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JPH06228604A - 表面に金属酸化物膜を有する金属又は金属化合物粉体 - Google Patents

表面に金属酸化物膜を有する金属又は金属化合物粉体

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JPH06228604A
JPH06228604A JP5040678A JP4067893A JPH06228604A JP H06228604 A JPH06228604 A JP H06228604A JP 5040678 A JP5040678 A JP 5040678A JP 4067893 A JP4067893 A JP 4067893A JP H06228604 A JPH06228604 A JP H06228604A
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JP
Japan
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metal
powder
metal oxide
oxide film
film
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Application number
JP5040678A
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Takashi Shinko
貴史 新子
Hiroki Okudera
浩樹 奥寺
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Nittetsu Mining Co Ltd
Original Assignee
Nittetsu Mining Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nittetsu Mining Co Ltd filed Critical Nittetsu Mining Co Ltd
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Priority to CA002114913A priority patent/CA2114913C/en
Priority to DE69413083T priority patent/DE69413083T3/de
Priority to EP94101727A priority patent/EP0609897B2/en
Publication of JPH06228604A publication Critical patent/JPH06228604A/ja
Priority to US08/532,994 priority patent/US5763085A/en
Priority to US08/976,715 priority patent/US6048574A/en
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 表面に金属酸化物膜を有する粉体において、
複数の性質を有して複合した機能を果たし得るものを得
ること、及びそのために厚くかつその厚さが均一である
金属酸化物膜を形成し得る方法を提供すること。 【構成】 金属又は金属化合物粉体の表面に、均一な
0.01〜20μmの厚みの、前記金属又は金属化合物
を構成する金属とは異種の金属を成分とする金属酸化物
膜を1層あるいは複数層有する粉体。金属アルコキシド
溶液中に金属又は金属化合物粉体を分散し、該金属アル
コキシドを加水分解して該粉体の表面に金属酸化物膜を
形成し、複数層に被覆する時はこの操作を繰り返し、得
た金属酸化物膜被覆粉体を乾燥させて、表面上に1層あ
るいは複数層の金属酸化物膜を有する粉体を得る粉体の
製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表面に厚い金属酸化物
膜を1層或いは複数層有する金属又は金属化合物粉体に
関するものであり、特に金属又は金属化合物粉体の表面
に厚い異種の金属酸化物膜を有することにより、複合し
た性質を持って複合した機能を果たしうるようにした新
しい金属又は金属化合物粉体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、金属の素材或いは製品は、綺麗に
磨かれたものであっても、空気中ではその表面は酸化さ
れて薄いその金属の酸化物膜により覆われていること
は、良く知られていることである。また、物品の表面を
保護するためとか、物品の表面に薄膜を形成するための
被覆技術として、塗着法、沈着法、陽極酸化法、スパッ
タリング、真空蒸着法等の多くの種類の手段が知られて
いるが、塗着法等は膜の厚さが厚いものが得られるもの
の、膜の厚さが不均一であり、かつ密着性が劣り、また
陽極酸化法、スパッタリング、真空蒸着法等は膜の密着
性が良く、ある程度均一な組成のものが得られるもの
