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JP3079996B2 - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP3079996B2
JP3079996B2 JP08102810A JP10281096A JP3079996B2 JP 3079996 B2 JP3079996 B2 JP 3079996B2 JP 08102810 A JP08102810 A JP 08102810A JP 10281096 A JP10281096 A JP 10281096A JP 3079996 B2 JP3079996 B2 JP 3079996B2
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JP
Japan
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housing
fitted
fitting
connector
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JP08102810A
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昭人 前川
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、分割型でかつ嵌合
検知機能を備えたコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車のワイヤハーネスに用いら
れるコネクタはますます多極化する傾向にあるが、この
ような多極コネクタでは、雌雄のコネクタハウジングを
一度に嵌合しようとすると多大な嵌合力が必要となる。
従来その回避策として、一方のコネクタハウジングを複
数に分割し、それらを相手のコネクタハウジングに順次
に嵌合することで嵌合力の低減を図るようにした、いわ
ゆる分割型のコネクタが用いられている。一方、特にエ
アバッグ回路等の重要な回路では、コネクタが正規に嵌
合されたか否かを正確に検知するために、短絡端子等を
用いて検知することが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、分割型のコ
ネクタで上記のような嵌合検知を行おうとすると、各分
割ハウジングごとに短絡端子を設けてそれぞれに検知作
業を行う必要があり、部品点数の増加と作業の煩雑さを
招いてコスト高につながる不具合があった。本発明は上
記のような事情に基づいて完成されたものであって、嵌
合力の低減を図るべく分割型とした上で、なおかつ嵌合
検知の簡便化を実現したコネクタを提供することを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、それぞれに端子金
具群を装着した雌雄のコネクタハウジングを備え、何れ
か一方のコネクタハウジングが複数に分割されて、他方
のコネクタハウジングにおける複数の収容部位に嵌合可
能とされるコネクタにおいて、先の分割ハウジングが正
規に嵌合されて初めて後の分割ハウジングの嵌合を許容
する嵌合許容手段が設けられるとともに、最終の分割ハ
ウジングにその分割ハウジングが正規に嵌合されたか否
かを検知する嵌合検知手段が設けられている構成とした
ところに特徴を有する。
【0005】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記分割された側のコネクタハウジングは、主ハウ
ジング内に副ハウジングが相手側のコネクタハウジング
との嵌合方向に沿った移動可能に設けられ、かつその副
ハウジングは嵌合方向の前方に先行した状態で仮係止可
能となっており、前記嵌合許容手段は、副ハウジングが
正規に嵌合されて初めて仮係止を解除して主ハウジング
の嵌合を許容するように機能するとともに、その主ハウ
ジングに前記嵌合検知手段が設けられている構成とした
ところに特徴を有する。
【0006】
【発明の作用および効果】
<請求項1の発明>分割ハウジングを順次に嵌合する
際、先の分割ハウジングが正規に嵌合されて初めて後の
分割ハウジングが嵌合可能となる。したがって最終の分
割ハウジングが嵌合される時点では、それよりも先の分
割ハウジングはすべて正規に嵌合されていることにな
り、最終の分割ハウジングの嵌合状態を検知すれば、す
