JPH06209998A - 多自由度可撓管 - Google Patents
多自由度可撓管Info
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- JPH06209998A JPH06209998A JP5008465A JP846593A JPH06209998A JP H06209998 A JPH06209998 A JP H06209998A JP 5008465 A JP5008465 A JP 5008465A JP 846593 A JP846593 A JP 846593A JP H06209998 A JPH06209998 A JP H06209998A
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Links
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Landscapes
- Endoscopes (AREA)
- Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)
- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、形状記憶合金からなる湾曲駆動用ワ
イヤ部材を利用するにも拘らず、湾曲駆動量を高め得る
とともに細径小型化が可能である多自由度可撓管を提供
することを目的とする。 【構成】関節部を介して複数の関節体を順次連結した可
撓管に、温度変化に応じて伸縮する形状記憶合金製の駆
動用ワイヤを挿通し、前記可撓管の両端と各関節部に対
応する位置で前記駆動用ワイヤにストッパ部材を取着
し、さらに、前記可撓管の両端と前記関節部において対
応する各関節体の対向する各端面に前記ストッパ部材を
それぞれ受け止めるストッパ受部を設け、湾曲する場合
には前記1つ間に置いたストッパ部材の間の範囲で前記
駆動用ワイヤの部分を独立して加熱する。これにより前
記駆動用ワイヤ部分の長さが収縮して、隣り合う関節体
の間を回動する。
イヤ部材を利用するにも拘らず、湾曲駆動量を高め得る
とともに細径小型化が可能である多自由度可撓管を提供
することを目的とする。 【構成】関節部を介して複数の関節体を順次連結した可
撓管に、温度変化に応じて伸縮する形状記憶合金製の駆
動用ワイヤを挿通し、前記可撓管の両端と各関節部に対
応する位置で前記駆動用ワイヤにストッパ部材を取着
し、さらに、前記可撓管の両端と前記関節部において対
応する各関節体の対向する各端面に前記ストッパ部材を
それぞれ受け止めるストッパ受部を設け、湾曲する場合
には前記1つ間に置いたストッパ部材の間の範囲で前記
駆動用ワイヤの部分を独立して加熱する。これにより前
記駆動用ワイヤ部分の長さが収縮して、隣り合う関節体
の間を回動する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばカテーテル、内
視鏡、レーザプローブ等に用いられ、生体腔や工業用管
路等に挿入されて使用される多自由度可撓管に関する。
視鏡、レーザプローブ等に用いられ、生体腔や工業用管
路等に挿入されて使用される多自由度可撓管に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、医療用カテーテルや医療用内視
鏡の可撓管、またはガス配管等の工業用管路の点検や修
理を行なう際に使用する工業用内視鏡の可撓管は、その
使用状況に応じて屈曲させ得る湾曲部を備える。この可
撓管の湾曲部は、通常、複数の関節部を有し、その可撓
管に挿通した操作ワイヤによる押し引きにより複数の関
節部を屈曲させることにより湾曲させるようにしたのが
一般的である。
鏡の可撓管、またはガス配管等の工業用管路の点検や修
理を行なう際に使用する工業用内視鏡の可撓管は、その
使用状況に応じて屈曲させ得る湾曲部を備える。この可
撓管の湾曲部は、通常、複数の関節部を有し、その可撓
管に挿通した操作ワイヤによる押し引きにより複数の関
節部を屈曲させることにより湾曲させるようにしたのが
一般的である。
【0003】近年、他の湾曲駆動方式のものとして、可
撓管の内部に温度変化に応じて長さが収縮・伸長する形
状記憶合金からなる線状の湾曲駆動用ワイヤを利用する
ものが提案されている。これは図15で示すように隣接
する各関節体50を枢着して屈曲する関節部を構成し、
各関節部を跨ぐ隣接する2つの関節体50毎に形状記憶
合金製のワイヤ51を個々に架設する。そして、各駆動
用ワイヤ51ごとに通電することにより可撓管を屈曲す
る。
撓管の内部に温度変化に応じて長さが収縮・伸長する形
状記憶合金からなる線状の湾曲駆動用ワイヤを利用する
ものが提案されている。これは図15で示すように隣接
する各関節体50を枢着して屈曲する関節部を構成し、
各関節部を跨ぐ隣接する2つの関節体50毎に形状記憶
合金製のワイヤ51を個々に架設する。そして、各駆動
用ワイヤ51ごとに通電することにより可撓管を屈曲す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この形状記
憶合金からなる線状の湾曲駆動用ワイヤを利用した方式
の多自由度可撓管においては、次のような問題点があ
る。すなわち、その可撓管をサイズダウンしていったと
き、各関節体の長さが小さくなり、その間に架設する形
状記憶合金製のワイヤも短くなる。したがって、これに
通電して加熱するとしても、それの温度変化に応じて変
わる長さの変化量も小さくなる。つまり、隣接する2つ
の関節体を屈曲する操作ストロークが短くなり、湾曲角
が小さくなってしまう傾向にある。このため、伸縮型の
形状記憶合金製ワイヤを湾曲駆動用部材として用いて充
分な湾曲駆動量を得るのが困難で、細径小型化には不向
きであった。
憶合金からなる線状の湾曲駆動用ワイヤを利用した方式
の多自由度可撓管においては、次のような問題点があ
る。すなわち、その可撓管をサイズダウンしていったと
き、各関節体の長さが小さくなり、その間に架設する形
状記憶合金製のワイヤも短くなる。したがって、これに
通電して加熱するとしても、それの温度変化に応じて変
わる長さの変化量も小さくなる。つまり、隣接する2つ
の関節体を屈曲する操作ストロークが短くなり、湾曲角
が小さくなってしまう傾向にある。このため、伸縮型の
形状記憶合金製ワイヤを湾曲駆動用部材として用いて充
分な湾曲駆動量を得るのが困難で、細径小型化には不向
きであった。
【0005】本発明はこの点に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、形状記憶合金からなる湾曲駆
動用ワイヤ部材を利用するにも拘らず、湾曲駆動量を高
め得るとともに細径小型化が可能である多自由度可撓管
を提供することにある。
その目的とするところは、形状記憶合金からなる湾曲駆
動用ワイヤ部材を利用するにも拘らず、湾曲駆動量を高
め得るとともに細径小型化が可能である多自由度可撓管
