JPH09312849A - 固体撮像装置 - Google Patents
固体撮像装置Info
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- JPH09312849A JPH09312849A JP8129465A JP12946596A JPH09312849A JP H09312849 A JPH09312849 A JP H09312849A JP 8129465 A JP8129465 A JP 8129465A JP 12946596 A JP12946596 A JP 12946596A JP H09312849 A JPH09312849 A JP H09312849A
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Links
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- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 18
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 claims description 8
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 abstract description 7
- 235000005121 Sorbus torminalis Nutrition 0.000 abstract 1
- 244000152100 Sorbus torminalis Species 0.000 abstract 1
- 238000001444 catalytic combustion detection Methods 0.000 description 20
- 238000000034 method Methods 0.000 description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
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- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
- Color Television Image Signal Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 全画素読み出し方式のCCD固体撮像装置に
おいて、フレームレート60枚のインターレースされた
画像出力を得ることができなかった。 【解決手段】 原色市松配列カラーコーディングのカラ
ーフィルタを有する全画素読み出し方式のカラーCCD
エリアセンサ11において、モニタリングモード時に
は、水平転送レジスタ4に読み出された信号電荷を電荷
排出部10に掃き捨てる処理と水平転送レジスタ4で水
平転送する処理とを2ラインごとに繰り返すとともに、
電荷排出部10に信号電荷を掃き捨てるラインをフィー
ルドごとに入れ換える処理を行う。
おいて、フレームレート60枚のインターレースされた
画像出力を得ることができなかった。 【解決手段】 原色市松配列カラーコーディングのカラ
ーフィルタを有する全画素読み出し方式のカラーCCD
エリアセンサ11において、モニタリングモード時に
は、水平転送レジスタ4に読み出された信号電荷を電荷
排出部10に掃き捨てる処理と水平転送レジスタ4で水
平転送する処理とを2ラインごとに繰り返すとともに、
電荷排出部10に信号電荷を掃き捨てるラインをフィー
ルドごとに入れ換える処理を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固体撮像装置に関
し、特に全画素から独立に読み出した信号電荷を垂直転
送レジスタ内で混合することなく順次に読み出すことが
可能ないわゆる全画素読み出し方式のCCD固体撮像装
置に関する。
し、特に全画素から独立に読み出した信号電荷を垂直転
送レジスタ内で混合することなく順次に読み出すことが
可能ないわゆる全画素読み出し方式のCCD固体撮像装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】全画素読み出し方式CCD固体撮像装置
は、露光周期ごとに全ての画素の信号電荷を独立に読み
出させるために、垂直解像度が高いという優れた特長を
持っている。したがって、静止画の分野などに用いると
有効である。この全画素読み出し方式CCD固体撮像装
置では、水平転送レジスタが1本でかつ、その水平駆動
周波数が通常のCCD固体撮像装置の水平駆動周波数と
同一とした場合、フレームレート30枚の画像出力とな
る。
は、露光周期ごとに全ての画素の信号電荷を独立に読み
出させるために、垂直解像度が高いという優れた特長を
持っている。したがって、静止画の分野などに用いると
有効である。この全画素読み出し方式CCD固体撮像装
置では、水平転送レジスタが1本でかつ、その水平駆動
周波数が通常のCCD固体撮像装置の水平駆動周波数と
同一とした場合、フレームレート30枚の画像出力とな
る。
【0003】しかしながら、フレームレート30枚の画
像出力の場合には、そのフレーム画像をそのまま用いて
映像をモニタリングすることはできなく、例えば外部に
フレームメモリおよびそのコントローラなどを設ける必
要があり、コストの面で不利である。フレームレート3
0枚の全画素読み出し方式CCD固体撮像装置におい
て、フレームメモリを用いないで映像のモニタリングを
可能にするためには、フレームレート60枚の画像出力
を得るようにする必要がある。
