JPH06209450A - 映像信号出力回路を有する電子機器 - Google Patents
映像信号出力回路を有する電子機器Info
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- JPH06209450A JPH06209450A JP5003427A JP342793A JPH06209450A JP H06209450 A JPH06209450 A JP H06209450A JP 5003427 A JP5003427 A JP 5003427A JP 342793 A JP342793 A JP 342793A JP H06209450 A JPH06209450 A JP H06209450A
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Landscapes
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 S端子を有するVTR等の機器において、コ
ンポジットビデオ出力用のドライバーにS端子Y信号出
力用のドライバーを兼用させ、部品コストの削減、回路
スペースの削減、消費電力の削減を実現する。 【構成】 Y信号とC信号を混合するY、C−MIX回
路25に対するC信号の入力をスイッチ27にて制御
し、このMIX回路出力をサグ補正機能付きドライバー
21に入力し、この出力をS端子Y出力部16に供給す
ると共にスイッチ28を介してコンポジットビデオ出力
端子17に導出可能とし、S端子へのケーブルの接続状
態をメカスイッチ29にて検知し、ケーブルが接続され
ている場合にのみ、C信号のMIX回路25への入力及
びドライバー21出力のコンポジットビデオ出力端子1
7への出力を阻止することを特徴とする。
ンポジットビデオ出力用のドライバーにS端子Y信号出
力用のドライバーを兼用させ、部品コストの削減、回路
スペースの削減、消費電力の削減を実現する。 【構成】 Y信号とC信号を混合するY、C−MIX回
路25に対するC信号の入力をスイッチ27にて制御
し、このMIX回路出力をサグ補正機能付きドライバー
21に入力し、この出力をS端子Y出力部16に供給す
ると共にスイッチ28を介してコンポジットビデオ出力
端子17に導出可能とし、S端子へのケーブルの接続状
態をメカスイッチ29にて検知し、ケーブルが接続され
ている場合にのみ、C信号のMIX回路25への入力及
びドライバー21出力のコンポジットビデオ出力端子1
7への出力を阻止することを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオテープレコーダ
ー(VTR)からの再生輝度信号及び再生クロマ信号の
モニター等の外部機器への出力を為す映像信号出力回路
に関する。
ー(VTR)からの再生輝度信号及び再生クロマ信号の
モニター等の外部機器への出力を為す映像信号出力回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、VTRの高画質化が求められ、従
来、輝度信号(Y信号)とクロマ信号(C信号)を混合
してコンポジット信号としてモニターに出力していた方
式に代えて、S端子を有するものが賞用されている。こ
のS端子は、Y信号とC信号の出力用の2種類の出力端
子を一体にしたもので、両信号を別々に出力することに
より、Y、C信号相互の干渉による映像妨害を防ぐため
のものである。
来、輝度信号(Y信号)とクロマ信号(C信号)を混合
してコンポジット信号としてモニターに出力していた方
式に代えて、S端子を有するものが賞用されている。こ
のS端子は、Y信号とC信号の出力用の2種類の出力端
子を一体にしたもので、両信号を別々に出力することに
より、Y、C信号相互の干渉による映像妨害を防ぐため
のものである。
【0003】また、従来、映像信号を記録または再生す
るVTR等において、75Ωで輝度信号を出力する出力
回路は、簡単なエミッタホロワで電流増幅して出力する
ことが可能である。しかし、この方式では出力結合コン
デンサは、500〜1000μF程度の大容量のものを
用いなければ、垂直のサグが発生する問題がある。
るVTR等において、75Ωで輝度信号を出力する出力
回路は、簡単なエミッタホロワで電流増幅して出力する
ことが可能である。しかし、この方式では出力結合コン
デンサは、500〜1000μF程度の大容量のものを
