイエスならば位相
校正を終了し、ノーならばステップ150に進む。
ステップ150ではスンテップ138で求めた差に応じ
て位相補正量を計算する。なお、基準信号が傾斜波であ
るため、位相補正量がA及びBの差に比例する点に留意
されたい。この補正量に基ずいて、ステップ156で可
変遅延回路28を制御する。ステップ158でカウント
値を+1だけ増分して、第7図のステップ102に戻
る。上述の動作を繰り返すことにより、位相校正が終了
する。なお、上述の実施例では、基準信号の中心部分の
値により位相校正を行なったが、この中心部とそれより
高い値及び低い値の3ケ所の値を総合的に判断して位相
校正を行なってもよい。この場合、基準信号の各サイク
ルの3ケ所の値をメモリ20及び22ごとに合計して、
これら合計の差により位相校正してもよい。
すなわち、中心部、よりより高い値及び低い値の3ケ所
の値を総合的に判断して位相校正を行う上述の方法は、
各A/D変換器の高周波特性が良くなく、デジタル出力
信号に誤差が含まれる場合に特に有効である。なお、第
5図において、A/D変換器12及び14によりデジタ
ル化された中心部の値は時点T2及びT9に夫々対応
し、デジタル化された高い方の値は時点T10及びT3
に夫々対応し、デジタル化された低い方の値は時点T8
及びT1に夫々対応する。これらの値を利用した位相校
正方法は第7、8及び9図の流れ図に類似しているの
で、相違点のみ説明する。メモリ20及び22に記憶さ
れた低い方の値のポインタLa及びLbは夫々次のよう
になる。ステップ122の場合は、 La=AD+i+(n−1)/2 Lb=BD+i−1 となり、ステップ126の場合は、 La=AD+i Lb=BD+i−1+(n+1)/2 となる。また、ステップ128の場合は、 La=AD+i−1 Lb=BD+i−2+(n+1)/2 となる。メモリ20及び22に夫々気後あれた高い方の
値のポインタHa及びHbは、ステップ122、126
及び128の場合に関係なく Ha=La+1 Hb=Lb+1となる。ステップ130において、di
fa、difb及びjを0に設定すると共に、夫々ポイ
ンタHa、Hb、La及びLbの値の総和であるhig
a、higb、lowa及びlowbも0に設定する。
更に、ステップ132において、difa及びdifb
と共にhiga、higb、lowa及びlowbを次
のように計算する。
higa=higa+(Haの内容) higb=higb+(Hbの内容) lowa=lowa+(Laの内容) lowb=lowb+(Lbの内容) ステップ136においては、Pa及びPbと同様に、H
a、Hb、La及びLbもnだけ増分する。ステップ1
38は次のように変更する。
差=(difb−difa)+(lowb −lowa)+(higb−higa)] /(サンプル数) この差を第8図のステップ116に戻す。他の動作は、
上述の中心部分の値のみを利用した場合と同じである。
位相校正が終了すると、スイッチ38は入力端子36を
選択し、スイッチ40はスイッチ38を選択してアナロ
グ入力信号に対する通常のA/D変更を行なう。A/D
変換され、メモリ20及び22に記憶されたデジタル信
号は表示RAM72に転送され、D/A変換器などを含
む表示器76に表示されたり、CPU66で種々の処理
が行なわれてコンピュータなどの他の装置に転送された
りする。
次に基準信号発生器58の一例について第13図の回路
図及び第5図の波形図を参照して説明する。分周番20
0は、クロック発生器16からのクロック信号Bを受
け、3.5分の1に分周してデジタル波形Dを発生す
る。差動的に接続されたトランジスタ202及び204
は、デジタル信号Dと基準レベルVrefとを比較して
交互に導通するスイッチング回路として作用する。時点
T0乃至T4間にトランジスタ204がオフ(トランジ
スタ202がオン)になると、トランジスタ204のコ
レクタに接続された電流源206からの一定電流がコン
デンサ208を直線的に充電する。時点T4乃至T7間
にトラジスタ204がオン(トランジスタ202がオ
フ)になると、トランジスタ202及び204のエミッ