の、膜としては薄いものしか得られないという欠点があ
る。陽極酸化法では基体がアルミニウムの場合、酸化ア
ルミニウム層が形成されるが、その組織は緻密でない。
【0003】しかし、このような被覆技術は物品が或る
程度の大きさを有するものであるときには容易に行い得
るが、被覆対象の物品が粉末である場合には、殆どがそ
の手段をそのまま適用することが出来ないものであっ
て、ある程度の附加手段を講じても、粉体に対して均一
な厚さを有する膜を形成することは困難であった。金属
粉体において、その粉体表面にその金属の酸化物の膜を
形成することは、その金属粉体を酸化雰囲気に置けば、
その金属粉体表面の金属が酸化されて、表面上に自然に
薄いその酸化物膜が生成されるということから、困難な
ことではないが、金属が酸化され易いものであるとか、
或いは粉体の粒径が小さいときには反応が早く、酸化が
一気に進んで発火してしまうので、この手段を採用する
ことができない。酸化の程度を制御して酸化物膜を形成
するようにしても、その膜は薄いもので実用に適しな
い。液中で金属粉体の表面を酸化剤により酸化する方法
も、不均一系であるために酸化剤との接触が平均して行
うことができず、このため均一な厚さの金属酸化物膜を
形成することは困難であった。
【0004】さらに、その金属粉体上にその金属とは種
類の異なる金属の酸化物の膜を均一に形成することは一
層困難である。金属粉体表面に表面処理の目的で酸化ケ
イ素や酸化チタンを非常に薄くコーティングする技術は
あるが、均一な厚さで膜厚を厚くすることは困難であっ
た。沈着法や塗着法は、金属物体に対して厚い皮膜を形
成することができるが、これらの方法を金属粉体に対し
て適用するときには、金属粉体を分散状態に維持しなけ
ればならないため、被覆された金属粉体の外に被覆物だ
けの粒子(粉体)が形成し易く、それらの混合物が形成
されることになる。このため、金属粉体表面に異種の金
属酸化物を厚くコーティングし、かつコーティングすべ
き金属酸化物の単独微粒子を作らない方法は今までなか
った。
【0005】また、粉体が金属化合物からなる場合にお
いても、その粉体に他の金属の酸化物の膜を形成するこ
とは種々問題があって、困難である。例えば、金属塩水
溶液から金属化合物を粉体上に沈着させ、その沈着物を
加熱して前記金属酸化物に変化させる方法を採用すると
きには、前記水溶液が基体の金属化合物中に含浸して、
沈殿反応のさいに金属化合物、例えば金属酸化物中に異
種の金属酸化物が前記反応により混入した状態が生成
し、所期の目的物が得られないことになる危険性があ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】種々の技術分野におけ
る進歩に伴い、特異な性質を備えた金属粉体或いは金属
化合物粉体を求める要望が増しており、金属粉体又は金
属化合物粉体だけが備える性質の外に別の性質を合わせ
持ち、複合した機能を有する金属又は金属化合物粉体が
求められている。例えば、カラー磁性トナーの原料磁性
粉体では、従来の黒い磁性トナーでは問題とならなかっ
た磁性金属粉体の色がそのままでは使用できないことに
なる。また、半導体の封止材の充填物として使用する放
熱物質においては、熱伝導性の良い金属粉体だけでは使
用できず、電気絶縁性であることが必要となるから、そ
の金属粉体はその表面に十分な電気絶縁性のある膜を備
えたものでなければならない。従来知られている粉体の
保護のためとか、粉体が合成樹脂などとの混合を容易に
するためなどで表面を改質するために、粉体の表面に薄
い金属酸化物の膜を形成する手段によったものでは、こ
のような分野の新しい要求に耐えられるものではない。
この点から、従来の粉体にはない新しい構成の粉体を提
供することが必要である。
【0007】本発明の目的は、このような新しい要求に
答えられる複合した性質を有し、複合した機能を果たし
得る金属又は金属化合物粉体を提供しようとすることに
ある。本発明の他の目的は、表面に金属酸化物膜を有す
る金属又は金属化合物粉体を提供すること、特に電子写
真法複写機などに使用されるカラー磁性トナー用の原料
磁性粉体、或いは電気絶縁性を有する熱伝導性粉体を提
供することにある。さらに、本発明の目的は、このよう
な複合した性質を有し、複合した機能を果たし得る金属
又は金属化合物粉体を製造することができる新しい製造
方法を提供しようとすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記の目的
を達成するため、上記の条件を満たすことができる粉体
を製造する手段を種々検討した結果、金属又は金属化合
物粉体を金属アルコキシド溶液中に分散し、該金属アル
コキシドを加水分解するときには、該粉体上に厚くかつ
均一な金属酸化物膜を形成することができ、それによっ
て従来得ることができなかった厚くかつその厚さが均一
である金属酸化物膜を有する金属又は金属化合物粉体を
得ることができることを見い出し、それを基礎として本
発明に到達した。
【0009】本発明の上記目的は、下記の手段により達
成される。 (1) 金属又は金属化合物粉体の表面に、均一な0.
