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JPH06196695A - Mosトランジスタで構成された双方向スイッチ - Google Patents

Mosトランジスタで構成された双方向スイッチ

Info

Publication number
JPH06196695A
JPH06196695A JP5245658A JP24565893A JPH06196695A JP H06196695 A JPH06196695 A JP H06196695A JP 5245658 A JP5245658 A JP 5245658A JP 24565893 A JP24565893 A JP 24565893A JP H06196695 A JPH06196695 A JP H06196695A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
region
electrode
gate
electrically coupled
well
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5245658A
Other languages
English (en)
Inventor
Vladimir Rumennik
ルメニック ブラディミール
Wayne B Grabowski
ブライアン グラバウスキー ウェイン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Power Integrations Inc
Original Assignee
Power Integrations Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Power Integrations Inc filed Critical Power Integrations Inc
Publication of JPH06196695A publication Critical patent/JPH06196695A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10DINORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
    • H10D84/00Integrated devices formed in or on semiconductor substrates that comprise only semiconducting layers, e.g. on Si wafers or on GaAs-on-Si wafers
    • H10D84/80Integrated devices formed in or on semiconductor substrates that comprise only semiconducting layers, e.g. on Si wafers or on GaAs-on-Si wafers characterised by the integration of at least one component covered by groups H10D12/00 or H10D30/00, e.g. integration of IGFETs
    • H10D84/811Combinations of field-effect devices and one or more diodes, capacitors or resistors

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 小さなサイズで、しかも大きな動作電流を許
容できるMOSFETを利用した双方向スイッチを提供
することを目的とする。 【構成】 双方向スイッチは、基板10内に配置された
第1の導電型のウェル領域11を備えている。ウェル1
1内には、第2の導電型の第1の電極領域13及び第2
の電極領域16が形成されている。第1の電極17と第
2の電極19間に第2の導電型のドリフト領域14が配
置されている。ドリフト領域14は第1の電極17から
第1のチャネル領域によって分離されるとともに、第2
の電極19から第2のチャネル領域によって分離されて
いる。第1のゲート領域7は第1のチャネル領域上に、
第2のゲート領域8は第2のチャネル領域上に形成され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ソース及びドレイン
が、交互に異なる電圧極性に接続された高電圧MOS
(金属−酸化物−シリコン)トランジスタで構成された
双方向スイッチに係わる。
【0002】
【従来の技術】MOSトランジスタで構成された双方向
スイッチ(以後MOSFET双方向スイッチ)の多くの
適用例において、MOSFETのソース及びドレインが
交互に異なる電圧極性に接続された時、高電圧MOSF
ETが交流(AC)モードで動作することが要求され
る。例えば、そのような応用例は、マルチチャンネルマ
ルチプレクス回路及び超音波ドライバーを含んでいる
が、これらに限られることはない。
【0003】従来例において、双方向高電圧半導体スイ
ッチは、例えば、背中合わせにされた2つのnチャネル
高電圧DMOSトランジスタを使用して構成されてい
る。例えば、ジェイ・プラマ(J.Plummer)及びジェイ・
マインドル(J.Meindl) による、「モノリシック200
−VCMOSアナログスイッチ」、IEEEジャーナ
ル、ソリッドステート回路、SC−11巻、809−8
17頁1976年、あるいは、アール・ウイリアムズ
(R.Williams) 、エル・セビラ(L.Sevilla)、イー・ル
ーツ(E.Ruetz)、及びジェイ・プラマによる、「ADI
/JI−コンパチブルモノリシック高電圧マルチプレク
サ」、IEEEトランズアクション電子装置、ED−3
3巻、1977−1984頁、1986年12月、を参
照されたい。このような構成において、ドレインが外部
電極となる一方、トランジスタのソースとソースが接続
されている。双方向スイッチは接続されたゲートと接続
されたソース間に電圧を印加することによって制御され
る。
【0004】上記に引用された2つの論文に記述された
構成では、ゲートを駆動する複雑な配置が必要である。
この構成は、エピタキシャルをベースとする高価なプロ
セスを使用して、残りの回路とDMOSトランジスタを
分離する必要がある。そのため、この構成は、トランジ
スタに印加される電圧が数百ボルトを越えない適用例に
のみ有用である。
【0005】ゲートを駆動する代替方法として光起電力
を利用した方法がある。例えば、マイクロエレクトロニ
クスリレー設計マニュアルの、D−13からD−16頁
に記載のBOSFET光起電力リレーを参照されたい。
そのような双方向スイッチにおいては、集積度の低下を
代償として、動作電圧を増大させることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、背中合わせ
に設けられたトランジスタ構成を有する従来例における
1つの欠点は、スイッチがオンした時の、ドレイン−ソ
ース間抵抗(Rds)を低く設計しなければならないこ
とである。この理由は、これらの素子に固有に備わっ
た、いわゆるボディーダイオード(body diode) が存在
するためである。電流とRds(オン状態)の積が0.
6Vに達すると、ボディーダイオードがオンして双方向
スイッチを破壊することがある。このボディーダイオー
ドを常時オフ状態に保つためには、双方向スイッチにお
ける電圧降下を0.6ボルト以下に保持する必要があ
る。この素子は、全ての電流レベルにおいて0.6ボル
ト以下の電圧で作動しなければならないため、ダイサイ
ズを極めて大きくするか、又は、電流レベルを小さくし
て、オン状態でのRds値を極めて小さくしなければな
らない。
【0007】光起電力を利用した双方向スイッチの不利
な点は、各々の集積回路上に1つのスイッチしか配置で
きないことである。加えて、このスイッチは光起電力型
のゲート駆動回路で駆動されなければならない。
【0008】本発明の目的は、小さなサイズで、しかも
大きな動作電流を許容できるMOSFET双方向スイッ
チを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明の好適な
実施例に基づいて、双方向スイッチが提案されている。
双方向スイッチは、基板内に配置された第1の導電型の
ウェル領域を有している。第2の導電型の第1の電極領
域が、ウェル内に配置されている。第2の導電型の第2
の電極領域が、ウェル内に配置されている。第2の導電
型のドリフト(移動)領域が、第1の電極及び第2の電
極の間に配置されている。ドリフト(移動)領域は、第
1のチャネル領域によって第1の電極から分離され、第
2のチャネル領域により第2の電極から分離されてい
る。第1のゲート領域は、第1のチャネル領域上に配置
され、第2のゲート領域は第2のチャネル領域上に配置
される。
【0010】好適な実施例において、第1のゲート領域
によりゲート制御されるトランジスタの閾値電圧は1.