タに共通接続された電流源210が電流源206及びコ
ンデンサ208からの電流を引き込む。電流源210の
電流値は電流源206の電流値よりも大きいので、コン
デンサ208は急速に放電する。なお、定電圧ダイオー
ド212は、コンデンサ208が負の所定電圧より低く
なることを防止する。コンデンサ208の電圧は、緩衝
増幅器214を介してスイッチ40に供給する。コンデ
ンサ208の充放電により傾斜波基準信号Aが発生す
る。
第14図は可変遅延回路28及びその周辺回路の回路図
である。第1図のクロック発生器16の一部であるフリ
ップ・フロップ16′のクロック端子は、クンロック発
生器16内のクロック信号を受け、その周波数を2分の
1に分周して、デュティ・ファクタが50%の非反転ク
ロック信号をQ端子に、反転クロック信号を端子に発
生する。端子からのクロック信号は、遅延線である固
定遅延回路26及び増幅器216を介してA/D変換器
12に供給する。一方、バス64からの遅延補正デジタ
ル信号は、レジスタ218にラッチされる。D/A変換
器220は、デジタル端子A0乃至A7にレジスタ21
8からのデジタル信号を受け、このデジタル信号を対応
するアナログ電流に変換して端子Iから出力する。こ
の電流は抵抗器222に流れて電圧に変換され、比較器
224及び226のしきい値電圧となる。コンデンサ2
28乃至232はこのしきい値を安定化する。
フリップ・フロップ16′のQ端子からのクロック信号
は、コンデンサ234及び抵抗器236により立ち下が
り部分が時定数tに依存した対数波形となり、比較器2
24の反転入力端子に供給される。また、比較器224
で反転され出力は、コンデンサ238及び抵抗器240
により同様に立ち下がり部分が対数波形となり、比較器
226の反転入力端子に供給される。なお、コンデンサ
234及び抵抗器236の時定数は、コンデンサ238
及び抵抗器240の時定数と等しい。上述したごとく、
比較器224及び226の非反転入力端子にはD/A変
換器220の出力電流に対応するしきい値電圧が供給さ
れているので、比較器224ではクロック信号の後線部
分が遅延され、比較器226ではクロック信号の前縁部
分が遅延される。よって、比較器226の出力端子に
は、フリップ・フロップ16′のQ出力端子のクロック
信号と同一のパルス幅でしきい値によって決まる時間t
だけ遅延したクロック信号が発生する。したがって、2
相のクンロック信号の相対位相を任意に調整できる。こ
のように、素子218乃至226が可変遅延回路28を
構成する。なお、可変遅延回路はタップ付遅延線とマル
チプレクサとを組み合わせ、このマルチプレクサで遅延
線の複数のタップを選択するように構成してもよい。
第15図は本発明が適用できる他のA/D変換装置のブ
ロック図である。このブロック図では、A/D変換器2
50乃至256及びメモリ258乃至264の組合せが
4組あり(N=4)、クロック発生器266は位相が互
いに90度異なる4相のクロック信号を発生する。この
4相のクロック信号は位相調整回路268を介してA/
D変換器250乃至256に供給される。制御回路27
0は、例えば第1図と同様にCPU、ROM及びCPU
RAMなどから構成されており、メモリ258乃至2
64に記憶されたデジタル信号に応じて位相調整回路2
68を制御する。マルチプレクサ(MUX)272は、
メモリ258乃至264のデジタル出力信号を順次選択
して、時間的に連続した信号を発生する。基準信号発生
器58は、第1図の場合と同じものである。トリガ/メ
モリ制御回路、アドレス・カウンタなどは、第1図の場
合と同様なので説明を省略する。
第15図のA/D変換装置は、4組のA/D変換器を4
相のクロック信号で駆動するので、装置全体の最高サン
プリング周波数は、各A/D変換器の最高サンプリング
周波数の4倍になる。このA/D変換装置の各A/D変
換器が等価的に90度の位相差で動作するように位相校
正するには、第1図の場合と同様にまず各A/D変換器
の直流オフセット・レベル及び利得を校正して、これら
A/D変換器の特性を一致させる。その後、位相校正を
するには、スイッチ40が基準信号発生器58を選択す
