JPH06225225A - 画像の解像力を向上させる方法及び装置 - Google Patents
画像の解像力を向上させる方法及び装置Info
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- JPH06225225A JPH06225225A JP5011575A JP1157593A JPH06225225A JP H06225225 A JPH06225225 A JP H06225225A JP 5011575 A JP5011575 A JP 5011575A JP 1157593 A JP1157593 A JP 1157593A JP H06225225 A JPH06225225 A JP H06225225A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N25/00—Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
- H04N25/40—Extracting pixel data from image sensors by controlling scanning circuits, e.g. by modifying the number of pixels sampled or to be sampled
- H04N25/41—Extracting pixel data from a plurality of image sensors simultaneously picking up an image, e.g. for increasing the field of view by combining the outputs of a plurality of sensors
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N25/00—Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
- H04N25/70—SSIS architectures; Circuits associated therewith
- H04N25/71—Charge-coupled device [CCD] sensors; Charge-transfer registers specially adapted for CCD sensors
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明の目的は、視野を狭めることなく、且
つ高解像力カメラ程の費用をかけずに、普通の単一カメ
ラシステムの解像力の2倍(もしくはそれ以上)の解像
力を得る方法及び装置を提供することである。 【構成】 元の画像は画像増倍器によって2つの完全画
像に分割される。第1のカメラ内の第1のCCDアレイ
は第1の画像を受け、第2のカメラ内の第2のCCDア
レイは第2の画像を受ける。これらのCCDアレイはそ
れぞれ、第1のCCDアレイ上で受ける第1の画像が第
2のCCDアレイ上の第2の画像の位置に対してx軸方
向及びy軸方向に半画素分ずれるように画像増倍器と光
学的に整列されている。第1のカメラは第1のデータ集
合を生成し、第2のカメラは第2のデータ集合を生成す
る。第1及び第2のデータ集合はCPUにおいて網目に
され、システム全体としては実効的に4倍の画素数を創
造する。
つ高解像力カメラ程の費用をかけずに、普通の単一カメ
ラシステムの解像力の2倍(もしくはそれ以上)の解像
力を得る方法及び装置を提供することである。 【構成】 元の画像は画像増倍器によって2つの完全画
像に分割される。第1のカメラ内の第1のCCDアレイ
は第1の画像を受け、第2のカメラ内の第2のCCDア
レイは第2の画像を受ける。これらのCCDアレイはそ
れぞれ、第1のCCDアレイ上で受ける第1の画像が第
2のCCDアレイ上の第2の画像の位置に対してx軸方
向及びy軸方向に半画素分ずれるように画像増倍器と光
学的に整列されている。第1のカメラは第1のデータ集
合を生成し、第2のカメラは第2のデータ集合を生成す
る。第1及び第2のデータ集合はCPUにおいて網目に
され、システム全体としては実効的に4倍の画素数を創
造する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像の解像力を向上させ
ることに関する。具体的には、本発明は2またはそれ以
上の低解像力画素アレイを使用してより高価な高解像力
画素アレイの解像力及び精度を達成する光・電子システ
ムに関する。
ることに関する。具体的には、本発明は2またはそれ以
上の低解像力画素アレイを使用してより高価な高解像力
画素アレイの解像力及び精度を達成する光・電子システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】画像の解像力は多くの応用において駆動
パラメタである。例えば、表面取付け型素子上のリード
を検査するためには解像力及び精度を改善することが極
めて重要である。縁の位置または配置を測定するために
はCCD(電荷結合素子)カメラを前方または後方照明
で使用する。所望精度及び縁の鋭さに依存して縁を識別
することができ、ある特定の画素、画素の集合、または
グレイレベル解析を使用することができる。価格を制御
するために、512 × 512画素アレイ(または種々の画素
アレイ密度)カメラを使用することができる。この型の
カメラが所要の精度を提供しない場合に問題が発生す
る。精度を改善する最も明白な方策の一つは被検査物体
のインチ当たりの画素の数を改善することである。これ
は多くの異なる方策で達成することができる。これらに
は、被検査物体を拡大すること、複数のカメラを使用し
て視野を維持すること、画像を走査して複数の部分に分
割すること、または高解像力カメラを使用することが含
まれる。これらの各方法は欠点を有している。
パラメタである。例えば、表面取付け型素子上のリード
を検査するためには解像力及び精度を改善することが極
めて重要である。縁の位置または配置を測定するために
はCCD(電荷結合素子)カメラを前方または後方照明
で使用する。所望精度及び縁の鋭さに依存して縁を識別
することができ、ある特定の画素、画素の集合、または
グレイレベル解析を使用することができる。価格を制御
するために、512 × 512画素アレイ(または種々の画素
アレイ密度)カメラを使用することができる。この型の
カメラが所要の精度を提供しない場合に問題が発生す
る。精度を改善する最も明白な方策の一つは被検査物体
のインチ当たりの画素の数を改善することである。これ
は多くの異なる方策で達成することができる。これらに
は、被検査物体を拡大すること、複数のカメラを使用し
て視野を維持すること、画像を走査して複数の部分に分
割すること、または高解像力カメラを使用することが含
まれる。これらの各方法は欠点を有している。
【0003】所望精度はCCD上の倍率を増加させるこ
とによって達成することができる。これは最も費用がか
からない方法の一つであるが、視野を維持しなければな
らない場合に問題が発生する。倍率を2倍(2×)にす
ると視野はかなり狭められるようになる。倍率と視野の
両方を増す一つの方策は、必要な視野を見るための多重
カメラを使用することである。これは、過大な費用がか
かる単一の高解像力カメラを使用するよりも魅力的であ
り得る。多重カメラをこのようにして使用する場合の問
題は、今度は画像が2またはそれ以上の画像に分割さ
れ、画像処理中に数学的に再結合しなければならないこ
とである。このため画像の共通部分において許容差の積
重ねがもたらされる。
とによって達成することができる。これは最も費用がか
からない方法の一つであるが、視野を維持しなければな
らない場合に問題が発生する。倍率を2倍(2×)にす
ると視野はかなり狭められるようになる。倍率と視野の
両方を増す一つの方策は、必要な視野を見るための多重
カメラを使用することである。これは、過大な費用がか
かる単一の高解像力カメラを使用するよりも魅力的であ
り得る。多重カメラをこのようにして使用する場合の問
題は、今度は画像が2またはそれ以上の画像に分割さ
れ、画像処理中に数学的に再結合しなければならないこ