5ボルト以下であり、第2のゲート領域によりゲート制
御されるトランジスタの閾値電圧も1.5ボルト以下で
ある。また、ウェル領域内の第1の電極領域と第1のチ
ャネル領域の配置は、第2の電極領域と第2のチャネル
領域との配置に対して対称である。
【0011】本発明の好適な実施例において、”オフ”
状態のウェルの電位を制御するために、各種の回路が加
えられている。第2の導電型の第3の電極領域がウェル
内に配置されている。この第3の電極領域は、第3のチ
ャネル領域により第1の電極領域から分離されている。
第2の導電型の第4の電極領域がウェル内に配置されて
いる。第4の電極領域は第4のチャネル領域によって第
2の電極領域から分離されている。第1の導電型の第5
の電極領域は、ウェル領域内に配置されている。第5の
電極領域は、第3の電極領域に電気的に結合されてい
る。第1の導電型の第6の電極領域は、ウェル内に配置
されている。第6の電極領域は、第4の電極領域に電気
的に結合されている。第3のゲート領域は、第3のチャ
ネル領域上に配置されている。第3のゲート領域は、第
2の電極領域に電気的に結合されている。第4のゲート
領域は、第4のゲートチャネル領域上に配置されてい
る。第4のゲート領域は、第1の電極領域に電気的に結
合されている。
【0012】さらに、本発明の好適な実施例におい
て、”オン”状態のウェルの電位を制御するために、回
路が加えられている。第2の導電型の第7の電極領域
は、ウェル内に配置されている。第7の電極領域は、第
5の電極領域に電気的に結合されている。第2の導電型
の第8の電極領域がウェル内に配置されている。第8の
電極領域は、第6の電極領域に電気的に結合されてい
る。第2の導電型の第9の電極領域は、ウェル内に配置
されている。第9の電極領域は、第5のチャネル領域に
より第7の電極領域から分離されており、第9の電極領
域は第1の電極領域に電気的に結合されている。第2の
導電型の第10の電極領域は、ウェル内に配置されてい
る。第10の電極領域は、第6のチャネル領域により第
8の電極領域から分離されている。第10の電極領域は
第2の電極領域に電気的に結合されている。第5のゲー
ト領域は、第5のチャネル領域上に配置されている。第
6のゲート領域は、第6のチャネル領域上に配置されて
いる。
【0013】本発明によれば、1つの基板上に、多くの
高電圧双方向スイッチを構成することができる。さら
に、各々の双方向スイッチ内のボディーダイオード効果
が完全に抑えられる。双方向スイッチを動作させるため
に外部電源は必要ではない。この結果としての双方向ス
イッチは、従来例のスイッチより小さなサイズで、大き
な動作電流を許容することができる。
【0014】
【実施例】図1〜図5は本発明を具体化したMOSFE
Tで構成される双方向スイッチの一実施例を示す。
【0015】図1は、半導体ダイ上に形成されたMOS
FET双方向スイッチの断面図を示す。第1の導電型の
基板10は、例えば、1立方センチメートルあたり1×
10 14の原子をドープしたp- 型材料からなっている。
基板10の典型的な厚さは500ミクロンである。第2
の導電型材料のウェル11は、例えば、1平方センチメ
ートルあたり4×1012から5×1012の原子をドープ
したn型材料からなっている。ウェル11は、例えば、
半導体ダイの表面9から5〜10ミクロンの深さに延び
ている。ここに述べられるドーピングレベル及び寸法
は、およそ100〜1000ボルトの破壊電圧を有する
素子用に設計されている。ウェル11内の、第1の導電
型のソース電極領域13及び16は、1平方センチメー
トルあたり2×1015の原子をドープしたp+ 型材料か
らなっている。ソース電極領域13及び16はそれぞ
れ、例えば、半導体ダイの表面9から0.6ミクロンの
深さに延びている。
【0016】ソース電極17は、表面9上にソース電極
領域13と電気的に接触して配置されている。ソース電
極19は、表面9上にソース電極領域16と電気的に接
触して配置されている。
【0017】第1の導電型のトップ領域14は、例え
ば、1平方センチメートルあたり2×1012の原子をド
ープしたp型材料からなるp型トップ領域である。領域
14は、例えば、半導体ダイの表面9から下方1ミクロ
ンの深さに延びている。
【0018】絶縁領域25は、トップ領域14上の表面
9に配置されている。絶縁領域25は、例えば、酸化シ
リコンである。絶縁領域25は、表面9から上方へおよ
そ0.8ミクロン延びている。
【0019】ゲート領域21は、ゲート絶縁領域7上に
配置されている。ゲート領域23は、ゲート絶縁領域8
上に配置されている。ゲート領域21及び23は、例え
ば、単位面積あたり15オームにドープされたn+ ポリ
シリコンである。ゲート絶縁領域7及び8は、例えば、
酸化シリコンからなり、表面9上におよそ200〜10
00オングストローム延びている。
【0020】ゲート電極22は、図示したようにゲート
領域21に接続されている。ゲート電極24は、図示し
たようにゲート領域23に接続されている。図1に示す
双方向スイッチにおいて、p型トップ領域14は、2つ
のドレインが1つに融合されたように見ることができ
る。このため、ドレイン電極を有する必要がなくなる。
ただ1つのドリフト領域(すなわちp型トップ領域1
4)が使用されるため、双方向スイッチのRds(オン)
抵抗はかなり低減される。さらに、通常2つのドレイン
電極にとられるスペースを削減できる。
【0021】図1から明らかなように、本発明の好適な
実施例は、ただ1つの高電圧ウェル11を使用する効率
的な高電力双方向スイッチの構成をもたらしている。こ
れにより、さらにスペースを削減することができる。
【0022】双方向スイッチは両ゲート領域21及び2
3の制御に基づいて動作する。両ゲート領域21及び2
3に対して、ゲート−ソース間電圧がその閾値(例えば
0.7〜1.5ボルト)を越えると、その双方向スイッ
チはオンされる。電流は高電位の電極から、隣接するゲ
ート領域の下部を通り、p型トップ領域14を通過し
て、さらに、第2のゲートの下部を通り第2の電極に流
れる。ゲート−ソース間電圧が閾値以下になると双方向
スイッチはオフされる。
【0023】ボディーダイオードはソース電極領域13
及びウェル11の間と、ソース電極領域16及びウェル
11の間に形成される。ボディーダイオードがオンする
ことを防止するために、ウェル11の電位は高電位電極
のレベルに、あるいはその近傍に保持されなければなら
ない。双方向スイッチは、ウェル11の電位が自動的に
双方向スイッチの高電位に保持されるように設計するこ
ともできる。
