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JPH06194962A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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Publication number
JPH06194962A
JPH06194962A JP34457492A JP34457492A JPH06194962A JP H06194962 A JPH06194962 A JP H06194962A JP 34457492 A JP34457492 A JP 34457492A JP 34457492 A JP34457492 A JP 34457492A JP H06194962 A JPH06194962 A JP H06194962A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
developer
sleeve
magnetic pole
developing
Prior art date
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Granted
Application number
JP34457492A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3109931B2 (ja
Inventor
Yuji Sakami
裕二 酒見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP04344574A priority Critical patent/JP3109931B2/ja
Publication of JPH06194962A publication Critical patent/JPH06194962A/ja
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Publication of JP3109931B2 publication Critical patent/JP3109931B2/ja
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  • Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 現像後の現像剤を反発磁界を用いて現像スリ
ーブから十分に除去すること。 【構成】 スリーブ20と撹拌スクリュー23との間の
位置、かつ第1磁極N1と磁束密度最小位置Pの間に於
いて、スリーブ20に対向して磁性体51を配置し、ス
リーブ20から現像剤を除去してスクリュー23に渡
す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はトナーと磁性キャリアを
含む2成分現像剤を用いて静電潜像を現像する現像装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】現像部で静電潜像を現像した後の2成分
現像剤層にはトナー濃度のムラが生ずるので、現像スリ
ーブ内に設けた固定磁石に、現像部よりも現像スリーブ
回転方向下流側で、互いに隣りあった同極性の第1と第
2の磁極を設け、この2つの磁極の形成する反発磁界に
より現像剤を現像スリーブから除去し、反発磁界中に配
置された回転撹拌部材により上記除去された現像剤を撹
拌してトナー濃度を均一化し、そしてこのトナー濃度を
均一化させた現像剤を回転撹拌部材により第2の磁極側
で現像スリーブに供給することが行われている。
【0003】これにより現像画像に現像履歴に起因する
濃度ムラが発生するのを防止するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、反発磁
界によっては現像剤を現像スリーブから完全に除去でき
るものではなく、現像スリーブに付着したまま第1磁極
側から第2磁極側に移動してしまう現像剤も存在する。
【0005】特にトナーが体積平均粒径4〜10μm程
度の小粒径トナーであったり、磁性キャリアが体積平均
粒径が20〜50μm程度の小粒径キャリアであるよう
な場合は、トナーやキャリアの単位重量当りの摩擦電荷
が相対的に大になって現像スリーブに対する静電的付着
力が強くなり、反発磁界によっても現像剤は現像スリー
ブから十分に除去できなくなる。
【0006】いずれにせよ、現像部を通過した現像剤が
現像スリーブから除去されることなく再び現像部に到来
すると現像画像の濃度にムラが生じ、高精細の画像が得
られなくなる。
