JP3465581B2 - 自動車の外気導入装置 - Google Patents
自動車の外気導入装置Info
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- JP3465581B2 JP3465581B2 JP10163298A JP10163298A JP3465581B2 JP 3465581 B2 JP3465581 B2 JP 3465581B2 JP 10163298 A JP10163298 A JP 10163298A JP 10163298 A JP10163298 A JP 10163298A JP 3465581 B2 JP3465581 B2 JP 3465581B2
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車の外気導入装
置に関する。
置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車においては、一般に、フロントフ
ード後端とフロントウインドガラス下端との間にエアボ
ックスを設置し、該エアボックス内に外気を取り込んで
雨水と分離させてから車室内に送り出している。ところ
で、フロントウインドガラスを前方に寄せて配置してエ
ンジンルームを短くした自動車がある。このような自動
車では、フロントウインドガラス下端部の真下にエアボ
ックスが配置されるため、該エアボックスから外気を直
接取り込むことができなくなる。そこで、例えば実開平
4−57415号公報に示すように、フロントフード後
端とフロントウインドガラス下端との間に外気導入用エ
アボックスを別に設け、前後のエアボックスをダクトで
接続していた。
ード後端とフロントウインドガラス下端との間にエアボ
ックスを設置し、該エアボックス内に外気を取り込んで
雨水と分離させてから車室内に送り出している。ところ
で、フロントウインドガラスを前方に寄せて配置してエ
ンジンルームを短くした自動車がある。このような自動
車では、フロントウインドガラス下端部の真下にエアボ
ックスが配置されるため、該エアボックスから外気を直
接取り込むことができなくなる。そこで、例えば実開平
4−57415号公報に示すように、フロントフード後
端とフロントウインドガラス下端との間に外気導入用エ
アボックスを別に設け、前後のエアボックスをダクトで
接続していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この外気導入
用エアボックスはほぼ車幅全体に亙って配置してあるた
め、つまり、エンジンルームの後部を全幅で覆うように
配置してあるため、エンジン整備の際に邪魔になってい
た。
用エアボックスはほぼ車幅全体に亙って配置してあるた
め、つまり、エンジンルームの後部を全幅で覆うように
配置してあるため、エンジン整備の際に邪魔になってい
た。
【0004】本発明は、このような事情に鑑み、エンジ
ンの整備性を良くした自動車の外気導入装置を提供する
ことを目的とする。
ンの整備性を良くした自動車の外気導入装置を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明は、フロントウインドガラスの下端をエアボッ
クスよりも前方に配置してなる自動車において、フロン
トウインドガラスの下端より後方に車幅方向に延びるエ
アボックスを配し、後端をエアボックスに連通させ、か
つ、前端をフロントフード後端とフロントウインドガラ
ス下端との間に上方へ向けて開口させたダクトを設けた
ことを特徴とする。
の本発明は、フロントウインドガラスの下端をエアボッ
クスよりも前方に配置してなる自動車において、フロン
トウインドガラスの下端より後方に車幅方向に延びるエ
アボックスを配し、後端をエアボックスに連通させ、か
つ、前端をフロントフード後端とフロントウインドガラ
ス下端との間に上方へ向けて開口させたダクトを設けた
ことを特徴とする。
【0006】上記フロントウインドガラスの下端を支持
するカウルトップパネルとダクト上壁との間に空間を形
成し、該空間内にワイパー機構を配設してもよい。
するカウルトップパネルとダクト上壁との間に空間を形
成し、該空間内にワイパー機構を配設してもよい。
【0007】上記ダクトの内部であって、導入外気流が
直接当たりにくい部分に死角部を形成し、該死角部にド
レーンを配置してもよい。
直接当たりにくい部分に死角部を形成し、該死角部にド
レーンを配置してもよい。
【0008】上記死角部は、前端開口から立ち下がる前
壁と、後端開口に向かって立ち上がる傾斜した底壁との
隅部に形成してもよい。
壁と、後端開口に向かって立ち上がる傾斜した底壁との
隅部に形成してもよい。
