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JPH06258956A - 被転写体の除電方法、および除電装置 - Google Patents

被転写体の除電方法、および除電装置

Info

Publication number
JPH06258956A
JPH06258956A JP5042560A JP4256093A JPH06258956A JP H06258956 A JPH06258956 A JP H06258956A JP 5042560 A JP5042560 A JP 5042560A JP 4256093 A JP4256093 A JP 4256093A JP H06258956 A JPH06258956 A JP H06258956A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photoconductor
generating means
transferred
static eliminator
wires
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5042560A
Other languages
English (en)
Inventor
Shozo Fujiwara
昌三 藤原
Akihiko Uematsu
顕彦 植松
Toshio Hino
敏夫 日野
Masatomo Ooshima
眞知 大島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP5042560A priority Critical patent/JPH06258956A/ja
Priority to US08/124,488 priority patent/US5636011A/en
Priority to DE4333215A priority patent/DE4333215C2/de
Publication of JPH06258956A publication Critical patent/JPH06258956A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/65Apparatus which relate to the handling of copy material
    • G03G15/6532Removing a copy sheet form a xerographic drum, band or plate
    • G03G15/6535Removing a copy sheet form a xerographic drum, band or plate using electrostatic means, e.g. a separating corona
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/14Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base
    • G03G15/16Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05FSTATIC ELECTRICITY; NATURALLY-OCCURRING ELECTRICITY
    • H05F3/00Carrying-off electrostatic charges
    • H05F3/04Carrying-off electrostatic charges by means of spark gaps or other discharge devices

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 転写像が形成された感光体に帯電状態の被転
写体を静電吸着させた後に、逆極性のイオンを被転写体
の裏面側に供給して被転写体の帯電状態を相殺する被転
写体の除電方法に関し、被転写体に吸着されていた染料
が感光体に戻らないから印刷物の品質が確保され、しか
も、被転写体の除電が必要十分に確保されるから感光体
と被転写体の分離が容易な被転写体の除電方法を提供す
ることを目的とする。 【構成】 被転写体13の除電の進行方向に交差させ
