JPH06199356A - 不正操作指示プラスチック製クロージャ - Google Patents
不正操作指示プラスチック製クロージャInfo
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- JPH06199356A JPH06199356A JP5256641A JP25664193A JPH06199356A JP H06199356 A JPH06199356 A JP H06199356A JP 5256641 A JP5256641 A JP 5256641A JP 25664193 A JP25664193 A JP 25664193A JP H06199356 A JPH06199356 A JP H06199356A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D41/00—Caps, e.g. crown caps or crown seals, i.e. members having parts arranged for engagement with the external periphery of a neck or wall defining a pouring opening or discharge aperture; Protective cap-like covers for closure members, e.g. decorative covers of metal foil or paper
- B65D41/32—Caps or cap-like covers with lines of weakness, tearing-strips, tags, or like opening or removal devices, e.g. to facilitate formation of pouring openings
- B65D41/34—Threaded or like caps or cap-like covers provided with tamper elements formed in, or attached to, the closure skirt
- B65D41/3423—Threaded or like caps or cap-like covers provided with tamper elements formed in, or attached to, the closure skirt with flexible tabs, or elements rotated from a non-engaging to an engaging position, formed on the tamper element or in the closure skirt
- B65D41/3428—Threaded or like caps or cap-like covers provided with tamper elements formed in, or attached to, the closure skirt with flexible tabs, or elements rotated from a non-engaging to an engaging position, formed on the tamper element or in the closure skirt the tamper element being integrally connected to the closure by means of bridges
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 単純な方法で大量生産することができると共
に、その保証機能を高信頼性を以て充足することがで
き、更に、薄膜部を損傷することなく、容器首部への設
置を容易に行い得るクロージャを提供する。 【構成】 プラスチック製の不正操作指示クロージャ
(1)は、薄膜部(5)を介して不正操作指示帯(6)
に固定されるクロージャキャップ(2)を有する。前記
不正操作指示帯(6)は、多数の遮蔽要素(8)を備え
ている。各遮蔽要素(8)は、一体ヒンジ(7)を介し
て不正操作指示帯に接続されている。容器首部へねじ込
む過程で、遮蔽要素(8)は上方且つ径方向外側に回転
して第一の閉鎖位置(I)に達する。逆に、不正操作指
示クロージャを開放する過程では、遮蔽要素は下方且つ
径方向内側に回転し、第二の開放位置(II)に至る。こ
れにより、有効内径は減少し、遮蔽要素は、容器首部上
の対応する係止表面に係合保持される。
に、その保証機能を高信頼性を以て充足することがで
き、更に、薄膜部を損傷することなく、容器首部への設
置を容易に行い得るクロージャを提供する。 【構成】 プラスチック製の不正操作指示クロージャ
(1)は、薄膜部(5)を介して不正操作指示帯(6)
に固定されるクロージャキャップ(2)を有する。前記
不正操作指示帯(6)は、多数の遮蔽要素(8)を備え
ている。各遮蔽要素(8)は、一体ヒンジ(7)を介し
て不正操作指示帯に接続されている。容器首部へねじ込
む過程で、遮蔽要素(8)は上方且つ径方向外側に回転
して第一の閉鎖位置(I)に達する。逆に、不正操作指
示クロージャを開放する過程では、遮蔽要素は下方且つ
径方向内側に回転し、第二の開放位置(II)に至る。こ
れにより、有効内径は減少し、遮蔽要素は、容器首部上
の対応する係止表面に係合保持される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、首部から径方向外側に
突出する少なくとも一つの係止表面を有する容器用の、
不正操作指示プラスチック製クロージャに関する。こう
した種類のクロージャの保証機能は、プラスチックキャ
ップを初めて除去すると、不正操作指示帯が引き裂か
れ、或いは少なくとも部分的に引き剥がされることにあ
る。引き裂き或いは引き剥がしにより、容器が既に開口
されているということが消費者に明らかとなる。
突出する少なくとも一つの係止表面を有する容器用の、
不正操作指示プラスチック製クロージャに関する。こう
した種類のクロージャの保証機能は、プラスチックキャ
ップを初めて除去すると、不正操作指示帯が引き裂か
れ、或いは少なくとも部分的に引き剥がされることにあ
る。引き裂き或いは引き剥がしにより、容器が既に開口