【0007】また、現像スリーブから現像剤が十分除去
されないまま長期間現像装置を運転すると、現像剤の劣
化が促進され、現像画像の濃度低下やカブリが生じて来
るという問題もある。
【0008】従って本発明の目的は、反発磁界により現
像後の現像剤を現像スリーブから除去しやすくし、回転
撹拌部材にこの除去された現像剤を供給しやすくした現
像装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の現像装置は、ト
ナーと磁性キャリアを含む2成分現像剤を担持して静電
潜像を現像する現像部に搬送する回転現像スリーブと、
この現像スリーブ内に配置された固定磁石であって、現
像部を通過した現像剤が到達する位置に設けられた第1
の磁極と、上記現像スリーブの回転方向に関してこの第
1の磁極の下流側であり、かつ第1の磁極と隣接して設
けられた、第1の磁極と同極性の第2の磁極とを有する
固定磁石と、上記現像スリーブに対向して設けられ、第
1の磁極側で現像スリーブから剥離された現像剤を受け
取り、第2の磁極側で現像スリーブ上へ現像剤を付与す
る回転撹拌部材と、現像スリーブと回転撹拌部材の間で
あり、かつ第1の磁極と、第1、第2磁極間の磁束密度
が最小となる位置との間で現像スリーブに対向して配置
され、第1の磁極により誘導磁化されて現像スリーブか
ら現像剤を除去する磁性部材と、を備えた現像装置、で
ある。
【0010】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
【0011】図1は電子写真感光ドラム1の側方に配設
される現像装置2の断面を示しており、該現像装置2で
は磁性粒子のキャリアと非磁性粒子のトナーとからなる
2成分現像剤15が使用され、磁気ブラシ現像法によっ
て感光ドラム1上の潜像が現像されるようになってい
る。
【0012】この現像装置2は磁力の作用で現像剤をそ
の外周部に吸着しつつ矢印A方向に回転して、現像剤中
のトナーを感光ドラム1の方へ供給する円筒状の非磁性
現像スリーブ20と、該現像スリーブ20内に固定状態
で配設され、その外方に向かって所定の磁極S1,S2
1,N2,N3が形成された磁石21と、現像スリーブ
20上に吸着され、静電潜像を現像する現像部Dに搬送
される現像剤の層厚を規制する現像剤層厚規制ブレード
22を有している。
【0013】現像部Dで潜像の現像を終えた現像剤層は
スリーブ20に担持されて現像容器10内に戻って来
る。
【0014】前述のように、現像部Dに対してスリーブ
回転方向Aの下流側には互いに隣り合う2つの磁極
1,N2が配置されている。この2つの磁極N1,N2
同極性の磁極であり、回転方向Aに関して上流側の第1
磁極N1は、現像部Dを通過した現像剤を容器10内に
搬送するのに寄与し、一方、回転方向Aに関して下流側
の第2磁極N2は、後述スクリュー23で撹拌搬送され
る現像剤をスリーブ20上に磁気力で汲み上げるのに寄
与している。
【0015】更に、第1、第2磁極N1,N2は上述のよ
うに同極性であるので、両磁極間に反発磁界が形成され
る。このように反発磁界が形成されることによって、ス
リーブにスイレーパのようなものを圧接させなくても、
現像剤は磁気力によってスリーブ20から剥離される。
【0016】即ち、第1磁極N1と第2磁極N2との間の
スリーブ周面上に磁束密度が最小となる位置Pが存在
し、現像剤は磁極N1の位置と位置Pの間でスリーブ2
0から剥離除去される。
【0017】(尚、本明細書で磁極の位置と言うのは、
その磁極によるスリーブ周面上での磁束密度がピークと
なるスリーブ周面上での位置の事を言い、また磁束密度
というのはスリーブ周面に対する法線方向の磁束密度成
分の事を言うものとする。)
【0018】上記反発磁界中には第1スクリュー23が
スリーブ20と対向して配置されている。スクリュー2
3は2つの磁極N1,N2の間の位置でスリーブ20に最
近接している。第1スクリュー23は矢印方向に回転
し、現像剤を撹拌しつつスリーブ20の長手方向に沿っ
て搬送する。
【0019】一方、隔壁14を間にしてもう1つのスク
リュー24が配置されている。このスクリュー24は現
像剤を撹拌しつつ、スクリュー23によるのとは逆向き
の方向に搬送する。
【0020】隔壁14の図上手前側と奥側には夫々開口
が設けられていて、スクリュー23で搬送された現像剤
は一方の開口を通してスクリュー24に渡され、スクリ
ュー24で搬送された現像剤は他方の開口を通してスク
リュー23に渡される。
【0021】現像部Dが消費されたトナー量に見合う量
のトナーが開口18を通してスクリュー24上に供給さ
れ、現像剤のトナー濃度が一定に維持される。
【0022】さて、磁極N1位置と位置Pとの間であっ
て、かつスリーブ20とスクリュー23との間の位置に
