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JP2006239139A - 内視鏡用処置具 - Google Patents

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JP2006239139A
JP2006239139A JP2005058978A JP2005058978A JP2006239139A JP 2006239139 A JP2006239139 A JP 2006239139A JP 2005058978 A JP2005058978 A JP 2005058978A JP 2005058978 A JP2005058978 A JP 2005058978A JP 2006239139 A JP2006239139 A JP 2006239139A
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Tsutomu Okada
勉 岡田
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Olympus Medical Systems Corp
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Abstract

【課題】 内視鏡用処置具の挿入部に要求される耐圧縮性を保持しつつ、容易に湾曲できるようにすることである。
【解決手段】 内視鏡用処置具の挿入部2は、短シース20と長シース21とからなり、長シース21は複数の関節駒22を直列に結束させて構成されている。関節駒22は、先端と後端のそれぞれにテーパ部24,28を有し、テーパ部24,28によって長形の平面部25,29が関節駒22の端部に形成されている。隣り合う2つの関節駒22は、長シース21が直線状に延ばされたときには、平面部25,29同士を面接触させる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、内視鏡に挿通させて用いられ、体内の処置をする内視鏡用処置具に関する。
内視鏡用処置具は、体内の処置を行う処置部を有しており、この処置部は、長尺の挿入部の先端部に設けられている。挿入部は、主に内視鏡の処置具チャンネルに挿通されるもので、長尺で可撓性を有している。このような挿入部は、密巻きのコイルシースからなるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。ところが、コイルシースからなる挿入部は、耐圧縮性は高いが、湾曲させたときの復元力が大きいため、小さく丸めて収納することが困難であった。
このため、筒状部材を長手方向に沿って配置し、ピンで連結することで湾曲し易くした挿入部が開発されている(例えば、特許文献2、特許文献3参照)。このような筒状部材は、挿入部の長手方向の先端側と基端側のそれぞれに舌片が設けられており、隣り合う筒状部材の舌片同士を重ねてピンで連結されている。1つの筒状部材の先端側と基端側とで長手方向の軸線回りに同じ位置に舌片を設けると、挿入部が一方向に湾曲可能になる。また、1つの筒状部材の先端側と基端側とで軸線回りに90°向きを変えて舌片を設けると、第1の方向と、第1の方向に対して90°異なる第2の方向との二方向に挿入部が湾曲可能になる。
筒状部材の連結方法の他の例としては、筒状部材の先端側及び基端部のそれぞれに、半円形の引っ込み部分及び突出部分を設け、隣り合う筒状部材の引っ込み部分と突出部分とを嵌め合うことで関節を形成したものがある(例えば、特許文献4参照)。引っ込み部分と突出部分とは、同じ形状を有しており、挿入部を直線状に延ばしたときには、引っ込み部分と突出部分とが密着する。筒状部材内には、複数の制御ワイヤが挿通されており、挿入部を湾曲させるときは、手元側で湾曲させたい方向に挿通されている制御ワイヤを引っ張る。その結果、突出部の端部で、引っ張られた制御ワイヤに近い端部を基点として突出部が引っ込み部から浮き上がらせるように移動し、これによって挿入部が湾曲する。
特開平11−76244号公報 特開平9−262239号公報 特開平8−332190号公報 特許第2578314号公報