て、2以上のイオン発生手段14を並列に配置し、除電
の進行方向の前方に位置するイオン発生手段14Fと感
光体11の間のバイアス電界強度を、後方に位置するイ
オン発生手段14Bと感光体11の間のバイアス電界強
度よりも大きくした構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、転写像が形成された感
光体に帯電状態の被転写体を静電吸着させた後に、逆極
性のイオンを被転写体の裏面側に供給して被転写体の帯
電状態を相殺する被転写体の除電方法、および除電装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真の原理を利用した複写機やプリ
ンターでは、(1) 一様帯電した感光体に光を照射して帯
電パターンの潜像を形成し、(2) 潜像上にトナーを散布
して帯電パターンどおりの転写像を形成し、(3) 感光体
の表面に紙等の被転写体を重ねてトナーの転写像を写し
取る。
【0003】そして、(3) 感光体の表面に紙等の被転写
体を重ねてトナーの転写像を写し取る過程では、(4) ト
ナーの転写像とは逆極性に被転写体を帯電させて、重ね
合わせ時の被転写体と転写像の引力(親和力)を確保
し、(5) 転写が完了した後で、被転写体の裏面から、被
転写体の帯電状態とは逆極性のイオンを照射して帯電状
態を相殺し、感光体と被転写体の分離を容易にしてい
る。
【0004】例えば、感光体として円筒状の感光ドラム
を用いるLBP(Laser Beam Printer)では、回転可能
な感光ドラムの周囲に上述の(1) 〜(5) の処理装置が順
番に配置され、高速回転する感光ドラムの1回転におい
て、円筒面を横断する線上で上述の(1) 〜(5) の処理が
順番に実行される(図2参照)。
【0005】すなわち、(1) +400Vまで帯電させた
感光ドラムの円筒面に断続したレーザービームを走査
し、照射点の電荷を落としてドット化された帯電パター
ンの潜像を形成し、(2) 潜像上に黒色トナーを散布し
て、潜像上に選択的に静電吸着させて帯電パターンを現
像し、(3) 現像された黒色トナー像を、供給された用紙
の表面に転写する。
【0006】そして、(4) 感光ドラムに接触する以前の
用紙は、裏面側から負のイオンが照射されて−200V
にまで帯電しており、(5) その後、感光ドラムに用紙が
接触した状態では、今度は、裏面側から正のイオンが照
射されて、用紙の帯電を相殺している。
【0007】ここで、(4) 、(5) の用途に使用されるイ
オンの発生装置は、いずれも感光ドラムの円筒面に対向
させたワイヤ電極で構成される。ワイヤ電極は、高電圧
を印加されてコロナ放電を発生し、空気中に正負のイオ
ンを形成する。そして、ワイヤ電極に印加される電圧の
極性が、この正負のイオンのいずれを利用できるかを決
定する。例えば、(4) の用途では、1本のワイヤ電極に
−7kVもの直流電圧が印加され、(5) の用途では、並
列に配置された2本のワイヤ電極に、1000Vのバイ
アス電圧(直流成分)を持たせたピーク・ツー・ピーク
12kVの交流電圧が印加される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】電子写真の原理を利用
した複写機やプリンターでは、処理のさらなる高速化が
要求されている。しかし、(5) 被転写体の裏面から、被
転写体の帯電状態とは逆極性のイオンを照射する除電装
置が高速化の妨げとなっている。
【0009】すなわち、処理の高速化は、被転写体の通
過速度を上昇させ、被転写体の除電に許容される時間を
短縮する。そこで、イオンの照射量を増して短時間で除
電を完了させようとすると、被転写体に吸着されていた
トナーの一部が、被転写体と電気的な反発を起こして感
光体に戻り、印刷画像や印字が部分的に抜け落ちて、印
刷物の品質が低下する。
【0010】しかし、イオンの照射量を増さなければ、
被転写体の除電が不完全となり、感光体と被転写体の分
離が困難になり、また、被転写体の静電気が後段の各工
程における被転写体の取扱いを困難にする。
【0011】例えば、感光体として円筒状の感光ドラム
を用いる上述のLBPでは、(4) 感光ドラムの円筒面の
+50V程度の帯電パターン(潜像)に静電吸着された
黒色トナー像と、−200Vに帯電した用紙とを重ね合
わせて、黒色トナー像を用紙側に静電吸着させているか
