JPH0619276U - 雌型電気端子 - Google Patents
雌型電気端子Info
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- JPH0619276U JPH0619276U JP057905U JP5790592U JPH0619276U JP H0619276 U JPH0619276 U JP H0619276U JP 057905 U JP057905 U JP 057905U JP 5790592 U JP5790592 U JP 5790592U JP H0619276 U JPH0619276 U JP H0619276U
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 相手方のタブ端子が挿入される空間部を有す
る本体部と、上記空間部内において湾曲して設けられた
弾性接触部材とを備えた雌型電気端子において、相手方
のタブ端子と弾性接触部材との確実な接触を図りつつ、
相手方のタブ端子を小さい力で容易に挿脱できるように
し、さらに製造容易なコストの低減を図れる構造とす
る。 【構成】 弾性接触部材18を、前端部18a は空間部14内
において本体部16に固定し、後端部18b は該空間部14内
において後方に向けて前記本体部16と摺動可能なよう
に、湾曲形成して設ける。さらに弾性接触部材18の後端
部18b の位置から後方へ所定距離隔てた位置に、相手方
のタブ端子により押圧されて後方へ移動した後端部18b
と当接してその移動を規制することにより、該弾性接触
部材18の所定以上の変形を防止する突部26を設ける。
る本体部と、上記空間部内において湾曲して設けられた
弾性接触部材とを備えた雌型電気端子において、相手方
のタブ端子と弾性接触部材との確実な接触を図りつつ、
相手方のタブ端子を小さい力で容易に挿脱できるように
し、さらに製造容易なコストの低減を図れる構造とす
る。 【構成】 弾性接触部材18を、前端部18a は空間部14内
において本体部16に固定し、後端部18b は該空間部14内
において後方に向けて前記本体部16と摺動可能なよう
に、湾曲形成して設ける。さらに弾性接触部材18の後端
部18b の位置から後方へ所定距離隔てた位置に、相手方
のタブ端子により押圧されて後方へ移動した後端部18b
と当接してその移動を規制することにより、該弾性接触
部材18の所定以上の変形を防止する突部26を設ける。
Description
【0001】
本考案は、相手方のタブ端子が挿入される空間部を有する略箱型の本体部と、 前記空間部内に湾曲して設置され、該空間部内に挿入された相手方のタブ端子と 接触するシート状の弾性接触部材とを備えてなる雌型電気端子に関し、特に、弾 性接触部材の取付け構造に関する。
【0002】
従来、例えばヒュージン インダストリ社(HUGIN INDUSTRIES INC.)の1990年 11月30日発行のマルチプル コンタクトバンド テクノロジへのガイド(GUIDE TO MULTIPLE CONTACT BAND TECHNOLOGY )に記載されているように、相手方のタ ブ端子が挿入される空間部を有する導体製の本体部と、空間部内に湾曲して設置 された導体製の弾性接触部材とを備えてなる雌型電気端子が知られている。
【0003】 上記ガイド記載の雌型電気端子に設けられている弾性接触部材は、次のような 取付け構造となっている。図13は従来の雌型電気端子における弾性接触部材の取 付け構造を示す縦断面図である。すなわち、図13に示すようにシート状の弾性接 触部材2は、本体部4の空間部6内において上下一対に形成された蟻溝8内に、 該空間部6内に挿入される相手方タブ端子10と接触可能なように該空間部6内側 に湾曲しながら、該タブ端子10の挿入方向と略平行に延びるようにそれぞれ配置 されている。また弾性接触部材2に対して、相手方のタブ端子10と均一に接触で きるように、該タブ端子の挿入方向と略直交した方向(紙面に垂直な方向)に並 設された該挿入方向と略平行に延びる複数の長溝が形成されることもある。
【0004】
上述した弾性接触部材2の機能を考慮した場合、弾性接触部材2は相手方のタ ブ端子10と確実に接触するように設置されている必要がある。一方、相手方のタ ブ端子10の挿脱のしやすさという点に関しては、タブ端子10をある程度小さい力 で挿脱できるようにすることが望ましい。
