JPH06258050A - 砥石形状計測装置 - Google Patents
砥石形状計測装置Info
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- JPH06258050A JPH06258050A JP6922793A JP6922793A JPH06258050A JP H06258050 A JPH06258050 A JP H06258050A JP 6922793 A JP6922793 A JP 6922793A JP 6922793 A JP6922793 A JP 6922793A JP H06258050 A JPH06258050 A JP H06258050A
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- grinding wheel
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Landscapes
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
- Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
[目的]砥石外周の曲面形状を計測し、所定以上の誤差
が生じたらツルーイング装置で砥石形状をツルーイング
する。 [構成]外周に研削面を備えて回転する研削砥石36
と、この外周面をドレッシングするために回転するドレ
ッサとを備えたドレッシング装置において、投光器37
aから研削砥石36に光を投光する。この光の光路12
上に受光器37aを配置し、光12を受光器37bが受
けたときのオン・オフの位置を計測し、研削砥石36の
外形を計測する。
が生じたらツルーイング装置で砥石形状をツルーイング
する。 [構成]外周に研削面を備えて回転する研削砥石36
と、この外周面をドレッシングするために回転するドレ
ッサとを備えたドレッシング装置において、投光器37
aから研削砥石36に光を投光する。この光の光路12
上に受光器37aを配置し、光12を受光器37bが受
けたときのオン・オフの位置を計測し、研削砥石36の
外形を計測する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、砥石形状計測装置に関
する。詳しくは、極微粒ダイヤモンドホイール、CBN
ホイールなどの研削砥石の曲面をロータリドレッサでツ
ルーイングとドレッシングし、成形後砥石形状の計測が
できる砥石形状計測装置に関する。
する。詳しくは、極微粒ダイヤモンドホイール、CBN
ホイールなどの研削砥石の曲面をロータリドレッサでツ
ルーイングとドレッシングし、成形後砥石形状の計測が
できる砥石形状計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ファインセラミックスなどの新素材が使
われるにつれ、これらの素材を高能率、高精度に研削す
る必要性が増えている。ファインセラミックスなどの高
硬度材料を加工するには、ダイヤモンドホイール、CB
Nホイールなど硬い砥粒を有する砥石が使われている。
われるにつれ、これらの素材を高能率、高精度に研削す
る必要性が増えている。ファインセラミックスなどの高
硬度材料を加工するには、ダイヤモンドホイール、CB
Nホイールなど硬い砥粒を有する砥石が使われている。
【0003】これらの材料の加工で砥石の目づまり、砥
石の形くずれなどを起こし砥石の切れ味が低下すると、
通常砥石と同じようにツルーイングとドレッシングとを
行う必要がある。このドレッシングは、ロータリドレッ
シング、ポイントドレッシングなど従来からのドレッシ
ング、ツルーイングの方法が行われている。
石の形くずれなどを起こし砥石の切れ味が低下すると、
通常砥石と同じようにツルーイングとドレッシングとを
行う必要がある。このドレッシングは、ロータリドレッ
シング、ポイントドレッシングなど従来からのドレッシ
ング、ツルーイングの方法が行われている。
【0004】しかし、ダイヤモンド、CBN砥石の砥粒
が硬くツルーイングとドレッシングが従来の方法では困
難である。ダイヤモンドホイールのツルーイング、ドレ
ッシングを精度良く、効率的に行いたいという要望が高
まっている。
が硬くツルーイングとドレッシングが従来の方法では困
難である。ダイヤモンドホイールのツルーイング、ドレ
ッシングを精度良く、効率的に行いたいという要望が高
まっている。
【0005】一方、砥石を円弧状に成形後、砥石の円弧
の外周の形状を測定するものも知られている。例えば、
特公平4−71667号のように、接触子を砥石外周に
