JPH06227274A - プロペラシャフト - Google Patents
プロペラシャフトInfo
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- JPH06227274A JPH06227274A JP3460693A JP3460693A JPH06227274A JP H06227274 A JPH06227274 A JP H06227274A JP 3460693 A JP3460693 A JP 3460693A JP 3460693 A JP3460693 A JP 3460693A JP H06227274 A JPH06227274 A JP H06227274A
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- Japan
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- flange
- yoke
- joint
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、従来のものでは修正しきれなかっ
た接続用フランジとシャフト本体との面振れを減少し、
接続用フランジとシャフト本体との面振れに起因するプ
ロペラシャフトの振動を減少することを目的としてい
る。 【構成】 このため、一端部位を駆動力発生手段に連結
するとともに他端部位に取り付けた自在継手のジョイン
トヨークに動力伝達機に取り付けた接続用フランジを接
合し、接続用フランジの複数のフランジ側ボルト取付部
とジョイントヨークの複数のヨーク側ボルト取付部とに
接続用ボルトを取り付けて他端部位を動力伝達機に連結
させたプロペラシャフトにおいて、接続用フランジに設
けられた各フランジ側ボルト取付部間に形成した係合孔
部と、係合孔部からジョイントヨークのヨーク平面部位
に少許突出すべく係合する突出部材とにより接続用フラ
ンジとシャフト本体との面振れを減少させる面振れ修正
手段を設けている。
た接続用フランジとシャフト本体との面振れを減少し、
接続用フランジとシャフト本体との面振れに起因するプ
ロペラシャフトの振動を減少することを目的としてい
る。 【構成】 このため、一端部位を駆動力発生手段に連結
するとともに他端部位に取り付けた自在継手のジョイン
トヨークに動力伝達機に取り付けた接続用フランジを接
合し、接続用フランジの複数のフランジ側ボルト取付部
とジョイントヨークの複数のヨーク側ボルト取付部とに
接続用ボルトを取り付けて他端部位を動力伝達機に連結
させたプロペラシャフトにおいて、接続用フランジに設
けられた各フランジ側ボルト取付部間に形成した係合孔
部と、係合孔部からジョイントヨークのヨーク平面部位
に少許突出すべく係合する突出部材とにより接続用フラ
ンジとシャフト本体との面振れを減少させる面振れ修正
手段を設けている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プロペラシャフトに
係り、特に一端部位を駆動力発生手段に連結するととも
に他端部位に取り付けた自在継手のジョイントヨークに
動力伝達機に取り付けた接続用フランジを接合し、前記
接続用フランジの複数のフランジ側ボルト取付部と前記
ジョイントヨークの複数のヨーク側ボルト取付部とに接
続用ボルトを取り付けて他端部位を前記動力伝達機に連
結させたプロペラシャフトに関する。
係り、特に一端部位を駆動力発生手段に連結するととも
に他端部位に取り付けた自在継手のジョイントヨークに
動力伝達機に取り付けた接続用フランジを接合し、前記
接続用フランジの複数のフランジ側ボルト取付部と前記
ジョイントヨークの複数のヨーク側ボルト取付部とに接
続用ボルトを取り付けて他端部位を前記動力伝達機に連
結させたプロペラシャフトに関する。
【0002】
【従来の技術】車両においては、図5に示す如く、内燃
機関の動力を一の動力伝達機である変速機(図示せず)
からプロペラシャフト102を介して他の動力伝達機で
ある差動機106に伝達し、車輪軸に取り付けた後車輪
を回転させる動力伝達系が備えられている。
機関の動力を一の動力伝達機である変速機(図示せず)
からプロペラシャフト102を介して他の動力伝達機で
ある差動機106に伝達し、車輪軸に取り付けた後車輪
