JPH06205298A - 電荷結合型固体撮像装置 - Google Patents
電荷結合型固体撮像装置Info
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- JPH06205298A JPH06205298A JP5254131A JP25413193A JPH06205298A JP H06205298 A JPH06205298 A JP H06205298A JP 5254131 A JP5254131 A JP 5254131A JP 25413193 A JP25413193 A JP 25413193A JP H06205298 A JPH06205298 A JP H06205298A
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- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims abstract description 23
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims abstract description 23
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- 238000003384 imaging method Methods 0.000 claims description 19
- 101100115215 Caenorhabditis elegans cul-2 gene Proteins 0.000 abstract description 33
- 238000001444 catalytic combustion detection Methods 0.000 description 236
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N25/00—Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
- H04N25/70—SSIS architectures; Circuits associated therewith
- H04N25/71—Charge-coupled device [CCD] sensors; Charge-transfer registers specially adapted for CCD sensors
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
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- H04N25/713—Transfer or readout registers; Split readout registers or multiple readout registers
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- H04N25/00—Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
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- H04N25/42—Extracting pixel data from image sensors by controlling scanning circuits, e.g. by modifying the number of pixels sampled or to be sampled by switching between different modes of operation using different resolutions or aspect ratios, e.g. switching between interlaced and non-interlaced mode
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- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 有効画素を十分に利用でき、デジタル信号処
理や、光学的手段を用いないで、異なる2種類以上のア
スペクト比の画像を得ることができるローコストなCC
D固体撮像装置を提供する。 【構成】 広アスペクト比の画像を作成する場合には、
第1水平CCD3が転送する信号電荷によって画像を作
成する。一方、第1水平CCD3から結合部8を介し
て、第2水平CCD5に転送された信号電荷によって画
像を作成することによって、結合部8が第1水平CCD
3と第2水平CCD5とを結合する領域に応じて、受光
部1の全有効画素中、水平方向の任意の領域を利用して
広アスペクト比の画像に比べて水平方向の寸法が短い狭
アスペクト比の画像を作成する。
理や、光学的手段を用いないで、異なる2種類以上のア
スペクト比の画像を得ることができるローコストなCC
D固体撮像装置を提供する。 【構成】 広アスペクト比の画像を作成する場合には、
第1水平CCD3が転送する信号電荷によって画像を作
成する。一方、第1水平CCD3から結合部8を介し
て、第2水平CCD5に転送された信号電荷によって画
像を作成することによって、結合部8が第1水平CCD
3と第2水平CCD5とを結合する領域に応じて、受光
部1の全有効画素中、水平方向の任意の領域を利用して
広アスペクト比の画像に比べて水平方向の寸法が短い狭
アスペクト比の画像を作成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ビデオカメラなどに
利用される電荷結合型固体撮像装置(以下、「CCD固体
撮像装置」と言う。)に関する。
利用される電荷結合型固体撮像装置(以下、「CCD固体
撮像装置」と言う。)に関する。
【0002】
【従来の技術】CCD固体撮像装置は、テレビジョン画
面に画像を出力することを主な目的としており、テレビ
ジョンのフォーマットに従ってアスペクト比および画素
数等が決定される。アスペクト比とは、画面の水平方向
寸法と垂直方向寸法との比である。
面に画像を出力することを主な目的としており、テレビ
ジョンのフォーマットに従ってアスペクト比および画素
数等が決定される。アスペクト比とは、画面の水平方向
寸法と垂直方向寸法との比である。
【0003】一方、近年、従来のテレビジョン方式が採
用していた4:3のアスペクト比以外に、水平方向にワ
イド化した16:9等のワイドアスペクト比のテレビジ
ョンが発売されている。そして、これに対応して4:3
と16:9の両方のアスペクト比の画像を得ることが可
能なカメラ一体型ビデオも市販されている。
用していた4:3のアスペクト比以外に、水平方向にワ
イド化した16:9等のワイドアスペクト比のテレビジ
ョンが発売されている。そして、これに対応して4:3
と16:9の両方のアスペクト比の画像を得ることが可
能なカメラ一体型ビデオも市販されている。
【0004】上記カメラ一体型ビデオが内蔵する固体撮
像装置は、4:3のアスペクト比の撮像素子の画像の上
下を、ディジタル処理により切り捨てて、アスペクト比
を16:9にしたものか、或いは、レンズの前にコンバ
ージョンレンズを装着して、画像を光学的に圧縮するこ
とによってアスペクト比が16:9の画像を得るもので
ある。
像装置は、4:3のアスペクト比の撮像素子の画像の上
下を、ディジタル処理により切り捨てて、アスペクト比
を16:9にしたものか、或いは、レンズの前にコンバ
ージョンレンズを装着して、画像を光学的に圧縮するこ
とによってアスペクト比が16:9の画像を得るもので
ある。
【0005】また、上記CCD固体撮像装置として、ア
スペクト比が16:9に対応する固体撮像素子を用い
て、ディジタル処理等により、水平方向の画像を切り捨
ててアスペクト比が4:3の画像を得るようにした固体
撮像装置も提案されている。
スペクト比が16:9に対応する固体撮像素子を用い
て、ディジタル処理等により、水平方向の画像を切り捨
ててアスペクト比が4:3の画像を得るようにした固体
撮像装置も提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ア
スペクト比4:3の固体撮像素子の画像の上下を切り捨
てるCCD固体撮像装置では、垂直の解像度が劣化する
という問題がある。また、アスペクト比16:9の画像
の左右を切り捨てるCCD固体撮像装置では、アスペク
ト比が4:3の固体撮像素子を左右に拡張して16:9の
アスペクト比を得る場合に比べれば、アスペクト比1
6:9の画像の水平解像度を十分に確保することができ
る。しかし、アスペクト比4:3の画像を得る場合に、
有効画素を十分に活かすことができなくなってしまうと
いう欠点がある。
スペクト比4:3の固体撮像素子の画像の上下を切り捨
てるCCD固体撮像装置では、垂直の解像度が劣化する
という問題がある。また、アスペクト比16:9の画像
の左右を切り捨てるCCD固体撮像装置では、アスペク
ト比が4:3の固体撮像素子を左右に拡張して16:9の
アスペクト比を得る場合に比べれば、アスペクト比1
6:9の画像の水平解像度を十分に確保することができ
る。しかし、アスペクト比4:3の画像を得る場合に、
有効画素を十分に活かすことができなくなってしまうと
いう欠点がある。
【0007】さらに、画像の切り捨てや時間軸の伸張を
デジタル信号処理によって行う必要があるので、CCD
固体撮像装置が高価になるという問題もある。
デジタル信号処理によって行う必要があるので、CCD
固体撮像装置が高価になるという問題もある。