【0024】オフの状態では、双方向スイッチは電流を
流さないが、高電圧に耐える必要がある。双方向スイッ
チのドリフト領域(すなわちp型トップ領域14)にお
いて、減少された表面電界(RESURF)構造は、双
方向スイッチが接合部の破壊を起こすこと無しに高電圧
を保持することを可能にする。オフ状態において、計測
が行われない場合に、ソース電極13及び16、n型ウ
ェル11及び基板10から構成される寄生pnpトラン
ジスタのベース(ウェル11)が開放されているとき
(いわゆる、BVceo 効果)、双方向スイッチは破壊電
圧の低下を示すようになる。ウェル11の電位はフロー
ティング状態であるため、内蔵のpnpトランジスタの
ベースは開放状態で、その素子のドレイン破壊電圧(B
VD)は、BVceo (ベース、エミッタ間短絡状態)よ
り極めて低い。
【0025】このBVceo の問題は、最低電極電位から
の電圧によりゲート制御されるpチャネルMOSFET
を介して、ウェル11を最高電極電位に接続することに
より解決される。MOSFETの閾値電圧によって生ず
る少量の電圧オフセット(15〜50ボルト)は、双方
向スイッチの動作電圧(100ボルト以上)に比較して
それほど重大ではない。異なる極性の電圧に耐えるため
には、特別なトランジスタ構造が要求される。これらの
トランジスタは、ゲート酸化膜(gate oxides)を非常に
厚くした酸化膜素子(field oxide device)を利用して形
成される。
【0026】例えば、双方向スイッチが対称的に配置さ
れた使用例が図2に示されている。図2において、2個
の交差結合した酸化膜MOSFETが加えられている。
第1の導電型のソース電極領域34及び35は、例え
ば、1平方センチメートルあたり2×1015の原子をド
ープしたp+ 型材料からなっている。ソース電極領域3
4及び35はそれぞれ、例えば、半導体ダイの表面9か
ら下方に0.6ミクロンの深さに延びている。
【0027】ソース電極領域34は、第2の導電型の電
極領域32を介してウェル11に電気的に接続されてい
る。同様に、ソース電極領域35は、第2の導電型の電
極領域36を介してウェル11に電気的に接続されてい
る。電極領域32及び36は、例えば、1平方センチメ
ートルあたり5×1015の原子をドープしたn+ 型材料
からなり、それぞれ、半導体ダイの表面9から下方に
0.6ミクロンの深さに延びている。
【0028】ゲート領域31はゲート絶縁領域37上に
配置されている。ゲート領域33はゲート絶縁領域38
上に配置されている。ゲート領域31及び33は、例え
ば、単位面積あたり15オームにドープされたn+ ポリ
シリコンである。ゲート絶縁領域37及び38は、例え
ば、酸化シリコンからなり、表面9上におよそ8000
オングストローム延びている。ゲート領域31は、図示
したようにソース電極19に電気的に接続されている。
同様に、ゲート領域33は、図示したようにソース電極
17に電気的に接続されている。
【0029】双方向スイッチがオンされたとき、図2に
示される交差結合した酸化膜MOSFETのゲート領域
31及び33における電圧は、これらのMOSFETを
オンするためには充分ではない。このため、双方向スイ
ッチがオン状態のとき、ウェル11に電気的に接続され
るように、さらに2個のpチャネルMOSFETが加え
られている。
【0030】図3は、双方向スイッチがオン状態の時、
ウェル11の電位を制御する機構を示している。第1の
導電型のソース電極領域44及び45は、1平方センチ
メートルあたり2×1015の原子をドープしたp+ 型材
料からなっている。ソース電極領域44及び45はそれ
ぞれ、例えば、半導体ダイの表面9から0.6ミクロン
の深さに延びている。
【0031】ソース電極領域44は、電極領域32を介
してウェル11と電気的に接続されている。同様に、ソ
ース電極領域45は、電極領域36を介してウェル11
と電気的に接続されている。
【0032】ゲート領域41は、ゲート絶縁領域47上
に配置されている。ゲート領域43は、ゲート絶縁領域
48上に配置されている。ゲート領域41及び43は、
例えば、単位面積あたり15オームにドープされたn+
ポリシリコンである。ゲート絶縁領域47及び48は、
例えば、酸化シリコンからなり、表面9上におよそ20
0〜1000オングストローム延びている。
【0033】さらに図3の双方向スイッチに加えられた
MOSFETは、ウェル11の電位の制御及び、p型ト
ップ領域を通る電流路に対して並列に、ウェル11を通
る電流路の代替を提供する。この並列流路はさらに素子
のRds(オン)を低減し、双方向スイッチのサイズの低
減を有効的に提供する。
【0034】図4は、図2及び図3のMOSFETが組
み合わされて1つの実施例になる様子を示している。こ
の新たな実施例は、図2に示される実施例に2個のpチ
ャネルMOSFETを加えることによってなされる。第
1の導電型のソース電極領域54及び55は、例えば、
1平方センチメートルあたり2×1015の原子をドープ
したp+ 型材料からなっている。ソース電極領域54及
び55はそれぞれ、例えば、半導体ダイの表面9から下
方に0.6ミクロンの深さに延びている。
【0035】ソース電極領域54は、電極領域32を介
してウェル11に電気的に接続されている。同様に、ソ
ース電極領域55は、電極領域36を介してウェル11
に電気的に接続されている。
【0036】ゲート領域51はゲート絶縁領域57上に
配置されている。ゲート領域53はゲート絶縁領域58
上に配置されている。ゲート領域51及び53は、例え
ば、単位面積あたり15オームにドープされたn+ ポリ
シリコンである。ゲート絶縁領域57及び58は、例え
ば、酸化シリコンからなり、表面9上におよそ200〜
1000オングストローム延びている。第1の導電型の
ソース電極領域52及び56が、ウェル11内にさらに
形成され、それぞれソース電極領域13及び16に電気
的に接続されている。ソース電極領域52及び56は、
例えば、1平方センチメートルあたり2×1015の原子
をドープしたp+ 型材料からなっている。ソース電極領
域52及び56はそれぞれ、例えば、半導体ダイの表面
9から下方に0.6ミクロンの深さに延びている。
【0037】図5は、ゲート領域51及び53によって
ゲート制御されるトランジスタの制御を行うために使用
される2個の双方向スイッチ71及び81の様子を示し
ている。双方向スイッチ71及び81はウェル11内に
配置されていてもよい。
【0038】双方向スイッチ71において、第1の導電
型のソース電極領域113及び116は、1平方センチ
メートルあたり2×1015の原子をドープしたp+ 型材