る。この基準信号発生器58は、接地電圧GNDを中心
とし、クロック信号と同期しており、クロック信号との
周期の比が例えば7:4の傾斜波信号Aを発生する。一
方、A/D変換器250乃至256に加わるクロック信
号を夫々B乃至Dとすると、傾斜波基準信号Aとの時間
関係は第16図に示すようになる。波形Aにおいて、O
印はA/D変換器20がサンプリングしA/D変換する
部分を示し、X印はA/D変換器252がサンプリング
しA/D変換する部分を示し、□印はA/D変換器25
4がサンプリングしA/D変換する部分を示し、△印は
A/D変換器256がサンプリングしA/D変換する部
分を示す。上述のごとく、傾斜波基準信号Aとクロック
信号とは同期しているが、A/D変換器においてはこれ
ら信号経路が異なるため、傾斜波の立ち上がり開始時点
はクロック信号の前縁又は後縁と完全には一致しない点
に留意されたい。
メモリ258乃至264がA/D変換器250乃至25
6からのデジタル信号を所定量だけ記憶すると、制御回
路270はメモリ258乃至264の記憶内容を読み出
し、接地電圧GNDに最も近い値を検出する。これは、
時点T1において、A/D変換器254のデジタル出力
信号であり、時点T2において、A/D変換器256の
デジタル出力信号であり、時点T3において、A/D変
換器250のデジタル出力信号であり、時点T4におい
て、A/D変換器252のデジタル出力信号であり、以
下同様である。制御回路270はこれらデジタル出力信
号が互いに一致するようにクロック号B乃至Eの相対位
相を調整するため、位相調整回路268を制御する。こ
の場合、A/D変換器250を基準とし、A/D変換器
252乃至256のデジタル出力信号がA/D変換器2
50のデジタル出力信号と一致又は所定範囲内になるよ
うに、クロック信号C乃至Eのクロック信号Bに対する
相対位相を調整すればよい。その他の動作は、第7乃至
第9図の流れ図の同様なので説明は省略する。なお、位
相調整回路268は、第14図に示すような構成でもよ
い。
上述の実施例では、基準信号として傾斜波を用いた。こ
れは、位相校正を行なうとき、補正量がサンプリングし
た値に比例するので校正が簡単なためであるが、基準信
号は傾斜波に限定されるものではない。例えば第17図
に示すごとく、基準信号として正弦波を用いてもよい。
A/D変換器が2個の場合、O印が第1A/D変換器の
サンプリング時点を示し、X印が第2A/D変換器のサ
ンプリング時点を示す。この例では正弦波基準信号の周
期とクロック信号の周期の比が5:2であるので、中心
付近は第1及び第2A/D変換器により交互にサンプリ
ングされA/D変換される。これらサンプリングされた
値が接地電圧GNDに等しくなるようにクロック信号の
相対位相を調整すればよい。
また、第18図に示すように、サンプリング部分を接地
電圧GNDに等しく調整するのが困難な場合は、サンプ
リングした値が互いに等しくなるように、クロック信号
の相対位相を調整すればよい。この場合、調整量をサン
プリング値の差から3角関数により直接も求めてもよい
が、これら値が一致するか所定範囲内になるまで、クロ
ック信号の相対位相を所定値ずつ変化させてもよい。
上述の基準信号では、位相校正を行なうための波形のサ
ンプリング部分は波形の立ち上がり部分であった。特に
高精度の位相校正が要求される場合、同じ方向の傾き部
分を基準とすることは有効なことである。これは、増幅
器、A/D変換器などの回路特性が、波形の立ち上がり
部分と立ち下がり部分とでは厳密に一致しないためであ
る。よって、基準波形の立ち上がり部分又は立ち下がり
部分の一方を用いて位相校正をするとが望ましい。この
ためには、基準信号の同期(周波数)とクロック信号の
周期(周波数)との比を7:2、7:4、5:2という
ように奇数比にしなければならない。これを一般的み表
現すれば、N−1対N、N+1対N、2N−1対N、2
N+1対N・・・即ち、jN±1対N(ただしjは正の
整数)となる。しかし、特別な高精度が要求されない場
合や、信号波形に対する立ち上がり及び立ち下がり特性
が等しい場合は、本発明と関係ないが、参考のために説