べての分割ハウジングの嵌合状態が一度に検知できる。
すなわち嵌合検知手段を最終の分割ハウジングに設ける
だけでよいから、部品点数が少なくて済み、また検知作
業も簡単にできて、ひいてはコスト低減を図ることがで
きる効果がある。
【0007】<請求項2の発明>コネクタハウジングを
押し込むと、まず副ハウジングが嵌合され、それが正規
に嵌合されると、主ハウジングが相対的に移動しつつ嵌
合される。主ハウジングが嵌合される時点では、副ハウ
ジングはすでに正規に嵌合されており、主ハウジングの
嵌合状態を検知すれば、両ハウジングの嵌合状態を一度
に検知できる。嵌合検知手段を主ハウジングに設けるだ
けでよいから、部品点数の低減と検知作業の簡便化が実
現できてコスト低減を図ることができる。また主ハウジ
ングと副ハウジングとが仮係止状態に組み付け可能であ
るため、取扱いに優れる効果が得られる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
ないし図9に基づいて説明する。この実施形態ではPC
B用コネクタを例示しており、図1に示すように、プリ
ント配線基板に接続される雄側のコネクタハウジング1
(以下、単に雄ハウジングという)と、これに嵌合され
る雌側のコネクタハウジング2(以下、単に雌ハウジン
グという)とから構成されており、雌ハウジング2はさ
らに主ハウジング3と副ハウジング4に分割されてい
る。
【0009】雄ハウジング1は、合成樹脂材により嵌合
側となる前面を開口した箱形に形成されており、前端側
の外周面には鍔6が全周にわたって形成されている。雄
ハウジング1内は正面から見て略々左右2つの領域に分
けられており、それぞれの領域には、L字形に形成され
た6本ずつの雄型端子金具7の一端側が、2列3段に整
列されて奥面から突出されている。各雄型端子金具7の
他端は、図7に示すように、雄ハウジング1の背面の底
部に突設された整列板8を貫通して下方に突出し、図示
しないプリント配線基板の接点と接続可能とされてい
る。雄型端子金具7のうちの、右側の領域における最上
段の2本の雄型端子金具は、詳しくは後記する嵌合検知
用の検知端子7aとなっている。
【0010】雌ハウジング2は同じく合成樹脂材により
形成され、上記のように主ハウジング3と副ハウジング
4とから構成されている。主ハウジング3は、上記した
雄ハウジング1内に嵌合可能なブロック状に形成されて
おり、幅方向の一側(図1の向こう側)には、副ハウジ
ング4を前後方向の移動可能に収納する収納空間9が前
後両面に開口して設けられている。一方、主ハウジング
3の手前側の下部には、4個のキャビティ10が整列し
て形成されており、各キャビティ10には電線11の端
末に固着された雌型端子金具12(図2参照)がそれぞ
れ収容され、各雌型端子金具12は、雄ハウジング1の
右側の領域における下側の4本の雄型端子金具7と個別
に嵌合接続可能となっている。なお、キャビティ10を
設けた部分の上方には、短絡端子36を装着する装着空
間35が設けられるとともに、その天井面には主ハウジ
ング3と雄ハウジング1との間を嵌合状態にロックする
ためのロックアーム27が設けられているが、これらに
ついは後述する。
【0011】副ハウジング4は、上記した主ハウジング
3の収納空間9に嵌合可能なブロック状に形成されてい
る。副ハウジング4には6個のキャビティ10が整列し
て形成され、同じく電線11の端末に固着された雌型端
子金具12がそれぞれ収容されるようになっており、こ
れらの雌型端子金具12は、雄ハウジング1における左
側の領域の6本の雄型端子金具7と個別に嵌合接続可能
となっている。
【0012】主ハウジング3の収納空間9におけるキャ
ビティ10を設けた側と反対側の側壁9aには、図2に
示すようにロック片14が設けられている。このロック
片14は、後記するように両ハウジング3,4が雄ハウ
ジング1内に正規に嵌合された場合に、副ハウジング4
を主ハウジング3に対して抜け止め状態に保持するよう
に機能するものである。すなわち、ロック片14は先端
に鈎部15を備えており、上記の側壁9aの前縁側から
後方に向けて突出し、かつ外方に向けて撓み変形可能に
設けられている。そして、主ハウジング3と副ハウジン
グ4の前面同士が整合した場合において、ロック片14
の先端の鈎部15が副ハウジング4の後面に形成された
切欠部16に係止して(図6参照)、副ハウジング4を
後方への抜け止め状態にロックし得るようになってい
る。
【0013】また、主ハウジング3の収納空間9におけ