されているということが消費者に明らかとなる。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】この場
合、不正操作指示帯は、容器首部を完全に取り巻くか、
周囲の一部だけを取り巻く。従って、不正操作指示帯が
破れる分離線は、水平方向即ちキャップの基部に平行の
みならず、垂直方向にも延びることができる。例えば、
不正操作指示帯は、完全なリングとしてプラスチックキ
ャップから引き剥がされると同時に容器首部上に残るよ
うにすることができる。他の場合でも、不正操作指示帯
又は不正操作指示帯の引き剥がされた部分はプラスチッ
クキャップに残されたままであることが望ましい。本発
明は、これらの実施例の全てを取り込んでいる。
合、不正操作指示帯は、容器首部を完全に取り巻くか、
周囲の一部だけを取り巻く。従って、不正操作指示帯が
破れる分離線は、水平方向即ちキャップの基部に平行の
みならず、垂直方向にも延びることができる。例えば、
不正操作指示帯は、完全なリングとしてプラスチックキ
ャップから引き剥がされると同時に容器首部上に残るよ
うにすることができる。他の場合でも、不正操作指示帯
又は不正操作指示帯の引き剥がされた部分はプラスチッ
クキャップに残されたままであることが望ましい。本発
明は、これらの実施例の全てを取り込んでいる。
【0003】閉鎖される容器は、硝子又はプラスチック
製の飲料瓶であるが、例えば保存用瓶、広口容器等の他
の容器も含まれる。
製の飲料瓶であるが、例えば保存用瓶、広口容器等の他
の容器も含まれる。
【0004】多くの場合、これらの容器の首部上にビー
ドを設け、ビードの下側に係止表面を形成している。プ
ラスチックキャップの不正操作指示帯は、この係止表面
と係合する。本発明が、この種の周方向ビードに限定さ
れないことは言うまでもない。例えば、本発明の構成か
ら逸脱することなく、個々のビードを部分的に取り付け
てもよいし、或いは、容器首部内の凹部を含む他の保持
要素を設けてもよい。本質的には、ここでは、直線状或
いは曲線状に規則的に或いは不規則に延びて、容器上に
設置中はプラスチックキャップの不正操作指示帯の遮蔽
要素とそれぞれ係合する、外側に突出した係止表面を設
け、これにより、薄膜部を損傷することなく、プラスチ
ックキャップが緩むのを防いでいる点だけが重要であ
る。
ドを設け、ビードの下側に係止表面を形成している。プ
ラスチックキャップの不正操作指示帯は、この係止表面
と係合する。本発明が、この種の周方向ビードに限定さ
れないことは言うまでもない。例えば、本発明の構成か
ら逸脱することなく、個々のビードを部分的に取り付け
てもよいし、或いは、容器首部内の凹部を含む他の保持
要素を設けてもよい。本質的には、ここでは、直線状或
いは曲線状に規則的に或いは不規則に延びて、容器上に
設置中はプラスチックキャップの不正操作指示帯の遮蔽
要素とそれぞれ係合する、外側に突出した係止表面を設
け、これにより、薄膜部を損傷することなく、プラスチ
ックキャップが緩むのを防いでいる点だけが重要であ
る。
【0005】通常、この種のプラスチック製キャップ
は、一条ねじ或いは多条ねじを有する。しかしながら、
本発明が、他の方法で容器首部に接続されるプラスチッ
ク製キャップにも適用可能であることは言うまでもな
い。例えば、ここでは、スナップ固定式或いはねじ込み
固定式によるプラスチックキャップも含まれる。
は、一条ねじ或いは多条ねじを有する。しかしながら、
本発明が、他の方法で容器首部に接続されるプラスチッ
ク製キャップにも適用可能であることは言うまでもな
い。例えば、ここでは、スナップ固定式或いはねじ込み
固定式によるプラスチックキャップも含まれる。
【0006】この種の不正操作指示クロージャは、例え
ば、米国特許第4978017号、同第5090788
号、同4784280号、及び同4735808号に開
示されている。
ば、米国特許第4978017号、同第5090788
号、同4784280号、及び同4735808号に開
示されている。
【0007】公知の不正操作指示クロージャの場合、不
正操作指示帯を容器首部上に機械的に係合させるための
保持要素として、弾性舌状部すなわち「フラップ」を設
けている。これらの舌状部即ち「フラップ」は、設置中
に容器首部上の係止表面とスナップ係合するように、不
正操作指示帯の有効内径を減少させる。公知の不正操作
指示クロージャでは、この係合位置において、舌状部即
ちフラップが水平方向に延びるか或いは僅かに下方に傾
斜したものもある。従って、フラップの係止機能を発揮
させるためには、フラップを比較的硬質に形成する必要
があり、クロージャを容器首部に設置する際に、困難が
伴うことになる。このため、より弾性的なフラップを使
用すると共に、フラップの下にビードを配してフラップ
を支持することが従来提案されてきた。しかしながら、
これらの突出部に関する限り、不正操作指示帯の有効内
径を減少するものの、やはり、クロージャを容器上に設
置する際に困難を伴った。
正操作指示帯を容器首部上に機械的に係合させるための
保持要素として、弾性舌状部すなわち「フラップ」を設
けている。これらの舌状部即ち「フラップ」は、設置中
に容器首部上の係止表面とスナップ係合するように、不
正操作指示帯の有効内径を減少させる。公知の不正操作
指示クロージャでは、この係合位置において、舌状部即
ちフラップが水平方向に延びるか或いは僅かに下方に傾
斜したものもある。従って、フラップの係止機能を発揮
させるためには、フラップを比較的硬質に形成する必要
があり、クロージャを容器首部に設置する際に、困難が
伴うことになる。このため、より弾性的なフラップを使
用すると共に、フラップの下にビードを配してフラップ
を支持することが従来提案されてきた。しかしながら、
これらの突出部に関する限り、不正操作指示帯の有効内
径を減少するものの、やはり、クロージャを容器上に設
置する際に困難を伴った。
【0008】別の種類のクロージャの場合、フラップ
は、容器上に設置後は、内側上方に傾斜している。フラ
ップは、係止表面の対向する側と係合し、開口過程で生
じる力は、フラップを介してその長手方向軸線に略沿っ
て不正操作指示帯まで伝達される。この種のフラップ
は、容器首部へのクロージャの設置を可能とするため
に、大きな弾性を有しなければならない。この結果、開
口に際して、不正操作指示帯を破ることなく、フラップ