ら、ワイヤ電極に印加するバイアス電圧を1500Vに
まで高める等して、イオンの照射量(出力電流)を増し
て、用紙の帯電状態を急激に相殺してしまうと、黒色ト
ナー像に対する感光ドラムの円筒面の引力が用紙の引力
よりも優勢となり、感光ドラムと用紙が分離した際に、
黒色トナー像が感光ドラムに持ち去られる結果となる。
【0012】しかし、黒色トナー像を用紙に残すため
に、ワイヤ電極に印加するバイアス電圧を1000Vの
ままに据え置くと、感光ドラムを高速回転させた際に、
用紙の除電が不十分になり、感光ドラムと用紙の分離が
困難になり、分離のための機械的な手段(掻き取り刃
等)が必要となる。そして、静電気が残留した用紙によ
って、後段の用紙送り機構でも紙詰まりが起き易くな
る。
【0013】本発明は、電子写真の原理を利用した複写
機やプリンターにおける処理の高速化の妨げとならない
被転写体の除電方法、および除電装置を提供することを
目的としている。
【0014】本発明は、被転写体に吸着されていたトナ
ーが感光体に戻らないから印刷物の品質が確保され、し
かも、被転写体の除電が必要十分に確保されるから感光
体と被転写体の分離が容易な被転写体の除電方法、およ
び除電装置を提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】図1は、請求項1の被転
写体の除電方法の基本的な構成の説明図である。図1に
おいて、請求項1の被転写体の除電方法は、転写像12
が形成された感光体11に、帯電状態の被転写体13を
静電吸着させた後に、該帯電状態と逆極性のイオンを前
記被転写体13の裏面側に供給して前記被転写体13の
帯電状態を相殺し、前記感光体11と前記被転写体13
の分離を容易にする被転写体の除電方法において、前記
被転写体13の除電の進行方向に交差させて、2以上の
イオン発生手段14を並列に配置し、除電の進行方向の
前方に位置するイオン発生手段14Fと前記感光体11
の間のバイアス電界強度を、後方に位置するイオン発生
手段14Bと前記感光体11の間のバイアス電界強度よ
りも大きくした方法である。
【0016】請求項2の除電装置は、感光体の感光面に
対向させて、該感光面を横切らせて2以上のイオン発生
手段を並列に配置した除電装置において、前記感光体の
進行方向の前方側に位置するイオン発生手段と前記感光
面の距離を、後方側に位置するイオン発生手段と前記感
光面の距離よりも短くしたものである。
【0017】請求項3の除電装置は、感光体の感光面に
対向させて、該感光面を横切らせて2以上のイオン発生
手段を並列に配置した除電装置において、前記感光体の
進行方向の前方側に位置するイオン発生手段に印加する
バイアス電圧を、後方側に位置するイオン発生手段に印
加するバイアス電圧よりも高くしたものである。
【0018】請求項4の除電装置は、感光体の感光面に
対向させて、該感光面を横切らせて並列に配置した2本
以上のワイヤと、前記2本以上のワイヤを絶縁状態で保
持して、前記感光面に対する前記2本以上のワイヤの位
置関係を固定する枠体と、直流電圧でバイアスされた高
電圧の交流電圧を、前記2本以上のワイヤに対してそれ
ぞれ供給する電源と、を有する除電装置において、前記
感光体の進行方向の前方側に位置するワイヤと前記感光
面の間隔に形成されるバイアス電界を、後方側に位置す
るワイヤと前記感光面の間隔に形成されるバイアス電界
よりも強くしたものである。
【0019】請求項5の除電装置は、請求項4の除電装
置において、前記枠体は、負の直流高電圧を印加されて
被転写体を帯電させる別のワイヤを、前記2本以上のワ
イヤと一緒に、前記感光体の進行方向のさらに後方側の
位置で保持する枠体であって、該枠体は、前記2本以上
のワイヤと前記別のワイヤとを、一体として取り付け位
置決め可能としているものである。
【0020】請求項6の除電装置は、請求項4の除電装
置において、前記2本以上のワイヤのうち、前記感光体
の進行方向の前方側に位置するワイヤを、後方に位置す
るワイヤよりも前記感光体に接近させて配置し、前記2
本以上のワイヤに共通の振幅のAC電圧を印加する高電
圧電源と、高電圧電源が供給するバイアス電圧を、被転
写体の種類、または感光体の周速度に応じて変化させる
バイアス電圧調整手段と、を設けたものである。
【0021】
【作用】本発明の被転写体の除電方法では、被転写体の
急激な除電を避け、被転写体の流れる方向に向かって緩