01〜20μmの厚みの、前記金属又は前記金属化合物
を構成する金属とは異種の金属を成分とする金属酸化物
膜を有することを特徴とする粉体。 (2) 金属粉体の表面に、1層当たり均一な0.01
〜20μmの厚みの、前記金属とは異種の金属を成分と
する金属酸化物膜を1層又は複数層有することを特徴と
する粉体。 (3) 金属化合物粉体の表面に、均一な0.01〜2
0μmの厚みの、前記金属化合物を構成する金属とは異
種の金属を成分とする金属酸化物膜を複数層有すること
を特徴とする粉体。 (4) 金属アルコキシド溶液中に金属又は金属化合物
粉体を分散し、該金属アルコキシドを加水分解すること
により該金属又は金属化合物粉体の表面において金属酸
化物を生成させて該金属酸化物の膜を形成させることを
特徴とする金属又は金属化合物粉体表面に金属酸化物膜
を有する粉体の製造方法。
【0010】本発明において、その金属酸化物膜を形成
させる対象となる粉体において、その基体が金属の場
合、鉄、ニッケル、クロム、チタン、アルミニウム等、
どのような金属でもよいが、その磁性を利用するものに
おいては、鉄等磁性を帯びるものが好ましい。これらの
金属は合金でも良く、前記の磁性を有するものであると
きには、強磁性合金を使用することが好ましい。また、
その粉体の基体が金属化合物の場合には、その代表的な
ものとして前記した金属の酸化物が挙げられるが、例え
ば、鉄、ニッケル、クロム、チタン、アルミニウム、ケ
イ素、等の外、カルシウム、マグネシウム、バリウム等
の酸化物、あるいはこれらの複合酸化物でも良い。さら
に、金属酸化物以外の金属化合物としては、金属窒化
物、金属炭化物等を挙げることができ、具体的には鉄窒
化物等が好ましい。これらの粉体の表面に形成させる金
属酸化物膜は、その金属酸化物を構成する金属が粉体の
金属又は金属化合物の成分である金属と異なるものを用
いる。これは、例えば粉体が金属酸化物の場合、同一の
金属酸化物膜を形成しても性質の異なった膜を形成する
ことにならないので、あまり技術的な利益がない。これ
らの粉体は、粒径については特に限定するものでない
が、0.01μm〜数mmの範囲のものが好ましい。
【0011】この金属酸化物膜を構成する金属酸化物と
しては、例えば、鉄、ニッケル、クロム、チタン、亜
鉛、アルミニウム、カドミウム、ジルコニウム、ケイ素
等の外、カルシウム、マグネシウム、バリウム等の酸化
物を用いることができる。この金属酸化物の種類は、そ
の粉体の表面に付与しようとする性質に応じてそれに適
するものが選択される。金属酸化物膜は、1層だけでは
なく、複数層設けることができる。2層以上設ける場合
には、各層とも0.01〜20μmの厚みとする。2層
以上設ける場合、芯体となる粉体の表面に異種の金属酸
化物の膜を形成した後、その上に前記膜の金属酸化物と
同じ、又は異なる金属酸化物の膜を順次形成するように
して作ることができる。粉体が金属酸化物である場合に
は、金属酸化物膜を2層以上設けることが好ましい。
【0012】金属酸化物膜を生成するに際しては、その
金属酸化物の成分である金属のアルコキシドの溶液中に
金属又は金属化合物粉体を分散し、金属アルコキシドを
加水分解することにより、前記粉体の表面上にその金属
の酸化物を生成させる。この加水分解による金属酸化物
の生成方法は、いわゆるゾル−ゲル法と呼ばれ、微細で
均一な組成の酸化物が形成されるが、この方法を粉体に
適用することにより、均一な厚さでしかも厚い膜が得ら
れことがわかった。金属アルコキシドは、亜鉛、アルミ
ニウム、カドミウム、チタン、ジルコニウム、ケイ素
等、必要とする金属酸化物に対応する金属のアルコキシ
ドが選択される。磁性トナー用の磁性粉体を作成するに
は、表面の金属酸化物としてチタン、ケイ素の酸化物を
形成させる例が多く、この場合はケイ素又はチタンのア
ルコキシドが使用される。
【0013】金属アルコキシドは、水により分解するた
め、有機溶媒の溶液として使用される。有機溶媒は、ア
ルコール、例えばエタノール、メタノール等、ケトン類
等が使用される。有機溶媒は、脱水したものを使用する
ことが好ましい。金属アルコキシド溶液の濃度は、溶解
する金属アルコキシドの種類や有機溶媒の種類によって