を回転させる動力伝達系が備えられている。
【0003】プロペラシャフト102は、自在継手10
8及び接続用フランジ110を介して差動機106に連
結されている。自在継手108は、シャフト本体104
の端部に固定されたシャフトヨーク112とジョイント
ヨーク114とがスパイダ116によって結合して構成
されている。接続用フランジ110は、差動機106の
差動機ケース118に固設されている。
8及び接続用フランジ110を介して差動機106に連
結されている。自在継手108は、シャフト本体104
の端部に固定されたシャフトヨーク112とジョイント
ヨーク114とがスパイダ116によって結合して構成
されている。接続用フランジ110は、差動機106の
差動機ケース118に固設されている。
【0004】ジョイントヨーク114と接続用フランジ
110とは、図示しないジョイントインロー部とフラン
ジインロー部とが嵌合しつつ接合されている。
110とは、図示しないジョイントインロー部とフラン
ジインロー部とが嵌合しつつ接合されている。
【0005】このようなプロペラシャフト102の動力
伝達系において、プロペラシャフト102のアンバラン
スに起因する車体振動及びこもり音を低減させるため
に、プロペラシャフト102側のアンバランス量の最大
方向と、接続用フランジ110側のインロー部位の心ず
れの最小方向とをできるだけ近づけて組付けることによ
り、プロペラシャフト102のアンバランスを打消そう
とする方法が知られている。
伝達系において、プロペラシャフト102のアンバラン
スに起因する車体振動及びこもり音を低減させるため
に、プロペラシャフト102側のアンバランス量の最大
方向と、接続用フランジ110側のインロー部位の心ず
れの最小方向とをできるだけ近づけて組付けることによ
り、プロペラシャフト102のアンバランスを打消そう
とする方法が知られている。
【0006】また、プロペラシャフトとしては、例え
ば、実公平2−2085号公報に開示されている。この
公報に記載のものは、第1シャフト後端にフランジ部材
をスプライン結合し、該フランジ部材と第2ジョイント
間にて第1シャフトを車体に回転自在に支持するととも
に、第3シャフト前端にフランジ部材をスプライン結合
し、該フランジ部材と第3ジョイント間にて第3シャフ
トを車体に回転自在に支持し、更に第2シャフトの前後
端にフランジ部を夫々形成し、該フランジ部をフランジ
部材に夫々ボルト結合することにより、第2シャフトの
交換を容易とし、組付後の誤差補正も第2シャフト部で
簡単に行わせ、メンテナンス作業、組付作業の簡単化を
図るものである。
ば、実公平2−2085号公報に開示されている。この
公報に記載のものは、第1シャフト後端にフランジ部材
をスプライン結合し、該フランジ部材と第2ジョイント
間にて第1シャフトを車体に回転自在に支持するととも
に、第3シャフト前端にフランジ部材をスプライン結合
し、該フランジ部材と第3ジョイント間にて第3シャフ
トを車体に回転自在に支持し、更に第2シャフトの前後
端にフランジ部を夫々形成し、該フランジ部をフランジ
部材に夫々ボルト結合することにより、第2シャフトの
交換を容易とし、組付後の誤差補正も第2シャフト部で
簡単に行わせ、メンテナンス作業、組付作業の簡単化を
図るものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、例えば、上
述した自在継手を取り付けたプロペラシャフトにおいて
は、ジョイントヨーク114のヨーク平面部124と接
続用フランジ110のフランジ平面部128との結合時
に、図5に示す如く、面振れが無い場合は、前記プロペ
ラシャフト102の振動が発生しない。
述した自在継手を取り付けたプロペラシャフトにおいて
は、ジョイントヨーク114のヨーク平面部124と接
続用フランジ110のフランジ平面部128との結合時
に、図5に示す如く、面振れが無い場合は、前記プロペ
ラシャフト102の振動が発生しない。
【0008】しかし、前記ジョイントヨーク114のヨ
ーク平面部124と前記接続用フランジ110のフラン
ジ平面部128との結合時に、図6に示す如く、面振れ
が有る場合は、前記プロペラシャフト102が大きく振
れ回ってしまい、振動が発生し、実用上不利であるとい
う不都合があった。