やかに除電を遂行する。すなわち、被転写体が対向する
最初のイオン発生手段の除電能力を落とし、その分、後
続のイオン発生手段の除電能力を強める。これにより、
除電装置の全体としては必要十分な除電能力を確保しつ
つも、イオン発生手段を通過する被転写体上の一点にお
ける除電速度を低下させる。
【0022】また、以下の説明において、感光体の進行
方向の前方とは、被転写体が進行して到達する方向を意
味し、除電の進行方向の前方と一致する。例えば、感光
ドラムを利用した印刷装置で言えば、感光ドラムの回転
方向であり、定着器の位置する方向である。逆に、感光
体の進行方向の後方は、被転写体が通り過ぎて振り向い
た方向を意味する。例えば、感光ドラムを利用した印刷
装置で言えば、用紙の供給側の方向である。
【0023】図1において、請求項1の被転写体の除電
方法では、発生したイオンを被転写体方向に加速するバ
イアス電界強度を加減して、除電の進行方向の前方に位
置するイオン発生手段14Fと、後方に位置するイオン
発生手段14Bとの間に除電能力の格差を設定する。
【0024】感光体11の表面(転写像12を含む)と
は逆極性に帯電された被転写体13は、感光体11に接
触して電気的に引き合い、密着する。感光体11上の転
写像12は、当初、感光体11の表面に静電吸着されて
いるが、感光体11よりも強い被転写体13の帯電に引
かれて、被転写体13側に乗り移る。
【0025】そして、その後、イオン発生手段14が被
転写体13の裏面側からイオンを照射して、被転写体1
3の帯電を相殺し、さらに、被転写体13が転写像12
を保持し得るレベルの逆極性(感光体11と同極性)の
帯電を被転写体13に付与すると、感光体11と被転写
体13の引力が消失して反発に至り、被転写体13は転
写像12を乗せたまま、感光体11から容易に分離され
る。
【0026】このとき、初期に対向したイオン発生手段
14Bで被転写体13が急に除電されてしまうと、被転
写体13に乗り移った転写像12が再び感光体11に戻
ってしまい、感光体11から分離した被転写体13に転
写像12を残すことができなくなる。そこで、イオン発
生手段14Bで発生したイオンを被転写体11の方向に
付勢するバイアス電界強度を低くして、被転写体13の
除電をゆるやかに遂行させる。
【0027】バイアス電界強度を低くする方法として
は、(1) イオン発生手段14Bに付与するバイアス電圧
を下げる、(2) イオン発生手段14Bを感光体11から
遠ざける等の方法を採用できる。
【0028】ここで、感光体11は、光に反応して導電
性を変化させる物質で導電性の支持材料の表面を覆って
構成され、例えば、支持材料が金属製の円筒で構成され
る感光ドラム、支持材料がベルト式に支持された帯状の
金属シートで構成される感光ベルトを採用できる。ま
た、感光体11は、光以外の別の刺激で潜像を形成し得
るものでもよく、電気、磁気、機械的作用を通じて静電
気的な潜像を形成する広い意味の潜像担持体としてもよ
い。
【0029】また、被転写体13は、トナー(例えば黒
色トナー粉)で形成された感光体11上の転写像を写し
取って、表面に固定する記録媒体であって、連続した帯
材または枚葉式のシート(例えばカット紙)で構成さ
れ、紙、布、樹脂、皮革等の材料を使用できる。
【0030】さらに、イオン発生手段14は、ワイヤ、
ナイフエッジ、棒体を用いたコロナ放電の発生装置、光
電材料と光源を用いた電子放出面、高周波放電を利用し
たプラズマ発生装置等を採用できる。いずれにせよ、イ
オン発生手段14には、被転写体13の帯電とは逆極性
(正または負)に設定したバイアス電圧が印加され、バ
イアス電圧は、イオン発生手段14と感光体11の間に
バイアス電界を形成して、発生したイオンのうちで被転
写体13の帯電とは逆極性のものを被転写体13に向か
って付勢する。
【0031】請求項2の除電装置では、感光体の進行方
向の後方側に位置するイオン発生手段は、前方側に位置
するイオン発生手段に比較して、感光体から遠ざけられ
て除電能力を低められている。
【0032】請求項3の除電装置では、感光体の進行方
向の後方側に位置するイオン発生手段は、前方側に位置
するイオン発生手段に比較して、低いバイアス電圧を付
与されて除電能力を低められている。
【0033】請求項4の除電装置では、イオン発生手段
がワイヤ型のコロナ放電発生器に限定される。ワイヤは
