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JPH06223239A - Icカード - Google Patents

Icカード

Info

Publication number
JPH06223239A
JPH06223239A JP5031413A JP3141393A JPH06223239A JP H06223239 A JPH06223239 A JP H06223239A JP 5031413 A JP5031413 A JP 5031413A JP 3141393 A JP3141393 A JP 3141393A JP H06223239 A JPH06223239 A JP H06223239A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
file
recorded
group
card
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5031413A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3231448B2 (ja
Inventor
Kazuyoshi Irisawa
和義 入澤
Hirotsugu Harima
博嗣 針間
Teruaki Jo
輝明 城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP03141393A priority Critical patent/JP3231448B2/ja
Publication of JPH06223239A publication Critical patent/JPH06223239A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3231448B2 publication Critical patent/JP3231448B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディレクトリについてのエラーチェック処理
の負担を軽減する。 【構成】 ICカード内のEEPROMにファイルごと
に情報を記録する。ファイルをアクセスするための種々
の情報は、書換頻度に基づいてグループ分けされ、ディ
レクトリに記録される。グループ1には、ICカード発
行後は書き換える必要がない固定情報(ファイルIDや
そのファイルのアクセス条件など)が記録され、グルー
プ2には、ファイルをアクセスするために必要なキーを
含むセキュリティ情報が記録され、グループ3には、頻
繁に書き換えられる可変情報(現時点におけるファイル
内のレコード数、記録済み容量、残存する容量など)が
記録される。エラーチェックコードは各グループごとに
用意され、各グループごとに別個独立してエラーチェッ
ク処理を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はICカード、特に、ファ
イルを管理するために用いられるディレクトリについて
のエラーチェックコードの付加方法に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気カードに代わる新しい情報記録媒体
として、ICカードが注目を集めている。このICカー
ドは、メモリ素子を内蔵しており、磁気カードに比べて
情報の記憶容量が格段に向上しており、しかも高度なセ
キュリティを有する。通常、ICカードのメモリ領域に
は、複数のファイル領域が定義され、種々の情報は所定
のファイル領域にレコード単位で書き込まれる。また、
各ファイルごとにディレクトリが用意され、このディレ
クトリ内には、ファイルをアクセスするために必要な情
報(たとえば、ファイルID、アクセス条件、ファイル
領域の先頭アドレス値、レコード長、記録済みのレコー
ド数、キー情報、など)が書き込まれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般の社会生活におい
て実用されるICカードには、社会生活上、非常に重要
な情報が記録されることになる。したがって、何らかの
事故によって、記録された情報が失われることを避ける
安全策を講じる必要がある。このため、レコードやディ
レクトリを、エラーチェックコードとともに記録するよ
うにし、万一データ化けが発生しても、これを発見でき
るようにしている。すなわち、読み出し時には、レコー
ドやディレクトリとともにエラーチェックコードも読み
出すようにし、所定の論理演算を行ってエラーチェック
コードが正しいことを確認する処理を行っている。しか
しながら、このようなエラーチェック処理は、チェック
対象となるデータ長が長くなればなるほど時間がかか
る。特にディレクトリは、ファイルをアクセスするたび
に読み出す情報であり、エラーチェック処理の負担はか
なり重くなり、これに費やす演算時間も無視できないも
