JPH06191793A - 軽重量物の巻下げ制御方法 - Google Patents
軽重量物の巻下げ制御方法Info
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- JPH06191793A JPH06191793A JP17743293A JP17743293A JPH06191793A JP H06191793 A JPH06191793 A JP H06191793A JP 17743293 A JP17743293 A JP 17743293A JP 17743293 A JP17743293 A JP 17743293A JP H06191793 A JPH06191793 A JP H06191793A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 グラブ浚渫船等の作業船やクレーンのウイン
チにおいて、軽重量物を巻下げるときにディスクブレー
キをスリップさせながら使用することにより、吊荷をオ
ペレータの意図する速度に制御して降下させることがで
きる軽重量物の巻下げ制御方法を提供する。 【構成】 各種作業船やクレーンのウインチのブレーキ
装置として、ウインチの所定個所に固着されたブレーキ
ディスク10とパワーユニット1から得られる作動液に
よって上記ブレーキディスク10を押圧して制動力を供
与するキャリパ5a,5bとからなるディスクブレーキ
装置を採用し、該パワーユニット1から供給される作動
液の液圧をコントロールしてディスクブレーキ10をス
リップさせながら使用することにより、吊荷を所望の速
度で巻下げる軽重量物の巻下げ制御方法の構成とした。
チにおいて、軽重量物を巻下げるときにディスクブレー
キをスリップさせながら使用することにより、吊荷をオ
ペレータの意図する速度に制御して降下させることがで
きる軽重量物の巻下げ制御方法を提供する。 【構成】 各種作業船やクレーンのウインチのブレーキ
装置として、ウインチの所定個所に固着されたブレーキ
ディスク10とパワーユニット1から得られる作動液に
よって上記ブレーキディスク10を押圧して制動力を供
与するキャリパ5a,5bとからなるディスクブレーキ
装置を採用し、該パワーユニット1から供給される作動
液の液圧をコントロールしてディスクブレーキ10をス
リップさせながら使用することにより、吊荷を所望の速
度で巻下げる軽重量物の巻下げ制御方法の構成とした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はグラブ浚渫船等の作業船
やクレーンのウインチにおいて、軽重量物を巻下げると
きにディスクブレーキをスリップさせながら使用するこ
とにより、吊荷をオペレータの意図する速度に制御して
降下させることができる軽重量物の巻下げ制御方法に関
するものである。
やクレーンのウインチにおいて、軽重量物を巻下げると
きにディスクブレーキをスリップさせながら使用するこ
とにより、吊荷をオペレータの意図する速度に制御して
降下させることができる軽重量物の巻下げ制御方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にグラブ浚渫船は、ウインチの鋼索
で吊支したグラブバケットを巻下げる場合には、ウイン
チの動力系に設けられたトルクコンバーターを使用して
降下させており、巻下げ停止状態を維持するブレーキ装
置としてはバンドブレーキが使用されている。
で吊支したグラブバケットを巻下げる場合には、ウイン
チの動力系に設けられたトルクコンバーターを使用して
降下させており、巻下げ停止状態を維持するブレーキ装
置としてはバンドブレーキが使用されている。
【0003】一方砕岩作業においては、同様にウインチ
の鋼索で砕岩棒を吊り上げ、これを海底に自由落下させ
る際の落下エネルギーを利用して岩盤を破砕するように
している。従って砕岩棒が海底に衝突する瞬間を見越し
て、ウインチの巻胴を急速に制動し、巻胴の慣性力によ
る巻胴の過大な遊転を防止し、再び巻上げを開始しなけ
ればならない。そこで、ブレーキ装置としてはディスク
ブレーキを使用することが知られている。
の鋼索で砕岩棒を吊り上げ、これを海底に自由落下させ
る際の落下エネルギーを利用して岩盤を破砕するように
している。従って砕岩棒が海底に衝突する瞬間を見越し
て、ウインチの巻胴を急速に制動し、巻胴の慣性力によ
る巻胴の過大な遊転を防止し、再び巻上げを開始しなけ
ればならない。そこで、ブレーキ装置としてはディスク
