JPH06162285A - Icカード - Google Patents
IcカードInfo
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- JPH06162285A JPH06162285A JP4339614A JP33961492A JPH06162285A JP H06162285 A JPH06162285 A JP H06162285A JP 4339614 A JP4339614 A JP 4339614A JP 33961492 A JP33961492 A JP 33961492A JP H06162285 A JPH06162285 A JP H06162285A
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Abstract
つ、信頼性の高いICカードを提供する。 【構成】 ICカードのEEPROM内に複数のファイ
ル記録領域が定義される。ファイルF1内には、レコー
ド1〜5が記録されている。このファイルF1について
のディレクトリD1内には、ファイルF1の先頭アドレ
スなどを示すファイル管理情報とともに、ファイルF1
内のレコード長Lが記録される。また、ファイルF1内
においても、各レコードの実データの前にレコード長L
が記録される。レコード長Lは、EEPROM内に記録
されているため書き換えが可能であり、二重化して記録
されているため信頼性も維持できる。
Description
カードにおけるEEPROMに対するデータの書込方式
に関する。
として、ICカードが脚光を浴びている。このICカー
ドは、磁気カードに比べて大量の情報を記録することが
でき、しかも高度なセキュリティを有する。現在、一般
的に普及しているICカードには、RAM,ROM,E
EPROMの3種類のメモリと、このメモリに対するア
クセスを行うCPUとが内蔵されている。通常、このI
Cカード自身には電源は内蔵されていないため、このI
Cカードに対するデータの書き込みおよび読み出しを行
う機能をもったリーダライタからの電源供給を受けて動
作する。したがって、リーダライタを切り離してしまう
と、電源供給は中断され、RAM内のデータは失われて
しまう。これに対し、EEPROM内のデータは、電源
供給が中断されてもそのまま保存される。このため、保
存しておく必要のあるデータは、EEPROM内に記録
される。
るため、EEPROM内に複数のファイル記録領域を定
義してデータをファイルごとに分類して記録するのが一
般的である。ここで、データはレコードというひとまと
まりの単位で、各ファイル記録領域内に記録されること
になる。また、各ファイルをアクセスするために、ファ
イルの先頭番地、属性などの情報をもったディレクトリ
が作成され、このディレクトリもEEPROM内に記録
される。特定のファイルについて、新たなレコードを追
記する場合、レコードの書き換えを行う場合、レコード
の読み出しを行う場合などには、まず、このファイルに
ついてのディレクトリを読み出し、このディレクトリに
記録された情報に基づいてファイル記録領域に対するア
クセスが行われる。
ードに保存すべきデータは、複数のファイルに分類され
て記録されることになる。しかも、1つのファイルは複
数のレコードによって構成される。したがって、データ
をレコード単位で書き込んだり、読み出したりするため
には、予めレコード長(レコードを構成するデータの長
さ)を取り決めておかねばならない。従来のICカード
では、このレコード長をROM内に書き込んでおくのが
一般的である。これは、EEPROMに比べてROM
は、記録データの安全性が格段に高いためである。レコ
ード長を示す情報が失われてしまうと、各ファイル内の
データをレコード単位で読み書きすることができなくな
るため、そのICカードはほぼ使用不能という致命的な
状態に陥ることになる。EEPROM内の情報は、書き
換えができるという利点がある半面、ROMに比べると
失われやすい。このような事情から、従来のICカード
では、レコード長をROM内に記録している。
ができないため、ICカードの製造時にレコード長を設
定し、これをROM内に記録してしまうと、ICカード
の使用時には、このレコード長を変更することができな
いという問題が生じる。このため、各ファイルごとに異
なるレコード長を設定するような使い方もできない。レ
コード長を使用時に自由に設定できるようにするために
は、レコード長をROMではなく、EEPROM内に記
録するようにすればよいが、前述したように、EEPR
OM内の情報は事故により失われる危険があるため、信
頼性が損なわれるという別な問題が生じることになる。
が可能であり、かつ、信頼性の高いICカードを提供す
ることを目的とする。
AM,ROM,EEPROMの3種類のメモリと、この
メモリをアクセスする機能をもったCPUと、を内蔵
し、EEPROM内に複数のファイル記録領域を定義し
てデータをファイルごとに分類してレコード単位で記録
するようにし、各ファイルをアクセスするために必要な
情報をもったディレクトリを各ファイルごとに用意し、
このディレクトリをEEPROM内に記録するようにし
たICカードにおいて、ディレクトリ内に、対応するフ
ァイル記録領域に書き込むべきレコードのレコード長を
示す情報を記録するとともに、各ファイル記録領域に書
き込むべき個々のレコードのそれぞれにレコード長を示
す情報を付加して記録するようにしたものである。