用いなければ、垂直のサグが発生する問題がある。
【0004】ここでサグの発生について図3を参照にし
て簡単に説明すると、VTRの電流増幅器であるドライ
バ−50の出力段には、出力結合コンデンサC10と7
5Ωの抵抗R10が直列接続され、一方、外部機器の入
力段52には、規格で定められるようにアースとの間に
75Ωの抵抗R11が接続されて入力インピーダンス7
5Ωを実現しており、このVTRの出力段51と外部機
器の入力段52を結合すると、抵抗R11と出力結合コ
ンデンサC10からなるハイパスフィルタが形成される
ことになる。
て簡単に説明すると、VTRの電流増幅器であるドライ
バ−50の出力段には、出力結合コンデンサC10と7
5Ωの抵抗R10が直列接続され、一方、外部機器の入
力段52には、規格で定められるようにアースとの間に
75Ωの抵抗R11が接続されて入力インピーダンス7
5Ωを実現しており、このVTRの出力段51と外部機
器の入力段52を結合すると、抵抗R11と出力結合コ
ンデンサC10からなるハイパスフィルタが形成される
ことになる。
【0005】このような構成のドライバーに、APL
(平均画像レベル)が高い映像信号が入力されると、輝
度信号の垂直ブランキング部と画像信号部に生じる低周
波成分に歪みが発生し、これが垂直のサグ(比較的長い
持続時間を有する平坦部の平均傾斜歪み)となる。この
垂直のサグの影響により、画面に悪影響を生じたり、同
期信号の分離に誤動作を生じる等の影響が生じる。そこ
で、このサグの影響を最小限に抑えるためには、出力結
合コンデンサの容量を大きくして波形歪みを極力抑える
必要が生じるのである。
(平均画像レベル)が高い映像信号が入力されると、輝
度信号の垂直ブランキング部と画像信号部に生じる低周
波成分に歪みが発生し、これが垂直のサグ(比較的長い
持続時間を有する平坦部の平均傾斜歪み)となる。この
垂直のサグの影響により、画面に悪影響を生じたり、同
期信号の分離に誤動作を生じる等の影響が生じる。そこ
で、このサグの影響を最小限に抑えるためには、出力結
合コンデンサの容量を大きくして波形歪みを極力抑える
必要が生じるのである。
【0006】ところが、近年、VTRに用いられるIC
やセット自体の小型化、低電圧化により輝度信号の出力
の結合コンデンサの大容量化には制限がある。そこで、
出力ドライバーにフィードバック型サグ補正機能付きの
ものが賞用されてきている。
やセット自体の小型化、低電圧化により輝度信号の出力
の結合コンデンサの大容量化には制限がある。そこで、
出力ドライバーにフィードバック型サグ補正機能付きの
ものが賞用されてきている。
【0007】図2はS端子を有するVTRのサグ補正機
能付きのものを使用した従来の出力ドライバー回路のブ
ロック図である。図において、5はS端子のY信号出力
用ドライバ−で、オペアンプ型フィ−ドバックサグ補正
機能付きの出力回路である。具体的には、VTRの再生
回路から出力されるY信号が正側入力端子に入力される
オペアンプ15と、このオペアンプ出力端に結合された
出力結合コンデンサ−C1とこのコンデンサーの出力端
とオペアンプ15の負側入力端子間に挿入された結合コ
ンデンサ−C2から構成される。
能付きのものを使用した従来の出力ドライバー回路のブ
ロック図である。図において、5はS端子のY信号出力
用ドライバ−で、オペアンプ型フィ−ドバックサグ補正
機能付きの出力回路である。具体的には、VTRの再生
回路から出力されるY信号が正側入力端子に入力される
オペアンプ15と、このオペアンプ出力端に結合された
出力結合コンデンサ−C1とこのコンデンサーの出力端
とオペアンプ15の負側入力端子間に挿入された結合コ
ンデンサ−C2から構成される。
【0008】2はY信号とC信号を混合してコンポジッ
ト(Y+C)信号を出力するためのY、C−MIX回路
であり、このMIX回路出力はオペアンプ11の正側入
力端に供給される。
ト(Y+C)信号を出力するためのY、C−MIX回路
であり、このMIX回路出力はオペアンプ11の正側入
力端に供給される。
【0009】4はS端子のC信号出力用ドライバ−で簡
単なエミッタホロワによる電流増幅回路で形成された出
力回路である。
単なエミッタホロワによる電流増幅回路で形成された出
力回路である。
【0010】1はコンポジット(Y+C)信号出力用ド
ライバ−で、ドライバー5と同様にオペアンプ型フィ−