【0005】 相手方のタブ端子10と確実に接触できるようにするためには、図13において上 下の弾性接触部材2間の距離dを、相手方のタブ端子10の製造誤差も考慮して該 タブ端子10の高さhよりもある程度小さく設定する必要がある。しかし、上述し たように弾性接触部材2が蟻溝8内に設置されてその両端部の位置が固定されて いると、該弾性接触部材2を上下方向に変形させるのには、かなり大きな力を必 要とする。このため、上記公報に記載されているような弾性接触部材2の取り付 け方では、該弾性接触部材2と相手方のタブ端子10との確実な接触が図れる位置 に該弾性接触部材2を配置した場合、どうしても相手方のタブ端子10を挿脱する 際にかなり大きな力を要するものとなっていた。
【0006】 また、図13に示すような蟻溝8を精度良く形成するためには機械加工によらね ばならず、このため蟻溝形成のためにかなりのコストを費やしていた。
【0007】 本考案が解決しようとする課題は、弾性接触部材の取付け構造を工夫すること により、相手方のタブ端子を小さい力で容易に挿脱できると共に弾性接触部材と 相手方のタブ端子との確実な接触が図れ、しかも製造が容易でコストの低減を図 れる雌型電気端子を提供することにある。
【0008】
上記課題を解決するための手段として本考案による雌型電気端子では、上述し た構成の雌型電気端子において、弾性接触部材を前端部を空間部内において本体 部に固定すると共に、後端部を前記空間部内において後方に向けて前記本体部と 摺動可能なように湾曲形成して設け、前記空間部内の相手方のタブ端子挿入前の 前記弾性接触部材の後端部位置から後方へ所定距離隔てた位置に、該空間部内に 挿入された前記タブ端子により該弾性接触部材が押圧された弾性変形しながら該 弾性接触部材の後端部が後方へ移動した際に、該後端部と当接してその移動を規 制して該弾性接触部材の所定以上の変形を防止する突部を設けた。
【0009】 上記弾性接触部材の所定以上の変形とは、具体的には例えば、該弾性接触部材 が、挿入されたタブ端子により弾性限度を越えて押圧されて、挿入方向に伸びた 状態に塑性変形するような変形をいう。
【0010】
上記本考案による雌型電気端子では、相手方のタブ端子が本体部の空間部内に 挿入されて弾性接触部材と接触すると、該弾性接触部材が、タブ端子の押圧力に より後端部を後方に摺動させながら前後方向と共に上下方向に弾性変形していき 、その復元力により相手方のタブ端子と確実に接触する。また、空間部内に挿入 された前記タブ端子により該弾性接触部材が所定以上の荷重で押圧されて該弾性 接触部材の後端部が後方へ移動した際には、突部が移動した後端部と当接してそ の移動を規制することにより、該弾性接触部材が所定以上に変形することを防止 する。
【0011】 本考案による雌型電気端子によれば、弾性接触部材を、その前端部のみを本体 部に固定し、後端部は本体部と摺動可能なように、湾曲形成して取り付けたこと により、弾性接触部材と相手方のタブ端子とが確実に接触できるように弾性接触 部材を配置しても、弾性接触部材は小さな力で十分に上下方向に変形することが できるので、相手方のタブ端子を小さい力で挿脱することができると共に弾性接 触部材と相手方のタブ端子との確実な接触を図ることができる。また、弾性接触 部材は、空間部内において本体部に、その前端部のみを固定するだけで取り付け ることができるので、従来のような蟻溝を形成するといった面倒でコストのかか る作業が不要となり、これにより製造が容易となり、コストの低減を図ることが 可能となる。さらに本考案による雌型電気端子においては、上述のような突部を 設けているので、弾性接触部材が、相手方のタブ端子により所定以上の荷重で押 圧されて、所定以上に変形することを防止することができる。
【0012】
【実施例】 以下、添付図面に基づいて本考案による雌型電気端子の実施例を説明する。
【0013】 図1は本考案の一実施例による雌型電気端子の正面図、図2は同平面図、図3 は同側面図、図4は図2におけるIV-IV 線断面図、図5は図1におけるV-V 線断 面図、および図6は上記雌型電気端子の本体部を展開した状態を示す図である。
【0014】 図1乃至図5に示すように、本実施例による雌型電気端子12は、相手方のタブ 端子(図示略)が挿入される空間部14を有する略箱型の導体(金属)製の本体部 16と、該本体部16内に設置された上下一対のシート状導体(金属)製の弾性接触 部材18とを備えてなる。