変わるが、最適な条件を設定する。金属アルコキシド溶
液の濃度と金属アルコキシド溶液の粉体に対する使用量
により、粉体上の金属酸化物膜の厚さが決まる。
【0014】この金属アルコキシド溶液に金属又は金属
化合物粉体を分散し、それに水を加えて金属アルコキシ
ドを加水分解して金属酸化物を生成させると共に、それ
を前記粉体上に析出させて、金属酸化物膜を生成させ
る。この金属酸化物膜が生成した粉体は、溶液から取り
出し、乾燥すると、強固な金属酸化物膜が得られる。こ
の金属酸化物膜の生成を具体的に行うに当たっては、前
記粉体を脱水したアルコール中に分散させ、充分攪拌し
ながら金属アルコキシド溶液を加えて混合し、この均一
混合物に徐々にアルコールと水の混合液を添加して、金
属アルコキシドを加水分解し、粉体表面上に金属酸化物
を析出させる。単層被覆の場合は被処理粉体表面に被覆
された金属酸化物膜を乾燥することにより被覆粉体が得
られる。乾燥は真空乾燥することが好ましい。複数層の
被覆粉体を製造するには、金属酸化物層を生成する反応
工程を繰り返し、最後に乾燥を行えばよい。
【0015】金属アルコキシドの加水分解においては、
まず金属酸化物のゾルが生成し、その後ゲル化するが、
加水分解反応後、暫くおくとゲル化が進行し、場合によ
っては乾燥によりゲル化が完了する。その反応におい
て、粉体の表面に前記のゾルが生成するため、連続した
膜が形成され、それにより容易に厚さが均一で、組成も
均一であり、強固な金属酸化物膜が形成されるものと考
えられる。このような性質を有する金属酸化物膜は従来
の沈着法等によっては得られないものである。前記加水
分解反応においては、水の量が多いと、反応速度が早
く、微細な金属酸化物粒子が形成され易いが、反応を緩
やかにするためアルカノールアミン類などを添加するこ
とができる。また、前記反応を促進するため、酸類、ア
ミン類などの触媒を使用することもできる。この粉体の
製造方法においては、単に金属粉体の表面を酸化して得
る金属酸化物膜とは違った優れた性質の金属酸化物膜が
得られるので、金属又は金属化合物粉体の表面に、前記
金属又は金属化合物を構成する金属と同一の金属を成分
とする金属酸化物の膜を形成する場合にも有用であるの
で、このような金属酸化物膜を有する金属又は金属化合
物粉体の製造する場合にも適用されるものであって、本
発明に包含されるものである。
【0016】このようにして製造した、表面に金属酸化
物膜を有する金属又は金属化合物粉体は、それを構成す
べく選択した粉体の金属又は金属化合物の材質、及び表
面の膜の金属酸化物の材質により、種々の性質を合わせ
持つので、それぞれの用途に用いることができる。例え
ば、粉体として磁性体の金属鉄、四三酸化鉄などを用
い、その上の膜の金属酸化物として屈折率のより低い酸
化ケイ素を用い、その外膜としてより屈折率の高い酸化
チタンを用いれば、白色度の高い磁性粉が得られ、粉体
として銀又は銅を用い、その上の膜の金属酸化物として
酸化アルミニウムを用いれば、電気絶縁性の表面層を有
する熱伝導性粉体が得られる。
【0017】さらに、前記粉体の表面上に形成する金属
酸化物膜を複数層とする場合などにおいて、前記膜の各
層の厚さを調整することにより特別の機能を与えること
ができる。例えば、物体の表面に、屈折率の異なる被覆
膜を、光の4分の1波長に相当する厚さずつ設けると、
光は全て反射されるので(フレネル反射を利用したも
の)、この作用を利用し、例えば鉄、コバルト、ニッケ
ルなどの金属粉末あるいは金属の合金粉末、あるいは窒
化鉄の粉末などの磁性体を芯の粒子とし、この表面に可
視光の4分の1波長(95〜195nm)の厚さの酸化
ケイ素層を設けることにより、磁性体の粉末の色を隠蔽
し、さらに外側に厚さが可視光の4分の1波長(95〜
195nm)の長さで、その厚さが均一である酸化チタ
ン層を被覆することを1度あるいはそれ以上繰り返すこ
とにより、光を全反射して白色に輝いた磁性トナー用磁
性粉体を製造することができる。その粉体の上に着色層
を設け、さらにその上に樹脂層を設ければ、カラー磁性
トナーを製造することができる。なお、可視光の波長は
幅があるので、酸化ケイ素層と酸化チタン層は厚さが前
記の4分の1波長の範囲に入るが、異なるようにしたも
