[go: up one dir, main page]

JPH06194453A - フットスイッチ - Google Patents

フットスイッチ

Info

Publication number
JPH06194453A
JPH06194453A JP34224192A JP34224192A JPH06194453A JP H06194453 A JPH06194453 A JP H06194453A JP 34224192 A JP34224192 A JP 34224192A JP 34224192 A JP34224192 A JP 34224192A JP H06194453 A JPH06194453 A JP H06194453A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
detection
signal
detection element
floor
person
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34224192A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Yanagi
康裕 柳
Yuji Nakagawa
裕司 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP34224192A priority Critical patent/JPH06194453A/ja
Publication of JPH06194453A publication Critical patent/JPH06194453A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】機械的な可動部分を持たず経年変化の少ないフ
ットスイッチを提供する。 【構成】検知エレメント1は、一対の電極を略同一平面
上に近接させて配置して構成される。検知エレメント1
の近傍付近での人体の存在によって両電極間の静電容量
が変化すると検知回路が検知信号を出力する。検知エレ
メント1は流し台3の前の床4に埋設される。人が流し
台3の前に立つと検知回路から検知信号が発生して流し
台3の上面を照明する照明装置5が点灯する。また、人
が流し台3の前から離れると検知信号が消滅して照明装
置5が消灯する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、床面または地面に設置
されて人体の存否を検出するフットスイッチに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に、台所や洗面所では人が調理台や
化粧台の前にいる期間にのみ照明を点灯させればよいの
であるが、照明装置の点灯・消灯の際には手でスイッチ
を操作するのが普通であるから、照明装置の消し忘れが
生じやすいという問題がある。また、小便器では使用後
に押釦を操作して洗浄水を流すものがあるが、衛生的理
由により押釦を操作したくない場合があり、小便器の使
用後に洗浄がなされないという問題が生じる。
【0003】これらの問題を解決するには、人の存否を
検出して照明装置を自動的に点灯・消灯させたり、小便
器への洗浄水を自動的に流すようにすればよい。このよ
うな目的を達成するために、機械的なフットスイッチを
床や地面に設置することが考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、機械的なフ
ットスイッチを用いると、機械的な可動部分で故障が生
じやすく耐久性に問題がある。また、人がフットスイッ
チの上に載ると微小量ではあるが機械的な可動部分が下
方に移動するから、違和感が生じるという問題がある。
【0005】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、機械的な可動部分を持たず、違和感が生じな
いとともに耐久性に優れていて経年変化が少なく、さら
には水回りで使用する場合に容易に防水することができ
るフットスイッチを提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、一対の電極を略同一平面上に近接させ
て配置した検知エレメントと、検知エレメントの近傍付
近での物体の存在による両電極間の静電容量の変化によ
って検知信号を出力する検知回路とを備え、検知エレメ
ントは人体の存否の検出を要する場所の床面または地面
に埋設されているのである。
【0007】
【作用】上記構成によれば、平面状の検知エレメントを
床面や地面に埋設し、静電容量の変化に基づいて人の存
否を検出するから、検知エレメントが外部に露出するこ
とがないとともに、機械的な可動部分が存在しないので
あって、耐久性に優れ、しかも可動部分の移動による違
和感が生じないのである。また、静電容量の変化に基づ
いて人の存否を検出するから、床面や地面に検知エレメ
ントが埋設する際に、検知エレメントの電極に水が付着
しないように密封することができ、水回りで使用する場
合に容易に防水することができるのである。
【0008】
【実施例】本実施例で用いる検知エレメント1は、静電
容量の変化を利用して人体の存否を検出するものであ
る。すなわち、検知エレメント1は、図3に示すよう
に、内側電極11と、内側電極11の外周を全周に亙っ
て囲む外側電極12とを略同一平面上に配置したシート
状に形成されている。内側電極11と外側電極12とは
絶縁体のベース13に積層ないし埋設される。図4に示
すように、内側電極11は検出用のトランジスタQのベ
ースに接続され、外側電極12には矩形波状のパルス電
圧が駆動信号drv として印加される。すなわち、駆動信
号drv を外側電極12に印加すれば、内側電極11では
駆動信号drv の立ち上がりと立ち下がりとに対応した電
流が検出される。
【0009】検知エレメント1の周囲に物体が存在しな
いときには、図5(a)のように、内側電極11と外側
電極12との間にのみ電荷が分布している。一方、図5
(b)のように、検知エレメント1に対して大地間容量
の大きくなる物体10(図では指を示している)が接近
すると、外側電極12と物体との間にコンデンサが形成
されることになる。このコンデンサは大地へのバイパス
コンデンサとして機能するから、内側電極11と外側電
極12との間の静電容量は物体10が存在しないときよ
りも減少することになり、駆動信号drv の立ち上がり時
および立ち下がり時のトランジスタQのベースに流れる
電流が減少する。したがって、トランジスタQのコレク
タ出力である被判定信号sen には、物体の存否に応じて
図6(a)(b)に示すような波高値の変化が生じる。
【0010】被判定信号sen は検知回路に入力される。
検知回路では、電源投入時の被判定信号sen の波高値
(すなわち、検出電流の波高値)に基づいて求めた基準