るキャビティ10を設けた側の側壁9bには、図2にも
示すように、略中央高さ位置において前縁(同図の右
側)に沿うようにして、山形をなす係止突条18が形成
されている。一方、副ハウジング4における上記の側壁
9bと対応する側面には、略中央高さ位置において前後
方向のガイド溝19が形成され、そのガイド溝19の前
端側の表面に係止片20が形成されている。この係止片
20は、先端に上記の係止突条18と係合可能な山形の
突部21が形成され、後方に突出するように設けられて
おり、かつ先端がガイド溝19の底面側に向けて弾性的
な撓み変形可能となっている。
【0014】そして、副ハウジング4は主ハウジング3
の収納空間9内に向けて、ロック片14を撓み変形させ
つつ後面側から挿入され、さらに係止片20を撓ませつ
つ押し込まれて、図2に示すように、副ハウジング4が
主ハウジング3の前面から所定寸法突出したところで、
係止片20の突部21が係止突条18で係止されること
によって、後面側への抜け止め状態に仮組みされる。し
たがって、主ハウジング3と副ハウジング4とが一体的
に雄ハウジング1内に嵌合し得るようになっている。
【0015】雄ハウジング1には、上記の副ハウジング
4のガイド溝19に嵌入可能な突出片23が形成されて
いる。この突出片23は、左右の領域の間の位置におい
て奥面から突出して形成され、その先端には、右側の領
域に向けて出っ張った撓み阻止部24が形成されてい
る。また、その撓み阻止部24の奥方の空間により、上
記した係止片20が撓み変形するのを許容する撓み変形
空間25が構成されるようになっている。
【0016】より詳細には、副ハウジング4が雄ハウジ
ング1の左側の領域に嵌合されると、図3に示すよう
に、突出片23がその撓み阻止部24を係止片20の裏
側に潜り込ませつつガイド溝19に沿って相対的に進入
し、その間撓み阻止部24が係止片20の裏側に対応す
ることでその撓み変形が阻止される。一方、副ハウジン
グ4が雄ハウジング1の奥面、すなわち正規位置まで嵌
合されると、図4に示すように、撓み阻止部24が係止
片20の先端よりも前方に抜け出て、係止片20が撓み
変形空間25に向けて撓み変形するのを許容する設定と
なっている。
【0017】主ハウジング3と雄ハウジング1との間の
ロック構造は以下のようである。主ハウジング3におけ
る短絡端子36の装着空間35の天井面には、ロックア
ーム27が設けられている。このロックアーム27は、
主ハウジング3の前縁から後縁側に向けて延出するよう
に設けられ、図7にも示すように、押圧操作部28を形
成した先端側が装着空間35内に向けて撓み変形可能と
なっている。また、ロックアーム27の上面における長
さ方向の中央部には、前面側を傾斜面30とした係止突
条29が形成されている。
【0018】一方、雄ハウジング1の上面における上記
のロックアーム27が嵌合される部分には、嵌合端縁と
なる前縁から鍔6の少し手前までと、鍔6の後面からそ
の後方の領域にわたって、ロックアーム27の係止突条
29が嵌合可能な嵌合溝32が切られている。その嵌合
溝32における鍔6の前方に出っ張った部分が、係止突
条29に突き当たる突当部33となっている。
【0019】すなわち、主ハウジング3が雄ハウジング
1に嵌合されると、その嵌合途中で突当部33が係止突
条29の傾斜面30に突き当たることで、図8に示すよ
うに、ロックアーム27が装着空間35側に撓み変形し
つつ押し込まれ、主ハウジング3が雄ハウジング1の奥
面、すなわち正規位置まで嵌合されると、係止突条29
が鍔6の後方に達し、図9に示すように、ロックアーム
27は復元弾力によって係止突条29を嵌合溝32に嵌
合させつつ復元変形し、係止突条29が鍔6の後面に係
止されることで、抜け止め状態にロックされるようにな
っている。なお上記のロック状態から、押圧操作部28
を押圧してロックアーム27を撓ませると、係止突条2
9の係止が外れるので、そのまま引き抜くことで嵌合を
解くことができる。
【0020】次に、上記の主ハウジング3のロック動作
と連動して作用する電気的な嵌合検知部分の構造を説明
する。主ハウジング3の装着空間35には、短絡端子3
6が装着されるようになっている。この短絡端子36
は、図1に示すように、互いに間隔を開けて配された2
本の弾性接触片37の基端側に取付部を兼ねた接続板3
8が差し渡され、かつ両弾性接触片37の先端に被押圧
部39が立ち上がって形成された構造となっている。こ
の短絡端子36は、図7に示すように、接続板38が装
