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JPH06252964A - クロック再生回路 - Google Patents

クロック再生回路

Info

Publication number
JPH06252964A
JPH06252964A JP5037074A JP3707493A JPH06252964A JP H06252964 A JPH06252964 A JP H06252964A JP 5037074 A JP5037074 A JP 5037074A JP 3707493 A JP3707493 A JP 3707493A JP H06252964 A JPH06252964 A JP H06252964A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clock
phase
circuit
clock phase
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5037074A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Matsumoto
洋一 松本
Shuji Kubota
周治 久保田
Shuzo Kato
修三 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP5037074A priority Critical patent/JPH06252964A/ja
Publication of JPH06252964A publication Critical patent/JPH06252964A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 フェージング等が発生した場合において、安
定したクロックを再生することができるクロック再生回
路を提供する。 【構成】 受信した変調信号位相を出力する変調信号位
相検出回路10と、前記変調信号位相検出回路の出力に
基づいてクロック位相情報を出力するクロック位相情報
算出回路20と、前記クロック位相情報をもとにクロッ
ク位相を変化させ最適なクロック位相を発生させるクロ
ック位相可変クロック信号発生器30と、前記位相情報
出力回路の出力するクロック位相情報および内部値を保
存するレジスタ50,51と、通信路誤り検出情報に基
づき前記レジスタへのデータの書き込みあるいは読みだ
しを制御するデータストア制御回路60と、クロック信
号生成のための基準信号発生器40とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル無線通信に
用いて好適なクロック再生回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来のベースバンドディジタル
クロック再生回路の構成例を示すブロック図である。こ
こでは、π/4シフトQPSK変調方式の場合を例にと
り、またクロック再生に用いられる信号は2倍シンボル
レートとして説明する。信号受信π/4シフトQPSK変
調信号Aは変調信号位相検出回路10において変調信号
位相が検出される。
【0003】ここで、変調信号位相検出の一例を図5を
参照して説明する。まず、変調信号Aは、変調信号位相
検出回路10において、中間周波数に変換され、帯域フ
ィルタを介して帯域制限された後、振幅制限される。図
5(a)に中間周波信号波形を、同図(b)に振幅制限され
た中間周波信号波形を示す。ところで、π/4シフトQ
PSK変調方式にあっては、搬送波エンベロープがボー
タイミング周波数成分を有している。そこで、このボー
タイミング周波数成分を検出し位相同期ループに入力す
ることにより、ボータイミングが得られる。このボータ
イミングt0において立上がるボータイミング信号を同
図(d)に示す。
【0004】次に、変調信号位相検出回路10において
は、ボータイミングt0に同期してリセットされるとと
もに所定のクロック信号を計数する位相カウンタが設け
られており、このカウント値を同図(c)に示す。変調信
号位相検出回路10においては、ボータイミングt0
検出された後、最も近いボータイミング信号の立上がり
時刻t1が検出される。そして、ボータイミングt0から
立上がり時刻t1に至るまでの時間、すなわち中間周波
信号の相対的位相がが位相カウンタ出力に基づいて検出
される。
【0005】なお、上述した変調信号位相検出技術は、
例えば「富田他、”ディジタル中間周波数復調方式”、
B-299、1990年電子情報通信学会秋季全国大
会」に記載されている。また、これに代えて「山本
他、”π/4シフトQPSKベースバンド遅延検波器の一
検討”、B-342、1992年電子情報通信学会春季
全国大会」に記載されたものを用いてもよい。
【0006】変調信号位相検出回路10は、クロック信
号Fおよびハーフシンボルだけ位相差を有するクロック
により2倍シンボルレートで変調信号位相Bを出力す
る。ただし、ここではクロック位相は一様ランダムな値
