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JPH0619305Y2 - 永久磁石型ステツピングモ−タ - Google Patents

永久磁石型ステツピングモ−タ

Info

Publication number
JPH0619305Y2
JPH0619305Y2 JP13751385U JP13751385U JPH0619305Y2 JP H0619305 Y2 JPH0619305 Y2 JP H0619305Y2 JP 13751385 U JP13751385 U JP 13751385U JP 13751385 U JP13751385 U JP 13751385U JP H0619305 Y2 JPH0619305 Y2 JP H0619305Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stator
pole
rotor
permanent magnet
poles
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP13751385U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62101383U (ja
Inventor
正文 坂本
Original Assignee
日本サ−ボ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本サ−ボ株式会社 filed Critical 日本サ−ボ株式会社
Priority to JP13751385U priority Critical patent/JPH0619305Y2/ja
Publication of JPS62101383U publication Critical patent/JPS62101383U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0619305Y2 publication Critical patent/JPH0619305Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の利用分野] 本考案は永久磁石型ステッピングモータ、特に其の内周
面にn個の極歯を設けた円環状の固定子ポール2個を軸
方向に間隙を設けて配設し、上記固定子ポールの外周に
円板状の固定子ヨークと円筒状の固定子ヨークを設け、
上記固定子ポールの外周に固定子巻線を巻装した複数個
の固定子鉄芯より構成された固定子と、該固定子の内径
部に永久磁石回転子を回転自在に配設した構造で、主と
して電子計算機の外部記憶装置として使用される磁気デ
スク駆動装置等に利用されるものである。
[従来技術] 第6図と第7図は共に従来から実施されている永久磁石
型ステッピングモータの夫々の実施例で第6図は回転子
は円筒形の永久磁石9で構成され、其の外周に沿ってN
極,S極を交互に着磁してあり、固定子は円筒形ヨーク
1の前後の端面に夫々当接した円板状のヨーク2の内周
に軸方向に起立させた複数個の磁極3を、上記前後の円
板状ヨーク2の夫々より軸方向に起立させた磁極3を交
互に突出して円筒形の固定子内径部を構成し、上記磁極
3の外周と上記固定子ヨーク1及び2とで構成した空間
に固定子巻線5を巻装して構成してあり、回転子、固定
子共に構成が簡単であり廉価に製造出来るのが特徴であ
るが、回転子の材料の面から強い磁力を期待する事が出
来ず、出力の大きなステッピングモータを得ることが困
難であった。
一方第7図に示すステッピングモータは、其の外周に複
数個の極歯を設けた複数個の回転子ポール38,38の
間に軸方向にN,S極を着磁した永久磁石39挟持した
回転子と、円筒形の固定子ヨーク32の内側に複数個の
磁極33−1〜33−8を放射状に植設し、該複数個の
磁極の先端に夫々複数個の極歯を配設し、かつ夫々の磁
極に固定子巻線35を巻装した固定子の、上記磁極の先
端に配設された極歯で構成された固定子の内周部に上記
回転子を、其の極歯を上記固定子の極歯と対向させて小
空隙を介して配設してある。
第7図に示すステッピングモータは回転子の構造が、其
の外周に複数個の極歯を設けた複数個の回転子ポール3
8,38の間に軸方向にN極,S極を着磁した永久磁石
39を挟持した構造であるから、永久磁石の材料として
高性能の材料を選定できることと、回転子ポールの外周
に設けた極歯の配設ピッチでステップ角を決定できるの
で永久磁石の持っている磁力を充分に利用できるから大
きな出力を得ることができる。又、固定子が円環状ヨー
ク32の内側に複数個の磁極を放射状に植設し該磁極に
夫々固定子巻線を巻装した構成であるから磁気回路に充
分な磁束を通し得る構成であり巻線により発生する磁化
力を効率良く出力に変換できるから、ステップ角が小さ
く効率の良いステッピングモータを得ることができる特
徴がある。
然しながら本構成のステッピングモータは回転子、固定
子共に部品数が多く、特に固定子の巻線が各磁極毎に巻
装する必要がありコストが高くなると云う問題がある。
[考案の目的] 本考案の目的は上記の様な従来技術による永久磁石型ス
テッピングモータの問題点を解決し、ステップ角が小さ
く効率の良いステッピングモータを廉価に提供せんとす
るものである。
[考案の概要] 本考案の概要は前記の従来技術で説明した第6図の構成
より固定子の巻線の構造を、又第7図の構成より固定子
磁極の先端の極歯の構造と、回転子の構造を夫々抽出し
夫々の特徴部分を合成して新しい構成の永久磁石型ステ
ッピングモータ考案したもので、其の内周面にn個の極
歯を設けた円環状の固定子ポール2個を軸方向に間隙を
設けて配設して固定子ポール組みを形成し、該固定子ポ
ール組み2個を、夫々の極歯の位置を1/4ピッチだけ
ずらせて配設して固定子磁極群を構成し、該固定子磁極
群の2個の固定子ポール組みの夫々の円環状固定子ポー
ルの夫々の外周に円板状の固定子ヨークを当接し、上記
4個の固定子ヨークの外周を円筒状の固定子ヨークで連
結し、上記固定子ヨークと固定子ポールで囲まれた空間
に固定子巻線を巻装してなる固定子の内径部に第6図に
示した永久磁石型回転子、若しくは第7図に示した其の
外周に極歯を備えた2個の回転子ポールの間に永久磁石
を挟持した構成の回転子を、空隙を介して回転自在に支
承して構成したことが特徴である。
[考案の実施例] 第1図はに本考案の一実施例を示す断面図で、第1図に
於て11は円筒状の固定子ヨーク、12は前部の円板状
固定子ヨーク、13は中間の円板状固定子ヨーク、14