高電圧を付与されてコロナ放電を発生し、空中にイオン
を発生させる。発生したイオンは、ワイヤの周囲の電界
に沿って加速され、移動して被転写体に到達し、被転写
体の帯電を相殺する。
【0034】2本以上のワイヤは枠体で一体に支持さ
れ、それぞれ独立したバイアス電圧を付与してもよく、
共通のバイアス電圧を付与して、ワイヤと感光体の距離
を加減してもよい。いずれにせよ、感光体の進行方向の
後方側に位置するワイヤには、前方側に位置するワイヤ
に比較して、弱いバイアス電界が付与されて除電能力を
低められる。
【0035】請求項5の除電装置では、感光体との接触
に先立って被転写体を負に帯電させる帯電器が除電装置
と一体に構成される。帯電器は、除電装置と同様なワイ
ヤ型のコロナ放電発生器で構成され、感光体に対する取
り付け位置と印加される電圧のみが異なる。
【0036】請求項6の除電装置では、高電圧電源から
2本以上のワイヤに共通な振幅の高電圧の交流が印加さ
れる。ワイヤに印加された高電圧の交流は、ワイヤの周
囲にコロナ放電を発生してイオンを形成する。また、被
転写体の帯電と逆極性に設定したバイアス電圧は、感光
体(または帯電した用紙等)との間隔にバイアス電界を
形成し、被転写体の帯電と逆極性のイオンを被転写体側
に加速して遠ざけて、ワイヤに漏れ電流を形成する。2
本以上のワイヤにおけるそれぞれのバイアス電圧は共通
としてもよく、それぞれ異ならせてもよい。
【0037】ここで、感光体の表面速度が大きいと、除
電装置を通り過ぎる時間を通じて被転写体が受け取る逆
極性のイオンの絶対量が不足して、除電が不完全になる
可能性がある。そこで、バイアス電圧調整手段は、2本
以上のワイヤにおけるそれぞれのバイアス電圧のバラン
スを調整して、被転写体の除電速度の上昇を抑制しつつ
も、除電装置を通り過ぎる時間を通じて被転写体が受け
取る逆極性のイオンの絶対量を増加させる。
【0038】また、薄い(腰の弱い)被転写体は、自ら
の弾性による感光体からの分離力を期待できないので、
被転写体が受け取る逆極性のイオンの絶対量を増して、
静電気力による分離力を増す必要がある。そこで、バイ
アス電圧調整手段は、ワイヤのバイアス電力を高め、除
電装置を通り過ぎる時間を通じて被転写体が受け取る逆
極性のイオンの絶対量を増加させる。
【0039】バイアス電圧の調整は、(1) 操作者が自ら
これらの場合を判断して適正なバイアス電圧を設定す
る、あるいは、(2) 印刷条件を識別するセンサを設け
て、印刷装置が自動的に同様な調整を行ういずれかの方
法による。
【0040】
【実施例】図2は実施例のLBP印刷装置の構成の説明
図、図3は図2のLBP印刷装置における処理のフロー
チャート、図4は図2のLBP印刷装置の部分的な拡大
図である。ここでは、用紙除電器が3本のワイヤを用い
たコロナ放電発生装置で構成され、感光ドラムの回転方
向の先頭のワイヤについて、感光ドラムとの距離を狭め
ている。
【0041】図2において、感光ドラム20は、LBP
印刷装置に回転可能に支持されており、感光ドラム20
の周囲には、一様帯電器29、光学ユニット21、背景
落とし部23、用紙帯電器31、用紙除電器32、分離
ローラー24、掻き落とし器26、ドラム除電器27、
クリーニングユニット28等が配置される。
【0042】また、用紙経路30の感光ドラム20より
も下流側には定着ユニット25が配置され、用紙帯電器
31および用紙除電器32に供給される高電圧は、電源
ユニット33で発生される。
【0043】図3において、図2の感光ドラム20の円
筒面上の各位置は、感光ドラム20の1回転の中で連続
的に新しい転写像を形成し、転写像を用紙に転写し、前
回の転写像を抹消する。
【0044】すなわち、一様帯電器29では、感光ドラ
ム20の円筒面が400V程度にまで一様に帯電され、
光学ユニット21では、感光ドラム20の円筒面に断続
的なレーザービームを走査し、円筒面上の照射点だけを
導電体に戻して帯電を放電させ、電位を局所的に50V
近くにまで低下させた潜像を形成する。
【0045】現像ユニット22は、200Vにバイアス
されており、絶縁性または高抵抗の有色トナーは、潜像
との電位差に駆動されて、潜像上に選択的に付着する。
背景落とし部23では、感光ドラム20の円筒面に強い
光を照射して、有色トナーに覆われていない背景部分を
導電体に戻して帯電を放電させる。
【0046】用紙帯電器31では、電源ユニット33か