【0008】また、コンバージョンレンズを使用するC
CD固体撮像装置では、光学部品が増える上に、操作が
煩わしいという問題がある。
CD固体撮像装置では、光学部品が増える上に、操作が
煩わしいという問題がある。
【0009】そこで、本発明の目的は、有効画素を十分
に活用でき、デジタル信号処理や、光学的手段を用いな
いで、異なる2種類以上のアスペクト比の画像を得るこ
とができるローコストなCCD固体撮像装置を提供する
ことにある。
に活用でき、デジタル信号処理や、光学的手段を用いな
いで、異なる2種類以上のアスペクト比の画像を得るこ
とができるローコストなCCD固体撮像装置を提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明の電荷結合型固体撮像装置は、受光
部と、電荷を垂直方向に転送する垂直CCDと、上記垂
直CCDから電荷が転送され、この電荷を水平方向に転
送する第1の水平CCDと、上記第1の水平CCDと並
列に配置された第2の水平CCDと、上記第1の水平C
CDが水平方向に転送している電荷を、この水平転送の
任意の時点で上記第2の水平CCDに転送する結合部と
を備えたことを特徴としている。
め、請求項1の発明の電荷結合型固体撮像装置は、受光
部と、電荷を垂直方向に転送する垂直CCDと、上記垂
直CCDから電荷が転送され、この電荷を水平方向に転
送する第1の水平CCDと、上記第1の水平CCDと並
列に配置された第2の水平CCDと、上記第1の水平C
CDが水平方向に転送している電荷を、この水平転送の
任意の時点で上記第2の水平CCDに転送する結合部と
を備えたことを特徴としている。
【0011】また、請求項2の発明は、請求項1に記載
の電荷結合型固体撮像装置において、上記第1の水平C
CDにある電荷の少なくとも一部を任意の時点で排出す
る電荷排出手段を備えたことを特徴としている。また、
請求項3の発明は、請求項1または2に記載の電荷結合
型固体撮像装置において、上記第2の水平CCDにある
電荷の少なくとも一部を任意の時点で排出する電荷排出
手段を備えたことを特徴としている。また、請求項4の
発明は、請求項1に記載の電荷結合型固体撮像装置にお
いて、上記第2の水平CCDは、上記垂直CCDから転
送される全ての電荷を転送できる電荷転送能力を有し、
上記第2の水平CCDにある電荷の少なくとも一部を任
意の時点で排出する電荷排出手段を備えたことを特徴と
している。また、請求項5の発明は、請求項1乃至4の
いずれか1つに記載の電荷結合型固体撮像装置におい
て、上記受光部に隣接する水平オプティカルブラック部
と、この水平オプティカルブラック部が発生する水平オ
プティカルブラック信号電荷を上記第1水平CCDに転
送させる第1ゲート電極と、上記水平オプティカルブラ
ック信号電荷を、上記第1水平CCDから上記第2水平
CCDへ転送させる第2ゲート電極とを備えたことを特
徴としている。
の電荷結合型固体撮像装置において、上記第1の水平C
CDにある電荷の少なくとも一部を任意の時点で排出す
る電荷排出手段を備えたことを特徴としている。また、
請求項3の発明は、請求項1または2に記載の電荷結合
型固体撮像装置において、上記第2の水平CCDにある
電荷の少なくとも一部を任意の時点で排出する電荷排出
手段を備えたことを特徴としている。また、請求項4の
発明は、請求項1に記載の電荷結合型固体撮像装置にお
いて、上記第2の水平CCDは、上記垂直CCDから転
送される全ての電荷を転送できる電荷転送能力を有し、
上記第2の水平CCDにある電荷の少なくとも一部を任
意の時点で排出する電荷排出手段を備えたことを特徴と
している。また、請求項5の発明は、請求項1乃至4の
いずれか1つに記載の電荷結合型固体撮像装置におい
て、上記受光部に隣接する水平オプティカルブラック部
と、この水平オプティカルブラック部が発生する水平オ
プティカルブラック信号電荷を上記第1水平CCDに転
送させる第1ゲート電極と、上記水平オプティカルブラ
ック信号電荷を、上記第1水平CCDから上記第2水平
CCDへ転送させる第2ゲート電極とを備えたことを特
徴としている。
【0012】また、請求項6の発明は、請求項1,2,
3,5のいずれか1つに記載の電荷結合型固体撮像装置
において、上記第1の水平CCDにある電荷を排出する
第1ドレインと、上記第2の水平CCDにある電荷を排
出する第2ドレインと、上記第1の水平CCDと上記第
2の水平CCDとを電荷出力回路の近くの先端部で結合
する結合CCD部を備えたことを特徴としている。
3,5のいずれか1つに記載の電荷結合型固体撮像装置
において、上記第1の水平CCDにある電荷を排出する
第1ドレインと、上記第2の水平CCDにある電荷を排
出する第2ドレインと、上記第1の水平CCDと上記第
2の水平CCDとを電荷出力回路の近くの先端部で結合
する結合CCD部を備えたことを特徴としている。
【0013】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、垂直CCDか
ら第1の水平CCDに電荷を転送し、この電荷を第1の
水平CCDによって水平方向に転送することによって、
受光部の全有効画素(受光画素)を使用した広アスペクト
比の画像を得ることができる。
ら第1の水平CCDに電荷を転送し、この電荷を第1の
水平CCDによって水平方向に転送することによって、
受光部の全有効画素(受光画素)を使用した広アスペクト
比の画像を得ることができる。
【0014】一方、狭アスペクト比の画像を得ようとす
る場合には、図5の動作概念図に示すように、上記第1
の水平CCDが水平方向に電荷を転送している任意の時
点で、上記結合部を駆動すれば、第1の水平CCDから
第2の水平CCDへ電荷を転送できる。この後、上記第
1の水平CCDから転送された電荷を第2の水平CCD
が水平方向に転送することによって、上記結合部が上記
第1水平CCDと第2水平CCDとを結合する領域に応
じて、上記受光部の全有効画素中、水平方向の任意の領
域を利用して狭アスペクト比の画像を得ることができ
る。尚、この場合、上記第1水平CCDは、垂直CCD
から転送された電荷を、次に上記垂直CCDから転送さ
れるまでに、全部転送してしまって空になっている必要
がある。このため、上記第1水平CCDを、上記第2水
平CCDよりも高速に駆動するか、あるいは、上記第1
水平CCDは、第2水平CCDに電荷を転送した後に、
残った電荷をドレインする必要がある。
る場合には、図5の動作概念図に示すように、上記第1
の水平CCDが水平方向に電荷を転送している任意の時
点で、上記結合部を駆動すれば、第1の水平CCDから
第2の水平CCDへ電荷を転送できる。この後、上記第
1の水平CCDから転送された電荷を第2の水平CCD
が水平方向に転送することによって、上記結合部が上記
第1水平CCDと第2水平CCDとを結合する領域に応
じて、上記受光部の全有効画素中、水平方向の任意の領
域を利用して狭アスペクト比の画像を得ることができ
る。尚、この場合、上記第1水平CCDは、垂直CCD
から転送された電荷を、次に上記垂直CCDから転送さ
れるまでに、全部転送してしまって空になっている必要
がある。このため、上記第1水平CCDを、上記第2水
平CCDよりも高速に駆動するか、あるいは、上記第1
水平CCDは、第2水平CCDに電荷を転送した後に、
残った電荷をドレインする必要がある。
【0015】また、図4に、請求項1に記載の発明の動
作のタイミング図を示す。
作のタイミング図を示す。
【0016】広いアスペクト比(たとえば、16:9)の
画像を得る場合には、通常のアスペクト比一定の固体撮
像装置と同様に、1水平期間(1H)中のブランキング期
間t1の間に垂直転送が行われ、第1水平CCDによっ
て、順次、信号電荷が出力される。
画像を得る場合には、通常のアスペクト比一定の固体撮
像装置と同様に、1水平期間(1H)中のブランキング期
間t1の間に垂直転送が行われ、第1水平CCDによっ
て、順次、信号電荷が出力される。
【0017】一方、狭いアスペクト比(たとえば4:3)
の画像を得る場合には、期間t1に、垂直CCDから第
1水平CCDへ信号電荷が転送される。そして、期間t
2および期間t3に、第1水平CCDは、上記信号電荷
を水平に転送する。この第1水平CCDの動作と平行し
て、第2水平CCDは、期間t1から期間t2の終わりま
で、前の水平期間に第1水平CCDから転送された信号
電荷を水平に転送する。その後、期間t4に、第1水平
CCDから第2水平CCDに信号電荷を転送する。この
後、第2水平CCDは、水平に信号電荷を転送して、こ
の信号電荷から映像信号を得るようにしている。
の画像を得る場合には、期間t1に、垂直CCDから第
1水平CCDへ信号電荷が転送される。そして、期間t
2および期間t3に、第1水平CCDは、上記信号電荷
を水平に転送する。この第1水平CCDの動作と平行し
て、第2水平CCDは、期間t1から期間t2の終わりま
で、前の水平期間に第1水平CCDから転送された信号
電荷を水平に転送する。その後、期間t4に、第1水平
CCDから第2水平CCDに信号電荷を転送する。この
後、第2水平CCDは、水平に信号電荷を転送して、こ
の信号電荷から映像信号を得るようにしている。
【0018】したがって、図5に示すように、垂直CC
Dから第1水平CCDへの電荷転送と、第1水平CCD
から第2水平CCDへの電荷転送との位相差を変えるこ
とによって、受光画素の任意の水平領域を使用した狭ア
スペクト比の画像を得ることができる。
Dから第1水平CCDへの電荷転送と、第1水平CCD
から第2水平CCDへの電荷転送との位相差を変えるこ
とによって、受光画素の任意の水平領域を使用した狭ア
スペクト比の画像を得ることができる。
【0019】また、請求項2の発明によれば、図15に
示すように、狭いアスペクト比の画像を得る場合には、
