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JPH06278585A - 車両用ブレーキ制御装置 - Google Patents

車両用ブレーキ制御装置

Info

Publication number
JPH06278585A
JPH06278585A JP5067735A JP6773593A JPH06278585A JP H06278585 A JPH06278585 A JP H06278585A JP 5067735 A JP5067735 A JP 5067735A JP 6773593 A JP6773593 A JP 6773593A JP H06278585 A JPH06278585 A JP H06278585A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brake
linear control
vehicle
brake fluid
fluid pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5067735A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Katayama
紘二 片山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP5067735A priority Critical patent/JPH06278585A/ja
Publication of JPH06278585A publication Critical patent/JPH06278585A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リニア制御バルブ個々での厳密な特性調整を
必要とせずして、各系統毎のブレーキ力を緻密に制御す
ることができる。 【構成】 この発明の車両用ブレーキ制御装置は、車輪
のブレーキ液圧を発生する複数個のリニア制御バルブ6
a、6bと、この複数個のリニア制御バルブ6a、6b
の発生ブレーキ液圧を検知する圧力センサ14と、圧力
センサ14からの圧力信号によりリニア制御バルブ6
a、6bへの電気信号を調整し、複数個の前記リニア制
御バルブ6a、6bの各発生ブレーキ液圧を調圧するコ
ントローラ16とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車輪のブレーキ液圧
を制御するリニア制御バルブを備えた車両用ブレーキ制
御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4はリニア制御バルブを用いた二系統
の場合の系統毎のブレーキ液圧のバラツキを示す図であ
る。電流値に対して一系統側の出力Iと他系統側の出力I
Iとが図4に示すようにバラツキ(主にリニア制御バル
ブのソレノイドの推力およびリニア制御バルブのスプー
ルを押圧するスプリングのバラツキに起因する。)が生
じている場合には、目標圧力P1を得るために両系統に
電流I1を印加したとき、出力Iは圧力P1が得られる
が、出力IIにおいては発生圧力はP2となり、目標圧力
1が得られない。このため、出力IIの特性も持つリニ
ア制御バルブで目標圧力P1を得るためには電流I2を印
加するように制御することが必要である。このように、
リニア制御バルブを用いた、多系統のブレーキを有する
車両用ブレーキ制御装置においては、、コントローラか
らリニア制御バルブに送られる電気指令値に対して発生
ブレーキ液圧にバラツキが生じ易く、各系統間でブレー
キ力が不均衡となりブレーキ時の車両の挙動を不安定に
する虞れがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の車両用ブレーキ
制御装置においては、ブレーキ時の車両の挙動の不安定
さを解消するために、リニア制御バルブの入力電気信号
に対するブレーキ圧力特性を個々に厳密に調整して組み
合わせて使用する必要性から、リニア制御バルブには細
部にわたって調整が可能な調整機構が必要となり、価格
が高くなるという課題があった。また、その調整にも多
くの時間がかかり、取り扱いが面倒であるという課題も