とである。このため画像の共通部分において許容差の積
重ねがもたらされる。
【0004】画像を拡大し視野を維持する別の方策は物
体を走査することである。これは、もし結像及び処理時
間にかなりな増加を許容できるならば受け入れ可能な解
決法である。しかしながらこの方策には幾つかの問題が
ある。この方策は、結像される物体またはカメラの何れ
かを運動させるために高精密な運動部分が必要である。
重大な欠陥は物体を走査し、多重ピクチャを撮り、そし
て複数の画像を数学的に単一の画像に戻すための処理に
必要な付加的な時間である。これは単一のピクチャを撮
るために必要な時間の何倍にもなり得る。
体を走査することである。これは、もし結像及び処理時
間にかなりな増加を許容できるならば受け入れ可能な解
決法である。しかしながらこの方策には幾つかの問題が
ある。この方策は、結像される物体またはカメラの何れ
かを運動させるために高精密な運動部分が必要である。
重大な欠陥は物体を走査し、多重ピクチャを撮り、そし
て複数の画像を数学的に単一の画像に戻すための処理に
必要な付加的な時間である。これは単一のピクチャを撮
るために必要な時間の何倍にもなり得る。
【0005】画像を拡大し所望の視野を得る他の一つの
方策は、ある応用にのみに適用できるものである。典型
的なCCDは一般に方形である。もし結像される物体が
より矩形であればその画像を分割し、同一CCD上に物
体の2またはそれ以上の部分的画像として投影すること
が可能である。しかしこの方策による精度の改善は、予
測されるような2×またはそれ以上にはならない。画像
処理において2つの半分を一緒にしようとすると、多重
カメラにおいて説明したものと同じ型の誤差が発生す
る。その結果画像の2つの半分を継ぎ合わせる箇所で許
容差の積重ねを生じる。
方策は、ある応用にのみに適用できるものである。典型
的なCCDは一般に方形である。もし結像される物体が
より矩形であればその画像を分割し、同一CCD上に物
体の2またはそれ以上の部分的画像として投影すること
が可能である。しかしこの方策による精度の改善は、予
測されるような2×またはそれ以上にはならない。画像
処理において2つの半分を一緒にしようとすると、多重
カメラにおいて説明したものと同じ型の誤差が発生す
る。その結果画像の2つの半分を継ぎ合わせる箇所で許
容差の積重ねを生じる。
【0006】単一の画像で精度を維持し、視野を維持す
る最も簡単な方策は高解像力カメラを使用することであ
る。もしこれで必要精度が得られ、しかも価格を問題に
しないのであれば、これは最良の方策である。問題は価
格である。単一の 512× 512CCDカメラの価格は 120
0 ドル程度である。単一の 1024 × 1024 CCDカメラ
の価格は約 10,000 ドル程度であり、 512× 512カメラ
の8倍である。2048×2048CCDカメラの価格は 30,00
0 ドル程度である。従って解像力が高いカメラは多くの
応用にとって極めて高い費用を課することになる。
る最も簡単な方策は高解像力カメラを使用することであ
る。もしこれで必要精度が得られ、しかも価格を問題に
しないのであれば、これは最良の方策である。問題は価
格である。単一の 512× 512CCDカメラの価格は 120
0 ドル程度である。単一の 1024 × 1024 CCDカメラ
の価格は約 10,000 ドル程度であり、 512× 512カメラ
の8倍である。2048×2048CCDカメラの価格は 30,00
0 ドル程度である。従って解像力が高いカメラは多くの
応用にとって極めて高い費用を課することになる。
【0007】本明細書においては以下の合衆国特許出願
を参照している。 1991年 5月20日付 一連番号 703,225号、代理人 Docke
t No. TI-15429
を参照している。 1991年 5月20日付 一連番号 703,225号、代理人 Docke
t No. TI-15429
【0008】
【発明の概要】以上に概要を記した諸問題の大部分は本
発明による方法及び装置によって解消される。換言すれ
ば、本発明は視野を狭めることなく、且つ高解像力カメ
ラ程の費用をかけずに、普通の単一カメラシステムの解
像力の2倍(もしくはそれ以上)の解像力を得る方法及
び装置を提供する。
発明による方法及び装置によって解消される。換言すれ
ば、本発明は視野を狭めることなく、且つ高解像力カメ
ラ程の費用をかけずに、普通の単一カメラシステムの解
像力の2倍(もしくはそれ以上)の解像力を得る方法及
び装置を提供する。
【0009】本発明は前方照明、後方照明、または自然
光照明の何れかを使用するが、どれを使用しても所与の
応用において物体を見るためにカメラが必要とする適切
な照明が得られる。物体の画像は2またはそれ以上の完
全画像に分割される。各画像はそれ自身の検出器、例え
ばCCDカメラによって受けられる。準備段階において
各検出器は、一方の検出器の画素上の第1の画像の位置
が、他方の検出器の画素上の第2の画像の位置から1画
素のある小数分だけずれる(オフセットする)ように位
置決めされる。例えば、もし2台の 512× 512カメラを
使用するものとすれば、それらは画像に対してx及びy
の両軸方向に1画素のある小数分(例えば半分)だけず
らすことができる。もし3台のカメラを使用するのであ
れば、各カメラは最後のカメラからx及びyの両軸方向
に1画素のある小数分(例えば1/3 )だけずらすことが
できる。もし4台のカメラを使用するのであれば、各カ
メラは最後のカメラから 1/4画素だけずらすことができ
る、等々である。
光照明の何れかを使用するが、どれを使用しても所与の
応用において物体を見るためにカメラが必要とする適切
な照明が得られる。物体の画像は2またはそれ以上の完
全画像に分割される。各画像はそれ自身の検出器、例え
ばCCDカメラによって受けられる。準備段階において
各検出器は、一方の検出器の画素上の第1の画像の位置
が、他方の検出器の画素上の第2の画像の位置から1画
素のある小数分だけずれる(オフセットする)ように位
置決めされる。例えば、もし2台の 512× 512カメラを
使用するものとすれば、それらは画像に対してx及びy
の両軸方向に1画素のある小数分(例えば半分)だけず
らすことができる。もし3台のカメラを使用するのであ
れば、各カメラは最後のカメラからx及びyの両軸方向
に1画素のある小数分(例えば1/3 )だけずらすことが
できる。もし4台のカメラを使用するのであれば、各カ
メラは最後のカメラから 1/4画素だけずらすことができ
る、等々である。
【0010】この技術を使用する 512× 512カメラは 1
024 × 1024 カメラとほぼ等価であるが、価格は大幅に
低下する(即ち、約 2,400ドル対約 10,000 ドル)。よ
り高い解像力のカメラを使用して更に高い解像力のカメ
ラを模倣(エミュレート)することができる(例えば、
2台の 1024 × 1024 カメラを使用して 2048 × 2048
カメラを模倣することができる、等である)。
024 × 1024 カメラとほぼ等価であるが、価格は大幅に
低下する(即ち、約 2,400ドル対約 10,000 ドル)。よ
り高い解像力のカメラを使用して更に高い解像力のカメ
ラを模倣(エミュレート)することができる(例えば、
2台の 1024 × 1024 カメラを使用して 2048 × 2048
カメラを模倣することができる、等である)。
【0011】もし特定の画素に鋭い縁が検出されれば、
精度は画素数/単位距離に正比例する。2カメラシステ
ムでは、各カメラによって決定される縁の位置は平均さ
れて単一カメラシステムの精度の殆ど2倍の精度が得ら
れる。もし縁の検出にグレイレベル解析を使用すれば、
各画素及び各カメラ毎の光強度点を1つの単一グレイレ
ベル解析に関して組合せることができる。各カメラ毎の
点は、カメラ間のバイアスを除去するために調整するこ
とができる。もし2台のカメラをグレイレベル解析を用
いるこの構成で使用すれば、単一カメラ画像を使用する
よりも 50 %以上の精度の改善が達成される。
精度は画素数/単位距離に正比例する。2カメラシステ
ムでは、各カメラによって決定される縁の位置は平均さ
れて単一カメラシステムの精度の殆ど2倍の精度が得ら
れる。もし縁の検出にグレイレベル解析を使用すれば、