ード長はROMではなく、EEPROM内に記録され
る。したがって、使用時に自由にレコード長の設定を変
えることが可能になる。しかも、各ファイルについての
ディレクトリ内に記録されるため、各ファイルごとに異
なるレコード長を設定することも可能である。また、レ
コード長を示す情報は、ディレクトリ内に書き込まれる
だけでなく、各ファイル記録領域に書き込むべき個々の
レコードのそれぞれに付加され、各レコードとともにフ
ァイル記録領域にも書き込まれる。このように、同一の
レコード長を、ディレクトリと各レコードとに二重化し
て記録しておくようにしたため、EEPROM内のデー
タが一部失われるような事故に対しても信頼性を維持す
ることができる。
明する。図1は、現在一般的に用いられているICカー
ド10と、これに用いるリーダライタ20の全体構成を
示すブロック図である。ICカード10の主たる構成要
素は、CPU11、ROM12、RAM13、EEPR
OM14である。CPU11は、図示しないインターフ
ェイスを介してリーダライタ20と交信を行うととも
に、各メモリ12,13,14をアクセスする処理を行
う。ICカード10をリーダライタ20の筐体内に挿入
すると、ICカード10側の接続端子とリーダライタ2
0側の接続端子とが接触し、両者間が電気的に接続され
る。すなわち、両者間には、共通の接地電位を定めるG
NDラインと、リーダライタからICカードへ電源を供
給するためのVCCラインと、クロックを供給するため
のCLKラインと、リセット信号を与えるためのRST
ラインと、双方向にデータを伝送するためのI/Oライ
ンと、が確保される。両者間のデータ伝送は、I/Oラ
インを通じて一方向ずつ交互に行われる。
プログラムに基づいて種々の処理を実行する。RAM1
3は、CPU11が種々の処理を行う上でのワークエリ
アとして利用される。また、EEPROM14は、電気
的に書き換えが可能なメモリであり、ICカード10が
リーダライタ20から切り離され、電源の供給がなくな
ってもデータを保存しておくことができる。したがっ
て、ICカード10内において保存しておくべきユーザ
データは、リーダライタ20に接続した状態において、
EEPROM14へ書き込んでおく必要がある。
ァイルごとに分類して行われる。たとえば、図2に示す
例では、EEPROM14内に、3つのファイルF1〜
F3についてのファイル記録領域が定義されており、デ
ータは、この3つのファイルのいずれかに分類されて記
録されることになる。各ファイルには、それぞれディレ
クトリが、同じEEPROM14内に用意される。図2
に示す例では、ファイルF1〜F3について、それぞれ
ディレクトリD1〜D3が用意されている。このディレ
クトリには、対応するファイルについての種々の情報が
記録されている。具体的には、対応するファイルの先頭
アドレス、ファイルの属性、などが記録される。特定の
ファイルをアクセスする場合には、まず、これに対応す
るディレクトリの内容が読み出され、このディレクトリ
の内容に基づいて目的のファイルがアクセスされること
になる。
いて説明しよう。図3は、ファイルF1の中のデータ構
造を示すメモリマップである。図3に示す例では、レコ
ード1〜5が書き込まれている。ここで、各レコードは
いずれもLバイトの長さをもつ。別言すれば、このファ
イルF1を構成するレコードは、Lバイトの固定長をも
つレコードとして定義されている。本発明の特徴は、こ
れら各レコードの実データとともに、レコード長を書き
込むようにした点にある。この実施例では、更に、レコ
ードIDも一緒に書き込むようにしている。すなわち、
Lバイトからなるレコードの実データの前に、1バイト
からなるレコードIDと、1バイトからなるレコード長
とを付加したデータが記録されることになる。レコード
IDは、各レコードを識別するためのコードであり、図
3におけるT1〜T5はいずれも各レコードについてユ
ニークなコードとなっている。これに対し、レコード長
は、このファイルF1内に記録されるべきレコードの固
定長Lを示すものである。したがって、いずれのレコー
ドについても同一のレコード長Lが付されている。
ド長Lを、ディレクトリの中にも記録するようにした点
にある。すなわち、図3に示すように、ファイルF1の
ためのディレクトリD1内には、一般的なファイル管理
情報(ファイルF1の先頭アドレスや、全容量値、属
性、などの情報)の他に、レコード長Lが記録されてい
る。
は製造時にROM12内に書き込まれてしまうため、使
用時には自由な設定を行ったり、途中で変更したりする
ことができなかった。これに対し、上述した本発明によ
るICカードでは、レコード長をEEPROM14内に
記録するようにしたため、使用時に自由なレコード長を
設定することが可能であり、途中で変更することも可能
である。また、図3に示すように、ディレクトリD1に
ついてはレコード長Lを設定し、ディレクトリD2につ
いてはこれとは異なるレコード長Mを設定することも可
能であり、各ファイルごとにそれぞれ異なったレコード
長を設定することができるようになる。また、レコード
長を示す情報は、ディレクトリの中と、各レコードの実
データの前とに二重に記録されているため、いずれか一
方が事故により消失した場合であっても、もう一方の情
報を用いてアクセスが可能である。このため、信頼性に
おいても問題は生じない。
説明したが、本発明はこの実施例のみに限定されるもの
ではなく、この他にも種々の態様で実施可能である。た
とえば、図3に示すデータ構造は、一例として示したも
