[go: up one dir, main page]

JPH06244916A - ディジタル電話機 - Google Patents

ディジタル電話機

Info

Publication number
JPH06244916A
JPH06244916A JP2642393A JP2642393A JPH06244916A JP H06244916 A JPH06244916 A JP H06244916A JP 2642393 A JP2642393 A JP 2642393A JP 2642393 A JP2642393 A JP 2642393A JP H06244916 A JPH06244916 A JP H06244916A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
digital
dial
control
control data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2642393A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinya Isumi
信也 伊住
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2642393A priority Critical patent/JPH06244916A/ja
Publication of JPH06244916A publication Critical patent/JPH06244916A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディジタル電話機から、ディジタル回線を介
して発信する際に、ダイヤル送出時の戻し音を発信者に
対して送出し、ダイヤル送出がなされていることを感覚
的に通知して、発信者の発信操作に対する不安感を取り
除く。 【構成】 制御部21は、発信の際に制御データ送受信
部17より伝送するダイヤル情報を基に、コーデック2
0を介したパルス発生部18で発生し、ローパスフィル
タ19の出力を、タイムスイッチ16で断続して下り通
話路23に接続し、発信者に疑似のダイヤル戻し音を送
出するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル回線を収容
するディジタル電話機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年のディジタル電話機の発展には目覚
ましいものがある。以下、図面を参照しながら従来のデ
ィジタル電話機について説明する。
【0003】図4,図5は従来のディジタル電話機にお
いて、網へのダイヤル送出制御を行う制御部の概念を示
すブロック図であり、図4はアナログ回線網に接続され
る場合、図5はディジタル回線網に接続される場合につ
いて示している。図4において、1はアナログ回線に対
し、ダイヤルパルスを送出するダイヤルパルス送出部、
2はダイヤルパルス送出部1により網との接続制御を行
う制御部、3は電話機から網方向への音声データが通る
上り通話路、4は網から電話機方向へのデータが通る下
り通話路、5はハンドセットが接続されるアナログ回線
インタフェース部である。
【0004】また図5において、6はディジタル回線と
のインタフェース部であるディジタル回線インタフェー
ス部、7はディジタル回線とディジタル電話機との間で
送受信される音声データのスイッチングを行うタイムス
イッチ、8は網との接続制御を行うための制御データを
送受信する制御データ送受信部、9は制御データ送受信
部8を制御して網との接続制御を行い、またタイムスイ
ッチ7を切り換えて通話路の接続制御を行う制御部、1
0は網方向への音声データが通る上り通話路、11は網
からディジタル電話機方向への音声データが通る下り通
話路、12はディジタル音声をアナログ音声に、またア
ナログ音声をディジタル音声に変換し、ハンドセットを
接続するためのアナログ回線インタフェース部である。
【0005】以上のような構成要素よりなる従来のディ
ジタル電話機について、以下その各構成要素相互の関連
と動作を説明する。まず、参考としてアナログ網に接続
される場合の戻し音制御に関し、図4を用いて説明する
と、発信者が発信を行うということを制御部2が判定す
ると、制御部2は網に対し発信動作を開始し、発信先電
話番号を網に通知するためにダイヤルパルスをダイヤル
パルス送出部1により送出する。この際、ダイヤルパル
ス送出部1において、通話路の接続・切断が繰り返され
るため、ダイヤルパルスの送出時に「パタパタ」という
戻り音がアナログ回線インタフェース部5で発生し、下
り通話路4上に送出される。発信者は、この「パタパ
タ」というダイヤルパルス戻し音を聴取する事により、
外線へのダイヤルがなされていると判断する。
【0006】つぎに、ディジタル網に接続される場合に
関して、図5により説明すると、発信者が発信を行うと
いうことを制御部9が判定すると、制御部9は網に対し
発信動作を開始する。発信先電話番号を網に通知するた
めに、制御部9はタイムスイッチ7を切り換えて、制御
データ送受信部8により送出されるダイヤル情報データ
が、ディジタル回線インタフェース部6を介して網に送
出されるように設定する。この場合、ダイヤルデータは
ディジタル回線上をデータとして送信されるために、図
4を用いて説明したアナログ回線接続時のような「パタ
パタ」というダイヤルの戻し音が、下り通話路11上に
送出されることはない。よって、発信者に対しては、外
線への接続段階では無音状態が続くこととなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の方法では、発信者は外線への接続動作が正常に行われ
ているか否かを判断するすべがなく、送出ダイヤル桁数
が多くなった場合、特にワンタッチダイヤルを利用して
発信した場合においては無音時間が長くなり発信動作に
対する不安を感じるようになり、また、アナログ回線接
続時よりもサービスが低下するという問題点を有してい
た。
【0008】本発明は上記従来の問題点を改善すべくな
されたもので、ディジタル回線による発信の際にも、ダ
イヤル送出時の戻し音を提供する制御手段を有するディ
ジタル電話機を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のディジタル電話
機は上記の目的を達成するため、第1の発明としてはデ
ィジタル回線へダイヤル情報を送出する際に、パルス発
生部、ローパスフィルタからなる音源部の出力を前記ダ
イヤル情報に基づき、タイムスイッチ部を介して下り通
話路に断続的に接続する制御部を備え、また第2の発明
としては前記ダイヤル情報に基づいてDTMFトーン発
生部に疑似戻し音のトーンを発生させ、その期間だけタ
イムスイッチ部を介して下り通話路に接続する制御部を
備えた構成となっている。
【0010】
【作用】本発明は上記の構成において、発信者に対し
て、疑似のダイヤルパルス戻し音または、DTMF戻し
音を送出してダイヤル送出がなされていることを聴覚的
に通知することができることとなる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例におけるディジタル
電話機について図面に基づいて説明する。図1は本発明
の一実施例のディジタル電話機において、ダイヤル戻し
音制御を行う制御部の概念を示すブロック図、図2はダ