各画素及び各カメラ毎の光強度点を1つの単一グレイレ
ベル解析に関して組合せることができる。各カメラ毎の
点は、カメラ間のバイアスを除去するために調整するこ
とができる。もし2台のカメラをグレイレベル解析を用
いるこの構成で使用すれば、単一カメラ画像を使用する
よりも 50 %以上の精度の改善が達成される。
【0012】本発明は解像力を向上させるための方法を
提供するものであり、本方法は、物体の少なくとも第1
の画像及び第2の画像を生成する段階と、第1及び第2
の画像を検出する段階と、検出した第1及び第2の画像
をそれぞれ第1及び第2のデータ集合として表す段階
と、第1及び第2のデータ集合を網目にする段階とを具
備する。
提供するものであり、本方法は、物体の少なくとも第1
の画像及び第2の画像を生成する段階と、第1及び第2
の画像を検出する段階と、検出した第1及び第2の画像
をそれぞれ第1及び第2のデータ集合として表す段階
と、第1及び第2のデータ集合を網目にする段階とを具
備する。
【0013】
【実施例】添付図面、特に図1に解像力を向上させる光
・電子装置10を被検査物体12と共に示す。システム
10は、レンズ組立体または画像増倍器(イメージマル
チプライヤ;例えば普通のビームスプリッタ)14と、
第1のカメラ16と、第1の主レンズ17と、第2のカ
メラ18と、第2の主レンズ19と、ベースまたは卓組
立体20とを有している。
・電子装置10を被検査物体12と共に示す。システム
10は、レンズ組立体または画像増倍器(イメージマル
チプライヤ;例えば普通のビームスプリッタ)14と、
第1のカメラ16と、第1の主レンズ17と、第2のカ
メラ18と、第2の主レンズ19と、ベースまたは卓組
立体20とを有している。
【0014】画像増倍器14は物体12の元の画像22
を受け、それから2つの全体画像、即ち第1の画像24
と第2の画像26とを生成する。装置10の好ましい実
施例は、物体12のような表面取付け型素子と共に使用
するように設計されている。具体的に言えば、表面取付
け型素子のリードが対象構造である。前述した1991年 5
月20日付合衆国特許出願 703,225号にはこのような素子
がより詳細に記載されている。しかし装置10が表面取
付け型素子以外の他の型の物体の検査または観察にも容
易に適用可能であることを理解されたい。装置10は、
例えば物体認識または高速縁線検査に使用することがで
きる。
を受け、それから2つの全体画像、即ち第1の画像24
と第2の画像26とを生成する。装置10の好ましい実
施例は、物体12のような表面取付け型素子と共に使用
するように設計されている。具体的に言えば、表面取付
け型素子のリードが対象構造である。前述した1991年 5
月20日付合衆国特許出願 703,225号にはこのような素子
がより詳細に記載されている。しかし装置10が表面取
付け型素子以外の他の型の物体の検査または観察にも容
易に適用可能であることを理解されたい。装置10は、
例えば物体認識または高速縁線検査に使用することがで
きる。
【0015】好ましい実施例の第1のカメラ16は、第
1の画像検出器即ち 512× 512CCD画素アレイ32を
含むCCDカメラである。第1のカメラ16は、第1の
CCDアレイ32が画像24を光学的に検出するよう
に、画像増倍器14及び第1の主レンズ17と光学的に
整列されている。CCDアレイ以外の種々の画素密度の
他の検出器またはセンサを使用することができ、例えば
CID(電荷誘導素子)アレイ、または焦平面(フォー
カルプレーン)アレイを使用することができる。実際
に、この応用に適するどのような電子カメラを使用して
も差し支えない。
1の画像検出器即ち 512× 512CCD画素アレイ32を
含むCCDカメラである。第1のカメラ16は、第1の
CCDアレイ32が画像24を光学的に検出するよう
に、画像増倍器14及び第1の主レンズ17と光学的に
整列されている。CCDアレイ以外の種々の画素密度の
他の検出器またはセンサを使用することができ、例えば
CID(電荷誘導素子)アレイ、または焦平面(フォー
カルプレーン)アレイを使用することができる。実際
に、この応用に適するどのような電子カメラを使用して
も差し支えない。
【0016】更に図1を参照する。好ましい実施例の第
2のカメラ18は、第2の画像検出器即ち 512× 512C
CD画素アレイ34を含むCCDカメラである。第2の
カメラ18は、第2のCCDアレイ34が画像26を光
学的に検出するように、画像増倍器14及び第1の主レ
ンズ19と光学的に整列されている。上述したように他
の光検出器または画素密度を使用することができる。
2のカメラ18は、第2の画像検出器即ち 512× 512C
CD画素アレイ34を含むCCDカメラである。第2の
カメラ18は、第2のCCDアレイ34が画像26を光
学的に検出するように、画像増倍器14及び第1の主レ
ンズ19と光学的に整列されている。上述したように他
の光検出器または画素密度を使用することができる。
【0017】第1のカメラ16及び第2のカメラ18
は、画像処理を通してそれぞれの画素データを網目にす
るように電子的に結合されている。画像処理を遂行する
ためにソフトウエア、ハードウエア、またはそれらの如
何なる組合せも使用できることは明白である。テーブル
組立体20は座31と、画像増倍器卓36と、第1のカ
メラ卓38と、第2のカメラ卓40とを含み、これらは
全て機械的に精密に結合されていて後述するように光学
的整列及び結合(物体12、画像増倍器14、第1のカ
メラ16、第1の主レンズ17、第2のカメラ18、及
び第2の主レンズ19の間)を達成している。
は、画像処理を通してそれぞれの画素データを網目にす
るように電子的に結合されている。画像処理を遂行する
ためにソフトウエア、ハードウエア、またはそれらの如
何なる組合せも使用できることは明白である。テーブル
組立体20は座31と、画像増倍器卓36と、第1のカ
メラ卓38と、第2のカメラ卓40とを含み、これらは
全て機械的に精密に結合されていて後述するように光学
的整列及び結合(物体12、画像増倍器14、第1のカ
メラ16、第1の主レンズ17、第2のカメラ18、及
び第2の主レンズ19の間)を達成している。
【0018】図6を参照する。カメラ16はCCDアレ
イ32の画素33(図10参照)の光強度のデータ表現
(ディジタルまたはアナログの何れか)である第1のデ
ータ集合232を生成する。第1のデータ集合232は
画素表現233からなり、各画素233はCCDアレイ
32内の画素33に対応する。カメラ18はCCDアレ
イ34の画素35(図11参照)の光強度のデータ表現
(ディジタルまたはアナログの何れか)である第2のデ
ータ集合234を生成する。第2のデータ集合234は
画素表現235からなり、各画素235はCCDアレイ
34内の画素35に対応する。
イ32の画素33(図10参照)の光強度のデータ表現
(ディジタルまたはアナログの何れか)である第1のデ
ータ集合232を生成する。第1のデータ集合232は
画素表現233からなり、各画素233はCCDアレイ
32内の画素33に対応する。カメラ18はCCDアレ
イ34の画素35(図11参照)の光強度のデータ表現
(ディジタルまたはアナログの何れか)である第2のデ
ータ集合234を生成する。第2のデータ集合234は
画素表現235からなり、各画素235はCCDアレイ
34内の画素35に対応する。
【0019】実際には第1のデータ集合232及び第2
のデータ集合234は光強度情報として実現されるので
あるが、図6は、あたかも視覚画像として再処理されて
いるかのように第1のデータ集合232及び第2のデー
タ集合234を図形的に示している。図10及び11は
図示を容易にする目的だけのために、それぞれ画素33
及び35の 10 × 10 アレイを描いてある。実際には、
CCDアレイ32及び34はそれぞれ画素33及び35
の 512× 512アレイである。
のデータ集合234は光強度情報として実現されるので
あるが、図6は、あたかも視覚画像として再処理されて
いるかのように第1のデータ集合232及び第2のデー
タ集合234を図形的に示している。図10及び11は
図示を容易にする目的だけのために、それぞれ画素33
及び35の 10 × 10 アレイを描いてある。実際には、