ドバックサグ補正付きの出力回路で、オペアンプ11、
出力結合コンデンサ−C3、フィードバック用結合コン
デンサC4から構成される。尚、鎖線で囲まれた部分
は、一般的にICにて保有される出力回路形体である。
ライバ−で、ドライバー5と同様にオペアンプ型フィ−
ドバックサグ補正付きの出力回路で、オペアンプ11、
出力結合コンデンサ−C3、フィードバック用結合コン
デンサC4から構成される。尚、鎖線で囲まれた部分
は、一般的にICにて保有される出力回路形体である。
【0011】以下、図2の回路動作を説明する。
【0012】オペアンプ15にて電流増幅されたY信号
は結合コンデンサーC1を通過し、抵抗値が75Ωの抵
抗R1を経てS端子のY信号出力端子16に出力され
る。この時、出力結合コンデンサーC1を通過した信号
は、もう一方の結合コンデンサーC2を通過してオペア
ンプ15の負帰還側入力端子に入力される。この負帰還
の結果、オペアンプ15の出力には逆方向(通常、結合
コンデンサーC1によって発生するサグのレベル方向を
順方向とする)のサグが発生し、出力結合コンデンサー
C1通過した時、このコンデンサーC1に発生する順方
向のサグによって、前段で生じる逆方向のサグが打ち消
され、サグが打ち消されたY信号はS端子Y信号出力端
子16に出力される。このため出力結合コンデンサーC
1としては、220μF程度の比較的小容量のもので対
処できることになる。尚、コンデンサC1及びC2の容
量は、オペアンプの特性等を考慮して逆方向のサグによ
る打ち消しによりサグが完全に除去されるような最適値
に予め設定されている。
は結合コンデンサーC1を通過し、抵抗値が75Ωの抵
抗R1を経てS端子のY信号出力端子16に出力され
る。この時、出力結合コンデンサーC1を通過した信号
は、もう一方の結合コンデンサーC2を通過してオペア
ンプ15の負帰還側入力端子に入力される。この負帰還
の結果、オペアンプ15の出力には逆方向(通常、結合
コンデンサーC1によって発生するサグのレベル方向を
順方向とする)のサグが発生し、出力結合コンデンサー
C1通過した時、このコンデンサーC1に発生する順方
向のサグによって、前段で生じる逆方向のサグが打ち消
され、サグが打ち消されたY信号はS端子Y信号出力端
子16に出力される。このため出力結合コンデンサーC
1としては、220μF程度の比較的小容量のもので対
処できることになる。尚、コンデンサC1及びC2の容
量は、オペアンプの特性等を考慮して逆方向のサグによ
る打ち消しによりサグが完全に除去されるような最適値
に予め設定されている。
【0013】ドライバー1でも(Y+C)信号に対し
て、同様の電流増幅及びサグ補正が為され、75Ωの抵
抗R2を経てコンポジット出力端子17にコンポジット
信号が出力される。ドライバー4ではクロマ信号が電流
増幅されて、75Ωの抵抗R3を経てS端子C出力端子
18に導出される。
て、同様の電流増幅及びサグ補正が為され、75Ωの抵
抗R2を経てコンポジット出力端子17にコンポジット
信号が出力される。ドライバー4ではクロマ信号が電流
増幅されて、75Ωの抵抗R3を経てS端子C出力端子
18に導出される。
【0014】一般的に普及機、ロ−コスト機と言われる
VTRには、Y信号出力端子16とC信号出力部18か
ら成るS端子は付いていない。従って、コンポジット出
力端子17のY+C信号がモニターに供給される。ま
た、S端子の高級機の場合、モニターのS端子とモニタ
ーのS端子がSケーブルで結合され、S端子のY及びC
出力端子16、18からのY信号及びC信号がモニター
に供給され、Y+Cに優先して別々に供給されたY及び
C信号がモニターにて用いられる。
VTRには、Y信号出力端子16とC信号出力部18か
ら成るS端子は付いていない。従って、コンポジット出
力端子17のY+C信号がモニターに供給される。ま
た、S端子の高級機の場合、モニターのS端子とモニタ
ーのS端子がSケーブルで結合され、S端子のY及びC
出力端子16、18からのY信号及びC信号がモニター
に供給され、Y+Cに優先して別々に供給されたY及び
C信号がモニターにて用いられる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術では、サ
グ補正回路が不可欠であるY信号が関与する信号のドラ
イバーが、S端子のY信号出力用とY+C信号出力用に
別個に必要となり、S端子Y信号出力用としてサグ補正