のを交互に複数設けてもよい。図1は、そのような粉体
粒子を断面図により説明するものであって、磁性粒子1
を芯とし、その表面上に2の金属酸化物膜Aと3の金属
酸化物膜Bがそれぞれ複数設けられている。
【0018】上記のようにして得られた磁性トナーの利
用方法について概略説明する。例えば、ポリエステルフ
イルムの上に金属蒸着層を設けて導電層とし、その上に
アクリル樹脂などのバインダー中に例えば酸化亜鉛のよ
うな光導電性半導体の微粒子、光増感色素、色増感剤や
分散助剤などを分散し、塗布して形成した光導電層を設
けた感光体を用意する。上記感光体上に均一にコロナ帯
電を与え、複写すべき画像からの反射光を上記帯電感光
体に照射すると感光体上に原画像のポジ荷電像が形成さ
れる。このポジ荷電像を紙のような支持体に転写し、こ
の支持体に磁気トナー等で形成された磁気ブラシから本
発明の上記ポジ荷電像と反対に荷電した磁性トナーを付
着させ、付着しない部分の磁性トナーを除くと、感光体
上に原画像に対応する磁性トナー像が得られる。この磁
性トナー像を焼き付けると、紙上に複写画像が得られ
る。紙が白色であって、本発明の粉体を原料として着色
された磁性トナーがカラーであった場合には従来にない
新規な複写画像となる。
【0019】
【実施例】上記、本発明の単層および複数層の金属酸化
膜被覆粉体及びその製造方法を実施例により説明する。
ただし、本発明は以下の実施例だけに限定されるもので
はない。 実施例1 ・脱水エタノール:使用する脱水エタノールは、通常の
脱水エタノールをモレキュラーシーブ3A1/8で1昼
夜以上脱水した後、Arガスで置換したグローブボック
ス内でろ過し、栓付きのガラス瓶に入れて保存する。 ・スラリー1:100gのBASF社製カルボニル金属
鉄粉(平均粒径1.8μm)を高速攪拌機の付いたガラ
ス容器に入れ、これに上記脱水エタノールを300ml
を加え、高速攪拌機で充分に攪拌し、スラリー1とす
る。
【0020】・溶液1:Arガスで置換したグローブボ
ックス内で、栓付きのガラス瓶に上記脱水エタノールを
300mlとオルトケイ酸テトラエチルを33g秤り取
り、混合し、密栓して溶液1とする。 ・スラリー2:溶液1の容器をグローブボックスから取
り出し、スラリー1の入った容器中に溶液1を一気に注
入し、十分高速攪拌し、スラリー2とする。 ・溶液2:脱水エタノールを200mlに純水2.7g
を加えた溶液。
【0021】スラリー2中の被覆処理される粉体が沈殿
しない程度に攪拌しながら、溶液2をビュレットを用い
て1時間かけて滴下して、徐々に加水分解を行わせる。
滴下後、生じたスラリー(スラリー3)を8時間程度攪
拌する。攪拌後、スラリー3を遠心分離機にかけ、上澄
みを取り除き、固形分1を得る。この固形分1を真空乾
燥して試料1を得た。この試料1は、酸化ケイ素被覆鉄
粉である。得られた試料1の酸化ケイ素(SiO2 )の
含有量は6.3%であった。従って酸化ケイ素の膜厚は
0.18μmと計算される。さらに得られた酸化ケイ素
被覆鉄粉を脱水エタノール300mlに投入し、十分攪
拌し分散させる。これに予め用意したオルトチタン酸テ
トラエチル42gと脱水エタノール300mlの混合溶
液を加え、さらに攪拌を続けスラリー4とする。このス
ラリー4を攪拌しながら、これにビュレットてあらかじ
め用意した純水3.3gと脱水エタノール200mlの
混合溶液を1時間かけ滴下する。滴下後攪拌を8時間続
けた後、遠心分離機で固液分離し、沈殿物を乾燥し試料
2を得た。試料2の酸化チタン(TiO2 )の含有量は
11.1%であった。したがって、酸化チタンの膜厚は
0.16μmと計算される。
【0022】実施例2 窒化鉄粉体100g(平均粒径0.8μm:自社製)を
実施例1と同様に脱水エタノール300ml中に高速攪
拌機で入れて充分攪拌しスラリー5とする。このスラリ
ー5に、脱水エタノール300mlに対しオルトケイ酸
テトラエチル105gを混合して得た溶液を加えて攪拌
混合後、これに脱水エタノール300mlに対し純水
8.6gを加えて得た溶液を1時間かけて滴下、混合す
る。滴下終了後、攪拌を10時間続け、静置した後、固
液分離を行い、さらに真空乾燥して試料3を得た。この
試料3の酸化ケイ素含有量は24.4%であり、これか
