JPH06206503A - 自動車の車体前部構造 - Google Patents
自動車の車体前部構造Info
- Publication number
- JPH06206503A JPH06206503A JP343293A JP343293A JPH06206503A JP H06206503 A JPH06206503 A JP H06206503A JP 343293 A JP343293 A JP 343293A JP 343293 A JP343293 A JP 343293A JP H06206503 A JPH06206503 A JP H06206503A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- control computer
- engine control
- vehicle body
- cowl
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 エンジンコントロール用コンピュータとエン
ジンとの間のコード長を短くでき、且つエンジンコント
ロール用コンピュータの組付作業性を向上する。 【構成】 ダッシュパネル16の上端部16Aと、カウ
ルパネル18とで車幅方向に沿った樋部20が形成され
ており、この樋部20の上側開口部を塞ぐようにカウル
ルーバ22が配設されている。カウルルーバ22の下面
にはボックス部30が設けられており、このボックス部
30はカウルパネル18の底部18Aに設けられた空気
吸い込み口32の真上に配置されている。ボックス部3
0内にはエンジンコントロール用コンピュータ40が収
納されており、エンジンコントロール用コンピュータ4
0はコード46によってエンジン14と連結されてい
る。
ジンとの間のコード長を短くでき、且つエンジンコント
ロール用コンピュータの組付作業性を向上する。 【構成】 ダッシュパネル16の上端部16Aと、カウ
ルパネル18とで車幅方向に沿った樋部20が形成され
ており、この樋部20の上側開口部を塞ぐようにカウル
ルーバ22が配設されている。カウルルーバ22の下面
にはボックス部30が設けられており、このボックス部
30はカウルパネル18の底部18Aに設けられた空気
吸い込み口32の真上に配置されている。ボックス部3
0内にはエンジンコントロール用コンピュータ40が収
納されており、エンジンコントロール用コンピュータ4
0はコード46によってエンジン14と連結されてい
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車の車体前部構造に
関し、特に、エンジンコントロール用コンピュータを有
する自動車の車体前部構造に関する。
関し、特に、エンジンコントロール用コンピュータを有
する自動車の車体前部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エンジンコントロール用コンピュ
ータを有する自動車では、水及び熱による障害を避ける
ために、エンジンコントロール用コンピュータを車室内
のコックピット周辺に配置している。
ータを有する自動車では、水及び熱による障害を避ける
ために、エンジンコントロール用コンピュータを車室内
のコックピット周辺に配置している。
【0003】なお、実開昭64−58375号に示され
る如く、車体のウインドシールドガラスの前側には、上
端開口部がカウルルーバで覆われた車幅方向に延びるカ
ウルが設けられており、このカウルの下部に車室とエン
ジンルームとを仕切るダッシュパネルが設けられてい
る。
る如く、車体のウインドシールドガラスの前側には、上
端開口部がカウルルーバで覆われた車幅方向に延びるカ
ウルが設けられており、このカウルの下部に車室とエン
ジンルームとを仕切るダッシュパネルが設けられてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この自
動車の車体前部構造では、図4に示される如く、車室内
70のコックピット周辺に配置されたエンジンコントロ
ール用コンピュータ72と、エンジンルーム74内に配
設されたエンジン76とがダッシュパネル78を貫通す
るコード80によって結線されている。
動車の車体前部構造では、図4に示される如く、車室内
70のコックピット周辺に配置されたエンジンコントロ
ール用コンピュータ72と、エンジンルーム74内に配
設されたエンジン76とがダッシュパネル78を貫通す
るコード80によって結線されている。
【0005】従って、エンジンコントロール用コンピュ
ータ72とエンジン76との間のコード80が長くなる
とともに、組立工程において、エンジン76を車体に搭
載後、コード80をダッシュパネル78に貫通させる作
業が必要となり、このコード80の取付作業は、作業ス
ペースが無く、極めて困難な作業となっている。また、
コードを分断して、エンジンルーム内でエンジン側のコ
ードとエンジンコントロール用コンピュータ側のコード
とを結線することも考えられるが、この場合には、コー