となる。1シンボル差分回路121は、信号Bおよび前
記信号Bをシンボル周期遅延した信号との差分信号Cを
出力する。次に、ゼロクロス検出型クロック位相進み/
遅れ検出回路122は信号Cを用いてゼロクロス検出を
行い、クロック位相の識別点からの進みあるいは遅れに
対応する信号Dを出力する。ここで、信号Cの時間系列
をCi=C(i*T/2),(i=0,1,2,…)、Tはシンボル
周期、添字iの偶数番目を識別点タイミングとなるべき
信号とする(図4参照)。まず信号CiおよびCi+2のゼ
ロクロス、すなわち
【0007】 Ci*Ci+2<0 式(1) を検出する。次に信号Ciの極性およびCiとCi+2間の
信号Ci+1の極性の関係を調べ、 Ci+1*Ci>0 式(2) の場合は、クロック位相進みを、また Ci+1*Ci<0 式(3) を検出した場合は、クロック位相遅れを示す信号Dを出
力する。
【0008】信号Dはディジタルフィルタ124に入力
されてフィルタリングされクロック修正方向を与える信
号Eとなる。クロック位相可変クロック信号発生器31
は前記信号Eに応じてクロック位相を進めるか、あるい
は遅らせることによりクロック再生がなされる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
クロック再生法をフェージング回線下において適用した
場合、フェージングにより電界強度の落ち込み時には適
切な信号が得られず、大きな再生クロック位相誤差を生
じる場合がある。また、このような場合、クロック位相
を再度引き込む必要が生じる。これらは、復調特性を大
きく劣化させる要因である。この発明は上述した事情に
鑑みてなされたものであり、安定したクロックを再生す
ることができるクロック再生回路を提供することを目的
としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
この発明にあっては、受信した変調信号位相を出力する
変調信号位相検出回路と、前記変調信号位相検出回路の
出力に基づいてクロック位相情報を出力するクロック位
相情報算出回路と、前記クロック位相情報をもとにクロ
ック位相を変化させ最適なクロック位相を発生させるク
ロック位相可変クロック信号発生器と、前記位相情報出
力回路の出力するクロック位相情報および内部値を保存
するレジスタと、通信路誤り検出情報に基づき前記レジ
スタへのデータの書き込みあるいは読みだしを制御する
データストア制御回路と、クロック信号生成のための基
準信号発生器とを具備することを特徴としている。
【0011】
【作用】変調信号位相検出回路が受信した変調信号位相
を出力すると、この出力に基づいてクロック位相情報算
出回路はクロック位相情報を出力する。クロック位相可
変クロック信号発生器は、このクロック位相情報に基づ
いてクロック位相を変化させ最適なクロック位相を発生
させ、そのロック位相情報および内部値がレジスタに保
存される。また、データストア制御回路は、通信路誤り
検出情報に基づいて、該レジスタへのデータの書き込み
あるいは読みだしを制御する。
【0012】
【実施例】以下、図1を参照してこの発明の一実施例に
ついて説明する。図示の実施例は、通信路誤り検出機能
にCRC(Cyclic Redundancy Check)を用い、クロ
ック位相情報算出回路として上述したゼロクロス検出方
式を用いている。また、CRCビットを有するバースト
とクロック再生動作の関係を図2に示す。ここでは、従
来回路と異なるディジタルフィルタ23およびクロック
位相可変クロック信号発生器30の動作、およびレジス
タ50、51データストア制御回路60の働きについて
述べる。
【0013】ディジタルフィルタ23は例えばランダム
ウォークフィルタで構成できる。ランダムウォークフィ
ルタは、ゼロクロス検出型クロック位相進み/遅れ検出
回路22の出力である位相進みおよび位相遅れを示す信
号をそれぞれ計数し、そのいずれかがあるしきい値を越
えるとそれに応じてクロック位相を変化させる信号Eを
出力し、同時にフィルタ内部値をリセットする。本実施
例にあっては、バーストのCRCにより誤りが検出され
ない場合には、そのバースト端におけるフィルタ内部値
をレジスタa50に保存する。一方、CRCにより誤り
が検出された場合には、前述のフィルタ内部値の保存は
行わず、次のバーストの先頭までに先にレジスタ50に
保存されたフィルタ内部値にディジタルフィルタ内部値
を設定し、以降この値を用いてフィルタリングがなされ
る。
【0014】また、クロック位相可変クロック信号発生
器30では、基準信号発生器40の高速基準信号を分周
し離散的に位相を可変とするクロック信号を生成し、デ
ィジタルフィルタの出力に従いクロック位相を変化させ
る。積分回路24では、前記信号Eを積分することによ
り逐次クロック位相を算出し、クロック位相信号Qを出
力する。
【0015】ここで、クロック位相信号Qは前記ディジ
タルフィルタ23の場合と同様に、各バーストCRCに
より誤りが検出されない場合には、そのバースト端にお
けるクロック位相信号値をレジスタb51に保存する。
一方、CRCにより誤りが検出された場合には、前述の