料からなっている。ソース電極領域113及び116は
それぞれ、例えば、半導体ダイの表面9から0.6ミク
ロンの深さに延びている。
【0039】ソース電極117は、表面9上に、ソース
電極領域113と電気的に接触して配置されている。ソ
ース電極119は、表面9上に、ソース電極領域116
と電気的に接触して配置されている。
【0040】第1の導電型のトップ領域114は、例え
ば、1平方センチメートルあたり2×1012の原子をド
ープしたp型材料からなるp型トップ領域である。領域
114は、例えば、半導体ダイの表面9から下方1ミク
ロンの深さに延びている。
【0041】絶縁領域125は、トップ領域114上の
表面9に配置されている。絶縁領域125は、例えば、
酸化シリコンである。絶縁領域125は、表面9から上
方へおよそ0.8ミクロン延びている。
【0042】ゲート領域121は、ゲート絶縁領域10
7上に配置されている。ゲート領域123は、ゲート絶
縁領域108上に配置されている。ゲート領域121及
び123は、例えば、単位面積あたり15オームにドー
プされたn+ ポリシリコンである。ゲート絶縁領域10
7及び108は、例えば、酸化シリコンからなり、表面
9上におよそ200〜1000オングストローム延びて
いる。
【0043】ゲート電極122は、ゲート領域121
に、例えば、図示したように、絶縁領域125上に延び
るゲート領域121の一部に接続されている。ゲート電
極124は、ゲート領域123に、例えば、図示したよ
うに、絶縁領域125上に延びるゲート領域123の一
部に接続されている。
【0044】双方向スイッチ81において、第1の導電
型のソース電極領域213及び第1の導電型のソース電
極領域216は、1平方センチメートルあたり2×10
15の原子をドープしたp+ 型材料からなっている。ソー
ス電極領域213及び216はそれぞれ、例えば、半導
体ダイの表面9から0.6ミクロンの深さに延びてい
る。
【0045】ソース電極217は、表面9上にソース電
極領域213と電気的に接触して配置されている。ソー
ス電極219は、表面9上にソース電極領域216と電
気的に接触して配置されている。
【0046】第1の導電型のトップ領域214は、例え
ば、1平方センチメートルあたり2×1012の原子をド
ープしたp型材料からなるp型トップ領域である。領域
214は、例えば、半導体ダイの表面9から下方1ミク
ロンの深さに延びている。
【0047】絶縁領域225は、トップ領域214上の
表面9に配置されている。絶縁領域225は、例えば、
酸化シリコンである。絶縁領域225は、表面9から上
方へおよそ0.8ミクロン延びている。
【0048】ゲート領域221は、ゲート絶縁領域20
7上に配置されている。ゲート領域223は、ゲート絶
縁領域208上に配置されている。ゲート領域221及
び213は、例えば、単位面積あたり15オームにドー
プされたn+ ポリシリコンである。ゲート絶縁領域20
7及び208は、例えば、酸化シリコンからなり、表面
9上におよそ200〜1000オングストローム延びて
いる。
【0049】ゲート電極222は、ゲート領域221
に、例えば、図示したように、絶縁領域225上に延び
るゲート領域221の一部に接続されている。ゲート電
極224は、ゲート領域223に、例えば、図示したよ
うに、絶縁領域225上に延びるゲート領域223の一
部に接続されている。
【0050】図5に示される構成により、ゲート領域5
1及び53によって制御されるトランジスタの1個のみ
が、一度にオンされるようになっている。このとき、ウ
ェル11と最高電位とを接続しているトランジスタがオ
ンされる。双方向スイッチ71又は81には、直流電流
が流れていないため、ボディー効果の問題は起こらな
い。ウェル11のピンチオフ電圧は全印加電圧に比較し
て小さいため、双方向スイッチ71及び81はウェル1
1内に配置することができる。
【0051】次に、この発明を具体化した別の実施例を
図面に従って説明する。なお、以降の説明においては前
記実施例の構成と同様な構成については図面に同一番号
を記すのみで、説明は省略する。
【0052】図6は、2個のMOSFETが別々のウェ
ル内に配置された、本発明の別の実施例を示す。第1の
導電型の基板310は、例えば、1平方センチメートル
あたり5×1014の原子をドープしたp- 型材料からな
る。典型的な基板310の厚さは500ミクロンであ
る。第2の導電型材料のウェル311は、例えば、1平
方センチメートルあたり4×1012から5×1012の原
子をドープしたn型材料からなっている。ウェル311
は、例えば、半導体ダイの表面309から5〜10ミク
ロンの深さに延びている。ここに述べられたドーピング
レベル、及び寸法は、およそ100〜1000ボルトの
破壊電圧を有する素子用に設計されている。
【0053】ウェル311内の、第1の導電型のソース
電極領域313及び316は、1平方センチメートルあ
たり2×1015の原子をドープしたp+ 型材料からなっ
ている。ソース電極領域313及び316はそれぞれ、
例えば、半導体ダイの表面309から0.6ミクロンの
深さに延びている。
【0054】ソース電極317は、表面309上に、ソ
ース電極領域313と電気的に接触して配置されてい
る。ソース電極319は、表面309上に、ソース電極
領域316と電気的に接触して配置されている。
【0055】第1の導電型のトップ領域314は、例え
ば、1平方センチメートルあたり2×1012の原子をド
ープしたp型材料からなるp型トップ領域である。領域
314は、例えば、半導体ダイの表面309から下方1
ミクロンの深さに延びている。
【0056】絶縁領域325、345、355及び36
5は、表面309上に配置されている。これらの絶縁領
域325、345、355及び365の各々は、例え
ば、酸化シリコンである。絶縁領域325、345、3
55及び365は、表面309から上方へおよそ0.8
ミクロン延びている。
【0057】ゲート領域321は、ゲート絶縁領域30
7上に配置されている。ゲート領域323は、ゲート絶
縁領域308上に配置されている。ゲート領域321及
び323は、例えば、単位面積あたり15オームにドー
プされたn+ ポリシリコンである。ゲート絶縁領域30
7及び308は、例えば、酸化シリコンからなり、表面
9上におよそ200〜1000オングストローム延びて
いる。
【0058】電極322は、ゲート領域321に、例え
ば、図示したように、絶縁領域325上に延びるゲート
領域321の一部に接続されている。ゲート電極324
は、ゲート領域323に、例えば、図示したように、絶