機能付きのドライバーICを別途使用するか、この出力
回路を汎用部品にて組むか、若しくは出力結合コンデン
サーとして大容量のものを使用するかの対策を採らねば
ならず、回路規模やコストの増加及び回路スペースの増
加、消費電力の増加が不可避となる。
グ補正回路が不可欠であるY信号が関与する信号のドラ
イバーが、S端子のY信号出力用とY+C信号出力用に
別個に必要となり、S端子Y信号出力用としてサグ補正
機能付きのドライバーICを別途使用するか、この出力
回路を汎用部品にて組むか、若しくは出力結合コンデン
サーとして大容量のものを使用するかの対策を採らねば
ならず、回路規模やコストの増加及び回路スペースの増
加、消費電力の増加が不可避となる。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、輝度信号とク
ロマ信号を混合する混合手段と、クロマ信号の混合手段
への供給を制御するスイッチ手段と、混合手段出力を電
流増幅する第1ドライバーと、第1ドライバー出力が出
力されるS端子輝度信号出力部及びコンポジット信号出
力部と、クロマ信号を電流増幅する第2ドライバーと、
第2ドライバー出力が出力されるS端子クロマ信号出力
部と、S端子輝度信号出力部及び前記S端子クロマ信号
出力部に外部機器のS端子が接続されたことを検知する
接続検知手段を備え、外部機器のS端子の接続が検知さ
れたときに、スイッチ手段にてクロマ信号の混合手段へ
の入力を阻止することを特徴とする。
ロマ信号を混合する混合手段と、クロマ信号の混合手段
への供給を制御するスイッチ手段と、混合手段出力を電
流増幅する第1ドライバーと、第1ドライバー出力が出
力されるS端子輝度信号出力部及びコンポジット信号出
力部と、クロマ信号を電流増幅する第2ドライバーと、
第2ドライバー出力が出力されるS端子クロマ信号出力
部と、S端子輝度信号出力部及び前記S端子クロマ信号
出力部に外部機器のS端子が接続されたことを検知する
接続検知手段を備え、外部機器のS端子の接続が検知さ
れたときに、スイッチ手段にてクロマ信号の混合手段へ
の入力を阻止することを特徴とする。
【0017】
【作用】本発明は上述のように構成したので、コンポジ
ットビデオ端子用の出力ドライバをS端子Y信号出力ド
ライバに共用することが可能になる。
ットビデオ端子用の出力ドライバをS端子Y信号出力ド
ライバに共用することが可能になる。
【0018】
【実施例】以下、図面に従って本発明の一実施例を説明
する。尚、図1において図2と同一部分については同一
符号を付して説明を省略する。
する。尚、図1において図2と同一部分については同一
符号を付して説明を省略する。
【0019】図1は本発明の一実施例の回路ブロック図
であり、図中、21はY信号あるいは(Y+C)信号の
出力用ドライバ−であり、図2のドライバー15、11
と同様にオペアンプ型フィードバックサグ補正機能付き
のもので、正側入力端子に入力信号が供給されるオペア
ンプ22と、このオペアンプ出力が供給される出力結合
コンデンサC5と、このコンデンサC5とオペアンプ2
2の負側入力端子間に挿入された結合コンデンサC6と
から構成される。
であり、図中、21はY信号あるいは(Y+C)信号の
出力用ドライバ−であり、図2のドライバー15、11
と同様にオペアンプ型フィードバックサグ補正機能付き
のもので、正側入力端子に入力信号が供給されるオペア
ンプ22と、このオペアンプ出力が供給される出力結合
コンデンサC5と、このコンデンサC5とオペアンプ2
2の負側入力端子間に挿入された結合コンデンサC6と
から構成される。
【0020】出力結合コンデンサC5からの出力は、抵
抗R1を経てS端子Y出力端子16に出力されると共に
スイッチ28及び抵抗R2を介してコンポジット出力端
子17に出力される。
抗R1を経てS端子Y出力端子16に出力されると共に
スイッチ28及び抵抗R2を介してコンポジット出力端
子17に出力される。
【0021】23、24は夫々再生回路からY信号、C
信号が供給される入力端子であり、25は、入力端子2
3からのY信号と入力端子24からスイッチ27を介し
て得られるC信号を混合するY、C−MIX回路であ
る。
信号が供給される入力端子であり、25は、入力端子2
3からのY信号と入力端子24からスイッチ27を介し
て得られるC信号を混合するY、C−MIX回路であ
る。
【0022】26は、S端子C出力用ドライバ−であ