ドの結合部にコネクタを設ける必要があり、結合部の信
頼性が低下するとともに、コスト増となる。
ータ72とエンジン76との間のコード80が長くなる
とともに、組立工程において、エンジン76を車体に搭
載後、コード80をダッシュパネル78に貫通させる作
業が必要となり、このコード80の取付作業は、作業ス
ペースが無く、極めて困難な作業となっている。また、
コードを分断して、エンジンルーム内でエンジン側のコ
ードとエンジンコントロール用コンピュータ側のコード
とを結線することも考えられるが、この場合には、コー
ドの結合部にコネクタを設ける必要があり、結合部の信
頼性が低下するとともに、コスト増となる。
【0006】本発明は上記事実を考慮し、エンジンコン
トロール用コンピュータとエンジンとの間のコード長を
短くでき、且つエンジンコントロール用コンピュータの
組付作業性を向上することができる自動車の車体前部構
造を得ることを目的とする。
トロール用コンピュータとエンジンとの間のコード長を
短くでき、且つエンジンコントロール用コンピュータの
組付作業性を向上することができる自動車の車体前部構
造を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
自動車の車体前部構造は、カウルルーバの下面にボック
ス部を設け、該ボックス部にエンジンコントロール用コ
ンピュータを収納したことを特徴としている。
自動車の車体前部構造は、カウルルーバの下面にボック
ス部を設け、該ボックス部にエンジンコントロール用コ
ンピュータを収納したことを特徴としている。
【0008】また、請求項2記載の本発明の自動車の車
体前部構造は、請求項1記載の本発明の自動車の車体前
部構造において、前記ボックス部はカウルに設けられた
空気吸い込み口の真上に配置されることを特徴としてい
る。
体前部構造は、請求項1記載の本発明の自動車の車体前
部構造において、前記ボックス部はカウルに設けられた
空気吸い込み口の真上に配置されることを特徴としてい
る。
【0009】
【作用】請求項1記載の本発明の自動車の車体前部構造
では、エンジンコントロール用コンピュータがカウルル
ーバの下面のボックス部に収納されているため、エンジ
ンコントロール用コンピュータが車室内のコックピット
周辺に配置された従来構造に比べ、エンジンコントロー
ル用コンピュータとエンジンとの間のコード長を短くで
きる。また、エンジンコントロール用コンピュータとエ
ンジンとを結線するコードがダッシュパネルを貫通しな
いため、エンジンコントロール用コンピュータとエンジ
ンとを結線するコードがダッシュパネルを貫通する従来
構造に比べ、エンジンコントロール用コンピュータの組
付作業性を向上することができる。
では、エンジンコントロール用コンピュータがカウルル
ーバの下面のボックス部に収納されているため、エンジ
ンコントロール用コンピュータが車室内のコックピット
周辺に配置された従来構造に比べ、エンジンコントロー
ル用コンピュータとエンジンとの間のコード長を短くで
きる。また、エンジンコントロール用コンピュータとエ
ンジンとを結線するコードがダッシュパネルを貫通しな
いため、エンジンコントロール用コンピュータとエンジ
ンとを結線するコードがダッシュパネルを貫通する従来
構造に比べ、エンジンコントロール用コンピュータの組
付作業性を向上することができる。
【0010】また、請求項2記載の本発明の自動車の車
体前部構造では、エンジンコントロール用コンピュータ
を収納したボックス部が、カウルに設けられた空気吸い
込み口の真上に配置されているため、カウルルーバの下
面を伝わる水が、ボックス部の側壁部で遮断され、カウ
ルに設けられた空気吸い込み口の上へ達しない。従っ
て、カウルルーバの下面を伝わる水が空気吸い込み口に
侵入することを防止できる。
体前部構造では、エンジンコントロール用コンピュータ
を収納したボックス部が、カウルに設けられた空気吸い
込み口の真上に配置されているため、カウルルーバの下
面を伝わる水が、ボックス部の側壁部で遮断され、カウ
ルに設けられた空気吸い込み口の上へ達しない。従っ
て、カウルルーバの下面を伝わる水が空気吸い込み口に
侵入することを防止できる。
【0011】
【実施例】本発明の自動車の車体前部構造の一実施例に
ついて図1〜図3に従って説明する。なお、図中矢印U
Pは車体上方方向を示し、矢印FRは車体前方方向を示
し、図中矢印INは車幅内側方向を示す。
ついて図1〜図3に従って説明する。なお、図中矢印U
Pは車体上方方向を示し、矢印FRは車体前方方向を示
し、図中矢印INは車幅内側方向を示す。
【0012】図3に示される如く、車体10のフロント
ボデー10Aには、エンジンルーム12が形成されてお
り、このエンジンルーム12内にはエンジン14が設け
られている。
ボデー10Aには、エンジンルーム12が形成されてお
り、このエンジンルーム12内にはエンジン14が設け
られている。
【0013】図1に示される如く、エンジン14の後方
には、ダッシュパネル16が設けられており、このダッ