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決する手段および作用】本発明は、関節部を
介して複数の関節体を順次連結した可撓管と、この可撓
管に挿通され温度変化に応じて伸縮する形状記憶合金製
の駆動ワイヤと、前記可撓管の両端と各関節部に対応す
る位置で前記駆動ワイヤに取着されたストッパ部材と、
前記可撓管の両端と前記関節部において対応する各関節
体の対向する各端面にそれぞれ設けられ前記ストッパ部
材をそれぞれ受け止めるストッパ受部と、前記ストッパ
部材の間の範囲で前記駆動ワイヤの部分を独立して加熱
する加熱手段とを具備してなり、それを湾曲する場合に
は、前記少なくとも1つ間に置いたストッパ部材の間の
範囲で前記駆動ワイヤの部分を独立して加熱する。これ
によりその加熱した駆動ワイヤ部分の長さが収縮して、
隣り合う関節体の間の関節部を回動する。
介して複数の関節体を順次連結した可撓管と、この可撓
管に挿通され温度変化に応じて伸縮する形状記憶合金製
の駆動ワイヤと、前記可撓管の両端と各関節部に対応す
る位置で前記駆動ワイヤに取着されたストッパ部材と、
前記可撓管の両端と前記関節部において対応する各関節
体の対向する各端面にそれぞれ設けられ前記ストッパ部
材をそれぞれ受け止めるストッパ受部と、前記ストッパ
部材の間の範囲で前記駆動ワイヤの部分を独立して加熱
する加熱手段とを具備してなり、それを湾曲する場合に
は、前記少なくとも1つ間に置いたストッパ部材の間の
範囲で前記駆動ワイヤの部分を独立して加熱する。これ
によりその加熱した駆動ワイヤ部分の長さが収縮して、
隣り合う関節体の間の関節部を回動する。
【0007】
【実施例】図1〜図5において本発明の第1の実施例を
説明する。図5は、例えばガス配管等の工業用管路P内
に挿入される工業用内視鏡の使用状態を示す。この工業
用内視鏡はその挿入部1の先端面に2つの照明窓2と1
つの観察窓3を配設している。さらに、挿入部1の先端
面には一方の照明窓2に一部が重なるように形状記憶合
金からなるワイパ4が配設されている。このワイパ4は
加熱されると湾曲して観察窓3の表面を拭うようになっ
ている。
説明する。図5は、例えばガス配管等の工業用管路P内
に挿入される工業用内視鏡の使用状態を示す。この工業
用内視鏡はその挿入部1の先端面に2つの照明窓2と1
つの観察窓3を配設している。さらに、挿入部1の先端
面には一方の照明窓2に一部が重なるように形状記憶合
金からなるワイパ4が配設されている。このワイパ4は
加熱されると湾曲して観察窓3の表面を拭うようになっ
ている。
【0008】しかして、図示しないライトガイドを通じ
て熱線発生装置から熱線を送り込むと、ワイパ4が加熱
され、湾曲して観察窓3の表面を拭う。観察窓3からの
復帰は放熱による自然復帰またはばね5によって行われ
る。なお、熱線発生装置は通常の照明用光源装置とは別
に用意される。また、ワイパ4を照明窓2ではなく観察
窓3に配設してもよい。この場合にはイメージガイドを
通じて熱線発生装置から熱線を送り込む。
て熱線発生装置から熱線を送り込むと、ワイパ4が加熱
され、湾曲して観察窓3の表面を拭う。観察窓3からの
復帰は放熱による自然復帰またはばね5によって行われ
る。なお、熱線発生装置は通常の照明用光源装置とは別
に用意される。また、ワイパ4を照明窓2ではなく観察
窓3に配設してもよい。この場合にはイメージガイドを
通じて熱線発生装置から熱線を送り込む。
【0009】さらに、工業用内視鏡の挿入部1の先端に
は多自由度可撓管として3本の配管内作業用多自由度マ
ニピュレータ(可撓管)5a,5b,5cが取り付けら
れ、その各基端がそれぞれ固定されている。これらマニ
ピュレータ5a,5b,5cはフレキシブルに湾曲する
多関節構造になっている。
は多自由度可撓管として3本の配管内作業用多自由度マ
ニピュレータ(可撓管)5a,5b,5cが取り付けら
れ、その各基端がそれぞれ固定されている。これらマニ
ピュレータ5a,5b,5cはフレキシブルに湾曲する
多関節構造になっている。
【0010】第1のマニピュレータ5aはその先端部に
照明装置およびCCD等の観察装置6が設けられてお
り、この第1のマニピュレータ5aによって工業用管路
P内の補修部Qに近接して直視監視する。第2のマニピ
ュレータ5bの先端部にはマイクログリッパ7を設け、
このマイクログリッパ7で溶接用材料等の作業ツール8
を把持しながらこれを補修部Qに近接させる。第3のマ
ニピュレータ5cの先端部にはレーザ光等の出射部やグ
ラインダ等の研削工具を取り付ける作業部9を設けてい
る。この第3のマニピュレータ5cによって工業用管路
部P内の補修部Qに接近し、レーザ光等による溶接や、
グラインダを用いての研削等の補修作業を行う。
照明装置およびCCD等の観察装置6が設けられてお
り、この第1のマニピュレータ5aによって工業用管路
P内の補修部Qに近接して直視監視する。第2のマニピ
ュレータ5bの先端部にはマイクログリッパ7を設け、
このマイクログリッパ7で溶接用材料等の作業ツール8
を把持しながらこれを補修部Qに近接させる。第3のマ
ニピュレータ5cの先端部にはレーザ光等の出射部やグ
ラインダ等の研削工具を取り付ける作業部9を設けてい
る。この第3のマニピュレータ5cによって工業用管路
部P内の補修部Qに接近し、レーザ光等による溶接や、
グラインダを用いての研削等の補修作業を行う。
【0011】第1〜第3のマニピュレータ5a,5b,
5cの可撓管は、図1および図2で示すように構成され
ている。すなわち、複数個の関節体11a,11b,…
11eを有してなり、これらの関節体11a,11b,
…は、中空孔12を形成した長さの等しい円筒状の短管
からなる。図2(b)で示すように各関節体11a,1
1b,…の周部には、上下左右とその間に位置して、等
角間隔で8つのルーメン21a,21b,21c,21
d、22a,22b,23a,23bが形成されてい
る。
5cの可撓管は、図1および図2で示すように構成され
ている。すなわち、複数個の関節体11a,11b,…
11eを有してなり、これらの関節体11a,11b,
…は、中空孔12を形成した長さの等しい円筒状の短管
からなる。図2(b)で示すように各関節体11a,1
1b,…の周部には、上下左右とその間に位置して、等
角間隔で8つのルーメン21a,21b,21c,21
d、22a,22b,23a,23bが形成されてい
る。
【0012】また、図2(a)で示すように、隣接する
2つの関節体11a,11b,…の間には、左右のルー
メン23a,23bに一致する位置で短い長さの円管1
3が2つ挟み込まれている。このルーメン23a,23
bとそれに対応する円管13,13にわたり、それぞれ
連結ワイヤ14,14が通されている。この連結ワイヤ
14,14の先端は、最先端の関節体11aの先端部に
取着固定され、連結ワイヤ14,14の後端は、最後端
の関節体11eの後端部に取着固定されている。そし
て、各連結ワイヤ14,14は張力を与えられた状態で