CCDアレイ32及び34はそれぞれ画素33及び35
の 512× 512アレイである。
【0020】図6は、図形的に網目にされた第1のデー
タ集合232を第2のデータ集合234と共に示す。第
1のデータ集合232及び第2のデータ集合234を網
目にする実際のプロセスはCPU60において数学的に
行われることは容易に理解されよう。換言すれば、第1
のデータ集合232はカメラ16において生成された後
にCPU60へ伝送され、同様に、第2のデータ集合2
34はカメラ18において生成された後にCPU60へ
伝送され、そして第1のデータ集合232及び第2のデ
ータ集合234は網目にされるのである。
タ集合232を第2のデータ集合234と共に示す。第
1のデータ集合232及び第2のデータ集合234を網
目にする実際のプロセスはCPU60において数学的に
行われることは容易に理解されよう。換言すれば、第1
のデータ集合232はカメラ16において生成された後
にCPU60へ伝送され、同様に、第2のデータ集合2
34はカメラ18において生成された後にCPU60へ
伝送され、そして第1のデータ集合232及び第2のデ
ータ集合234は網目にされるのである。
【0021】更に図6を参照する。第1の画像24及び
第2の画像26は互いに重畳して示されている。図示を
容易にするために、第1の画像24及び第2の画像26
は物体12の実際の画像ではなく、重畳された円として
示してある。画像24、26は実質的に完全に整列して
いるが、第1のデータ集合232は第2のデータ集合2
34に対してx軸方向に実質的に画像表現233の半分
だけずらされており、y軸方向に実質的に画像表現23
3の半分だけずらされていることが理解されるであろ
う。x及びy軸は左側に示してある。これは、画像増倍
器14とCCDアレイ34との間の光結合に対する、画
像増倍器14とCCDアレイ32との間の光結合の本発
明による僅かなずらし(即ち実質的には、各方向に半画
素分)の表現である。
第2の画像26は互いに重畳して示されている。図示を
容易にするために、第1の画像24及び第2の画像26
は物体12の実際の画像ではなく、重畳された円として
示してある。画像24、26は実質的に完全に整列して
いるが、第1のデータ集合232は第2のデータ集合2
34に対してx軸方向に実質的に画像表現233の半分
だけずらされており、y軸方向に実質的に画像表現23
3の半分だけずらされていることが理解されるであろ
う。x及びy軸は左側に示してある。これは、画像増倍
器14とCCDアレイ34との間の光結合に対する、画
像増倍器14とCCDアレイ32との間の光結合の本発
明による僅かなずらし(即ち実質的には、各方向に半画
素分)の表現である。
【0022】図1を参照する。各カメラは準備段階にお
いて、第1のカメラ16のCCDアレイ32上の画像2
4の位置が、第2のカメラ18のCCDアレイ34上の
画像26の位置に対して実質的に半画素分だけずれるよ
うに位置決めされる。このようにすると、第1のデータ
集合232からの画素表現233と第2のデータ集合2
34からの画素表現235とを本発明に従って網目にし
た時に、解像力に寄与する実効的な画素表現の数が4倍
になる。
いて、第1のカメラ16のCCDアレイ32上の画像2
4の位置が、第2のカメラ18のCCDアレイ34上の
画像26の位置に対して実質的に半画素分だけずれるよ
うに位置決めされる。このようにすると、第1のデータ
集合232からの画素表現233と第2のデータ集合2
34からの画素表現235とを本発明に従って網目にし
た時に、解像力に寄与する実効的な画素表現の数が4倍
になる。
【0023】画素表現233の(画素表現235に対し
て一方の軸方向にずらされた)小数分は図6においては
半分であるが、必ずしもそのようにする必要はない。事
実、画素表現のどのような小数分だけずらしてもよく、
実際に全くずらすことなく2つのCCDアレイ32、3
4によって受けられる画像24、26がデータ集合23
2、234上の同一相対位置を占めるようにしてもよ
い。しかしながら好ましい実施例ではあるずれを用いて
おり、具体的には2つのCCDアレイを使用して各軸方
向に半画素分のずれを与えている。これは2カメラシス
テムに最良の解像力を与える。同様にして、もし画像増
倍器14を4つのCCDアレイに対して4つの完全画像
を生成するように使用するのであれば、各CCDアレイ
は各先行CCDアレイに対して 1/4画素分ずらすことが
できる。若干の応用においては、特に物体の主縁がアレ
イのxまたはyの何れかの軸に対して直角である場合に
は画素アレイをそれぞれx方向だけ、またはy方向だけ
にずらすと有益であろう。
て一方の軸方向にずらされた)小数分は図6においては
半分であるが、必ずしもそのようにする必要はない。事
実、画素表現のどのような小数分だけずらしてもよく、
実際に全くずらすことなく2つのCCDアレイ32、3
4によって受けられる画像24、26がデータ集合23
2、234上の同一相対位置を占めるようにしてもよ
い。しかしながら好ましい実施例ではあるずれを用いて
おり、具体的には2つのCCDアレイを使用して各軸方
向に半画素分のずれを与えている。これは2カメラシス
テムに最良の解像力を与える。同様にして、もし画像増
倍器14を4つのCCDアレイに対して4つの完全画像
を生成するように使用するのであれば、各CCDアレイ
は各先行CCDアレイに対して 1/4画素分ずらすことが
できる。若干の応用においては、特に物体の主縁がアレ
イのxまたはyの何れかの軸に対して直角である場合に
は画素アレイをそれぞれx方向だけ、またはy方向だけ
にずらすと有益であろう。
【0024】図10は第1のCCDアレイ32を示し、
円で表された第1の画像24がアレイ上に重畳されてい
る。図11は第2のCCDアレイ34を示し、円で表さ
れた第2の画像26がアレイ上に重畳されている。CC
Dアレイ32上の画像24の位置が、本発明に従ってC
CDアレイ34上の画像26の位置に対して半画素分
(x及びy方向に)ずれていることに注目されたい。
円で表された第1の画像24がアレイ上に重畳されてい
る。図11は第2のCCDアレイ34を示し、円で表さ
れた第2の画像26がアレイ上に重畳されている。CC
Dアレイ32上の画像24の位置が、本発明に従ってC
CDアレイ34上の画像26の位置に対して半画素分
(x及びy方向に)ずれていることに注目されたい。
【0025】図5を参照する。CCDアレイ32及び3
4の単一軸(この例ではx軸)データ表現がそれぞれ、
画像24及び26の検出された縁に対して示されてい
る。データは、列に沿う実効画素数が2倍になるように
網目にされている。参照番号42は2値縁線検出解析を
用いた第1のカメラ16による縁線検出を示している。
参照番号44は2値縁線検出解析を用いた第2のカメラ
18による縁線検出を示している。同様に参照番号46
は、CCDアレイ32及びCCDアレイ34からのデー
タの(平均による)網目による縁線検出を示す。このよ
うに、システム10の解像力が増加した結果として精度
の向上が達成されるのである。
4の単一軸(この例ではx軸)データ表現がそれぞれ、
画像24及び26の検出された縁に対して示されてい
る。データは、列に沿う実効画素数が2倍になるように
網目にされている。参照番号42は2値縁線検出解析を
用いた第1のカメラ16による縁線検出を示している。
参照番号44は2値縁線検出解析を用いた第2のカメラ
18による縁線検出を示している。同様に参照番号46
は、CCDアレイ32及びCCDアレイ34からのデー
タの(平均による)網目による縁線検出を示す。このよ
うに、システム10の解像力が増加した結果として精度
の向上が達成されるのである。
【0026】図7に一次元“グレイエッジ”解析を示
す。具体的に言えば、第1のカメラ16の画素光強度が
菱形48によって示され、第2のカメラ18の画素光強
度が方形50によって示されており、真の縁は参照番号
52で示す線によって検出されたように示されている。
従来技術の単一CCDアレイシステムでは、ハードウエ
アの質及びグレイレベル解析アルゴリズムに依存して、
画素の約 1/10 の亜画素解像力を得ることができる。
す。具体的に言えば、第1のカメラ16の画素光強度が
菱形48によって示され、第2のカメラ18の画素光強