は弾性変形してしまう。また、これとは別に、キャップ
基部に対して傾斜してプラスチックキャップを指向する
ようにこの種のフラップを製造することは比較的難し
い。主として、射出成形法によりプラスチックから製造
する不正操作指示クロージャの場合、この形状は通常、
別個の製造工程を必要とし、製造コストの上昇につなが
る。
は、容器上に設置後は、内側上方に傾斜している。フラ
ップは、係止表面の対向する側と係合し、開口過程で生
じる力は、フラップを介してその長手方向軸線に略沿っ
て不正操作指示帯まで伝達される。この種のフラップ
は、容器首部へのクロージャの設置を可能とするため
に、大きな弾性を有しなければならない。この結果、開
口に際して、不正操作指示帯を破ることなく、フラップ
は弾性変形してしまう。また、これとは別に、キャップ
基部に対して傾斜してプラスチックキャップを指向する
ようにこの種のフラップを製造することは比較的難し
い。主として、射出成形法によりプラスチックから製造
する不正操作指示クロージャの場合、この形状は通常、
別個の製造工程を必要とし、製造コストの上昇につなが
る。
【0009】かくして、本発明の目的は、これらの型の
容器を閉鎖するための、上述した型の不正操作指示クロ
ージャを提供すること、即ち、一方では、単純な方法で
大量生産することができると共に、他方では、その保証
機能を高信頼性を以て充足することができ、更に、薄膜
部を損傷することなく、容器首部への設置を容易に行い
得るクロージャを提供することにある。
容器を閉鎖するための、上述した型の不正操作指示クロ
ージャを提供すること、即ち、一方では、単純な方法で
大量生産することができると共に、他方では、その保証
機能を高信頼性を以て充足することができ、更に、薄膜
部を損傷することなく、容器首部への設置を容易に行い
得るクロージャを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に拠れば、この課
題は、主に、特許請求の範囲の各項の特徴及びそれらの
特徴の組合せ並びに二次組合せにより、達成することが
できる。
題は、主に、特許請求の範囲の各項の特徴及びそれらの
特徴の組合せ並びに二次組合せにより、達成することが
できる。
【0011】即ち、本発明に拠れば、特定の利点を有す
る遮蔽要素の構成が教示されている。この遮蔽要素は、
少なくとも一つの一体成形ヒンジを介して不正操作指示
帯と接続されており、不正操作指示クロージャの容器首
部への取り付け後は係止表面の下で係合して不正操作指
示帯を容器首部へ係止する。公知の不正操作指示クロー
ジャの場合、フラップ即ち保持要素はそれ自体可撓性を
有するように形成されており、容器に取り付ける際には
係止表面上にばねのように係合させることができる。一
方、本発明は、実際には、弾性のばね状一体成形ヒンジ
を介して不正操作指示帯に接続された、略硬質の遮蔽要
素の使用を教示している。この場合、各遮蔽要素は、容
器首部の係止表面と係合可能な上部保持表面を有する。
これに加えて、各遮蔽要素は更に、不正操作指示帯の内
壁の表面上で支持され得る下部支持表面を備えている。
この場合、不正操作指示帯を容器上に設置する際には、
各遮蔽要素は一体成形ヒンジを介して曲がって上方に回
転することができるので、設置作業は支障なく行われ
る。他方、不正操作指示クロージャを開放する際に各遮
蔽要素が一体成形ヒンジを中心に反対方向に回転する場
合、各遮蔽要素は、不正操作指示帯の内壁の支持表面上
で支持される。容器首部係止表面に対する遮蔽要素の係
合はこのように固定されるので、薄膜部を破壊すること
なく不正操作指示クロージャを開放することは事実上不
可能である。この場合、それぞれ支持表面を備えた遮蔽
要素は、不正操作指示帯の内壁表面上に直接支持されて
もよいし、例えば不正操作指示帯の支持ビード即ち突出
部を介して、間接的に支持されてもよい。ここで唯一重
要なことは、不正操作指示クロージャを開放するときに
遮蔽要素にかかる力が不正操作指示帯に伝達される結
果、分離線が分離される、ということである。
る遮蔽要素の構成が教示されている。この遮蔽要素は、
少なくとも一つの一体成形ヒンジを介して不正操作指示
帯と接続されており、不正操作指示クロージャの容器首
部への取り付け後は係止表面の下で係合して不正操作指
示帯を容器首部へ係止する。公知の不正操作指示クロー
ジャの場合、フラップ即ち保持要素はそれ自体可撓性を
有するように形成されており、容器に取り付ける際には
係止表面上にばねのように係合させることができる。一
方、本発明は、実際には、弾性のばね状一体成形ヒンジ
を介して不正操作指示帯に接続された、略硬質の遮蔽要
素の使用を教示している。この場合、各遮蔽要素は、容
器首部の係止表面と係合可能な上部保持表面を有する。
これに加えて、各遮蔽要素は更に、不正操作指示帯の内
壁の表面上で支持され得る下部支持表面を備えている。
この場合、不正操作指示帯を容器上に設置する際には、
各遮蔽要素は一体成形ヒンジを介して曲がって上方に回
転することができるので、設置作業は支障なく行われ
る。他方、不正操作指示クロージャを開放する際に各遮
蔽要素が一体成形ヒンジを中心に反対方向に回転する場
合、各遮蔽要素は、不正操作指示帯の内壁の支持表面上
で支持される。容器首部係止表面に対する遮蔽要素の係
合はこのように固定されるので、薄膜部を破壊すること
なく不正操作指示クロージャを開放することは事実上不
可能である。この場合、それぞれ支持表面を備えた遮蔽
要素は、不正操作指示帯の内壁表面上に直接支持されて
もよいし、例えば不正操作指示帯の支持ビード即ち突出
部を介して、間接的に支持されてもよい。ここで唯一重
要なことは、不正操作指示クロージャを開放するときに
遮蔽要素にかかる力が不正操作指示帯に伝達される結
果、分離線が分離される、ということである。
【0012】また、容器上に設置する前の中間位置にお
いて、径方向内側に突出するように各遮蔽要素が一体成
形ヒンジに固定されている、ことも重要な特徴である。
この場合、「径方向内側」とは、略水平位置のみなら
ず、キャップ基部に対して上向きに傾斜した位置或いは
その反対に傾斜した位置をも含む。この中間位置に関し
て肝要なことは、ここでは、不正操作指示クロージャを
容器に設置する際にこの容器が遮蔽要素を一体成形ヒン
ジを中心にキャップ基部の方に向かって上方に且つスカ
ート部に対して外側に回転させるように、遮蔽要素が不