ブレーキを使用することが知られている。
【0004】上記のようにグラブバケットやその他の吊
荷の降下を停止させる目的のウインチのブレーキとして
のバンドブレーキと、砕岩棒を吊支したウインチの巻胴
を急速に停止させるブレーキとしてのディスクブレーキ
とを、それぞれ使い分ける手段が知られている。
荷の降下を停止させる目的のウインチのブレーキとして
のバンドブレーキと、砕岩棒を吊支したウインチの巻胴
を急速に停止させるブレーキとしてのディスクブレーキ
とを、それぞれ使い分ける手段が知られている。
【0005】他方において、浚渫船等の作業船が実施す
る作業の中には、上記のグラブバケットの降下停止や、
砕岩棒の自由落下の際の巻胴の慣性を急速に停止させる
ような降下速度を厳密に制御する必要のない作業の他
に、吊荷の降下速度を精確に制御して巻下げる作業,例
えば荷物の積み下しとか、消波用のブロックを適宜組合
せながら海底に設置する等の作業がある。このような降
下速度を制御しつつ巻下げ作業を行うにはパワーユニッ
トから得られる動力をトルクコンバータを介してウイン
チドラムに伝達する構成が採用されている。即ちトルク
コンバータに付属するスリッピングクラッチの作動を制
御することにより、上記巻下げ作業に用いるウインチの
巻下げ速度を適度に調整して作業をしている。
る作業の中には、上記のグラブバケットの降下停止や、
砕岩棒の自由落下の際の巻胴の慣性を急速に停止させる
ような降下速度を厳密に制御する必要のない作業の他
に、吊荷の降下速度を精確に制御して巻下げる作業,例
えば荷物の積み下しとか、消波用のブロックを適宜組合
せながら海底に設置する等の作業がある。このような降
下速度を制御しつつ巻下げ作業を行うにはパワーユニッ
トから得られる動力をトルクコンバータを介してウイン
チドラムに伝達する構成が採用されている。即ちトルク
コンバータに付属するスリッピングクラッチの作動を制
御することにより、上記巻下げ作業に用いるウインチの
巻下げ速度を適度に調整して作業をしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のウインチの巻下げ制御方法、特にトルクコン
バータを介してウインチドラムを駆動しながら吊荷を巻
下げる方法にあっては、吊荷が軽重量の場合には操作時
のレスポンスが鈍い上、オペレータの望む巻下げ速度を
得ることが困難であるという課題がある。
うな従来のウインチの巻下げ制御方法、特にトルクコン
バータを介してウインチドラムを駆動しながら吊荷を巻
下げる方法にあっては、吊荷が軽重量の場合には操作時
のレスポンスが鈍い上、オペレータの望む巻下げ速度を
得ることが困難であるという課題がある。
【0007】即ち、上記トルクコンバータに付属するス
リッピングクラッチは、グラブ浚渫船並びにクレーンの
最大能力をベースとして設計されており、そのため軽重
量物の吊荷を巻下げる場合には、同クラッチの最も応答
性の良いゾーンを外れていることが多く、従って前記し
たように操作時のレスポンスが鈍くなる上、トルクコン
バータの持つ特有の連れ廻りトルクの発生とか、動力伝
達機構の慣性力等によって応答遅れが生じてしまうとい
う問題点がある。
リッピングクラッチは、グラブ浚渫船並びにクレーンの
最大能力をベースとして設計されており、そのため軽重
量物の吊荷を巻下げる場合には、同クラッチの最も応答
性の良いゾーンを外れていることが多く、従って前記し
たように操作時のレスポンスが鈍くなる上、トルクコン
バータの持つ特有の連れ廻りトルクの発生とか、動力伝
達機構の慣性力等によって応答遅れが生じてしまうとい
う問題点がある。
【0008】一方通常のウインチドラムに装備されてい
るバンドブレーキは強力な制動力を持っているので、オ
ンオフ制御には適しているが、軽重量の吊荷を自由落下
状態としてバンドブレーキで滑らせながら吊荷の降下速
度をコントロールするスリップ制御特性はトルクコンバ
ータ方式に比して劣っており、しかもバンドブレーキに
よる作動方式の多くは、安全性の観点から動力源が喪失
した時に自動的にばねの力でバンドブレーキが制動状態
になるように設計されているため、微妙な制動制御を実
施することができないという難点を有している。そのた
め他の伝達方式のクレーンに比してトルクコンバータ方
式及びバンドブレーキ併用型のグラブ浚渫船並びにクレ
ーンは、軽重量の吊荷のハンドリング作業に不適当であ
るという評価がなされているのが実情である。
るバンドブレーキは強力な制動力を持っているので、オ
ンオフ制御には適しているが、軽重量の吊荷を自由落下