着空間35の前縁の底面部分に形成された取付溝41に
差し込まれることで取り付けられ、各弾性接触片37
は、先端側が後方に向かって次第に上り勾配となった傾
斜姿勢を取るようになっており、先端側が下方に向けて
弾性的な撓み変形可能となっている。そして、主ハウジ
ング3が雄ハウジング1に嵌合された場合に、雄ハウジ
ング1に設けられた2本の検知端子7aが、それぞれ弾
性接触片37の先端部の上面に向けて進入し得るように
なっている。
【0021】また、両検知端子7aの上面側にはそれら
の検知端子7aの上方への撓み変形を規制する受け板4
2が、奥面から突出して形成されている。一方の装着空
間35側には、上記の受け板42を下面側に沿わせつつ
案内するガイド板43が、前縁から後縁側に向けて折り
返されるようにして形成されている。詳細には、主ハウ
ジング3が雄ハウジング1の奥面近くまで嵌合される
と、検知端子7aが弾性接触片37と接触可能なまでに
装着空間35内に進入するが、そのときは図8に示すよ
うに、ロックアーム27が下方に向けて撓み変形してお
り、被押圧部39を押圧して弾性接触片37を下方に撓
み変形させているので、検知端子7aと弾性接触片37
は未だ接触しない。しかし、図9に示すように、主ハウ
ジング3が正規に嵌合されてロックアーム27が元形に
復元すると、弾性接触片37に対する押圧力が除去され
ることで弾性接触片37も復元変形し、対応する検知端
子7aを挟んで受け板42に押し付ける設定となってい
る。
【0022】本実施形態は上記のような構造であって、
続いてその作動を説明する。まず雌ハウジング2の主ハ
ウジング3における装着空間35に短絡端子36を装着
するとともに、収納空間9に副ハウジング4を収納し
て、図2に示すように、副ハウジング4が主ハウジング
3の前面から突出した仮係止状態に組み付ける。このよ
うに組み付けられた雌ハウジング2を相手の雄ハウジン
グ1内に押し込む。
【0023】ある程度押し込まれると、図3に示すよう
に、雄ハウジング1側の突出片23がその撓み阻止部2
4を係止片20の裏側に潜り込ませつつガイド溝19に
沿って相対的に進入する。その間撓み阻止部24が係止
片20の裏側に対応することでその撓み変形が阻止され
るから、係止片20がそのまま係止突条18で押されつ
つ、副ハウジング4が先行した状態で雄ハウジング1の
左側の領域に嵌合され、対応する雌雄の端子金具12,
7同士が嵌合される。
【0024】さらに押し込みが進むと、図4に示すよう
に、副ハウジング4が左側の領域の奥面まで達し、正規
位置に嵌合される。このとき、撓み阻止部24が係止片
20の先端よりも前方に抜け出て、係止片20が撓み変
形空間25に向けて撓み変形可能な状態、すなわち仮係
止が解除された状態となる。なお、右側の領域の雄型端
子金具7が主ハウジング3側の雌型端子金具12に嵌合
し始めるが、入り口に臨む程度でさしたる嵌合力は必要
とされない。
【0025】図4の状態からさらに主ハウジング3を押
し込むと、図5に示すように、係止突条18が突部21
を押して係止片20を撓み変形空間25側に撓み変形さ
せて、主ハウジング3が副ハウジング4に対して移動し
つつ押し込まれ、対応する雌雄の端子金具12,7同士
が深く嵌合される。主ハウジング3がこのように押し込
まれると、図8に示すように、検知端子7aが短絡端子
36の弾性接触片37と接触可能なまでに装着空間35
内に進入するが、それとタイミングを合わせるようにし
て、既述のようにロックアーム27が装着空間35側に
撓み変形し、被押圧部39を押圧して弾性接触片37を
下方に撓み変形させているので、検知端子7aと弾性接
触片37は未だ接触しない。なお主ハウジング3の係止
突条18が係止片20の突部21を越えると、係止片2
0は元形に復元される。
【0026】そして、図6に示すように、主ハウジング
3が雄ハウジング1の奥面に達して正規に嵌合される
と、図9に示すように、ロックアーム27が復元弾力に
よって係止突条29を嵌合溝32に嵌合させつつ復元変
形し、係止突条29が鍔6の後面に係止されることで、
抜け止め状態にロックされる。また図6に示すように、
主ハウジング3に設けられたロック片14の鈎部15
が、副ハウジング4の後面の切欠部16に嵌まって、副
ハウジング4が主ハウジング3に対して抜け止め状態に
ロックされる。
【0027】また、主ハウジング3が正規に嵌合され
て、図9に示すようにロックアーム27が元形に復元す
ると、短絡端子36の弾性接触片37に対する押圧力が