しかしながら、内視鏡用処置具で体内の処置を行う際には、挿入部を進退させたり、挿入部内に挿入されている操作ワイヤを進退させたりするので、挿入部には圧縮力が作用するが、筒状部材をピンで連結すると、このような圧縮力をピンで受けることになるので、ピンに高い強度が必要になる。さらに、圧縮力を受けた場合に、ピンを基点として筒状部材が回転し易いので、挿入部の形状が安定し難かった。また、引っ込み部と突出部とで関節を構成した場合には、湾曲時に突出部の端部を基点として、突出部が引っ込み部から浮き上がるようにして湾曲させるので、湾曲可能な範囲が狭く、挿入部をコンパクトにまとめることができなかった。さらに、内視鏡用処置具を丸めて収納する際にも、制御ワイヤを操作しなければならず、作業性が悪かった。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、内視鏡用処置具の挿入部に要求される耐圧縮性を保持しつつ、容易に湾曲させることができるようにすることである。
上記の課題を解決する本発明の請求項1に係る発明は、内視鏡に挿通される長尺の挿入部と、前記挿入部の先端部に設けられ生体に対して処置を行う処置部と、前記処置部の操作を行う操作部とを備える内視鏡用処置具において、前記挿入部は、前記長手方向に配列される複数の関節駒を有し、前記関節駒は、長手方向の両端部のそれぞれに、隣り合う他の前記関節駒に向かって外周を減少させる逃げ部と、前記逃げ部によって形成され、前記挿入部が直線となるときに隣り合う他の前記関節駒と面接触する平面部とを有することを特徴とする内視鏡用処置具とした。
この内視鏡用処置具は、挿入部の少なくとも一部が複数の関節駒を配設させて構成されている。挿入部が直線状に延ばされたときには、隣り合う関節駒の平面部同士が面接触し、挿入部が湾曲させられるときには、隣り合う関節駒の接触状態が変化する。この際に、関節駒は、逃げ部が形成されている方向に相対的に移動可能で、隣り合う関節駒の対向する逃げ部同士が接触するまで移動することができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の内視鏡用処置具において、前記関節駒を連結させる長尺の結束部材を貫通させる孔の開口部が前記平面部に形成され、前記結束部材の長さは、前記関節駒を順番に貫通し、前記平面部同士を面接触させた場合の前記関節駒の全長よりも長いことを特徴とする。
この内視鏡用処置具は、複数の関節駒に形成された孔に結束部材を通すことで長尺の挿入部が形成される。結束部材を長くすることで、関節駒同士が緩い連結状態を形成するので、関節駒の移動がスムーズになる。
請求項3に係る発明は、内視鏡に挿通される長尺の挿入部と、前記挿入部の先端部に設けられ生体に対して処置を行う処置部と、前記処置部の操作を行う操作部とを備える内視鏡用処置具において、前記挿入部は、長手方向に配列され、曲面からなる凸部と凹部とで面接触する複数の関節駒を有し、前記凸部の曲面の外周に沿った長さは、前記凹部の曲面に沿った長さよりも長いことを特徴とする内視鏡用処置具とした。
この内視鏡用処置具は、挿入部の少なくとも一部が複数の関節駒を配設させて構成され、挿入部が直線状に延ばされたときには、隣り合う関節駒の凸部と凹部とが面接触する。挿入部が湾曲させられるときには、凸部と凹部の曲面に沿うようにして隣り合う関節駒同士が相対的に移動する。
請求項4に係る発明は、請求項3に記載の内視鏡用処置具において、前記関節駒は、長手方向の両端部に前記凸部を有する第1関節駒と、長手方向の両端部に前記凹部を有する第2関節駒とを有し、前記挿入部は、前記第1関節駒と前記第2関節駒とが交互に配列されていることを特徴とする。
この内視鏡用処置具は、両端部が凸形状の第1関節駒と、両端が凹形状の第2関節駒とを交互に配置することで、挿入部を形成する。