第1水平CCDから第2水平CCDに電荷を転送したと
きに、第1水平CCDに残った不要な電荷をドレインを
介して排出する。このドレインは電荷排出手段を構成し
ている。請求項2の発明は、第1水平CCDに残った不
要な電荷をドレインを介して排出できるから、第1水平
CCDと第2水平CCDとを同一の周波数で駆動した場
合にも、第1水平CCDへ狭アスペクト比の画像に対し
て不要な電荷が残留したままになることを防いで、狭ア
スペクト比の画像を得ることができる。また、請求項3
の発明によれば、図16に示すように、第2水平CCD
で水平転送を行って、狭アスペクト比の画像を得た後
に、第2水平CCDに残っている不要な電荷をドレイン
を介して排出する。このドレインは電荷排出手段を構成
している。請求項3の発明は、第2水平CCDに残って
いる不要な電荷をドレインを介して排出できるから、第
2水平CCDの長さよりも水平方向に狭い任意のアスペ
クト比の画像を得ることができる。図18は、この請求
項3の発明によって狭アスペクト比の画像を得る場合の
各CCDの駆動タイミングを示しており、水平ブランキ
ング期間の第1水平CCDから第2水平CCDに電荷を
転送する前の期間t3に、第2水平CCDに残っている
不要な電荷をドレインを介して排出することを示してい
る。また、請求項4の発明によれば、広アスペクト比の
画像を得る場合には、垂直CCDからの電荷を、第1水
平CCDで水平転送を行わずに第1水平CCDから第2
水平CCDに転送する。そして、第2水平CCDから出
力される電荷から画像を得る。この動作の駆動タイミン
グを、図19に示す。また、狭アスペクト比の画像を得
る場合には、請求項3の発明と同じく、図18に示す駆
動タイミングで図17に示すように各CCDを動作さ
せ、狭アスペクト比の画像に対して不要な電荷をドレイ
ンから排出すればよい。このように、請求項4の発明
は、第2水平CCDの出力のみから、広アスペクト比か
ら狭アスペクト比の間の任意のアスペクト比の画像を得
ることが可能である。また、請求項5に記載の発明によ
れば、図6に示すように、上記水平オプティカルブラッ
ク部が生成する水平オプティカルブラック信号電荷を、
上記受光部が発生する電荷と独立して、第1の水平CC
Dで転送中の電荷と混ぜることなく、上記垂直CCDか
ら上記第1水平CCDを経由して上記第2水平CCDへ
転送することができる。
示すように、狭いアスペクト比の画像を得る場合には、
第1水平CCDから第2水平CCDに電荷を転送したと
きに、第1水平CCDに残った不要な電荷をドレインを
介して排出する。このドレインは電荷排出手段を構成し
ている。請求項2の発明は、第1水平CCDに残った不
要な電荷をドレインを介して排出できるから、第1水平
CCDと第2水平CCDとを同一の周波数で駆動した場
合にも、第1水平CCDへ狭アスペクト比の画像に対し
て不要な電荷が残留したままになることを防いで、狭ア
スペクト比の画像を得ることができる。また、請求項3
の発明によれば、図16に示すように、第2水平CCD
で水平転送を行って、狭アスペクト比の画像を得た後
に、第2水平CCDに残っている不要な電荷をドレイン
を介して排出する。このドレインは電荷排出手段を構成
している。請求項3の発明は、第2水平CCDに残って
いる不要な電荷をドレインを介して排出できるから、第
2水平CCDの長さよりも水平方向に狭い任意のアスペ
クト比の画像を得ることができる。図18は、この請求
項3の発明によって狭アスペクト比の画像を得る場合の
各CCDの駆動タイミングを示しており、水平ブランキ
ング期間の第1水平CCDから第2水平CCDに電荷を
転送する前の期間t3に、第2水平CCDに残っている
不要な電荷をドレインを介して排出することを示してい
る。また、請求項4の発明によれば、広アスペクト比の
画像を得る場合には、垂直CCDからの電荷を、第1水
平CCDで水平転送を行わずに第1水平CCDから第2
水平CCDに転送する。そして、第2水平CCDから出
力される電荷から画像を得る。この動作の駆動タイミン
グを、図19に示す。また、狭アスペクト比の画像を得
る場合には、請求項3の発明と同じく、図18に示す駆
動タイミングで図17に示すように各CCDを動作さ
せ、狭アスペクト比の画像に対して不要な電荷をドレイ
ンから排出すればよい。このように、請求項4の発明
は、第2水平CCDの出力のみから、広アスペクト比か
ら狭アスペクト比の間の任意のアスペクト比の画像を得
ることが可能である。また、請求項5に記載の発明によ
れば、図6に示すように、上記水平オプティカルブラッ
ク部が生成する水平オプティカルブラック信号電荷を、
上記受光部が発生する電荷と独立して、第1の水平CC
Dで転送中の電荷と混ぜることなく、上記垂直CCDか
ら上記第1水平CCDを経由して上記第2水平CCDへ
転送することができる。
【0020】したがって、第1水平CCDが転送する電
荷によって広アスペクト比の画像を作成する場合だけで
なく、第2水平CCDが転送する信号電荷によって狭ア
スペクト比の画像を作成する場合にも、水平オプティカ
ルブラック信号を利用できるようになる。
荷によって広アスペクト比の画像を作成する場合だけで
なく、第2水平CCDが転送する信号電荷によって狭ア
スペクト比の画像を作成する場合にも、水平オプティカ
ルブラック信号を利用できるようになる。
【0021】尚、この場合、図6に示すように、t1で
は、受光部の電荷のみを垂直CCDから水平CCD1へ
転送する。その後、オプティカルブラック画素部の電荷
を、t4のタイミングで第1水平CCDを介して第2水
平CCDへ転送し、同時に、t1に受光部から第1水平
CCDに転送された電荷が第2水平CCDに転送され
る。
は、受光部の電荷のみを垂直CCDから水平CCD1へ
転送する。その後、オプティカルブラック画素部の電荷
を、t4のタイミングで第1水平CCDを介して第2水
平CCDへ転送し、同時に、t1に受光部から第1水平
CCDに転送された電荷が第2水平CCDに転送され
る。
【0022】また、請求項6に記載の発明によれば、不
要な系統の水平CCDの電荷を、上記結合CCDで合流
する前に上記ドレインへ流出させ、必要な信号電荷のみ
を上記結合CCDから出力回路に導くことができ、単一
の出力回路から映像信号を出力できる。したがって、2
種のアスペクト比(たとえば、16:9と4:3)の映像信
号を単一に出力回路から得ることができる。
要な系統の水平CCDの電荷を、上記結合CCDで合流
する前に上記ドレインへ流出させ、必要な信号電荷のみ
を上記結合CCDから出力回路に導くことができ、単一
の出力回路から映像信号を出力できる。したがって、2
種のアスペクト比(たとえば、16:9と4:3)の映像信
号を単一に出力回路から得ることができる。
【0023】
【実施例】以下、本発明のCCD固体撮像装置を図示の
実施例に基づいて詳細に説明する。
実施例に基づいて詳細に説明する。
【0024】図1に、請求項1に記載の発明の実施例で
ある第1実施例のブロック図を示す。図1に示すよう
に、この実施例は、16:9のアスペクト比の受光部1
と垂直CCD2と第1水平CCD3と第2水平CCD5
と第1出力回路6と第2出力回路7と結合部8を備えて
いる。
ある第1実施例のブロック図を示す。図1に示すよう
に、この実施例は、16:9のアスペクト比の受光部1
と垂直CCD2と第1水平CCD3と第2水平CCD5
と第1出力回路6と第2出力回路7と結合部8を備えて
いる。
【0025】上記受光部1は、入射光に応じて受光部信
号電荷を発生し、上記垂直CCD2は、上記受光部信号
電荷を垂直方向に転送する。上記第1水平CCD3は、
上記垂直CCD2より上記信号電荷が転送され、この信
号電荷を水平方向に転送する。また、上記第2水平CC
D5は、上記第1水平CCD3と並列に配置されてお
り、上記結合部8によって上記第1水平CCD3と結合
されている。上記結合部8は、上記第1水平CCD3が
水平転送している信号電荷を、この水平転送の任意の時
点で上記第2水平CCD5に転送することができる。
号電荷を発生し、上記垂直CCD2は、上記受光部信号
電荷を垂直方向に転送する。上記第1水平CCD3は、
上記垂直CCD2より上記信号電荷が転送され、この信
号電荷を水平方向に転送する。また、上記第2水平CC
D5は、上記第1水平CCD3と並列に配置されてお
り、上記結合部8によって上記第1水平CCD3と結合
されている。上記結合部8は、上記第1水平CCD3が
水平転送している信号電荷を、この水平転送の任意の時
点で上記第2水平CCD5に転送することができる。
【0026】上記第1水平CCD3及び第2水平CCD
5と上記結合部8の詳細な構造を図7に示す。図7に示
すように、上記第1水平CCD3はチャネル71と水平
転送用ゲート電極H1,H2を有している。また、上記
第2水平CCD5はチャネル73と水平転送用ゲート電
極H2A,H1Aを有している。V4は、上記垂直CC
D2からの信号電荷を第1水平CCD3に転送するため
のゲート電極であり、TGは、上記第1水平CCD3か
ら第2水平CCD5に信号電荷を転送するためのゲート
電極である。
5と上記結合部8の詳細な構造を図7に示す。図7に示
すように、上記第1水平CCD3はチャネル71と水平
転送用ゲート電極H1,H2を有している。また、上記
第2水平CCD5はチャネル73と水平転送用ゲート電
極H2A,H1Aを有している。V4は、上記垂直CC
D2からの信号電荷を第1水平CCD3に転送するため
のゲート電極であり、TGは、上記第1水平CCD3か
ら第2水平CCD5に信号電荷を転送するためのゲート
電極である。
【0027】第1水平CCD3のチャネル71は、ゲー
ト電極H1とゲート電極H1Aとの間、かつ、ゲート電
極TGの下で接続チャネル72によって、第2水平CC
D5のチャネル73に接続されている。上記ゲート電極