除去されることで弾性接触片37も復元変形し、対応す
る検知端子7aを挟んで受け板42に押し付ける。これ
により、両検知端子7aが短絡端子36を介して短絡さ
れ、主ハウジング3が正規に嵌合されたことが検知され
る。
【0028】以上説明したように本実施形態によれば、
雄ハウジング1に対して副ハウジング4と主ハウジング
3とが順次に嵌合されるため、低嵌合力で嵌合操作を行
うことができる。それに加え、主ハウジング3が嵌合さ
れる時点では、副ハウジング4はすでに正規に嵌合され
ており、あとは主ハウジング3の嵌合のみを検知すれ
ば、両ハウジング3,4の嵌合状態を一度に検知するこ
とができる。すなわち、短絡端子36を主ハウジング3
に設けるだけでよいから部品点数の低減が図れ、また検
知作業も一カ所だけで迅速に行えるから、コスト低減を
図ることができる。また主ハウジング3と副ハウジング
4とが仮係止状態に組み付け可能であるため、搬送する
場合や嵌合作業の際の取扱いにも優れる。
【0029】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。
【0030】(1)上記実施形態では、主ハウジングと
副ハウジングとが仮組み状態で一体的に嵌合できる形式
のコネクタを例示したが、本発明は、分割されたコネク
タハウジングを別個に順次に嵌合する形式のコネクタに
も同様に適用することができる。 (2)またコネクタハウジングを分割する数は、2以上
任意である。 (3)さらに本発明はPCB用コネクタ以外のコネクタ
にも同様に適用でき、上記実施形態とは逆に雄ハウジン
グ側が分割されていてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の分解斜視図である。
【図2】雌雄のハウジングの嵌合前の状態の断面図であ
る。
【図3】副ハウジングの嵌合開始時の断面図である。
【図4】副ハウジングが正規に嵌合された状態の断面図
である。
【図5】主ハウジングの嵌合途中の状態の断面図であ
る。
【図6】主ハウジングが正規に嵌合された状態の断面図
である。
【図7】嵌合検知部分の構造を示す一部切欠側面図であ
る。
【図8】その主ハウジングが半嵌合状態にある場合の一
部切欠側面図である。
【図9】その主ハウジングが正規に嵌合された状態の一
部切欠側面図である。
【符号の説明】
1…雄側のコネクタハウジング 2…雌側のコネクタハウジング 3…主ハウジング 4…副ハウジング 7…雄型端子金具 7a…検知端子 9…収容空間 12…雌型端子金具 18…係止突条 20…係止片 21…突部 23…突出片 24…撓み阻止部 25…撓み変形空間 27…ロックアーム 36…短絡端子

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれに端子金具群を装着した雌雄の
    コネクタハウジングを備え、何れか一方のコネクタハウ
    ジングが複数に分割されて、他方のコネクタハウジング
    における複数の収容部位に嵌合可能とされるコネクタに
    おいて、 先の分割ハウジングが正規に嵌合されて初めて後の分割
    ハウジングの嵌合を許容する嵌合許容手段が設けられる
    とともに、最終の分割ハウジングにその分割ハウジング
    が正規に嵌合されたか否かを検知する嵌合検知手段が設
    けられていることを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記分割された側のコネクタハウジング
    は、主ハウジング内に副ハウジングが相手側のコネクタ
    ハウジングとの嵌合方向に沿った移動可能に設けられ、
    かつその副ハウジングは嵌合方向の前方に先行した状態
    で仮係止可能となっており、前記嵌合許容手段は、副ハ
    ウジングが正規に嵌合されて初めて仮係止を解除して主
    ハウジングの嵌合を許容するように機能するとともに、
    その主ハウジングに前記嵌合検知手段が設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
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JP7389405B2 (ja) * 2019-12-10 2023-11-30 住友電装株式会社 コネクタ

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