ら供給される−7kVの直流電圧でコロナ放電を発生
し、用紙経路30に沿って供給される用紙の裏面に負イ
オンを照射して、感光ドラム20の円筒面とは逆極性の
−200V程度にまで用紙を帯電させる。帯電した用紙
は、感光ドラム20の円筒面に接触して密着し、感光ド
ラム20の円筒面から有色トナーの転写像を奪い取って
静電吸着させる。
【0047】用紙除電器32では、電源ユニット33か
ら供給されるピーク・ツー・ピーク12kVの交流電圧
でコロナ放電を発生し、用紙の裏面に正負のイオンを交
互に照射して、用紙帯電器31による帯電を相殺する。
また、このとき、用紙除電器32の交流電圧には100
0V程度のバイアス電圧が付与されており、用紙は最終
的に100V程度にまで帯電され、感光ドラム20に対
して同極性となって反発を生じ、用紙は感光ドラム20
から分離する。
【0048】分離ローラー24は、多孔質の表面を通じ
て真空吸着を行い、用紙の端部を感光ドラム20の円筒
面から引き剥がしてベルト搬送に乗せ、用紙を定着ユニ
ット25に導く。定着ユニット25では、有色トナーの
転写像を乗せた用紙の表面にストロボ光が照射され、有
色トナーが選択的に光を吸収して温度上昇し、溶着して
用紙の組織と強固に結合し、転写像が用紙に定着され
る。また、掻き落とし器26は、分離ローラー24で分
離できなかった用紙を、感光ドラム20から機械的に引
き剥がす。
【0049】一方、ドラム除電器27およびクリーニン
グユニット28では、感光ドラム20の円筒面に残留し
た有色トナーが除去され、表面に残ったわずかな帯電パ
ターンも解消して、前回の印刷に関する潜像等を抹消す
る。
【0050】一様帯電器29、用紙帯電器31、用紙除
電器32、ドラム除電器27は、いずれもワイヤ型のコ
ロナ放電発生器で構成され、コロナ放電発生器は、感光
ドラム20の円筒面に対向させた長尺の箱状の枠体に、
細いタングステンワイヤを張って絶縁状態に保持して構
成される。一様帯電器29、用紙帯電器31、用紙除電
器32、ドラム除電器27は、その取り付け位置と、供
給される電圧の種類とによって、それぞれの固有の機能
を発揮する。
【0051】図4において、本実施例では、用紙除電器
32に配置した3本のタングステンワイヤ32A、32
B、32Cの除電能力のバランスを調整するために、供
給する電圧を共通にして、3本のワイヤ32A、32
B、32Cと感光ドラム20の距離を異ならせた。
【0052】すなわち、ワイヤ32A、32B、32C
を用紙の送り方向に8mm間隔に配置し、感光ドラム20
の回転方向の後方に位置するワイヤ32Aと中間のワイ
ヤ32Bについては、感光ドラム20との距離を10mm
に設定し、感光ドラム20の回転方向の前方に位置する
ワイヤ32Cについては、感光ドラム20との距離を8
mmに設定した。また、ワイヤ32A、32B、32C
は、枠体の外側で相互に結線され、ピーク・ツー・ピー
ク12kVの交流電圧が1000Vのバイアス電圧で供
給される。
【0053】これにより、ワイヤ32Cの除電能力がワ
イヤ32Aよりも高まり、ワイヤ32A、32B、32
Cを通じた合計の除電能力を確保しつつも、ワイヤ32
A、32B、32Cの区間を通じた用紙の除電速度を低
くでき、感光ドラム20を高速回転して用紙の通過速度
を上昇させた場合でも、用紙の急激な除電を避けること
ができる。
【0054】図5は、本実施例の効果の説明図である。
図中、(a) は2つの比較例に対する比較結果、(b) は除
電速度の概念図である。
【0055】図5(a) において、比較例A、Bでは、本
実施例の用紙除電器におけるワイヤ32Cを2mm後退さ
せて、3本のワイヤ32A、32B、32Cをいずれも
感光ドラム20の表面から10mmに配置した。そして、
比較例Aでは、供給するバイアス電圧のみを異ならせて
1200Vに上昇させ、比較例Bでは、供給する交流電
圧およびバイアス電圧を本実施例と共通に定めた。
【0056】そして、口径250mmの感光ドラム20を
用いた120PPM(Paper Per Minutes )の印刷を行
わせたところ、本実施例でのみ、用紙の分離と印刷の品
質が両立した。これに対して、比較例Aでは、印刷が部
分的に抜け落ちて印刷の品質が劣悪となり、比較例Bで
は、感光ドラムと用紙の分離に支障をきたし、用紙詰ま
りが頻発し、ときおり、摩擦による用紙上のトナーずれ
も発生した。