TGと上記接続チャネル72とが結合部8を構成してい
る。従って、上記ゲート電極TG,H1,H1Aに加える
パルス電位φH1,φH1A,φTGを変化させることに
よって、上記ゲート電極H1の下から上記ゲート電極H
1Aの下に信号電荷を転送することができる。すなわ
ち、上記第1水平CCD3から上記結合部8を経由して
上記第2水平CCD5に信号電荷を転送することができ
る。
ト電極H1とゲート電極H1Aとの間、かつ、ゲート電
極TGの下で接続チャネル72によって、第2水平CC
D5のチャネル73に接続されている。上記ゲート電極
TGと上記接続チャネル72とが結合部8を構成してい
る。従って、上記ゲート電極TG,H1,H1Aに加える
パルス電位φH1,φH1A,φTGを変化させることに
よって、上記ゲート電極H1の下から上記ゲート電極H
1Aの下に信号電荷を転送することができる。すなわ
ち、上記第1水平CCD3から上記結合部8を経由して
上記第2水平CCD5に信号電荷を転送することができ
る。
【0028】上記実施例によれば、16:9の広アスペ
クト比の画像を作成する場合には、上記垂直CCD2を
介して受光部1が発生した信号電荷を上記第1水平CC
D3に転送し、上記第1水平CCD3から第1出力回路
6に上記信号電荷を転送することによって、画像信号を
作成する。つまり、この場合、上記受光部1の全領域の
有効画素を使用して、広アスペクト比の画像を作成でき
る。
クト比の画像を作成する場合には、上記垂直CCD2を
介して受光部1が発生した信号電荷を上記第1水平CC
D3に転送し、上記第1水平CCD3から第1出力回路
6に上記信号電荷を転送することによって、画像信号を
作成する。つまり、この場合、上記受光部1の全領域の
有効画素を使用して、広アスペクト比の画像を作成でき
る。
【0029】一方、図8に、4:3の狭アスペクト比
時、すなわち画面の水平方向寸法をアスペクト比16:
9における所定寸法に比べて小さくする場合に、上記ゲ
ート電極H1,H2およびH1A,H2AおよびV4,T
Gに印加する駆動パルス信号φH1,φH2およびφH
1A,φH2AおよびφV4,φTGのタイミングチャー
トを示す。
時、すなわち画面の水平方向寸法をアスペクト比16:
9における所定寸法に比べて小さくする場合に、上記ゲ
ート電極H1,H2およびH1A,H2AおよびV4,T
Gに印加する駆動パルス信号φH1,φH2およびφH
1A,φH2AおよびφV4,φTGのタイミングチャー
トを示す。
【0030】図8に示すように、まず、期間T1におい
て、ゲート電極V4に印加される駆動パルス信号φV4
によって、図7に示す経路W1を通って、垂直CCD2
から第1水平CCD3に信号電荷が転送される。
て、ゲート電極V4に印加される駆動パルス信号φV4
によって、図7に示す経路W1を通って、垂直CCD2
から第1水平CCD3に信号電荷が転送される。
【0031】次に、期間T2に、ゲート電極H1,H2
に印加される駆動パルス信号φH1,φH2によって、
経路W2に示すように、上記信号電荷が第1水平CCD
3内で水平方向に転送される。
に印加される駆動パルス信号φH1,φH2によって、
経路W2に示すように、上記信号電荷が第1水平CCD
3内で水平方向に転送される。
【0032】つぎに、期間T3に、ゲート電極TGに駆
動パルス信号φTGを印加することと、ゲート電極H
1,H1Aに駆動パルス信号φH1,φH1Aを印加する
ことによって、経路W3に示すように、ゲート電極H1
の下の信号電荷が、電極TGの下の接続チャネル72を
通って、ゲート電極H1Aの下に転送される。つまり、
期間T3に、第1水平CCD3から結合部8を経由して
第2水平CCD5に信号電荷が転送される。この後、第
2水平CCD5は第2出力回路7に信号電荷を転送し、
第2出力回路7は映像信号を出力する。そして、第1水
平CCD3は、さらに信号電荷の転送を行って、次周期
の期間T1までに、狭アスペクトの画像に対して不必要
な全ての不要画素の信号電荷を掃き出す。
動パルス信号φTGを印加することと、ゲート電極H
1,H1Aに駆動パルス信号φH1,φH1Aを印加する
ことによって、経路W3に示すように、ゲート電極H1
の下の信号電荷が、電極TGの下の接続チャネル72を
通って、ゲート電極H1Aの下に転送される。つまり、
期間T3に、第1水平CCD3から結合部8を経由して
第2水平CCD5に信号電荷が転送される。この後、第
2水平CCD5は第2出力回路7に信号電荷を転送し、
第2出力回路7は映像信号を出力する。そして、第1水
平CCD3は、さらに信号電荷の転送を行って、次周期
の期間T1までに、狭アスペクトの画像に対して不必要
な全ての不要画素の信号電荷を掃き出す。
【0033】このように、この実施例は、第1水平CC
D3が転送中の信号電荷の一部を、上記結合部8によっ
て、第2水平CCD5に転送することができる。従っ
て、上記第2水平CCD5から上記第2出力回路7に信
号電荷を出力することによって、受光部1の全有効画素
中水平方向の任意の領域の画素によって形成した狭アス
ペクト比の画像を作成することができる。
D3が転送中の信号電荷の一部を、上記結合部8によっ
て、第2水平CCD5に転送することができる。従っ
て、上記第2水平CCD5から上記第2出力回路7に信
号電荷を出力することによって、受光部1の全有効画素
中水平方向の任意の領域の画素によって形成した狭アス
ペクト比の画像を作成することができる。
【0034】したがって、この実施例によれば、受光部
の有効画素を十分に活用でき、デジタル信号処理や光学
的手段を用いないで、16:9の広アスペクト比の画像
と、4:3の狭アスペクト比の画像を得ることができ
る。
の有効画素を十分に活用でき、デジタル信号処理や光学
的手段を用いないで、16:9の広アスペクト比の画像
と、4:3の狭アスペクト比の画像を得ることができ
る。
【0035】次に、図12に、請求項2に記載の発明の
実施例である第2実施例のブロック図を示す。この実施
例は、図1に示した第1実施例の構成に加えて、ドレイ
ン201と接続チャネル203とを有している。より詳
しくは、この第2実施例は、図20に示すように、第1
実施例に加えて、チャネルストップで挟まれた接続チャ
ネル203と、ドレイン201と、このドレイン201
とグランドとの間に接続された直流電源202とを備え
たものである。したがって、第1実施例と同一の部分に
は同一番号を付して説明を省略する。図20に示すよう
に、この第2実施例は、ゲート電極TGの下で、接続チ
ャネル203によって第1水平CCD3とドレイン20
1とが接続されている。そして、ゲート電極TGを駆動
して、第1水平CCD3から第2水平CCD5に電荷転
送を行うことができる。これと同時に、第1水平CCD
3から接続チャネル203を介して不要な電荷をドレイ
ン201に排出し、さらに、このドレイン201からグ
ランドに電荷を排出することができる。この第2実施例
は、図15に示すように、狭いアスペクト比の画像を得
る場合には、第1水平CCD3から第2水平CCD5に
電荷を転送したときに、第1水平CCD3に残った不要
な電荷をドレイン201を介して排出する。このドレイ
ン201は電荷排出手段を構成している。この第2実施
例は、第1水平CCD3に残った不要な電荷をドレイン
201を介して排出できる。したがって、第1水平CC
D3と第2水平CCD5とを同一の周波数で駆動した場
合にも、第1水平CCD3に、狭アスペクト比の画像に
対して不要な電荷が残留したままになることを防いで、
狭アスペクト比の画像を得ることができる。即ち、第1
実施例では、1水平期間内に第1水平CCD3にある全
ての電荷を転送して第1水平CCD3を空にするため
に、第1水平CCD3を第2CCD5よりも高い周波数
で駆動する必要があるのに対して、第2実施例では、不
要な電荷をドレイン201から排出することができるか
ら、第1水平CCD3と第2水平CCD5とを同一の周
波数で駆動できる。したがって、第2実施例によれば、
狭アスペクト比の画像を容易に得ることができる。つぎ
に、図13に、請求項3の発明の実施例である第3実施
例のブロック図を示す。この第3実施例は、図1に示し
た第1実施例の構成に加えて、ドレイン301と接続チ
ャネル303とを有している。より詳しくは、この第3
実施例は、図21に示すように、チャネルストップで挟
まれた接続チャネル303と、ドレイン301と、この
ドレイン301とグランドとの間に接続された直流電源
302とを備えた点が第1実施例と異なる。したがっ
て、第1実施例と同一の部分には同一番号を付して説明
を省略する。図21に示すように、この第3実施例は、
ゲート電極TGの下で、接続チャネル303を介して第
2水平CCD5とドレイン301とが接続されている。
上記ドレイン301は、直流電源302を介してグラン
ドに接続されている。そして、ゲート電極TGに駆動信
号φTG2を印加することによって、第2水平CCD5
にある電荷を、任意の時点で接続チャネル303を介し
てドレイン301に排出することができる。この第3実
施例は、図16に示すように、第2水平CCD5で水平
転送を行って、狭アスペクト比の画像を得た後に、第2
水平CCD5に残っている不要な電荷をドレイン301
を介して排出する。このドレイン301は電荷排出手段
を構成している。この第3実施例は、第2水平CCD5
に残っている不要な電荷をドレイン301を介して排出
できるから、第2水平CCD5の長さよりも水平方向に
狭い任意のアスペクト比の画像を得ることができる。図
18は、この第3実施例によって狭アスペクト比の画像
を得る場合の各CCDの駆動タイミングを示しており、
水平ブランキング期間の第1水平CCD3から第2水平
CCD5に電荷を転送する前の期間t3に、第2水平C
CD5に残っている不要な電荷をドレイン301を介し