接触させ、円弧半径、中心位置を求め、目標よりずれて
いた時補正する砥石測定装置はある。しかし、この測定
装置は記載されているように接触式のため接触子が接触
するたびに摩耗が生じる問題点がある。また、測定装置
は、ドレッシング及びツルーイング装置と別体のため砥
石周辺を両装置で占拠し、操作性が悪いという問題点も
生じていた。
の外周の形状を測定するものも知られている。例えば、
特公平4−71667号のように、接触子を砥石外周に
接触させ、円弧半径、中心位置を求め、目標よりずれて
いた時補正する砥石測定装置はある。しかし、この測定
装置は記載されているように接触式のため接触子が接触
するたびに摩耗が生じる問題点がある。また、測定装置
は、ドレッシング及びツルーイング装置と別体のため砥
石周辺を両装置で占拠し、操作性が悪いという問題点も
生じていた。
【0006】他方、実開平4−125565号公報のよ
うに、非接触でツルーイングされた研削面を測定する砥
石形状計測装置も知られている。しかし、計測のための
レーザ光の投光方向がツルーイング装置の移動方法と無
関係なために測定が正確でない、座標の計算が複雑にな
るなどの問題がある。
うに、非接触でツルーイングされた研削面を測定する砥
石形状計測装置も知られている。しかし、計測のための
レーザ光の投光方向がツルーイング装置の移動方法と無
関係なために測定が正確でない、座標の計算が複雑にな
るなどの問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、簡単
な構造と制御装置で研削砥石の外形を計測できツルーイ
ング及びドレッシング装置(以下、単にツルーイング装
置という。)に搭載した砥石形状計測装置を提供するこ
とにある。
な構造と制御装置で研削砥石の外形を計測できツルーイ
ング及びドレッシング装置(以下、単にツルーイング装
置という。)に搭載した砥石形状計測装置を提供するこ
とにある。
【0008】本発明の他の目的は、砥石外周のR形状を
計測し、所定以上の誤差が生じたらツルーイング装置で
砥石形状をツルーイングし、光路をツルーイングのため
の旋回軸線と一致させた砥石形状計測装置を提供するこ
とにある。
計測し、所定以上の誤差が生じたらツルーイング装置で
砥石形状をツルーイングし、光路をツルーイングのため
の旋回軸線と一致させた砥石形状計測装置を提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に次のような手段を採る。
に次のような手段を採る。
【0010】この発明は、研削砥石の外周面をツルーイ
ングするために旋回軸を備えたツルーイング装置におい
て、前記研削砥石に光を投光するために前記旋回軸線に
沿って投光するための投光器と、前記光を受光するため
に前記光の光路上で、かつ前記旋回軸線上に距離を有し
て配置された受光器と、前記光を前記受光器が受けたと
きのオン・オフを検知及び前記オン・オフの座標位置を
検出するための砥石形状検出手段とからなることを特徴
とする砥石形状計測装置である。
ングするために旋回軸を備えたツルーイング装置におい
て、前記研削砥石に光を投光するために前記旋回軸線に
沿って投光するための投光器と、前記光を受光するため
に前記光の光路上で、かつ前記旋回軸線上に距離を有し
て配置された受光器と、前記光を前記受光器が受けたと
きのオン・オフを検知及び前記オン・オフの座標位置を
検出するための砥石形状検出手段とからなることを特徴
とする砥石形状計測装置である。
【0011】
【作用】研削砥石の外周面をツルーイングするためのツ
ルーイング装置において、投光器から研削砥石に光を旋
回軸線上に沿って投光する。この光の光路上に受光器を
配置し、光を受光器が受けたときのオン・オフの位置を
砥石形状検出手段で計測し、研削砥石の外周面形状を計
測する。
ルーイング装置において、投光器から研削砥石に光を旋
回軸線上に沿って投光する。この光の光路上に受光器を
配置し、光を受光器が受けたときのオン・オフの位置を
砥石形状検出手段で計測し、研削砥石の外周面形状を計
測する。
【0012】
【実施例】この発明の一実施例を図面を参照しながら以
下に説明する。以下に示す実施例は、円筒研削用のツル
ーイング装置にこの発明を適用した例である。図1は、
ツルーイング装置の平面図、図2はツルーイング装置の
一部断面で示した側面図、図3は旋回フレームの上部支
持構造を示す断面図である。
下に説明する。以下に示す実施例は、円筒研削用のツル
ーイング装置にこの発明を適用した例である。図1は、
ツルーイング装置の平面図、図2はツルーイング装置の
一部断面で示した側面図、図3は旋回フレームの上部支
持構造を示す断面図である。