【0009】上記エアボックスに車幅方向に延びるドレ
ーンを設け、該ドレーンの両端をそれぞれフロントピラ
ー前方の車体骨格部材の内部に臨ませてもよい。
ーンを設け、該ドレーンの両端をそれぞれフロントピラ
ー前方の車体骨格部材の内部に臨ませてもよい。
【0010】上記ダクトの死角部に内側へ向かって凸な
膨出部を設けると共に、該膨出部の導入外気下流側近傍
に上記ドレーンを配置してもよい。
膨出部を設けると共に、該膨出部の導入外気下流側近傍
に上記ドレーンを配置してもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を添付図面
を参照しながら詳細に説明する。
を参照しながら詳細に説明する。
【0012】図1は本発明の外気導入装置を採用した自
動車を示している。同図において、1はフロントウイン
ドガラス、2はフロントフード、3は左右のフロントピ
ラー4,4に差し渡したエアボックスである。該エアボ
ックス3は、詳しくは図2に示すように、カウルセンタ
ーパネル5、カウルフロントパネル6及びダッシュアッ
パーパネル7で閉断面を構成してある。エアボックス3
の中央部にはダクト8の一端がシール材49を介装して
接続してあり、その他端はフロントフード2後端とフロ
ントウインドガラス1下端との間に上方へ向けて開口さ
せてある。また、エアボックス3のダクト接続箇所から
車体左側へ寄った位置にはブロア9が接続してある。
動車を示している。同図において、1はフロントウイン
ドガラス、2はフロントフード、3は左右のフロントピ
ラー4,4に差し渡したエアボックスである。該エアボ
ックス3は、詳しくは図2に示すように、カウルセンタ
ーパネル5、カウルフロントパネル6及びダッシュアッ
パーパネル7で閉断面を構成してある。エアボックス3
の中央部にはダクト8の一端がシール材49を介装して
接続してあり、その他端はフロントフード2後端とフロ
ントウインドガラス1下端との間に上方へ向けて開口さ
せてある。また、エアボックス3のダクト接続箇所から
車体左側へ寄った位置にはブロア9が接続してある。
【0013】ダクト8は、開口8aに連なる垂直な前壁
8bと、該前壁8bの下端からエアボックス3側の開口
8cに向かって立ち上がる傾斜した底壁8dと、前後の
開口8a,8c間に跨がる段部8fを形成した上壁8e
とを備えている。また、導入外気流が直接当りにくい死
角部、つまり前壁8bと底壁8dの隅部には、図5と図
6に示すよに、内側へ向かって凸な膨出部50を左側壁
8fに隣接させて形成してある。さらに、左側壁8fに
は排水孔51を膨出部50の後方寄りに形成し、該排水
孔51にドレーンホース11を接続して車体左側へ延長
してある。
8bと、該前壁8bの下端からエアボックス3側の開口
8cに向かって立ち上がる傾斜した底壁8dと、前後の
開口8a,8c間に跨がる段部8fを形成した上壁8e
とを備えている。また、導入外気流が直接当りにくい死
角部、つまり前壁8bと底壁8dの隅部には、図5と図
6に示すよに、内側へ向かって凸な膨出部50を左側壁
8fに隣接させて形成してある。さらに、左側壁8fに
は排水孔51を膨出部50の後方寄りに形成し、該排水
孔51にドレーンホース11を接続して車体左側へ延長
してある。
【0014】エアボックス3の前端にはカウルトップパ
ネル12が接合してあり、該カウルトップパネル12は
ダクト8の上壁8eとの間に空間13を形成しながら前
方へ延長してある。カウルトップパネル12には、フロ
ントウインドガラス1の下端を接着剤14で固定すると
ともに、ワイパーシャフト15をブラケット16を用い
て設置してある。なお、17はダクト8の開口8aを覆
うカウルカバーで、その前端部には外気取入孔18を形
成してある。19はエンジンルーム20と車室21を隔
成するダッシュパネルである。
ネル12が接合してあり、該カウルトップパネル12は
ダクト8の上壁8eとの間に空間13を形成しながら前
方へ延長してある。カウルトップパネル12には、フロ
ントウインドガラス1の下端を接着剤14で固定すると
ともに、ワイパーシャフト15をブラケット16を用い
て設置してある。なお、17はダクト8の開口8aを覆
うカウルカバーで、その前端部には外気取入孔18を形
成してある。19はエンジンルーム20と車室21を隔
成するダッシュパネルである。
【0015】ところで、ダクト8をワイパーシャフト1
5と車体幅方向に重ねて配置する都合上、その開口8a
の後縁をU字状に窪ませるとともに、その段部8dの段
差を大きくして、ワイパーシャフト15の設置スペース
を確保している。つまり、このようにダクト8を構成す
ることで、図2に示すワイパーシャフト15の設置箇所
では、空間13を大きくしてあるが、図3に示すその他