度が方形50によって示されており、真の縁は参照番号
52で示す線によって検出されたように示されている。
従来技術の単一CCDアレイシステムでは、ハードウエ
アの質及びグレイレベル解析アルゴリズムに依存して、
画素の約 1/10 の亜画素解像力を得ることができる。
【0027】図7は好ましい実施例の動作の理論を簡易
化して示すものである。これは画素の列に直角な単一の
縁を探知するために1列の画素を使用する例である。単
一カメラシステムの場合グレイレベル縁線検出解析によ
って生成される曲線は、縁の鋭さに依存して、例えば 1
5 点(即ち、菱形48)で描くことができる。縁を探知
する精度は、これらの 15 の点に適合される曲線までし
か良好ではない。第2のCCDアレイを加えることによ
って更に 15 の点が加わり、曲線が適合される点は合計
30 になる。もしこれらの追加された 15 点が最初の 1
5 点の各対間の中心にあれば、曲線の実際の形状がより
良く限定されるのでより良い精度が得られる。これは画
素の 1/20 乃至 1/15 に等しい向上された解像力を提供
することになる。予め較正を行えば、縁を曲線上により
正確に位置定めすることが可能であることは明白であ
る。
化して示すものである。これは画素の列に直角な単一の
縁を探知するために1列の画素を使用する例である。単
一カメラシステムの場合グレイレベル縁線検出解析によ
って生成される曲線は、縁の鋭さに依存して、例えば 1
5 点(即ち、菱形48)で描くことができる。縁を探知
する精度は、これらの 15 の点に適合される曲線までし
か良好ではない。第2のCCDアレイを加えることによ
って更に 15 の点が加わり、曲線が適合される点は合計
30 になる。もしこれらの追加された 15 点が最初の 1
5 点の各対間の中心にあれば、曲線の実際の形状がより
良く限定されるのでより良い精度が得られる。これは画
素の 1/20 乃至 1/15 に等しい向上された解像力を提供
することになる。予め較正を行えば、縁を曲線上により
正確に位置定めすることが可能であることは明白であ
る。
【0028】好ましい実施例では、第2のデータ集合2
32がx及びyの両軸方向にずれているために、縁線検
出解析は2つの次元において同時に遂行される。たとえ
第2のデータ集合232がずれていなくとも、一方のデ
ータ集合の1つの画素表現によって生じた誤差は他方の
データ集合の対応画素表現で平均され、従って誤差が平
均によって低下するから、精度の改善がもたらされる。
32がx及びyの両軸方向にずれているために、縁線検
出解析は2つの次元において同時に遂行される。たとえ
第2のデータ集合232がずれていなくとも、一方のデ
ータ集合の1つの画素表現によって生じた誤差は他方の
データ集合の対応画素表現で平均され、従って誤差が平
均によって低下するから、精度の改善がもたらされる。
【0029】図2に、1つのカメラ116を使用して解
像力を改善する代替光・電子装置110を示す。画像増
倍器114はカメラ116上に集束する2つの画像2
4、26を生成する。カメラ116は第1のCCDアレ
イ32と第2のCCDアレイ34とを有し、これらのア
レイは画像増倍器114と主レンズ117とに光学的に
結合されている。装置110は、装置10の卓組立体2
0に類似の卓組立体120を含む。
像力を改善する代替光・電子装置110を示す。画像増
倍器114はカメラ116上に集束する2つの画像2
4、26を生成する。カメラ116は第1のCCDアレ
イ32と第2のCCDアレイ34とを有し、これらのア
レイは画像増倍器114と主レンズ117とに光学的に
結合されている。装置110は、装置10の卓組立体2
0に類似の卓組立体120を含む。
【0030】図3に画像増倍器114の関連部分の詳細
を示す。具体的に言えば、画像増倍器114は第1のレ
ンズ部分28と第2のレンズ部分30とを有する二重結
像レンズ27を含んでいる。画像増倍器114が画像2
4及び26を生成する方法のより詳細な説明に関して
は、前記 1991 年 5月20日付合衆国特許出願 703,225号
を参照されたい。特に、上記出願の図3A−3Cと図4
との比較、及びその関連説明に注目されたい。
を示す。具体的に言えば、画像増倍器114は第1のレ
ンズ部分28と第2のレンズ部分30とを有する二重結
像レンズ27を含んでいる。画像増倍器114が画像2
4及び26を生成する方法のより詳細な説明に関して
は、前記 1991 年 5月20日付合衆国特許出願 703,225号
を参照されたい。特に、上記出願の図3A−3Cと図4
との比較、及びその関連説明に注目されたい。
【0031】画像増倍器114は元の画像22を受け、
部分28が第1の画像24を生成し、部分30が第2の
画像26を生成する。画像増倍器114は卓組立体12
0の座31(図1参照)と物体12とに光学的に整列し
ており、元の画像22を効果的に2つの完全画像24、
26に増倍する。部分28及び30は画像24、26を
投射するように、要望に応じて注文設計される。
部分28が第1の画像24を生成し、部分30が第2の
画像26を生成する。画像増倍器114は卓組立体12
0の座31(図1参照)と物体12とに光学的に整列し
ており、元の画像22を効果的に2つの完全画像24、
26に増倍する。部分28及び30は画像24、26を
投射するように、要望に応じて注文設計される。
【0032】図4は元の画像から4つの完全画像を生成
するのに適した画像増倍器214の関連部分を示す。詳
述すれば画像増倍器214は、第1のレンズ部分128
と、第2のレンズ部分130と、第3のレンズ部分13
2と、第4のレンズ部分134を有する四重結像レンズ
127を含む。4つの完全画像は、それぞれ部分12
8、130、132、134によって生成される。図4
の画像増倍器214は、本発明を適用する場合、生成し
た各画像毎に対応する検出器を用いればどのような合理
的な画像の数も生成できることを説明しているのであ
る。
するのに適した画像増倍器214の関連部分を示す。詳
述すれば画像増倍器214は、第1のレンズ部分128
と、第2のレンズ部分130と、第3のレンズ部分13
2と、第4のレンズ部分134を有する四重結像レンズ
127を含む。4つの完全画像は、それぞれ部分12
8、130、132、134によって生成される。図4
の画像増倍器214は、本発明を適用する場合、生成し
た各画像毎に対応する検出器を用いればどのような合理
的な画像の数も生成できることを説明しているのであ
る。
【0033】装置110の卓組立体120は、座31
と、画像増倍器卓136と、カメラ卓138とを含む。
この場合も光結合のために機械的精密さは要求される
が、装置110には1台のカメラ116しか存在しない
から、機械的パラメタは明らかに少ない。装置110の
長所は、上述のように機械的パラメタが少ないことであ
る。欠陥はこのようなカメラ116が市販されていない
ことである。即ち、カメラ116は注文設計して製作し
なければならないが、これとは対照的にカメラ16及び
18は容易に入手可能である。
と、画像増倍器卓136と、カメラ卓138とを含む。
この場合も光結合のために機械的精密さは要求される
が、装置110には1台のカメラ116しか存在しない
から、機械的パラメタは明らかに少ない。装置110の
長所は、上述のように機械的パラメタが少ないことであ
る。欠陥はこのようなカメラ116が市販されていない
ことである。即ち、カメラ116は注文設計して製作し
なければならないが、これとは対照的にカメラ16及び
18は容易に入手可能である。
【0034】図8の装置10には、図1に示すよりも多
くの要素をブロックで示してある。即ち、光源54は物
体12の後方に示されており、フレームグラバ56、5
8、CPU60、表示モニタ62も示されている。更
に、較正標準64が較正のために、また一連の物体12
の処理のための処理システム66も設けられている。図
9の装置110は、図2に対して詳細に示されている。
この場合も、光源54、フレームグラバ156、CPU
60、モニタ62、較正標準64、及び処理システム6
6が付加されている。フレームグラバ156はアレイ3
2、34(図示してない)からデータを受けるように特
注カメラ116に結合されているが、カメラ116内に
2以上のアレイが配置されている場合には、フレームグ