【0015】 上記本体部16は、図6に示すような、該本体部16に接続される導線(図示略) を圧着するために形成された多数のボス20を有する、シート状に形成された導体 を、上記各図に示すような略箱型に折り曲げ形成したものである。また、上記一 対の弾性接触部材18は、図4によく示すように、空間部14内に挿入された相手方 のタブ端子と接触可能なように該空間部14内側に湾曲しながら上記タブ端子の挿 入方向(図面左右方向)と略平行に延びるように設置されている。また図5によ く示すように、該弾性接触部材18には、上記タブ端子の挿入方向と略直交する方 向(図面上下方向)に並設された、該挿入方向に延びる複数の長溝22が形成され ている。
【0016】 本考案の特徴は、弾性接触部材18の取付け構造にあり、以下その点に関して詳 述する。図4に示すように上記弾性接触部材18は、前端部18a が上記空間部14内 において本体部16に固定されると共に、後端部18b が上記空間部内において後方 (図面右方向)に向けて上記本体部16と摺動可能なように、湾曲形成されて設け られている。さらに詳細には、本実施例において上記前端部18a は、該前端部18 a に形成された孔部と、上記本体部16の所定位置を外側から空間部14内に向けて 突き出すことにより形成された突起24とを係合させた後、該突起24の頭をつぶし てかしめることによって該本体部16に固定されている。なお、弾性接触部材18の 本体部16への取付けは、本体部16が図6に示す展開状態にあるときに行なっても よいし、本体部16を折り曲げ形成した後に行なってもよい。
【0017】 また図4および図5に示すように、弾性接触部材18の後端部18b 位置から後方 へ所定距離隔てた位置には、上記タブ端子の挿入方向と略直交する方向に延びる 突部26が設けられている。突部26は、空間部14内に挿入された上記タブ端子によ り上記弾性接触部材18が所定以上の荷重で押圧されて弾性変形しながら後端部18 b が後方へ移動した際に、該後端部18b と当接してその移動を規制することによ り、該弾性接触部材18の所定以上の変形を防止するものである。なお、この突部 26は、本実施例においては上記突起24と同様に、本体部16の所定位置を外側から 空間部14内に向けて突き出すことにより形成されている。
【0018】 上述のように弾性接触部材18は、前端部18a のみが固定され、後端部18b は本 体部16と摺動可能とされているので、上記空間部14内に相手方のタブ端子が挿入 されて弾性接触部材18と接触すると、該弾性接触部材18は、上記タブ端子に押圧 されて後端部18b が後方に摺動しながら撓んで上下方向に変形する。したがって 相手方のタブ端子を小さい力で容易に挿脱することができると共に、弾性接触部 材18と相手方のタブ端子との確実な接触を図ることが可能となる。
【0019】 また上記弾性接触部材18の本体部16への取付けは、該弾性接触部材18の前端部 18a を本体部16に対して固定するだけで容易に行なうことができるので、製造が 容易となり、またコストの低減を図ることが可能となる。さらに、突部26を設け たことにより、弾性接触部材18が相手方のタブ端子により所定以上の荷重で押圧 されて、所定以上に変形することを防止できる。
【0020】 次に、本考案による雌型電気端子の他の実施例を説明する。図7は本考案の他 の実施例による雌型電気端子の平面図、および図8は図7におけるVIII-VIII 線 断面図である。なお、本実施例において前記実施例と同様の要素については、前 記実施例と同一の符番を付し、その詳細な説明は省略する。
【0021】 本実施例による雌型電気端子12が前記実施例と異なるのは、前記実施例では弾 性接触部材18が空間部14内において上下一対設けられていたのに対し、本実施例 では空間部14内に下側のみに弾性接触部材18が設けられている点にある。また、 本実施例では空間部14内の上側に、該空間部14内を相手方タブ端子の挿入方向 (図面左右方向)と略平行に延びる、該挿入方向と略垂直な方向に並設された複 数個の接触用突条28が設けられている。この接触用突条28は、突起24や突部26と 同様、本体部16を外側より空間部14内に向けて突き出すことにより形成されてい る。なお、その他の構成については前記実施例と同様であり、説明は省略する。
【0022】 次に本考案による雌型電気端子を収容するハウジングに関して説明する。
【0023】 図9は本考案による雌型電気端子を収容するハウジングの一例を示す縦断面図 、および図10は図9に示すハウジングに設けられた嵌脱補助部材の作用を示す図 である。