像出力の場合には、そのフレーム画像をそのまま用いて
映像をモニタリングすることはできなく、例えば外部に
フレームメモリおよびそのコントローラなどを設ける必
要があり、コストの面で不利である。フレームレート3
0枚の全画素読み出し方式CCD固体撮像装置におい
て、フレームメモリを用いないで映像のモニタリングを
可能にするためには、フレームレート60枚の画像出力
を得るようにする必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】フレームレート60枚
の画像を出力してモニタリングするために、従来は、水
平転送レジスタ内で垂直2画素の信号電荷を混合する方
法を採用していた。しかしながら、この方法は、白黒の
CCD固体撮像装置や、ストライプのカラーフィルタを
有するCCD固体撮像装置の場合には有効であるが、原
色市松配列(ベイヤー配列)カラーコーディングのカラ
ーフィルタを有するカラーCCD固体撮像装置において
は、垂直2画素の信号電荷を混合することで、異なる色
が混ざってしまうため、カラー信号処理ができないとい
う問題があった。
の画像を出力してモニタリングするために、従来は、水
平転送レジスタ内で垂直2画素の信号電荷を混合する方
法を採用していた。しかしながら、この方法は、白黒の
CCD固体撮像装置や、ストライプのカラーフィルタを
有するCCD固体撮像装置の場合には有効であるが、原
色市松配列(ベイヤー配列)カラーコーディングのカラ
ーフィルタを有するカラーCCD固体撮像装置において
は、垂直2画素の信号電荷を混合することで、異なる色
が混ざってしまうため、カラー信号処理ができないとい
う問題があった。
【0005】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、全画素読み出し方式
において、フレームレート60枚のインターレースされ
た画像出力を得ることが可能な固体撮像装置を提供する
ことにある。
であり、その目的とするところは、全画素読み出し方式
において、フレームレート60枚のインターレースされ
た画像出力を得ることが可能な固体撮像装置を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による固体撮像装
置は、全画素読み出し方式の固体撮像装置であって、水
平転送レジスタに隣接して設けられて当該水平転送レジ
スタ中の信号電荷を選択的に掃き捨てる電荷排出手段
と、水平転送レジスタに転送されてくる信号電荷を電荷
排出手段に掃き捨てる処理と水平転送する処理とをライ
ン単位で繰り返すとともに、電荷排出手段に掃き捨てる
ラインをフィールドごとに入れ換える駆動手段とを備え
た構成となっている。
置は、全画素読み出し方式の固体撮像装置であって、水
平転送レジスタに隣接して設けられて当該水平転送レジ
スタ中の信号電荷を選択的に掃き捨てる電荷排出手段
と、水平転送レジスタに転送されてくる信号電荷を電荷
排出手段に掃き捨てる処理と水平転送する処理とをライ
ン単位で繰り返すとともに、電荷排出手段に掃き捨てる
ラインをフィールドごとに入れ換える駆動手段とを備え
た構成となっている。
【0007】上記構成の固体撮像装置において、駆動手
段が水平転送レジスタに転送されてくる信号電荷を電荷
排出手段に掃き捨てる処理と水平転送する処理とをライ
ン単位で繰り返すことで、フレームレート60枚のイン
ターレースされた画像出力が得られる。これにより、外
部にフレームメモリを持たなくても映像をモニタリング
でき、しかも水平転送レジスタ内で垂直2画素の信号電
荷の混合を行っていないため、原色市松配列カラーコー
ディングのカラーフィルタを有するカラーCCD固体撮
像装置にも適用できる。
段が水平転送レジスタに転送されてくる信号電荷を電荷
排出手段に掃き捨てる処理と水平転送する処理とをライ
ン単位で繰り返すことで、フレームレート60枚のイン
ターレースされた画像出力が得られる。これにより、外
部にフレームメモリを持たなくても映像をモニタリング
でき、しかも水平転送レジスタ内で垂直2画素の信号電
荷の混合を行っていないため、原色市松配列カラーコー
ディングのカラーフィルタを有するカラーCCD固体撮
像装置にも適用できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は、例えばイン
ターライン転送方式のCCD固体撮像装置に適用された
本発明の一実施形態を示す構成図である。
図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は、例えばイン
ターライン転送方式のCCD固体撮像装置に適用された
本発明の一実施形態を示す構成図である。
【0009】図1において、行方向(垂直方向)および
列方向(水平方向)にマトリクス状に2次元配置され、
入射光をその光量に応じた電荷量の信号電荷に変換して
蓄積する複数個のセンサ部(光電変換部)1と、これら
センサ部1の垂直列ごとに配列されて各センサ部1から
読み出された信号電荷を垂直転送する複数本の垂直転送
レジスタ2,2,……とにより、イメージ部3が構成さ
れている。
列方向(水平方向)にマトリクス状に2次元配置され、
入射光をその光量に応じた電荷量の信号電荷に変換して
蓄積する複数個のセンサ部(光電変換部)1と、これら
センサ部1の垂直列ごとに配列されて各センサ部1から
読み出された信号電荷を垂直転送する複数本の垂直転送
レジスタ2,2,……とにより、イメージ部3が構成さ
れている。
【0010】このイメージ部3において、センサ部1は
例えばPN接合のフォトダイオードからなり、複数本の
垂直転送レジスタ2,2,……はCCDによって構成さ
れている。センサ部1に蓄積された信号電荷は、図示せ
ぬ読み出しゲートを介して垂直転送レジスタ2に読み出