の箇所では、ワイパーシャフト15の駆動リンク22の
みが配置されるため、空間13はさほど大きくなってい
ない。
5と車体幅方向に重ねて配置する都合上、その開口8a
の後縁をU字状に窪ませるとともに、その段部8dの段
差を大きくして、ワイパーシャフト15の設置スペース
を確保している。つまり、このようにダクト8を構成す
ることで、図2に示すワイパーシャフト15の設置箇所
では、空間13を大きくしてあるが、図3に示すその他
の箇所では、ワイパーシャフト15の駆動リンク22の
みが配置されるため、空間13はさほど大きくなってい
ない。
【0016】また、エアボックス3にも、ダッシュアッ
パーパネル7で構成した底壁にドレーン23を設けてあ
る(図4参照)。該ドレーン23は、車幅方向に延び
て、図7に示すように、その先端をそれぞれフロントピ
ラー4前方の車体骨格部材24の内部に臨ませてある。
該車体骨格部材24は、フードリッジパネル25とフー
ドリッジレインフォース26とで閉断面27を構成して
なるもので、その後端をフロントピラー4に結合してあ
る。なお、車体骨格部材24の後端部はフードリッジパ
ネル25に代えてカウルトップサイドパネル28で構成
してある。
パーパネル7で構成した底壁にドレーン23を設けてあ
る(図4参照)。該ドレーン23は、車幅方向に延び
て、図7に示すように、その先端をそれぞれフロントピ
ラー4前方の車体骨格部材24の内部に臨ませてある。
該車体骨格部材24は、フードリッジパネル25とフー
ドリッジレインフォース26とで閉断面27を構成して
なるもので、その後端をフロントピラー4に結合してあ
る。なお、車体骨格部材24の後端部はフードリッジパ
ネル25に代えてカウルトップサイドパネル28で構成
してある。
【0017】エアボックス3の側端はフロントピラー4
と車体骨格部材24に跨がって結合してある。ただし、
エアボックス3を構成するパネル5,6,7のうち、ダッ
シュアッパーパネル7はL字状のエクステンションパネ
ル29を介して結合してある。つまり、ダッシュアッパ
ーパネル7とエクステンションパネル29の側縁同士を
接合するとともに、エクステンションパネル29の前部
29aをダッシュサイドパネル19、フロントピラーイ
ンナパネル4a及びフードリッジレインフォース26に
接合し(図8,9参照)、さらにエクステンションパネ
ル29の後部29bをフロントピラーインナパネル4a
に接合してある。そして、エクステンションパネル29
には、エアボックス3側のドレーン23に繋がるドレー
ン30を形成してある。つまり、エアボックス3内で気
水分離された雨水は、ドレーン30を流れて車体骨格部
材24内に導かれ、その先端からフロントホイールハウ
ス(図示せず)内に滴下することになる。
と車体骨格部材24に跨がって結合してある。ただし、
エアボックス3を構成するパネル5,6,7のうち、ダッ
シュアッパーパネル7はL字状のエクステンションパネ
ル29を介して結合してある。つまり、ダッシュアッパ
ーパネル7とエクステンションパネル29の側縁同士を
接合するとともに、エクステンションパネル29の前部
29aをダッシュサイドパネル19、フロントピラーイ
ンナパネル4a及びフードリッジレインフォース26に
接合し(図8,9参照)、さらにエクステンションパネ
ル29の後部29bをフロントピラーインナパネル4a
に接合してある。そして、エクステンションパネル29
には、エアボックス3側のドレーン23に繋がるドレー
ン30を形成してある。つまり、エアボックス3内で気
水分離された雨水は、ドレーン30を流れて車体骨格部
材24内に導かれ、その先端からフロントホイールハウ
ス(図示せず)内に滴下することになる。
【0018】本実施例では、フロントフード2後端とフ
ロントウインドガラス1下端との間に前端を上方へ向け
て開口させたダクト8からエアボックス3内への外気の
取り込みを行っているので、エンジンルーム20の後部
がダクト8で殆ど覆われなくなる。このため、エンジン
整備の際にダクト8が邪魔になることは殆どなく、作業
が楽に行える。
ロントウインドガラス1下端との間に前端を上方へ向け
て開口させたダクト8からエアボックス3内への外気の
取り込みを行っているので、エンジンルーム20の後部
がダクト8で殆ど覆われなくなる。このため、エンジン
整備の際にダクト8が邪魔になることは殆どなく、作業
が楽に行える。
【0019】ところで、ダクト8は、エンジンルーム内
の補機類に被さらないように車幅方向のほぼ中央に配置
してあるため、ワイパーシャフト15と車体幅方向に重
なって配置されることになる。そこで、上述のように、
カウルトップカバー17とダクト上壁8eとの間に空間
13を形成することで、ワイパーシャフト15の設置ス