あった。
【0004】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、リニア制御バルブ個々での厳密
な特性調整を必要とせずして、各系統毎のブレーキ力を
緻密に制御することができる等の車両用ブレーキ制御装
置を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る車両用ブレーキ制御装置は、車輪のブレーキ液圧を発
生する複数個のリニア制御バルブと、この複数個のリニ
ア制御バルブの発生ブレーキ液圧を検知する圧力センサ
と、この圧力センサからの圧力信号により前記リニア制
御バルブへの電気信号を調整し、複数個の前記リニア制
御バルブの各発生ブレーキ液圧を調圧するコントローラ
とを備えたものである。
【0006】この発明の請求項2に係る車両用ブレーキ
制御装置は、車輪のブレーキ液圧を発生する複数個のリ
ニア制御バルブと、旋回中の車両の横加速度を検知する
横加速度センサと、前記横加速度センサにより検知した
横加速度により生じる前記車輪の軸荷重の変化に対応し
て前記各リニア制御バルブへの電気信号を調整し、複数
個の前記リニア制御バルブの各発生ブレーキ液圧を調圧
するコントローラとを備えたものである。
【0007】この発明の請求項3に係る車両用ブレーキ
制御装置は、車輪のブレーキ液圧を発生する複数個のリ
ニア制御バルブと、車両の加減速度を検知する加減速度
センサと、前記加減速度センサにより検知した加減速度
により生じる前記車輪の軸荷重の変化に対応して前記各
リニア制御バルブへの電気信号を調整し、複数個の前記
リニア制御バルブの各発生ブレーキ液圧を調圧するコン
トローラとを備えたものである。
【0008】この発明の請求項4に係る車両用ブレーキ
制御装置は、車輪のブレーキ液圧を発生する複数個のリ
ニア制御バルブと、前記車輪の車輪軸荷重を検知する車
輪軸荷重検知手段と、前記車輪軸荷重検知手段により検
知した各系統毎の車輪軸荷重に応じて前記リニア制御バ
ルブへの電気信号を調整し、複数個の前記リニア制御バ
ルブの各発生ブレーキ液圧を調圧するコントローラとを
備えたものである。
【0009】この発明の請求項5に係る車両用ブレーキ
制御装置は、車輪のブレーキ液圧を発生する複数個のリ
ニア制御バルブと、前記車輪のブレーキ温度を検知する
ブレーキ温度検知手段と、このブレーキ温度検知手段に
より検知した各系統毎の前記車輪の温度に応じて前記リ
ニア制御バルブへの電気信号を調整し、複数個の前記リ
ニア制御バルブの各発生ブレーキ液圧を調圧するコント
ローラとを備えたものである。
【0010】この発明の請求項6に係る車両用ブレーキ
制御装置は、車輪のブレーキ液圧を発生する複数個のリ
ニア制御バルブと、この複数個のリニア制御バルブの発
生ブレーキ液圧間の圧力差を検知する圧力センサと、こ
の圧力センサの出力が所定値を越えた場合に警報を発す
る警報手段とを備えたものである。
【0011】この発明の請求項7に係る車両用ブレーキ
制御装置は、車輪のブレーキ液圧を発生するリニア制御
バルブと、このリニア制御バルブの発生ブレーキ液圧を
検知する圧力センサと、この圧力センサの出力が所定値
を越えた場合に警報を発する警報手段とを備えたもので
ある。
【0012】
【作用】この発明の請求項1に係る車両用ブレーキ制御
装置においては、リニア制御バルブの発生ブレーキ液圧
を圧力センサが検知し、この圧力信号はコントローラに
送られ、コントローラからの電気信号により、各リニア
制御バルブの発生ブレーキ液圧は調圧され、各系統毎の
ブレーキ力は適正化される。
【0013】この発明の請求項2に係る車両用ブレーキ
制御装置においては、横加速度センサが車両の横加速度
を検知し、この検知信号はコントローラに送られ、コン
トローラからの信号により、各リニア制御バルブの各発
生ブレーキ液圧は調圧され、各系統毎のブレーキ力は適
正化される。
【0014】この発明の請求項3に係る車両用ブレーキ
制御装置は、加減速度センサが車両の加減速度を検知
し、この検知信号はコントローラに送られ、コントロー
ラからの信号により、各リニア制御バルブの各発生ブレ
ーキ液圧は調圧され、各系統毎のブレーキ力は適正化さ
れる。
【0015】この発明の請求項4に係る車両用ブレーキ