て排出することを示している。このように、第1実施例
では、狭アスペクト比の画像を得る場合に、第2水平C
CD5にある電荷を水平転送して全て読み出す必要があ
るから、アスペクト比は第2水平CCD5の転送段数に
よって決まるのに対し、第3実施例では、第2水平CC
D5にある電荷を、第1実施例よりも低い周波数で読み
出した後に、第2水平CCD5に残った電荷を上記ドレ
イン301から排出することができる。したがって、第
3実施例によれば、第1実施例よりも狭い任意のアスペ
クト比の画像を得ることができる。次に、図14に、請
求項4の発明の実施例である第4実施例のブロック図を
示す。この第4実施例は、図1に示した第1実施例の第
2水平CCD5と接続チャネル8に替えて第1水平CC
D3と同じ長さ(転送段数)の第2水平CCD405と接
続チャネル408を備えた点と、上記第2水平CCD4
05にある電荷の一部を任意の時点で排出するドレイン
401と接続チャネル403を備えた点と、第1出力回
路6に替えて第1水平CCD3にある電荷を排出するド
レイン404を備えた点とが、第1実施例と異なる。従
って、第1実施例と同一の箇所には同一の番号を付して
説明を省略し、第1実施例と異なる点のみを説明する。
この第4実施例は、受光画素をすべて利用する広アスペ
クト比の画像を得る場合には、図19に示すように、垂
直CCDからの電荷を、第1水平CCD3では水平転送
を行わずに、第1水平CCD3から接続チャネル408
を介して第2水平CCD405に電荷を転送する。そし
て、第2水平CCD405で上記電荷を水平転送して、
第2出力回路7を介して画像を得る。一方、狭アスペク
ト比の画像を得る場合には、図18に示す駆動タイミン
グで図17に示すように各CCDを動作させ、上記広ア
スペクト比の画像を得る場合に比べて低い周波数で、第
2水平CCD405から電荷を読み出す。その後、第2
水平CCD405に残った不要な電荷を、接続チャネル
403を介してドレイン401に排出する。したがっ
て、この第4実施例は、第2水平CCDの出力のみか
ら、広アスペクト比から狭アスペクト比の間の任意のア
スペクト比の画像を得ることが可能である。つぎに、図
2に、請求項5に記載の発明の実施例である第5実施例
のブロック図を示す。この実施例は、受光部1に隣接し
て水平オプティカルブラック部29を備えていること
と、信号電荷を垂直方向に転送するためのゲート電極の
構造とが、図1にブロック図を示した第1実施例と異な
る。したがって、第1実施例と異なる点を重点的に説明
する。
実施例である第2実施例のブロック図を示す。この実施
例は、図1に示した第1実施例の構成に加えて、ドレイ
ン201と接続チャネル203とを有している。より詳
しくは、この第2実施例は、図20に示すように、第1
実施例に加えて、チャネルストップで挟まれた接続チャ
ネル203と、ドレイン201と、このドレイン201
とグランドとの間に接続された直流電源202とを備え
たものである。したがって、第1実施例と同一の部分に
は同一番号を付して説明を省略する。図20に示すよう
に、この第2実施例は、ゲート電極TGの下で、接続チ
ャネル203によって第1水平CCD3とドレイン20
1とが接続されている。そして、ゲート電極TGを駆動
して、第1水平CCD3から第2水平CCD5に電荷転
送を行うことができる。これと同時に、第1水平CCD
3から接続チャネル203を介して不要な電荷をドレイ
ン201に排出し、さらに、このドレイン201からグ
ランドに電荷を排出することができる。この第2実施例
は、図15に示すように、狭いアスペクト比の画像を得
る場合には、第1水平CCD3から第2水平CCD5に
電荷を転送したときに、第1水平CCD3に残った不要
な電荷をドレイン201を介して排出する。このドレイ
ン201は電荷排出手段を構成している。この第2実施
例は、第1水平CCD3に残った不要な電荷をドレイン
201を介して排出できる。したがって、第1水平CC
D3と第2水平CCD5とを同一の周波数で駆動した場
合にも、第1水平CCD3に、狭アスペクト比の画像に
対して不要な電荷が残留したままになることを防いで、
狭アスペクト比の画像を得ることができる。即ち、第1
実施例では、1水平期間内に第1水平CCD3にある全
ての電荷を転送して第1水平CCD3を空にするため
に、第1水平CCD3を第2CCD5よりも高い周波数
で駆動する必要があるのに対して、第2実施例では、不
要な電荷をドレイン201から排出することができるか
ら、第1水平CCD3と第2水平CCD5とを同一の周
波数で駆動できる。したがって、第2実施例によれば、
狭アスペクト比の画像を容易に得ることができる。つぎ
に、図13に、請求項3の発明の実施例である第3実施
例のブロック図を示す。この第3実施例は、図1に示し
た第1実施例の構成に加えて、ドレイン301と接続チ
ャネル303とを有している。より詳しくは、この第3
実施例は、図21に示すように、チャネルストップで挟
まれた接続チャネル303と、ドレイン301と、この
ドレイン301とグランドとの間に接続された直流電源
302とを備えた点が第1実施例と異なる。したがっ
て、第1実施例と同一の部分には同一番号を付して説明
を省略する。図21に示すように、この第3実施例は、
ゲート電極TGの下で、接続チャネル303を介して第
2水平CCD5とドレイン301とが接続されている。
上記ドレイン301は、直流電源302を介してグラン
ドに接続されている。そして、ゲート電極TGに駆動信
号φTG2を印加することによって、第2水平CCD5
にある電荷を、任意の時点で接続チャネル303を介し
てドレイン301に排出することができる。この第3実
施例は、図16に示すように、第2水平CCD5で水平
転送を行って、狭アスペクト比の画像を得た後に、第2
水平CCD5に残っている不要な電荷をドレイン301
を介して排出する。このドレイン301は電荷排出手段
を構成している。この第3実施例は、第2水平CCD5
に残っている不要な電荷をドレイン301を介して排出
できるから、第2水平CCD5の長さよりも水平方向に
狭い任意のアスペクト比の画像を得ることができる。図
18は、この第3実施例によって狭アスペクト比の画像
を得る場合の各CCDの駆動タイミングを示しており、
水平ブランキング期間の第1水平CCD3から第2水平
CCD5に電荷を転送する前の期間t3に、第2水平C
CD5に残っている不要な電荷をドレイン301を介し
て排出することを示している。このように、第1実施例
では、狭アスペクト比の画像を得る場合に、第2水平C
CD5にある電荷を水平転送して全て読み出す必要があ
るから、アスペクト比は第2水平CCD5の転送段数に
よって決まるのに対し、第3実施例では、第2水平CC
D5にある電荷を、第1実施例よりも低い周波数で読み
出した後に、第2水平CCD5に残った電荷を上記ドレ
イン301から排出することができる。したがって、第
3実施例によれば、第1実施例よりも狭い任意のアスペ
クト比の画像を得ることができる。次に、図14に、請
求項4の発明の実施例である第4実施例のブロック図を
示す。この第4実施例は、図1に示した第1実施例の第
2水平CCD5と接続チャネル8に替えて第1水平CC
D3と同じ長さ(転送段数)の第2水平CCD405と接
続チャネル408を備えた点と、上記第2水平CCD4
05にある電荷の一部を任意の時点で排出するドレイン
401と接続チャネル403を備えた点と、第1出力回
路6に替えて第1水平CCD3にある電荷を排出するド
レイン404を備えた点とが、第1実施例と異なる。従
って、第1実施例と同一の箇所には同一の番号を付して
説明を省略し、第1実施例と異なる点のみを説明する。
この第4実施例は、受光画素をすべて利用する広アスペ
クト比の画像を得る場合には、図19に示すように、垂
直CCDからの電荷を、第1水平CCD3では水平転送
を行わずに、第1水平CCD3から接続チャネル408
を介して第2水平CCD405に電荷を転送する。そし
て、第2水平CCD405で上記電荷を水平転送して、
第2出力回路7を介して画像を得る。一方、狭アスペク
ト比の画像を得る場合には、図18に示す駆動タイミン
グで図17に示すように各CCDを動作させ、上記広ア
スペクト比の画像を得る場合に比べて低い周波数で、第
2水平CCD405から電荷を読み出す。その後、第2
水平CCD405に残った不要な電荷を、接続チャネル
403を介してドレイン401に排出する。したがっ
て、この第4実施例は、第2水平CCDの出力のみか
ら、広アスペクト比から狭アスペクト比の間の任意のア
スペクト比の画像を得ることが可能である。つぎに、図
2に、請求項5に記載の発明の実施例である第5実施例
のブロック図を示す。この実施例は、受光部1に隣接し
て水平オプティカルブラック部29を備えていること
と、信号電荷を垂直方向に転送するためのゲート電極の
構造とが、図1にブロック図を示した第1実施例と異な
る。したがって、第1実施例と異なる点を重点的に説明
する。
【0036】図2に示すように、この第5実施例は、受
光部1に隣接する水平オプティカルブラック部29を備
えている。上記水平オプティカルブラック部29は、水
平オプティカルブラック信号電荷を発生する。
光部1に隣接する水平オプティカルブラック部29を備
えている。上記水平オプティカルブラック部29は、水
平オプティカルブラック信号電荷を発生する。
【0037】この第5実施例の第1水平CCD23およ
び第2水平CCD25の詳細な構造を、図9に示す。図
9に示すように、上記第1水平CCD23はチャネル9
1と水平転送用ゲート電極H1,H2を有している。ま
た、上記第2水平CCD25はチャネル93と水平転送
用ゲート電極H2A,H1Aを有している。上記第1水
平CCD23のチャネル91と上記第2水平CCD25
のチャネル93とは、ゲート電極H1とH1Aとの間、