状態としてバンドブレーキで滑らせながら吊荷の降下速
度をコントロールするスリップ制御特性はトルクコンバ
ータ方式に比して劣っており、しかもバンドブレーキに
よる作動方式の多くは、安全性の観点から動力源が喪失
した時に自動的にばねの力でバンドブレーキが制動状態
になるように設計されているため、微妙な制動制御を実
施することができないという難点を有している。そのた
め他の伝達方式のクレーンに比してトルクコンバータ方
式及びバンドブレーキ併用型のグラブ浚渫船並びにクレ
ーンは、軽重量の吊荷のハンドリング作業に不適当であ
るという評価がなされているのが実情である。
【0009】そこで本発明はこのような従来のウインチ
の巻下げ制御方法が有している課題を解消して、操作時
のレスポンスを高めることができる上、オペレータの望
む巻下げ速度を得ることができる制御方法を提供するこ
とを目的とするものである。
の巻下げ制御方法が有している課題を解消して、操作時
のレスポンスを高めることができる上、オペレータの望
む巻下げ速度を得ることができる制御方法を提供するこ
とを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、各種作業船やクレーンのウインチのブレー
キ装置として、ウインチの所定個所に固着されたブレー
キディスクとパワーユニットから得られる作動液によっ
て上記ブレーキディスクを押圧して制動力を供与するキ
ャリパとからなるディスクブレーキ装置を採用し、該パ
ワーユニットから供給される作動液の液圧をコントロー
ルしてディスクブレーキをスリップさせながら使用する
ことにより、吊荷を所望の速度で巻下げることを特徴と
する軽重量物の巻下げ制御方法を提供する。
するために、各種作業船やクレーンのウインチのブレー
キ装置として、ウインチの所定個所に固着されたブレー
キディスクとパワーユニットから得られる作動液によっ
て上記ブレーキディスクを押圧して制動力を供与するキ
ャリパとからなるディスクブレーキ装置を採用し、該パ
ワーユニットから供給される作動液の液圧をコントロー
ルしてディスクブレーキをスリップさせながら使用する
ことにより、吊荷を所望の速度で巻下げることを特徴と
する軽重量物の巻下げ制御方法を提供する。
【0011】
【作用】このような軽重量物の巻下げ制御方法によれ
ば、軽重量物を巻下げる際には、パワーユニットから得
られる作動液の液圧を適当な大きさにコントロールする
ことによりキャリパに加えられる作動液の液圧を細かく
変化させてディスクブレーキをスリップさせながら使用
することにより、吊荷を所望の速度で巻下げることがで
きる。そのため、ブレーキ操作時のレスポンスが速くな
り、かつ、加えられる液圧の大きさに比例した制動力が
得られるので、微妙な制動力を実現してオペレータの操
作感覚とマッチさせることが可能となる。
ば、軽重量物を巻下げる際には、パワーユニットから得
られる作動液の液圧を適当な大きさにコントロールする
ことによりキャリパに加えられる作動液の液圧を細かく
変化させてディスクブレーキをスリップさせながら使用
することにより、吊荷を所望の速度で巻下げることがで
きる。そのため、ブレーキ操作時のレスポンスが速くな
り、かつ、加えられる液圧の大きさに比例した制動力が
得られるので、微妙な制動力を実現してオペレータの操
作感覚とマッチさせることが可能となる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明にかかる軽重量
物の巻下げ制御方法の一実施例を詳述する。図1は本発
明の基本的構成を示す概要図であり、図中の1は所定の
液圧を発生するパワーユニットであって、このパワーユ
ニット1から取り出された液路2が制御弁3に接続され
ており、更に該制御弁3から取り出された液路4が2個
のディスクブレーキ用のキャリパ5a,5bに接続され
ている。尚、10は上記キャリパ5a,5bにより作動
制御されるディスクブレーキ付ウインチであって、その
具体的な構成は図2を用いて後述する。
物の巻下げ制御方法の一実施例を詳述する。図1は本発
明の基本的構成を示す概要図であり、図中の1は所定の
液圧を発生するパワーユニットであって、このパワーユ
ニット1から取り出された液路2が制御弁3に接続され
ており、更に該制御弁3から取り出された液路4が2個
のディスクブレーキ用のキャリパ5a,5bに接続され
ている。尚、10は上記キャリパ5a,5bにより作動
制御されるディスクブレーキ付ウインチであって、その
具体的な構成は図2を用いて後述する。
【0013】6は制御弁3の開度をコントロールする制