本発明によれば、挿入部の少なくとも一部が複数の関節駒から構成され、挿入部を直線状に延ばしたときに隣り合う関節駒同士が面接触するように構成したので、処置時などに発生する圧縮力を、隣り合う関節駒が面で受けるようになるので、耐圧縮性を向上させることができる。さらに、逃げ部又は曲面によって挿入部の湾曲が許容されるので、湾曲時の弾発力が小さくなり、柔軟性を高くすることができる。したがって、挿入部を小さく巻いて収納し易くなり、かつ小さく巻いても挿入部に負荷がかからない。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態について、以下に図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に示すように、内視鏡用処置具1は、長尺の挿入部2を有し、挿入部2の先端部には処置部3が設けられ、挿入部2の基端部には操作部4が設けられている。
図2及び図3に示すように、処置部3は、挿入部2の先端に固定される細長の支持部材5を有している。支持部材5には、先端側からスリット6が長手方向に沿って設けられている。このスリット6には、一対の把持部材7の細長の腕部8が挿入されており、この腕部8はピン9で支持部材5に回動自在に支持されている。把持部材7は、腕部8の先端部にカップ10を有し、腕部8の基端部はリンク機構11にピンで連結されている。これら把持部材7は、カップ10が向き合うように配置され、各リンク機構11は、挿入部2内に進退自在に挿入された操作ワイヤ12の先端部に連結されている。したがって、操作ワイヤ12を前進させると一対の把持部材7が開き、操作ワイヤ12を後退させると一対の把持部材7を閉じることができる。
また、図1に示すように、操作部4は、細長の操作部本体15にスライダ16が進退自在に取り付けられている。スライダ16には、操作ワイヤ12の基端部が固定されており、スライダ16を操作部本体15に対して進退させると、これに従って操作ワイヤ12が進退する。
ここで、挿入部2は、処置部3が固定される短シース20と、短シース20の基端部に連なり、短シース20よりも長尺の長シース21とを有し、各シース20,21の内部に操作ワイヤ12が進退自在に挿通されている。短シース20は、密巻きのコイルシースから構成されている。図2及び図3に示すように、長シース21は、略円筒状の関節駒22をその長手方向に沿って配設し、その内部に操作ワイヤ12と、結束ワイヤ23とを挿通させることで形成されている。
関節駒22の先端部には、この実施の形態の逃げ部であるテーパ部24が一直径方向の断面視で、その外周(図2において上下方向の高さ)を先端に向かって減少させるように設けられている。テーパ部24は、平面からなり、同形状のものが、関節駒22の長手方向の中心軸回りに対称な位置に1つずつ設けられている。図4に示すように、このテーパ部24によって、関節駒22の先端部には、長形の平面部25が形成されている。この平面部25の中央には、貫通孔26の先端開口が形成されている。さらに、テーパ部24が形成されている一直径方向と直交する方向(図2及び図4において左右方向)において、貫通孔26を挟むように、2つの結束用貫通孔27の先端開口が形成されている。図3に示すように、これら貫通孔26,27は、関節駒22の長手方向に沿って延びている。貫通孔26は、操作ワイヤ12よりも充分に大きい径を有し、他の2つの結束用貫通孔27は、貫通孔26よりは小径であるが、結束ワイヤ23よりも充分に大きい径を有している。さらに、関節駒22の基端部も、同様の形状になっている。すなわち、図2において上下方向から基端に向かって高さを減少させる一対のテーパ部28と、これらテーパ部28によって基端に形成される長形の平面部29とが設けられている。平面部29には、各貫通孔26,27の基端開口が同じ配置で形成されている。
このような関節駒22は、結束ワイヤ23が通されることで一列に並んだ状態で結束されている。結束ワイヤ23は、その先端部が短シース20の基端部に固定されている。結束ワイヤ23の基端部は、関節駒31に固定されており、結束ワイヤ23の全長は、長シース21を直線状に延ばしたときの長さよりも長くなっており、全体として関節駒22を緩やかに連結させている。
長シース21を直線状にしたときには、隣り合う関節駒22の対向する平面部25,29同士が面接触させられる。なお、短シース20と長シース21の連結部分には、基端部のみにテーパ部28及び平面29が設けられた関節駒30が用いられている。長シース21と操作部3の操作部本体15との連結部分には、先端部のみにテーパ部24及び平面部25が設けられた関節駒31が用いられている。