固定され、これにより各関節体11a,11b,…は離
れることなく連結され、その関節体11a,11b,…
はその間の円管13からなる部分(関節部)で自由に曲
がれるようになっている。
2つの関節体11a,11b,…の間には、左右のルー
メン23a,23bに一致する位置で短い長さの円管1
3が2つ挟み込まれている。このルーメン23a,23
bとそれに対応する円管13,13にわたり、それぞれ
連結ワイヤ14,14が通されている。この連結ワイヤ
14,14の先端は、最先端の関節体11aの先端部に
取着固定され、連結ワイヤ14,14の後端は、最後端
の関節体11eの後端部に取着固定されている。そし
て、各連結ワイヤ14,14は張力を与えられた状態で
固定され、これにより各関節体11a,11b,…は離
れることなく連結され、その関節体11a,11b,…
はその間の円管13からなる部分(関節部)で自由に曲
がれるようになっている。
【0013】また、4つのルーメン21a,21b,2
1c,21dには、湾曲駆動部材として加熱すると収縮
し、冷却すると元に戻る形状記憶合金製の駆動用ワイヤ
15がそれぞれ挿通されており、この駆動用ワイヤ15
は全ての関節体11a,11b,…にわたり対応する同
じルーメン21a,21b,…を貫通して挿通されてい
る。この湾曲駆動部材としての駆動用ワイヤ15は長手
方向の中心軸から離れて偏り配置される。
1c,21dには、湾曲駆動部材として加熱すると収縮
し、冷却すると元に戻る形状記憶合金製の駆動用ワイヤ
15がそれぞれ挿通されており、この駆動用ワイヤ15
は全ての関節体11a,11b,…にわたり対応する同
じルーメン21a,21b,…を貫通して挿通されてい
る。この湾曲駆動部材としての駆動用ワイヤ15は長手
方向の中心軸から離れて偏り配置される。
【0014】駆動用ワイヤ15の先端には最先端の関節
体11aの先端に当たる玉状のストッパ部材16aが取
着固定されている。駆動用ワイヤ15の後端には最後端
の関節体11eの後端に当たる同じく玉状のストッパ部
材16fが取着固定されている。さらに、駆動用ワイヤ
15における途中部分には、各関節体11a,11b,
…の各間の関節部に対応位置して同じく玉状のストッパ
部材16b,…,16eが、かしめ付けて固定されてい
る。このときのストッパ部材16a,16b,…の取付
け間隔の長さは、隣接する関節部間の長さとしている。
体11aの先端に当たる玉状のストッパ部材16aが取
着固定されている。駆動用ワイヤ15の後端には最後端
の関節体11eの後端に当たる同じく玉状のストッパ部
材16fが取着固定されている。さらに、駆動用ワイヤ
15における途中部分には、各関節体11a,11b,
…の各間の関節部に対応位置して同じく玉状のストッパ
部材16b,…,16eが、かしめ付けて固定されてい
る。このときのストッパ部材16a,16b,…の取付
け間隔の長さは、隣接する関節部間の長さとしている。
【0015】図2(a)で示すように、関節部を挟んで
対向する関節体11a,11b,…の対向端面におい
て、駆動用ワイヤ15を挿通するルーメン21a,21
b,21c,21dの開口端部分はそれぞれ切り欠かれ
た段部からなり、この対向した各段部端面はその間に位
置する前述したストッパ部材16a,16b,…を付き
当てるストッパ受部18,18を構成している。また、
最先端の関節体11aの先端と最後端の関節体11eの
後端にも、同様な関係でストッパ受部18を構成してい
る。そして、隣接する関節体11a,11b,…の向き
合う両端面18a,18bの間の長さは各関節部分にお
いて全て一定であり、さらに、その長さL1 と前記関節
部間の長さL2 との差は一定である。
対向する関節体11a,11b,…の対向端面におい
て、駆動用ワイヤ15を挿通するルーメン21a,21
b,21c,21dの開口端部分はそれぞれ切り欠かれ
た段部からなり、この対向した各段部端面はその間に位
置する前述したストッパ部材16a,16b,…を付き
当てるストッパ受部18,18を構成している。また、
最先端の関節体11aの先端と最後端の関節体11eの
後端にも、同様な関係でストッパ受部18を構成してい
る。そして、隣接する関節体11a,11b,…の向き
合う両端面18a,18bの間の長さは各関節部分にお
いて全て一定であり、さらに、その長さL1 と前記関節
部間の長さL2 との差は一定である。
【0016】つまり、前記ストッパ部材16a,16
b,…の間の駆動ワイヤ15の部分の長さが、これに対
応する関節体11a…におけるその前記ストッパ受部1
8,18の間の部分の長さと一定の差である。この差
は、通常、対応する2つのストッパ部材16a,16
b,…の間の駆動ワイヤ15の部分に通電したとき、収
縮する長さに対応する。
b,…の間の駆動ワイヤ15の部分の長さが、これに対
応する関節体11a…におけるその前記ストッパ受部1
8,18の間の部分の長さと一定の差である。この差
は、通常、対応する2つのストッパ部材16a,16
b,…の間の駆動ワイヤ15の部分に通電したとき、収
縮する長さに対応する。
【0017】一方、駆動用ワイヤ15を通電加熱制御す
るため、各関節体11a,11b,…にはそれぞれ制御
用IC(半導体スイッチ)17が設けられており、これ
らの制御用IC17を介して、それに対応するストッパ
部材16a,16b,…を、図示しない手元側の制御装
置に接続された信号線19に接続している。また、制御
用IC17とこれに対応するストッパ部材16a,16
b,…との間は、別のリード線20でそれぞれ接続され
ている。
るため、各関節体11a,11b,…にはそれぞれ制御
用IC(半導体スイッチ)17が設けられており、これ
らの制御用IC17を介して、それに対応するストッパ
部材16a,16b,…を、図示しない手元側の制御装
置に接続された信号線19に接続している。また、制御
用IC17とこれに対応するストッパ部材16a,16
b,…との間は、別のリード線20でそれぞれ接続され
ている。
【0018】なお、図2(b)で示すルーメン22bに
はその信号線19と、マニピュレータ5a,5b,5c
の先端に設けられるCCDやマイクログリッパ等の駆動
部に通じる信号線等が設けられている。
はその信号線19と、マニピュレータ5a,5b,5c
の先端に設けられるCCDやマイクログリッパ等の駆動
部に通じる信号線等が設けられている。
【0019】次に、マニピュレータ5a,5b,5cの
湾曲作用について説明する。制御装置により信号を入力
し、選択した制御用IC17を動作させることで、例え
ば、先端から1つ目の関節部を曲げるとする。このとき
は、図1において、ストッパ部材16aとストッパ部材
16cの間の駆動用ワイヤ15の部分を通電加熱するよ
うに、制御用IC17を動作させるわけであるが、スト
ッパ部材16aとストッパ部材16bの間、ストッパ部
材16bとストッパ部材16cの間の部分をそれぞれ加
熱したことと同等の動きをするので、これをわかりやす
く説明するため、そのように考えて順を追って以下説明
する。