【0024】 図9は、本考案による雌型電気端子12を上下2段に収容した雄型のハウジング 30と、相手方のタブ端子32を上下2段に収容した雌型のハウジング34との完全嵌 合状態を示している。雄型のハウジング30が挿入される雌型のハウジング34の装 入部36内には、タブ端子32を保護するために、該挿入部36内を上記雄型ハウジン グ30の挿入方向(図中左右方向)に移動可能に、かつ図中右方向に付勢されたム ービィングプレート38が、雌型ハウジング34の外側には、カバー部材40がそれぞ れ設けられている。
【0025】 上記両ハウジング30,34の嵌合および離脱は、嵌脱補助部材42により容易に行 なわれる。以下、この嵌脱補助部材42の作用について説明する。図10(b) に示す ように嵌脱補助部材42は、円柱と球の一部とを組み合わせた形状を有する基部42 a と、同図(c) ,(d) に示すように該基部42a の一端部に該基部42a に対して略 90度回動可能に取り付けられた軸部42b と、該基部42a の他端部に固定され該他 端部より直線的に延びる操作レバー42c とからなる。
【0026】 上記嵌脱補助部材42は、基部42a が雄型のハウジング30に設けられた収納部44 内に収納されると共に、軸部42b が該収納部44前壁に形成された孔部46より雌型 のハウジング34側に向けて突き出るように、また操作レバー42c が該収納部44の 後壁に形成された溝部48より突き出るようにして雄型のハウジング30に取り付け られている。一方、雌型のハウジング34には、雄型のハウジング30と嵌合した際 に上記嵌脱補助部材42の軸部42b が挿入される挿入孔50が形成されており、また 該挿入孔50が形成された位置には、上記軸部42b の先端部に形成された係合凹部 52と係合する係止部54を有する、略U字型に折り曲げ形成された弾性係止部材56 が固着されている。
【0027】 上記嵌脱補助部材42は、図10(a) に示すように軸部42b と操作レバー42c とが 基部42a を挟んで一直線状に並んだ状態において、上記両ハウジング30,34が図 示した仮嵌合状態まで嵌合された後、操作レバー42c をその軸のまわりに略90度 回すことによって、同図(b) に示すように軸部42b の係合凹部52と上記弾性係止 部材56の係止部54とが係合した状態となる。この係合状態から操作レバー42c を 基部42a と共に、同図(c) および(d) に示すように略90度回動させる(この時、 基部42a は収納部44内を軸部42b の基部42a への取付点Cを中心として動く)と 、てこの作用により上記両ハウジング30,34は、図9に示す完全嵌合状態まで容 易に嵌合する。完全嵌合状態から両ハウジング30,34を離脱させるには、上記動 作を逆に行なえばよい。なお、両ハウジング30,34を仮嵌合状態まで嵌合させる 場合において、上記嵌脱補助部材42を初めから図10(b) に示す状態としたまま両 者を嵌合させて、上記軸部42b の係合凹部52と上記弾性係合部材56の係止部54と をいきなり係合させることも可能である。
【0028】 次にハウジングの他の例について説明する。図11は本考案による雌型電気端子 を収容するハウジングの他の例を示す縦断面図、および図12は図11に示すハウジ ングに設けられた嵌脱補助部材の作用を示す図である。なお、本例のハウジング において前記例と同様の要素については同一の符号を付し、その詳細な説明は省 略する。
【0029】 本例が前記例と異なるのは、嵌脱補助部材42の構成にある。すなわち、本例の 嵌脱補助部材42は、図12に示すように、略直方体の基部42a と、該基部42a に固 定され直線状に延びる軸部42b と、上記基部42a に取り付けられた操作部42d と からなる。操作部42d は、上記基部42a が摺動可能に収容される収容部58を有す るケース部60と、該ケース部60の外側に回動可能に係合されたレバー部62と、該 レバー部62の回動中心Oから偏心した位置で該レバー部62と上記ケース部60とを 連通して結合するピン部64とからなる。このピン部64は、上記基部64に形成され た断面長円状の挿通孔66内にも挿通されており、これにより操作部42d は基部42 a に対して取り付けられている。
【0030】 本例における嵌脱補助部材42の操作は前記例におけるそれと同様であり、その 作用は図を見れば明らかであるので、説明は省略する。なお、図12(b) に示す状 態、すなわち軸部42b の先端部に形成された係合凹部52と弾性係止部材56の係止 部54とが互いに係合した状態においては、上記ケース部60と雄型のハウジング30 とは図示しない何らかの手段により互いに固定された状態とされ、これにより同 図(c) および(d) に示すようにレバー部62を回動させることにより両ハウジング 30,34を互いに完全嵌合状態とすることが可能となる。