縁領域345上に延びるゲート領域323の一部に接続
されている。
【0059】トップ領域314内において、ドレイン電
極領域374は、例えば、1平方センチメートルあたり
2×1015の原子をドープしたp+ 型材料からなってい
る。さらに、電極領域332及び336は、例えば、1
平方センチメートルあたり5×1015の原子をドープし
たn+ 型材料からなる。電極領域332は、図6に示す
ように、ソース電極領域313に電気的に接続されてい
る。ソース電極領域316は、インピーダンス372を
介して電極322に電気的に接続されている。インピー
ダンス372は、例えば、100オームの抵抗値を有し
ている。電極領域336は、インピーダンス371を介
してソース電極領域316に接続されている。インピー
ダンス371は、例えば、100キロオームの抵抗値を
有している。
【0060】第2の導電型材料のウェル411は、例え
ば、1平方センチメートルあたり4×1012から5×1
12の原子をドープしたn型材料からなっている。ウェ
ル411は、例えば、半導体ダイの表面9から5〜10
ミクロンの深さに延びている。ここに述べられたドーピ
ングレベル及び寸法は、およそ100〜1000ボルト
の破壊電圧を有する素子用に設計されている。
【0061】ウェル411内のにおいて、第1の導電型
のソース電極領域413及び416は、例えば、1平方
センチメートルあたり2×1015の原子をドープしたp
+ 型材料からなっている。ソース電極領域413及び4
16はそれぞれ、例えば、半導体ダイの表面309から
0.6ミクロンの深さに延びている。
【0062】ソース電極417は、表面309上にソー
ス電極領域413と電気的に接触して配置されている。
ソース電極419は、表面309上にソース電極領域4
16と電気的に接触し、配置されている。
【0063】第1の導電型のトップ領域414は、例え
ば、1平方センチメートルあたり2×1012の原子をド
ープしたp型材料からなるp型トップ領域である。領域
414は、例えば、半導体ダイの表面309から下方1
ミクロンの深さに延びている。
【0064】絶縁領域425、445、455及び46
5は、表面309上に配置されている。これらの絶縁領
域の各々は、例えば、酸化シリコンである。絶縁領域3
25、345、355及び365は、表面309から上
方へおよそ0.8ミクロン延びている。
【0065】ゲート領域421は、ゲート絶縁領域40
7上に配置されている。ゲート領域423は、ゲート絶
縁領域408上に配置されている。ゲート領域421及
び413は、例えば、単位面積あたり15オームにドー
プされたn+ ポリシリコンである。ゲート絶縁領域40
7及び408は、例えば、酸化シリコンからなり、表面
309上におよそ200〜1000オングストローム延
びている。
【0066】電極422は、ゲート領域421に、例え
ば、図示したように、絶縁領域425上に延びるゲート
領域411の一部に接続されている。ゲート電極424
は、ゲート領域423に、例えば、図示したように、絶
縁領域445上に延びるゲート領域423の一部に接続
されている。
【0067】トップ領域414内に、ドレイン電極領域
474は、例えば、1平方センチメートルあたり2×1
15の原子をドープしたp+ 型材料からなっている。さ
らに、電極領域432及び436は、例えば、1平方セ
ンチメートルあたり5×10 15の原子をドープしたn+
型材料からなる。電極領域432は、図6に示すよう
に、ソース電極領域413に電気的に接続されている。
ソース電極領域416は、インピーダンス472を介し
て電極422に電気的に接続されている。インピーダン
ス472は、例えば、100オームの抵抗値を有してい
る。電極領域436は、インピーダンス471を介して
ソース電極領域416に接続されている。インピーダン
ス471は、例えば、100キロオームの抵抗値を有し
ている。
【0068】図7は、図6の双方向スイッチの等価回路
を示す。この等価回路において、MOSFET380
は、ゲート電極324によって制御される図6のMOS
FETを表している。MOSFET381は、ゲート電
極322によって制御される図6のMOSFETを表し
ている。MOSFET480は、ゲート電極424によ
って制御される図6のMOSFETを表している。MO
SFET481は、ゲート電極422によって制御され
る図6のMOSFETを表している。図6の双方向スイ
ッチは、前述した双方向スイッチほど面積効率は良くな
いが、実施するには比較的シンプルである。電極322
及び422は、双方向スイッチの切換られる入力/出力
として提供されている。ゲート電極324及び424
は、双方向スイッチをオン、オフするように機能する。
MOSFET380及びMOSFET480は、それぞ
れ別々のウェル内に配置され、ドレイン電極を介して接
続されている。MOSFET381,481は、n型ウ
ェルと最高電位の電極とを自動的に接続する。電極32
2が、電極422より低い電位にあり、抵抗372の両
端の電圧がMOSFET381の閾値電圧を越えると
き、MOSFET381はオンしてウェル311とドレ
イン電位(ドレイン電極領域374において)とを接続
する。同様に、電極422が、電極322より低い電位
にあり、インピーダンス472の両端の電圧がMOSF
ET481の閾値電圧を越えるとき、MOSFET48
1はオンしてウェル411とドレイン電位(ドレイン電
極領域474において)とを接続する。この動作は、ボ
ディーダイオードがオンすることを防止する。オフ状態
において、インピーダンス371,471がそれぞれウ
ェル311,411の電位を電極322,422の電位
に引き上げることにより、BVceo 効果は抑制される。
【0069】図8は、双方向スイッチの別の実施例を示
す。第1の導電型の基板510は、例えば、1平方セン
チメートルあたり5×1014の原子をドープしたp-
材料からなる。典型的な基板510の厚さは500ミク
ロンである。第2の導電型材料のウェル511は、例え
ば、1平方センチメートルあたり4×1012から5×1
12の原子をドープしたn- 型材料からなっている。ウ
ェル511は、例えば、半導体ダイの表面509から5
〜10ミクロンの深さに延びている。ここに述べられる
ドーピングレベル及び寸法は、およそ100〜1000
ボルトの破壊電圧を有する素子用に設計されている。
【0070】ウェル511内の、第1の導電型のソース
電極領域513及び第1の導電型のソース電極領域51
6は、1平方センチメートルあたり2×1015の原子を
ドープしたp+ 型材料からなっている。ソース電極領域