される。垂直転送レジスタ2は、例えば3相の垂直転送
クロックφV1〜φV3によって転送駆動され、読み出
された信号電荷を水平ブランキング期間の一部にて1走
査線(1ライン)に相当する部分ずつ順に垂直転送す
る。
例えばPN接合のフォトダイオードからなり、複数本の
垂直転送レジスタ2,2,……はCCDによって構成さ
れている。センサ部1に蓄積された信号電荷は、図示せ
ぬ読み出しゲートを介して垂直転送レジスタ2に読み出
される。垂直転送レジスタ2は、例えば3相の垂直転送
クロックφV1〜φV3によって転送駆動され、読み出
された信号電荷を水平ブランキング期間の一部にて1走
査線(1ライン)に相当する部分ずつ順に垂直転送す
る。
【0011】イメージ部3の図面上の下側には、複数本
の垂直転送レジスタ2,2,……から信号電荷がライン
単位で順次転送されるCCDからなる水平転送レジスタ
4が配置されている。この水平転送レジスタ4は2相の
水平転送クロックφH1,φH2によって転送駆動さ
れ、イメージ部3から移された1ライン分の信号電荷を
水平ブランキング期間後の水平走査期間において順次水
平転送する。
の垂直転送レジスタ2,2,……から信号電荷がライン
単位で順次転送されるCCDからなる水平転送レジスタ
4が配置されている。この水平転送レジスタ4は2相の
水平転送クロックφH1,φH2によって転送駆動さ
れ、イメージ部3から移された1ライン分の信号電荷を
水平ブランキング期間後の水平走査期間において順次水
平転送する。
【0012】水平転送レジスタ4の転送先の端部には、
例えばフローティング・ディフュージョン・アンプ(F
DA;Floating Diffusion Amplifier)構成の電荷検出
部5が配されている。この電荷検出部5は、水平転送レ
ジスタ4によって水平転送された信号電荷を検出し、こ
れを信号電圧に変換する。この信号電圧は、出力アンプ
6を経た後、被写体からの光の入射量に応じたCCD出
力として出力端子7から外部へ導出される。
例えばフローティング・ディフュージョン・アンプ(F
DA;Floating Diffusion Amplifier)構成の電荷検出
部5が配されている。この電荷検出部5は、水平転送レ
ジスタ4によって水平転送された信号電荷を検出し、こ
れを信号電圧に変換する。この信号電圧は、出力アンプ
6を経た後、被写体からの光の入射量に応じたCCD出
力として出力端子7から外部へ導出される。
【0013】水平転送レジスタ4のイメージ部3と反対
側には、水平転送レジスタ4の転送方向に沿って掃き出
し用電極8およびドレイン部9が隣接して設けられてい
る。この掃き出し用電極8およびドレイン部9は、水平
転送レジスタ4中の信号電荷を選択的に掃き捨てるため
の電荷排出部10を構成しており、掃き出し用電極8に
掃き出しクロックφHHGが印加されることにより、水
平転送レジスタ4中の1ライン分の信号電荷をドレイン
部9に掃き捨てる。ドレイン部9には、所定の直流電圧
Vddが印加されている。
側には、水平転送レジスタ4の転送方向に沿って掃き出
し用電極8およびドレイン部9が隣接して設けられてい
る。この掃き出し用電極8およびドレイン部9は、水平
転送レジスタ4中の信号電荷を選択的に掃き捨てるため
の電荷排出部10を構成しており、掃き出し用電極8に
掃き出しクロックφHHGが印加されることにより、水
平転送レジスタ4中の1ライン分の信号電荷をドレイン
部9に掃き捨てる。ドレイン部9には、所定の直流電圧
Vddが印加されている。
【0014】また、イメージ部3上には、原色市松配列
カラーコーディングのカラーフィルタ(図示せず)が配
置されている。このカラーフィルタは、図2に示すよう
に、G(緑)市松R(赤),B(青)線順次のカラーコ
ーディングとなっている。以上により、全てのセンサ部
(画素)1から独立に読み出した信号電荷を垂直転送レ
ジスタ2内で混合することなく、かつ1本の水平転送レ
ジスタ4を介して順次に読み出すことが可能な全画素読
み出し方式のカラーCCDエリアセンサ11が構成され
ている。
カラーコーディングのカラーフィルタ(図示せず)が配
置されている。このカラーフィルタは、図2に示すよう
に、G(緑)市松R(赤),B(青)線順次のカラーコ
ーディングとなっている。以上により、全てのセンサ部
(画素)1から独立に読み出した信号電荷を垂直転送レ
ジスタ2内で混合することなく、かつ1本の水平転送レ
ジスタ4を介して順次に読み出すことが可能な全画素読
み出し方式のカラーCCDエリアセンサ11が構成され
ている。
【0015】この全画素読み出し方式のカラーCCDエ
リアセンサ11は、駆動回路12によって駆動される。
この駆動回路12は、タイミングジェネレータやドライ
バなどによって構成され、水平同期パルスHDなどの基
準信号に基づいて3相の垂直転送クロックφV1〜φV
3、2相の水平転送クロックφH1,φH2、掃き出し
クロックφHHGなどの各種の駆動信号を生成し、これ
らの駆動信号をCCDエリアセンサ12に供給する。
リアセンサ11は、駆動回路12によって駆動される。
この駆動回路12は、タイミングジェネレータやドライ
バなどによって構成され、水平同期パルスHDなどの基
準信号に基づいて3相の垂直転送クロックφV1〜φV
3、2相の水平転送クロックφH1,φH2、掃き出し
クロックφHHGなどの各種の駆動信号を生成し、これ
らの駆動信号をCCDエリアセンサ12に供給する。
【0016】そして、駆動回路12は、外部から与えら
れるモード切換え信号に基づいて、静止画等を得る通常
モード時には、イメージ部3から水平転送レジスタ4に
転送された信号電荷を順次水平転送することによってフ
レームレート30枚のノンインターレース出力を得、画
像をモニタリングするモニタリングモード時には、イメ