正操作指示帯から径方向内側に突出している点にある。
その結果、容器首部が薄膜部を損傷することなく不正操
作指示クロージャに突出することができる。これは、一
体成形ヒンジを中心に回転する間に、遮蔽要素が容器か
ら離れる方向に外側に移動すると共に、不正操作指示帯
の有効内径を拡大する故に可能となる。
いて、径方向内側に突出するように各遮蔽要素が一体成
形ヒンジに固定されている、ことも重要な特徴である。
この場合、「径方向内側」とは、略水平位置のみなら
ず、キャップ基部に対して上向きに傾斜した位置或いは
その反対に傾斜した位置をも含む。この中間位置に関し
て肝要なことは、ここでは、不正操作指示クロージャを
容器に設置する際にこの容器が遮蔽要素を一体成形ヒン
ジを中心にキャップ基部の方に向かって上方に且つスカ
ート部に対して外側に回転させるように、遮蔽要素が不
正操作指示帯から径方向内側に突出している点にある。
その結果、容器首部が薄膜部を損傷することなく不正操
作指示クロージャに突出することができる。これは、一
体成形ヒンジを中心に回転する間に、遮蔽要素が容器か
ら離れる方向に外側に移動すると共に、不正操作指示帯
の有効内径を拡大する故に可能となる。
【0013】不正操作指示帯の設置後、一体成形ヒンジ
を中心に弾性的に回転した各遮蔽要素は、再びスナップ
バックして容器首部の係止表面の下に位置決めされる。
この種の弾性的即ちばねによる離脱は、実質的に、これ
らの型のクロージャに通常採用される全てのプラスチッ
ク材料により実現され得る。これは、特に、ポリエチレ
ン及びポリプロピレンにも当てはまる。
を中心に弾性的に回転した各遮蔽要素は、再びスナップ
バックして容器首部の係止表面の下に位置決めされる。
この種の弾性的即ちばねによる離脱は、実質的に、これ
らの型のクロージャに通常採用される全てのプラスチッ
ク材料により実現され得る。これは、特に、ポリエチレ
ン及びポリプロピレンにも当てはまる。
【0014】従って、遮蔽要素は、不正操作指示帯の閉
鎖位置まで回転する間は容器首部及び係止表面を制限さ
れずに通過することができるように十分に外側上方に回
転する一方、不正操作指示帯を容器首部に設置後は容器
首部の係止表面の下にばね復帰即ちスナップすることが
重要である。
鎖位置まで回転する間は容器首部及び係止表面を制限さ
れずに通過することができるように十分に外側上方に回
転する一方、不正操作指示帯を容器首部に設置後は容器
首部の係止表面の下にばね復帰即ちスナップすることが
重要である。
【0015】本発明に係るクロージャの更に重要な特徴
は、クロージャを容器首部から取り外す初期の過程で、
各遮蔽要素が、係止表面により下方に且つ径方向内側に
移動する、ということである。この径方向内側への回転
により、不正操作指示帯の有効内径は明らかに減少す
る。その結果、各遮蔽要素は、容器首部の係止表面と更
に密接に係合して重なり合い、これにより、不正操作指
示帯を容器首部上に保持固定する。従って、公知のフラ
ップ構成とは逆に、遮蔽要素の回転動作は、不正操作指
示帯の有効内径の減少をもたらすと同時に、容器首部上
での把持を堅固なものにする。
は、クロージャを容器首部から取り外す初期の過程で、
各遮蔽要素が、係止表面により下方に且つ径方向内側に
移動する、ということである。この径方向内側への回転
により、不正操作指示帯の有効内径は明らかに減少す
る。その結果、各遮蔽要素は、容器首部の係止表面と更
に密接に係合して重なり合い、これにより、不正操作指
示帯を容器首部上に保持固定する。従って、公知のフラ
ップ構成とは逆に、遮蔽要素の回転動作は、不正操作指
示帯の有効内径の減少をもたらすと同時に、容器首部上
での把持を堅固なものにする。
【0016】有効内径が減少したこの第二の開放位置に
おいて、各遮蔽要素の指示表面は、不正操作指示帯と係
合し、この位置で遮蔽要素を支持する。
おいて、各遮蔽要素の指示表面は、不正操作指示帯と係
合し、この位置で遮蔽要素を支持する。
【0017】不正操作支持クロージャは、係止要素が、
100度以上の角度に亘り好ましくは140度以上の角
度に亘り、閉鎖位置と開放位置の間を回転可能であるな
らば、特に優れた開放及び係止特性を呈し得る。主とし
て、市販の飲料瓶の場合、回転角が約160度乃至18
0度に達するならば、特に優れた結果が得られる。
100度以上の角度に亘り好ましくは140度以上の角
度に亘り、閉鎖位置と開放位置の間を回転可能であるな
らば、特に優れた開放及び係止特性を呈し得る。主とし
て、市販の飲料瓶の場合、回転角が約160度乃至18
0度に達するならば、特に優れた結果が得られる。
【0018】各場合において、遮蔽要素の保持表面が支
持表面に対して60度以上の角、好ましくは70度乃至
100度の間の角を囲むならば、遮蔽要素の特に安定し
た係止機能が得られる。
持表面に対して60度以上の角、好ましくは70度乃至
100度の間の角を囲むならば、遮蔽要素の特に安定し
た係止機能が得られる。
【0019】遮蔽要素は、平面図でみて、不正操作指示
帯と同軸の環状セグメントの形状を有するならば、容器
首部上の係止表面と特に堅固に接続し得る。更に、これ
らの環状セグメントの長さと数は、容器首部と支持表面
の構成に基づき、問題なく決定することができる。直径
28mmの飲料瓶の場合、10乃至14個の遮蔽要素が
特に好ましいことが判明した。
帯と同軸の環状セグメントの形状を有するならば、容器
首部上の係止表面と特に堅固に接続し得る。更に、これ
らの環状セグメントの長さと数は、容器首部と支持表面
の構成に基づき、問題なく決定することができる。直径
28mmの飲料瓶の場合、10乃至14個の遮蔽要素が
特に好ましいことが判明した。
【0020】しかしながら、遮蔽要素は、支持表面の形
状に応じて、平面図でみて他の形状を有してもよい。例
えば、支持表面が平面図でみて多角形の形状を有するな
らば、遮蔽要素は直線状に構成されてもよい。
状に応じて、平面図でみて他の形状を有してもよい。例
えば、支持表面が平面図でみて多角形の形状を有するな
らば、遮蔽要素は直線状に構成されてもよい。
【0021】不正操作指示帯と各遮蔽要素の間の可撓性
材料ブリッジは、一体成形ヒンジとして特に適してい
る。この可撓性ブリッジは、遮蔽要素の長さ全体に亘り
設けてもよい。可撓性ブリッジを、遮蔽要素の一部分の
みに、例えばその両端部、或いは中央などに設けてもよ
い。