のであり、本発明はこのようなデータ構造に限定される
ものではなく、要するに、各レコードの実データととも
にレコード長が記録されるような態様となっていれば、
どのようなデータ構造を採ってもかまわない。
によれば、レコード長をEEPROM内に、二重化して
記録するようにしたため、レコード長の自由な設定が可
能になり、かつ、信頼性も維持することができる。
を示すブロック図である。
ィレクトリの記録構造の一例を示す図である。
びディレクトリ内のデータ構造の一例を示すメモリマッ
プである。
Claims (1)
- 【請求項1】 少なくともRAM,ROM,EEPRO
Mの3種類のメモリと、このメモリをアクセスする機能
をもったCPUと、を内蔵し、前記EEPROM内に複
数のファイル記録領域を定義してデータをファイルごと
に分類してレコード単位で記録するようにし、各ファイ
ルをアクセスするために必要な情報をもったディレクト
リを各ファイルごとに用意し、このディレクトリを前記
EEPROM内に記録するようにしたICカードにおい
て、前記ディレクトリ内に、対応するファイル記録領域
に書き込むべきレコードのレコード長を示す情報を記録
するとともに、各ファイル記録領域に書き込むべき個々
のレコードのそれぞれに前記レコード長を示す情報を付
加して記録するようにしたことを特徴とするICカー
ド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33961492A JP3358668B2 (ja) | 1992-11-26 | 1992-11-26 | Icカード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33961492A JP3358668B2 (ja) | 1992-11-26 | 1992-11-26 | Icカード |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06162285A true JPH06162285A (ja) | 1994-06-10 |
JP3358668B2 JP3358668B2 (ja) | 2002-12-24 |
Family
ID=18329162
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33961492A Expired - Lifetime JP3358668B2 (ja) | 1992-11-26 | 1992-11-26 | Icカード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3358668B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5508502A (en) * | 1992-05-29 | 1996-04-16 | Olympus Optical Co., Ltd. | Information recording/regenerating method and information management system capable of managing a plurality of items of information efficiently |
WO2001040951A1 (fr) * | 1999-12-01 | 2001-06-07 | Fujitsu Limited | Procede de controle de support d'enregistrement, dispositif de gestion de donnees et support d'enregistrement |
-
1992
- 1992-11-26 JP JP33961492A patent/JP3358668B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5508502A (en) * | 1992-05-29 | 1996-04-16 | Olympus Optical Co., Ltd. | Information recording/regenerating method and information management system capable of managing a plurality of items of information efficiently |
WO2001040951A1 (fr) * | 1999-12-01 | 2001-06-07 | Fujitsu Limited | Procede de controle de support d'enregistrement, dispositif de gestion de donnees et support d'enregistrement |
US6722572B2 (en) | 1999-12-01 | 2004-04-20 | Fujitsu Limited | Recording medium control method, data management apparatus, and recording medium |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3358668B2 (ja) | 2002-12-24 |
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