次に、この実施の形態の作用について説明する。
まず、内視鏡用処置具1を保管する際には、挿入部2をループ状に小さく巻いておく。結束ワイヤ23及び操作ワイヤ12の長さに余裕を持たせているので、図5に示すように、挿入部2の長シース21は、対向するテーパ部24,28を近接させるようにして接触部分を変化させ、その結果として、挿入部2全体が湾曲してコンパクトにまとまる。なお、長シース21は、隣り合う関節駒22の対向するテーパ部24,28同士が面接触するまで曲げることが可能である。
手技を行う際には、先に体内に内視鏡を挿入し、この内視鏡の処置具チャンネルに内視鏡用処置具1を挿通させる。最初に、処置部3を挿入し、これに連なる挿入部2を短シース20から順番に処置具チャンネルに挿入する。このときに、長シース21は、隣り合う関節駒22の対向する平面部25,29又はテーパ部24,28が接触した状態を維持しながら全体として湾曲しつつ挿入される。処置具チャンネルは、直線に近い形状なので、処置具チャンネル内では、長シース21は隣り合う関節駒22が平面部25,29同士を面接触させて直線状に延びる。
そして、内視鏡を通って、処置部3を処置対象部位に導いたら、操作部4のスライダ16を操作部本体15に対して前進させて一対の把持部材7を開かせる。この状態で把持部材7のカップ10を処置対象部位に押し当ててから、スライダ16を後退させる。一対の把持部材7が閉じて、カップ10内に処置対象部位の組織が収納される。この状態で内視鏡用処置具1全体を後退させると、処置対象部位の組織が引きちぎられる。そして、処置具チャンネルから内視鏡用処置具1を抜去すると、処置対象部位の組織が採取される。このようにして手技を終了したら、洗浄・滅菌処理等を行ってから、前記と同様にして挿入部2をループ状に巻いて保管する。
この実施の形態によれば、挿入部2が複数の関節駒22を直列に並べて構成した長シース21を有するので、挿入部2を直線状に延ばしたときには、隣り合う関節駒22の対向する平面部25,29同士が面接触し、高い耐圧縮力が得られる。このため、処置部3を操作する際に挿入部2が座屈することはない。このとき、関節駒22が面接触することから、挿入部2を直線に近い形状で安定して使用することができる。
また、関節駒22に平面部25,29に向かうようにテーパ部24,28を設けたので、対向するテーパ部24,28同士が面接触するまで長シース21を容易に曲げることができ、内視鏡用処置具1をコンパクトにまとめることができる。ここにおいて、長シース21の変形を許容するように、各貫通孔26,27の径、及び各ワイヤ12,23の長さが設定されているので、挿入部2を容易に湾曲させることができる。さらに、隣り合う関節駒22同士を強固に連結する部位や、別体の部材等が存在しないので、関節駒22同士の連結状態を直線状に復元しようとする力が発生しない。したがって、挿入部2をコンパクトにまとめた状態を維持することができ、内視鏡用処置具1の収納や、保管が容易になる。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構成要素には同一の符号を付してある。また、重複する説明は省略する。
この実施の形態に係る内視鏡用処置具は、長シースの構成が第1の実施の形態と異なる。図6に示すように、内視鏡用処置具40の挿入部41は、長シース42を有し、長シース42は、第1関節駒43と、第2関節駒44とを交互に配列させて構成されている。
図7から図9に示すように、第1関節駒43は、操作ワイヤ12が挿入される貫通孔26が中央に形成された円筒形状を有し、その先端部と基端部のそれぞれに、テーパ部24によって長形に形成された平面部25を有している。平面部25は、中央に半球状の凹部45が形成されており、この凹部45の中央に貫通孔26の先端開口が形成されている。同様に、後端側の平面部29の中央には、半球状の凹部46が形成されており、凹部46の中央に貫通孔26の基端開口が形成されている。