【0057】図5(b) において、本実施例では、感光ド
ラムに近いワイヤ32Cの除電能力が高まり、ワイヤ3
2A〜ワイヤ32Bの除電能力を低くしても、全体の除
電能力を確保できる。従って、ワイヤ32A〜ワイヤ3
2Bの区間における用紙の電位の上昇速度は、相当に用
紙速度を落とした比較例Aの場合の上昇速度に匹敵する
と考えられる。
【0058】また、比較例Bでは、全体を通じた除電能
力が低いため、高速印刷では用紙の除電が不十分になる
と考えられる。換言すれば、本実施例では、用紙の送り
方向に向かってゆるやかに除電を強めるため、感光ドラ
ムとトナーと用紙の好ましい電位関係が用紙速度を高め
ても維持されており、従って、高速印刷における用紙の
分離と印刷の品質が両立すると考えられる。
【0059】そして、用紙の除電速度を低くすれば用紙
とトナーが分離しない理由は、用紙の裏面にイオンが供
給されて用紙が除電される過程ではトナーの除電も並行
して進行し、感光ドラム20の円筒面に反発する帯電状
態がトナーにも発生するためと考えられる。つまり、除
電速度が早過ぎると、トナーの帯電状態の反転が追い付
かなくなり、感光ドラム20から用紙が分離する際に、
トナーと感光ドラムの引力状態が残留してしまうと考え
られる。
【0060】従って、本実施例の除電装置でも、さらに
印刷速度を高めれば、図5(b) のワイヤ32A、32
B、32Cの間隔が狭まるのと同等な結果となり、比較
例A並みの除電速度が課せられて、用紙上のトナーが感
光ドラムに戻って印刷品質が低下する可能性がある。ま
た、同時に、比較例B並みの最終的な除電状態しか得ら
れなくなり、用紙と感光ドラムの分離に支障をきたす可
能性もある。
【0061】そこで、さらに印刷速度を高めるには、ワ
イヤ32A、32B、32Cの間隔を拡大して、除電装
置の通過時間を延長すればよい。また、取り付けスペー
スの都合でワイヤ32A、32B、32Cの間隔の拡大
が困難であれば、ワイヤ32A、32B、32Cのバイ
アス電圧のバランスを調整して、用紙の除電速度を維持
しつつ最終的な除電状態を維持させればよい。例えば、
ワイヤ32A、32Bをさらに感光ドラムから遠ざけて
配置する。
【0062】以上の実施例では、ワイヤ32A、32
B、32Cと感光ドラムの距離を調整してバイアス電圧
を共通としたが、逆に、(1) ワイヤ32A、32B、3
2Cと感光ドラムの距離を共通として、バイアス電圧を
それぞれ異ならせても、(2) ワイヤ32A、32B、3
2Cと感光ドラムの距離と、バイアス電圧の両方をそれ
ぞれ異ならせても、本実施例と同様な効果を発揮させ得
る。
【0063】また、腰の強い用紙では用紙の弾性による
用紙の分離力を期待できるから、ワイヤ32A、32
B、32Cに対して共通に印加するバイアス電圧を低下
させてもよい。さらに、高速印刷では感光ドラムの遠心
力による用紙の分離力を期待できるから、用紙の除電速
度を優先させた形式のワイヤ32A、32B、32Cの
バイアス電圧の調整を採用してもよい。
【0064】
【発明の効果】請求項1の被転写体の除電方法によれ
ば、被転写体の移動速度が大きい場合でも被転写体の除
電が確保され、感光体と被転写体の分離が容易である。
また、同時に、被転写体が最初に対向するイオン発生手
段における除電速度をあまり大きくしないで済むから、
被転写体の急激な除電による被転写体から感光体への投
影像の戻りが防止され、投影像の抜け落ちによる印刷の
品質低下が防止される。
【0065】請求項2の除電装置によれば、イオン発生
手段と感光体の距離を調整して必要なバイアス電界強度
の格差を設定するから、電源を共通にでき、電源との間
の配線も簡略化される。
【0066】請求項3の除電装置によれば、従来の除電
装置の機械的構造をそのまま利用して、それぞれのイオ
ン発生手段に印加するバイアス電圧の調整のみで本発明
を実施できる。また、除電装置の機械的構造を変更する
ことなく、必要に応じてバイアス電界強度の格差を自在
に調整できるから、除電装置に、印刷条件に応じた最適
な除電能力を設定できる。
【0067】請求項4の除電装置によれば、ワイヤ型の
コロナ放電発生器を用いるから、除電装置の機械的構造
が簡単で済み、電源も簡単で、消費電力も少なくて済
む。
【0068】請求項5の除電装置によれば、被転写体を
帯電させる帯電装置と一体に構成されるから、取り付
け、位置決めが容易となる。
【0069】請求項6の除電装置によれば、2本以上の