ージ部3から水平転送レジスタ4に転送された信号電荷
を電荷排出部10に掃き捨てる処理と水平転送する処理
とをライン単位で繰り返すとともに、掃き捨てるライン
をフィールドごとに入れ換えることによってフレームレ
ート60枚のインタレースされ出力を得るべく駆動す
る。
れるモード切換え信号に基づいて、静止画等を得る通常
モード時には、イメージ部3から水平転送レジスタ4に
転送された信号電荷を順次水平転送することによってフ
レームレート30枚のノンインターレース出力を得、画
像をモニタリングするモニタリングモード時には、イメ
ージ部3から水平転送レジスタ4に転送された信号電荷
を電荷排出部10に掃き捨てる処理と水平転送する処理
とをライン単位で繰り返すとともに、掃き捨てるライン
をフィールドごとに入れ換えることによってフレームレ
ート60枚のインタレースされ出力を得るべく駆動す
る。
【0017】以下に、モニタリングモード時の処理の概
念について、図3を参照して説明する。図2に示す如き
カラーコーディングのカラーフィルタを有する全画素読
み出し方式のカラーCCDエリアセンサ11において、
当該カラーフィルタが垂直2ライン、水平2ラインの4
画素分を基本単位としていることから、水平転送レジス
タ4中の信号電荷の電荷排出部10への掃き捨て処理お
よび水平転送処理を2ラインごとに繰り返すことにな
る。
念について、図3を参照して説明する。図2に示す如き
カラーコーディングのカラーフィルタを有する全画素読
み出し方式のカラーCCDエリアセンサ11において、
当該カラーフィルタが垂直2ライン、水平2ラインの4
画素分を基本単位としていることから、水平転送レジス
タ4中の信号電荷の電荷排出部10への掃き捨て処理お
よび水平転送処理を2ラインごとに繰り返すことにな
る。
【0018】すなわち、第1フィールド(A)では、
1,2,5,6,……の各ラインの信号電荷を水平転送
レジスタ4にて水平転送して出力し、3,4,7,8,
……の各ラインの信号電荷を水平転送レジスタ4を介し
て電荷排出部10へ掃き捨てる処理を行う。第2フィー
ルド(B)では逆に、1,2,5,6,……の各ライン
の信号電荷を水平転送レジスタ4を介して電荷排出部1
0へ掃き捨て、3,4,7,8,……の各ラインの信号
電荷を水平転送レジスタ4にて水平転送して出力する処
理を行う。
1,2,5,6,……の各ラインの信号電荷を水平転送
レジスタ4にて水平転送して出力し、3,4,7,8,
……の各ラインの信号電荷を水平転送レジスタ4を介し
て電荷排出部10へ掃き捨てる処理を行う。第2フィー
ルド(B)では逆に、1,2,5,6,……の各ライン
の信号電荷を水平転送レジスタ4を介して電荷排出部1
0へ掃き捨て、3,4,7,8,……の各ラインの信号
電荷を水平転送レジスタ4にて水平転送して出力する処
理を行う。
【0019】上述したように、原色市松配列カラーコー
ディングのカラーフィルタを有する全画素読み出し方式
のカラーCCDエリアセンサ11において、通常モード
時には、全画素から独立に読み出された信号電荷を垂直
転送レジスタ2内で混合することなくライン単位で水平
転送レジスタ4に移し、かつ水平転送レジスタ4で順次
水平転送することにより、フレームレート30枚のノン
インターレースの信号出力が得られる。その結果、高い
垂直解像度の画像を得ることができる。
ディングのカラーフィルタを有する全画素読み出し方式
のカラーCCDエリアセンサ11において、通常モード
時には、全画素から独立に読み出された信号電荷を垂直
転送レジスタ2内で混合することなくライン単位で水平
転送レジスタ4に移し、かつ水平転送レジスタ4で順次
水平転送することにより、フレームレート30枚のノン
インターレースの信号出力が得られる。その結果、高い
垂直解像度の画像を得ることができる。
【0020】一方、モニタリングモード時には、水平転
送レジスタ4に読み出された信号電荷を電荷排出部10
に掃き捨てる処理と水平転送レジスタ4で水平転送する
処理とを2ラインごとに繰り返すとともに、電荷排出部
10に信号電荷を掃き捨てるラインをフィールドごとに
入れ換えることにより、フレームレート60枚のインタ
レースされた信号出力が得られる。その結果、外部にフ
レームメモリを設けなくても映像をモニタリングするこ
とができる。
送レジスタ4に読み出された信号電荷を電荷排出部10
に掃き捨てる処理と水平転送レジスタ4で水平転送する
処理とを2ラインごとに繰り返すとともに、電荷排出部
10に信号電荷を掃き捨てるラインをフィールドごとに
入れ換えることにより、フレームレート60枚のインタ
レースされた信号出力が得られる。その結果、外部にフ
レームメモリを設けなくても映像をモニタリングするこ
とができる。
【0021】次に、一例として、垂直方向に隣り合う2
ライン分の信号電荷を電荷排出部10に掃き捨て、1ラ
イン分の信号電荷を水平転送レジスタ4で水平転送して
出力する場合の動作について、図4のタイミングチャー
トに基づいて図5〜図7のポテンシャル図を参照しつつ
説明する。
ライン分の信号電荷を電荷排出部10に掃き捨て、1ラ
イン分の信号電荷を水平転送レジスタ4で水平転送して
出力する場合の動作について、図4のタイミングチャー
トに基づいて図5〜図7のポテンシャル図を参照しつつ
説明する。
【0022】この処理動作は、水平ブランキング信号H
‐BLKが低レベル(以下、“L”レベルと称する)で
かつ水平ウィンドウ信号H‐Windowが“L”レベ
ルの期間において行われる。この期間においては、水平
転送クロックφH1が“L”レベルに、φH2が高レベ
ル(以下、“H”レベルと称する)にそれぞれ固定とな
っている。なお、図5〜図7において、図の上下方向が
ポテンシャルの深さを表わすものとし、又図1の掃き出
し用電極8に印加される掃き出しクロックφHHGは、
