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JPH0625331Y2 - ラミネート装置 - Google Patents

ラミネート装置

Info

Publication number
JPH0625331Y2
JPH0625331Y2 JP5176089U JP5176089U JPH0625331Y2 JP H0625331 Y2 JPH0625331 Y2 JP H0625331Y2 JP 5176089 U JP5176089 U JP 5176089U JP 5176089 U JP5176089 U JP 5176089U JP H0625331 Y2 JPH0625331 Y2 JP H0625331Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
bearing
vibrating body
vibrating
laminating apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5176089U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02142026U (ja
Inventor
実 萩原
幹雄 矢部
Original Assignee
大成ラミネーター株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 大成ラミネーター株式会社 filed Critical 大成ラミネーター株式会社
Priority to JP5176089U priority Critical patent/JPH0625331Y2/ja
Publication of JPH02142026U publication Critical patent/JPH02142026U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0625331Y2 publication Critical patent/JPH0625331Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は、可撓性銅箔等フィルムの電子回路にラミネ
ートしたり、プリント配線基盤にソルダーレジストフィ
ルム等をラミネートしたり、あるいは二枚の板ガラス中
に合成樹脂フィルムを挟んで中貼りする強化板ガラスの
製造に用いるラミネート装置に関するものである。
「従来の技術、考案が解決せんとする問題点」 従来、可撓性銅箔等フィルムの電子回路にラミネートす
る場合や、プリント配線基盤にソルダーレジストフィル
ム等をラミネートする場合において、芯金の周囲に単に
耐熱性ゴム層を被覆した普通のゴムロールを振動しない
普通の軸受に支持したものが使用されているが、このよ
うなロールでは電子回路が繊細なパターンである場合、
圧着力が充分に作用せず、真空装置ないで加工しない限
り銅箔の接着面に気泡や空気層を残してラミネートされ
る欠点があった。
また、二枚の板ガラス中に合成樹脂フィルムを挟んで中
貼りすることにより強度を強化した板ガラスが知られて
いるが、従来の強化板ガラスの製造方法として下側の板
ガラス上に両面に接着剤を塗布した合成樹脂フィルムを
貼着し、この合成樹脂フィルム上に水槽内又は真空吸引
装置において上側の板ガラスを重ねてその間の水又は空
気を加圧又は吸引排除しながら加圧する方法が採用され
ている。
しかしながら、このような従来の合成樹脂フィルム中貼
り強化板ガラスの製造方法では工程が煩雑で作業能率が
悪いと共に、内部に気泡を残さずに真空接着するための
大規模な水槽又は真空吸引装置を要し、多大の設備費や
ランニングコストを要するなどの問題があった。
「問題点を解決するための手段〕 この考案は前記従来の課題を解決するために、被覆ゴム
層内に均一で微小な球形のビーズを密に配したローラー
を軸受に支持し、この軸受上に振動力及び振幅が大き
く、しかも振動方向が一定の振動体、特に最近開発され
たニューマチックハンマーを圧縮バネを介して取付ける
ことにより、繊細な回路パターンの回路基盤や気泡を生
じ易い強化板ガラスに対しても、振動体による軸受の強
力な振動と、微小な凹凸を有するビーズ層による振動押
圧力がラミネートフィルムに緊密に作用して電子回路な
どの繊細な回路パターンの間隙をも均一かつ確実に加圧
し、気泡を残すことなく良好にラミネート及び圧着する
ことを可能としたラミネート装置を提案するものであ
る。
「実施例」 以下この考案を図面に示す実施例について説明すると、
ロール1は金属性芯金2の周囲に耐熱もしくは超耐熱性
ゴム等からなる薄い接着層3が被覆され、この接着層3
の上に耐熱性ガラス、セラミックス等の耐熱性及び剛性
を有する直径1mm前後又はそれ以下のビーズを多数密接
して均等に接着したビーズ層4が設けられ、このビーズ
層4の上に耐熱もしくは超耐熱性ゴム等からなる表面ゴ
ム層5が被覆されている。
そして、このロール1の両端の支軸を支承する軸受6上
には、振動力及び振幅が大きく、しかも振動方向が上下
方向に一定している振動体7が取付けられ、この振動に
よってロール1に上下に強力に振動(振動数100〜500回
/分)を与えながら回転し得るようになっている。
このような振動体7としては、最近開発されて市販され
ている圧搾空気により振動し、排気量を流量調整弁で調
節することにより、振幅及び振動数を変化することが可
能なニューマチックハンマーが最適で、図示の実施例に
おいてはこれを用いた態様を示した。
なお、必要に応じてこの振動体7上にウエイトを取付け
て振動力を増大させる。
振動体7の振動軸8の先端には、支持体9が取付けら
れ、その支持体9の四周に設けたガイド孔10に軸受6
から垂直に突設した複数本のガイドロッド11が挿通さ
れ、それらの上端のストッパー12により係止されてい
る。
支持体9の底面と軸受6の上端との間におけるガイドロ
ッド11の周囲には圧縮バネ13が装着され、振動軸8
の振動を圧縮バネ13を介して軸受6に伝達するように
なっている。
軸受6は、ラミネーター本体の側壁等の側板14に設け
たガイド溝15に上下にスライド自在に取付けられ、側
板14又はラミネーター本体の底板に固定したシリンダ
ーブラケット16に取付けたエアー又は油圧シリンダー