湾曲作用について説明する。制御装置により信号を入力
し、選択した制御用IC17を動作させることで、例え
ば、先端から1つ目の関節部を曲げるとする。このとき
は、図1において、ストッパ部材16aとストッパ部材
16cの間の駆動用ワイヤ15の部分を通電加熱するよ
うに、制御用IC17を動作させるわけであるが、スト
ッパ部材16aとストッパ部材16bの間、ストッパ部
材16bとストッパ部材16cの間の部分をそれぞれ加
熱したことと同等の動きをするので、これをわかりやす
く説明するため、そのように考えて順を追って以下説明
する。
【0020】まず、ストッパ部材16aとストッパ部材
16bの間に位置する駆動用ワイヤ15の部分に通電し
てその部分を加熱したとすると、その間の駆動用ワイヤ
15の部分は収縮し、1番目のストッパ部材16aは最
先端の関節体11aの先端におけるストッパ受部18に
当たり、2番目のストッパ部材16bは、図2(a)に
おいて示すように、実線で示す位置から破線で示す位置
に移るSの距離だけ移動し、最先端の関節体11aの後
端におけるストッパ受部18に当たる。同時に、手元側
に位置する他のすべての関節部におけるストッパ部材1
6b,…も他の関節体11a…の後端におけるストッパ
受部18に当たる同じ状態となり、駆動用ワイヤ15は
全長にわたりたるみのない張りのある状態となる。この
状態から、ストッパ部材16bとストッパ部材16cの
間に位置する駆動用ワイヤ15の部分に通電して、この
部分を加熱すると、その部分のみが収縮し、これによる
力は1番目の関節体11aと2番目の関節体11bのみ
に力がかかる。このため、図3で示すように、その関節
部のみが上側向きに曲がることになる。これに伴い、反
対側の駆動用ワイヤ15は、引っ張られ、たるみのない
状態となる。つまり、選択した隣り合う2つの関節体1
1a,11bの間を屈曲させることができる。
16bの間に位置する駆動用ワイヤ15の部分に通電し
てその部分を加熱したとすると、その間の駆動用ワイヤ
15の部分は収縮し、1番目のストッパ部材16aは最
先端の関節体11aの先端におけるストッパ受部18に
当たり、2番目のストッパ部材16bは、図2(a)に
おいて示すように、実線で示す位置から破線で示す位置
に移るSの距離だけ移動し、最先端の関節体11aの後
端におけるストッパ受部18に当たる。同時に、手元側
に位置する他のすべての関節部におけるストッパ部材1
6b,…も他の関節体11a…の後端におけるストッパ
受部18に当たる同じ状態となり、駆動用ワイヤ15は
全長にわたりたるみのない張りのある状態となる。この
状態から、ストッパ部材16bとストッパ部材16cの
間に位置する駆動用ワイヤ15の部分に通電して、この
部分を加熱すると、その部分のみが収縮し、これによる
力は1番目の関節体11aと2番目の関節体11bのみ
に力がかかる。このため、図3で示すように、その関節
部のみが上側向きに曲がることになる。これに伴い、反
対側の駆動用ワイヤ15は、引っ張られ、たるみのない
状態となる。つまり、選択した隣り合う2つの関節体1
1a,11bの間を屈曲させることができる。
【0021】また、2番目の関節体11bと3番目の関
節体11cの間に位置する2番目の関節部を曲げる場合
には、同様にしてストッパ部材16bからストッパ部材
16dの間の駆動用ワイヤ15の部分を加熱する。3番
目の関節部を曲げる場合には、同様にしてストッパ部材
16cからストッパ部材16eの間の駆動用ワイヤ15
の部分を加熱すればよい。
節体11cの間に位置する2番目の関節部を曲げる場合
には、同様にしてストッパ部材16bからストッパ部材
16dの間の駆動用ワイヤ15の部分を加熱する。3番
目の関節部を曲げる場合には、同様にしてストッパ部材
16cからストッパ部材16eの間の駆動用ワイヤ15
の部分を加熱すればよい。
【0022】このようにして、各関節部を任意に選択し
て個々に曲げることができる。そこで、例えば、図4
(a)で示すように1番目の関節部を曲げれば、高さ0
〜h1まで、図4(b)で示すように2番目の関節部ま
で曲げれば、高さh2まで曲げることができ、このよう
に関節部を順次曲げるようにすれば、ある程度の高さま
で観察可能である。
て個々に曲げることができる。そこで、例えば、図4
(a)で示すように1番目の関節部を曲げれば、高さ0
〜h1まで、図4(b)で示すように2番目の関節部ま
で曲げれば、高さh2まで曲げることができ、このよう
に関節部を順次曲げるようにすれば、ある程度の高さま
で観察可能である。
【0023】この実施例の構成によれば、駆動用ワイヤ
15の長さを有効に利用して1つの関節部を曲げるとき
の湾曲角を大きくとれる。本来、収縮量が少ない形状記
憶合金製ワイヤでも、その湾曲角を大きくとれる。複数
の関節部のうち任意の1個所を選択して曲げるときに有
効である。また、1本の駆動用ワイヤで複数の関節部を
同時に曲げることもできる。さらに、湾曲駆動機構の構
造がシンプルとなり多自由度可撓管の細径化に適する。
15の長さを有効に利用して1つの関節部を曲げるとき
の湾曲角を大きくとれる。本来、収縮量が少ない形状記
憶合金製ワイヤでも、その湾曲角を大きくとれる。複数
の関節部のうち任意の1個所を選択して曲げるときに有
効である。また、1本の駆動用ワイヤで複数の関節部を
同時に曲げることもできる。さらに、湾曲駆動機構の構
造がシンプルとなり多自由度可撓管の細径化に適する。
【0024】次に、図6および図7に示す本発明の第2
の実施例を説明する。ここでの可撓管としてのマニピュ
レータは円筒状の短管からなる複数個の関節体31a,
31b,…からなり、これらの関節体31a,31b,
…はその隣接するもの同士が関節ピン32によって互い
に回転自在に連結されている。そして、各関節体31
a,31b…には、駆動用ワイヤ15を挿通案内するワ
イヤ受け部33が形成されている。このワイヤ受け部3
3は関節体31a,31b,…の壁部を部分的に内側へ
押し出して形成されている。
の実施例を説明する。ここでの可撓管としてのマニピュ
レータは円筒状の短管からなる複数個の関節体31a,
31b,…からなり、これらの関節体31a,31b,
…はその隣接するもの同士が関節ピン32によって互い
に回転自在に連結されている。そして、各関節体31
a,31b…には、駆動用ワイヤ15を挿通案内するワ
イヤ受け部33が形成されている。このワイヤ受け部3
3は関節体31a,31b,…の壁部を部分的に内側へ
押し出して形成されている。
【0025】また、前述した第1の実施例と同様、駆動
用ワイヤ15には、ワイヤ受け部33の径よりも大きい
球状のストッパ部材16a,16b,…が固定されてい
る。さらに、図7で示すように、前述した第1の実施例
と同様の制御用IC17、信号線19,20が配設され
ている。ストッパ部材16a,16b,…は、ワイヤ受
け部33の対向端面に突き当たる。これ以外の他の構成
については、前述した第1の実施例のものと同様であ
る。しかして、この実施例にあっても、その動作は基本