ーク平面部124と前記接続用フランジ110のフラン
ジ平面部128との結合時に、図6に示す如く、面振れ
が有る場合は、前記プロペラシャフト102が大きく振
れ回ってしまい、振動が発生し、実用上不利であるとい
う不都合があった。
【0009】前記ジョイントヨーク114のヨーク平面
部124と前記接続用フランジ110のフランジ平面部
128との面振れは、機械加工時の公差や振れによって
発生するので、この面振れによるプロペラシャフト10
2の振れも完全に消すことができなかった。
部124と前記接続用フランジ110のフランジ平面部
128との面振れは、機械加工時の公差や振れによって
発生するので、この面振れによるプロペラシャフト10
2の振れも完全に消すことができなかった。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述の不都合を除去するために、一端部位を駆動力発生手
段に連結するとともに他端部位に取り付けた自在継手の
ジョイントヨークに動力伝達機に取り付けた接続用フラ
ンジを接合し、前記接続用フランジの複数のフランジ側
ボルト取付部と前記ジョイントヨークの複数のヨーク側
ボルト取付部とに接続用ボルトを取り付けて他端部位を
前記動力伝達機に連結させたプロペラシャフトにおい
て、前記接続用フランジに設けられた各フランジ側ボル
ト取付部間に形成した係合孔部と、この係合孔部から前
記ジョイントヨークのヨーク平面部位に少許突出すべく
係合する突出部材とにより前記接続用フランジと前記シ
ャフト本体との面振れを減少させる面振れ修正手段を設
けたことを特徴とする。
述の不都合を除去するために、一端部位を駆動力発生手
段に連結するとともに他端部位に取り付けた自在継手の
ジョイントヨークに動力伝達機に取り付けた接続用フラ
ンジを接合し、前記接続用フランジの複数のフランジ側
ボルト取付部と前記ジョイントヨークの複数のヨーク側
ボルト取付部とに接続用ボルトを取り付けて他端部位を
前記動力伝達機に連結させたプロペラシャフトにおい
て、前記接続用フランジに設けられた各フランジ側ボル
ト取付部間に形成した係合孔部と、この係合孔部から前
記ジョイントヨークのヨーク平面部位に少許突出すべく
係合する突出部材とにより前記接続用フランジと前記シ
ャフト本体との面振れを減少させる面振れ修正手段を設
けたことを特徴とする。
【0011】
【作用】上述の如く発明したことにより、駆動力発生手
段と動力伝達機とをプロペラシャフトによって連結する
際には、プロペラシャフトの他端部位に取り付けた自在
継手のジョイントヨークに動力伝達機に取り付けた接続
用フランジを接合し、この接続用フランジに設けられた
各フランジ側ボルト取付部間に形成した係合孔部から突
出部材をジョイントヨークのヨーク平面部位に少許突出
すべく係合させ、その後に前記接続用フランジの複数の
フランジ側ボルト取付部と前記ジョイントヨークの複数
のヨーク側ボルト取付部とに接続用ボルトを取り付け、
前記係合孔部と前記突出部材とからなる修正手段によっ
て前記接続用フランジと前記シャフト本体との面振れを
減少させている。
段と動力伝達機とをプロペラシャフトによって連結する
際には、プロペラシャフトの他端部位に取り付けた自在
継手のジョイントヨークに動力伝達機に取り付けた接続
用フランジを接合し、この接続用フランジに設けられた
各フランジ側ボルト取付部間に形成した係合孔部から突
出部材をジョイントヨークのヨーク平面部位に少許突出
すべく係合させ、その後に前記接続用フランジの複数の
フランジ側ボルト取付部と前記ジョイントヨークの複数
のヨーク側ボルト取付部とに接続用ボルトを取り付け、
前記係合孔部と前記突出部材とからなる修正手段によっ
て前記接続用フランジと前記シャフト本体との面振れを
減少させている。
【0012】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細
に説明する。
に説明する。
【0013】図1〜図4は、この発明の実施例を示すも
のである。図4において、2はプロペラシャフト、4は
シャフト本体、6は動力伝達機である、例えば後側の差
動機である。前記プロペラシャフト2は、駆動力発生手
段たる内燃機関(図示せず)からの動力を他の動力伝達
機である前記差動機6に伝達するものであり、自在継手
8及び接続用フランジ10によって差動機6に連結され