材料ブリッジは、一体成形ヒンジとして特に適してい
る。この可撓性ブリッジは、遮蔽要素の長さ全体に亘り
設けてもよい。可撓性ブリッジを、遮蔽要素の一部分の
みに、例えばその両端部、或いは中央などに設けてもよ
い。
【0022】不正操作防止帯又は個々の不正操作指示帯
セグメントを分離する分離線は、分離可能なリブ又はブ
リッジとして、或いは開放時に破るために略薄い寸法を
有する材料ウエブとして最も好ましく形成され得る。勿
論、ウエブの代わりに、負荷又は応力の下に破れる薄膜
材料のセグメント又は連続リングを設けてもよい。
セグメントを分離する分離線は、分離可能なリブ又はブ
リッジとして、或いは開放時に破るために略薄い寸法を
有する材料ウエブとして最も好ましく形成され得る。勿
論、ウエブの代わりに、負荷又は応力の下に破れる薄膜
材料のセグメント又は連続リングを設けてもよい。
【0023】多くの場合、複数の遮蔽要素が最も良い結
果をもたらすが、一定の容器構成の場合、例えば、直径
の一方の側にただ一個の遮蔽要素を設け、それを不正操
作防止帯の反対側に設けた一個以上のビード又は他の突
起部と組み合わせることも可能である。また、例えば、
より大きな円のセグメントの形状を呈したり或いは円を
形成する、遙かに大きな遮蔽要素を設けることも可能で
ある。
果をもたらすが、一定の容器構成の場合、例えば、直径
の一方の側にただ一個の遮蔽要素を設け、それを不正操
作防止帯の反対側に設けた一個以上のビード又は他の突
起部と組み合わせることも可能である。また、例えば、
より大きな円のセグメントの形状を呈したり或いは円を
形成する、遙かに大きな遮蔽要素を設けることも可能で
ある。
【0024】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明の実施例
を詳細に説明する。
を詳細に説明する。
【0025】図1に拠れば、不正操作指示クロージャ1
は、キャップ基部3と円筒状のスカート部4とから成る
プラスチック製キャップ2を備えている。不正操作指示
帯6は、多数の薄膜部5を介して、プラスチック製キャ
ップ2に固定されている。
は、キャップ基部3と円筒状のスカート部4とから成る
プラスチック製キャップ2を備えている。不正操作指示
帯6は、多数の薄膜部5を介して、プラスチック製キャ
ップ2に固定されている。
【0026】特に図2乃至6からよく分かるように、不
正操作指示帯6上には、一体成形ヒンジ7としての効果
を奏する材料ブリッジを介して、多数の遮蔽要素8が配
設されている。
正操作指示帯6上には、一体成形ヒンジ7としての効果
を奏する材料ブリッジを介して、多数の遮蔽要素8が配
設されている。
【0027】プラスチック製キャップ2は、不正操作指
示帯6及び遮蔽要素8と共に、プラスチック射出成形に
より、公知の方法で一体として製造する。不正操作指示
帯は、圧縮成形法その他の適当な方法によっても製造し
得ることは言うまでもない。本発明の構成を逸脱しない
範囲で、不正操作指示帯6とプラスチック製キャップ2
とを別々の作業工程で別個に製造し、それらを相互に連
結その他の方法により組み合わせてもよい。この種の別
個に製造された不正操作指示帯は、例えば、米国特許第
4578857号から公知である。
示帯6及び遮蔽要素8と共に、プラスチック射出成形に
より、公知の方法で一体として製造する。不正操作指示
帯は、圧縮成形法その他の適当な方法によっても製造し
得ることは言うまでもない。本発明の構成を逸脱しない
範囲で、不正操作指示帯6とプラスチック製キャップ2
とを別々の作業工程で別個に製造し、それらを相互に連
結その他の方法により組み合わせてもよい。この種の別
個に製造された不正操作指示帯は、例えば、米国特許第
4578857号から公知である。
【0028】容器首部9にねじ込む前に、遮蔽要素8
は、図1及び図2の上方に示したように、位置Nに位置
決めされる。ねじ込み過程において、プラスチック製キ
ャップを容器首部に対して下方に移動すると、遮蔽要素
8は、ねじ山部10並びに周方向の環状突出部11と係
合する。
は、図1及び図2の上方に示したように、位置Nに位置
決めされる。ねじ込み過程において、プラスチック製キ
ャップを容器首部に対して下方に移動すると、遮蔽要素
8は、ねじ山部10並びに周方向の環状突出部11と係
合する。
【0029】その結果、遮蔽要素8は、回転中心として
の一体成形ヒンジ6を中心に上方且つ径方向外側に回転
するので、不正操作指示帯6の有効内径は拡大し、不正
操作指示帯6は、薄膜部5を損傷することなく、突出部
11を通過して図3に示した位置に来ることができる。
の一体成形ヒンジ6を中心に上方且つ径方向外側に回転
するので、不正操作指示帯6の有効内径は拡大し、不正
操作指示帯6は、薄膜部5を損傷することなく、突出部
11を通過して図3に示した位置に来ることができる。
【0030】中間位置Nにおいて、各遮蔽要素8は径方
向内側に整合する。但し、各遮蔽要素が僅かに上方或い
は下方を向いているとしても、一体成形ヒンジ7の弾性
により第一の閉鎖位置Iへの回転がいずれにしても可能
なため、この位置では重要なことではない。遮蔽要素8
の支持面12は、閉鎖位置Iにおいて、大径の第一の内
径D1を決定する(図6参照)。
向内側に整合する。但し、各遮蔽要素が僅かに上方或い
は下方を向いているとしても、一体成形ヒンジ7の弾性
により第一の閉鎖位置Iへの回転がいずれにしても可能
なため、この位置では重要なことではない。遮蔽要素8
の支持面12は、閉鎖位置Iにおいて、大径の第一の内
径D1を決定する(図6参照)。
【0031】不正操作指示クロージャ1を容器首部9上
に完全にねじ込むと、遮蔽要素8は、突出部11及びそ
の係止表面13の下に位置し、係止表面13は、遮蔽要
素8の保持表面14と対向する。
に完全にねじ込むと、遮蔽要素8は、突出部11及びそ
の係止表面13の下に位置し、係止表面13は、遮蔽要
素8の保持表面14と対向する。
【0032】図4及び6は、不正操作指示クロージャ1
の開放過程で、保持表面14が係止表面13とどのよう
に係合しているかを示している。遮蔽要素8は、下方且
つ径方向内側に回転して第二の開放位置IIに至り、第二
の小径の内径D2を決定する。同時に、遮蔽要素8は、
係止表面13との係合を強化するので、不正操作指示帯
6は、突出部11を越えて引っ張られることができな
い。かくして、不正操作指示クロージャ1の開放過程
で、薄膜部5は破れる。