【0013】ツルーイング装置1の機台2は、図示しな
い研削盤のベッド上に設けられたテーブル3に固定され
ている。テーブル3は水平面内でZ軸線方向にサーボモ
ータ(図示せず)により移動される。Z軸線方向と直交
するX軸線方向に砥石台(図示せず)がサーボモータ
(図示せず)により駆動制御される。機台2はコラム部
4と、コラム部4の上下部に設けられた上板5および下
板6とからなっている。
い研削盤のベッド上に設けられたテーブル3に固定され
ている。テーブル3は水平面内でZ軸線方向にサーボモ
ータ(図示せず)により移動される。Z軸線方向と直交
するX軸線方向に砥石台(図示せず)がサーボモータ
(図示せず)により駆動制御される。機台2はコラム部
4と、コラム部4の上下部に設けられた上板5および下
板6とからなっている。
【0014】上板5および下板6間に旋回フレーム7が
配置されている。旋回フレーム7には、上下部に旋回軸
8,9が設けられ、旋回軸8,9は軸受10,11を介
して上板5および6に支持されている。これにより、旋
回フレーム7は垂直方向の旋回軸線12の回りを旋回自
在となっている。
配置されている。旋回フレーム7には、上下部に旋回軸
8,9が設けられ、旋回軸8,9は軸受10,11を介
して上板5および6に支持されている。これにより、旋
回フレーム7は垂直方向の旋回軸線12の回りを旋回自
在となっている。
【0015】上板5に設けられたサーボモータ13は、
旋回フレーム7を旋回させるためのものである。旋回フ
レーム7は、サーボモータ13の出力軸14および上部
旋回軸8にそれぞれ設けられた歯付プーリ15,16
と、両歯付プーリ15,16間に設けられた歯付ベルト
17とを介して駆動される(図3参照)。
旋回フレーム7を旋回させるためのものである。旋回フ
レーム7は、サーボモータ13の出力軸14および上部
旋回軸8にそれぞれ設けられた歯付プーリ15,16
と、両歯付プーリ15,16間に設けられた歯付ベルト
17とを介して駆動される(図3参照)。
【0016】旋回フレーム7にはスライダ18が図示し
ない案内部材を介して昇降自在に設けられている。サー
ボモータ19の出力軸に設けられた面板20と、スライ
ダ18との間にリンク21の両端が上部ピン22,下部
ピン23によって枢支されている。スライダ18はサー
ボモータ19の駆動によって、上部ピン22が出力軸の
回りを旋回することにより昇降する。サーボモータ19
は、砥石32を研削砥石36の軸中心と一致させるため
のものである。
ない案内部材を介して昇降自在に設けられている。サー
ボモータ19の出力軸に設けられた面板20と、スライ
ダ18との間にリンク21の両端が上部ピン22,下部
ピン23によって枢支されている。スライダ18はサー
ボモータ19の駆動によって、上部ピン22が出力軸の
回りを旋回することにより昇降する。サーボモータ19
は、砥石32を研削砥石36の軸中心と一致させるため
のものである。
【0017】スライダ18にはボールねじ24が水平方
向に設けられている。ボールねじ24に螺着されたナッ
ト25には、ブラケット26を介してハウジング27が
固定されている。ハウジング27は図示しない案内部材
を介してスライダ18に対して水平方向に移動自在であ
る。ボールねじ24は、歯付プーリ28および図示しな
い歯付ベルトを介して図示しないサーボモータに連結さ
れている。サーボモータの駆動によってボールねじ24
が回転し、ハウジング27が水平方向(X軸方向)、す
なわち研削砥石6に接近又は遠ざかる方向に移動する。
向に設けられている。ボールねじ24に螺着されたナッ
ト25には、ブラケット26を介してハウジング27が
固定されている。ハウジング27は図示しない案内部材
を介してスライダ18に対して水平方向に移動自在であ
る。ボールねじ24は、歯付プーリ28および図示しな
い歯付ベルトを介して図示しないサーボモータに連結さ
れている。サーボモータの駆動によってボールねじ24
が回転し、ハウジング27が水平方向(X軸方向)、す
なわち研削砥石6に接近又は遠ざかる方向に移動する。
【0018】ハウジング27内には、スピンドル29が
軸受30を介して回転自在に支持されている。スピンド
ル29の一端には砥石固定板31を介してツルーイング
のための砥石32が固定されている。スピンドルの他端
は、プーリ33a,33bおよびタイミングベルト34
を介してサーボモータ35に連結されている。ツルーイ
ングのための砥石32は、このサーボモータ35の駆動
によって回転する。
軸受30を介して回転自在に支持されている。スピンド
ル29の一端には砥石固定板31を介してツルーイング
のための砥石32が固定されている。スピンドルの他端