ている。
のである。図4において、2はプロペラシャフト、4は
シャフト本体、6は動力伝達機である、例えば後側の差
動機である。前記プロペラシャフト2は、駆動力発生手
段たる内燃機関(図示せず)からの動力を他の動力伝達
機である前記差動機6に伝達するものであり、自在継手
8及び接続用フランジ10によって差動機6に連結され
ている。
【0014】自在継手8は、シャフト本体4の他端部に
固定されたシフトヨーク12とジョイントヨーク14と
がスパイダ16によって結合して構成されている。
固定されたシフトヨーク12とジョイントヨーク14と
がスパイダ16によって結合して構成されている。
【0015】接続用フランジ10は、差動機6の差動機
ケース18に固設されている。
ケース18に固設されている。
【0016】ジョイントヨーク14と接続用フランジ1
0とは、図1に示す如く、ジョイントインロー部20と
フランジインロー部22とが嵌合しつつ接合されてい
る。
0とは、図1に示す如く、ジョイントインロー部20と
フランジインロー部22とが嵌合しつつ接合されてい
る。
【0017】前記ジョイントヨーク14のヨーク平面部
24には、図4に示す如く、等配された例えば4つのジ
ョイントボルト取付部である第1〜第4ジョイントボル
ト取付孔26−1〜26−4が形成されている。
24には、図4に示す如く、等配された例えば4つのジ
ョイントボルト取付部である第1〜第4ジョイントボル
ト取付孔26−1〜26−4が形成されている。
【0018】また、前記接続用フランジ10のフランジ
平面部28には、円周方向等間隔で且つ前記第1〜第4
ジョイントボルト孔26−1〜26−4に対応した位置
に例えば4つのフランジ側ボルト取付部である第1〜第
4フランジボルト取付孔30−1〜30−4が形成され
ている。
平面部28には、円周方向等間隔で且つ前記第1〜第4
ジョイントボルト孔26−1〜26−4に対応した位置
に例えば4つのフランジ側ボルト取付部である第1〜第
4フランジボルト取付孔30−1〜30−4が形成され
ている。
【0019】前記第1〜第4ジョイントボルト取付孔2
6−1〜26−4に第1〜第4接続用ボルト32−1〜
32−4が挿入され、この第1〜第4接続用ボルト32
−1〜32−4が前記第1〜第4フランジボルト取付孔
30−1〜30−4に夫々取り付けられる。
6−1〜26−4に第1〜第4接続用ボルト32−1〜
32−4が挿入され、この第1〜第4接続用ボルト32
−1〜32−4が前記第1〜第4フランジボルト取付孔
30−1〜30−4に夫々取り付けられる。
【0020】前記接続用フランジ10に設けられた第1
〜第4フランジボルト取付孔30−1〜30−4間に夫
々形成した第1〜第4係合孔部34−1〜34−4と、
この第1〜第4係合孔部34−1〜34−4から前記ジ
ョイントヨーク14のヨーク平面部24部位に少許突出
すべく係合する突出部材36とにより前記接続用フラン
ジ10と前記シャフト本体4との面振れを減少させる面
振れ修正手段38を設ける。
〜第4フランジボルト取付孔30−1〜30−4間に夫
々形成した第1〜第4係合孔部34−1〜34−4と、
この第1〜第4係合孔部34−1〜34−4から前記ジ
ョイントヨーク14のヨーク平面部24部位に少許突出
すべく係合する突出部材36とにより前記接続用フラン
ジ10と前記シャフト本体4との面振れを減少させる面
振れ修正手段38を設ける。
【0021】詳述すれば、前記第1、第2フランジボル
ト取付孔30−1、30−2間の略中央部位に第1係合
孔部34−1を設け、第2、第3フランジボルト取付孔
30−2、30−3間の略中央部位に第2係合孔部34
−2を設け、第3、第4フランジボルト取付孔30−
3、30−4間の略中央部位に第3係合孔部34−3を
設け、第4、第1フランジボルト取付孔30−4、30
−1間の略中央部位に第4係合孔部34−1を設ける。
前記第1〜第4係合孔部26−1〜26−4は内周部位
が螺刻されている。
ト取付孔30−1、30−2間の略中央部位に第1係合
孔部34−1を設け、第2、第3フランジボルト取付孔
30−2、30−3間の略中央部位に第2係合孔部34
−2を設け、第3、第4フランジボルト取付孔30−
3、30−4間の略中央部位に第3係合孔部34−3を
設け、第4、第1フランジボルト取付孔30−4、30