的に第1の実施例と同じである。また、その効果も、基
本的に第1の実施例と同じである。
用ワイヤ15には、ワイヤ受け部33の径よりも大きい
球状のストッパ部材16a,16b,…が固定されてい
る。さらに、図7で示すように、前述した第1の実施例
と同様の制御用IC17、信号線19,20が配設され
ている。ストッパ部材16a,16b,…は、ワイヤ受
け部33の対向端面に突き当たる。これ以外の他の構成
については、前述した第1の実施例のものと同様であ
る。しかして、この実施例にあっても、その動作は基本
的に第1の実施例と同じである。また、その効果も、基
本的に第1の実施例と同じである。
【0026】図8は本発明の第3の実施例を示すもので
ある。前述した第1の実施例、及び第2の実施例では、
各関節部分で2方向(両振り)に湾曲駆動できる方式で
あったのに対して、この実施例では1方向に湾曲駆動で
きる方式としたものである。すなわち、図8で示すよう
に、湾曲駆動部材としての形状記憶合金からなる1本の
駆動用ワイヤ15を片側のみのに配置し、他方側には、
弾性部材として例えばコイルばね35を関節体11a,
11b,…の内部に設け、コイルばね35の先端は最先
端の関節体11aの先端に固定し、コイルばね35の後
端は最後端の関節体11eの後端に固定している。他の
構成については、前述した第1の実施例のものと同じで
ある。また、これを第2の実施例で使っても同様の形態
を示す。
ある。前述した第1の実施例、及び第2の実施例では、
各関節部分で2方向(両振り)に湾曲駆動できる方式で
あったのに対して、この実施例では1方向に湾曲駆動で
きる方式としたものである。すなわち、図8で示すよう
に、湾曲駆動部材としての形状記憶合金からなる1本の
駆動用ワイヤ15を片側のみのに配置し、他方側には、
弾性部材として例えばコイルばね35を関節体11a,
11b,…の内部に設け、コイルばね35の先端は最先
端の関節体11aの先端に固定し、コイルばね35の後
端は最後端の関節体11eの後端に固定している。他の
構成については、前述した第1の実施例のものと同じで
ある。また、これを第2の実施例で使っても同様の形態
を示す。
【0027】これの湾曲動作においては基本的には、前
述した第1および第2の実施例と同様であるが、湾曲動
作を止めたとき、弾性部材としてのコイルばね15のば
ね力により、元の形状に戻されることになる。また、前
述した第1および第2の実施例では、同時に複数の関節
部を大きく曲げられないが、この実施例によれば、同時
に複数の関節部分を大きく曲げることができる。例え
ば、第1番目の関節部、第2番目の関節部を同時に曲げ
る場合は、16a〜16dのストッパ部材の間に位置す
る駆動用ワイヤ15の部分を加熱すればよい。但し、第
1番目の関節部と第3番目の関節部のように離れた関節
部を同時に曲げることができない。しかして、この構成
によれば、条件付きであるが、複数の関節部にわたりそ
れらを同時に曲げることができる。
述した第1および第2の実施例と同様であるが、湾曲動
作を止めたとき、弾性部材としてのコイルばね15のば
ね力により、元の形状に戻されることになる。また、前
述した第1および第2の実施例では、同時に複数の関節
部を大きく曲げられないが、この実施例によれば、同時
に複数の関節部分を大きく曲げることができる。例え
ば、第1番目の関節部、第2番目の関節部を同時に曲げ
る場合は、16a〜16dのストッパ部材の間に位置す
る駆動用ワイヤ15の部分を加熱すればよい。但し、第
1番目の関節部と第3番目の関節部のように離れた関節
部を同時に曲げることができない。しかして、この構成
によれば、条件付きであるが、複数の関節部にわたりそ
れらを同時に曲げることができる。
【0028】なお、図9のように、11a,11b,…
の形状を片側には切欠きのない形状としても、片側方向
へのみ曲がるのみであるので、これに前記第3の実施例
の方式のものを組み込んで、同じような動作を行わせる
ことができる。但し、一方向については棒状で柔軟性が
なくなる。
の形状を片側には切欠きのない形状としても、片側方向
へのみ曲がるのみであるので、これに前記第3の実施例
の方式のものを組み込んで、同じような動作を行わせる
ことができる。但し、一方向については棒状で柔軟性が
なくなる。
【0029】図10及び図11にもとづいて、本発明の
第4の実施例を説明する。この実施例は前述した第3の
実施例の変形例であり、前記コイルばね35の代わりに
形状記憶合金製の板材25を設けた。この板材25は各
関節部において隣接する2つの関節体31a,31b,
…にわたりそれぞれ架設されている。この各板材25
は、加熱することで直線形状を示すものであり、図11
で示すように、関節体31a,31b,…内にあけられ
ているルーメン26の中に挿入されている。その板材2
5の各端には球状のカシメ部材27a,27bが取着固
定してある。カシメ部材27a,27bはルーメン26
のサイズよりも小さい。そして、一方のカシメ部材27
aはこれに対応する関節体31a,31b,…の部位に
接着等の手段で固定されている。他方のカシメ部材27
bは固定されず、ルーメン26の中を自由に移動でき
る。また、カシメ部27a,27bには通電線28a,
28bが接続されており、さらに、通電線28a,28
bは制御IC17に接続されている。その他の構成は前
述した第3の実施例と同じである。
第4の実施例を説明する。この実施例は前述した第3の
実施例の変形例であり、前記コイルばね35の代わりに
形状記憶合金製の板材25を設けた。この板材25は各
関節部において隣接する2つの関節体31a,31b,
…にわたりそれぞれ架設されている。この各板材25
は、加熱することで直線形状を示すものであり、図11
で示すように、関節体31a,31b,…内にあけられ
ているルーメン26の中に挿入されている。その板材2
5の各端には球状のカシメ部材27a,27bが取着固
定してある。カシメ部材27a,27bはルーメン26
のサイズよりも小さい。そして、一方のカシメ部材27
aはこれに対応する関節体31a,31b,…の部位に
接着等の手段で固定されている。他方のカシメ部材27
bは固定されず、ルーメン26の中を自由に移動でき
る。また、カシメ部27a,27bには通電線28a,
28bが接続されており、さらに、通電線28a,28
bは制御IC17に接続されている。その他の構成は前
述した第3の実施例と同じである。
【0030】しかして、湾曲動作させる時、駆動用ワイ
ヤ15へ通電して加熱する方法は前述した通りである。
第3の実施例では、複数の関節部を曲げることができて
も、例えば第1番目の関節部と第3番目の関節部のよう
に離れた関節部を同時に曲げることはできなかったが、
この実施例では、例えば、第1番目の関節部と第3番目
の関節部のように離れた関節部を同時に曲げることがで
きる。つまり、16a〜16dのストッパ部材間の駆動
用15を加熱して、これと同時に、2番目の板材25を
加熱させて、その板材25を硬くさせ、この関節部分は