御アンプであり、この制御アンプ6にはロープ速度計
7,操作レバー8もしくは操作ペタル9から得られる信
号が入力されている。更にディスクブレーキ付ウインチ
10には、該ウインチの回転速度を検出するための速度
検出センサー20が配備されており、この速度検出セン
サー20から得られる信号が前記ロープ速度計7の演算
部に入力され、ロープ速度に換算され、前記制御アンプ
6に入力される。
御アンプであり、この制御アンプ6にはロープ速度計
7,操作レバー8もしくは操作ペタル9から得られる信
号が入力されている。更にディスクブレーキ付ウインチ
10には、該ウインチの回転速度を検出するための速度
検出センサー20が配備されており、この速度検出セン
サー20から得られる信号が前記ロープ速度計7の演算
部に入力され、ロープ速度に換算され、前記制御アンプ
6に入力される。
【0014】図2はディスクブレーキ付ウインチ10の
詳細を示しており、図中11,11は一対の機枠であっ
て、この機枠11,11は旋回台床面に固着されてい
る。12は主軸であり、この主軸12は一対の機枠1
1,11間に図外の原動機によって常時回転駆動可能に
軸支されている。13は巻胴であって、この巻胴13は
前記主軸12に対して回転自在に装着されており、か
つ、巻胴13の周囲には図示しない鋼索が捲回されてい
る。この巻胴13の外周中央部にはつば13a(仕切
板)が突設されていて、該つば13aによって巻胴13
が2分割されている。即ち、1個の巻胴13にて2本の
鋼索を捲回して、この2本の鋼索を同時に巻上げ,巻下
げを行なうことができるように設定されている。
詳細を示しており、図中11,11は一対の機枠であっ
て、この機枠11,11は旋回台床面に固着されてい
る。12は主軸であり、この主軸12は一対の機枠1
1,11間に図外の原動機によって常時回転駆動可能に
軸支されている。13は巻胴であって、この巻胴13は
前記主軸12に対して回転自在に装着されており、か
つ、巻胴13の周囲には図示しない鋼索が捲回されてい
る。この巻胴13の外周中央部にはつば13a(仕切
板)が突設されていて、該つば13aによって巻胴13
が2分割されている。即ち、1個の巻胴13にて2本の
鋼索を捲回して、この2本の鋼索を同時に巻上げ,巻下
げを行なうことができるように設定されている。
【0015】14,14はクラッチドラムであって、該
クラッチドラム14,14は巻胴13の両側に位置する
ドラムフランジ15,15の外端面に各々固着されてい
る。16,16はバンドクラッチであり、該バンドクラ
ッチ16,16は前記主軸12に固着されており、従っ
てウインチの原動機に連動して主軸12とともに常時回
転駆動される。このバンドクラッチ16,16は、前記
2個のクラッチドラム14,14の内周面に各々断接可
能となっている。
クラッチドラム14,14は巻胴13の両側に位置する
ドラムフランジ15,15の外端面に各々固着されてい
る。16,16はバンドクラッチであり、該バンドクラ
ッチ16,16は前記主軸12に固着されており、従っ
てウインチの原動機に連動して主軸12とともに常時回
転駆動される。このバンドクラッチ16,16は、前記
2個のクラッチドラム14,14の内周面に各々断接可
能となっている。
【0016】17,17はバンドブレーキのブレーキド
ラムであって、このブレーキドラム17,17は通常の
ブレーキとして左右のクラッチドラム14,14の各々
の外周面に半径方向に間隙を有して一体に構成されてい
る。18,18はバンドブレーキのブレーキ帯であり、
該ブレーキ帯18,18は左右のブレーキドラム17,
17の各々の外周面に一定の間隙を有して装備されてお
り、このブレーキドラム17,17を緊締することが可
能となっている。19,19は環状のブレーキディスク
であり、このブレーキディスク19,19は、左右のブ
レーキドラム17,17の外端面にそれぞれ固着されて
いる。
ラムであって、このブレーキドラム17,17は通常の
ブレーキとして左右のクラッチドラム14,14の各々
の外周面に半径方向に間隙を有して一体に構成されてい
る。18,18はバンドブレーキのブレーキ帯であり、
該ブレーキ帯18,18は左右のブレーキドラム17,
17の各々の外周面に一定の間隙を有して装備されてお
り、このブレーキドラム17,17を緊締することが可
能となっている。19,19は環状のブレーキディスク
であり、このブレーキディスク19,19は、左右のブ
レーキドラム17,17の外端面にそれぞれ固着されて
いる。
【0017】5a,5bは前記したようにディスクブレ