は後部の円板状固定子ヨーク、15は固定子巻線、16
は固定子ポール、17は固定子ポール16のスペーサ、
18は回転子ハブ、19は永久磁石、20は回転子軸、
21は軸受である。
第1図の構成の特徴は全体の外被を兼ねた円筒形の固定
子ヨーク11の前部の端面に円板状固定子ヨーク12と
後部の端面に円板状固定子ヨーク14を夫々当接し、上
記前後の円板状固定子ヨーク12と14との間に中間の
円板状固定子ヨーク13を2個、夫々の端面を当接させ
て配設し、上記4個の円板状固定子ヨークの内径部に、
其の内径部にn個の極歯を設けた4個の固定子ポール1
6の外径部を夫々当接して固着し、上記固定子ポール1
6の外側に固定子巻線15を絶縁物を介して巻装してあ
る。上記前後部の円板状固定子ヨーク12と14には夫
々軸受21が装着されている。又、上記2個の固定子ポ
ール16の間隙を保つため非磁性体のスペーサ17が夫
々介挿され一体的に固着され固定子磁極群を形成してい
る。回転子は回転子軸20に回転子ハブ18を介して円
筒形の永久磁石19が一体的に固着され該永久磁石19
の外周には円周方向に4n個のN,S極が交互に着磁さ
れ、軸受21により回転自在に支承されている。
第2図は固定子磁極群の詳細図で(a)は矢視方向の平
面図、(b)は側面図、(c)は固定子磁極群の各固定
子ポールの極歯の相関を示す展開図である。固定子ポー
ル16は第3図に示す様に電磁鉄板を其の外径は円板状
固定子ヨーク12,13,14の内径に略等しく、其の
内径部にはn個の極歯16−2を同じピッチで配設して
円環状に形成し、該円環の中間に円環状の電磁鉄板を積
層するため2箇所以上の位置に半抜き状の小孔16−3
と16−4とをθs=360/4nの等ピッチで設け、
該半抜き状の小孔16−3を極歯16−2の中心線上に
配設し、かつ、半抜き状の小孔16−3と16−4とは
其の突起の突出方向が反対となるように配設してある。
第3図の例示では極歯の数が4個の場合を示し、従って
θs=360/4x4=22.5(度)となる。
第3図に示す固定子鉄芯単体16−1を所定の厚さにな
るように複数枚を極歯16−2の位置を合わせて積層し
半抜き状の小孔16−3と16−4の突起と孔をはめあ
はせて一体的に結合し固定子ポール16を形成する。
第4図は2個の固定子ポール16を軸方向にある距離だ
け間隔を設けて結合するスペーサ17の詳細図で、非磁
性の材料で構成され其の外径は固定子16−1の外径に
略等しく、其の内径は固定子ポールの極歯の内径より大
きく形成され固定子ポール16の端面と当接する端面
に、上記固定子ポール16の締結用の小孔16−3と1
6−4に対応する位置に小孔の突起を逃げる凹み17−
1を設けてある。固定子磁極群を形成するに当り固定子
ポールの鉄芯単体16−1を所定枚数を積層した固定子
ポール16A,16B,16C,16Dの内16Aの端
面にスペーサ17−Aの端面を当接しスペーサの他の端
面に固定子ポール16Bを、第3図の突起を列ねるb−
b線を中心として反転させて当接する。次に同様に固定
子ポール16−Cの端面にスペーサ17−Bの端面を当
接し、スペーサの他の端面に固定子ポール16−Dを、
第3図の突起を列ねるb−b線を中心として反転させて
当接する。更に固定子ポール16−Bのスペーサ17−
Aと当接しない面に固定子ポール16−Cのスペーサと
当接しない面を突起の位置をθsだけずらせて当接し固
定子ポール16−A,スペーサ17A,固定子ポール1
6−B,固定子ポール16−C,スペーサ17A,固定
子ポール16D全体を一体的に固着し円筒状の固定子磁
極群を構成する。固定子磁極群の各固定子ポールの極歯
の配置は、第2図(C)に示す展開図のように1個の固
定子ポールの極歯の配設ピッチをPとすると、隣接して
配置された固定子ポールの極歯の間には1/4Pのずれ
が生ずるようになっている。固定子磁極群の固定子ポー
ル16−A,16−B,16−C,16−Dの夫々の外
周に円板状固定子ヨーク12,13,14を夫々当接
し、上記円板状固定子ヨークの外周に円筒状固定子ヨー
ク11を当接し固定子ポール16と固定子ヨーク11,
12,13,14で囲まれた空間に絶縁物を介して固定
子巻線15を巻装し、円板状固定子ヨーク12と14に
は夫々軸受21が装着され、回転子を回転自在に支承し
ている。
第5図は他の実施例として回転子に、其の外周に複数個
の極歯を設けた2個の回転子ポール38の間に軸方向に
N極,S極を着磁した永久磁石39を挟持したもの2組
みを回転子軸20に一体的に固着し、該回転子の4個の
回転子ポール38を夫々固定子ポール16−A,16−
B,16−C,16−Dと空隙を介して対向配設した構
成である。
又、更に他の実施例として上記の第5図に示した回転子
の構造で、其の外周に複数個の極歯をもうけた回転子ポ
ール38の軸方向の長さを長くして対向する固定子ポー
ル16−Aと16−Bの両方に係るようにした2個の回
転子ポールの間に1個の永久磁石を挟持した構成も可能
である。
[考案の効果] 本考案は上記のような構成であり、其の内径部に複数個
の極歯を等ピッチで配設した円環状の固定子鉄芯単体を
積層して構成した円筒形の固定子磁極群と、其の外周に
配設した固定子ヨークと固定子巻線とにより構成された
固定子が特徴で、同一の固定子鉄芯単体を積層した複数
個の固定子ポールを締結用の小孔を利用して夫々の極歯
の位置を所定ピッチだけづらせて軸方向に重ねて一体的
に固着した構成であるので極歯の配設ピッチが正確で、
而も多くの磁束を通すことができるので効率を高くでき
る。又、多くの磁極に夫々巻線を巻装する必要が無く巻
線が容易な固定子が構成でき高出力で、かつ精度の高い
ステッピングモータを安価に提供できると云う効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるステッピングモータの構成を示す
断面図、第2図は固定子磁極群の構成図、第3図は固定
子鉄芯単体の平面図、第4図はスペーサの構造図、第5
図は他の実施例の構成を示す断面図、第6図、第7図は
従来技術によるステッピングモータの構造図である。 符号の説明 1:円筒形ヨーク,2:円板状ヨーク,3:磁極,4:
巻線絶縁物,5:固定子巻線,6:軸受,7:回転子
軸,8:回転子ハブ,9:永久磁石,11:円筒形ヨー
ク,12,13,14:円板状ヨーク,15:固定子巻
線,16:固定子ポール,17:スペーサ,18:回転
子ハブ,19:永久磁石,20:回転子軸,21:軸
受,31:ハウジング,32:固定子鉄芯,33:固定
子磁極,34:エンドブラケット,35:固定子巻線,
36:軸受,37:回転子軸,38:回転子ポール,3
9:永久磁石