のとなる。
【0004】そこで本発明は、ディレクトリについての
エラーチェック処理の負担を軽減することのできるIC
カードを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
(1) 本願第1の発明は、データをファイル単位で記録
するとともに、このファイルをアクセスするために必要
な情報をディレクトリとして記録しておくICカードに
おいて、ディレクトリ内の情報を、その情報の書換頻度
に基づいてグループ分けし、各グループごとに別個のエ
ラーチェックコードを付加して記録するようにしたもの
である。
【0006】(2) 本願第2の発明は、上述の第1の発
明に係るICカードにおいて、ディレクトリ内の情報
を、ICカード発行後は書き換える必要がない固定情報
と、ファイルをアクセスするために必要なキーを含むセ
キュリティ情報と、現時点におけるファイル内のレコー
ド数あるいは容量に関する情報を含む可変情報と、にグ
ループ分けし、各グループごとに別個のエラーチェック
コードを付加して記録するようにしたものである。
【0007】
【作 用】ディレクトリには、ファイルをアクセスする
ために必要な様々な情報が記録されている。これらの情
報の中には、ICカードを発行する時点で書き込まれた
後は、一切書き換える必要のない情報もあれば、ICカ
ードの使用中にときどき書き換える必要のある情報もあ
り、更に、ICカードの使用中に頻繁に書き換える必要
のある情報もある。本発明に係るICカードでは、ディ
レクトリ内の情報を、その情報の書換頻度に基づいてグ
ループ分けし、各グループごとに別個のエラーチェック
コードが付加される。一般に、データの書換頻度が高い
ほど、データ化けなどのエラー発生確率も高くなり、逆
に、データの書換頻度が低いほど、データ化けなどのエ
ラー発生確率も低くなるものと考えられる。したがっ
て、通常は、書換頻度の高いグループについてのエラー
チェック処理のみを行えば十分である。書換頻度の低い
グループについてのエラーチェック処理は、必要に応じ
て適宜行うようにすればよい。こうすることにより、通
常のエラーチェック処理の負担が大幅に軽減できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図示する実施例に基づいて説
明する。ここでは、ICカードに内蔵されたEEPRO
Mに情報を記録する場合を例にとって説明する。ICカ
ードの発行時には、図1に示すように、EEPROMの
メモリ領域上にいくつかのファイル領域が定義され、各
ファイルごとにディレクトリが作成される。図示する例
では、ファイルAおよびファイルBの2つの領域が定義
され、同時に、ディレクトリAおよびディレクトリBが
用意される。ディレクトリAにはファイルAをアクセス
するために必要な情報が書き込まれ、ディレクトリBに
はファイルBをアクセスするために必要な情報が書き込
まれる。
【0009】従来のICカードでは、1つのディレクト
リ全体に対してエラーチェックコードが付加されてい
た。したがって、エラーチェック処理も1つのディレク
トリ全体について行う必要があり、1つのディレクトリ
のデータ長が長い場合には、エラーチェック処理の対象
となる桁数も大きくなり、かなり長い処理時間が必要に
なる。
【0010】本発明の要点は、ディレクトリ内の情報
を、その情報の書換頻度に基づいてグループ分けし、各
グループごとに別個のエラーチェックコードを付加して
記録するようにした点にある。これを図2の具体的な実
施例に基づいて説明しよう。この実施例では、1つのデ
ィレクトリが3つのグループに分けられている。グルー
プ1には、ICカード発行後は書き換える必要がない固
定情報が記録される。たとえば、ファイルIDやそのフ
ァイルのアクセス条件などの情報はこの固定情報に含ま
れる。これらの情報は、ICカードの発行時に書き込ま
れるが、カードの使用時に書き換えられることはない。
次のグループ2には、ファイルをアクセスするために必
要なキーを含むセキュリティ情報が記録される。このよ
うなキーは、頻繁に書き換えられることはない。ユーザ
がキーを変更したいと希望したときなど、特別な場合に
書き換えられるだけである。最後のグループ3には、頻
繁に書き換えられる可変情報が記録される。たとえば、
現時点におけるファイル内のレコード数、記録済み容
量、残存する容量といった情報である。ファイル内にレ
コードを追加書き込みしたり、レコードを削除したりす
れば、レコード数や容量に関する情報は変化するため、
その都度、書き換えが行われることになる。
【0011】結局、図2において、グループ1の固定情
報はICカードの使用時には書き換えが行われることが
ない情報であり、グループ2のセキュリティ情報は書換
頻度が小さい情報であり、グループ3の可変情報は書換
頻度の大きな情報であるということができる。本発明で
は、このようにグループ分けした情報のそれぞれに別個
独立したエラーチェックコードを付加して記録するよう