曲がらないようにする。一方、第1番目の関節部と第3
番目の関節部は柔らかいため、その2個所の関節部を曲
げることができることになる。したがって、この方式に
よれば、複数の関節部を選択的に同時に曲げることがで
き、しかも、大きい湾曲角を得ることができる。
ヤ15へ通電して加熱する方法は前述した通りである。
第3の実施例では、複数の関節部を曲げることができて
も、例えば第1番目の関節部と第3番目の関節部のよう
に離れた関節部を同時に曲げることはできなかったが、
この実施例では、例えば、第1番目の関節部と第3番目
の関節部のように離れた関節部を同時に曲げることがで
きる。つまり、16a〜16dのストッパ部材間の駆動
用15を加熱して、これと同時に、2番目の板材25を
加熱させて、その板材25を硬くさせ、この関節部分は
曲がらないようにする。一方、第1番目の関節部と第3
番目の関節部は柔らかいため、その2個所の関節部を曲
げることができることになる。したがって、この方式に
よれば、複数の関節部を選択的に同時に曲げることがで
き、しかも、大きい湾曲角を得ることができる。
【0031】図12を参照して本発明の第5の実施例を
説明する。この実施例は前述した第2の実施例の変形で
あり、関節体31a,31b,…を連結するかわりに、
各関節部に、交互に異なる上下の向きから切欠き部40
を形成した超弾性合金パイプ41を設ける。そして、第
2の実施例と同様な方式で、ワイヤ受け部33を設け、
これには、球状のストッパ部材16a,16b,…が固
定されている駆動用ワイヤ15を同様に挿通してなる。
なお、ストッパ部材16a,16b,…が、両方の駆動
用ワイヤ15で並列にならず、交互となるように設けて
いる。さらに、駆動用ワイヤ15の配置は反対側の切欠
き部40の端部または切欠き部40の端部から『ε』だ
け外側にずれるように配置されている。『ε』はできる
だけ小さくとる。
説明する。この実施例は前述した第2の実施例の変形で
あり、関節体31a,31b,…を連結するかわりに、
各関節部に、交互に異なる上下の向きから切欠き部40
を形成した超弾性合金パイプ41を設ける。そして、第
2の実施例と同様な方式で、ワイヤ受け部33を設け、
これには、球状のストッパ部材16a,16b,…が固
定されている駆動用ワイヤ15を同様に挿通してなる。
なお、ストッパ部材16a,16b,…が、両方の駆動
用ワイヤ15で並列にならず、交互となるように設けて
いる。さらに、駆動用ワイヤ15の配置は反対側の切欠
き部40の端部または切欠き部40の端部から『ε』だ
け外側にずれるように配置されている。『ε』はできる
だけ小さくとる。
【0032】そして、駆動用ワイヤ15を摺動させる
と、すべてのストッパ部材16a,16b,…が切欠き
部に設けたワイヤ受け部33の間を動く。つまり、同図
中のストッパ部材16a,16b,…が実線と破線の間
を動くことになる。また、反対側の駆動用ワイヤ15に
ついても同様である。湾曲動作は第2の実施例と同じく
前述の通りであるが、同図中上側の先端側から第1番目
の切欠き部40の部分を上方向に曲げるときは、そのス
トッパ部材16a〜16c間の駆動用ワイヤ15を通電
すると、超弾性合金パイプ41のその部分が曲げられ、
上方に曲がる。パイプ41は曲がるが、切欠き部40の
反対側の部分は、ほとんど影響のある伸びはない。この
ため、前述した第3の実施例と同じように、複数の関節
部を曲げることができ、さらに、反対側にも同時に曲げ
ることが可能である。そして、駆動用ワイヤ15への通
電を止めると、真っ直ぐに戻る。
と、すべてのストッパ部材16a,16b,…が切欠き
部に設けたワイヤ受け部33の間を動く。つまり、同図
中のストッパ部材16a,16b,…が実線と破線の間
を動くことになる。また、反対側の駆動用ワイヤ15に
ついても同様である。湾曲動作は第2の実施例と同じく
前述の通りであるが、同図中上側の先端側から第1番目
の切欠き部40の部分を上方向に曲げるときは、そのス
トッパ部材16a〜16c間の駆動用ワイヤ15を通電
すると、超弾性合金パイプ41のその部分が曲げられ、
上方に曲がる。パイプ41は曲がるが、切欠き部40の
反対側の部分は、ほとんど影響のある伸びはない。この
ため、前述した第3の実施例と同じように、複数の関節
部を曲げることができ、さらに、反対側にも同時に曲げ
ることが可能である。そして、駆動用ワイヤ15への通
電を止めると、真っ直ぐに戻る。
【0033】しかして、これによると、複数の関節部を
同時に曲げ、しかも、両振りで曲げるとき、それぞれの
角度を大きくとれる。また、その構造が簡単で細径小形
化できる。
同時に曲げ、しかも、両振りで曲げるとき、それぞれの
角度を大きくとれる。また、その構造が簡単で細径小形
化できる。
【0034】図13において第6の実施例を説明する。
これは第5の実施例の構成に類似しているが、その第5
の実施例における超弾性合金パイプ41の関節部におけ
る切欠き部40以外の残る連続部分を切り離して複数の
関節体45に分割した点が異なる。各関節体45は、パ
イプ41の切り離した部分の切欠き部側端の位置が隣接
する関節体45同士の回転軸となる。また、関節部にお
いて切欠き部40と反対側は平面となっており、その部
分の隣接する関節体45の両者にわたり、例えばゴム材
などの弾性部材46を架設して、その関節部では切欠き
部40側の片方向のみ曲がるようにしている。その他の
構成は第5の実施例のものと同じである。また、動作お
よび効果も基本的にその第5の実施例と同じである。
これは第5の実施例の構成に類似しているが、その第5
の実施例における超弾性合金パイプ41の関節部におけ
る切欠き部40以外の残る連続部分を切り離して複数の
関節体45に分割した点が異なる。各関節体45は、パ
イプ41の切り離した部分の切欠き部側端の位置が隣接
する関節体45同士の回転軸となる。また、関節部にお
いて切欠き部40と反対側は平面となっており、その部
分の隣接する関節体45の両者にわたり、例えばゴム材
などの弾性部材46を架設して、その関節部では切欠き
部40側の片方向のみ曲がるようにしている。その他の
構成は第5の実施例のものと同じである。また、動作お
よび効果も基本的にその第5の実施例と同じである。
【0035】図14において本発明の第7の実施例を説
明する。この実施例は前述した第6の実施例の構成のう
ち、弾性部材55を除いた構成のものを基本として、そ
の代わりに、関節部において切欠き部40と反対側の部
分の隣接する関節体45にそれぞれ対向する電磁石65
a,65bを設けたものである。この一対の電磁石65
a,65bは異極または同極として同時に励磁され、引
力を発生させるようになっている。
明する。この実施例は前述した第6の実施例の構成のう
ち、弾性部材55を除いた構成のものを基本として、そ
の代わりに、関節部において切欠き部40と反対側の部
分の隣接する関節体45にそれぞれ対向する電磁石65
a,65bを設けたものである。この一対の電磁石65
a,65bは異極または同極として同時に励磁され、引