の開放過程で、保持表面14が係止表面13とどのよう
に係合しているかを示している。遮蔽要素8は、下方且
つ径方向内側に回転して第二の開放位置IIに至り、第二
の小径の内径D2を決定する。同時に、遮蔽要素8は、
係止表面13との係合を強化するので、不正操作指示帯
6は、突出部11を越えて引っ張られることができな
い。かくして、不正操作指示クロージャ1の開放過程
で、薄膜部5は破れる。
【0033】図5に示したように、遮蔽要素8の保持表
面14と支持表面12とは、一体成形ヒンジ7から見
て、約80度の角度を成す。この形状により、遮蔽要素
8の特に優れた安定性が保証されると共に、図6に示し
たように約160度に亘る遮蔽要素の回転が可能とな
り、開閉機能に有利となる。
面14と支持表面12とは、一体成形ヒンジ7から見
て、約80度の角度を成す。この形状により、遮蔽要素
8の特に優れた安定性が保証されると共に、図6に示し
たように約160度に亘る遮蔽要素の回転が可能とな
り、開閉機能に有利となる。
【0034】図7は、遮蔽要素が略V字形の断面を有す
る変形例を示す。このような断面形状とすることによ
り、径方向に排出する射出成形工具から、不正操作指示
クロージャを特に簡単且つ迅速に除去することが可能と
なる。
る変形例を示す。このような断面形状とすることによ
り、径方向に排出する射出成形工具から、不正操作指示
クロージャを特に簡単且つ迅速に除去することが可能と
なる。
【0035】更に、これらの遮蔽要素8の安定性及び支
持機能を保証するために、不正操作指示帯6の内壁に支
持突起6aを設け、支持表面12を支持するようにして
いる。図7に拠る変形例の場合、支持表面12は、保持
表面14に対して約60度の角度を成している。一体成
形ヒンジの配置に基づき、遮蔽要素8は、第一の閉鎖位
置から第二の開放位置まで、約180度回転することが
可能である。
持機能を保証するために、不正操作指示帯6の内壁に支
持突起6aを設け、支持表面12を支持するようにして
いる。図7に拠る変形例の場合、支持表面12は、保持
表面14に対して約60度の角度を成している。一体成
形ヒンジの配置に基づき、遮蔽要素8は、第一の閉鎖位
置から第二の開放位置まで、約180度回転することが
可能である。
【0036】図8は、遮蔽要素8の支持面12がビード
型突起として形成されている変形例を示す。この突起
は、不正操作指示帯6の対応する凹部内に嵌合支持する
ことができる。別々のブリッジ即ち薄膜部5の代わり
に、図8に拠る帯6は、連続した(約360度に亘る)
薄膜部5bを介して、スカート部4に接続されている。
型突起として形成されている変形例を示す。この突起
は、不正操作指示帯6の対応する凹部内に嵌合支持する
ことができる。別々のブリッジ即ち薄膜部5の代わり
に、図8に拠る帯6は、連続した(約360度に亘る)
薄膜部5bを介して、スカート部4に接続されている。
【0037】図9は、不正操作指示帯の(下方からの)
平面図である。これにより、遮蔽要素8を不正操作指示
帯6上に固定するための一体成形ヒンジは、遮蔽要素8
の長さ全体に亘り設けられていることが理解されよう。
一体成形ヒンジ7のみならず遮蔽要素も、不正操作指示
帯6に同軸の環状セグメントとして形成されている。
平面図である。これにより、遮蔽要素8を不正操作指示
帯6上に固定するための一体成形ヒンジは、遮蔽要素8
の長さ全体に亘り設けられていることが理解されよう。
一体成形ヒンジ7のみならず遮蔽要素も、不正操作指示
帯6に同軸の環状セグメントとして形成されている。
【0038】また、図10は、各遮蔽要素8が、それぞ
れの両端部の一体成形ヒンジ7a、7bを介して、不正
操作指示帯6に接続されている変形例を示す。容器首部
上に設置した場合、この構成により、遮蔽要素8を容易
に回転させることができる。
れの両端部の一体成形ヒンジ7a、7bを介して、不正
操作指示帯6に接続されている変形例を示す。容器首部
上に設置した場合、この構成により、遮蔽要素8を容易
に回転させることができる。
【0039】これとは別に、図10の遮蔽要素8は、環
状要素としてではなく、直線状に形成されている。
状要素としてではなく、直線状に形成されている。
【0040】図11は、中央に配設したウエブ形一体成
形ヒンジ7cを介して、遮蔽要素8を不正操作指示帯6
に接続した変形例の概略図である。
形ヒンジ7cを介して、遮蔽要素8を不正操作指示帯6
に接続した変形例の概略図である。
【0041】図12に拠る変形例の場合、多数の比較的
幅の狭い遮蔽要素8が設けられており、図1乃至8に示
したように不正操作指示帯6とスカート部4の間に設け
た弱化部5に加えて、不正操作指示帯6を径方向に破る
ことを可能とする弱化部5aを設けている。
幅の狭い遮蔽要素8が設けられており、図1乃至8に示
したように不正操作指示帯6とスカート部4の間に設け
た弱化部5に加えて、不正操作指示帯6を径方向に破る
ことを可能とする弱化部5aを設けている。
【0042】図13に拠る実施例の場合、一体成形ヒン
ジ7を介して配設された遮蔽要素8を支持する不正操作
指示帯6上に、突起部6cを設けている。この構成によ
り、不正操作指示帯6を特に薄く形成することが可能と
なると共に、第一の閉鎖位置Iから第二の開放位置IIに
至る遮蔽要素8の回転角を拡大している(図6)。
ジ7を介して配設された遮蔽要素8を支持する不正操作
指示帯6上に、突起部6cを設けている。この構成によ
り、不正操作指示帯6を特に薄く形成することが可能と
なると共に、第一の閉鎖位置Iから第二の開放位置IIに
至る遮蔽要素8の回転角を拡大している(図6)。
【0043】図14は、図8に係る遮蔽要素8の変形例
を示す。このビード形突起部12bは、凹部6cの対応
する表面と係合するフックとして形成されている。クロ
ージャ1の回転その他の操作の結果、遮蔽要素8が下方
に回転すると、遮蔽要素はその下方位置に係止され、こ
れにより、操作の安全性は向上する。
を示す。このビード形突起部12bは、凹部6cの対応
する表面と係合するフックとして形成されている。クロ
ージャ1の回転その他の操作の結果、遮蔽要素8が下方
に回転すると、遮蔽要素はその下方位置に係止され、こ
れにより、操作の安全性は向上する。
【0044】図15は、不正操作指示帯6の変形例を示
す。帯6は、分離線を形成する連続した薄膜部5bから
下方に延びる外側帯部6dを備えている。帯6は更に、