ラバ156は特定数のアレイからの入力を受けるように
設計されていることは容易に理解されよう。
くの要素をブロックで示してある。即ち、光源54は物
体12の後方に示されており、フレームグラバ56、5
8、CPU60、表示モニタ62も示されている。更
に、較正標準64が較正のために、また一連の物体12
の処理のための処理システム66も設けられている。図
9の装置110は、図2に対して詳細に示されている。
この場合も、光源54、フレームグラバ156、CPU
60、モニタ62、較正標準64、及び処理システム6
6が付加されている。フレームグラバ156はアレイ3
2、34(図示してない)からデータを受けるように特
注カメラ116に結合されているが、カメラ116内に
2以上のアレイが配置されている場合には、フレームグ
ラバ156は特定数のアレイからの入力を受けるように
設計されていることは容易に理解されよう。
【0035】以下に装置10の動作の概要を説明する。
当業者ならば、以下の説明が装置110に対しても適用
されることが理解されよう。装置10は、単に説明を容
易にするために選択された装置に過ぎないのである。装
置10を使用するには、先ず較正ブロックのような較正
標準64を用いて較正を遂行する。較正は較正ブロック
または寸法が精密に知れている光学的標的の何れかを用
いて行うことができる。較正標準64は、応用に依存し
て、被検査物体12に類似していてもよいし、していな
くてもよい。較正中、種々のCCDアレイの画素間のバ
イアスは、光学系のひずみと共に調整される。
当業者ならば、以下の説明が装置110に対しても適用
されることが理解されよう。装置10は、単に説明を容
易にするために選択された装置に過ぎないのである。装
置10を使用するには、先ず較正ブロックのような較正
標準64を用いて較正を遂行する。較正は較正ブロック
または寸法が精密に知れている光学的標的の何れかを用
いて行うことができる。較正標準64は、応用に依存し
て、被検査物体12に類似していてもよいし、していな
くてもよい。較正中、種々のCCDアレイの画素間のバ
イアスは、光学系のひずみと共に調整される。
【0036】光源54(図8)は、要望に応じて前方か
ら、または後方から適用する。装置10を較正した後、
一連の物体12を順次に検査する。画像増倍器14は元
の画像をそれぞれCCDアレイ32及び34によって検
出される2つの完全画像24、26に分割する。CCD
アレイ32、34からはそれぞれデータ集合232、2
34が生成される。データ集合232、234はCPU
60において網目にされる。次に物体12の関連する
縁、または他の関連画像特性を決定するために、必要な
らば、解析を遂行する。任意選択ではあるが、検査装置
は生データだけを収集し、データ処理を別のCPUにお
いて遂行することができる。代替として、データを収集
し、処理し、そして解析するように装置を設計すること
ができる。検査装置10は操作員が操作することも、ま
たはパス/フェイル基準を他の場所(例えば処理システ
ム66)に電子的に送ることもできる。生の、または処
理済のデータはモニタ、プリンタ、記録媒体へエクスポ
ートしたり、または他のCPUへ書込んでそこでデータ
の累積及びさらなる処理の両方または何れか一方を遂行
させてもよい。
ら、または後方から適用する。装置10を較正した後、
一連の物体12を順次に検査する。画像増倍器14は元
の画像をそれぞれCCDアレイ32及び34によって検
出される2つの完全画像24、26に分割する。CCD
アレイ32、34からはそれぞれデータ集合232、2
34が生成される。データ集合232、234はCPU
60において網目にされる。次に物体12の関連する
縁、または他の関連画像特性を決定するために、必要な
らば、解析を遂行する。任意選択ではあるが、検査装置
は生データだけを収集し、データ処理を別のCPUにお
いて遂行することができる。代替として、データを収集
し、処理し、そして解析するように装置を設計すること
ができる。検査装置10は操作員が操作することも、ま
たはパス/フェイル基準を他の場所(例えば処理システ
ム66)に電子的に送ることもできる。生の、または処
理済のデータはモニタ、プリンタ、記録媒体へエクスポ
ートしたり、または他のCPUへ書込んでそこでデータ
の累積及びさらなる処理の両方または何れか一方を遂行
させてもよい。
【0037】データ表現は、可視表示の目的で(例えば
操作員は装置10を使用する際にモニタ62の可視表示
を観測するかも知れない)、可視表現に処理することも
できる。次にデータ表現または可視表示に基づいて適切
な動作が遂行される。例えば、物体12は操作員によ
る、または装置10に結合された自動化機器による検査
に合格するか、または拒絶される。このように、より多
数の画素を有する遥かに高額の高解像力カメラを使用す
ることなく、より少数の画素を有する2つの(またはそ
れ以上の)CCDアレイ(または他の検出器)を効果的
に組合せた装置10の向上した解像力を用いて物体12
の検査(または他の観測)が遂行されるのである。
操作員は装置10を使用する際にモニタ62の可視表示
を観測するかも知れない)、可視表現に処理することも
できる。次にデータ表現または可視表示に基づいて適切
な動作が遂行される。例えば、物体12は操作員によ
る、または装置10に結合された自動化機器による検査
に合格するか、または拒絶される。このように、より多
数の画素を有する遥かに高額の高解像力カメラを使用す
ることなく、より少数の画素を有する2つの(またはそ
れ以上の)CCDアレイ(または他の検出器)を効果的
に組合せた装置10の向上した解像力を用いて物体12
の検査(または他の観測)が遂行されるのである。
【0038】以上に本発明をその好ましい実施例及び若
干の代替に関して詳細に説明したがこの説明は単なる例
示に過ぎず、本発明を限定するものではないことを理解
されたい。また更に、当業者ならば以上の説明から本発
明の上記実施例の細部に種々の変更を考案したり、また
は追加の実施例を工夫することが可能であろう。これら
の変更及び追加実施例は全て本発明の思想及び真の範囲
内にあることを理解されたい。
干の代替に関して詳細に説明したがこの説明は単なる例
示に過ぎず、本発明を限定するものではないことを理解
されたい。また更に、当業者ならば以上の説明から本発
明の上記実施例の細部に種々の変更を考案したり、また
は追加の実施例を工夫することが可能であろう。これら
の変更及び追加実施例は全て本発明の思想及び真の範囲
内にあることを理解されたい。
【0039】以上の記載に関連して、以下の各項を開示
する。 1. 画像の解像力を向上させる方法であって、(a)
物体の少なくとも第1の画像及び第2の画像を生成する
段階と、(b)第1及び第2の画像を検出する段階と、
(c)検出した第1及び第2の画像をそれぞれ第1及び
第2のデータ集合として表す段階と、(d)第1及び第
2のデータ集合を網目にする段階と、を具備することを
特徴とする方法。
する。 1. 画像の解像力を向上させる方法であって、(a)
物体の少なくとも第1の画像及び第2の画像を生成する
段階と、(b)第1及び第2の画像を検出する段階と、
(c)検出した第1及び第2の画像をそれぞれ第1及び
第2のデータ集合として表す段階と、(d)第1及び第
2のデータ集合を網目にする段階と、を具備することを
特徴とする方法。
【0040】2. 段階(c)において、第1及び第2
の検出器を使用し、第1及び第2の検出器がそれぞれ第
1及び第2の二次元格子を形成している請求項1に記載
の方法。 3. 第1及び第2の検出器がそれぞれ画素のアレイを
含み、各検出器の少なくとも若干の画素が実質的に隣接
する画素から所定の固定された長さに配列されている請
求項2に記載の方法。
の検出器を使用し、第1及び第2の検出器がそれぞれ第
1及び第2の二次元格子を形成している請求項1に記載
の方法。 3. 第1及び第2の検出器がそれぞれ画素のアレイを
含み、各検出器の少なくとも若干の画素が実質的に隣接
する画素から所定の固定された長さに配列されている請
求項2に記載の方法。
【0041】4. 画素の第1及び第2のアレイが固定
された長さのある小数分だけずれるように、第1の画像
が第2の画像に対して検出される請求項3に記載の方
法。 5. 固定された長さの小数が約半分である請求項4に