於いて、スリーブ20に対向して磁性体51が配置され
ている。この磁性体51は直径が0.5〜3mm程度の
丸棒状或いは角棒状の鉄やニッケルであり、スリーブ2
0と0.5〜2mm程度の間隔をおいて、スリーブ20
と平行に配置されている。
【0023】上記磁性体51は磁極N1により誘導磁化
され、スリーブ20と磁性体51との間に現像剤の磁気
ブラシを形成する。
【0024】而して、前記の通り反発磁界が形成される
ので、磁極N1から磁極N2への現像剤の搬送力は元々弱
い上に、上記の磁気ブラシの形成によって、現像剤はス
リーブ20から略完全に除去され、そして磁性体51に
よって除去された現像剤は矢印11に示すようにスクリ
ュー23上に落下し、スクリュー23に取り込まれる。
即ち、磁性体51はスリーブ20からスクリュー23へ
の現像剤の受け渡しの仲介の機能も持つ。
【0025】磁性体51によってスリーブから一旦除去
された現像剤が、スクリュー23によって十分撹拌され
る前に磁極N2によりスリーブに再び汲み上げられるこ
とのないように、磁性体51はスリーブ20とスクリュ
ー23の最近接点よりも、スリーブ回転方向上流側に位
置させることが好ましい。
【0026】さて、スクリュー23で十分撹拌された現
像剤は、磁極N2の磁力によって矢印12に示すよう
に、再びスリーブ20に汲み上げられる。スリーブ上で
の現像剤汲み上げ地点Qは、位置Pよりもスリーブ回転
方向下流となる。
【0027】再びスリーブ20に汲み上げられた現像剤
は、ブレード22で層厚規制され、現像部Dに搬送され
る。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、現像後の2成分現像剤
を反発磁界によりスリーブから十分除去でき、かつその
除去された現像剤を撹拌部材に良好に取り込ませること
ができるので、現像画像の濃度ムラや現像剤の劣化を防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の説明図。
【符号の説明】
20 現像スリーブ 21 磁石 23 第1撹拌スクリュー 51 磁性体 N1 第1磁極 N2 第2磁極

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナーと磁性キャリアを含む2成分現像
    剤を担持して静電潜像を現像する現像部に搬送する回転
    現像スリーブと、この現像スリーブ内に配置された固定
    磁石であって、現像部を通過した現像剤が到達する位置
    に設けられた第1の磁極と、上記現像スリーブの回転方
    向に関してこの第1の磁極の下流側であり、かつ第1の
    磁極と隣接して設けられた、第1の磁極と同極性の第2
    の磁極とを有する固定磁石と、上記現像スリーブに対向
    して設けられ、第1の磁極側で現像スリーブから剥離さ
    れた現像剤を受け取り、第2の磁極側で現像スリーブ上
    へ現像剤を付与する回転撹拌部材と、現像スリーブと回
    転撹拌部材の間であり、かつ第1の磁極と、第1、第2
    磁極間の磁束密度が最小となる位置との間で現像スリー
    ブに対向して配置され、第1の磁極により誘導磁化され
    て現像スリーブから現像剤を除去する磁性部材と、を備
    えた現像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6266507B1 (en) 1998-09-28 2001-07-24 Sharp Kabushiki Kaisha Developing device having low turbulence developer flow
US6317576B1 (en) 1999-01-22 2001-11-13 Sharp Kabushiki Kaisha Electrophotographic developing unit
KR100719419B1 (ko) * 2000-05-16 2007-05-18 후지쯔 가부시끼가이샤 아날로그 스위치 회로
KR100729691B1 (ko) * 2000-05-16 2007-06-18 후지쯔 가부시끼가이샤 연산 증폭기 회로

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KR100731226B1 (ko) * 2000-05-16 2007-06-22 후지쯔 가부시끼가이샤 연산 증폭기 회로
KR100742803B1 (ko) * 2000-05-16 2007-07-25 후지쯔 가부시끼가이샤 연산 증폭기 회로

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