ペースを確保している。つまり、補機類の整備,点検の
邪魔にならないような合理的な位置にダクト8を配置で
きるようにしている。
の補機類に被さらないように車幅方向のほぼ中央に配置
してあるため、ワイパーシャフト15と車体幅方向に重
なって配置されることになる。そこで、上述のように、
カウルトップカバー17とダクト上壁8eとの間に空間
13を形成することで、ワイパーシャフト15の設置ス
ペースを確保している。つまり、補機類の整備,点検の
邪魔にならないような合理的な位置にダクト8を配置で
きるようにしている。
【0020】また、この空間13内にワイパーシャフト
15の駆動リンク22を挿通することで、ワイパー機構
を外気導入経路から完全に分離してあるので、気水分離
構造内への雨水侵入を少なくすることができる。
15の駆動リンク22を挿通することで、ワイパー機構
を外気導入経路から完全に分離してあるので、気水分離
構造内への雨水侵入を少なくすることができる。
【0021】さらに、ダクト8内に取り込まれた外気
は、その傾斜した底壁8dに衝突して気水分離され、分
離された雨水が底壁8dを伝って前壁8bとの隅部へ流
れ、排水孔51から排出されることになるが、本実施例
では、前壁8bと底壁8dの隅部に膨出部50を形成し
て、排出孔51が配置される、膨出部の導入外気下流側
近傍の導入外気の流速を低下させることによって、排出
孔51の周りに集まった雨水が外気流に巻き込まれない
ようにしている。このため、ダクト8の断面積を大きく
して導入外気の流速を小さくする必要がなくなるので、
つまりダクト8をコンパクトにできるので、その分だけ
設計上の自由度が高くなる。
は、その傾斜した底壁8dに衝突して気水分離され、分
離された雨水が底壁8dを伝って前壁8bとの隅部へ流
れ、排水孔51から排出されることになるが、本実施例
では、前壁8bと底壁8dの隅部に膨出部50を形成し
て、排出孔51が配置される、膨出部の導入外気下流側
近傍の導入外気の流速を低下させることによって、排出
孔51の周りに集まった雨水が外気流に巻き込まれない
ようにしている。このため、ダクト8の断面積を大きく
して導入外気の流速を小さくする必要がなくなるので、
つまりダクト8をコンパクトにできるので、その分だけ
設計上の自由度が高くなる。
【0022】さらにまた、ダクト8での気水分離が完全
でなくても、エアボックス3でも雨水の分離が行われる
ので、気水分離がより確実なものとなる。
でなくても、エアボックス3でも雨水の分離が行われる
ので、気水分離がより確実なものとなる。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、フロントフード後端と
フロントウインドガラス下端との間に前端を上方へ向け
て開口させたダクトからエアボックス内への外気の取り
込みを行っているので、エンジン整備の際にダクトが邪
魔になることは殆どなく、作業が楽に行える。
フロントウインドガラス下端との間に前端を上方へ向け
て開口させたダクトからエアボックス内への外気の取り
込みを行っているので、エンジン整備の際にダクトが邪
魔になることは殆どなく、作業が楽に行える。
【0024】請求項2のような構成にすると、ダクトを
ワイパーシャフトと車体幅方向に重ねて配置することが
でき、補機類の整備,点検の邪魔にならない合理的なレ
イアウトが可能になるとともに、ワイパー機構を外気導
入経路から完全に分離でき、気水分離構造内への雨水侵
入を少なくすることができる。
ワイパーシャフトと車体幅方向に重ねて配置することが
でき、補機類の整備,点検の邪魔にならない合理的なレ
イアウトが可能になるとともに、ワイパー機構を外気導
入経路から完全に分離でき、気水分離構造内への雨水侵
入を少なくすることができる。
【0025】請求項3のような構成にすると、ダクト内
で気水分離された雨水が外気流に巻き込まれにくくなく
なり、気水分離の能率が良くなる。
で気水分離された雨水が外気流に巻き込まれにくくなく
なり、気水分離の能率が良くなる。
【0026】請求項4のような構成にすると、エアボッ
クス内でも雨水の分離が行われるので、気水分離がより
確実なものとなる。
クス内でも雨水の分離が行われるので、気水分離がより
確実なものとなる。
【0027】更に請求項1の発明によれば、ドレーン周
りの導入外気の流速が低下して、雨水が外気流に巻き込
まれなくなるので、ダクトの断面積を小さくでき、その
分だけ設計上の自由度が高くなる。
りの導入外気の流速が低下して、雨水が外気流に巻き込
まれなくなるので、ダクトの断面積を小さくでき、その
分だけ設計上の自由度が高くなる。
【図1】本発明の外気導入装置を備えた自動車の平面
図。
図。
【図2】図1に示したA−A線による断面図。