記載の方法。 6. 第1及び第2のデータ集合がそれぞれ第1及び第
2の検出器の画素に対応する光強度を有する画素表現の
アレイを含み、網目にされた第1及び第2のデータ集合
の各画素の光強度を2値縁線検出解析を使用して解析
し、物体の縁を決定するように物体が縁を呈示する請求
項1に記載の方法。
された長さのある小数分だけずれるように、第1の画像
が第2の画像に対して検出される請求項3に記載の方
法。 5. 固定された長さの小数が約半分である請求項4に
記載の方法。 6. 第1及び第2のデータ集合がそれぞれ第1及び第
2の検出器の画素に対応する光強度を有する画素表現の
アレイを含み、網目にされた第1及び第2のデータ集合
の各画素の光強度を2値縁線検出解析を使用して解析
し、物体の縁を決定するように物体が縁を呈示する請求
項1に記載の方法。
【0042】7. 網目にされた第1及び第2のデータ
集合の各画素表現の光強度をグレイレベル解析を使用し
て解析し、物体の縁を決定する請求項6に記載の方法。 8. 網目にされた第1及び第2のデータ集合から再処
理された画像が生成される請求項1に記載の方法。 9. 提供される物体が既知の寸法または形状の較正標
準である請求項1に記載の方法。
集合の各画素表現の光強度をグレイレベル解析を使用し
て解析し、物体の縁を決定する請求項6に記載の方法。 8. 網目にされた第1及び第2のデータ集合から再処
理された画像が生成される請求項1に記載の方法。 9. 提供される物体が既知の寸法または形状の較正標
準である請求項1に記載の方法。
【0043】10. 画像を呈示するのに適する物体を
検出し、解像力を向上させる装置であって、レンズ組立
体と、第1及び第2の画素のアレイを呈示するように各
々構成されている第1の画像検出器及び第2の画像検出
器と、第1及び第2の画素のアレイに各々対応する第1
及び第2のデータ集合を生成し、且つ第1及び第2のデ
ータ集合を網目にする構造と、を具備することを特徴と
する装置。
検出し、解像力を向上させる装置であって、レンズ組立
体と、第1及び第2の画素のアレイを呈示するように各
々構成されている第1の画像検出器及び第2の画像検出
器と、第1及び第2の画素のアレイに各々対応する第1
及び第2のデータ集合を生成し、且つ第1及び第2のデ
ータ集合を網目にする構造と、を具備することを特徴と
する装置。
【0044】11. 第1及び第2の検出器がそれぞれ
第1のCCDアレイ及び第2のCCDアレイを含む請求
項10に記載の装置。 12. 装置がカメラを含み、このカメラが第1及び第
2のCCDアレイを含む請求項10に記載の装置。 13. レンズ組立体が、物体の2つの完全画像を生成
する光画像増倍器を含む請求項10に記載の装置。
第1のCCDアレイ及び第2のCCDアレイを含む請求
項10に記載の装置。 12. 装置がカメラを含み、このカメラが第1及び第
2のCCDアレイを含む請求項10に記載の装置。 13. レンズ組立体が、物体の2つの完全画像を生成
する光画像増倍器を含む請求項10に記載の装置。
【0045】14. 装置が第1のカメラ及び第2のカ
メラを含み、第1のカメラは第1のCCDアレイを含
み、第2のカメラは第2のCCDアレイを含む請求項1
1に記載の装置。 15. 第1及び第2の両CCDアレイが 512× 512画
素アレイを含む請求項14に記載の装置。
メラを含み、第1のカメラは第1のCCDアレイを含
み、第2のカメラは第2のCCDアレイを含む請求項1
1に記載の装置。 15. 第1及び第2の両CCDアレイが 512× 512画
素アレイを含む請求項14に記載の装置。
【0046】16. 物体のための座、及び画像増倍器
に動作的に組合されている座をも含む請求項13に記載
の装置。 17. 各アレイ内の少なくとも若干の画素が実質的に
隣接する画素から所定の固定された長さに配置され、画
像増倍器は、物体の画像を第1の完全画像と第2の完全
画像とに変換した時に第1及び第2の画素のアレイが固
定された長さの小数分ずれるように第1の画像が第2の
画像に対して検出されるように第1及び第2の検出器に
動作的に組合されている請求項16に記載の装置。
に動作的に組合されている座をも含む請求項13に記載
の装置。 17. 各アレイ内の少なくとも若干の画素が実質的に
隣接する画素から所定の固定された長さに配置され、画
像増倍器は、物体の画像を第1の完全画像と第2の完全
画像とに変換した時に第1及び第2の画素のアレイが固
定された長さの小数分ずれるように第1の画像が第2の
画像に対して検出されるように第1及び第2の検出器に
動作的に組合されている請求項16に記載の装置。
【0047】18. 固定された長さの小数が約半分で
ある請求項17に記載の装置。 19. 処理済の画像を生成するために第1及び第2の
データ集合に動作的に組合されている構造をも含む請求
項10に記載の装置。 20. 処理済画像の可視表示を生成するために第1及
び第2のデータ集合に動作的に組合されている構造をも
含む請求項19に記載の装置。
ある請求項17に記載の装置。 19. 処理済の画像を生成するために第1及び第2の
データ集合に動作的に組合されている構造をも含む請求
項10に記載の装置。 20. 処理済画像の可視表示を生成するために第1及
び第2のデータ集合に動作的に組合されている構造をも
含む請求項19に記載の装置。
【0048】21. カメラレンズと、カメラレンズに
光学的に組合されている第1の画像検出器と、カメラレ
ンズと第1の画像検出器とに光学的に組合されている第
2の画像検出器と、を具備し、第1及び第2の検出器が
それぞれ第1及び第2の画素のアレイを呈示するように
構成されていることを特徴とする電子カメラ。
光学的に組合されている第1の画像検出器と、カメラレ
ンズと第1の画像検出器とに光学的に組合されている第
2の画像検出器と、を具備し、第1及び第2の検出器が
それぞれ第1及び第2の画素のアレイを呈示するように
構成されていることを特徴とする電子カメラ。
【0049】22. 第1及び第2の検出器がそれぞれ
第1のCCDアレイ及び第2のCCDアレイを含む請求
項21に記載の電子カメラ。 23. 装置(10)は、解像力を向上させるために2
つのCCDアレイ(32、34)を効果的に組合せる光
・電子装置である。元の画像(22)が物体(12)か
ら生成され、次いで画像増倍器(14)によって2つの
完全画像(24)及び(26)に分割される。第1のカ
メラ(16)内の第1のCCDアレイ(32)は画像
(24)を受け、第2のカメラ(18)内の第2のCC
Dアレイ(34)は画像(26)を受ける。CCDアレ
イ(32)及び(34)はそれぞれ、CCDアレイ(3
2)上で受ける画像(24)がCCDアレイ(34)上
の画像(26)の位置に対してx軸方向及びy軸方向に
半画素分ずれるように画像増倍器(14)と光学的に整
列されている。カメラ(16)は第1のデータ集合を生
成し、カメラ(18)は第2のデータ集合を生成する。
第1及び第2のデータ集合はCPUにおいて網目にさ
れ、システム全体としては実効的に4倍の画素数を創造
する。代替実施例では、2つのCCDアレイ(32、3
4)は1つのカメラ内に収納され、同一効果を達成する
ために光学的にずらされている。
第1のCCDアレイ及び第2のCCDアレイを含む請求
項21に記載の電子カメラ。 23. 装置(10)は、解像力を向上させるために2
つのCCDアレイ(32、34)を効果的に組合せる光
・電子装置である。元の画像(22)が物体(12)か
ら生成され、次いで画像増倍器(14)によって2つの
完全画像(24)及び(26)に分割される。第1のカ
メラ(16)内の第1のCCDアレイ(32)は画像
(24)を受け、第2のカメラ(18)内の第2のCC
Dアレイ(34)は画像(26)を受ける。CCDアレ
イ(32)及び(34)はそれぞれ、CCDアレイ(3
2)上で受ける画像(24)がCCDアレイ(34)上
の画像(26)の位置に対してx軸方向及びy軸方向に
半画素分ずれるように画像増倍器(14)と光学的に整
列されている。カメラ(16)は第1のデータ集合を生
成し、カメラ(18)は第2のデータ集合を生成する。
第1及び第2のデータ集合はCPUにおいて網目にさ
れ、システム全体としては実効的に4倍の画素数を創造
する。代替実施例では、2つのCCDアレイ(32、3