は、プーリ33a,33bおよびタイミングベルト34
を介してサーボモータ35に連結されている。ツルーイ
ングのための砥石32は、このサーボモータ35の駆動
によって回転する。
【0019】以上のような構造において、研削砥石36
の形状に応じて砥石32が旋回、水平移動して研削砥石
36を所望の円弧形状にツルーイング及びドレッシング
を行う。なお、このツルーイング及びドレッシング作業
の前に、サーボモータ19を駆動し砥石32を研削砥石
36の軸中心と一致させる。
の形状に応じて砥石32が旋回、水平移動して研削砥石
36を所望の円弧形状にツルーイング及びドレッシング
を行う。なお、このツルーイング及びドレッシング作業
の前に、サーボモータ19を駆動し砥石32を研削砥石
36の軸中心と一致させる。
【0020】ツルーイング装置1には、研削砥石36の
外形形状を検出するための検出手段が設けられている。
形状検出手段は、光学式のものであり、旋回フレーム7
の上下部内面に設けられた投光器37aと受光器37b
とからなっている。投光器37aは、本実施例では光源
に半導体レーザが用いられたレーザ投光器であり、その
光軸と旋回フレーム7の旋回軸線12とが一致するよう
に配置されている。
外形形状を検出するための検出手段が設けられている。
形状検出手段は、光学式のものであり、旋回フレーム7
の上下部内面に設けられた投光器37aと受光器37b
とからなっている。投光器37aは、本実施例では光源
に半導体レーザが用いられたレーザ投光器であり、その
光軸と旋回フレーム7の旋回軸線12とが一致するよう
に配置されている。
【0021】すなわち、投光器37aから発せられたレ
ーザ光は、旋回軸線12上を通って受光器37bによっ
て受光される。そして、研削砥石36がレーザ光を遮る
か否か、言い換えれば研削砥石36の外周が旋回軸線1
2上にあるか否かによって、受光器37bがON−OF
F信号を出力する。
ーザ光は、旋回軸線12上を通って受光器37bによっ
て受光される。そして、研削砥石36がレーザ光を遮る
か否か、言い換えれば研削砥石36の外周が旋回軸線1
2上にあるか否かによって、受光器37bがON−OF
F信号を出力する。
【0022】図4は、研削砥石の形状を計測し、補正す
るための制御装置60を示す機能ブロック図である。
るための制御装置60を示す機能ブロック図である。
【0023】CPU40は計測装置の全体を制御する中
央処理装置である。CPU40はバスライン41を介し
て、各種メモリ、演算手段等に接続されている。各種メ
モリにはCRTはキーボード42からデータが入力され
るとともに、各データはCRTに表示される。
央処理装置である。CPU40はバスライン41を介し
て、各種メモリ、演算手段等に接続されている。各種メ
モリにはCRTはキーボード42からデータが入力され
るとともに、各データはCRTに表示される。
【0024】X軸サーボモータ43は、砥石台をX軸線
方向に移動させるためのモータであり、位置検出信号と
速度検出信号とがX軸位置制御手段44および増幅器4
5にそれぞれフィードバックされ、X軸サーボモータ4
3の作動が制御される。同様にZ軸サーボモータ46は
テーブル3をZ軸線方向に移動させるためのモータであ
り、位置検出信号と速度検出信号がZ軸位置制御手段4
7および増幅器48にそれぞれフィードバックされ、Z
軸サーボモータ46の作動が制御される。
方向に移動させるためのモータであり、位置検出信号と
速度検出信号とがX軸位置制御手段44および増幅器4
5にそれぞれフィードバックされ、X軸サーボモータ4
3の作動が制御される。同様にZ軸サーボモータ46は
テーブル3をZ軸線方向に移動させるためのモータであ
り、位置検出信号と速度検出信号がZ軸位置制御手段4
7および増幅器48にそれぞれフィードバックされ、Z
軸サーボモータ46の作動が制御される。
【0025】計測用プログラムメモリ49には、砥石形
状の計測を実行するためのプログラム、すなわちX軸サ
ーボモータ43およびZ軸サーボモータ46を駆動さ
せ、レーザ光によって砥石を検出するためのプログラム
が記憶されている。レーザ式砥石検出手段37は、具体
的には投光器37a,受光器37bであり、インターフ
ェイス50を介してバス42に接続されている。
状の計測を実行するためのプログラム、すなわちX軸サ
ーボモータ43およびZ軸サーボモータ46を駆動さ
せ、レーザ光によって砥石を検出するためのプログラム
が記憶されている。レーザ式砥石検出手段37は、具体
的には投光器37a,受光器37bであり、インターフ
ェイス50を介してバス42に接続されている。
【0026】砥石形状演算手段51は、砥石検出手段3
7の検出信号が出力されたときのX軸、Z軸方向の現在