値を記憶して、以後の被判定信号sen の波高値と基準値
とを逐次比較する。すなわち、被判定信号sen は一定周
期で取り出されて基準値と比較されるのである。また、
検知回路では被判定信号sen の波高値が基準値よりも小
さくなると物体が接近したものとして検知信号を発生す
る。この検知信号を用いてリレー等のスイッチ要素を制
御すれば、負荷をオン・オフすることができるのであ
る。
【0011】本実施例では、図1に示すように、上述し
た検知エレメント1を台所における流し台3の前の床4
の中に埋設している。検知エレメント1は複数個がマト
リクス状に配列される。また、検知エレメント1はシー
ト状であり、かつ非接触で人の存在を検出することがで
きるから、床4の中に完全に防水した形で埋設すること
ができる。
【0012】各検知エレメント1は、図2に示すよう
に、検知回路2に接続されている。検知回路2は、外側
電極12に駆動信号drv を印加するマイクロコンピュー
タよりなる信号処理部21を備える。駆動信号drv は2
0m秒の周期を有した矩形波状のパルス信号である。各
検知エレメント1a,1bの内側電極11にはそれぞれ
トランジスタQのベースが接続されて、トランジスタQ
のコレクタから被判定信号sen が出力され、各トランジ
スタQから出力される被判定信号sen はマルチプレクサ
22を介して順次取り込まれるようになっている。マル
チプレクサ22を通して取り込まれた被判定信号sen
は、直流成分除去回路23に入力されて直流成分が除去
された後、増幅回路24により増幅される。被判定信号
sen は、駆動信号drv の立ち上がりおよび立ち下がりに
対応して発生する微分波形の信号であるから、増幅回路
24の出力はピークホールド回路25に入力されて微分
波形の波高値が検出される。信号処理部21には電源投
入時における被判定信号sen の波高値に基づいて設定し
た基準値が記憶されており、この基準値はディジタル−
アナログ変換器27を通してコンパレータ26に入力さ
れる。コンパレータ26では、ピークホールド回路25
の出力である被判定信号sen の波高値をディジタル−ア
ナログ変換器27の出力である基準値と比較し、被判定
信号sen の波高値が基準値よりも小さくなると検知信号
を発生して信号処理部21に入力するのである。
【0013】信号処理部21では、マルチプレクサ22
への選択信号sel によってどの検知エレメント1につい
て検知信号が発生したかを知ることができる。そこで、
複数個の検知エレメント1のうちの少なくとも1個にお
いて人の存在が検出されると信号処理部21から検知信
号を出力し、この検知信号により流し台3の上を照明す
る照明装置5を点灯させる。また、人の存在が検出され
なくなると照明装置5を消灯させる。このようにして流
し台3の前の人の存否に応じて、照明装置5を点灯・消
灯させるので、照明装置5の消し忘れを防止することが
できる。
【0014】洗面化粧台の照明装置の点灯・消灯を制御
する場合も同様であって、洗面化粧台の前の床内に検知
エレメント1を埋設しておき、信号処理部21からの検
知信号の有無に応じて照明装置を点灯・消灯させればよ
い。便所において小便器の洗浄水の吐出を制御する場合
には、小便器の前の床内に検知エレメント1を埋設して
おき、洗浄水の流路に挿入される電磁弁や電動弁の開閉
を制御すればよい。たとえば、小便器の前に人が立つと
洗浄水を吐出させて前洗浄を行い、小便器の前から人が
離れると再び洗浄水を吐出させて後洗浄を行うなどの制
御を行えばよいのである。なお、作業中ないし用便中の
人と、単に通過する人とを識別するために、検知エレメ
ント1の近傍での人の存在が検知されてから一定時間以
上その状態が継続した後に検知信号を出力するなどの処
理を行うようにしてもよい。
【0015】
【発明の効果】本発明は上述のように、一対の電極を略
同一平面上に近接させて配置した検知エレメントと、検
知エレメントの近傍付近での物体の存在による両電極間
の静電容量の変化によって検知信号を出力する検知回路
とを備え、検知エレメントは人体の存否の検出を要する
場所の床面または地面に埋設されているものであり、平
面状の検知エレメントを床面や地面に埋設して静電容量
の変化に基づいて人の存否を検出するから、検知エレメ
ントが外部に露出することがないとともに、機械的な可
動部分が存在しないのであって、耐久性に優れ、しかも
可動部分の移動による違和感が生じないという利点があ
る。また、静電容量の変化に基づいて人の存否を検出す
るから、床面や地面に検知エレメントが埋設する際に、
検知エレメントの電極に水が付着しないように密封する
ことができ、水回りで使用する場合に容易に防水するこ
とができるという効果がある。しかも、床や地面に埋設
するので、外部に検知エレメントが露出せず床や地面の
外観を美麗に保つことができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を示し、(a)は概略断面図、(b)は
概略平面図である。
【図2】実施例を示すブロック回路図である。
【図3】実施例に用いる検知エレメントの平面図であ
る。
【図4】実施例の要部回路図である。
【図5】実施例の要部の原理説明図である。
【図6】実施例の要部の動作説明図である。
【符号の説明】
1 検知エレメント 2 検知回路 3 流し台 4 床 5 照明装置 21 信号処理部 22 マルチプレクサ 23 直流成分除去回路 24 増幅回路 25 ピークホールド回路 26 コンパレータ 27 ディジタル−アナログ変換器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の電極を略同一平面上に近接させて
    配置した検知エレメントと、検知エレメントの近傍付近
    での物体の存在による両電極間の静電容量の変化によっ
    て検知信号を出力する検知回路とを備え、検知エレメン
    トは人体の存否の検出を要する場所の床面または地面に
    埋設されて成ることを特徴とするフットスイッチ。
JP34224192A 1992-12-22 1992-12-22 フットスイッチ Pending JPH06194453A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34224192A JPH06194453A (ja) 1992-12-22 1992-12-22 フットスイッチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34224192A JPH06194453A (ja) 1992-12-22 1992-12-22 フットスイッチ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06194453A true JPH06194453A (ja) 1994-07-15