イヤル戻し音制御を実行するため、ディジタル電話機が
ダイヤルを送出する際の処理の概要を表すフローチャー
ト、図3はダイヤル戻し音の発生パターンの一例を示す
波形図である。
【0012】図1において、15はディジタル回線との
インタフェースを司るディジタル回線インタフェース
部、16はディジタル回線を介してディジタル電話機で
送受信される音声データのスイッチングを行うタイムス
イッチ、17は網との接続制御を行うための制御データ
を送受信する制御データ送受信部、18はパルスの発生
を行うパルス発生部、19はパルス発生部18で作られ
たパルスの高周波成分を除き、疑似戻し音の音源を作成
するローパスフィルタ、20は前記疑似戻し音をディジ
タル信号に変換するコーデック、21は制御データ送受
信部17を制御して網との接続制御を行い、またタイム
スイッチ16を切り換えて通話路の接続制御を行う制御
部、22はディジタル電話機から網方向への音声データ
が通る上り通話路、23は網からディジタル電話機方向
への音声データが通る下り通話路、24はディジタル音
声をアナログ音声に、またアナログ音声をディジタル音
声に変換し、ハンドセットを接続するためのアナログ回
線インタフェース部である。
【0013】以上のような構成要素よりなる本実施例の
ディジタル電話機について、以下図2のフローチャート
を併用して、その各構成要素相互との関連と動作を説明
する。発信者が発信を行うということを制御部21が判
定すると(ステップ1)、制御部21はパルス発生部1
8を起動してパルスを発生させる(ステップ2)。ここ
で発生するパルスは、ローパスフィルタ19によって高
周波成分が除かれ、コーデック20を介して、タイムス
イッチ16に疑似戻し音の音源として入力される。つぎ
に、制御部21は発信先電話番号を網に通知するため
に、タイムスイッチ16を切り換えて、制御データ送受
信部17により送出されるダイヤル情報データが、ディ
ジタル回線インタフェース部15を介して網に送出され
るように設定する(ステップ3)。制御データの送信準
備の後、制御部21は制御データ送受信部17により、
ダイヤル情報を送信すると共に(ステップ4)、疑似戻
し音を発信者に聞かせるために、タイムスイッチ16に
入力されている疑似戻し音の音源であるコーデック20
を介したローパスフィルタ19出力と、下り通話路23
とを前記ダイヤル情報を基に図3に示すパターンになる
ようにタイムスイッチ16により接続する(ステップ
5)。制御部21は、制御情報の送出を完了すると、パ
ルス発生部18によるパルスの発生を停止する(ステッ
プ6)。パルス発生部18とローパスフィルタ19を音
源部と考えれば、パルスは常時発生していても差し支え
ない。
【0014】つぎに、本発明の他の実施例について説明
する。図1のパルス発生部18とローパスフィルタ19
に代えて、DTMFトーン発生部(図示せず)を設け、
制御データ送受信部17の送信するダイヤル情報を基
に、そのダイヤル値をDTMFトーンに変換したものを
出力する。この時制御部21はタイムスイッチ16をD
TMFトーンが発生している間だけ、前記DTMFトー
ン発生部と下り通話路23とを接続するように制御し、
疑似ダイヤル戻し音として送出する。
【0015】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明のディジタル電話機によれば、ディジタル回線への発
信を行う発信者に対して、ダイヤル送出がなされている
ことを疑似ダイヤル戻し音という手段で聴覚的に通知す
ることができ、特にワンタッチダイヤル等で発信する際
に、無音状態を短縮でき、発信者の発信動作に対する不
安感を取り除くことができるので、サービス性が著しく
向上し、その実用的効果は大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるディジタル電話機に
おいて、ダイヤル戻し音制御を行う制御部の概念を示す
ブロック図
【図2】同ディジタル電話機のダイヤル送出手順を示す
フローチャート
【図3】同ディジタル電話機のダイヤル送出過程に於け
る戻し音発生パターンの一例を示す波形図
【図4】従来のディジタル電話機において、アナログ網
に接続される場合のダイヤル戻し音制御を行う制御部の
概念を示すブロック図
【図5】同ディジタル電話機がディジタル網に接続され
る場合のダイヤル送出制御部の概念を示すブロック図
【符号の説明】
15 ディジタル回線インタフェース部 16 タイムスイッチ 17 制御データ送受信部 18 パルス発生部 19 ローパスフィルタ 20 コーデック 21 制御部 22 上り通話路 23 下り通話路 24 アナログ回線インタフェース部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディジタル網との回線インタフェース部で
    あるディジタル回線インタフェース部と、前記ディジタ
    ル回線インタフェース部を介して送受信される音声デー
    タ、制御データのスイッチングを行うタイムスイッチ部
    と、呼の接続制御のために制御データ送受信部を介して
    制御データを送受信し、また、前記タイムスイッチを切
    り換えて通話路の設定を行う制御部と、パルス発生部
    と、前記パルス発生部により発生するパルスの高周波成
    分を除くフィルタとを備え、前記制御部は制御データ送
    受信部を介してダイヤル情報をディジタル網に送信する
    際に、前記フィルタを通ったパルス波形を、前記ダイヤ
    ル情報に基づき、前記タイムスイッチを制御して下り通
    話路に接続することにより、発信者に対して疑似のダイ
    ヤル送出戻し音を送出するように構成してなるディジタ
    ル電話機。
  2. 【請求項2】ディジタル網との回線インタフェース部で
    あるディジタル回線インタフェース部と、前記ディジタ
    ル回線インタフェース部を介して送受信される音声デー
    タ、制御データのスイッチングを行うタイムスイッチ部
    と、呼の接続制御のために制御データ送受信部を介して
    制御データを送受信し、また、前記タイムスイッチを切
    り換えて通話路の設定を行う制御部と、DTMFトーン
    を発生するDTMFトーン発生部とを備え、前記制御部
    は制御データ送受信部を介してダイヤル情報をディジタ
    ル網に送信する際に、前記ダイヤル情報に基づき、前記
    DTMFトーン発生部に疑似のダイヤル送出戻し音を発
    生させ、前記タイムスイッチを制御して下り通話路に接
    続するように構成してなるディジタル電話機。
JP2642393A 1993-02-16 1993-02-16 ディジタル電話機 Pending JPH06244916A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2642393A JPH06244916A (ja) 1993-02-16 1993-02-16 ディジタル電話機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2642393A JPH06244916A (ja) 1993-02-16 1993-02-16 ディジタル電話機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06244916A true JPH06244916A (ja) 1994-09-02