17のピストンロッド17′に連結され、このシリンダ
ー17によって上下にスライドするように構成されてお
り、ラミネーター使用時にはこのシリンダー17に一定
圧の空気圧又は油圧を作用して伸長状態を保ち、軸受6
を介してロール1を下方の非振動ロール1′上に軽く圧
接されている。
非振動ロール1′は、その両端支軸を普通の固定軸受
6′に支承された一般的なゴムロールを用いるが、必要
に応じこれをロール1と同様のビーズ式ロールとしても
よい。
なお、ロール1,1′は必要に応じてその芯金2の内部
に電気ヒーター、誘導加熱コイル等の熱源を設置し、ラ
ミネートフィルムを加熱しながらラミネートするように
構成することができる。
「考案の作用」 上記のように構成したロール1とロール1′との間に、
例えば、繊細な回路パターンの銅箔等の被ラミネート板
をソルダーレジストフィルム(ハンダ融着防止膜)等の
可撓性ラミネートフィルムと共に通過させると、振動体
7の振動力が圧縮バネ13を介して軸受6に伝達され、
この軸受6はシリンダー17によって上下に振動自在に
弾力的に支持されているため、ロール1は回転しながら
加圧方向に強力に振動し、均等なビーズ層4の微細な凹
凸による振動押圧力が相俟って繊細な銅箔やその微細な
間隙に均等かつ確実に作用し、間隙内の空気を押し出し
ながら接着面に空気層をほとんど残すことなく良好にラ
ミネートすることが可能となる。
また、ドライフィルムレジスト(写真エッチング感光
膜)等の上下の可撓性ラミネートフィルムによりプリン
ト基盤等をラミネートする場合や、二枚の板ガラス中に
合成樹脂フィルムを挟んで中貼りする強化板ガラスの圧
着ラミネートの場合においても、ロール1の同様の作用
により接着面内に気泡を残すことなく良好にラミネート
することが可能となる。
なお、このようなラミネート加工に用いる場合、ビーズ
の直径や表面ゴム層5の材質、或いは加圧力等によって
多少異なるが、芯金2から表面ゴム層5の表面までの厚
さは加熱ロールの場合、約3mm前後程度であることが最
も好適である。
「考案の効果」 以上の通りこの考案によれば、芯金の周囲に被覆した接
着層上に、剛性を有する微小な球形のビーズを密に接着
してなるビーズ層を設け、前記ビーズ層上に表面ゴム層
を被覆してなるロールを上下方向に大きな振幅で強力に
振動する振動体により上下に振動力を受ける軸受に支持
してなるので、振動体による軸受の強力な振動とビーズ
層の微細な凹凸による振動押圧力がエッチングによる繊
細な銅箔やその微細な間隙、あるいはラミネート加工面
に均等かつ充分に作用し、接着部の間隙内の空気を着実
に押し出しながら空気層や気泡を残すことなく極めて良
好にラミネートすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す縦断側面図、第2図は
同縦断正面図である。 1……ロール(振動)、1′……ロール(非振動)、2
……芯金、3……接着層、 4……ビーズ層、5……表面ゴム層、 6,6′……軸受、7……振動体、 8……振動軸、9……支持体、 10……ガイド孔、11……ガイドロッド、 12……ストッパー、13……圧縮バネ、 14……側板、15……ガイド溝、 16……シリンダーブラケット、 17……シリンダー、 17′……ピストンロッド。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】芯金の周囲に被覆した接着層上に、剛性を
    有する微小な球形のビーズを密に接着してなるビーズ層
    を設け、前記ビーズ層上に表面ゴム層を被覆したロール
    を軸受に支持し、前記軸受上に上下に振動する振動体を
    取付けてなることを特徴とするラミネート装置。
  2. 【請求項2】振動体は圧搾空気により振動するニューマ
    チックハンマーであることを特徴とする請求項1記載の
    ラミネート装置。
  3. 【請求項3】振動体は圧縮バネを介して軸受上に取付け
    てなることを特徴とする請求項1又は2記載のラミネー
    ト装置。
JP5176089U 1989-05-01 1989-05-01 ラミネート装置 Expired - Lifetime JPH0625331Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5176089U JPH0625331Y2 (ja) 1989-05-01 1989-05-01 ラミネート装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5176089U JPH0625331Y2 (ja) 1989-05-01 1989-05-01 ラミネート装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02142026U JPH02142026U (ja) 1990-11-30
JPH0625331Y2 true JPH0625331Y2 (ja) 1994-07-06

Family

ID=31571473

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5176089U Expired - Lifetime JPH0625331Y2 (ja) 1989-05-01 1989-05-01 ラミネート装置

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JP (1) JPH0625331Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5182938B2 (ja) * 2008-09-17 2013-04-17 株式会社ブリヂストン タイヤ成形部材の圧着装置、タイヤ製造装置及びタイヤ製造方法
CN106738760A (zh) * 2016-12-30 2017-05-31 桂林橡胶设计院有限公司 多层胶片柔性压合成型装置及其成型方法

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Publication number Publication date
JPH02142026U (ja) 1990-11-30

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