513及び516はそれぞれ、例えば、半導体ダイの表
面509から0.6ミクロンの深さに延びている。
【0071】ソース電極517は、表面509上にソー
ス電極領域513と電気的に接触して配置されている。
ソース電極519は、表面509上にソース電極領域5
16と電気的に接触して配置されている。
【0072】第1の導電型のトップ領域514は、例え
ば、1平方センチメートルあたり2×1012の原子をド
ープしたp型材料からなるp型トップ領域である。領域
514は、例えば、半導体ダイの表面509から下方1
ミクロンの深さに延びている。
【0073】絶縁領域525、545、555及び56
5は、表面509上に配置されている。これらの絶縁領
域の各々は、例えば、酸化シリコンである。絶縁領域5
25、545、555及び565は、表面509から上
方へおよそ0.8ミクロン延びている。
【0074】ゲート領域521は、ゲート絶縁領域50
7上に配置されている。ゲート領域523は、ゲート絶
縁領域508上に配置されている。ゲート領域521及
び513は、例えば、単位面積あたり15オームにドー
プされたn+ ポリシリコンである。ゲート絶縁領域50
7及び508は、例えば、酸化シリコンからなり、表面
509上におよそ200〜1000オングストローム延
びている。
【0075】ゲート電極524は、ゲート領域523
に、例えば、図示したように、絶縁領域545上に延び
るゲート領域523の一部に接続されている。ゲート電
極522は、ゲート領域521に、例えば、図示したよ
うに、絶縁領域525上に延びるゲート領域521の一
部に接続されている。
【0076】トップ領域514内において、ドレイン電
極領域574は、例えば、1平方センチメートルあたり
2×1015の原子をドープしたp+ 型材料からなってい
る。さらに、電極領域532及び536は、例えば、1
平方センチメートルあたり5×1015の原子をドープし
たn+ 型材料からなる。電極領域532は、図に示すよ
うに、ソース電極領域513に電気的に接続されてい
る。電極領域536は、インピーダンス571を介して
電極522に電気的に接続されている。インピーダンス
571は、例えば、100キロオームの抵抗値を有して
いる。
【0077】第2の導電型材料のウェル611は、例え
ば、1平方センチメートルあたり4×1012から5×1
12の原子をドープしたn型材料からなっている。ウェ
ル611は、例えば、半導体ダイの表面509から5〜
10ミクロンの深さに延びている。ここに述べられるド
ーピングレベル及び寸法は、およそ100〜1000ボ
ルトの破壊電圧を有する素子用に設計されている。
【0078】ウェル611内の、第1の導電型のソース
電極領域613及び第1の導電型のソース電極領域61
6は、1平方センチメートルあたり2×1015の原子を
ドープしたp+ 型材料からなっている。ソース電極領域
613及び616はそれぞれ、例えば、半導体ダイの表
面509から0.6ミクロンの深さに延びている。
【0079】ソース電極617は、表面509上にソー
ス電極領域613と電気的に接触して配置されている。
ソース電極619は、表面509上にソース電極領域6
16と電気的に接触して配置されている。
【0080】第1の導電型のトップ領域614は、例え
ば、1平方センチメートルあたり2×1012の原子をド
ープしたp型材料からなるp型トップ領域である。領域
614は、例えば、半導体ダイの表面509から下方1
ミクロンの深さに延びている。
【0081】絶縁領域625、645、655及び66
5は、表面509上に配置されている。これらの絶縁領
域625、645、655及び665の各々は、例え
ば、酸化シリコンである。絶縁領域625、645、6
55及び665は、表面509から上方へおよそ0.8
ミクロン延びている。
【0082】ゲート領域621は、ゲート絶縁領域60
7上に配置されている。ゲート領域623は、ゲート絶
縁領域608上に配置されている。ゲート領域621及
び613は、例えば、単位面積あたり15オームにドー
プされたn+ ポリシリコンである。ゲート絶縁領域60
7及び608は、例えば、酸化シリコンからなり、表面
509上におよそ200〜1000オングストローム延
びている。
【0083】ゲート電極624は、ゲート領域623
に、例えば、図示したように、絶縁領域645上に延び
るゲート領域623の一部に接続されている。ゲート電
極622は、ゲート領域621に、例えば、図示したよ
うに、絶縁領域625上に延びるゲート領域621の一
部に接続されている。
【0084】トップ領域614内に、ドレイン電極領域
674は、例えば、1平方センチメートルあたり2×1
15の原子をドープしたp+ 型材料からなっている。さ
らに、電極領域632及び636は、例えば、1平方セ
ンチメートルあたり5×10 15の原子をドープしたn+
型材料からなる。電極領域632は、図8に示すよう
に、ソース電極領域613に電気的に接続されている。
電極領域636は、インピーダンス671を介して電極
622に電気的に接続されている。インピーダンス67
1は、例えば、100キロオームの抵抗値を有してい
る。
【0085】双方向スイッチはさらに、図に示すように
接続された、nチャネルMOSFET573,574,
673,674、pチャネルMOSFET575,67
5及びインピーダンス600を備えている。例えば、イ
ンピーダンス600は、100オームの抵抗値を有して
いる。
【0086】図9は、図8の双方向スイッチの等価回路
を示す。等価回路において、MOSFET580は、ゲ
ート電極524によって制御される図8のMOSFET
を表している。MOSFET581は、ゲート領域52
1によって制御される図8のMOSFETを表してい
る。MOSFET680は、ゲート電極624によって
制御される図8のMOSFETを表している。MOSF
ET681は、ゲート領域621によって制御される図
8のMOSFETを表している。
【0087】図9に示される回路において、インピーダ
ンス600はドレイン間に配置され、そのインピーダン
スに誘起された電圧降下は、等価回路中のpチャネルM
OSFET581,681をオンさせるために使用され
る。これは、インピーダンスブロックの電圧降下の極性
に基づいて、1個のnチャネルカーレントミラーMOS
FET573,574又はMOSFET673,674
をオンさせるMOSFET575,675を加えること
により達成される。
【0088】本発明の各種の好適な実施例は、ボディー
ダイオードの導通を防止し、ウェル内のフローティング