制御装置においては、車輪軸荷重検知手段が車輪の車輪
軸荷重を検知し、この検知信号はコントローラに送ら
れ、コントローラからの電気信号により、各リニア制御
バルブの発生ブレーキ液圧は調圧され、各系統毎のブレ
ーキ力は適正化される。
【0016】この発明の請求項5に係る車両用ブレーキ
制御装置においては、ブレーキ温度検知手段が車輪のブ
レーキ温度を検知し、この検知信号はコントローラに送
られ、コントローラからの電気信号により、各リニア制
御バルブの発生ブレーキ液圧は調圧され、各系統毎のブ
レーキ力は適正化される。
【0017】この発明の請求項6に係る車両用ブレーキ
制御装置においては、圧力センサが複数のリニア制御バ
ルブの発生ブレーキ液圧間の圧力差を検知し、この差が
所定値を越えたときには、警報手段により警報が発せら
れる。
【0018】この発明の請求項7に係る車両用ブレーキ
制御装置においては、圧力センサがリニア制御バルブの
発生ブレーキ液圧を検知し、この値が所定値を越えたと
きには、警報手段により警報が発せられる。
【0019】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1はこの発明の一実施例を示す構成図である。
図において、1は運転者の操作するブレーキペダル、2
はブレーキペダル1の動作によってブレーキ液圧を発生
するマスターシリンダ、3は運転者がブレーキペダル1
を踏むときの力を検知する踏力センサ、4a、4b、4
cおよび4dはそれぞれ車両の第1ないし第4の車輪、
5a、5b、5cおよび5dは第1ないし第4の車輪4
a、4b、4cおよび4dにそれぞれ取り付けられたホ
イールシリンダ、6aはマスターシンリンダ2と、第1
のホイールシリンダ5aおよび第2のホイールシリンダ
5bとの間に設けられた第1のリニア制御バルブ、6b
はマスターシンリンダ2と、第3のホイールシリンダ5
cおよび第4のホイールシリンダ5dとの間に設けられ
た第2のリニア制御バルブ、7aはマスターシンリンダ
2と第1のリニア制御バルブ6aとを接続する第1のリ
ニア制御バルブ用管路、7bはマスターシンリンダ2と
第2のリニア制御バルブ6bとを接続する第2のリニア
制御バルブ用管路、8aは第1のリニア制御バルブ6a
と、第1のホイールシリンダ5aおよび第2のホイール
シリンダ5bとを接続する第1のホイールシリンダ用管
路、8bは第2のリニア制御バルブ6bと、第3のホイ
ールシリンダ5cおよび第4のホイールシリンダ5dと
を接続する第2のホイールシリンダ用管路である。
【0020】9はブレーキ液を溜めておくリザーバ、1
0はリザーバ9のブレーキ液を組み上げ加圧する加圧ポ
ンプ、11は加圧ポンプ10で加圧され高圧になったブ
レーキ液を蓄圧するアキュムレータ、12aはアキュム
レータ11と第1のリニア制御バルブ6aとを接続し、
ブレーキ液を第1のリニア制御バルブ6aに供給する第
1の供給管路、12bはアキュムレータ11と第2のリ
ニア制御バルブ6bとを接続し、ブレーキ液を第2のリ
ニア制御バルブ6bに供給する第2の供給管路、13a
はリザーバ9と第1のリニア制御バルブ6aとを接続
し、ブレーキ液をリザーバ9に排出する第1の排出管
路、13bはリザーバ9と第2のリニア制御バルブ6b
とを接続し、ブレーキ液をリザーバ9に排出する第2の
排出管路、14は第1のホイールシリンダ用管路8aと
第2のホイールシリンダ用管路8bとを接続し両管路8
a、8b間の圧力を検知する圧力センサ、15a、15
b、15cおよび15dはそれぞれ第1、第2、第3お
よび第4の車輪4a、4b、4cおよび4dに先端部が
指向し車輪の回転速度を検知する車輪速センサ、16は
第1および第2のリニア制御バルブ6a、6bを制御す
るコントローラである。
【0021】図2は図1に示す第1のリニア制御バルブ
6aの断面図であり、20はコントローラ16からの電
気信号による電流に比例した力を発生するソレノイド、
20aはソレノイド20から突設しソレノイド20から
の軸力を出力する出力軸、21はハウジング、21aは
第1の供給管路12aと接続するための第1の接続口、
21bは第1の排出管路13aと接続するための第2の
接続口、21cは第1のリニア制御バルブ用管路7aと
接続するための第3の接続口、および21dはホイール