“L”レベル、中間レベル(以下、“M”レベルと称す
る)および高レベルの3値をとるものとする。
‐BLKが低レベル(以下、“L”レベルと称する)で
かつ水平ウィンドウ信号H‐Windowが“L”レベ
ルの期間において行われる。この期間においては、水平
転送クロックφH1が“L”レベルに、φH2が高レベ
ル(以下、“H”レベルと称する)にそれぞれ固定とな
っている。なお、図5〜図7において、図の上下方向が
ポテンシャルの深さを表わすものとし、又図1の掃き出
し用電極8に印加される掃き出しクロックφHHGは、
“L”レベル、中間レベル(以下、“M”レベルと称す
る)および高レベルの3値をとるものとする。
【0023】時点t1では、掃き出しクロックφHHG
が“L”レベルであることから、掃き出し用電極8の下
のポテンシャルは浅くなっている。また、3相の垂直転
送クロックφV1〜φV3のうち、2相目の垂直転送ク
ロックφV2のみが高レベルとなっており、2相目の転
送電極の下のポテンシャルが深くなっているため、信号
電荷は2相目の転送電極の下に蓄積されている。
が“L”レベルであることから、掃き出し用電極8の下
のポテンシャルは浅くなっている。また、3相の垂直転
送クロックφV1〜φV3のうち、2相目の垂直転送ク
ロックφV2のみが高レベルとなっており、2相目の転
送電極の下のポテンシャルが深くなっているため、信号
電荷は2相目の転送電極の下に蓄積されている。
【0024】時点t2では、掃き出しクロックφHHG
が“L”レベルから“H”レベルに遷移し、掃き出し用
電極8の下のポテンシャルが深くなる。そして、2相目
の垂直転送クロックφV2と共に、1相目の垂直転送ク
ロックφV1が“H”レベルとなり、1相目の転送電極
の下のポテンシャルも深くなるため、2相目の転送電極
の下の信号電荷は1相目の転送電極の下に流れ込む。時
点t3では、2相目の垂直転送クロックφV2が“L”
レベルとなり、2相目の転送電極の下のポテンシャルが
浅くなるため、2相目の転送電極の下の信号電荷が完全
に1相目の転送電極の下に移され、ここに蓄積される。
が“L”レベルから“H”レベルに遷移し、掃き出し用
電極8の下のポテンシャルが深くなる。そして、2相目
の垂直転送クロックφV2と共に、1相目の垂直転送ク
ロックφV1が“H”レベルとなり、1相目の転送電極
の下のポテンシャルも深くなるため、2相目の転送電極
の下の信号電荷は1相目の転送電極の下に流れ込む。時
点t3では、2相目の垂直転送クロックφV2が“L”
レベルとなり、2相目の転送電極の下のポテンシャルが
浅くなるため、2相目の転送電極の下の信号電荷が完全
に1相目の転送電極の下に移され、ここに蓄積される。
【0025】時点t4では、3相目の垂直転送クロック
φV3が“H”レベルとなり、3相目の転送電極の下の
ポテンシャルが深くなるため、1相目の転送電極の下の
信号電荷は3相目の転送電極の下に流れ込み、さらに水
平転送レジスタ4の2相目の転送電極の下および掃き出
し用電極8の下を通ってドレイン部9へ捨てられる。時
点t5では、1相目の垂直転送クロックφV1が“L”
レベルとなり、1相目の転送電極の下のポテンシャルが
浅くなるため、1相目の転送電極の下の信号電荷は3相
目の転送電極の下に完全に移され、さらにドレイン部9
へ掃き捨てられる。このとき、1ライン前の3相目の転
送電極の下には、次のラインの信号電荷が蓄積される。
φV3が“H”レベルとなり、3相目の転送電極の下の
ポテンシャルが深くなるため、1相目の転送電極の下の
信号電荷は3相目の転送電極の下に流れ込み、さらに水
平転送レジスタ4の2相目の転送電極の下および掃き出
し用電極8の下を通ってドレイン部9へ捨てられる。時
点t5では、1相目の垂直転送クロックφV1が“L”
レベルとなり、1相目の転送電極の下のポテンシャルが
浅くなるため、1相目の転送電極の下の信号電荷は3相
目の転送電極の下に完全に移され、さらにドレイン部9
へ掃き捨てられる。このとき、1ライン前の3相目の転
送電極の下には、次のラインの信号電荷が蓄積される。
【0026】時点t6では、2相目の垂直転送クロック
φV2が“H”レベルになり、2相目の転送電極の下の
ポテンシャルが深くなるため、1ライン前の3相目の転
送電極の下に蓄積されていた次のラインの信号電荷が2
相目の転送電極の下に流れ込む。時点t7では、3相目
の垂直転送クロックφV3が“L”レベルになり、3相
目の転送電極の下のポテンシャルが浅くなるため、次の
ラインの信号電荷が2相目の転送電極の下に蓄積され
る。
φV2が“H”レベルになり、2相目の転送電極の下の
ポテンシャルが深くなるため、1ライン前の3相目の転
送電極の下に蓄積されていた次のラインの信号電荷が2
相目の転送電極の下に流れ込む。時点t7では、3相目
の垂直転送クロックφV3が“L”レベルになり、3相
目の転送電極の下のポテンシャルが浅くなるため、次の
ラインの信号電荷が2相目の転送電極の下に蓄積され
る。
【0027】時点t8では、1相目の垂直転送クロック
φV1が“H”レベルとなり、1相目の転送電極の下の
ポテンシャルが深くなるため、2相目の転送電極の下の
信号電荷は1相目の転送電極の下に流れ込む。時点t9
では、2相目の垂直転送クロックφV2が“L”レベル
となり、2相目の転送電極の下のポテンシャルが浅くな
るため、2相目の転送電極の下の信号電荷が完全に1相
目の転送電極の下に移され、ここに蓄積される。
φV1が“H”レベルとなり、1相目の転送電極の下の
ポテンシャルが深くなるため、2相目の転送電極の下の
信号電荷は1相目の転送電極の下に流れ込む。時点t9
では、2相目の垂直転送クロックφV2が“L”レベル
となり、2相目の転送電極の下のポテンシャルが浅くな
るため、2相目の転送電極の下の信号電荷が完全に1相