ーキ用のキャリパであって、該キャリパ5a,5bは、
機枠11に固着された取付台座21,21にその基台2
2,22が固着され、図外の液圧源から得られる作動液
を受けて、左右2個のブレーキディスク19,19に制
動力を供与する。
ーキ用のキャリパであって、該キャリパ5a,5bは、
機枠11に固着された取付台座21,21にその基台2
2,22が固着され、図外の液圧源から得られる作動液
を受けて、左右2個のブレーキディスク19,19に制
動力を供与する。
【0018】次に図3に基づいて、上記キャリパ5a,
5bの具体的な構成を説明する。23,23はパッドバ
ッキングプレート、24,24は液圧ピストンであっ
て、上記パッドバッキングプレート23,23は液圧ピ
ストン24,24の内側に配設されている。25,25
は摩擦材であり、この摩擦材25,25はパッドバッキ
ングプレート23,23の内側で、かつ、ブレーキディ
スク19と一定の間隙を有して配設されている。
5bの具体的な構成を説明する。23,23はパッドバ
ッキングプレート、24,24は液圧ピストンであっ
て、上記パッドバッキングプレート23,23は液圧ピ
ストン24,24の内側に配設されている。25,25
は摩擦材であり、この摩擦材25,25はパッドバッキ
ングプレート23,23の内側で、かつ、ブレーキディ
スク19と一定の間隙を有して配設されている。
【0019】上記の油圧ピストン24,24は上下方向
にスライド可能であり、前記パッドバッキングプレート
23,23、摩擦材25,25を一体としてブレーキデ
ィスク19の軸と平行に押圧動作し、摩擦材25,25
をブレーキディスク19に圧着させて制動する。26,
26はシリンダであり、このシリンダ26,26に前記
液圧ピストン24,24がスライド自在に嵌装されてい
る。27,27はスプリングであり、該スプリング2
7,27は液圧ピストン24,24とシリンダ26,2
6との間に介装されている。28,28は液圧配管であ
って、この液圧配管28,28は前記シリンダ26,2
6内に図外の液圧源から得られる圧油を供給するもので
ある。
にスライド可能であり、前記パッドバッキングプレート
23,23、摩擦材25,25を一体としてブレーキデ
ィスク19の軸と平行に押圧動作し、摩擦材25,25
をブレーキディスク19に圧着させて制動する。26,
26はシリンダであり、このシリンダ26,26に前記
液圧ピストン24,24がスライド自在に嵌装されてい
る。27,27はスプリングであり、該スプリング2
7,27は液圧ピストン24,24とシリンダ26,2
6との間に介装されている。28,28は液圧配管であ
って、この液圧配管28,28は前記シリンダ26,2
6内に図外の液圧源から得られる圧油を供給するもので
ある。
【0020】かかる構成で成る本実施例の作用を以下に
説明する。先ず基本的な動作として、図2の巻胴13に
捲回された図外の鋼索に固定されたグラブバケット等を
降下させるにはトルクコンバータに付属するスリッピン
グクラッチを使って動力降下させる。また砕岩棒の場合
には、バンドクラッチ16,16とクラッチドラム1
4,14を開放することにより、巻胴13が空転して砕
岩棒が海底に向けて自由落下させる。
説明する。先ず基本的な動作として、図2の巻胴13に
捲回された図外の鋼索に固定されたグラブバケット等を
降下させるにはトルクコンバータに付属するスリッピン
グクラッチを使って動力降下させる。また砕岩棒の場合
には、バンドクラッチ16,16とクラッチドラム1
4,14を開放することにより、巻胴13が空転して砕
岩棒が海底に向けて自由落下させる。
【0021】次に巻胴13の制動を行なうには、バンド
ブレーキを使う場合には、ブレーキドラム17,17の
各々の外周面に一定の間隙を有して装備されているバン
ドブレーキのブレーキ帯18,18によって左右のブレ
ーキドラム17,17を緊締することにより行う。また
ディスクブレーキを使う場合にはブレーキキャリパ5
a,5bにパワーユニット1から得られる作動液を油圧
配管28,28を介して導入すると、この作動液の液圧
に応じて液圧ピストン24,24がパッドバッキングプ
レート23,23、摩擦材25,25を一体としてブレ
ーキディスク19の軸と平行に押圧動作して該パッドバ
ッキングプレート23,23に固着された摩擦材25,
25がブレーキディスク19に圧着されて、巻胴13が
制動される。
ブレーキを使う場合には、ブレーキドラム17,17の
各々の外周面に一定の間隙を有して装備されているバン
ドブレーキのブレーキ帯18,18によって左右のブレ