り、簡単なエミッタホロワにて構成された電流増幅器で
ありC信号を電流増幅する。このドライバー26出力は
抵抗R3を介してS端子C出力端子18に出力される。
り、簡単なエミッタホロワにて構成された電流増幅器で
ありC信号を電流増幅する。このドライバー26出力は
抵抗R3を介してS端子C出力端子18に出力される。
【0023】29は、Y出力端子16及びC出力端子1
8から成るS端子に、モニター側のS端子に結合された
Sケーブルが接続されているか否かをメカ的に検知する
ためにS端子に付属されたメカスイッチであり、S端子
にSケーブルが接続されている場合には、Sケーブル先
端周囲の金属部により、このメカスイッチ29が閉状態
となる。メカスイッチ29の可動接片は接地され、固定
接点は抵抗を介して電源線路に接続され、更にメカスイ
ッチ29出力はスイッチ27、28の開閉制御信号とな
り、Sケーブルが接続されている場合には、メカスイッ
チ29は閉状態となり開閉制御信号はL(LOW)レベ
ルとなり、Sケーブルが接続されていない場合には、メ
カスイッチ29は開状態となり開閉制御信号はH(HI
GH)レベルとなる。
8から成るS端子に、モニター側のS端子に結合された
Sケーブルが接続されているか否かをメカ的に検知する
ためにS端子に付属されたメカスイッチであり、S端子
にSケーブルが接続されている場合には、Sケーブル先
端周囲の金属部により、このメカスイッチ29が閉状態
となる。メカスイッチ29の可動接片は接地され、固定
接点は抵抗を介して電源線路に接続され、更にメカスイ
ッチ29出力はスイッチ27、28の開閉制御信号とな
り、Sケーブルが接続されている場合には、メカスイッ
チ29は閉状態となり開閉制御信号はL(LOW)レベ
ルとなり、Sケーブルが接続されていない場合には、メ
カスイッチ29は開状態となり開閉制御信号はH(HI
GH)レベルとなる。
【0024】スイッチ27、28は共に開閉制御信号が
Hレベルの時にのみ閉状態となり、C信号のY、C−M
IX回路25への入力及びドライバー21出力のコンポ
ジット出力端子17への出力を許容する。
Hレベルの時にのみ閉状態となり、C信号のY、C−M
IX回路25への入力及びドライバー21出力のコンポ
ジット出力端子17への出力を許容する。
【0025】尚、図中の鎖線で囲まれた部分は、ドライ
ブICとしてIC内に保有される部分である。
ブICとしてIC内に保有される部分である。
【0026】次にこの回路ブロック図の動作を説明す
る。S端子にSケーブルが接続されていない場合には、
メカスイッチ29は開状態となり開閉制御信号はHレベ
ルとなって、スイッチ27、28は閉状態となる。スイ
ッチ27が閉状態になると入力端子24のC信号は、
Y、C−MIX回路25に入力されて入力端子23に入
力されるY信号と混合され、Y+C信号となってオペア
ンプ22に入力され、出力結合コンデンサC5を経てS
端子Y出力端子16に導出されると同時に閉状態のスイ
ッチ28を経てコンポジット出力端子17に導出され
る。
る。S端子にSケーブルが接続されていない場合には、
メカスイッチ29は開状態となり開閉制御信号はHレベ
ルとなって、スイッチ27、28は閉状態となる。スイ
ッチ27が閉状態になると入力端子24のC信号は、
Y、C−MIX回路25に入力されて入力端子23に入
力されるY信号と混合され、Y+C信号となってオペア
ンプ22に入力され、出力結合コンデンサC5を経てS
端子Y出力端子16に導出されると同時に閉状態のスイ
ッチ28を経てコンポジット出力端子17に導出され
る。
【0027】この時、出力結合コンデンサC5を通過し
た信号は、結合コンデンサC6を介してオペアンプ22
に負帰還され、この結果、オペアンプ22出力には逆方
向(通常、出力結合コンデンサC5によって発生するサ
グのレベル方向を順方向とする)のサグが発生し、この
出力が出力結合コンデンサC5を通過したときに、この
コンデンサC5にて発生する順方向のサグを打ち消し、
結果的に出力結合コンデンサC5の出力には、このコン
デンサC5によるサグは除去されることになる。一方、
C信号はドライバー26にて電流増幅されて、S端子C
出力部18に導出される。
た信号は、結合コンデンサC6を介してオペアンプ22
に負帰還され、この結果、オペアンプ22出力には逆方
向(通常、出力結合コンデンサC5によって発生するサ
グのレベル方向を順方向とする)のサグが発生し、この
出力が出力結合コンデンサC5を通過したときに、この