を防止する上述の双方向スイッチを含む。各実施例にお
いて、1個の双方向スイッチのみが示されているが、複
数の双方向スイッチを1つの基板上に他の制御回路素子
と組み合わせることも可能である。さらに、上述の実施
例はpチャネルの素子である。しかしながら、前述と逆
の導電型の構成を使用することにより、nチャネル双方
向スイッチを実施することも可能である。
【0089】前述の説明は単に、本発明の例示的な方法
及び実施例について述べたものであり、当業者によって
理解されるように、本発明の要旨から離れることなし
に、他の態様にて実施されてもよい。本件の開示事項は
例示的なものであり、前述の特許請求の範囲を限定する
ものではない。
【0090】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
小さなサイズで、しかも大きな動作電流を許容できるM
OSFET双方向スイッチを提供することができるとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例に基づくMOSFET双
方向スイッチを示す断面図である。
【図2】図1のMOSFET双方向スイッチに、”オ
フ”状態におけるウェルの電位を制御する機構を加えた
MOSFET双方向スイッチを示す断面図である。
【図3】図1のMOSFET双方向スイッチに、”オ
ン”状態におけるウェルの電位を制御する機構を加えた
MOSFET双方向スイッチを示す断面図である。
【図4】図1のMOSFET双方向スイッチに、図2及
び図3のウェルの電位を制御する機構を加えたMOSF
ET双方向スイッチを示す断面図である。
【図5】図4のMOSFET双方向スイッチに、さら
に、電圧制御を提供するための2つのMOSFET双方
向スイッチを加えたMOSFET双方向スイッチを示す
断面図である。
【図6】MOSFET双方向スイッチの別例を示す断面
図である。
【図7】図6のMOSFET双方向スイッチを示す回路
図である。
【図8】MOSFET双方向スイッチの別例を示す断面
図である。
【図9】図8のMOSFET双方向スイッチを示す回路
図である。
【符号の説明】
11─ウェル、13─第1の電極領域、16─第2の電
極領域、14─ドリフト領域、21─第1のゲート領
域、23─第2のゲート領域、7─第1のゲート絶縁領
域、8─第2のゲート絶縁領域、34─第3の電極領
域、35─第4の電極領域、32─第5の電極領域、3
6─第6の電極領域、33─第3のゲート領域、31─
第4のゲート領域、54─第7の電極領域、55─第8
の電極領域、52─第9の電極領域、56─第10の電
極領域、51─第5のゲート領域、53─第6のゲート
領域、81─第1のスイッチ、71─第2のスイッチ、
117,217─第1のスイッチ電極、119,219
─第2のスイッチ電極、221,121─第1のスイッ
チゲート領域、223,123─第2のスイッチゲート
領域。
フロントページの続き (72)発明者 ウェイン ブライアン グラバウスキー アメリカ合衆国 94040 カリフォルニア 州 マウンテン ビュー ニルダ アベェ ニュー 1110

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板内に配置された第1の導電型のウェ
    ル領域と、 前記ウェル内に形成された第2の導電型の第1の電極領
    域と、 前記ウェル内に形成された第2の導電型の第2の電極領
    域と、 前記第1及び第2の電極間に配置されるとともに、第1
    のチャネル領域によって前記電極から分離され、かつ、
    第2のチャネル領域によって前記第2の電極から分離さ
    れてなる第2の導電型のドリフト領域と、 前記第1のチャネル領域上に形成された第1のゲート領
    域と、 前記第2のチャネル領域上に形成された第2のゲート領
    域と、 を備えた双方向スイッチ。
  2. 【請求項2】 前記ドリフト領域上に配置された絶縁領
    域を更に備えており、 前記第1及び第2の各ゲート領域が当該絶縁領域上に延
    びてなる請求項1に記載の双方向スイッチ。
  3. 【請求項3】 前記第1のゲート領域及び第2のゲート
    領域はポリシリコンからなる請求項1に記載の双方向ス
    イッチ。
  4. 【請求項4】 前記ドリフト領域が1平方センチメート
    ルあたり1013以下の原子密度でドープされてなる請求
    項1に記載の双方向スイッチ。
  5. 【請求項5】 第1のゲート絶縁領域が前記基板から前
    記第1のゲート領域を分離し、第2のゲート絶縁領域が
    前記基板から前記第2のゲート領域を分離する請求項1
    に記載の双方向スイッチ。
  6. 【請求項6】 前記第1のゲート領域によってゲート制
    御されるトランジスタの閾値電圧は1.5ボルト未満で
    あり、前記第2のゲート領域によってゲート制御される
    トランジスタの閾値電圧は1.5ボルト未満である請求
    項5に記載の双方向スイッチ。
  7. 【請求項7】 前記ウェル領域内における前記第1の電
    極領域と前記第1のチャネル領域との配置は、前記第2
    の電極領域と前記第2のチャネル領域との配置に対して
    対称である請求項1に記載の双方向スイッチ。
  8. 【請求項8】 第3のチャネル領域によって第1の電極
    領域から分離されてなる、前記ウェル内に設けられた第
    2の導電型の第3の電極領域と、 第4のチャネル領域によって第2の電極領域から分離さ
    れてなる、前記ウェル内に設けられた第2の導電型の第
    4の電極領域と、 前記第3の電極領域に電気的に結合されてなる、前記ウ
    ェル内に設けられた第1の導電型の第5の電極領域と、 前記第4の電極領域に電気的に結合されてなる、前記ウ
    ェル内に設けられた第1の導電型の第6の電極領域と、 前記第2の電極領域に電気的に結合されてなる、前記第
    3のチャネル領域上に設けられた第3のゲート領域と、 前記第1の電極領域に電気的に結合されてなる、前記第
    4のチャネル領域上に設けられた第4のゲート領域と、 を更に備えた請求項1に記載の双方向スイッチ。
  9. 【請求項9】 前記第5の電極領域に電気的に結合され
    てなる、前記ウェル内に設けられた第2の導電型の第7
    の電極領域と、 前記第電極領域に電気的に結合されてなる、前記ウェル
    内に設けられた第2の導電型の第8の電極領域と、 第5のチャネル領域によって前記第7の電極領域から分
    離されるとともに、前記第1の電極領域に電気的に結合
    されてなる、前記ウェル内に設けられた第2の導電型の