ーキドラム17,17を緊締することにより行う。また
ディスクブレーキを使う場合にはブレーキキャリパ5
a,5bにパワーユニット1から得られる作動液を油圧
配管28,28を介して導入すると、この作動液の液圧
に応じて液圧ピストン24,24がパッドバッキングプ
レート23,23、摩擦材25,25を一体としてブレ
ーキディスク19の軸と平行に押圧動作して該パッドバ
ッキングプレート23,23に固着された摩擦材25,
25がブレーキディスク19に圧着されて、巻胴13が
制動される。
【0022】砕岩棒等を巻上げるには、バンドブレーキ
を使用して制動している場合には、ブレーキ帯18,1
8による左右のブレーキドラム17,17の緊締を解除
するとともに、クラッチドラム14,14の内周面にバ
ンドクラッチ16,16を連結し、図外の原動機によっ
て主軸12を回転駆動することにより行う。またディス
クブレーキを使用して制動している場合にはブレーキキ
ャリパ5a,5bから作動液を排出することによって、
液圧ピストン24,24が後退し、ブレーキディスク1
9,19の圧着を解除するとともにクラッチドラム1
4,14の内周面にバンドクラッチ16,16を連結
し、図外の原動機によって主軸12を回転駆動すること
により行う。即ち、主軸12の回転により巻胴13に鋼
索が巻き取られて砕岩棒等が巻き上げられる。
を使用して制動している場合には、ブレーキ帯18,1
8による左右のブレーキドラム17,17の緊締を解除
するとともに、クラッチドラム14,14の内周面にバ
ンドクラッチ16,16を連結し、図外の原動機によっ
て主軸12を回転駆動することにより行う。またディス
クブレーキを使用して制動している場合にはブレーキキ
ャリパ5a,5bから作動液を排出することによって、
液圧ピストン24,24が後退し、ブレーキディスク1
9,19の圧着を解除するとともにクラッチドラム1
4,14の内周面にバンドクラッチ16,16を連結
し、図外の原動機によって主軸12を回転駆動すること
により行う。即ち、主軸12の回転により巻胴13に鋼
索が巻き取られて砕岩棒等が巻き上げられる。
【0023】次に本発明の特徴であるトルクコンバータ
の動力伝達機構を使わず、吊荷を自由落下状態としてデ
ィスクブレーキを使用してブレーキディスクの制動面を
スリップさせながら任意の速度に降下速度を制御しつつ
軽重量物を巻下げる際の作用に関して説明する。
の動力伝達機構を使わず、吊荷を自由落下状態としてデ
ィスクブレーキを使用してブレーキディスクの制動面を
スリップさせながら任意の速度に降下速度を制御しつつ
軽重量物を巻下げる際の作用に関して説明する。
【0024】即ち、上記したように図1のパワーユニッ
ト1から得られる所定液圧を持つ作動液が液路2を経由
して制御弁3に入力される。この時、オペレータが操作
する操作レバー8もしくは操作ペタル9から得られる信
号が制御アンプ6に入力され、この制御アンプ6からの
出力信号によって制御弁3の開度がコントロールされ
る。
ト1から得られる所定液圧を持つ作動液が液路2を経由
して制御弁3に入力される。この時、オペレータが操作
する操作レバー8もしくは操作ペタル9から得られる信
号が制御アンプ6に入力され、この制御アンプ6からの
出力信号によって制御弁3の開度がコントロールされ
る。
【0025】従って制御アンプに予めオペレータの操作
感覚とディスクブレーキのスリップ特性とをマッチさせ
るデータをプログラミングしておくことによって、制御
弁3によってパワーユニット1からキャリパ5a,5b
に供給される作動液の液圧を適当な大きさに調整するこ
とができる。上記の制御アンプ6の信号に基づいて制御
弁3の開閉状態を密にコントロールすることによって、
キャリパ5a,5bに加えられる作動液の液圧を細かく
変化させることが可能となる。
感覚とディスクブレーキのスリップ特性とをマッチさせ
るデータをプログラミングしておくことによって、制御
弁3によってパワーユニット1からキャリパ5a,5b
に供給される作動液の液圧を適当な大きさに調整するこ
とができる。上記の制御アンプ6の信号に基づいて制御
弁3の開閉状態を密にコントロールすることによって、
キャリパ5a,5bに加えられる作動液の液圧を細かく
変化させることが可能となる。
【0026】通常ディスクブレーキの場合には、バンド
ブレーキと異なってキャリパ5a,5bは少量の液圧の
変化に伴って敏感に反応するので、操作時のレスポンス
が速くなり、かつ、加えられる液圧の大きさに比例した
制動力が得られるので、この液圧を細かく変化させるこ