ら酸化ケイ素の膜厚は0.11μmと計算される。次
に、試料3を脱水エタノール300ml中に分散し、ス
ラリー6とする。このスラリー6に、脱水エタノール3
00mlに対しオルトチタン酸テトラエチル163gを
混合して得た混合溶液を加えて分散させ、これに脱水エ
タノール300mlに対し純水12.8gを加えて得た
溶液を1時間かけて滴下、混合する。滴下終了後、10
時間攪拌を続け、静置した後、固液分離を行い、さらに
真空乾燥して試料4を得た。この試料4の酸化チタン含
有量は31.3%であり、これから酸化チタンの膜厚は
0.10μmと計算される。
【0023】実施例3 アトマイズ金属銅粉600g(平均粒径6.0μm)を
実施例1と同様に脱水エタノール300ml中に入れ、
高速攪拌機で充分攪拌し、スラリー7とする。このスラ
リー7に、脱水エタノール300mlに対しオルトチタ
ン酸テトラエチル83gを混合して得た溶液を一気に投
入して加え、充分高速攪拌混合後、これに脱水エタノー
ル200mlに対し純水6.5gを加えて得た溶液を1
時間かけて滴下、混合する。滴下終了後、攪拌を8時間
続け、静置した後、固液分離を行い、さらに真空乾燥し
て試料5を得た。得られた試料5の平均粒径は6.4μ
mであった。試料5の酸化チタン含有量は2.2%であ
り、これから酸化チタンの膜厚は0.3μmと計算され
る。
【0024】
【発明の効果】本発明により、複数の性質を合わせ持
ち、複合した機能を果たし得る金属又は金属化合物粉体
を得ることができる。そして、この粉体は従来得られて
いない厚い金属酸化物膜を表面に有するので、その金属
酸化物膜が持つ性質を十分にかつ有効に利用することが
できる。さらにその金属酸化物膜を複数層設けることに
より、特異な性質を与えることができ、例えば極めて厚
い着色層を設けることなく、白色の粉体を得ることがで
きる。また、その金属酸化物膜は、厚さが均一でかつ結
合が強固であるので、剥離しがたく、有用な表面層を構
成することができる。具体的用途として、白色の磁性ト
ナー用磁性粉体や、電気絶縁性を備えた熱伝導性粉体な
どが得られ、後者は半導体の封止材用樹脂に用いられる
充填材料あるいは電子部品の絶縁放熱を目的とした放熱
シートなどに用いられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカラー磁性トナー用磁性粉体粒子の断
面図。
【符号の説明】 1 磁性粒子 2 金属酸化物膜A 3 金属酸化物膜B
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 9/083 G03G 9/08 301

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属又は金属化合物粉体の表面に、均一
    な0.01〜20μmの厚みの、前記金属又は前記金属
    化合物を構成する金属とは異種の金属を成分とする金属
    酸化物膜を有することを特徴とする粉体。
  2. 【請求項2】 金属粉体の表面に、1層当たり均一な
    0.01〜20μmの厚みの、前記金属とは異種の金属
    を成分とする金属酸化物膜を1層又は複数層有すること
    を特徴とする粉体。
  3. 【請求項3】 金属化合物粉体の表面に、均一な0.0
    1〜20μmの厚みの、前記金属化合物を構成する金属
    とは異種の金属を成分とする金属酸化物膜を複数層有す
    ることを特徴とする粉体。
  4. 【請求項4】 金属アルコキシド溶液中に金属又は金属
    化合物粉体を分散し、該金属アルコキシドを加水分解す
    ることにより該金属又は金属化合物粉体の表面において
    金属酸化物を生成させて該金属酸化物の膜を形成させる
    ことを特徴とする金属又は金属化合物粉体表面に金属酸
    化物膜を有する粉体の製造方法。
JP5040678A 1993-02-05 1993-02-05 表面に金属酸化物膜を有する金属又は金属化合物粉体 Expired - Fee Related JP3032927B2 (ja)

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