かつ、ゲート電極TG4およびTG3の下にある接続チ
ャネル92によって接続されている。
び第2水平CCD25の詳細な構造を、図9に示す。図
9に示すように、上記第1水平CCD23はチャネル9
1と水平転送用ゲート電極H1,H2を有している。ま
た、上記第2水平CCD25はチャネル93と水平転送
用ゲート電極H2A,H1Aを有している。上記第1水
平CCD23のチャネル91と上記第2水平CCD25
のチャネル93とは、ゲート電極H1とH1Aとの間、
かつ、ゲート電極TG4およびTG3の下にある接続チ
ャネル92によって接続されている。
【0038】図9において、ゲート電極V4の幅広の部
分V4a は、受光部1が発生した受光部信号電荷を、上
記垂直CCD2を介して、第1水平CCD23に転送す
る役目をする。また、上記ゲート電極V4の幅細の部分
V4b およびゲート電極TG1とゲート電極TG2と
は、上記水平オプティカルブラック部29が発生する水
平オプティカルブラック信号電荷を上記第1水平CCD
23のチャネル91に転送する役目をする。また、ゲー
ト電極TG4は、上記水平オプティカルブラック信号電
荷を上記第1水平CCD23から第2水平CCD25に
転送する役目をする。また、ゲート電極TG3は、上記
受光部信号電荷を第1水平CCD23から第2水平CC
D25に転送する役目をする。上記接続チャネル92と
ゲート電極TG3およびゲート電極TG4が結合部28
を構成している。
分V4a は、受光部1が発生した受光部信号電荷を、上
記垂直CCD2を介して、第1水平CCD23に転送す
る役目をする。また、上記ゲート電極V4の幅細の部分
V4b およびゲート電極TG1とゲート電極TG2と
は、上記水平オプティカルブラック部29が発生する水
平オプティカルブラック信号電荷を上記第1水平CCD
23のチャネル91に転送する役目をする。また、ゲー
ト電極TG4は、上記水平オプティカルブラック信号電
荷を上記第1水平CCD23から第2水平CCD25に
転送する役目をする。また、ゲート電極TG3は、上記
受光部信号電荷を第1水平CCD23から第2水平CC
D25に転送する役目をする。上記接続チャネル92と
ゲート電極TG3およびゲート電極TG4が結合部28
を構成している。
【0039】このように、この第5実施例は、水平オプ
ティカルブラック部29に対応する部分の垂直CCD2
と第1水平CCD23とを、2枚のゲート電極TG1お
よびTG2を介して接続して、水平オプティカルブラッ
ク部29が発生する電荷と受光部1が発生する電荷とを
独立に転送できるようになっている。
ティカルブラック部29に対応する部分の垂直CCD2
と第1水平CCD23とを、2枚のゲート電極TG1お
よびTG2を介して接続して、水平オプティカルブラッ
ク部29が発生する電荷と受光部1が発生する電荷とを
独立に転送できるようになっている。
【0040】また、第1水平CCD23から第2水平C
CD25への電荷転送をコントロールするゲート電極
も、前述の実施例と異なり、TG3とTG4の2枚に分
割されているので、水平オプティカルブラック部29が
発生する電荷と受光部1が発生する電荷とを独立に転送
できる。
CD25への電荷転送をコントロールするゲート電極
も、前述の実施例と異なり、TG3とTG4の2枚に分
割されているので、水平オプティカルブラック部29が
発生する電荷と受光部1が発生する電荷とを独立に転送
できる。
【0041】また、ゲート電極TG4下の接続チャネル
92のポテンシャルをチャネル91のポテンシャルより
も深くしている。また、ゲート電極H1下のチャネル9
1と、ゲート電極H2下のチャネル91との間には、イ
オン注入によりポテンシャル差を設けている。このよう
に、チャネル91及びチャネル92のポテンシャルを設
定することによって、水平オプティカルブラック部29
が発生する電荷が、受光部1が発生する電荷に混入する
ことを回避できる。また、上記チャネル91,92のポ
テンシャル設定は、電荷転送の方向づけのためにも必要
なことである。図10に、狭アスペクト時に、上記ゲー
ト電極H1,H2及びH1A,H2AおよびV4,TG1
〜4に印加する駆動パルス信号φH1,φH2およびφ
H1A,φH2AおよびφV4,φTG1〜4のタイミン
グチャートを示す。
92のポテンシャルをチャネル91のポテンシャルより
も深くしている。また、ゲート電極H1下のチャネル9
1と、ゲート電極H2下のチャネル91との間には、イ
オン注入によりポテンシャル差を設けている。このよう
に、チャネル91及びチャネル92のポテンシャルを設
定することによって、水平オプティカルブラック部29
が発生する電荷が、受光部1が発生する電荷に混入する
ことを回避できる。また、上記チャネル91,92のポ
テンシャル設定は、電荷転送の方向づけのためにも必要
なことである。図10に、狭アスペクト時に、上記ゲー
ト電極H1,H2及びH1A,H2AおよびV4,TG1
〜4に印加する駆動パルス信号φH1,φH2およびφ
H1A,φH2AおよびφV4,φTG1〜4のタイミン
グチャートを示す。
【0042】まず、図10に示す期間T1において、ゲ
ート電極V4に印加される駆動パルス信号φV4によっ
て、図9の経路Y1と経路Z1に示すように、受光部1
が発生した信号電荷は垂直CCD2から第1水平CCD
23のチャネル91に転送される。同時に、上記水平オ
プティカルブラック部29が発生する水平オプティカル
ブラック信号電荷は、図9の経路X1に示すように、ゲ
ート電極V4の幅細の部分V4b を介して、ゲート電極
TG1の下に転送されて蓄積される。
ート電極V4に印加される駆動パルス信号φV4によっ
て、図9の経路Y1と経路Z1に示すように、受光部1
が発生した信号電荷は垂直CCD2から第1水平CCD
23のチャネル91に転送される。同時に、上記水平オ
プティカルブラック部29が発生する水平オプティカル
ブラック信号電荷は、図9の経路X1に示すように、ゲ
ート電極V4の幅細の部分V4b を介して、ゲート電極
TG1の下に転送されて蓄積される。
【0043】次に、期間T2では、第1水平CCD23
のゲート電極H1,H2に印加される駆動パルス信号φ
H1,φH2によって、図9の経路Y2,Z2に示すよう
に、受光部信号電荷が第1水平CCD23内で水平方向
に転送される。
のゲート電極H1,H2に印加される駆動パルス信号φ
H1,φH2によって、図9の経路Y2,Z2に示すよう
に、受光部信号電荷が第1水平CCD23内で水平方向
に転送される。
【0044】次に、期間T3では、ゲート電極TG3に
駆動パルス信号が印加される。すると、経路Z1,Z2
を経由して第1水平CCD23のゲート電極H1下まで
転送された信号電荷が、経路Z3、すなわち、結合部2
8のゲート電極TG3の下を通って、第2水平CCD2
5のゲート電極H1A下に転送される。
駆動パルス信号が印加される。すると、経路Z1,Z2
を経由して第1水平CCD23のゲート電極H1下まで
転送された信号電荷が、経路Z3、すなわち、結合部2
8のゲート電極TG3の下を通って、第2水平CCD2
5のゲート電極H1A下に転送される。
【0045】つぎに、期間T4では、経路Y1を経由し
て第1水平CCD23に達した後、依然、第1水平CC
D23に残っている不要な受光部信号電荷がゲート電極
H2の下に転送される。また、この期間T4では、ゲー
ト電極TG1の下に蓄積されている水平オプティカルブ
ラック信号電荷は、経路X2,X3に示すように、ゲー
ト電極TG2,H1,TG4の下を順に経由してゲート電
極H1A下に転送される。すなわち、上記水平オプティ
カルブラック信号電荷は、上記経路Y1,Y2や経路Z
1,Z2を通る受光部信号電荷と混ざることなく、第1
水平CCD23を経由して第2水平CCD25に転送さ
れる。
て第1水平CCD23に達した後、依然、第1水平CC
D23に残っている不要な受光部信号電荷がゲート電極
H2の下に転送される。また、この期間T4では、ゲー
ト電極TG1の下に蓄積されている水平オプティカルブ
ラック信号電荷は、経路X2,X3に示すように、ゲー
ト電極TG2,H1,TG4の下を順に経由してゲート電
極H1A下に転送される。すなわち、上記水平オプティ
カルブラック信号電荷は、上記経路Y1,Y2や経路Z
1,Z2を通る受光部信号電荷と混ざることなく、第1
水平CCD23を経由して第2水平CCD25に転送さ
れる。
【0046】この後、上記水平オプティカルブラック信
号電荷と上記受光部信号電荷は、第2水平CCD25か
ら順に出力回路27に転送される。また、上記不要な受
光部信号電荷は、上記第1水平CCD23から掃き出さ
れる。
号電荷と上記受光部信号電荷は、第2水平CCD25か
ら順に出力回路27に転送される。また、上記不要な受
光部信号電荷は、上記第1水平CCD23から掃き出さ
れる。
【0047】このように、上記第5実施例によれば、上
記水平オプティカルブラック部29が生成する水平オプ
ティカルブラック信号電荷を、上記受光部1が発生する
電荷と独立して、第1水平CCD21で転送中の電荷と
混ぜることなく、上記垂直CCD2から上記第1水平C
CD21を経由して上記第2水平CCD25へ転送する
ことができる。
記水平オプティカルブラック部29が生成する水平オプ
ティカルブラック信号電荷を、上記受光部1が発生する
電荷と独立して、第1水平CCD21で転送中の電荷と
混ぜることなく、上記垂直CCD2から上記第1水平C
CD21を経由して上記第2水平CCD25へ転送する
ことができる。
【0048】したがって、上記第5実施例によれば、第
1水平CCD21が転送する電荷によって広アスペクト
比の画像を作成する場合だけでなく、第2水平CCD2
5が転送する信号電荷によって狭アスペクト比の画像を
作成する場合にも、水平オプティカルブラック信号を利
用できる。