シリンダ用管路8aと接続するための第4の接続口であ
る。22は圧力調整バルブを構成する第1のスリーブ、
22aは第1の接続口21aと連通した入力ポート、2
2bは第2の接続口21bと連通した排出ポート、22
cは出力ポートである。
【0022】23は出力軸20aの軸線上に配設されス
リーブ22内を摺動可能な第1のスプール、23aおよ
び23bは入力ポート22a、排出ポート22bとの間
でバルブを構成する第1の段部および第2の段部、23
cはソレノイド20の力を第1のスプール23が受ける
ための作用面、23dは第1のスプール23の軸線方向
に対して直角方向に貫通しており圧力を伝搬するための
圧力伝搬ポート、24はハウジング21に形成され第1
のスプール23の両端面を同圧にし、第2の接続口21
bに連通した第1の通路、25は第1のスプール23の
片側に設けられ第1のスプール23をソレノイド20側
に付勢する第1のスプリング、26は第1のスプール2
3に設けられ圧力伝搬ポート23dからの圧力を一端面
で受けている反力ピストン、27は反力ピストン26の
移動を阻止するように反力ピストン26の他端面を当接
したストッパ、28はストッパ27、第1のスプリング
25を保持するためのホルダ、29はホルダ28、スリ
ーブ22をハウジング21に固着するための止めねじ、
30はハウジング21に形成され出力ポート22cに連
通した第2の通路である。
【0023】31はハウジング21に挿入され通路切り
換えバルブを構成する第2のスリーブ、31a、31b
は第2のスリーブ31に形成され第4の接続口21dに
連通する一対のポート、31cは第2のスリーブ31に
形成されバルブシートを構成する第3のポート、32は
第2のスリーブ31内に摺動自在な第2のスプール、3
2a、32bは第1のポート31a、第2のポート31
bと協働してバルブを構成する第1および第2の段部、
33、34は第2のスプール32の両端面にそれぞれ設
けられた第1および第2のバルブ、35は第2のスプー
ル32を一方向に付勢する第2のスプリング、36は第
2のスプリング35の力を第2のスプール32に伝達す
るピン、37はピン36を位置決めするガイド、38は
第2のバルブ34と対向して設けられポート38aを有
するバルブシート、39はスペーサ、40は第2のスプ
ール32、バルブシート38およびスペーサ39をハウ
ジング21に固着する止めねじ、41〜46は各部をシ
ールするOリングである。なお、上記のリニア制御バル
ブは第1のリニア制御バルブ6aについて説明したが、
第2のリニア制御バルブ6bについても、第1のリニア
制御バルブと同一構造であり、その説明は省略する。
【0024】図3は図1に示す圧力センサ14の断面図
であり、50はハウジング、50aは第2のホイールシ
リンダ用管路8bに接続され第2のリニア制御バルブ6
bの出力圧力を受ける第1の接続口、51はハウジング
50を密閉するためのカバー、51aは第1のホイール
シリンダ用管路8aに接続され第1のリンア制御バルブ
6aの出力圧力を受ける第2の接続口、52はハウジン
グ50内に摺動可能に設けられたピストン、53a、5
3bはピストン52の両側にそれぞれ設けられピストン
52を中央に位置させる第1および第2のスプリング、
54はピストン52に立設されピストン52の往復動に
連動するアーム、55はピストン52の位置をアーム5
4を介して電気的出力として取り出すセンサ、56はピ
ストン52の周壁面に設けられピストン52の外周から
ブレーキ液が漏れるのを防ぐシールである。
【0025】次に、上記構成の車両用ブレーキ制御装置
の動作について説明する。通常のブレーキ時において運
転者がブレーキペダル1を踏むと、踏力センサ3を介し
てマスターシリンダ2にブレーキペダル1の力が加わり
ブレーキ液圧を発生する。マスターシリンダ2に発生し
たブレーキ液圧は第1および第2ののリニア制御バルブ
用管路7a、7bを介して第1および第2のリニア制御
バルブ6a、6bにそれぞれ伝達される。
【0026】一方、踏力センサ3は運転者がブレーキペ
ダル1を踏む力の大きさを検知してコントローラ16に
信号を送る。コントローラ16はこの踏力センサ3から
の踏力に所定比率増幅した信号を第1および第2のリニ
ア制御バルブ6a、6bに送る。リニア制御バルブ6