    第9の電極領域と、 第6のチャネル領域によって前記第8の電極領域から分
    離されるとともに、前記第2の電極領域に電気的に結合
    されてなる、前記ウェル内に設けられた第2の導電型の
    第10の電極領域と、 前記第5のチャネル領域上に設けられた第5のゲート領
    域と、 前記第6のチャネル領域上に設けられた第6のゲート領
    域と、 を更に備えた請求項8に記載の双方向スイッチ。
  10. 【請求項10】 前記ドリフト領域上に配置された絶縁
    領域を更に備えており、 前記第1及び第2の各ゲート領域は前記絶縁領域上に延
    びてなる請求項9に記載の双方向スイッチ。
  11. 【請求項11】 前記ドリフト領域が1平方センチメー
    トルあたり1013以下の原子密度でドープされてなる請
    求項10に記載の双方向スイッチ。
  12. 【請求項12】 前記第1のゲート領域によってゲート
    制御されるトランジスタの閾値電圧は1.5ボルト未満
    であり、前記第2のゲート領域によってゲート制御され
    るトランジスタの閾値電圧は1.5ボルト未満である請
    求項11に記載の双方向スイッチ。
  13. 【請求項13】 前記ウェル領域内における、前記前記
    第1の電極領域、第3の電極領域、第5の電極領域、第
    1のチャネル領域及び第3のチャネル領域の配置は、前
    記第2の電極領域、第4の電極領域、第6の電極領域、
    第2の電極領域及び第4の電極領域の配置に対して対称
    である請求項9に記載の双方向スイッチ。
  14. 【請求項14】 前記第1の電極領域に電気的に結合さ
    れた第1のスイッチ電極と、前記第6のゲート領域に電
    気的に結合された第2のスイッチ電極とを有する第1の
    スイッチと、 前記第5のゲート領域に電気的に結合された第1のスイ
    ッチ電極と、前記第2の電極領域に電気的に結合された
    第2のスイッチ電極とを有する第2のスイッチと、 を更に備えた請求項9に記載の双方向スイッチ。
  15. 【請求項15】 前記第1のスイッチは、前記第1のゲ
    ート領域に電気的に結合された第1のスイッチゲート領
    域と、前記第2のゲート領域に電気的に結合された第2
    のスイッチゲート領域とを備えており、 前記第2のスイッチは、前記第1のゲート領域に電気的
    に結合された第1のスイッチゲート領域と、前記第2の
    ゲート領域に電気的に結合された第2のスイッチゲート
    領域とを備えている請求項14に記載の双方向スイッ
    チ。
  16. 【請求項16】 第1の電極と、 第2の電極と、 第1のゲート、第1のソース及び第1のドレインを備え
    た、第1のウェル内の第1のトランジスタと、 第2のゲート、前記第1のウェルに電気的に結合された
    第2のソース、及び、前記第1のドレインに電気的に結
    合された第2のドレインを備え、第1のウェル内に設け
    た第2のトランジスタと、 前記第1の電極と前記第1のソースとを電気的に結合す
    る第1の抵抗と、 前記第1のソースと前記第1のウェルとを電気的に結合
    する第2の抵抗と、 第3のゲート、第3のソース、及び、前記第1のドレイ
    ンに電気的に結合された第3のドレインを備え、第2の
    ウェル内に設けた第3のトランジスタと、 前記第2の電極に電気的に結合された第4のゲート、前
    記第2のウェルに電気的に結合された第4のソース、及
    び、前記第3のドレインに電気的に結合された第4のド
    レインを備え、前記第2のウェル内に設けた第4のトラ
    ンジスタと、 前記第2の電極と前記第3のソースとを電気的に結合す
    る第3の抵抗と、 前記第3のソースと前記第2のウェルとを電気的に結合
    する第4の抵抗と、 を備えた双方向スイッチ。
  17. 【請求項17】 第1の電極と、 第2の電極と、 第1のゲート、前記第1の電極に電気的に結合された第
    1のソース、及び、第1のドレインを備えた、第1のウ
    ェル内に設けた第1のトランジスタと、 第2のゲート、前記第1のウェルに電気的に結合された
    第2のソース、及び、前記第1のドレインに電気的に結
    合された第2のドレインを備えた、前記第1のウェル内
    に設けた第2のトランジスタと、 前記第1の電極と前記第1のウェルとを電気的に結合す
    る第1の抵抗と、 第3のゲート、前記第2の電極に電気的に結合された第
    3のソース、及び、第3のドレインを備えた、第2のウ
    ェル内に設けた第3のトランジスタと、 第4のゲート、前記第2のウェルに電気的に結合された
    第4のソース、及び、前記第3のドレインに電気的に結
    合された第4のドレインを備えた、前記第2のウェル内
    に設けた第4のトランジスタと、 前記第2の電極と前記第2のウェルとを電気的に結合す
    る第2の抵抗と、 前記第1のドレインと前記第3のドレインとを電気的に
    結合する第3の抵抗と、 前記第3のドレインに電気的に結合された第5のゲー
    ト、前記第1のドレインに電気的に結合された第5のソ
    ース、及び、第5のドレインを備えた第5のトランジス
    タと、 前記第5のドレインに電気的に結合された第6のゲー
    ト、基準電圧に電気的に結合された第6のソース、及
    び、前記第5のドレインに接続された第6のドレインを
    備えた第6のトランジスタと、 前記第6のゲートに電気的に結合された第7のゲート、
    前記基準電圧に電気的に結合された第7のソース、及
    び、前記第4のゲートに接続された第7のドレインを備
    えた第7のトランジスタと、 前記第1のドレインに電気的に結合された第8のゲー
    ト、前記第3のドレインに電気的に結合された第8のソ
    ース、及び、第8のドレインを備えた第8のトランジス
    タでと、 前記第8のドレインに電気的に結合された第9のゲー
    ト、前記基準電圧に電気的に結合された第9のソース、
    及び、前記第8のドレインに接続された第9のドレイン
    を備えた第9のトランジスタと、 前記第9のゲートに電気的に結合された第10のゲー
    ト、前記基準電圧に電気的に結合された第10のソー
    ス、及び、前記第2のゲートに接続された第10のドレ
    インを備えた第10のトランジスタと、 を備えた双方向スイッチ。
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