外部帯部に接続されると共に上方且つ径方向内側に延び
る内側帯部6eを備えている。遮蔽要素8は、図1乃至
14の実施例と共に開示したように、内側帯部6eの内
表面から突出している。
す。帯6は、分離線を形成する連続した薄膜部5bから
下方に延びる外側帯部6dを備えている。帯6は更に、
外部帯部に接続されると共に上方且つ径方向内側に延び
る内側帯部6eを備えている。遮蔽要素8は、図1乃至
14の実施例と共に開示したように、内側帯部6eの内
表面から突出している。
【0045】このキャップを容器上に設置するときは、
遮蔽要素8は外側上方に回転するので、内側帯部6eは
外側に撓み、これにより、第一の大径(D1)を画定す
るクロージャ1を開く場合、遮蔽要素8は内側下方に回
転するので、内側帯部6eは内側に撓み、遮蔽要素8の
内表面により画定された自由内径を更に減少させる。
遮蔽要素8は外側上方に回転するので、内側帯部6eは
外側に撓み、これにより、第一の大径(D1)を画定す
るクロージャ1を開く場合、遮蔽要素8は内側下方に回
転するので、内側帯部6eは内側に撓み、遮蔽要素8の
内表面により画定された自由内径を更に減少させる。
【0046】本発明は変形例を呈示し易いので、前述し
た説明及び添付図面は、本発明を制限するものとして見
做されるべきではなく、本発明は、前記特許請求の範囲
及びそれらの種々の組合せにより定義される。
た説明及び添付図面は、本発明を制限するものとして見
做されるべきではなく、本発明は、前記特許請求の範囲
及びそれらの種々の組合せにより定義される。
【図1】本発明の特徴を備えた不正操作指示クロージャ
の概略断面図。
の概略断面図。
【図2】容器への設置前及び設置中の位置における図1
に係る不正操作指示帯の拡大図。
に係る不正操作指示帯の拡大図。
【図3】容器首部への設置後の図1及び2に係る不正操
作指示帯を示した図。
作指示帯を示した図。
【図4】不正操作指示クロージャを開放中の図1乃至3
に係る不正操作指示帯を示した図。
に係る不正操作指示帯を示した図。
【図5】本発明の特徴を備えた不正操作指示帯の更なる
拡大図。
拡大図。
【図6】第一の閉鎖位置及び第二の開放位置における遮
蔽要素を備えた不正操作指示帯を示した図。
蔽要素を備えた不正操作指示帯を示した図。
【図7】変形した遮蔽要素を備えた不正操作指示帯を示
した図。
した図。
【図8】別の変形例に係る遮蔽要素を備えた不正操作指
示帯を示した図。
示帯を示した図。
【図9】多数の遮蔽要素を備えた不正操作指示帯の平面
図。
図。
【図10】遮蔽要素の変形例を示した図。
【図11】遮蔽要素の変形例を示した図。
【図12】遮蔽要素の変形例を示した図。
【図13】遮蔽要素の変形例を示した図。
【図14】遮蔽要素の変形例を示した図。
【図15】遮蔽要素の変形例を示した図。
1 …… クロージャ 2 …… クロージャキャップ 5 …… 薄膜部 6 …… 不正操作指示帯 7 …… 一体成形ヒンジ 8 …… 遮蔽要素 9 …… 容器首部
Claims (13)
- 【請求項1】 首部(9)から径方向外側に突出する少
なくとも一つの係止表面(13)を有する容器のため
の、不正操作指示プラスチック製クロージャであって、 キャップ基部(3)と該基部(3)に接続された環状の
円筒形スカート部(4)とを有するプラスチック製キャ
ップ(2)と、 前記スカート部に少なくとも部分的に分離可能に接続さ
れた不正操作指示帯(6)と、 を備えたクロージャにおいて、 前記帯(6)は、前記キャップが前記容器を十分に閉じ
るとき前記係止表面(13)の下方に位置する、少なく
とも一つの一体成形遮蔽要素(8)を有し、 前記遮蔽要素(8)は、前記係止表面(13)と係合す
る上部保持表面(14)と、前記不正操作指示帯(6)
の内側壁表面と係合可能な下部支持表面(12)とを有
し、 前記遮蔽要素(8)は、一体成形ヒンジ(7)を介して
前記帯に接続されると共に、容器上にクロージャを設置
する前は、中間位置(N)において内側に延び、 前記遮蔽要素(8)は、前記帯の有効内径(D1、D
2)を画定し、該内径は、前記遮蔽要素(8)を回転さ
せることにより、前記中間位置(N)から、前記帯
(6)を切断することなく前記首部上にクロージャを設
置するための第一の大径(D1)まで、更には、前記保
持表面(14)と前記係止表面(8)とを有効に係合さ
せるための第二の小径(D2)まで変更可能であり、こ
れにより イ) 前記遮蔽要素は、前記中間位置(N)から、その
保持表面(14)が前記ヒンジから上方且つ径方向外側
に延びると共にその支持表面(12)が前記ヒンジ
(7)から上方に延びる第一の位置(I)まで、前記ヒ
ンジ(7)を中心に上方に回転可能であって、それによ
り、前記支持表面は、前記第一の大径(D1)を画定
し、 ロ) 前記遮蔽要素は、更に、その保持表面(14)が
前記ヒンジから径方向内側に突出して第二の小径(D
2)を画定すると共にその支持表面(12)が前記ヒン
ジの下方で前記帯(6)の内側壁表面と当接する第二の
位置(II)まで、前記ヒンジ(7)を中心に、下方且つ
径方向内側に回転可能である、 ことを特徴とするクロージャ。 - 【請求項2】 請求項1記載の不正操作指示クロージャ
にして、 前記遮蔽要素(8)は、前記第一の位置(I)と第二の
位置(II)との間で少なくとも100度の角度に亘り回
転する、 ことを特徴とするクロージャ。 - 【請求項3】 請求項1記載の不正操作指示クロージャ
にして、 前記遮蔽要素(8)は、前記第一の位置(I)と第二の
位置(II)との間で少なくとも140度の角度に亘り回
転する、 ことを特徴とするクロージャ。 - 【請求項4】 請求項1記載の不正操作指示クロージャ
にして、 前記遮蔽要素(8)は、前記第一の位置(I)と第二の
位置(II)との間で約160度乃至180度の角度に亘
り回転する、 ことを特徴とするクロージャ。 - 【請求項5】 請求項1、3又は4記載の不正操作指示
クロージャにして、 前記保持表面(14)と前記支持表面(12)は、少な
くとも60度の角度を囲む、 ことを特徴とするクロージャ。 - 【請求項6】 請求項1、3又は4記載の不正操作指示
クロージャにして、 前記保持表面(14)と前記支持表面(12)は、約7
0乃至100度の角度を囲む、 ことを特徴とするクロージャ。 - 【請求項7】 請求項1記載の不正操作指示クロージャ
にして、 前記ヒンジ(7)が、前記帯(6)を、前記遮蔽要素