a、6bはコントローラ16からの信号に基づき、あら
かじめ加圧ポンプ10で加圧されアキュムレータ11に
蓄圧されている高圧のブレーキ液を後述する圧力調整作
用により所定のブレーキ液圧に調圧する。第1および第
2のリニア制御バルブ6a、6bにはマスターシリンダ
2により発生したブレーキ液圧と、コントローラ16か
らの信号に基づき調圧された所定のブレーキ液圧の二つ
のブレーキ液圧が加わっており、後述する切り換えバル
ブで圧力の高い側が選択されて第1ないし第4のホイー
ルシリンダ5a、5b、5cおよび5dにブレーキ液圧
が加わり制動が行われる。
【0027】次に、コントローラ16からの信号に基づ
く第1および第2のリニア制御バルブ6a、6bによる
ブレーキ液の圧力調整作用について説明する。コントロ
ーラ16から踏力センサ3の踏力信号に所定の比率で増
幅した電気出力を第1および第2のリニア制御バルブ6
a、6bのソレノイド20に送る。ソレノイド20はコ
ントローラ16からお電気信号に基づく軸力を出力軸2
0aより出力する。この軸力が出力軸20a、作用面2
3cを介して第1のスプール23を第1のスプリング2
5を圧縮する方向に移動させる。このスプール23の移
動により入力ポート22aと第1の段部23aとの重な
りが無くなり、入力ポート22aが開口する。また、排
出ポート22bは第2の段部23bと重なり排出ポート
22bは閉じられる。
【0028】従って、アキュムレータ11に蓄圧された
高圧のブレーキ液が第1の供給管路12a、第2の供給
管路12b、第1の接続口21a、入力ポート22a、
圧力伝搬ポート23dを介して出力ポート22cに流れ
る。また、この出力ポート22cの圧力は、出力ポート
22cと連通した圧力伝搬ポート23dを経て反力ピス
トン26の一端面に作用している。従って、第1のスプ
ール23に作用する出力ポート22cの圧力による力は
(反力ピストン26の面積)×(出力ポート22cの圧
力)の力となり、この力はソレノイド20の軸力に抗し
て出力軸20aを押し戻す方向に作用する。出力ポート
22cの圧力が上昇し反力ピストン26による力がソレ
ノイド20の軸力よりも大きくなると第1のスプール2
3は出力軸20aを押し戻す方向に移動して、再び入力
ポート22aと第1の段部23aとが重なりアキュムレ
ータ11からの高圧のブレーキ液の供給が遮断される。
また、排出ポート22bも第2の段部23bと重なった
状態にあり、排出ポート22bも閉じた状態を保ち、ソ
レノイド20の軸力と反力ピストン26による力が均衡
した圧力が出力ポート22cに出力される。
【0029】今、ソレノイド20の軸力がコントローラ
16からの電気信号により低下した場合では、反力ピス
トン26による力がソレノイド20の軸力より大きくな
っているため、第1のスプール23は出力軸20aを押
し戻す方向に移動する。第1のスプール23の移動によ
り排出ポート22bは第2の段部23bとの重なりが無
くなり、開口し、また入力ポート22aは第1の段部2
3aと重なって、入力ポート22aは閉じられる。この
ため、出力ポート22cの圧力が低下し、反力ピストン
26による力がソレノイド20の軸力より小さくなると
第1のスプール23はソレノイド20の軸力により押し
戻され、再びソレノイド20の軸力と反力ピストン26
の力が均衡した圧力が出力ポート22cに出力される。
このようにして出力ポート22cの圧力はコントローラ
16からの電気信号により自由に調圧することができ
る。
【0030】この出力ポート22cの圧力が第2の通路
30を経て第3のポート31cに導かれる。また、バル
ブシート38のポート38aは第1、第2のリニア制御
バルブ用管路7a、7b、第3の接続口21cを経てマ
スターシリンダ2に接続されており、マスターシリンダ
2で発生したブレーキ液圧がポート38aに加わってい
る。
【0031】今、通常状態においては、第2のスリーブ
31内の第2のスプール32はピン36を介して第2の
スプリング35によりポート38aを閉じる方向に付勢
されている。従って、第2のスリーブ31の第2のポー
ト31bは第2の段部32bに重なり閉じており、さら
に第2のバルブ34もポート38aを閉じている。ま
た、第2のスリーブ31の第1のポート31aは第1の
段部32aとの重なりが無く開いており、さらに第1の