目の転送電極の下に移され、ここに蓄積される。
【0028】時点t10では、3相目の垂直転送クロッ
クφV3が“H”レベルとなり、3相目の転送電極の下
のポテンシャルが深くなるため、1相目の転送電極の下
の信号電荷は3相目の転送電極の下に流れ込み、さらに
水平転送レジスタ4および掃き出し用電極8の下を通っ
てドレイン部9へ捨てられる。時点t11では、1相目
の垂直転送クロックφV1が“L”レベルとなり、1相
目の転送電極の下のポテンシャルが浅くなるため、1相
目の転送電極の下の信号電荷は3相目の転送電極の下に
完全に移され、さらにドレイン部9へ掃き捨てられる。
このとき、1ライン前の3相目の転送電極の下には、次
のラインの信号電荷が蓄積される。
クφV3が“H”レベルとなり、3相目の転送電極の下
のポテンシャルが深くなるため、1相目の転送電極の下
の信号電荷は3相目の転送電極の下に流れ込み、さらに
水平転送レジスタ4および掃き出し用電極8の下を通っ
てドレイン部9へ捨てられる。時点t11では、1相目
の垂直転送クロックφV1が“L”レベルとなり、1相
目の転送電極の下のポテンシャルが浅くなるため、1相
目の転送電極の下の信号電荷は3相目の転送電極の下に
完全に移され、さらにドレイン部9へ掃き捨てられる。
このとき、1ライン前の3相目の転送電極の下には、次
のラインの信号電荷が蓄積される。
【0029】時点t12では、2相目の垂直転送クロッ
クφV2が“H”レベルになり、2相目の転送電極の下
のポテンシャルが深くなるため、1ライン前の3相目の
転送電極の下に蓄積されていた次のラインの信号電荷
が、2相目の転送電極の下に流れ込む。時点t13で
は、3相目の垂直転送クロックφV3が“L”レベルに
なり、3相目の転送電極の下のポテンシャルが浅くなる
ため、次のラインの信号電荷が2相目の転送電極の下に
蓄積される。
クφV2が“H”レベルになり、2相目の転送電極の下
のポテンシャルが深くなるため、1ライン前の3相目の
転送電極の下に蓄積されていた次のラインの信号電荷
が、2相目の転送電極の下に流れ込む。時点t13で
は、3相目の垂直転送クロックφV3が“L”レベルに
なり、3相目の転送電極の下のポテンシャルが浅くなる
ため、次のラインの信号電荷が2相目の転送電極の下に
蓄積される。
【0030】時点t14では、掃き出しクロックφHH
Gが“M”レベルになるとともに、それまで“H”レベ
ルに固定であった水平転送クロックφH2が“L”レベ
ルになる。これにより、水平転送レジスタ4の2相目の
転送電極の下のポテンシャルが浅くなり、掃き出し用電
極8の下のポテンシャルが中間レベルとなる。その結
果、水平転送レジスタ4内に残留している信号電荷のう
ち、若干は掃き出し用電極8の下の残留するものの、殆
どがドレイン部9に掃き捨てられる。
Gが“M”レベルになるとともに、それまで“H”レベ
ルに固定であった水平転送クロックφH2が“L”レベ
ルになる。これにより、水平転送レジスタ4の2相目の
転送電極の下のポテンシャルが浅くなり、掃き出し用電
極8の下のポテンシャルが中間レベルとなる。その結
果、水平転送レジスタ4内に残留している信号電荷のう
ち、若干は掃き出し用電極8の下の残留するものの、殆
どがドレイン部9に掃き捨てられる。
【0031】そして、時点t15では、掃き出しクロッ
クφHHGが“L”レベルになり、掃き出し用電極8の
下のポテンシャルが浅くなるため、掃き出し用電極8の
下に残留していた僅かな信号電荷も全てドレイン部9に
掃き捨てられることになる。以上により、2ライン分の
信号電荷を電荷排出部10へ掃き捨てるための処理が完
了する。
クφHHGが“L”レベルになり、掃き出し用電極8の
下のポテンシャルが浅くなるため、掃き出し用電極8の
下に残留していた僅かな信号電荷も全てドレイン部9に
掃き捨てられることになる。以上により、2ライン分の
信号電荷を電荷排出部10へ掃き捨てるための処理が完
了する。
【0032】続いて、時点t16では、水平転送クロッ
クφH2が再び“H”レベルになるとともに、1相目の
垂直転送クロックφV1が“H”レベルになり、1相目
の転送電極の下のポテンシャルが深くなるため、2相目
の転送電極の下の信号電荷は1相目の転送電極の下に流
れ込む。そして、時点t17では、2相目の垂直転送ク
ロックφV2が“L”レベルとなり、2相目の転送電極
の下のポテンシャルが浅くなるため、2相目の転送電極
の下の信号電荷が完全に1相目の転送電極の下に移され
る。
クφH2が再び“H”レベルになるとともに、1相目の
垂直転送クロックφV1が“H”レベルになり、1相目
の転送電極の下のポテンシャルが深くなるため、2相目
の転送電極の下の信号電荷は1相目の転送電極の下に流
れ込む。そして、時点t17では、2相目の垂直転送ク
ロックφV2が“L”レベルとなり、2相目の転送電極
の下のポテンシャルが浅くなるため、2相目の転送電極
の下の信号電荷が完全に1相目の転送電極の下に移され
る。
【0033】時点t18では、3相目の垂直転送クロッ
クφV3が“H”レベルとなり、3相目の転送電極の下
のポテンシャルが深くなるため、1相目の転送電極の下
の信号電荷は、3相目の転送電極の下に流れ込み、さら
に水平転送レジスタ4の2相目の転送電極の下および掃
き出し用電極8の下を通ってドレイン部9へ掃き捨てら
れる。時点t19では、1相目の垂直転送クロックφV
1が“L”レベルとなり、1相目の転送電極の下のポテ
ンシャルが浅くなるため、1相目の転送電極の下の信号
電荷は、3相目の転送電極の下、さらに水平転送レジス
タ4の2相目の転送電極の下に移される。このとき、1
ライン前の3相目の転送電極の下には、次のラインの信
号電荷が蓄積される。
クφV3が“H”レベルとなり、3相目の転送電極の下
のポテンシャルが深くなるため、1相目の転送電極の下