−1間の略中央部位に第4係合孔部34−1を設ける。
前記第1〜第4係合孔部26−1〜26−4は内周部位
が螺刻されている。
【0022】また、前記突出部材36は、前記第1〜第
4係合孔部26−1〜26−4に夫々螺合すべく外周部
位が螺刻されている。この突出部材36と第1〜第4係
合孔部26−1〜26−4とによって面振れ修正手段3
8が形成されている。
4係合孔部26−1〜26−4に夫々螺合すべく外周部
位が螺刻されている。この突出部材36と第1〜第4係
合孔部26−1〜26−4とによって面振れ修正手段3
8が形成されている。
【0023】前記面振れ修正手段38は、図3に示す如
く、接続用フランジ10のフランジ平面部28が機械加
工時に発生する公差や振れによって一側の幅L1と他側
の幅L2とが異なる厚さとなってしまった時に厚さの小
さい幅L1側に形成される係合孔部、例えば第1係合孔
部34−1に螺合される突出部材36を幅L1と幅L2
との厚さの差だけヨーク平面部24側に突出させて接続
用フランジ10とシャフト本体4との面振れを減少する
ものである。
く、接続用フランジ10のフランジ平面部28が機械加
工時に発生する公差や振れによって一側の幅L1と他側
の幅L2とが異なる厚さとなってしまった時に厚さの小
さい幅L1側に形成される係合孔部、例えば第1係合孔
部34−1に螺合される突出部材36を幅L1と幅L2
との厚さの差だけヨーク平面部24側に突出させて接続
用フランジ10とシャフト本体4との面振れを減少する
ものである。
【0024】次に、この実施例の作用を説明する。
【0025】駆動力発生手段たる内燃機関(図示せず)
と動力伝達機差動機6とをプロペラシャフト2によって
連結する際には、前記プロペラシャフト2の他端部位に
取り付けた自在継手8のジョイントヨーク14に前記差
動機6に取り付けた接続用フランジ10を接合してい
る。
と動力伝達機差動機6とをプロペラシャフト2によって
連結する際には、前記プロペラシャフト2の他端部位に
取り付けた自在継手8のジョイントヨーク14に前記差
動機6に取り付けた接続用フランジ10を接合してい
る。
【0026】また、例えば、接続用フランジ10のフラ
ンジ平面部28が機械加工時に発生する公差や振れによ
って一側の幅L1と他側の幅L2とが異なる厚さとなっ
ている場合には、厚さの小さい幅L1側に形成される係
合孔部、例えば第1係合孔部34−1に螺合される突出
部材36のみを幅L1と幅L2との厚さの差だけヨーク
平面部24側に突出させて接続用フランジ10とシャフ
ト本体4との面振れを減少している。
ンジ平面部28が機械加工時に発生する公差や振れによ
って一側の幅L1と他側の幅L2とが異なる厚さとなっ
ている場合には、厚さの小さい幅L1側に形成される係
合孔部、例えば第1係合孔部34−1に螺合される突出
部材36のみを幅L1と幅L2との厚さの差だけヨーク
平面部24側に突出させて接続用フランジ10とシャフ
ト本体4との面振れを減少している。
【0027】その後に前記接続用フランジ10の第1〜
第4フランジボルト取付孔30−1〜30−4と前記ジ
ョイントヨーク14の第1〜第4ジョイントボルト取付
孔26−1〜26−4とに接続用ボルト32を夫々取り
付けている。
第4フランジボルト取付孔30−1〜30−4と前記ジ
ョイントヨーク14の第1〜第4ジョイントボルト取付
孔26−1〜26−4とに接続用ボルト32を夫々取り
付けている。
【0028】これにより、従来のものでは修正しきれな
かった接続用フランジ10とシャフト本体4との面振れ
を面振れ修正手段38減少させることができ、この接続
用フランジ10とシャフト本体4との面振れに起因する
プロペラシャフト2の振動を低減し得て、実用上有利で
ある。
かった接続用フランジ10とシャフト本体4との面振れ
を面振れ修正手段38減少させることができ、この接続
用フランジ10とシャフト本体4との面振れに起因する
プロペラシャフト2の振動を低減し得て、実用上有利で
ある。
【0029】また、第1〜第4係合孔部34−1〜34
−4を形成する際に、この第1〜第4係合孔部34−1
〜34−4の螺刻ピッチと第1〜第4フランジボルト取
付孔30−1〜30−4の螺刻ピッチとを同一ピッチと
すれば、第1〜第4係合孔部34−1〜34−4をフラ
ンジボルト取付孔として機能させることができ、インロ