バルブ33も第3のポート31cを開いている。
【0032】この状態で出力ポート22cから第2の通
路30を経てコントローラ16の電気信号により調圧さ
れたブレーキ液圧が入って来ると、このブレーキ液圧は
第3のポート31c、第1のポート31a、第4の接続
口21d、第1のホイールシリンダ用管路8a(第2の
ホイールシリンダ用管路8b)を経て第1ないし第4の
ホイールシリンダ5aないし5dに加えられ、制動が行
われる。
【0033】一方、第1のリニア制御バルブ6a(第2
のリニア制御バルブ6b)の第1のホイールシリンダ用
管路8a(第2のホイールシリンダ用管路8b)から圧
力センサ14の第1の接続口50a(第2の接続口51
a)を介してピストン52の両端面に第1のリニア制御
バルブ6aおよび第2のリニア制御バルブ6bの出力圧
力が加わっている。従って、第1および第2のリニア制
御バルブ6a、6bの出力圧力に差が生じた場合には、
ピストン52は端面に加わる圧力が小さい側にスプリン
グ53a、53bを圧縮して差圧力に比例した量移動す
る。このピストン52の移動量をアーム54を介してセ
ンサ55で検知してコントローラ16に信号を送り、両
リニア制御バルブ6a、6bの出力圧力が車両の制動状
態に最適となるようにコントローラ16から両リニア制
御バルブ6a、6bを制御する。
【0034】また、コントローラ16からの両リニア制
御バルブ6a、6bの制御信号に基づく指令圧力値、あ
るいは指令圧力差とセンサ55で検知したリニア制御バ
ルブ6a、6bの出力圧力が所定範囲の値を越えた場合
や所定値以上の差が生じた場合にはシステム異常として
運転者に警報手段からの警告を発する。
【0035】さらに、アキュムレータ11からの高圧の
ブレーキ液の供給が得られない場合や、コントローラ1
6からの電気信号に基づく第1および第2のリニア制御
バルブ6a、6bによるブレーキ液圧が発生しない異常
時の場合には、運転者がブレーキペダル1を操作してマ
スターシリンダ2でブレーキ液圧が発生すると、マスタ
ーシリンダ2からのブレーキ液圧は第1および第2のリ
ニア制御バルブ用管路8a、8b、第3の接続口21c
を経てポート38aから第2のスプール32に加わる。
従って、第2のスプール32は第2のスプリング35を
圧縮する方向に移動して第3のポート31cを第1のバ
ルブ33が閉じ、マスターシリンダ2からのブレーキ液
圧がポート38a、第2のポート31b、第4の接続口
21d、第1および第2のホイールシリンダ用管路8
a、8bを経て第1ないし第4のホイールシリンダ5
a、5b、5c、5dに加わり、制動が行われる。
【0036】実施例2.また、上記実施例ではホイール
シリンダ2個に対してリニア制御バルブを1個を組み合
わせた2系統のブレーキ配管とし、圧力センサ14で2
系統のブレーキ液圧の差を検知して各ブレーキ液圧をリ
ニア制御バルブを介して電気的に制御したが、ホイール
シリンダ1個に対してリニア制御バルブ1個を組み合わ
せて各々のホイールシリンダのブレーキ液圧を検知する
ようにして、ホイールシリンダのブレーキ液圧をリニア
制御バルブを介して電気的に独立して制御するようにし
てもよく、上記実施例と同様な効果が得られる。
【0037】実施例3.また、車両用ブレーキ制御装置
においては、旋回中の横加減速度を検知する横加減速度
センサを備え、この横加減速度センサで旋回中の車体の
横加減速度を検知し、この横加減速度による荷重移動よ
り生じる各車輪軸荷重の変化に対応して、コントローラ
からリニア制御バルブへの電気信号を調整して、各系統
毎のブレーキ液圧を調圧し、運転者の要求した(踏力に
反映された)減速度を得ることができる。なお、加減速
度センサで検知する代わりに、車速やハンドル角より横
加減速度を演算して求めてもよい。
【0038】実施例4.また、車両用ブレーキ制御装置
においては、通常のブレーキ時の車体減速度を検知する
加減速度センサを備え、この加減速度センサでブレーキ
時の加減速度を検知し、この加減速度による荷重移動よ
り生じる各車輪軸荷重の変化に対応して、コントローラ
からリニア制御バルブへの電気信号を調整して、各系統
毎のブレーキ液圧を調圧し、運転者の要求した(踏力に
反映された)減速度を得ることができ、車体の減速時に