4)は1つのカメラ内に収納され、同一効果を達成する
ために光学的にずらされている。
【図1】本発明によって解像力を向上せしめる光・電子
装置の概要図。
装置の概要図。
【図2】本発明によって解像力を向上せしめる光・電子
装置の代替実施例の概要図。
装置の代替実施例の概要図。
【図3】図2の代替実施例の画像増倍器を示す図。
【図4】図2の代替実施例の画像増倍器を示す図。
【図5】本発明によるて1つの次元における2値データ
解析を示す図。
解析を示す図。
【図6】画素アレイのずれを示すために2つのデータ集
合の網目を示す図。
合の網目を示す図。
【図7】本発明による1つの次元におけるグレイレベル
解析技術を示す図。
解析技術を示す図。
【図8】図1の装置をより詳細に示すブロック線図。
【図9】図2の装置をより詳細に示すブロック線図。
【図10】第1の画像をその上に有する第1のCCDア
レイを示す図。
レイを示す図。
【図11】第2の画像をその上に有する第2のCCDア
レイを示す図。
レイを示す図。
【符号の説明】 10 光・電子装置 12 被検査物体 14 画像増倍器(レンズ組立体) 16 第1のカメラ 17 第1の主レンズ 18 第2のカメラ 19 第2の主レンズ 20 卓(ベース)組立体 22 元の画像 24 第1の画像 26 第2の画像 27 二重結像レンズ 28 第1のレンズ部分 30 第2のレンズ部分 31 座 32 CCD画素アレイ 33 画素 34 CCD画素アレイ 35 画素 36 画像増倍器卓 38 第1のカメラ卓 40 第2のカメラ卓 54 光源 56、58 フレームグラバ 60 CPU 62 表示モニタ 64 較正標準 66 処理システム 110 光・電子装置 114 画像増倍器 116 カメラ 117 主レンズ 120 卓組立体 127 四重結像レンズ 128 第1のレンズ部分 130 第2のレンズ部分 132 第3のレンズ部分 134 第4のレンズ部分 136 画像増倍器卓 138 カメラ卓 156 フレームグラバ 214 画像増倍器 232 第1のデータ集合 233 画素表現 234 第2のデータ集合 235 画素表現
Claims (2)
- 【請求項1】 画像の解像力を向上させる方法であっ
て、 (a)物体の少なくとも第1の画像及び第2の画像を生
成する段階と、 (b)第1及び第2の画像を検出する段階と、 (c)検出した第1及び第2の画像をそれぞれ第1及び
第2のデータ集合として表す段階と、 (d)第1及び第2のデータ集合を網目にする段階と、 を具備することを特徴とする方法。 - 【請求項2】 画像を呈示するのに適する物体を検出
し、解像力を向上させる装置であって、 レンズ組立体と、 第1及び第2の画素のアレイを呈示するように各々構成
されている第1の画像検出器及び第2の画像検出器と、 第1及び第2の画素のアレイに各々対応する第1及び第
2のデータ集合を生成し、且つ第1及び第2のデータ集
合を網目にする構造と、 を具備することを特徴とする装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US82837992A | 1992-01-30 | 1992-01-30 | |
US07/828379 | 1992-01-30 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06225225A true JPH06225225A (ja) | 1994-08-12 |
Family
ID=25251641
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5011575A Pending JPH06225225A (ja) | 1992-01-30 | 1993-01-27 | 画像の解像力を向上させる方法及び装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0554116A2 (ja) |
JP (1) | JPH06225225A (ja) |
KR (1) | KR930016824A (ja) |
TW (1) | TW237565B (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0790514A3 (en) * | 1996-02-16 | 1998-12-30 | Texas Instruments Incorporated | A method for displaying spatially offset images using spatial light modulator arrays |
DE19613394C1 (de) * | 1996-04-03 | 1997-10-02 | Siemens Ag | Bildaufnahmesystem und Verfahren zur Bildaufnahme |
US9270868B2 (en) | 2005-03-15 | 2016-02-23 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Charge coupled device |
CA2796162A1 (en) * | 2010-04-13 | 2012-10-04 | Visual Intelligence, LP | Self-calibrated, remote imaging and data processing system |
US9304089B2 (en) * | 2013-04-05 | 2016-04-05 | Mitutoyo Corporation | System and method for obtaining images with offset utilized for enhanced edge resolution |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0312046B1 (en) * | 1987-10-14 | 1994-07-27 | Hitachi, Ltd. | Apparatus and method for inspecting defect of mounted component with slit light |
JP2609270B2 (ja) * | 1988-02-29 | 1997-05-14 | ヤーマン株式会社 | Ccdカメラによる測長方法 |
US5099317A (en) * | 1988-09-28 | 1992-03-24 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Video camera apparatus using a plurality of imaging devices |
DE69228629T2 (de) * | 1991-06-20 | 1999-09-09 | Canon K.K. | Anordnung von mehreren Bildsensoren in einer Videokamera |
-
1993
- 1993-01-27 JP JP5011575A patent/JPH06225225A/ja active Pending
- 1993-01-29 KR KR1019930001131A patent/KR930016824A/ko not_active Application Discontinuation
- 1993-01-29 EP EP93300683A patent/EP0554116A2/en not_active Withdrawn
- 1993-08-02 TW TW082106151A patent/TW237565B/zh active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0554116A3 (ja) | 1994-03-02 |
TW237565B (ja) | 1995-01-01 |
KR930016824A (ko) | 1993-08-30 |
EP0554116A2 (en) | 1993-08-04 |
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