ー合わせのための接続用ボルト32の螺合時の選択の幅
を広げることができ、プロペラシャフト2のバランス状
態を向上し得て、実用上有利である。
−4を形成する際に、この第1〜第4係合孔部34−1
〜34−4の螺刻ピッチと第1〜第4フランジボルト取
付孔30−1〜30−4の螺刻ピッチとを同一ピッチと
すれば、第1〜第4係合孔部34−1〜34−4をフラ
ンジボルト取付孔として機能させることができ、インロ
ー合わせのための接続用ボルト32の螺合時の選択の幅
を広げることができ、プロペラシャフト2のバランス状
態を向上し得て、実用上有利である。
【0030】
【発明の効果】以上詳細に説明した如くこの発明によれ
ば、一端部位を駆動力発生手段に連結するとともに他端
部位に取り付けた自在継手のジョイントヨークに動力伝
達機に取り付けた接続用フランジを接合し、接続用フラ
ンジの複数のフランジ側ボルト取付部とジョイントヨー
クの複数のヨーク側ボルト取付部とに接続用ボルトを取
り付けて他端部位を動力伝達機に連結させたプロペラシ
ャフトにおいて、接続用フランジに設けられた各フラン
ジ側ボルト取付部間に形成した係合孔部と、係合孔部か
らジョイントヨークのヨーク平面部位に少許突出すべく
係合する突出部材とにより接続用フランジとシャフト本
体との面振れを減少させる面振れ修正手段を設けたの
で、従来のものでは修正しきれなかった接続用フランジ
とシャフト本体との面振れを減少でき、接続用フランジ
とシャフト本体との面振れに起因するプロペラシャフト
の振動を減少し得て、実用上有利である。
ば、一端部位を駆動力発生手段に連結するとともに他端
部位に取り付けた自在継手のジョイントヨークに動力伝
達機に取り付けた接続用フランジを接合し、接続用フラ
ンジの複数のフランジ側ボルト取付部とジョイントヨー
クの複数のヨーク側ボルト取付部とに接続用ボルトを取
り付けて他端部位を動力伝達機に連結させたプロペラシ
ャフトにおいて、接続用フランジに設けられた各フラン
ジ側ボルト取付部間に形成した係合孔部と、係合孔部か
らジョイントヨークのヨーク平面部位に少許突出すべく
係合する突出部材とにより接続用フランジとシャフト本
体との面振れを減少させる面振れ修正手段を設けたの
で、従来のものでは修正しきれなかった接続用フランジ
とシャフト本体との面振れを減少でき、接続用フランジ
とシャフト本体との面振れに起因するプロペラシャフト
の振動を減少し得て、実用上有利である。
【図1】この発明の実施例を示すプロペラシャフトの要
部拡大図である。
部拡大図である。
【図2】接続用フランジの概略断面図である。
【図3】接続用フランジの断面図である。
【図4】動力伝達系の組立斜視図である。
【図5】この発明の従来の技術を示す動力伝達系の概略
図である。
図である。
【図6】動力伝達系の概略斜視図である。
2 プロペラシャフト 4 シャフト本体 6 動力伝達機 8 自在継手 10 接続用フランジ 12 シフトヨーク 14 ジョイントヨーク 18 差動機ケース 24 ヨーク平面部 26 ジョイントボルト取付孔 28 フランジ平面部 30 フランジボルト取付孔 32 接続用ボルト 34 係合孔部 36 突出部材 38 面振れ修正手段
【手続補正書】
【提出日】平成5年4月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
Claims (1)
- 【請求項1】 一端部位を駆動力発生手段に連結すると
ともに他端部位に取り付けた自在継手のジョイントヨー
クに動力伝達機に取り付けた接続用フランジを接合し、
前記接続用フランジの複数のフランジ側ボルト取付部と
前記ジョイントヨークの複数のヨーク側ボルト取付部と
に接続用ボルトを取り付けて他端部位を前記動力伝達機
に連結させたプロペラシャフトにおいて、前記接続用フ
ランジに設けられた各フランジ側ボルト取付部間に形成
した係合孔部と、この係合孔部から前記ジョイントヨー
クのヨーク平面部位に少許突出すべく係合する突出部材
とにより前記接続用フランジと前記シャフト本体との面
振れを減少させる面振れ修正手段を設けたことを特徴と