は前輪はブレーキが強く、後輪はブレーキが弱くなる。
【0039】実施例5.上記実施例では、車輪軸荷重検
知手段として、横加減速度センサ、加減速度センサとい
う間接的な車輪軸荷重検知手段を用いたが、車輪軸荷重
検知手段として車輪軸に荷重を検知する荷重センサを設
け、各車輪軸の荷重を直接的に検知し、この値から各系
統毎のブレーキ液圧を調圧し、運転者の要求した(踏力
に反映された)減速度を得るようにしてもよい。
【0040】実施例6.車両用ブレーキ制御装置におい
ては、各車輪のブレーキシューやドラム等のブレーキ温
度を検知するブレーキ温度検知手段である温度センサを
設け、各車輪のブレーキ温度に基づくブレーキ制動能力
の変化に対応して運転者の要求した減速度が得られるよ
うに各系統毎のブレーキ圧力を最適に制御することもで
きる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の請求項
1に係る車両用ブレーキ制御装置によれば、リニア制御
バルブの発生ブレーキ液圧を圧力センサが検知し、この
圧力信号はコントローラに送られ、コントローラからの
電気信号により、各リニア制御バルブの発生ブレーキ液
圧は調圧され、各系統毎のブレーキ力は適正化されるの
で、制動時における制動力のバランスを最適とし、車両
を安定に制動することができる。また、車両用ブレーキ
制御装置の異常を容易に検知できるととに、リニア制御
バルブ個々での厳密な特性調整を必要とせず、リニア制
御バルブ単品での調整が簡素化され、リニア制御バルブ
を低価格に抑えることができるという効果もある。
【0042】この発明の請求項2ないし請求項4に係る
車両用ブレーキ制御装置によれば、車輪軸荷重の検知信
号がコントローラに送られ、コントローラからの電気信
号により、各リニア制御バルブの発生ブレーキ液圧は調
圧され、各系統毎のブレーキ力は適正化されるので、請
求項1の効果とともに運転者の要求した減速度が得られ
るという効果もある。
【0043】この発明の請求項5に係る車両用ブレーキ
制御装置によれば、ブレーキ温度検知手段が車輪のブレ
ーキ温度を検知し、この検知信号はコントローラに送ら
れ、コントローラからの電気信号により、各リニア制御
バルブの発生ブレーキ液圧は調圧され、各系統毎のブレ
ーキ力は適正化されるので、請求項2ないし4の効果と
同様の効果が獲られる。
【0044】この発明の請求項6に係る車両用ブレーキ
制御装置によれば、圧力センサが複数のリニア制御バル
ブの発生ブレーキ液圧間の圧力差を検知し、この差が所
定値を越えたときには、警報手段により警報が発せられ
るので、装置の異常を運転者は容易に知ることができる
という効果がある。
【0045】この発明の請求項7に係る車両用ブレーキ
制御装置によれば、圧力センサがリニア制御バルブの発
生ブレーキ液圧を検知し、この値が所定値を越えたとき
には、警報手段により警報が発せられるので、装置の異
常を運転者は容易に知ることができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の請求項1に係る発明の一実施例を示
す構成図である。
【図2】図1に示すリニア制御バルブの断面図である。
【図3】図1に示す圧力センサの断面図である。
【図4】従来の車両用ブレーキ制御装置の系統毎のブレ
ーキ液圧を示す特性図である。
【符号の説明】
2 マスタシリンダ 3 踏力センサ 5a、5b、5c、5d 第1ないし第4のホイールシ
リンダ 6a、6b 第1および第2のリニア制御バルブ 10 加圧ポンプ 11 アキュムレータ 14 圧力センサ 16 コントローラ 20 ソレノイド 22 スリーブ 23 スプール 26 反力ピストン 55 センサ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年12月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】次に、コントローラ16からの信号に基づ
く第1および第2のリニア制御バルブ6a、6bによる
ブレーキ液の圧力調整作用について説明する。コントロ
ーラ16から踏力センサ3の踏力信号に所定の比率で増
幅した電気出力を第1および第2のリニア制御バルブ6
a、6bのソレノイド20に送る。ソレノイド20はコ