とによって微妙な制動力を実現することが可能となり、
オペレータの操作感覚とマッチさせることができる。
ブレーキと異なってキャリパ5a,5bは少量の液圧の
変化に伴って敏感に反応するので、操作時のレスポンス
が速くなり、かつ、加えられる液圧の大きさに比例した
制動力が得られるので、この液圧を細かく変化させるこ
とによって微妙な制動力を実現することが可能となり、
オペレータの操作感覚とマッチさせることができる。
【0027】実際の作業において、例えばテトラポッド
を海中に浸漬させ所定の位置に精確に据え付ける場合等
吊荷が視認できない場合や荒天の中で船の動揺に合わせ
て素早く軽重量物を巻降ろす場合等においては、ある程
度の高さまではトルクコンバータのブレーキ効果を利用
して吊荷を降ろし、機敏な操作が必要な最後の段階でデ
ィスクブレーキを用いて着底させるようにすればより実
用的である。また、構造上トルクコンバータのブレーキ
効果では出せない巻下げ速度が欲しい軽重量物の巻下げ
作業の場合、自由落下状態の吊荷をディスクブレーキを
使用して降下速度を精確に制御しながら巻下げる方がよ
り高い作業効率を得ることができる。
を海中に浸漬させ所定の位置に精確に据え付ける場合等
吊荷が視認できない場合や荒天の中で船の動揺に合わせ
て素早く軽重量物を巻降ろす場合等においては、ある程
度の高さまではトルクコンバータのブレーキ効果を利用
して吊荷を降ろし、機敏な操作が必要な最後の段階でデ
ィスクブレーキを用いて着底させるようにすればより実
用的である。また、構造上トルクコンバータのブレーキ
効果では出せない巻下げ速度が欲しい軽重量物の巻下げ
作業の場合、自由落下状態の吊荷をディスクブレーキを
使用して降下速度を精確に制御しながら巻下げる方がよ
り高い作業効率を得ることができる。
【0028】更に本発明の場合には、トルクコンバータ
のブレーキ効果を使用しない自由落下による制御方法で
あるため、上記制御アンプ6に、ウインチの巻胴の回転
速度を検出する速度検出センサー20からの信号を演算
してロープ速度に換算して表示するロープ速度計7から
得られる信号を入力したことにより、精確な吊荷の降下
速度が確認できて、ディスクブレーキの制御精度が高め
られるという作用がもたらされる。
のブレーキ効果を使用しない自由落下による制御方法で
あるため、上記制御アンプ6に、ウインチの巻胴の回転
速度を検出する速度検出センサー20からの信号を演算
してロープ速度に換算して表示するロープ速度計7から
得られる信号を入力したことにより、精確な吊荷の降下
速度が確認できて、ディスクブレーキの制御精度が高め
られるという作用がもたらされる。
【0029】尚、本発明の場合には、ブレーキディスク
が2枚設けられているので、従来のブレーキディスク1
枚に比して同一の制動力を得るための摩擦力が1/2と
なり、1枚当りのブレーキディスク19にかかる負荷が
半分になるとともに該ブレーキディスク19の発熱量を
小さく抑えることができる。そのため、摩擦に起因する
ブレーキディスク19及び摩擦材25,25の摩耗速度
が小さくなり、装置の長寿命化が図れるという利点があ
る。
が2枚設けられているので、従来のブレーキディスク1
枚に比して同一の制動力を得るための摩擦力が1/2と
なり、1枚当りのブレーキディスク19にかかる負荷が
半分になるとともに該ブレーキディスク19の発熱量を
小さく抑えることができる。そのため、摩擦に起因する
ブレーキディスク19及び摩擦材25,25の摩耗速度
が小さくなり、装置の長寿命化が図れるという利点があ
る。
【0030】
【発明の効果】以上詳細に説明した如く、本発明にかか
る軽重量物の巻下げ制御方法によれば、降下速度を制御
しつつ軽重量物を巻下げる際には、オペレータが操作す
る操作レバーもしくは操作ペタルから得られる信号を制
御アンプに入力することによって、この制御アンプから
の出力信号により制御弁の開度がコントロールされ、こ
の制御アンプに予めオペレータの操作感覚とディスクブ
レーキのスリップ特性とをマッチさせるデータをプログ
ラミングしておくことによって、パワーユニットからキ
ャリパに供給される作動液の液圧を適当な大きさに調整
することができるとともに該キャリパに加えられる作動
液の液圧を細かく変化させることが可能となる。
る軽重量物の巻下げ制御方法によれば、降下速度を制御
しつつ軽重量物を巻下げる際には、オペレータが操作す
る操作レバーもしくは操作ペタルから得られる信号を制
御アンプに入力することによって、この制御アンプから
の出力信号により制御弁の開度がコントロールされ、こ