【図3】図1に示したB−B線による断面図。
【図4】図1に示したC−C線による断面図。
【図5】同装置のダクトを示す斜視図。
【図6】同ダクトの膨出部を示す部分斜視図。
【図7】同装置のエアボックス側のドレーンを示す斜視
図。
図。
【図8】図7に示したD−D線による断面図。
【図9】図7に示したE−E線による断面図。
【図10】図7に示したF−F線による断面図。
1・・・フロントウインドガラス
2・・・フロントフード
3・・・エアボックス
8・・・ダクト
8a・・・開口
Claims (4)
- 【請求項1】 フロントウインドガラスの下端をエアボ
ックスよりも前方に配置してなる自動車において、フロ
ントウインドガラスの下端より後方に車幅方向に延びる
エアボックスを配し、後端をエアボックスに連通させ、
かつ、前端をフロントフード後端とフロントウインドガ
ラス下端との間に上方へ向けて開口させたダクトを設
け、 上記ダクトの内部であって、導入外気流が直接当たりに
くい部分に死角部を形成し、 上記ダクトの死角部に内側へ向かって凸な膨出部を設け
ると共に、該膨出部の導入外気下流側近傍にドレーンを
配置した ことを特徴とする自動車の外気導入装置。 - 【請求項2】 上記フロントウインドガラスの下端を支
持するカウルトップパネルとダクト上壁との間に空間を
形成し、該空間内にワイパー機構を配設したことを特徴
とする請求項1に記載の自動車の外気導入装置。 - 【請求項3】 上記死角部は、前端開口から立ち下がる
前壁と、後端開口に向かって立ち上がる傾斜した底壁と
の隅部に形成したことを特徴とする請求項1又は請求項
2に記載の自動車の外気導入装置。 - 【請求項4】 上記エアボックスに車幅方向に延びるド
レーンを設け、該ドレーンの両端をそれぞれフロントピ
ラー前方の車体骨格部材の内部に臨ませたことを特徴と
する請求項1〜3のいずれかに記載の自動車の外気導入
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10163298A JP3465581B2 (ja) | 1997-04-18 | 1998-04-14 | 自動車の外気導入装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10114497 | 1997-04-18 | ||
JP9-101144 | 1997-04-18 | ||
JP10163298A JP3465581B2 (ja) | 1997-04-18 | 1998-04-14 | 自動車の外気導入装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH111121A JPH111121A (ja) | 1999-01-06 |
JP3465581B2 true JP3465581B2 (ja) | 2003-11-10 |
Family
ID=26442063
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10163298A Expired - Fee Related JP3465581B2 (ja) | 1997-04-18 | 1998-04-14 | 自動車の外気導入装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3465581B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4345980B2 (ja) * | 2005-10-14 | 2009-10-14 | ダイハツ工業株式会社 | 自動車の車体前部構造 |
JP4696266B2 (ja) * | 2005-10-18 | 2011-06-08 | 三菱自動車工業株式会社 | ワイパ装置の配置構造 |
JP4586718B2 (ja) * | 2005-12-07 | 2010-11-24 | 三菱自動車工業株式会社 | 車両の空調用エアインテークダクト構造 |
JP6011444B2 (ja) * | 2013-05-07 | 2016-10-19 | スズキ株式会社 | 車両前部構造 |
-
1998
- 1998-04-14 JP JP10163298A patent/JP3465581B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH111121A (ja) | 1999-01-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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