位置に基づき砥石の形状を演算するためのものである。
砥石形状計測メモリ52は、砥石検出手段37によって
検出された研削砥石36の各点のデータを一時的に記憶
しておくためのものである。投光器37aから投光され
たレーザ光は、受光器37bによって受光されるが研削
砥石36に遮られると受光できなくなる。この受光と、
受光出来なくなる位置、すなわちオン・オフ位置を検出
し、この座標位置を砥石形状計測メモリ52に記憶して
置く。砥石形状基準メモリ53には、ワークの研削加工
に必要な基準となる砥石形状が記憶されている。
7の検出信号が出力されたときのX軸、Z軸方向の現在
位置に基づき砥石の形状を演算するためのものである。
砥石形状計測メモリ52は、砥石検出手段37によって
検出された研削砥石36の各点のデータを一時的に記憶
しておくためのものである。投光器37aから投光され
たレーザ光は、受光器37bによって受光されるが研削
砥石36に遮られると受光できなくなる。この受光と、
受光出来なくなる位置、すなわちオン・オフ位置を検出
し、この座標位置を砥石形状計測メモリ52に記憶して
置く。砥石形状基準メモリ53には、ワークの研削加工
に必要な基準となる砥石形状が記憶されている。
【0027】公差メモリ54には計測された砥石形状
と、基準となる砥石形状との間で許される公差が記憶さ
れている。ツルーイング判定手段55は、砥石形状基準
メモリ53に記憶された基準砥石形状と砥石形状計測メ
モリ52に記憶された計測砥石形状とを比較し、その差
が公差内にあるか否かを判定する手段である。
と、基準となる砥石形状との間で許される公差が記憶さ
れている。ツルーイング判定手段55は、砥石形状基準
メモリ53に記憶された基準砥石形状と砥石形状計測メ
モリ52に記憶された計測砥石形状とを比較し、その差
が公差内にあるか否かを判定する手段である。
【0028】ツルーイングプログラムメモリ56には、
ツルーイングを行うためのプログラム、すなわち砥石3
2を昇降、水平移動、回転等させるためのプログラムが
記憶されている。このツルーイングプログラムは基準砥
石形状と計測砥石形状との差が公差からはずれたときに
実行される。
ツルーイングを行うためのプログラム、すなわち砥石3
2を昇降、水平移動、回転等させるためのプログラムが
記憶されている。このツルーイングプログラムは基準砥
石形状と計測砥石形状との差が公差からはずれたときに
実行される。
【0029】砥石形状計測装置の動作を図5に示すフロ
ーチャートを参照して以下に説明する。研削砥石36に
よるワークの研削加工終了後、ステップP1 において基
準形状が砥石形状基準メモリ53に設定されているか否
かが判断される。基準形状が設定されていなければ、ス
テップP2 によりキーボード42を介してデータを基準
メモリ53に入力する。基準形状が設定されると、ステ
ップP3 により計測プログラム49内のプログラムが実
行される。この計測は次の手順で行われる(図6参
照)。
ーチャートを参照して以下に説明する。研削砥石36に
よるワークの研削加工終了後、ステップP1 において基
準形状が砥石形状基準メモリ53に設定されているか否
かが判断される。基準形状が設定されていなければ、ス
テップP2 によりキーボード42を介してデータを基準
メモリ53に入力する。基準形状が設定されると、ステ
ップP3 により計測プログラム49内のプログラムが実
行される。この計測は次の手順で行われる(図6参
照)。
【0030】研削砥石36は、形状計測中に研削加工時
と同一の回転速度で回転駆動される。ツルーイング装置
1は、Z軸サーボモータ46の駆動により、所定ピッチ
Zn−Zn-1 ずつZ軸線方向に移動し、かつ所定ピッチ
移動するごとにX軸サーボモータ43の駆動によりX軸
線方向に研削砥石36が砥石32の方向に移動する。こ
の各点の位置を直線又は曲線で接続したのが、前記した
砥石形状基準メモリ53に記憶された研削砥石の形状、
すなわち断面(X−Z軸)形状に近いものである。
と同一の回転速度で回転駆動される。ツルーイング装置
1は、Z軸サーボモータ46の駆動により、所定ピッチ
Zn−Zn-1 ずつZ軸線方向に移動し、かつ所定ピッチ
移動するごとにX軸サーボモータ43の駆動によりX軸
線方向に研削砥石36が砥石32の方向に移動する。こ
の各点の位置を直線又は曲線で接続したのが、前記した
砥石形状基準メモリ53に記憶された研削砥石の形状、
すなわち断面(X−Z軸)形状に近いものである。
【0031】それに伴ってレーザ光も同様な動きをし、
砥石36の外周面の各点でレーザ光が遮られるごとに、
砥石検出手段37が信号を出力する。このときのレーザ