するプロペラシャフト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3460693A JPH06227274A (ja) | 1993-01-30 | 1993-01-30 | プロペラシャフト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3460693A JPH06227274A (ja) | 1993-01-30 | 1993-01-30 | プロペラシャフト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06227274A true JPH06227274A (ja) | 1994-08-16 |
Family
ID=12419025
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3460693A Pending JPH06227274A (ja) | 1993-01-30 | 1993-01-30 | プロペラシャフト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06227274A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7361092B2 (en) * | 2006-01-30 | 2008-04-22 | Chrysler Llc | Balance assembly for coupling first and second rotating members |
US9309929B2 (en) * | 2012-05-01 | 2016-04-12 | Micro-Poise Measurement Systems, Llc | Drive shaft adaptor and coupling |
US20160190675A1 (en) * | 2013-01-16 | 2016-06-30 | Vipula DASANAYAKA | Universal adapter plate assembly |
US11225138B2 (en) * | 2018-06-27 | 2022-01-18 | Neapco Intellectual Property Holdings, Llc | Center bearing assembly including a rotatable weld collar with a tuned damper |
-
1993
- 1993-01-30 JP JP3460693A patent/JPH06227274A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7361092B2 (en) * | 2006-01-30 | 2008-04-22 | Chrysler Llc | Balance assembly for coupling first and second rotating members |
US9309929B2 (en) * | 2012-05-01 | 2016-04-12 | Micro-Poise Measurement Systems, Llc | Drive shaft adaptor and coupling |
US20160190675A1 (en) * | 2013-01-16 | 2016-06-30 | Vipula DASANAYAKA | Universal adapter plate assembly |
US10897071B2 (en) * | 2013-01-16 | 2021-01-19 | Haeco Americas, Llc | Universal adapter plate assembly |
US11575191B2 (en) | 2013-01-16 | 2023-02-07 | Haeco Americas, Llc | Universal adapter plate assembly |
US11225138B2 (en) * | 2018-06-27 | 2022-01-18 | Neapco Intellectual Property Holdings, Llc | Center bearing assembly including a rotatable weld collar with a tuned damper |
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