コンデンサC5にて発生する順方向のサグを打ち消し、
結果的に出力結合コンデンサC5の出力には、このコン
デンサC5によるサグは除去されることになる。一方、
C信号はドライバー26にて電流増幅されて、S端子C
出力部18に導出される。
【0028】また、コンポジット出力端子17はモニタ
ーのコンポジット入力端子とケーブルで結合され、モニ
ターにはY+C信号に基ずく画像が映出される。この
時、S端子にはSケーブルが結合されていないので、S
端子を構成するY出力端子16及びC出力端子18に導
出されるY信号及びC信号は用いられることはない。
ーのコンポジット入力端子とケーブルで結合され、モニ
ターにはY+C信号に基ずく画像が映出される。この
時、S端子にはSケーブルが結合されていないので、S
端子を構成するY出力端子16及びC出力端子18に導
出されるY信号及びC信号は用いられることはない。
【0029】次にS端子にSケーブルが接続された場合
を説明すると、メカスイッチ29が閉状態となることに
より開閉制御信号はLレベルとなり、スイッチ27、2
8は開状態となる。従って、C信号はY、C−MIX回
路25には入力されず、オペアンプ22にはY信号のみ
が入力されることになり、出力結合コンデンサC5出力
として電流増幅及びサグ補正が完了したY信号が得ら
れ、これがS端子Y出力部16に導出される。尚、スイ
ッチ28が開状態にあるので、コンポジット出力端子1
7にはこのY信号は出力されない。また仮にコンポジッ
トビデオ出力端子17にモニタ−が負荷として接続され
たとしてもドライバ21には影響を与えない。更に、S
端子C出力部18にはドライバー26にて電流増幅され
たC信号が導出される。
を説明すると、メカスイッチ29が閉状態となることに
より開閉制御信号はLレベルとなり、スイッチ27、2
8は開状態となる。従って、C信号はY、C−MIX回
路25には入力されず、オペアンプ22にはY信号のみ
が入力されることになり、出力結合コンデンサC5出力
として電流増幅及びサグ補正が完了したY信号が得ら
れ、これがS端子Y出力部16に導出される。尚、スイ
ッチ28が開状態にあるので、コンポジット出力端子1
7にはこのY信号は出力されない。また仮にコンポジッ
トビデオ出力端子17にモニタ−が負荷として接続され
たとしてもドライバ21には影響を与えない。更に、S
端子C出力部18にはドライバー26にて電流増幅され
たC信号が導出される。
【0030】一般に、S端子入力を有するモニタ−にお
いては、モニター側S端子にSケーブルが接続されてい
るときには、S端子をコンポジットビデオ入力端子に優
先させ、自動的にS端子からの信号を入力する機能が付
加されている。従って、コンポジットビデオ出力端子の
接続の有無に係わらず、正常に、Y信号、及びC信号が
S端子に出力されることになり、モニターはこの両信号
に基づく画像を映出することになる。
いては、モニター側S端子にSケーブルが接続されてい
るときには、S端子をコンポジットビデオ入力端子に優
先させ、自動的にS端子からの信号を入力する機能が付
加されている。従って、コンポジットビデオ出力端子の
接続の有無に係わらず、正常に、Y信号、及びC信号が
S端子に出力されることになり、モニターはこの両信号
に基づく画像を映出することになる。
【0031】また、コンポジットビデオ出力端子17と
S端子を夫々、別々のモニターに結合したり、一方をモ
ニターに、他方をダビング用VTRに結合するような場
合には、スイッチ28の働きによりS端子が接続された
段階で、S端子用のY信号がコンポジット出力端子に供
給される状況を阻止でき、コンポジット出力端子に結合
された外部機器へのコンポジットビデオ信号以外の信号
の供給を阻止できる。
S端子を夫々、別々のモニターに結合したり、一方をモ
ニターに、他方をダビング用VTRに結合するような場
合には、スイッチ28の働きによりS端子が接続された
段階で、S端子用のY信号がコンポジット出力端子に供
給される状況を阻止でき、コンポジット出力端子に結合
された外部機器へのコンポジットビデオ信号以外の信号
の供給を阻止できる。
【0032】尚、前記実施例において、信号出力側をV
TR、信号入力側をモニターとして説明したが、ビデオ
カメラ、VTR、モニター等、S端子を保有可能な機器
であれば信号出力側及び入力側を任意に選択でき、上述
のいずれの機器においても映像信号出力回路を信号出力