の信号電荷は、3相目の転送電極の下に流れ込み、さら
に水平転送レジスタ4の2相目の転送電極の下および掃
き出し用電極8の下を通ってドレイン部9へ掃き捨てら
れる。時点t19では、1相目の垂直転送クロックφV
1が“L”レベルとなり、1相目の転送電極の下のポテ
ンシャルが浅くなるため、1相目の転送電極の下の信号
電荷は、3相目の転送電極の下、さらに水平転送レジス
タ4の2相目の転送電極の下に移される。このとき、1
ライン前の3相目の転送電極の下には、次のラインの信
号電荷が蓄積される。
【0034】時点t20では、2相目の垂直転送クロッ
クφV2が“H”レベルになり、2相目の転送電極の下
のポテンシャルが深くなるため、1ライン前の3相目の
転送電極の下に蓄積されていた次のラインの信号電荷が
2相目の転送電極の下に流れ込む。そして、時点t21
では、3相目の垂直転送クロックφV3が“L”レベル
になり、3相目の転送電極の下のポテンシャルが浅くな
るため、3相目の転送電極の下の信号電荷が完全に水平
転送レジスタ4の2相目の転送電極の下に移されるとと
もに、次のラインの信号電荷が2相目の転送電極の下に
蓄積される。
クφV2が“H”レベルになり、2相目の転送電極の下
のポテンシャルが深くなるため、1ライン前の3相目の
転送電極の下に蓄積されていた次のラインの信号電荷が
2相目の転送電極の下に流れ込む。そして、時点t21
では、3相目の垂直転送クロックφV3が“L”レベル
になり、3相目の転送電極の下のポテンシャルが浅くな
るため、3相目の転送電極の下の信号電荷が完全に水平
転送レジスタ4の2相目の転送電極の下に移されるとと
もに、次のラインの信号電荷が2相目の転送電極の下に
蓄積される。
【0035】以上により、1ライン分の信号電荷を水平
転送レジスタ4にシフトするための処理が完了する。そ
して、それまで“L”レベル,“H”レベルに固定され
ていた水平転送クロックφH1,φH2が発生し、水平
転送レジスタ4の水平転送駆動が開始される。これによ
り、水平転送レジスタ4にシフトされた1ライン分の信
号電荷が順次水平転送され、電荷検出部5で信号電圧に
変換されてCCD出力として外部へ導出される。
転送レジスタ4にシフトするための処理が完了する。そ
して、それまで“L”レベル,“H”レベルに固定され
ていた水平転送クロックφH1,φH2が発生し、水平
転送レジスタ4の水平転送駆動が開始される。これによ
り、水平転送レジスタ4にシフトされた1ライン分の信
号電荷が順次水平転送され、電荷検出部5で信号電圧に
変換されてCCD出力として外部へ導出される。
【0036】なお、電荷排出部10への信号電荷の掃き
捨てを行わず、1ライン分の信号電荷を水平転送レジス
タ4にシフトし、水平転送して出力する場合には、図8
のタイミングチャートに示すように、上述した2ライン
掃き捨て期間および1ラインシフト期間において、1ラ
イン分の信号電荷の水平転送レジスタ4へのシフト処理
が行われる。
捨てを行わず、1ライン分の信号電荷を水平転送レジス
タ4にシフトし、水平転送して出力する場合には、図8
のタイミングチャートに示すように、上述した2ライン
掃き捨て期間および1ラインシフト期間において、1ラ
イン分の信号電荷の水平転送レジスタ4へのシフト処理
が行われる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
全画素から独立に読み出した信号電荷を混合することな
く、かつ1本の水平転送レジスタを介して順次に読み出
すことが可能な全画素読み出し方式の固体撮像装置にお
いて、水平転送レジスタに転送されてくる信号電荷を掃
き捨てる処理と水平転送する処理とをライン単位で繰り
返すとともに、掃き捨てるラインをフィールドごとに入
れ換えるようにしたことにより、フレームレート60枚
のインターレースされた画像出力を得ることができるの
で、外部にフレームメモリを持たなくても映像をモニタ
リングできる。
全画素から独立に読み出した信号電荷を混合することな
く、かつ1本の水平転送レジスタを介して順次に読み出
すことが可能な全画素読み出し方式の固体撮像装置にお
いて、水平転送レジスタに転送されてくる信号電荷を掃
き捨てる処理と水平転送する処理とをライン単位で繰り
返すとともに、掃き捨てるラインをフィールドごとに入
れ換えるようにしたことにより、フレームレート60枚
のインターレースされた画像出力を得ることができるの
で、外部にフレームメモリを持たなくても映像をモニタ
リングできる。
【0038】しかも、水平転送レジスタ内で垂直2画素
の信号電荷の混合を行っていないため、原色市松配列カ
ラーコーディングのカラーフィルタを有するカラー固体
撮像装置にも適用できる。その結果、電子スチルカメラ
やPC(パーソナルコンピュータ)画像入力等の画像取
り込み用途に本機能を使用することにより、被写体を本
撮像前にモニタリングすることができ、かつ、撮像時に
は高い垂直解像度のスチル画像を得ることができる。
の信号電荷の混合を行っていないため、原色市松配列カ
ラーコーディングのカラーフィルタを有するカラー固体
撮像装置にも適用できる。その結果、電子スチルカメラ
やPC(パーソナルコンピュータ)画像入力等の画像取
り込み用途に本機能を使用することにより、被写体を本
撮像前にモニタリングすることができ、かつ、撮像時に
は高い垂直解像度のスチル画像を得ることができる。
【図1】インターライン転送方式のCCD固体撮像装置
に適用された本発明の一実施形態を示す構成図である。
に適用された本発明の一実施形態を示す構成図である。
【図2】原色市松配列カラーコーディングを示す図であ
る。
る。
【図3】モニタリングモード時の処理の概念図である。
【図4】2ライン掃き捨て、1ライン出力の場合の動作