Family

ID=12193118

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2642393A Pending JPH06244916A (ja) 1993-02-16 1993-02-16 ディジタル電話機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06244916A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100378953B1 (ko) 호출음과 화중음 선택형 통신기기
JPH05122325A (ja) 無線拡声電話装置
JPH06244916A (ja) ディジタル電話機
JPH06105023A (ja) Ac幹線電源が故障の場合、装置の機能を選択的に能動化するための方法
JP3225587B2 (ja) 構内自動交換機
JP2515897B2 (ja) コ―ドレス電話装置
JPH0216850A (ja) 電話器
JPH0918552A (ja) 電話機
SU1327318A1 (ru) Способ передачи вызывного сигнала и сигнала контрол посылки вызова в устройствах диспетчерской св зи
KR100397681B1 (ko) 전화기 인식을 위한 저주파 신호 발생장치 및 방법
JPH05207164A (ja) 帯域内信号装置
JPH02148945A (ja) デジタル電話機
JPH05236134A (ja) 通話中着信回路
JPH0661926A (ja) 移動電話方式
JPH11205466A (ja) 通信端末装置
JPH089027A (ja) 電話交換機
JPH0514467A (ja) Dp/pbダイヤル変換方式
JPS63182952A (ja) フアクシミリ装置
JPH03128554A (ja) デイジタル電話機
JPS59182668A (ja) 信号音発生装置
JPH05183613A (ja) コ−ドレス電話装置および通話中デ−タ伝送方法
JPS6184949A (ja) 呼出し方法
JPH0321145A (ja) デイジタル電話機
JPH0621877A (ja) 無線電話装置
JPH01209846A (ja) 可聴音送出機能付きディジタル電話機