1水平CCD21が転送する電荷によって広アスペクト
比の画像を作成する場合だけでなく、第2水平CCD2
5が転送する信号電荷によって狭アスペクト比の画像を
作成する場合にも、水平オプティカルブラック信号を利
用できる。
【0049】つぎに、図3に、請求項6に記載の発明の
実施例である第6実施例のブロック図を示す。図3に示
すように、この第6実施例は、受光部31と、垂直CC
D32と、第1水平CCD33と第2水平CCD35と
結合部38と結合CCD110と第1ドレイン36と第
2ドレイン37と出力回路39を備えている。
実施例である第6実施例のブロック図を示す。図3に示
すように、この第6実施例は、受光部31と、垂直CC
D32と、第1水平CCD33と第2水平CCD35と
結合部38と結合CCD110と第1ドレイン36と第
2ドレイン37と出力回路39を備えている。
【0050】この第6実施例は、第1水平CCDと第2
水平CCDとが、夫々、ドレインを有すると共に電荷転
送方向の先端で結合されており、出力回路を1つだけ有
している点だけが、図1に示した請求項1に記載の発明
の実施例と異なる点である。したがって、この相異点を
重点的に説明する。
水平CCDとが、夫々、ドレインを有すると共に電荷転
送方向の先端で結合されており、出力回路を1つだけ有
している点だけが、図1に示した請求項1に記載の発明
の実施例と異なる点である。したがって、この相異点を
重点的に説明する。
【0051】図3に示すように、上記第1水平CCD3
3と上記第2水平CCD35とは、電荷転送方向の先端
で、結合CCD110によって結合されている。また、
上記第1水平CCD33および第2水平CCD35に
は、それぞれ、不必要な電荷を排出するための第1ドレ
イン36および第2ドレイン37が設けられている。ま
た、この実施例は、結合CCD110から信号電荷が転
送される出力回路39を備えている。
3と上記第2水平CCD35とは、電荷転送方向の先端
で、結合CCD110によって結合されている。また、
上記第1水平CCD33および第2水平CCD35に
は、それぞれ、不必要な電荷を排出するための第1ドレ
イン36および第2ドレイン37が設けられている。ま
た、この実施例は、結合CCD110から信号電荷が転
送される出力回路39を備えている。
【0052】上記第1水平CCD33と第2水平CCD
35とを結合する結合CCD110付近の詳細な構造
を、図11に示す。図11に示すように、上記第1水平
CCD33のチャネル111と上記第2水平CCD35
のチャネル112とは、上記結合CCD110のチャネ
ル113によって結合されている。また、上記結合CC
D110は、上記第1水平CCD33のゲート電極H
1,H2と上記第2水平CCD35のゲート電極H1A,
H2Aとを結合させたような形状のゲート電極H1B,
H2Bを有している。上記結合CCD110のゲート電
極HIB,H2Bは、上記第1,第2の水平CCD33,
35のゲート電極H1,H2,H1A,H2Aに印加され
る駆動パルス信号φH1,φH2,φH1A,φH2Aを
発生するクロックと同じクロックが発生するゲートクロ
ック信号φH1B,φH2Bによって、駆動されるよう
になっている。
35とを結合する結合CCD110付近の詳細な構造
を、図11に示す。図11に示すように、上記第1水平
CCD33のチャネル111と上記第2水平CCD35
のチャネル112とは、上記結合CCD110のチャネ
ル113によって結合されている。また、上記結合CC
D110は、上記第1水平CCD33のゲート電極H
1,H2と上記第2水平CCD35のゲート電極H1A,
H2Aとを結合させたような形状のゲート電極H1B,
H2Bを有している。上記結合CCD110のゲート電
極HIB,H2Bは、上記第1,第2の水平CCD33,
35のゲート電極H1,H2,H1A,H2Aに印加され
る駆動パルス信号φH1,φH2,φH1A,φH2Aを
発生するクロックと同じクロックが発生するゲートクロ
ック信号φH1B,φH2Bによって、駆動されるよう
になっている。
【0053】また、ゲート電極D1とゲート電極CG1
と、上記ゲート電極D1とCG1とが挟むチャネル11
5とが第1ドレイン36を構成し、ゲート電極D2とゲ
ート電極CG2と、上記ゲート電極D2とCG2とが挟
むチャネル116が第2ドレイン37を構成している。
と、上記ゲート電極D1とCG1とが挟むチャネル11
5とが第1ドレイン36を構成し、ゲート電極D2とゲ
ート電極CG2と、上記ゲート電極D2とCG2とが挟
むチャネル116が第2ドレイン37を構成している。
【0054】この第6実施例によれば、上記ゲート電極
D1およびCG1に所定の駆動パルス信号を印加するこ
とによって、上記第1水平CCD33のチャネル111
にある不要な信号電荷および暗電流電荷を、上記第1ド
レイン36から排出することができる。また、上記ゲー
ト電極D2及びCG2に所定の駆動パルス信号を印加す
ることによって、上記第2水平CCD35のチャネル1
12にある不要な信号電荷および暗電流電荷を、上記第
2ドレイン37から排出することができる。
D1およびCG1に所定の駆動パルス信号を印加するこ
とによって、上記第1水平CCD33のチャネル111
にある不要な信号電荷および暗電流電荷を、上記第1ド
レイン36から排出することができる。また、上記ゲー
ト電極D2及びCG2に所定の駆動パルス信号を印加す
ることによって、上記第2水平CCD35のチャネル1
12にある不要な信号電荷および暗電流電荷を、上記第
2ドレイン37から排出することができる。
【0055】また、上記第6実施例によれば、第1水平
CCD33と第2水平CCD35とが先端部で、結合C
CD110によって結合されているので、この結合CC
D110に接続された1つの出力回路39を、上記第1
水平CCD33と上記第2水平CCD35とが共用でき
る。
CCD33と第2水平CCD35とが先端部で、結合C
CD110によって結合されているので、この結合CC
D110に接続された1つの出力回路39を、上記第1
水平CCD33と上記第2水平CCD35とが共用でき
る。
【0056】従って、この第6実施例によれば、不要な
系統の水平CCD33もしくは35にある電荷を、上記
結合CCD110で合流する前に上記ドレイン36もし
くは37へ流出させ、必要な信号電荷のみを上記結合C
CD110から出力回路39に導くことができ、単一の
出力回路39から映像信号を出力できる。従って、2種
のアスペクト比(たとえば、16:9と4:3)の映像信号
を単一の出力回路39から得ることができる。
系統の水平CCD33もしくは35にある電荷を、上記
結合CCD110で合流する前に上記ドレイン36もし
くは37へ流出させ、必要な信号電荷のみを上記結合C
CD110から出力回路39に導くことができ、単一の
出力回路39から映像信号を出力できる。従って、2種
のアスペクト比(たとえば、16:9と4:3)の映像信号
を単一の出力回路39から得ることができる。
【0057】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、請求項
1の発明は、第1の水平CCDと、この第1の水平CC
Dから結合部を介して信号電荷が転送される第2の水平
CCDを有している。
1の発明は、第1の水平CCDと、この第1の水平CC
Dから結合部を介して信号電荷が転送される第2の水平
CCDを有している。
【0058】従って、この発明によれば、広アスペクト
比の画像を作成する場合には、上記第1の水平CCDが
転送する信号電荷によって画像を作成することができ
る。一方、上記第1の水平CCDから上記結合部を介し
て、第2の水平CCDに転送された信号電荷によって画
像を作成することによって、上記結合部が上記第1水平
CCDと第2水平CCDとを結合する領域に応じて、上
記受光部の全有効画素中、水平方向の任意の領域を利用
して上記広アスペクト比の画像に比べて水平方向の寸法
が短い狭アスペクト比の画像を作成することができる。
比の画像を作成する場合には、上記第1の水平CCDが
転送する信号電荷によって画像を作成することができ
る。一方、上記第1の水平CCDから上記結合部を介し
て、第2の水平CCDに転送された信号電荷によって画
像を作成することによって、上記結合部が上記第1水平
CCDと第2水平CCDとを結合する領域に応じて、上
記受光部の全有効画素中、水平方向の任意の領域を利用
して上記広アスペクト比の画像に比べて水平方向の寸法
が短い狭アスペクト比の画像を作成することができる。
【0059】また、請求項2の発明は、上記第1の水平
CCDにある電荷の少なくとも一部を任意の時点で排出
する電荷排出手段を備えたものである。したがって、請
求項2の発明によれば、狭いアスペクト比の画像を得る
場合には、第1水平CCDから第2水平CCDに電荷を
転送したときに、第1水平CCDに残った不要な電荷を
ドレインを介して排出できるから、第1水平CCDと第
2水平CCDとを同一の周波数で駆動した場合にも狭ア
スペクト比の画像を得ることができる。
CCDにある電荷の少なくとも一部を任意の時点で排出
する電荷排出手段を備えたものである。したがって、請
求項2の発明によれば、狭いアスペクト比の画像を得る
場合には、第1水平CCDから第2水平CCDに電荷を
転送したときに、第1水平CCDに残った不要な電荷を
ドレインを介して排出できるから、第1水平CCDと第
2水平CCDとを同一の周波数で駆動した場合にも狭ア
スペクト比の画像を得ることができる。
【0060】また、請求項3の発明は、上記第2の水平
CCDにある電荷の少なくとも一部を任意の時点で排出
する電荷排出手段を備えたものである。したがって、請
求項3の発明によれば、第2水平CCDで水平転送を行
って、狭アスペクト比の画像を得た後に、第2水平CC