シュパネル16がエンジンルーム12と車室17とを仕
切っている。ダッシュパネル16の上端部16Aの車体
前後方向後側には、車幅方向に沿ってカウルパネル18
が設けられている。
には、ダッシュパネル16が設けられており、このダッ
シュパネル16がエンジンルーム12と車室17とを仕
切っている。ダッシュパネル16の上端部16Aの車体
前後方向後側には、車幅方向に沿ってカウルパネル18
が設けられている。
【0014】カウルパネル18の底部18Aの前端部
は、下方へ向けて屈曲されフランジ18Bとされてお
り、このフランジ18Bがダッシュパネル16に溶着さ
れている。カウルパネル18の底部18Aの後端部は、
上方へ向けて屈曲され後壁部18Cとされており、後壁
部18Cの上端部は、前方斜め下方へ向けて屈曲されフ
ランジ18Dとされている。
は、下方へ向けて屈曲されフランジ18Bとされてお
り、このフランジ18Bがダッシュパネル16に溶着さ
れている。カウルパネル18の底部18Aの後端部は、
上方へ向けて屈曲され後壁部18Cとされており、後壁
部18Cの上端部は、前方斜め下方へ向けて屈曲されフ
ランジ18Dとされている。
【0015】従って、ダッシュパネル16の上端部16
Aと、カウルパネル18とで車幅方向に沿った樋部20
が形成されており、この樋部20の上側開口部を塞ぐよ
うにカウルルーバ22が配設されている。
Aと、カウルパネル18とで車幅方向に沿った樋部20
が形成されており、この樋部20の上側開口部を塞ぐよ
うにカウルルーバ22が配設されている。
【0016】図2に示される如く、カウルルーバ22の
前端部22Aは、ダッシュパネル16の上端に車体前方
へ向けて形成されたフランジ16Bに固定されている。
前端部22Aは、ダッシュパネル16の上端に車体前方
へ向けて形成されたフランジ16Bに固定されている。
【0017】図1に示される如く、カウルルーバ22の
前端部22Aの上面には、ウエザストリップ24が設け
られており、フード26を閉めた場合に、フード26の
後端裏側部26Aとウエザストリップ24とが密着する
ようになっている。カウルルーバ22は後方上側へ向か
って傾斜しており、後端部22Bにはプロテクタ31が
固定されている。また、カウルルーバ22の後端下部に
は、後端部22Bと略平行にフランジ部22Cが形成さ
れている。このフランジ部22Cには車幅方向に所定間
隔を開けて凸部22Dが形成されており、これらの凸部
22Dとプロテクタ31とでウインドシールドガラス2
8の前端部を挟持している。なお、ウインドシールドガ
ラス28の前端下部近傍は、カウルパネル18のフラン
ジ18Dにウレタンシーラント19によって接着されて
いる。
前端部22Aの上面には、ウエザストリップ24が設け
られており、フード26を閉めた場合に、フード26の
後端裏側部26Aとウエザストリップ24とが密着する
ようになっている。カウルルーバ22は後方上側へ向か
って傾斜しており、後端部22Bにはプロテクタ31が
固定されている。また、カウルルーバ22の後端下部に
は、後端部22Bと略平行にフランジ部22Cが形成さ
れている。このフランジ部22Cには車幅方向に所定間
隔を開けて凸部22Dが形成されており、これらの凸部
22Dとプロテクタ31とでウインドシールドガラス2
8の前端部を挟持している。なお、ウインドシールドガ
ラス28の前端下部近傍は、カウルパネル18のフラン
ジ18Dにウレタンシーラント19によって接着されて
いる。
【0018】カウルルーバ22の下面にはボックス部3
0が設けられており、このボックス部30はカウルパネ
ル18の底部18Aに設けられた空気吸い込み口32の
真上に配置されている。なお、カウルパネル18の底部
18Aの上面には、空気吸い込み口32と同軸的にエア
ダクト33が設けられており、カウルパネル18の底部
18Aの下面には、空気吸い込み口32と同軸的にエア
ダクト35がシーリング37を介して設けられている。
0が設けられており、このボックス部30はカウルパネ
ル18の底部18Aに設けられた空気吸い込み口32の
真上に配置されている。なお、カウルパネル18の底部
18Aの上面には、空気吸い込み口32と同軸的にエア
ダクト33が設けられており、カウルパネル18の底部
18Aの下面には、空気吸い込み口32と同軸的にエア
ダクト35がシーリング37を介して設けられている。
【0019】図2に示される如く、ボックス部30は車
幅方向に長く、前端部がダッシュパネル16の上端部に
形成された矩形状の切欠き34に挿入されている。ま
た、ボックス部30の前部には、矩形状の開口部35が
形成されており、開口部35の周縁部には、フランジ3
0Aが形成されている。ボックス部30の側壁部30
B、30Cの内側面には、車体前後方向に沿った一対の
ガイド36が突出されており、この一対のガイド36に
係合する一対のレール部40Aを備えたエンジンコント
ロール用コンピュータ40がボックス部30内に収納可
能とされている。
幅方向に長く、前端部がダッシュパネル16の上端部に
形成された矩形状の切欠き34に挿入されている。ま