側に配備することが可能であることは言うまでもない。
TR、信号入力側をモニターとして説明したが、ビデオ
カメラ、VTR、モニター等、S端子を保有可能な機器
であれば信号出力側及び入力側を任意に選択でき、上述
のいずれの機器においても映像信号出力回路を信号出力
側に配備することが可能であることは言うまでもない。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、S端子を保有する機器
において、従来、S端子専用にICなどで構成していた
S端子Y信号出力ドライバを、コンポジットビデオ端子
用の出力ドライバ回路と共用することができ、部品コス
トの削減、回路スペースの削減、消費電力の削減ができ
る。
において、従来、S端子専用にICなどで構成していた
S端子Y信号出力ドライバを、コンポジットビデオ端子
用の出力ドライバ回路と共用することができ、部品コス
トの削減、回路スペースの削減、消費電力の削減ができ
る。
【図1】本発明の一実施例の回路ブロック図である。
【図2】従来例の映像信号出力回路を示す回路ブロック
図である。
図である。
【図3】サグ発生の原理を説明するための図である。
21 サグ補正機能付きドライバ− C5 出力結合コンデンサ C6 結合コンデンサ 25 Y、C−MIX回路 27 スイッチ 28 スイッチ 26 ドライバー 29 メカスイッチ 16 S端子Y出力端子 17 コンポジット出力端子 18 S端子C出力端子
Claims (1)
- 【請求項1】 輝度信号とクロマ信号を混合する混合手
段と、 該クロマ信号の前記混合手段への供給を制御するスイッ
チ手段と、 該混合手段出力を電流増幅する第1ドライバーと、 該第1ドライバー出力が出力されるS端子輝度信号出力
部及びコンポジット信号出力部と、 前記クロマ信号を電流増幅する第2ドライバーと、 該第2ドライバー出力が出力されるS端子クロマ信号出
力部と、 前記S端子輝度信号出力部及び前記S端子クロマ信号出
力部に外部機器のS端子が接続されたことを検知する接
続検知手段を備え、 前記接続検知手段にて前記外部機器のS端子の接続が検
知されたときに、前記スイッチ手段にて前記クロマ信号
の前記混合手段への入力を阻止することを特徴とする映
像信号出力回路を有する電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5003427A JPH06209450A (ja) | 1993-01-12 | 1993-01-12 | 映像信号出力回路を有する電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5003427A JPH06209450A (ja) | 1993-01-12 | 1993-01-12 | 映像信号出力回路を有する電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06209450A true JPH06209450A (ja) | 1994-07-26 |
Family
ID=11557084
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5003427A Pending JPH06209450A (ja) | 1993-01-12 | 1993-01-12 | 映像信号出力回路を有する電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06209450A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009545230A (ja) * | 2006-07-27 | 2009-12-17 | マイクロソフト コーポレーション | モバイルデバイスのための入力および出力の提供 |
-
1993
- 1993-01-12 JP JP5003427A patent/JPH06209450A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009545230A (ja) * | 2006-07-27 | 2009-12-17 | マイクロソフト コーポレーション | モバイルデバイスのための入力および出力の提供 |
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