光は、前記各点を中心にX軸方向に移動して研削砥石3
6の外形を探りながらオン・オフの位置を計測する。そ
して、ステップP4 により、これらの出力信号を発生し
たレーザ光の座標位置は、砥石36の外周面の各点の座
標位置(X1 ,Z1 )、(X2 ,Z2 )、…(Xn ,Z
n )として砥石形状計測メモリ52に記憶される。
砥石36の外周面の各点でレーザ光が遮られるごとに、
砥石検出手段37が信号を出力する。このときのレーザ
光は、前記各点を中心にX軸方向に移動して研削砥石3
6の外形を探りながらオン・オフの位置を計測する。そ
して、ステップP4 により、これらの出力信号を発生し
たレーザ光の座標位置は、砥石36の外周面の各点の座
標位置(X1 ,Z1 )、(X2 ,Z2 )、…(Xn ,Z
n )として砥石形状計測メモリ52に記憶される。
【0032】次にステップP5 により、砥石形状演算手
段51が、座標位置(X1 ,Z2 ),(X2 ,Z2 )…
(Xn ,Zn )から砥石36の形状を演算する。同時に
R形状がある場合は、曲率中心(Xc ,Zc )および曲
率径rも算出する。次に、ステップP6 により、ツルー
イング判定手段55が、計測された砥石形状が公差以内
にあるか否か判断する。そして、砥石形状が公差以上で
あれば、ステップP6によりツルーイング用プログラム
メモリ56に記憶されたプログラムを実行する。公差以
内であれば、ツルーイングは行わない。
段51が、座標位置(X1 ,Z2 ),(X2 ,Z2 )…
(Xn ,Zn )から砥石36の形状を演算する。同時に
R形状がある場合は、曲率中心(Xc ,Zc )および曲
率径rも算出する。次に、ステップP6 により、ツルー
イング判定手段55が、計測された砥石形状が公差以内
にあるか否か判断する。そして、砥石形状が公差以上で
あれば、ステップP6によりツルーイング用プログラム
メモリ56に記憶されたプログラムを実行する。公差以
内であれば、ツルーイングは行わない。
【0033】
【その他の実施例】前記砥石形状計測装置は、円筒研削
盤に適用したものであったが平面研削盤など他の研削盤
に適用できる。また、前記ドレッシング砥石は回転する
砥石32であったがポイントドレッサなど回転しないも
のでも良い。更に、前記ドレッシング装置は円弧のため
のドレッシング装置であったが他の曲面のドレッシング
装置であっても良い。前記サーボモータ13,35は、
通常の制御できないタイプの駆動モータでも良い。
盤に適用したものであったが平面研削盤など他の研削盤
に適用できる。また、前記ドレッシング砥石は回転する
砥石32であったがポイントドレッサなど回転しないも
のでも良い。更に、前記ドレッシング装置は円弧のため
のドレッシング装置であったが他の曲面のドレッシング
装置であっても良い。前記サーボモータ13,35は、
通常の制御できないタイプの駆動モータでも良い。
【0034】
a.ツルーイング装置に室温変化等による熱変形等誤差
が生じても、ツルーイング装置の旋回軸線上に光路を有
するため、ツルーイングした砥石外周の形状に誤差を生
じにくい。
が生じても、ツルーイング装置の旋回軸線上に光路を有
するため、ツルーイングした砥石外周の形状に誤差を生
じにくい。
【0035】b.ツルーイング装置の旋回中心軸線と光
路(軸)とが一致しているので研削砥石の座標と、ツル
ーイング装置の座標の相対関係位置を求めることが容易
となり、計測結果を正確にフィードバックでき、ツルー
イングされた砥石形状の精度が向上する。
路(軸)とが一致しているので研削砥石の座標と、ツル
ーイング装置の座標の相対関係位置を求めることが容易
となり、計測結果を正確にフィードバックでき、ツルー
イングされた砥石形状の精度が向上する。
【0036】c.形状計測からツルーイングに移行する
時間を最短にできる。
時間を最短にできる。
【図1】図1は、ツルーイング装置の平面図である。
【図2】図2は、図1の一部切断図である。
【図3】図3は、図1のII-II 線切断図である。
【図4】図4は、砥石形状制御装置の機能ブロック図で
ある。
ある。
【図5】図5は、砥石形状制御装置の動作のフローチャ
ートを示す図である。
ートを示す図である。
【図6】図6は、砥石形状測定時の計測動作を示す図で
ある。
ある。
1…ツルーイング装置 3…テーブル 8,9…旋回軸 36…研削砥石 37a…投光器 37b…受光器 40…CPU 43…X軸サーボモータ 46…Z軸サーボモータ 51…砥石形状演算手段 52…砥石形状計測メモリ 53…砥石基準メモリ 54…公差メモリ 56…ツルーイングプログラムメモリ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年4月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図3】