にする。すなわち、固定情報にはエラーチェックコード
ECC1が、セキュリティ情報にはエラーチェックコー
ドECC2が、可変情報にはエラーチェックコードEC
C3が、それぞれ付加されて記録されており、エラーチ
ェック処理は、各グループごとに別個独立して行うこと
ができる。たとえば、グループ3についてのエラーチェ
ック処理は、読み出したディレクトリのうちの可変情報
の部分のデータについて所定の論理演算を行ってエラー
チェックコードを生成し、この生成したエラーチェック
コードが読み出したエラーチェックコードECC3に一
致するか否かを確認すればよい。必要な論理演算は、可
変情報の部分のデータに対してのみ行えばよいので、デ
ータの桁数は比較的短くなり、演算負担は軽減される。
【0012】一般に、データの書換頻度が高いほど、デ
ータ化けなどのエラー発生確率も高くなり、逆に、デー
タの書換頻度が低いほど、データ化けなどのエラー発生
確率も低くなるものと考えられる。したがって、図2の
例では、書き換えが行われない固定情報については、エ
ラー発生確率は非常に低いと考えられる。そこで、グル
ープ1に関するエラーチェック処理は、必要と思われる
ときにだけ行えば十分である。これに対し、頻繁に書き
換えが行われる可変情報については、エラー発生確率も
高くなるものと考えられる。そこで、グループ3に関す
るエラーチェック処理は、頻繁に行うのが好ましい。具
体的には、ディレクトリを読み出すたびに、グループ3
についてのエラーチェック処理は必ず行うようにすれば
よい。セキュリティ情報については、この中間の頻度で
エラーチェック処理を行えばよいことになる。このよう
に、ディレクトリ内の情報を、書換頻度ごとにグループ
分けしておき、グループごとにエラーチェックを行える
ようにしておけば、非常に効率的なエラーチェック処理
が可能になる。
【0013】以上、本発明を図示する実施例に基づいて
説明したが、本発明はこの実施例のみに限定されるもの
ではなく、この他にも種々の態様で実施可能である。特
に、図2に示すグループ分けは一例を示したものであ
り、グループ数は任意に設定することができ、どの情報
をどのグループに所属させるかも任意である。要する
に、書き換えの予想頻度に基づくグループ分けが行われ
ていれば、どのような分け方を採用してもかまわない。
【0014】
【発明の効果】以上のとおり、本発明に係るICカード
によれば、ディレクトリ内の情報を、書換頻度ごとにグ
ループ分けしておき、グループごとにエラーチェックを
行えるようにしたため、ディレクトリについてのエラー
チェック処理の負担を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ICカード発行時に、EEPROM内に定義さ
れたファイルおよびディレクトリを示す図である。
【図2】図1に示すディレクトリを、本発明に基いてグ
ループ分けして記録したフォーマットの一例を示す図で
ある。
【符号の説明】
A,B…領域およびディレクトリ ECC1,ECC2,ECC3…エラーチェックコード

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データをファイル単位で記録するととも
    に、このファイルをアクセスするために必要な情報をデ
    ィレクトリとして記録しておくICカードにおいて、 ディレクトリ内の情報を、その情報の書換頻度に基づい
    てグループ分けし、各グループごとに別個のエラーチェ
    ックコードを付加して記録するようにしたことを特徴と
    するICカード。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のICカードにおいて、
    ディレクトリ内の情報を、ICカード発行後は書き換え
    る必要がない固定情報と、ファイルをアクセスするため
    に必要なキーを含むセキュリティ情報と、現時点におけ
    るファイル内のレコード数あるいは容量に関する情報を
    含む可変情報と、にグループ分けし、各グループごとに
    別個のエラーチェックコードを付加して記録するように
    したことを特徴とするICカード。
JP03141393A 1993-01-27 1993-01-27 Icカード Expired - Lifetime JP3231448B2 (ja)

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JP03141393A JP3231448B2 (ja) 1993-01-27 1993-01-27 Icカード

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JPH06223239A true JPH06223239A (ja) 1994-08-12
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