た、ボックス部30の前部には、矩形状の開口部35が
形成されており、開口部35の周縁部には、フランジ3
0Aが形成されている。ボックス部30の側壁部30
B、30Cの内側面には、車体前後方向に沿った一対の
ガイド36が突出されており、この一対のガイド36に
係合する一対のレール部40Aを備えたエンジンコント
ロール用コンピュータ40がボックス部30内に収納可
能とされている。
【0020】図1に示される如く、エンジンコントロー
ル用コンピュータ40の前部には、コネクタ42が設け
られており、このコネクタ42にコネクタ48が結合さ
れている。コネクタ48はエンジン14に結線されたコ
ード46に連結されている。また、コネクタ48の外周
部には、周方向溝50を有する鍔部52が形成されてお
り、この周方向溝50にボックス部30のフランジ30
Aが液密状態で勘合されている。なお、図1の符号54
はインストルメントパネルを示す。
ル用コンピュータ40の前部には、コネクタ42が設け
られており、このコネクタ42にコネクタ48が結合さ
れている。コネクタ48はエンジン14に結線されたコ
ード46に連結されている。また、コネクタ48の外周
部には、周方向溝50を有する鍔部52が形成されてお
り、この周方向溝50にボックス部30のフランジ30
Aが液密状態で勘合されている。なお、図1の符号54
はインストルメントパネルを示す。
【0021】次に、本実施例の作用を説明する。本実施
例の自動車の車体前部構造では、エンジンコントロール
用コンピュータ40がカウルルーバ22の下面に形成さ
れたボックス部30に収納されているため、エンジンコ
ントロール用コンピュータが車室内のコックピット周辺
に配置された従来構造に比べ、エンジンコントロール用
コンピュータ40とエンジン14との間のコード46の
長さを短くできる。
例の自動車の車体前部構造では、エンジンコントロール
用コンピュータ40がカウルルーバ22の下面に形成さ
れたボックス部30に収納されているため、エンジンコ
ントロール用コンピュータが車室内のコックピット周辺
に配置された従来構造に比べ、エンジンコントロール用
コンピュータ40とエンジン14との間のコード46の
長さを短くできる。
【0022】また、エンジンコントロール用コンピュー
タ40をカウルルーバ22のボックス部30内に組付け
る場合には、エンジンルーム12側から、開口部35を
通してボックス部30内にエンジンコントロール用コン
ピュータ40を挿入し、コード46のコネクタ48をエ
ンジンコントロール用コンピュータ40のコネクタ42
に接続するとともに、コネクタ48の鍔部52の周方向
溝50にボックス部30のフランジ30Aを勘合させ
る。
タ40をカウルルーバ22のボックス部30内に組付け
る場合には、エンジンルーム12側から、開口部35を
通してボックス部30内にエンジンコントロール用コン
ピュータ40を挿入し、コード46のコネクタ48をエ
ンジンコントロール用コンピュータ40のコネクタ42
に接続するとともに、コネクタ48の鍔部52の周方向
溝50にボックス部30のフランジ30Aを勘合させ
る。
【0023】従って、エンジンコントロール用コンピュ
ータ40とエンジン14とを結線するコード46がダッ
シュパネル16を貫通しないため、エンジンコントロー
ル用コンピュータとエンジンとを結線するコードがダッ
シュパネルを貫通する従来構造に比べ、エンジンコント
ロール用コンピュータの組付作業性を向上することがで
きる。
ータ40とエンジン14とを結線するコード46がダッ
シュパネル16を貫通しないため、エンジンコントロー
ル用コンピュータとエンジンとを結線するコードがダッ
シュパネルを貫通する従来構造に比べ、エンジンコント
ロール用コンピュータの組付作業性を向上することがで
きる。
【0024】また、本実施例では、エンジンコントロー
ル用コンピュータ40を収納したカウルルーバ22のボ
ックス部30が、カウルパネル18の底部18Aに設け
られた空気吸い込み口32の真上に配置されているた
め、カウルルーバ22の下面を伝わる水が、ボックス部
30の側壁部30B、30Cの外側面で遮断され、カウ
ルパネル18の底部18Aに設けられた空気吸い込み口
32の上へ達しない。従って、カウルルーバ22の下面
を伝わる水が空気吸い込み口32に侵入することを防止
できる。
ル用コンピュータ40を収納したカウルルーバ22のボ
ックス部30が、カウルパネル18の底部18Aに設け
られた空気吸い込み口32の真上に配置されているた
め、カウルルーバ22の下面を伝わる水が、ボックス部
30の側壁部30B、30Cの外側面で遮断され、カウ
ルパネル18の底部18Aに設けられた空気吸い込み口
32の上へ達しない。従って、カウルルーバ22の下面
を伝わる水が空気吸い込み口32に侵入することを防止
できる。
【0025】また、エンジンコントロール用コンピュー
タ40をメンテナンスする場合には、フード26を開け
た状態で、エンジンルーム12側から、開口部35を通
してボックス部30内のエンジンコントロール用コンピ
ュータ40を取り出すことができるため、サービス性が