を説明するためのタイミングチャートである。
を説明するためのタイミングチャートである。
【図5】2ライン掃き捨て、1ライン出力の場合の動作
を説明するためのポテンシャル図(その1)である。
を説明するためのポテンシャル図(その1)である。
【図6】2ライン掃き捨て、1ライン出力の場合の動作
を説明するためのポテンシャル図(その2)である。
を説明するためのポテンシャル図(その2)である。
【図7】2ライン掃き捨て、1ライン出力の場合の動作
を説明するためのポテンシャル図(その3)である。
を説明するためのポテンシャル図(その3)である。
【図8】1ライン出力の場合の動作を説明するためのタ
イミングチャートである。
イミングチャートである。
1 センサ部 2 垂直転送レジスタ 3 イメー
ジ部 4 水平転送レジスタ 5 電荷検出部 8 掃き
出し用電極 9 ドレイン部 10 電荷排出部 11 CCD
エリアセンサ 12 駆動回路
ジ部 4 水平転送レジスタ 5 電荷検出部 8 掃き
出し用電極 9 ドレイン部 10 電荷排出部 11 CCD
エリアセンサ 12 駆動回路
Claims (2)
- 【請求項1】 全画素から独立に読み出した信号電荷を
混合することなく、かつ1本の水平転送レジスタを介し
て順次に読み出すことが可能な固体撮像装置であって、 前記水平転送レジスタに隣接して設けられて前記水平転
送レジスタ中の信号電荷を選択的に掃き捨てる電荷排出
手段と、 前記水平転送レジスタに転送されてくる信号電荷を前記
電荷排出手段に掃き捨てる処理と水平転送する処理とを
ライン単位で繰り返すとともに、前記電荷排出手段に掃
き捨てるラインをフィールドごとに入れ換える駆動手段
とを備えたことを特徴とする固体撮像装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の固体撮像装置は、原色市
松配列カラーコーディングのカラーフィルタを有するカ
ラー固体撮像装置であり、 前記駆動手段は、前記電荷排出手段に掃き捨てる処理と
水平転送する処理とを2ラインごとに繰り返すことを特
徴とする固体撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8129465A JPH09312849A (ja) | 1996-05-24 | 1996-05-24 | 固体撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8129465A JPH09312849A (ja) | 1996-05-24 | 1996-05-24 | 固体撮像装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006107779A Division JP2006230013A (ja) | 2006-04-10 | 2006-04-10 | 固体撮像装置および固体撮像装置の駆動方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09312849A true JPH09312849A (ja) | 1997-12-02 |
Family
ID=15010171
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8129465A Pending JPH09312849A (ja) | 1996-05-24 | 1996-05-24 | 固体撮像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09312849A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7057652B2 (en) | 2000-11-28 | 2006-06-06 | Sharp Kabushiki Kaisha | Color solid-state imaging apparatus |
US7432969B1 (en) | 1999-09-14 | 2008-10-07 | Fujifilm Corporation | Imaging apparatus, solid imaging device and driving method for solid imaging device |
JP2008289172A (ja) * | 2008-06-13 | 2008-11-27 | Fujifilm Corp | 固体電子撮像装置およびその制御方法 |
-
1996
- 1996-05-24 JP JP8129465A patent/JPH09312849A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7432969B1 (en) | 1999-09-14 | 2008-10-07 | Fujifilm Corporation | Imaging apparatus, solid imaging device and driving method for solid imaging device |
US7057652B2 (en) | 2000-11-28 | 2006-06-06 | Sharp Kabushiki Kaisha | Color solid-state imaging apparatus |
JP2008289172A (ja) * | 2008-06-13 | 2008-11-27 | Fujifilm Corp | 固体電子撮像装置およびその制御方法 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
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