【図6】
【図2】
【図5】
【図4】
Claims (1)
- 【請求項1】研削砥石の外周面をツルーイングするため
に旋回軸を備えたツルーイング装置において、 前記研削砥石に光を投光するために前記旋回軸線に沿っ
て投光するための投光器と、 前記光を受光するために前記光の光路上で、かつ前記旋
回軸線上に距離を有して配置された受光器と、 前記光を前記受光器が受けたときのオン・オフを検知及
び前記オン・オフの座標位置を検出するための砥石形状
検出手段とからなることを特徴とする砥石形状計測装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6922793A JPH06258050A (ja) | 1993-03-04 | 1993-03-04 | 砥石形状計測装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6922793A JPH06258050A (ja) | 1993-03-04 | 1993-03-04 | 砥石形状計測装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06258050A true JPH06258050A (ja) | 1994-09-16 |
Family
ID=13396634
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6922793A Pending JPH06258050A (ja) | 1993-03-04 | 1993-03-04 | 砥石形状計測装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06258050A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19530511C1 (de) * | 1995-08-18 | 1997-02-20 | Alcan Gmbh | Kolben für Verbrennungsmotoren |
JPH1055985A (ja) * | 1996-08-07 | 1998-02-24 | Seiko Seiki Co Ltd | ダイシング装置 |
JP2001246539A (ja) * | 2000-03-03 | 2001-09-11 | Inst Of Physical & Chemical Res | 非軸対称非球面ミラーの研削加工方法 |
JP2011104728A (ja) * | 2009-11-19 | 2011-06-02 | Apic Yamada Corp | 切削装置及び切削方法 |
JP2015076483A (ja) * | 2013-10-08 | 2015-04-20 | 株式会社ディスコ | 切削装置 |
JP2018047518A (ja) * | 2016-09-21 | 2018-03-29 | 株式会社新日本テック | 機上ツルーイング装置および工作機械 |
-
1993
- 1993-03-04 JP JP6922793A patent/JPH06258050A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19530511C1 (de) * | 1995-08-18 | 1997-02-20 | Alcan Gmbh | Kolben für Verbrennungsmotoren |
JPH1055985A (ja) * | 1996-08-07 | 1998-02-24 | Seiko Seiki Co Ltd | ダイシング装置 |
JP2001246539A (ja) * | 2000-03-03 | 2001-09-11 | Inst Of Physical & Chemical Res | 非軸対称非球面ミラーの研削加工方法 |
JP2011104728A (ja) * | 2009-11-19 | 2011-06-02 | Apic Yamada Corp | 切削装置及び切削方法 |
JP2015076483A (ja) * | 2013-10-08 | 2015-04-20 | 株式会社ディスコ | 切削装置 |
JP2018047518A (ja) * | 2016-09-21 | 2018-03-29 | 株式会社新日本テック | 機上ツルーイング装置および工作機械 |
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