ワイヤのバイアス電圧のバランスを調整して、印刷条件
に応じた最適な除電条件を設定できる。従って、印刷品
質と用紙の分離を両立できる印刷条件の範囲が拡大さ
れ、印刷装置の性能と信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の被転写体の除電方法の基本的な構成
の説明図である。
【図2】実施例のLBP印刷装置の構成の説明図であ
る。
【図3】図2のLBP印刷装置における処理のフローチ
ャートである。
【図4】図2のLBP印刷装置の部分的な拡大図であ
る。
【図5】本実施例の効果の説明図である。
【符号の説明】
11 感光体 12 転写像 13 被転写体 14 イオン発生手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大島 眞知 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転写像(12)が形成された感光体(1
    1)に、帯電状態の被転写体(13)を静電吸着させた
    後に、該帯電状態と逆極性のイオンを前記被転写体(1
    3)の裏面側に供給して前記被転写体(13)の帯電状
    態を相殺し、前記感光体(11)と前記被転写体(1
    3)の分離を容易にする被転写体の除電方法において、 前記被転写体(13)の除電の進行方向に交差させて、
    2以上のイオン発生手段(14)を並列に配置し、 除電の進行方向の前方に位置するイオン発生手段(14
    F)と前記感光体(11)の間のバイアス電界強度を、
    後方に位置するイオン発生手段(14B)と前記感光体
    (11)の間のバイアス電界強度よりも大きくしたこと
    を特徴とする被転写体の除電方法。
  2. 【請求項2】 感光体の感光面に対向させて、該感光面
    を横切らせて2以上のイオン発生手段を並列に配置した
    除電装置において、 前記感光体の進行方向の前方側に位置するイオン発生手
    段と前記感光面の距離を、後方側に位置するイオン発生
    手段と前記感光面の距離よりも短くしたことを特徴とす
    る除電装置。
  3. 【請求項3】 感光体の感光面に対向させて、該感光面
    を横切らせて2以上のイオン発生手段を並列に配置した
    除電装置において、 前記感光体の進行方向の前方側に位置するイオン発生手
    段に印加するバイアス電圧を、後方側に位置するイオン
    発生手段に印加するバイアス電圧よりも高くしたことを
    特徴とする除電装置。
  4. 【請求項4】 感光体の感光面に対向させて、該感光面
    を横切らせて並列に配置した2本以上のワイヤと、 前記2本以上のワイヤを絶縁状態で保持して、前記感光
    面に対する前記2本以上のワイヤの位置関係を固定する
    枠体と、 直流電圧でバイアスされた高電圧の交流電圧を、前記2
    本以上のワイヤに対してそれぞれ供給する電源と、を有
    する除電装置において、 前記感光体の進行方向の前方側に位置するワイヤと前記
    感光面の間隔に形成されるバイアス電界を、後方側に位
    置するワイヤと前記感光面の間隔に形成されるバイアス
    電界よりも強くしたことを特徴とする除電装置。
  5. 【請求項5】 請求項4の除電装置において、前記枠体
    は、 負の直流高電圧を印加されて被転写体を帯電させる別の
    ワイヤを、前記2本以上のワイヤと一緒に、前記感光体
    の進行方向のさらに後方側の位置で保持する枠体であっ
    て、 該枠体は、前記2本以上のワイヤと前記別のワイヤと
    を、一体として取り付け位置決め可能としていることを
    特徴とする除電装置。
  6. 【請求項6】 請求項4の除電装置において、 前記2本以上のワイヤのうち、前記感光体の進行方向の
    前方側に位置するワイヤを、後方に位置するワイヤより
    も前記感光体に接近させて配置し、 前記2本以上のワイヤに共通の振幅のAC電圧を印加す
    る高電圧電源と、 高電圧電源が供給するバイアス電圧を、被転写体の種
    類、または感光体の周速度に応じて変化させるバイアス
    電圧調整手段と、を設けたことを特徴とする除電装置。
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