また、第2関節駒44は、操作ワイヤ12が挿入される貫通孔47が中央に形成された円筒部材からなり、円筒部材の中心軸回りに対称な位置には、突出部49が径方向の外側に向かって突出している。突出部49は、第2関節駒44の長手方向の略中央に設けられており、その長さは、第2関節駒44の長さに比べて小さい。この突出部49には、結束ワイヤ23を挿入する結束用貫通孔48が長手方向と平行に穿設されている。さらに、第2関節駒44の先端部及び後端部のそれぞれには、半球状の凸部50及び凸部51が形成されている。この凸部50,51の最大外径は、第2関節駒44の外径と等しい。また、凸部50,51の曲面の曲率は、第1関節駒43の凹部45,46の曲面の曲率と同じになっている。
このような第1、第2関節駒43,44は、操作ワイヤ12を第1関節駒43と第2関節駒44とを交互に順番に挿通させ、結束ワイヤ23を第1関節駒43の貫通孔27と第2関節駒44の突出部49の結束用貫通孔48とを交互に順番に挿通させることで緩やかに連結され、長シース42となる。このとき、隣り合う第1関節駒43と第2関節駒44のそれぞれの対向する凹部45,46と凸部50,51とが曲面同士で面接触させられる。また、挿入部41を湾曲させるときには、凹部45,46に対して凸部50,51をその曲面に沿って相対的に滑らせる。その結果、図10に示すように、面接触を維持しながら第1関節駒43に対する第2関節駒44の相対的な向きが変わる。凹部45,46と凸部50,51とは球面形状になっているので、第1、第2関節駒43,44の向きは、一方向に限定されない。
この実施の形態によれば、半球状の凹部45,46と凸部50,51とを有する2種類の関節駒43,44を交互に配列させることで、挿入部41を湾曲可能に構成したので、挿入部41の湾曲方向の自由度が増して取り扱いが容易になる。また、第1、第2関節駒43,44の可動範囲内においては、常に隣り合う第1、第2関節駒43,44を面接触させることが可能になり、圧縮力に対する高い耐性が得られる。その他の効果は、第1の実施の形態と同様である。
なお、図11に示すように、凹部45,46を半球よりも小さい円弧の回転体から構成し、凸部50,51の曲面の長さを凹部45,46の曲面の長さよりも大きくしても良い。このように構成すると、凸部50,51の曲面が長い分だけ、第1関節駒43に対して第2関節駒44の向きを大きく変えることが可能になり、挿入部41をさらにコンパクトにまとめることが可能になる。
また、図12に示すように、第1関節駒43の先端部に、凹部45に至るように傾斜の大きいテーパ部60を形成しても良い。この場合には、さらに細長の平面部61が形成される。同様に、第1関節駒43の基端部にも凹部46(図7参照)に至るように傾斜の大きいテーパ部62を形成して、平面部63をさらに細長にする。このように構成すると、凹部45,46の一部がテーパ部60,62によって切り欠かれることで、この方向では、凹部45,46の曲面の長さが相対的に凸部50,51の曲面よりも短くなる。したがって、テーパ部60,62が形成されている方向では、第1関節駒43に対して第2関節駒44の向きを大きく変えることが可能になる。
(第3の実施の形態)
本発明の第3の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、前記の各実施の形態と同じ構成要素には同一の符号を付してある。また、重複する説明は省略する。
図13に示すように、この実施の形態に係る内視鏡用処置具70は、挿入部2を巻き取り可能な収納装置71を備えることを特徴とする。挿入部2は、第1の実施の形態の挿入部2として説明するが、第2の実施の形態の挿入部41であっても良い。
図13及び図14に示すように、収納装置71は、収納本体72内に巻取部材73が回転自在に支持されている。収納本体72は、先端面に挿入部2を通過可能な開口部74が形成されており、底部には突出部75が突設されている。突出部75の端部には、内視鏡に装着可能な取付部76が設けられている。収納本体72の側面部77には、円形の孔78が形成されており、ここから側面視で円形となる巻取部材73の中心部分が一部露出している。図15に示すように、巻取部材73は、その外周部に挿入部2を巻き取り可能で、収納本体72の孔78に面する一方の側部の中央には、切り欠き部79が形成されている。また、他方の側部は、ベアリング80によって収納本体72に支持されている。この切り欠き部79からは、巻取部材73の外周面に向かって通路81が形成されており、この通路81には長シース21の基端部が固定されている。長シース21内の操作ワイヤ12は、通路81内に延び、切り欠き部79に導かれている。