力を発生させるようになっている。
【0036】この実施例のものの基本的な湾曲動作は前
述の通りであるが、湾曲状態を保持するために、対の電
磁石65a,65bを異極として励磁して引力を発生さ
せると、吸着してその湾曲状態を保持する。この時、駆
動用ワイヤ15への加熱は止めても湾曲状態が保持され
る。湾曲を解放する時は、対の電磁石65a,65bを
同極にして反発力を発生させれば、湾曲部を真っ直ぐに
することができる。
述の通りであるが、湾曲状態を保持するために、対の電
磁石65a,65bを異極として励磁して引力を発生さ
せると、吸着してその湾曲状態を保持する。この時、駆
動用ワイヤ15への加熱は止めても湾曲状態が保持され
る。湾曲を解放する時は、対の電磁石65a,65bを
同極にして反発力を発生させれば、湾曲部を真っ直ぐに
することができる。
【0037】しかして、これによれば、駆動用ワイヤ1
5への通電を長い間しなくても湾曲したままで保持でき
るため、駆動用ワイヤ15の寿命を長くできる。その他
は第5の実施例のものと同じである。
5への通電を長い間しなくても湾曲したままで保持でき
るため、駆動用ワイヤ15の寿命を長くできる。その他
は第5の実施例のものと同じである。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、複数の関
節体を順次連結した可撓管に温度変化に応じて伸縮する
形状記憶合金製の駆動用ワイヤを挿通し、その駆動用ワ
イヤの途中にストッパ部材を設け、前記可撓管側にはそ
のストッパ部材をそれぞれ受け止めるストッパ受部を設
け、加熱手段により前記ストッパ部材の間の範囲で前記
駆動用ワイヤの部分を独立して加熱して収縮させること
により関節部を湾曲駆動するようにしたから、形状記憶
合金からなる湾曲駆動用ワイヤ部材を利用するにも拘ら
ず、その湾曲駆動量を高め得るとともに細径小型化が可
能である多自由度可撓管を提供することができる。
節体を順次連結した可撓管に温度変化に応じて伸縮する
形状記憶合金製の駆動用ワイヤを挿通し、その駆動用ワ
イヤの途中にストッパ部材を設け、前記可撓管側にはそ
のストッパ部材をそれぞれ受け止めるストッパ受部を設
け、加熱手段により前記ストッパ部材の間の範囲で前記
駆動用ワイヤの部分を独立して加熱して収縮させること
により関節部を湾曲駆動するようにしたから、形状記憶
合金からなる湾曲駆動用ワイヤ部材を利用するにも拘ら
ず、その湾曲駆動量を高め得るとともに細径小型化が可
能である多自由度可撓管を提供することができる。
【図1】本発明の第1の実施例に係る可撓管を示すもの
で、(a)はその先端から見た正面図、(b)はその概
略的な構成を示す側面図。
で、(a)はその先端から見た正面図、(b)はその概
略的な構成を示す側面図。
【図2】(a)は図1中のA−O−A線に沿う断面図、
(b)は(a)中のB−B線に沿う断面図。
(b)は(a)中のB−B線に沿う断面図。
【図3】同じく本発明の第1の実施例に係る可撓管の湾
曲状態の側面図。
曲状態の側面図。
【図4】同じく本発明の第1の実施例に係る可撓管の湾
曲状態の説明図。
曲状態の説明図。
【図5】本発明の第1の実施例を適用した工業用内視鏡
の斜視図。
の斜視図。
【図6】本発明の第2の実施例に係る可撓管を示すもの
で、(a)はその先端から見た正面図、(b)はその概
略的な構成を示す側面図。
で、(a)はその先端から見た正面図、(b)はその概
略的な構成を示す側面図。
【図7】同じくその実施例における関節部付近の拡大し
た断面図。
た断面図。
【図8】本発明の第3の実施例に係る可撓管の概略的な
構成を示す側面図。
構成を示す側面図。
【図9】本発明の第3の実施例に係る可撓管の変形例を
示す可撓管の側面図
示す可撓管の側面図
【図10】本発明の第4の実施例に係る可撓管の概略的
な構成を示す側面図。
な構成を示す側面図。
【図11】同じくその実施例における関節部付近の拡大
した断面図。
した断面図。
【図12】本発明の第5の実施例に係る可撓管の概略的
な構成を示す側面図。
な構成を示す側面図。
【図13】本発明の第6の実施例に係る可撓管の概略的
な構成を示す側面図。
な構成を示す側面図。
【図14】本発明の第6の実施例に係る可撓管の概略的
な構成を示す側面図。
な構成を示す側面図。
【図15】従来の可撓管の概略的な構成を示す側面図。
5a,5b,5c…マニピュレータ、11a,11b,
11e…関節体、15…駆動用ワイヤ、16a,16
b,…16f…ストッパ部材、18…ストッパ受部。
11e…関節体、15…駆動用ワイヤ、16a,16
b,…16f…ストッパ部材、18…ストッパ受部。
【手続補正書】
【提出日】平成5年4月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】図2(a)で示すように、関節部を挟んで
対向する関節体11a,11b,…の対向端面におい
て、駆動用ワイヤ15を挿通するルーメン21a,21
b,21c,21dの開口端部分はそれぞれ切り欠かれ
た段部からなり、この対向した各段部端面はその間に位
置する前述したストッパ部材16a,16b,…を付き
当てるストッパ受部を構成している。また、最先端の関
節体11aの先端と最後端の関節体11eの後端にも、
同様な関係でストッパ受部を構成している。そして、隣
接する関節体11a,11b,…の向き合う両端面18
の間の長さは各関節部分において全て一定であり、さら
に、その長さL1 と前記関節部間の長さL2 との差は一
定である。
対向する関節体11a,11b,…の対向端面におい
て、駆動用ワイヤ15を挿通するルーメン21a,21
b,21c,21dの開口端部分はそれぞれ切り欠かれ
た段部からなり、この対向した各段部端面はその間に位
置する前述したストッパ部材16a,16b,…を付き
当てるストッパ受部を構成している。また、最先端の関
節体11aの先端と最後端の関節体11eの後端にも、
同様な関係でストッパ受部を構成している。そして、隣
接する関節体11a,11b,…の向き合う両端面18
の間の長さは各関節部分において全て一定であり、さら
に、その長さL1 と前記関節部間の長さL2 との差は一
定である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】つまり、前記ストッパ部材16a,16
b,…の間の駆動ワイヤ15の部分の長さが、これに対
応する関節体11a…におけるその前記ストッパ受部を
構成する端面18の間の部分の長さと一定の差である。
この差は、通常、対応する2つのストッパ部材16a,
16b,…の間の駆動ワイヤ15の部分に通電したと
き、収縮する長さに対応する。
b,…の間の駆動ワイヤ15の部分の長さが、これに対
応する関節体11a…におけるその前記ストッパ受部を
構成する端面18の間の部分の長さと一定の差である。
この差は、通常、対応する2つのストッパ部材16a,
16b,…の間の駆動ワイヤ15の部分に通電したと