ントローラ16から電気信号に基づく軸力を出力軸2
0aより出力する。この軸力が出力軸20a、作用面2
3cを介して第1のスプール23を第1のスプリング2
5を圧縮する方向に移動させる。このスプール23の移
動により入力ポート22aと第1の段部23aとの重な
りが無くなり、入力ポート22aが開口する。また、排
出ポート22bは第2の段部23bと重なり排出ポート
22bは閉じられる。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多系統のブレーキを有する車両用ブレー
    キ制御装置において、車輪のブレーキ液圧を発生する複
    数個のリニア制御バルブと、この複数個のリニア制御バ
    ルブの発生ブレーキ液圧を検知する圧力センサと、前記
    圧力センサからの圧力信号により前記リニア制御バルブ
    への電気信号を調整し、複数個の前記リニア制御バルブ
    の各発生ブレーキ液圧を調圧するコントローラとを備え
    たことを特徴とする車両用ブレーキ制御装置。
  2. 【請求項2】 多系統のブレーキを有する車両用ブレー
    キ制御装置において、車輪のブレーキ液圧を発生する複
    数個のリニア制御バルブと、旋回中の車両の横加速度を
    検知する横加速度センサと、前記横加速度センサにより
    検知した横加速度により生じる前記車輪の軸荷重の変化
    に対応して前記各リニア制御バルブへの電気信号を調整
    し、複数個の前記リニア制御バルブの各発生ブレーキ液
    圧を調圧するコントローラとを備えたことを特徴とする
    車両用ブレーキ制御装置。
  3. 【請求項3】 多系統のブレーキを有する車両用ブレー
    キ制御装置において、車輪のブレーキ液圧を発生する複
    数個のリニア制御バルブと、車両の加減速度を検知する
    加減速度センサと、前記加減速度センサにより検知した
    加減速度により生じる前記車輪の軸荷重の変化に対応し
    て前記各リニア制御バルブへの電気信号を調整し、複数
    個の前記リニア制御バルブの各発生ブレーキ液圧を調圧
    するコントローラとを備えたことを特徴とする車両用ブ
    レーキ制御装置。
  4. 【請求項4】 多系統のブレーキを有する車両用ブレー
    キ制御装置において、車輪のブレーキ液圧を発生する複
    数個のリニア制御バルブと、前記車輪の車輪軸荷重を検
    知する車輪軸荷重検知手段と、前記車輪軸荷重検知手段
    により検知した各系統毎の車輪軸荷重に応じて前記リニ
    ア制御バルブへの電気信号を調整し、複数個の前記リニ
    ア制御バルブの各発生ブレーキ液圧を調圧するコントロ
    ーラとを備えたことを特徴とする車両用ブレーキ制御装
    置。
  5. 【請求項5】 多系統のブレーキを有する車両用ブレー
    キ制御装置において、車輪のブレーキ液圧を発生する複
    数個のリニア制御バルブと、前記車輪のブレーキ温度を
    検知するブレーキ温度検知手段と、このブレーキ温度検
    知手段により検知した各系統毎の前記車輪の温度に応じ
    て前記リニア制御バルブへの電気信号を調整し、複数個
    の前記リニア制御バルブの各発生ブレーキ液圧を調圧す
    るコントローラとを備えたことを特徴とする車両用ブレ
    ーキ制御装置。
  6. 【請求項6】 多系統のブレーキを有する車両用ブレー
    キ制御装置において、車輪のブレーキ液圧を発生する複
    数個のリニア制御バルブと、この複数個のリニア制御バ
    ルブの発生ブレーキ液圧間の圧力差を検知する圧力セン
    サと、この圧力センサの出力が所定値を越えた場合に警
    報を発する警報手段とを備えたことを特徴とする車両用
    ブレーキ制御装置。
  7. 【請求項7】 車輪のブレーキ液圧を発生するリニア制
    御バルブと、このリニア制御バルブの発生ブレーキ液圧
    を検知する圧力センサと、この圧力センサの出力が所定
    値を越えた場合に警報を発する警報手段とを備えたこと
    を特徴とする車両用ブレーキ制御装置。
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