Dに残っている不要な電荷を電荷排出手段を介して排出
できるから、第2水平CCDの長さよりも水平方向に狭
い任意のアスペクト比の画像を得ることができる。
CCDにある電荷の少なくとも一部を任意の時点で排出
する電荷排出手段を備えたものである。したがって、請
求項3の発明によれば、第2水平CCDで水平転送を行
って、狭アスペクト比の画像を得た後に、第2水平CC
Dに残っている不要な電荷を電荷排出手段を介して排出
できるから、第2水平CCDの長さよりも水平方向に狭
い任意のアスペクト比の画像を得ることができる。
【0061】また、請求項4の発明は、第2の水平CC
Dは、垂直CCDから転送される全ての電荷を転送でき
る電荷転送能力を有し、上記第2の水平CCDにある電
荷の少なくとも一部を任意の時点で排出する電荷排出手
段を備えたものである。したがって、請求項4の発明に
よれば、広アスペクト比の画像を得る場合には、垂直C
CDからの電荷を、第1水平CCDで水平転送を行わず
に第2水平CCDに転送する。そして、第2水平CCD
から出力される電荷から広アスペクト比の画像を得る。
また、狭アスペクト比の画像を得る場合には、第2水平
CCDで水平転送を行って、狭アスペクト比の画像を得
た後に、第2水平CCDに残っている不要な電荷を電荷
排出手段を介して排出できる。このように、請求項4の
発明は、第2水平CCDの出力のみから、広アスペクト
比から狭アスペクト比の間の任意のアスペクト比の画像
を得ることができる。
Dは、垂直CCDから転送される全ての電荷を転送でき
る電荷転送能力を有し、上記第2の水平CCDにある電
荷の少なくとも一部を任意の時点で排出する電荷排出手
段を備えたものである。したがって、請求項4の発明に
よれば、広アスペクト比の画像を得る場合には、垂直C
CDからの電荷を、第1水平CCDで水平転送を行わず
に第2水平CCDに転送する。そして、第2水平CCD
から出力される電荷から広アスペクト比の画像を得る。
また、狭アスペクト比の画像を得る場合には、第2水平
CCDで水平転送を行って、狭アスペクト比の画像を得
た後に、第2水平CCDに残っている不要な電荷を電荷
排出手段を介して排出できる。このように、請求項4の
発明は、第2水平CCDの出力のみから、広アスペクト
比から狭アスペクト比の間の任意のアスペクト比の画像
を得ることができる。
【0062】また、請求項5の発明によれば、水平オプ
ティカルブラック部が発生する水平オプティカルブラッ
ク信号電荷を、受光部が発生する電荷と独立して、第1
の水平CCDで転送中の電荷と混ぜることなく、垂直C
CDから第2水平CCDへ転送することができる。した
がって、上記第1水平CCDが転送する電荷によって広
アスペクト比の画像を作成する場合だけでなく、第2水
平CCDが転送する信号電荷によって狭アスペクト比の
画像を作成する場合にも、水平オプティカルブラック信
号を利用できる。
ティカルブラック部が発生する水平オプティカルブラッ
ク信号電荷を、受光部が発生する電荷と独立して、第1
の水平CCDで転送中の電荷と混ぜることなく、垂直C
CDから第2水平CCDへ転送することができる。した
がって、上記第1水平CCDが転送する電荷によって広
アスペクト比の画像を作成する場合だけでなく、第2水
平CCDが転送する信号電荷によって狭アスペクト比の
画像を作成する場合にも、水平オプティカルブラック信
号を利用できる。
【0063】また、請求項6の発明によれば、不要な系
統の水平CCDの電荷を、結合CCDで合流する前にド
レインに流出させて、必要な信号電荷のみを上記結合C
CDから出力回路に導くことができる。したがって、2
種のアスペクト比の映像信号を単一の出力回路から得る
ことができる。
統の水平CCDの電荷を、結合CCDで合流する前にド
レインに流出させて、必要な信号電荷のみを上記結合C
CDから出力回路に導くことができる。したがって、2
種のアスペクト比の映像信号を単一の出力回路から得る
ことができる。
【0064】このように、本発明によれば、有効画素を
十分に利用でき、デジタル信号処理や、光学的手段を用
いないで、異なる2種類以上のアスペクト比の画像を得
ることができるローコストなCCD固体撮像装置を実現
できる。
十分に利用でき、デジタル信号処理や、光学的手段を用
いないで、異なる2種類以上のアスペクト比の画像を得
ることができるローコストなCCD固体撮像装置を実現
できる。
【0065】
【図1】 請求項1に記載の発明の実施例のブロック図
である。
である。
【図2】 請求項5に記載の発明の実施例のブロック図
である。
である。
【図3】 請求項6に記載の発明の実施例のブロック図
である。
である。
【図4】 請求項1に記載の発明の動作原理を説明する
タイミング図である。
タイミング図である。
【図5】 請求項1に記載の発明の動作概念図である。
【図6】 請求項5に記載の発明の動作概念図である。
【図7】 請求項1に記載の発明の実施例の水平CCD
の詳細を示す図である。
の詳細を示す図である。
【図8】 上記実施例の駆動タイミングチャートであ
る。
る。
【図9】 請求項5に記載の発明の実施例の水平CCD
の詳細を示す図である。
の詳細を示す図である。
【図10】 上記実施例の駆動タイミングチャートであ
る。
る。
【図11】 請求項6に記載の発明の実施例の水平CC
Dの詳細を示す図である。
Dの詳細を示す図である。
【図12】 請求項2に記載の発明の実施例のブロック
図である。
図である。
【図13】 請求項3に記載の発明の実施例のブロック
図である。
図である。
【図14】 請求項4に記載の発明の実施例のブロック
図である。
図である。
【図15】 請求項2に記載の発明の動作概念図であ
る。
る。
【図16】 請求項3に記載の発明の動作概念図であ
る。
る。
【図17】 請求項4に記載の発明の動作概念図であ
る。
る。
【図18】 請求項3および4の発明の実施例の狭アス
ペクト比画像を得る時の駆動タイミング図である。
ペクト比画像を得る時の駆動タイミング図である。
【図19】 請求項4に記載の発明の広アスペクト比画
像を得る時の駆動タイミング図である。
像を得る時の駆動タイミング図である。
【図20】 請求項2に記載の発明の実施例の詳細を示
す図である。
す図である。
【図21】 請求項3に記載の発明の実施例のドレイン
付近の詳細を示す図である。
付近の詳細を示す図である。
1,31…受光部、2,32…垂直CCD、3,23,3
3…第1水平CCD、 5,25,35…第2水平CC
D、6,26…第1出力回路、 7,27…第2出力回
路、8,38…結合部、29…水平オプティカルブラッ
ク部、36…第1ドレイン、37…第2ドレイン、39
…出力回路、110…結合CCD、201,301,40
1…ドレイン、203,303,403…接続チャネ
ル。
3…第1水平CCD、 5,25,35…第2水平CC
D、6,26…第1出力回路、 7,27…第2出力回
路、8,38…結合部、29…水平オプティカルブラッ
ク部、36…第1ドレイン、37…第2ドレイン、39
…出力回路、110…結合CCD、201,301,40
1…ドレイン、203,303,403…接続チャネ
ル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 29/796
Claims (6)
- 【請求項1】 受光部と、 電荷を垂直方向に転送する垂直CCD(電荷結合素子)
と、 上記垂直CCDから電荷が転送され、この電荷を水平方
向に転送する第1の水平CCDと、 上記第1の水平CCDと並列に配置された第2の水平C
CDと、 上記第1の水平CCDが水平方向に転送している電荷
を、この水平転送の任意の時点で上記第2の水平CCD
に転送する結合部とを備えたことを特徴とする電荷結合
型固体撮像装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の電荷結合型固体撮像装
置において、 上記第1の水平CCDにある電荷の少なくとも一部を任
意の時点で排出する電荷排出手段を備えたことを特徴と
する電荷結合型固体撮像装置。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載の電荷結合型固
体撮像装置において、 上記第2の水平CCDにある電荷の少なくとも一部を任
意の時点で排出する電荷排出手段を備えたことを特徴と
する電荷結合型固体撮像装置。 - 【請求項4】 請求項1に記載の電荷結合型固体撮像装
置において、 上記第2の水平CCDは、上記垂直CCDから転送され
る全ての電荷を転送できる電荷転送能力を有し、 上記第2の水平CCDにある電荷の少なくとも一部を任
意の時点で排出する電荷排出手段を備えたことを特徴と
する電荷結合型固体撮像装置。 - 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1つに記載の
電荷結合型固体撮像装置において、 上記受光部に隣接する水平オプティカルブラック部と、 この水平オプティカルブラック部が発生する水平オプテ
ィカルブラック信号電荷を上記第1水平CCDに転送さ
せる第1ゲート電極と、 上記水平オプティカルブラック信号電荷を、上記第1水
平CCDから上記第2水平CCDへ転送させる第2ゲー
ト電極とを備えたことを特徴とする電荷結合型固体撮像
装置。 - 【請求項6】 請求項1,2,3,5のいずれか1つに記
載の電荷結合型固体撮像装置において、 上記第1の水平CCDにある電荷を排出する第1ドレイ
ンと、 上記第2の水平CCDにある電荷を排出する第2ドレイ
ンと、 上記第1の水平CCDと上記第2の水平CCDとを電荷
出力回路の近くの先端部で結合する結合CCD部を備え
たことを特徴とする電荷結合型固体撮像装置。
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