き、収縮する長さに対応する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】図10及び図11にもとづいて、本発明の
第4の実施例を説明する。この実施例は前述した第3の
実施例の変形例であり、前記コイルばね35の代わりに
形状記憶合金製の板材25を設けた。この板材25は各
関節部において隣接する2つの関節体31a,31b,
…にわたりそれぞれ架設されている。この各板材25
は、加熱することで直線形状を示すものであり、図11
で示すように、関節体31a,31b,…内にあけられ
ているルーメン26の中に挿入されている。その板材2
5の各端には球状のカシメ部材27a,27bが取着固
定してある。カシメ部材27a,27bはルーメン26
のサイズよりも小さい。そして、一方のカシメ部材27
bはこれに対応する関節体31a,31b,…の部位に
接着等の手段で固定されている。他方のカシメ部材27
aは固定されず、ルーメン26の中を自由に移動でき
る。また、カシメ部27a,27bには通電線28a,
28bが接続されており、さらに、通電線28a,28
bは制御IC17に接続されている。その他の構成は前
述した第3の実施例と同じである。
第4の実施例を説明する。この実施例は前述した第3の
実施例の変形例であり、前記コイルばね35の代わりに
形状記憶合金製の板材25を設けた。この板材25は各
関節部において隣接する2つの関節体31a,31b,
…にわたりそれぞれ架設されている。この各板材25
は、加熱することで直線形状を示すものであり、図11
で示すように、関節体31a,31b,…内にあけられ
ているルーメン26の中に挿入されている。その板材2
5の各端には球状のカシメ部材27a,27bが取着固
定してある。カシメ部材27a,27bはルーメン26
のサイズよりも小さい。そして、一方のカシメ部材27
bはこれに対応する関節体31a,31b,…の部位に
接着等の手段で固定されている。他方のカシメ部材27
aは固定されず、ルーメン26の中を自由に移動でき
る。また、カシメ部27a,27bには通電線28a,
28bが接続されており、さらに、通電線28a,28
bは制御IC17に接続されている。その他の構成は前
述した第3の実施例と同じである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
Claims (1)
- 【請求項1】関節部を介して複数の関節体を順次連結し
た可撓管と、この可撓管に挿通され温度変化に応じて伸
縮する形状記憶合金製の駆動ワイヤと、前記可撓管の両
端と各関節部に対応する位置で前記駆動ワイヤに取着さ
れたストッパ部材と、前記可撓管の両端と前記関節部に
おいて対応する各関節体の対向する各端面とにそれぞれ
設けられ前記ストッパ部材をそれぞれ受け止めるストッ
パ受部と、前記ストッパ部材の間の範囲で前記駆動ワイ
ヤの部分を独立して加熱する加熱手段とを具備したこと
を特徴とする多自由度可撓管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5008465A JPH06209998A (ja) | 1993-01-21 | 1993-01-21 | 多自由度可撓管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5008465A JPH06209998A (ja) | 1993-01-21 | 1993-01-21 | 多自由度可撓管 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06209998A true JPH06209998A (ja) | 1994-08-02 |
Family
ID=11693887
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5008465A Withdrawn JPH06209998A (ja) | 1993-01-21 | 1993-01-21 | 多自由度可撓管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06209998A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006239139A (ja) * | 2005-03-03 | 2006-09-14 | Olympus Medical Systems Corp | 内視鏡用処置具 |
JP2007117103A (ja) * | 2005-10-24 | 2007-05-17 | Olympus Medical Systems Corp | 内視鏡用シース,内視鏡装置 |
JP2008229241A (ja) * | 2007-03-23 | 2008-10-02 | Olympus Corp | 内視鏡用ガイドチューブ及び内視鏡装置 |
JP2010099530A (ja) * | 2002-12-06 | 2010-05-06 | Intuitive Surgical Inc | 手術用具のためのフレキシブルリスト |
JP2015128534A (ja) * | 2014-01-08 | 2015-07-16 | 国立大学法人九州大学 | 屈曲処置具用ヒンジ部材及びこのヒンジ部材を組み込んだ屈曲処置具 |
CN110876606A (zh) * | 2019-12-05 | 2020-03-13 | 重庆金山医疗技术研究院有限公司 | 一种可弯曲且转动灵活的挠性管及内窥镜 |
WO2023033231A1 (ko) * | 2021-09-01 | 2023-03-09 | 한국과학기술원 | 보조 텐던을 구비한 수술 장치 |
-
1993
- 1993-01-21 JP JP5008465A patent/JPH06209998A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010099530A (ja) * | 2002-12-06 | 2010-05-06 | Intuitive Surgical Inc | 手術用具のためのフレキシブルリスト |
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JP2008229241A (ja) * | 2007-03-23 | 2008-10-02 | Olympus Corp | 内視鏡用ガイドチューブ及び内視鏡装置 |
JP2015128534A (ja) * | 2014-01-08 | 2015-07-16 | 国立大学法人九州大学 | 屈曲処置具用ヒンジ部材及びこのヒンジ部材を組み込んだ屈曲処置具 |
CN110876606A (zh) * | 2019-12-05 | 2020-03-13 | 重庆金山医疗技术研究院有限公司 | 一种可弯曲且转动灵活的挠性管及内窥镜 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000404 |