向上する。
タ40をメンテナンスする場合には、フード26を開け
た状態で、エンジンルーム12側から、開口部35を通
してボックス部30内のエンジンコントロール用コンピ
ュータ40を取り出すことができるため、サービス性が
向上する。
【0026】
【発明の効果】以上説明した如く請求項1記載の本発明
の自動車の車体前部構造では、カウルルーバの下面にボ
ックス部を設け、該ボックス部にエンジンコントロール
用コンピュータを収納した構成としたので、エンジンコ
ントロール用コンピュータとエンジンとの間のコード長
を短くでき、且つエンジンコントロール用コンピュータ
の組付作業性を向上することができるという優れた効果
を有する。
の自動車の車体前部構造では、カウルルーバの下面にボ
ックス部を設け、該ボックス部にエンジンコントロール
用コンピュータを収納した構成としたので、エンジンコ
ントロール用コンピュータとエンジンとの間のコード長
を短くでき、且つエンジンコントロール用コンピュータ
の組付作業性を向上することができるという優れた効果
を有する。
【0027】また、請求項2記載の本発明の自動車の車
体前部構造では、ボックス部がカウルに設けられた空気
吸い込み口の真上に配置される構成としたので、カウル
ルーバの下面を伝わる水が空気吸い込み口に侵入するこ
とを防止できるという優れた効果を有する。
体前部構造では、ボックス部がカウルに設けられた空気
吸い込み口の真上に配置される構成としたので、カウル
ルーバの下面を伝わる水が空気吸い込み口に侵入するこ
とを防止できるという優れた効果を有する。
【図1】本発明の一実施例の自動車の車体前部構造を示
す側断面図である。
す側断面図である。
【図2】本発明の一実施例の自動車の車体前部構造を示
す車体後方斜め外側から見た斜視図である。
す車体後方斜め外側から見た斜視図である。
【図3】本発明の一実施例の自動車の車体前部構造を示
す平面図である。
す平面図である。
【図4】従来例の自動車の車体前部構造を示す平面図で
ある。
ある。
10 車体 12 エンジンルーム 14 エンジン 16 ダッシュパネル 17 車室 18 カウルパネル 22 カウルルーバ 30 ボックス部 32 空気吸い込み口 40 エンジンコントロール用コンピュータ 46 コード
Claims (2)
- 【請求項1】 カウルルーバの下面にボックス部を設
け、該ボックス部にエンジンコントロール用コンピュー
タを収納したことを特徴とする自動車の車体前部構造。 - 【請求項2】 前記ボックス部はカウルに設けられた空
気吸い込み口の真上に配置されることを特徴とする請求
項1記載の自動車の車体前部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP343293A JPH06206503A (ja) | 1993-01-12 | 1993-01-12 | 自動車の車体前部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP343293A JPH06206503A (ja) | 1993-01-12 | 1993-01-12 | 自動車の車体前部構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06206503A true JPH06206503A (ja) | 1994-07-26 |
Family
ID=11557211
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP343293A Pending JPH06206503A (ja) | 1993-01-12 | 1993-01-12 | 自動車の車体前部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06206503A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107826170A (zh) * | 2016-09-16 | 2018-03-23 | 铃木株式会社 | 车辆前围部结构 |
-
1993
- 1993-01-12 JP JP343293A patent/JPH06206503A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107826170A (zh) * | 2016-09-16 | 2018-03-23 | 铃木株式会社 | 车辆前围部结构 |
CN107826170B (zh) * | 2016-09-16 | 2019-12-17 | 铃木株式会社 | 车辆前围部结构 |
DE102017115544B4 (de) | 2016-09-16 | 2022-10-06 | Suzuki Motor Corporation | Fahrzeugverkleidungsstruktur |
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