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】其の内周面にn個の極歯を設けた円環状の
    固定子ポール2個を、夫々の極歯の位置を1/2ピッチ
    だけずらせ、かつ軸方向に非磁性体のスペーサを介して
    間隙を設けて一体的に固着した固定子ポール組み2個
    を、相接する固定子ポールの夫々の極歯の位置を1/4
    ピッチずらせて一体的に固着して固定子磁極群を構成
    し、該固定子磁極群の4個の円環状固定子ポールの外周
    に円板状の固定子ヨークを夫々当接し、前記円板状固定
    子ヨークの全部の外周に当接させて円筒状の固定子ヨー
    クを配置し、前記2個の固定子ポール組みの円環状の外
    周と、其の外周に当接した円板状固定子ヨーク及び円筒
    状の固定子ヨークとにより囲まれた空間に夫々固定子巻
    線を巻装してなる固定子と、該固定子の前記固定子磁極
    群の極歯と空隙を介して対向し、回転自在に支承された
    永久磁石回転子とを有することを特徴とする永久磁石型
    ステッピングモータ。
  2. 【請求項2】上記の永久磁石回転子が、其の外周に4n
    個の極歯を備えた2個の回転子ポールの間に、軸方向に
    N,S極を着磁した永久磁石を挟持した構造の回転子で
    あることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項に
    記載の永久磁石型ステッピングモータ。
  3. 【請求項3】上記の第(2)項に記載の永久磁石回転子
    が、其の外周にn個の極歯を備えた2個の回転子ポール
    の間に軸方向にN,S極を着磁した永久磁石を挟持した
    回転子組みの1個の軸方向の長さを、対向する固定子ポ
    ール組みの軸方向の長さと略等しく形成し、該回転子組
    み2個を回転子軸に固着して構成された回転子であるこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲の第(1)項に
    記載の永久磁石型ステッピングモータ。
JP13751385U 1985-09-10 1985-09-10 永久磁石型ステツピングモ−タ Expired - Lifetime JPH0619305Y2 (ja)

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JPS62101383U JPS62101383U (ja) 1987-06-27
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JP4748631B2 (ja) * 2001-05-31 2011-08-17 日本電産サーボ株式会社 多相環状コイル型hb式回転電機
US20180269729A1 (en) * 2015-12-03 2018-09-20 Asmo Co., Ltd. Motor and method for manufacturing stator

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