クロック位相信号値の保存は行わず、次のバーストの先
頭までに先にレジスタ51に保存されたクロック位相信
号値Sにもとずき、クロック位相可変クロック信号発生
器30の出力であるクロック信号Fを再度クロック位相
をCRCにより誤りが検出されたバースト以前のクロッ
ク位相を有するクロック信号に設定する。
【0016】これらレジスタ50、51の書き込みある
いは読出し、またディジタルフィルタ内部値の再設定あ
るいはクロック位相可変クロック信号発生器におけるク
ロック位相の再設定は、CRCを入力とするデータスト
ア制御回路60により制御される。
【発明の効果】以上説明したように、この発明のクロッ
ク再生回路によれば、フェージング回線下においてもス
リップ状態を回避しつつ安定に動作し、再引き込みの頻
度を減ずることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】一実施例のクロック再生における動作説明図で
ある。
【図3】従来のクロック再生回路のブロック図である。
【図4】従来のクロック再生回路の動作説明図である。
【図5】従来のクロック再生回路のタイムチャートであ
る。
【符号の説明】
10 変調信号位相検出回路 20 クロック位相情報算出回路 21 1シンボル差分回路 22 ゼロクロス検出型クロック位相進み/遅れ検出回
路 23,24 ディジタルフィルタ 30,31 クロック位相可変クロック信号発生器 40 基準信号発生器 50, 51 レジスタ 60 データストア制御回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信した変調信号位相を出力する変調信
    号位相検出回路と、 前記変調信号位相検出回路の出力に基づいてクロック位
    相情報を出力するクロック位相情報算出回路と、 前記クロック位相情報をもとにクロック位相を変化させ
    最適なクロック位相を発生させるクロック位相可変クロ
    ック信号発生器と、 前記位相情報出力回路の出力するクロック位相情報およ
    び内部値を保存するレジスタと、 通信路誤り検出情報に基づき前記レジスタへのデータの
    書き込みあるいは読みだしを制御するデータストア制御
    回路と、 クロック信号生成のための基準信号発生器とを備えたク
    ロック再生回路。
JP5037074A 1993-02-25 1993-02-25 クロック再生回路 Pending JPH06252964A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5037074A JPH06252964A (ja) 1993-02-25 1993-02-25 クロック再生回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5037074A JPH06252964A (ja) 1993-02-25 1993-02-25 クロック再生回路

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Publication Number Publication Date
JPH06252964A true JPH06252964A (ja) 1994-09-09

Family

ID=12487413

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5037074A Pending JPH06252964A (ja) 1993-02-25 1993-02-25 クロック再生回路

Country Status (1)

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JP (1) JPH06252964A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10135922A (ja) * 1996-10-31 1998-05-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd シンボルクロック再生装置
US7200195B2 (en) 2002-10-23 2007-04-03 Oki Electric Industry Co., Ltd. Received data recovering device

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10135922A (ja) * 1996-10-31 1998-05-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd シンボルクロック再生装置
US7200195B2 (en) 2002-10-23 2007-04-03 Oki Electric Industry Co., Ltd. Received data recovering device

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