【図1】本考案の一実施例による雌型電気端子の正面図
【図2】図1に示す雌型電気端子の平面図
【図3】図1に示す雌型電気端子の側面図
【図4】図2におけるIV-IV 線断面図
【図5】図1におけるV-V 線断面図
【図6】図1に示す雌型電気端子の本体部を展開した状
態を示す図
態を示す図
【図7】本考案の他の実施例による雌型電気端子の正面
図
図
【図8】図7におけるVIII-VIII 線断面図
【図9】本考案による雌型電気端子を収容するハウジン
グの一例を示す縦断面図
グの一例を示す縦断面図
【図10】図9に示すハウジングに設けられた嵌脱補助
部材の作用を示す図
部材の作用を示す図
【図11】本考案による雌型電気端子を収容するハウジ
ングの他の例を示す縦断面図
ングの他の例を示す縦断面図
【図12】図11に示すハウジングに設けられた嵌脱補助
部材の作用を示す図
部材の作用を示す図
【図13】従来の雌型電気端子における弾性接触部材の
取付け構造を示す縦断面図
取付け構造を示す縦断面図
2,18 弾性接触部材 4,16 本体部 6,14 空間部 10,32 相手方のタブ端子 12 雌型電気端子 22 長溝 26 突部
Claims (1)
- 【請求項1】 相手方のタブ端子が挿入される空間部を
有する略箱型の導体製の本体部と、前記空間部内におい
て該空間部内に挿入された前記タブ端子と接触可能に該
空間部内側に湾曲しながら該タブ端子の挿入方向と略平
行に延びるように配置された、前記挿入方向と略直交し
た方向に並設された該挿入方向と略平行に延びる複数の
長溝を有するシート状の導体製の弾性接触部材とを具備
してなる雌型電気端子において、 前記弾性接触部材は、前端部が前記空間部内において前
記本体部に固定されると共に、後端部が前記空間部内に
おいて後方に向けて前記本体部と摺動可能なように、湾
曲形成されて設けられており、 前記空間部内の前記タブ端子挿入前の前記弾性接触部材
の後端部位置から後方へ所定距離隔てた位置には、該空
間部内に挿入された前記タブ端子により該弾性接触部材
が所定以上の荷重で押圧されて弾性変形しながら該弾性
接触部材の後端部が後方へ移動した際に、該後端部と当
接してその移動を規制して該弾性接触部材の所定以上の
変形を防止する突部が設けられていることを特徴とする
雌型電気端子。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992057905U JP2570469Y2 (ja) | 1992-08-18 | 1992-08-18 | 雌型電気端子 |
US08/089,008 US5340338A (en) | 1992-08-18 | 1993-07-09 | Female electrical terminal |
GB9317219A GB2270425B (en) | 1992-08-18 | 1993-08-18 | Female electrical connector |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992057905U JP2570469Y2 (ja) | 1992-08-18 | 1992-08-18 | 雌型電気端子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0619276U true JPH0619276U (ja) | 1994-03-11 |
JP2570469Y2 JP2570469Y2 (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=13069009
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992057905U Expired - Fee Related JP2570469Y2 (ja) | 1992-08-18 | 1992-08-18 | 雌型電気端子 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5340338A (ja) |
JP (1) | JP2570469Y2 (ja) |
GB (1) | GB2270425B (ja) |
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