操作ワイヤ12の基端部は、通路81から切り欠き部79に引き出され、切り欠き部79内に設けられた接続部82に取り付けられている。接続部82は、通路81の軸線方向に沿って延びており、通路81側の第1の接続部83と、第1の接続部83にコイル状のバネ部材84で連結された第2の接続部85とからなる。第1の接続部83は、操作ワイヤ12を進退自在に通す貫通孔が形成された管状部材86を有し、管状部材86の端部には拡径したフランジ部87が設けられている。また、第2の接続部85は、操作ワイヤ12の基端部が固定される第1のワイヤ端部88と、第1のワイヤ端部88に管状部材89を介して接続される第2のワイヤ端部90とからなる。
次に、この実施の形態の作用について説明する。
内視鏡用処置具70を保管する際には、挿入部2を巻取部材73に巻き取らせる。長シース21の各関節駒22の接触位置がずれることで、巻取部材73の外周に倣うように挿入部2が湾曲する。
また、図16に示すように、内視鏡用処置具70を使用する際には、収納装置71を内視鏡90の内視鏡操作部91に装着する。なお、内視鏡操作部91の側部には、係合部材92が突設されており、この係合部材92には、処置具挿入口93が開口されている。この処置具挿入口93は、可撓性の内視鏡挿入部94の先端部に開口する処置具チャンネル95の挿入口になっている。さらに、係合部材92には、係合孔96が凹設されており、この係合孔96に収納装置71の取付部76を係合させることが可能になっている。
収納装置71を内視鏡90に装着したら、処置部3を引っ張って、処置具挿入口93から処置具チャンネル95内に挿入する。その後は、処置部3が処置具チャンネル95の先端に達するまで、挿入部2を巻取部材73から繰り出して挿入する。
ここで、この内視鏡用処置具70では、処置部3を操作する際には、収納装置71の孔78から露出している接続部82に操作部100を装着する。この実施の形態における操作部100は、収納装置71に着脱自在で、一対の鋏状部材101,102の中間部分をピン103で連結させて構成されている。鋏状部材101,102の基端部には、指掛け部104を有し、指掛け部104の間には、ラチェット105が配設されている。ラチェット105は、弾性変形可能な材料から製造されており、互いに内側に突出して交差可能に延び、ラチェット105の交差面には、互いに係合可能な顎状の歯が形成されている。この歯は、互いに接近する方向にのみスライド可能になっており、指掛け部104から手を離しても一対の鋏状部材101,102の開度を保持できるになっている。
図17に示すように、接続部82の第1の接続部83の管状部材86には、一方の鋏状部材102の先端に設けられたU字状の係合部を通路81側から係合させ、第2の操作部85の管状部材89には、他方の鋏状部材101の先端に設けられたU字状の係合部を係合させる。指掛け部104に指を掛けて、ラチェット105の係合を解除してから、一対の鋏状部材101,102の先端部を閉じるように操作すると、バネ部材84を縮ませながら第2の接続部85が第1の接続部83側に接近し、第2の接続部85に固定されている操作ワイヤ12が前進し、操作ワイヤ12の先端に連結されている一対の把持部材7が開く。開いた把持部材7を処置対象部位に押し付けたら、操作部100の一対の鋏状部材101,102の先端側を開く。これによって、バネ部材84の復元力によって第2の接続部85が第1の接続部83から離れ、第2の接続部85に固定されている操作ワイヤ12が引き戻される。その結果、一対の把持部材101,102が閉じてカップ10内に処置対象部位の組織が挟み込まれる。このように把持部材7を閉じた状態は、ラチェット105によって維持することができるので、この状態で処置具挿入口93と収納本体72との間に露出した挿入部2を引っ張ると、処置対象部位の組織が引きちぎられて採取される。なお、挿入部2を内視鏡90に挿入する際及び挿入した状態での作用は、第1の実施の形態と同様である。