(8)のそれぞれに接続する少なくとも一つの可撓性ブ
リッジから成る、 ことを特徴とするクロージャ。 - 【請求項8】 請求項1記載の不正操作指示クロージャ
にして、 前記遮蔽要素(8)が、それらの長手方向において、前
記帯(6)と同軸の環状セグメントの形状を有する、 ことを特徴とするクロージャ。 - 【請求項9】 請求項1記載の不正操作指示クロージャ
にして、 前記遮蔽要素(8)が、それらの長手方向において、略
直線状である、 ことを特徴とするクロージャ。 - 【請求項10】 請求項1記載の不正操作指示クロージ
ャにして、 前記不正操作指示帯が、 略円筒状の外側帯部(6d)と、 前記外側帯部の下端部から内側上方に延びる内側帯部
(6e)と、 を有し、 前記遮蔽要素(8)が、前記内側帯部(6e)と接続さ
れている、 ことを特徴とするクロージャ。 - 【請求項11】 請求項1記載の不正操作指示クロージ
ャにして、 前記指示表面(12)を、前記不正操作指示帯内の対応
する凹部(6b)内で支持され得る突出部として形成し
た、 ことを特徴とするクロージャ。 - 【請求項12】 請求項11記載の不正操作指示クロー
ジャにして、 前記突出部が、凹部(6c)の対応する表面と係合し得
るフック(12b)として形成される、 ことを特徴とするクロージャ。 - 【請求項13】 首部(9)から径方向外側に突出する
少なくとも一つの係止表面(13)を有する容器のため
の、不正操作指示プラスチック製クロージャであって、 キャップ基部(3)と該基部(3)に接続された環状の
円筒形スカート部(4)とを有するプラスチック製キャ
ップ(2)と、 分離線に沿って、前記スカート部に少なくとも部分的に
分離可能に接続された不正操作指示帯(6)と、 を備えたクロージャにおいて、 前記帯(6)は、前記キャップが前記容器を十分に閉じ
るとき前記係止表面(13)の下方に位置する、少なく
とも一つの一体成形遮蔽要素(8)を有し、 前記遮蔽要素(8)は、前記係止表面(13)と係合す
る上部保持表面(14)と、前記不正操作指示帯(6)
の内側壁表面と係合可能な下部支持表面(12)とを有
し、 前記遮蔽要素(8)は、一体成形ヒンジ(7)を介して
前記帯に接続されると共に、容器上にクロージャを設置
する前は、中間位置(N)において内側に延び、 イ) i) 前記クロージャ(1)を前記首部(9)上に配置
する過程において前記クロージャが下方に移動すると
き、前記遮蔽要素(8)は、それにより前記首部(9)
と係合すると共に、前記ヒンジ(7)を回転中心とし
て、前記中間位置から外側上方に回転して第一の閉鎖位
置(I)に至り、前記クロージャ(1)が更に下方に移
動すると、前記遮蔽要素(8)は前記係止表面(13)
を通過し、 ii) 前記首部(9)から前記クロージャ(1)を除去
する過程において前記クロージャが上方に移動すると
き、前記保持表面(14)が前記係止表面(13)と係
合する一方、前記遮蔽要素(8)は、前記ヒンジ(7)
を回転中心として、前記係合を介して下方且つ径方向内
側に回転して第二の開放位置(II)に至り、 ロ) これにより、遮蔽要素(8)の下方且つ内側への
回転により、前記帯(6)の有効内径が減少して前記保
持表面(14)の前記係止表面(13)に対する径方向
の係合が強化されるように、前記第二の位置(II)にお
いて、支持表面(12)は前記帯(6)の内側壁と当接
する、 ことを特徴とするクロージャ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/961,134 US5356019A (en) | 1992-10-14 | 1992-10-14 | Tamper indicating plastic closure |
US961134 | 1992-10-14 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06199356A true JPH06199356A (ja) | 1994-07-19 |
Family
ID=25504110
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5256641A Pending JPH06199356A (ja) | 1992-10-14 | 1993-10-14 | 不正操作指示プラスチック製クロージャ |
Country Status (13)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5356019A (ja) |
EP (1) | EP0593396B1 (ja) |
JP (1) | JPH06199356A (ja) |
CN (1) | CN1086782A (ja) |
AU (1) | AU665272B2 (ja) |
BR (1) | BR9304174A (ja) |
CA (1) | CA2107805A1 (ja) |
DE (1) | DE59301547D1 (ja) |
ES (1) | ES2082620T3 (ja) |
NZ (1) | NZ248925A (ja) |
PL (1) | PL300677A1 (ja) |
TR (1) | TR27602A (ja) |
ZA (1) | ZA937591B (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001199459A (ja) * | 2000-01-18 | 2001-07-24 | Daiwa Can Co Ltd | 容器と蓋の係止構造 |
US6568548B1 (en) * | 2000-06-19 | 2003-05-27 | Rexam Medical Packaging Inc. | Closure with tamper-indicating band |
JP2014122062A (ja) * | 2012-12-21 | 2014-07-03 | Nippon Closures Co Ltd | 合成樹脂製容器蓋 |
JP2019085136A (ja) * | 2017-11-06 | 2019-06-06 | 日本山村硝子株式会社 | 合成樹脂製キャップ及び容器 |
Families Citing this family (37)
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