明すれば第19図に示すごとく基準信号の周期とクロッ
ク信号の周期の比は偶数比でもよい。この場合、基準信
号として第17及び第18図と同様に正弦波形を用い、
接地電圧GND付近のサンプリング値を位相校正に用い
ている。よって、立ち上がり部分を第1A/D変換器用
とし、立ち下がり部分を第2A/D変換器用として、こ
れら部分が基準信号の各サイクルの同一対応サンプリン
グ部分となる。位相校正の方法は上述の場合と同様であ
る。
上述は本発明の好適な実施例について説明したが、本発
明の要旨を逸脱することなく種々の変形及び変更が可能
である。例えば、位相校正に利用する基準波形の部分
は、中心部分以外に最大値又は最小値付近の部分を利用
してもよい。しかし、正弦波を利用した場合は、中心部
分の傾斜が急なので、位相のずれに対する振幅の変化が
大きくなるため、中心部分が望ましい。また、基準信号
の複数サイクルの同一対応サンプリング部分の値を各A
/D変換器に対して加算したり平均する代わりに、各A
/D変換器が基準信号の単一のサイクルのみを利用して
もよい。更に、A/D変換器の数は任意のものにも本発
明を適用できる。
[発明の効果] 上述のごとく本発明によれば、基準信号はクロック信号
に同期しており、この基準信号の各サイクルの同一対応
サプリング部分に対する各A/D変換器のデジタル出力
信号を用いて位相校正を行なっているので、基準信号の
直線性などの特性に影響されることなく、正確に位相校
正ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を利用するアナログ・デジタル変換装置
のブロック図、第2図は従来のアナログ・デジタル変換
装置のブロック図、第3図はアナログ・デジタル変換装
置の特性を示す図、第4図は他の従来のアナログ・デジ
タル変換装置のブロック図、第5図は本発明の動作を説
明するための波形図、第6図はメモリ・マップを示す
図、第7図乃至第9図は本発明を説明する流れ図、第1
0A図乃至第10D図は本発明の動作を説明する波形
図、第11図及び第12図はメモリ・マップを示す図、
第13図は本発明に利用する基準信号発生器の回路図、
第14図は本発明に利用する可変遅延回路の回路図、第
15図は本発明を利用する他のアナログ・デジタル変換
装置のブロック図、第16図乃至第19図は本発明の動
作を説明する波形図である。 図において、12、14、250乃至256はアナログ
・デジタル変換器、16及び266はクロック発生手
段、28は可変遅延回路、268は位相調整回路であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−115026(JP,A) 特開 昭55−130232(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】位相がほぼ1周期のN分の1ずつ(Nは2
    以上の整数)順次ずれたN相のクロック信号を発生する
    クロック発生手段と、 該クロック発生手段からの各クロック信号に応じて共通
    のアナログ入力信号を夫々サンプリングしてデジタル信
    号に夫々変換するN個のアナログ・デジタル変換器と を具えたインターリーブ方式のアナログ・デジタル変換
    装置の上記N相の各クロック信号間の位置を校正する方
    法において、 上記クロック信号に同期し、該クロック信号との周期の
    比が、 N対jN±1 (ただしjは正の整数)である繰り返し基準信号を上記
    N個のアナログ・デジタル変換器に共通に供給し、 上記繰り返し基準信号の異なるサイクルの同一対応サン
    プリング部分に対する上記N個のアナログ・デジタル変
    換器のデジタル出力信号を夫々選択し、 上記N個のアナログ・デジタル変換器からの上記選択し
    たデジタル出力信号が互いに異なる場合、該デジタル出
    力信号が互いに一致する方向に上記N相の各クロック信
    号の位相を調整する ことを特徴とするアナログ・デジタル変換装置用校正方
    法。
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