この実施の形態では、収納装置71を備えることで、挿入部2をコンパクトにまとめることが容易になり、挿入部2を内視鏡90に挿抜する際の取り扱いを容易にすることができる。また、収納装置71を内視鏡90に着脱自在にすることで、内視鏡用処置具70が必要なときだけ内視鏡90に取り付けて使用することができる。さらに、操作部100を着脱自在に構成したので、挿入部2の巻回時や、挿抜時には、操作部100を取り外すことができ、操作部100が周囲と干渉することを防止できる。挿入部2が長シース21を有することによる効果は、第1の実施の形態と同様である。
(第4の実施の形態)
本発明の第4の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、前記の各実施の形態と同じ構成要素には同一の符号を付してある。また、重複する説明は省略する。
図18及び図19に示すように、この実施の形態に係る内視鏡用処置具110は、ガイドワイヤ111に案内されて処置対象部位に導かれるモノレール型の処置具である。このため、処置部3には、支持部材5の側部に管状部113が突設されており、ここにガイドワイヤを挿通させるガイド用貫通孔112が穿設されている。挿入部114は、長シース115が複数の関節駒116を結束ワイヤ23で緩やかに連結させて構成されている。関節駒116は、テーパ部24,28によって長形の平面部25,29が形成されており、平面部25,29には3つの貫通孔26,27が開口している。
ここで、図19から図21に示すように、関節駒116には、管状部113の突設方向と同じ方向に、スリット117がテーパ部24,28の一部を切り欠くように、関節駒116の長手方向に沿って延びるように設けられている。スリット117は、ガイドワイヤ111の径よりも大きく、その内部にガイドワイヤ111全体を挿入可能に形成されている。
このような内視鏡用処置具110は、例えば、十二指腸に連なる胆管の処置などに用いられる。この場合には、予め十二指腸の乳頭から胆管にガイドワイヤ111の先端部を挿入し、このガイドワイヤ111の基端部を処置部3のガイド用貫通孔112に通してから、関節駒116のスリット117内にガイドワイヤ111を引き込む。そして、このガイドワイヤ111を伝って内視鏡用処置具110を体内に挿入し、処置部3を胆管に進入させる。その後の処置は、前記と同じである。
この実施の形態によれば、ガイドワイヤ111を利用して内視鏡用処置具110を処置対象部位に導くことが可能になるので、手技が容易になり、手技時間を短縮できる。挿入部114を湾曲させる際の作用及び効果は、第1の実施の形態と同じである。
なお、この発明は、前記の各実施の形態に限定されずに広く応用することができる。
例えば、第1の実施の形態の関節駒22において、図12に示すようなテーパ部60,62を設けても良い。また、関節駒22の先端側のテーパ部24に対して、基端側のテーパ部28を、軸線回りに90°ずらした位置に設けても良い。挿入部2を2方向に湾曲させることが可能になる。
図22に示す関節駒120のように、関節駒120の中心軸回りに90度ずつテーパ部24,28を設けて、先端と後端とに平面部121,122を形成しても良い。このように構成することで、長シースを4方向に曲げることが可能になる。この関節駒120は、結束ワイヤ23を用いずに、操作ワイヤ12のみで結束される。なお、前記の各実施の形態における連結駒22,43,44,116は、結束ワイヤ23を用いずに操作ワイヤ12のみで連結させても良い。
図23に示す関節駒130のように、先端と基端とに円形の平面部131,132を形成するようにテーパ部133,134を設けても良い。このように先端部及び後端部を円錐台形状にすることで、長シースの曲げ方向を自由に設定することが可能になる。