Family

ID=18352205

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34224192A Pending JPH06194453A (ja) 1992-12-22 1992-12-22 フットスイッチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06194453A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999067661A1 (fr) * 1998-06-23 1999-12-29 Ks Techno Co., Ltd. Capteur encastre
JP2008159594A (ja) * 2001-11-20 2008-07-10 Touchsensor Technologies Llc 統合されたタッチ・センサおよび発光装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63218479A (ja) * 1987-03-05 1988-09-12 アイシン精機株式会社 エレベ−タ装置の搬器呼出装置
JPS63261186A (ja) * 1987-04-18 1988-10-27 Koichiro Uemura 人体識別マツト
JPH04242031A (ja) * 1991-01-14 1992-08-28 Matsushita Electric Works Ltd 人体接触型器具
JPH04315089A (ja) * 1991-04-12 1992-11-06 Takaoka Electric Mfg Co Ltd 非接触感知方式

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63218479A (ja) * 1987-03-05 1988-09-12 アイシン精機株式会社 エレベ−タ装置の搬器呼出装置
JPS63261186A (ja) * 1987-04-18 1988-10-27 Koichiro Uemura 人体識別マツト
JPH04242031A (ja) * 1991-01-14 1992-08-28 Matsushita Electric Works Ltd 人体接触型器具
JPH04315089A (ja) * 1991-04-12 1992-11-06 Takaoka Electric Mfg Co Ltd 非接触感知方式

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999067661A1 (fr) * 1998-06-23 1999-12-29 Ks Techno Co., Ltd. Capteur encastre
JP2008159594A (ja) * 2001-11-20 2008-07-10 Touchsensor Technologies Llc 統合されたタッチ・センサおよび発光装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5018057A (en) Touch initiated light module
EP0487977A1 (en) Water-closet bowl automatic flushing system
JP2675952B2 (ja) 非接触式スイッチ
JP2005168719A (ja) トイレ装置
JPH08284232A (ja) 洋風大便器の照明装置
JPH06194453A (ja) フットスイッチ
JPH06194211A (ja) 液体検出センサ
JPH06162889A (ja) 非接触式スイッチ
JPS5945587B2 (ja) エレベ−タの呼び登録用ボタンスイツチ
JPH11299707A (ja) 人体局部洗浄装置
DE69802162D1 (de) Toilettendeckelgeruchsabsaugvorrichtung
CN216130298U (zh) 一种带脚踢感应的智能座便器
JP2002121803A (ja) 衛生洗浄装置
KR20110109332A (ko) 여성과 장애인을 위한 커버 안전장치가 구비된 비데
JPH02194220A (ja) 音声合成装置
JP2001107422A (ja) 温水洗浄装置
JPS6431173U (ja)
JPH0138934B2 (ja)
JP2003278232A (ja) 衛生洗浄装置
JPH03133412A (ja) 洋式便器の便蓋及び便座の開閉装置
JPH0734389Y2 (ja) 自動水洗装置
JPH0535598Y2 (ja)
JP2022082922A (ja) 便器装置
KR100477077B1 (ko) 상수도 개폐밸브의 자동 개폐장치
JP2004036083A (ja) 大便器洗浄装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970701