図24に示す第1関節駒140と、第2関節駒141とから長シースを構成しても良い。第1関節駒140は、先端と後端とのそれぞれに蒲鉾型の凸部142,143を有し、その曲面に貫通孔26,27が開口している。第2関節駒141は、先端と基端とのそれぞれに、凹部144,145を有している。凹部144,145は、凸部142,143と面接触可能な形状を有し、凹部144,145の曲面の長さは、凸部142,143の曲面の長さと同じか、短くなっている。この凹部144,145の曲面には、貫通孔26,27が開口しており、操作ワイヤ12及び結束ワイヤ23で第1関節駒140と第2関節駒141とを交互に順番に配設させることで長シースが構成される。この第1、第2関節駒140,141では、曲面に沿うように長シースを湾曲させることが可能になる。
さらに、内視鏡用処置具は、長シースに対して操作ワイヤを進退させることで処置部を駆動させる構成を有するものであれば、前記の実施の形態に示す構成に限定されない。
(付記項1)
前記挿入部を巻き回す巻取部材を有する収納装置を備えることを特徴とする請求項1から請求項4に記載の内視鏡用処置具。
(付記項2)
前記関節駒の外周には、体内に挿入されたガイドワイヤが出入り可能なスリットが前記挿入部の長手方向に沿って設けられていることを特徴とする請求項1から請求項4に記載の内視鏡用処置具。
本発明の実施の形態に係る内視鏡用処置具の全体構成を示す図である。 処置部及び挿入部の先端部分の拡大図である。 図2のA矢視図である。 関節駒の斜視図である。 挿入部を湾曲させたときの関節駒の配置例を示す図である。 内視鏡用処置具の全体構成を示す図である。 処置部及び挿入部の先端部分の拡大図である。 図7のB矢視図である。 関節駒の斜視図である。 挿入部を湾曲させたときの関節駒の配置例を示す図である。 連結駒の構成を示す側面図である。 連結駒の斜視図である。 内視鏡用処置具の斜視図である。 図13のC−C線に沿った断面図である。 図14のD−D線に沿った断面図である。 内視鏡用処置具の使用状態を説明する図である。 操作部を装着した状態を示す図である。 内視鏡用処置具の全体構成を示す図である。 図18の一部拡大図であって、ガイドワイヤを挿通させた図である。 図18のE矢視の一部拡大図である。 関節駒の斜視図である。 関節駒の斜視図である。 関節駒の斜視図である。 関節駒の斜視図である。
符号の説明
1,40,70,110 内視鏡用処置具
2,41,114 挿入部
3 処置部
4 操作部
22 関節駒
24,28,60,62,133,134 テーパ部(逃げ部)
23 結紮ワイヤ
27 貫通孔(孔)
25,29,121,122 平面部
43 第1関節駒
44 第2関節駒
45,46,144,145 凹部
50,51,142,143 凸部

Claims (4)

  1. 内視鏡に挿通される長尺の挿入部と、前記挿入部の先端部に設けられ生体に対して処置を行う処置部と、前記処置部の操作を行う操作部とを備える内視鏡用処置具において、
    前記挿入部は、長手方向に配列される複数の関節駒を有し、前記関節駒は、前記長手方向の両端部のそれぞれに、隣り合う他の前記関節駒に向かって外周を減少させる逃げ部と、前記逃げ部によって形成され、前記挿入部が直線となるときに隣り合う他の前記関節駒と面接触する平面部とを有することを特徴とする内視鏡用処置具。
  2. 前記関節駒を連結させる長尺の結束部材を貫通させる孔の開口部が前記平面部に形成され、前記結束部材の長さは、前記関節駒を順番に貫通し、前記平面部同士を面接触させた場合の前記関節駒の全長よりも長いことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用処置具。
  3. 内視鏡に挿通される長尺の挿入部と、前記挿入部の先端部に設けられ生体に対して処置を行う処置部と、前記処置部の操作を行う操作部とを備える内視鏡用処置具において、
    前記挿入部は、長手方向に配列され、曲面からなる凸部と凹部とで面接触する複数の関節駒を有し、前記凸部の曲面の外周に沿った長さは、前記凹部の曲面に沿った長さよりも長いことを特徴とする内視鏡用処置具。
  4. 前記関節駒は、長手方向の両端部に前記凸部を有する第1関節駒と、長手方向の両端部に前記凹部を有する第2関節駒とを有し、前記挿入部は、前記第1関節駒と前記第2関節駒とが交互に配列されていることを特徴とする請求項3に記載の内視鏡用処置具。

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