の制御アンプに予めオペレータの操作感覚とディスクブ
レーキのスリップ特性とをマッチさせるデータをプログ
ラミングしておくことによって、パワーユニットからキ
ャリパに供給される作動液の液圧を適当な大きさに調整
することができるとともに該キャリパに加えられる作動
液の液圧を細かく変化させることが可能となる。
【0031】従ってトルクコンバータの動力伝達機構を
使わず、吊荷を自由落下状態としてディスクブレーキを
使用してブレーキディスクの制動面をスリップさせなが
ら任意の速度に降下速度を制御しつつ軽重量物を巻下げ
ることができる。よって、ブレーキ操作時のレスポンス
が速くなるとともに液圧の大きさに比例した制動力が得
られる上、トルクコンバータの持つ特有の連れ廻りトル
クとか動力伝達機構の慣性力等に起因する応答遅れが発
生せず、微妙な制動力を実現することができて、オペレ
ータの操作感覚とマッチさせることが可能となる。
使わず、吊荷を自由落下状態としてディスクブレーキを
使用してブレーキディスクの制動面をスリップさせなが
ら任意の速度に降下速度を制御しつつ軽重量物を巻下げ
ることができる。よって、ブレーキ操作時のレスポンス
が速くなるとともに液圧の大きさに比例した制動力が得
られる上、トルクコンバータの持つ特有の連れ廻りトル
クとか動力伝達機構の慣性力等に起因する応答遅れが発
生せず、微妙な制動力を実現することができて、オペレ
ータの操作感覚とマッチさせることが可能となる。
【0032】更に上記制御アンプに、ウインチの巻胴の
回転速度を検出する速度検出センサーからの信号を演算
してロープ速度に換算して表示するロープ速度計から得
られる信号を入力すれば、精確な吊荷の降下速度が確認
できて、ディスクブレーキの制御精度が高められるとい
う効果がある。
回転速度を検出する速度検出センサーからの信号を演算
してロープ速度に換算して表示するロープ速度計から得
られる信号を入力すれば、精確な吊荷の降下速度が確認
できて、ディスクブレーキの制御精度が高められるとい
う効果がある。
【0033】更にブレーキドラムに2枚のブレーキディ
スクを設けたことによって、従来のブレーキディスク1
枚に比して同一の制動力を得るための摩擦力が1/2と
なり、1枚当りのブレーキディスクにかかる負荷が半分
になるとともに発熱量を小さく抑えることができて、摩
擦に起因するブレーキディスクの摩耗速度が小さくな
り、装置の長寿命化が図れるという効果が得られる。
スクを設けたことによって、従来のブレーキディスク1
枚に比して同一の制動力を得るための摩擦力が1/2と
なり、1枚当りのブレーキディスクにかかる負荷が半分
になるとともに発熱量を小さく抑えることができて、摩
擦に起因するブレーキディスクの摩耗速度が小さくな
り、装置の長寿命化が図れるという効果が得られる。
【図1】本発明にかかる軽重量物の巻下げ制御方法を示
す概要図。
す概要図。
【図2】ディスクブレーキ付ウインチの詳細を示す要部
断面図。
断面図。
【図3】ディスクブレーキ用キャリパの具体的な構成を
示す要部断面図。
示す要部断面図。
1…パワーユニット 3…制御弁 5a,5b…キャリパ 6…制御アンプ 7…ロープ速度計 8…操作レバー 9…操作ペタル 10…ディスクブレーキ付ウインチ 11…機枠 12…主軸 13…巻胴 14…クラッチドラム 15…ドラムフランジ 16…バンドクラッチ 17…ブレーキドラム 18…ブレーキ帯 19…ブレーキディスク 20…速度検出センサー 23…パッドバッキングプレート 24…液圧ピストン 25…摩擦材 26…シリンダ 28…油圧配管
Claims (1)
- 【請求項1】 各種作業船やクレーンのウインチのブレ
ーキ装置として、ウインチの所定個所に固着されたブレ
ーキディスクとパワーユニットから得られる作動液によ
って上記ブレーキディスクを押圧して制動力を供与する
キャリパとからなるディスクブレーキ装置を採用し、該
パワーユニットから供給される作動液の液圧をコントロ
ールしてディスクブレーキをスリップさせながら使用す
ることにより、吊荷を所望の速度で巻下げることを特徴
とする軽重量物の巻下げ制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5177432A JP2740934B2 (ja) | 1993-06-23 | 1993-06-23 | 軽重量物の巻下げ制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5177432A JP2740934B2 (ja) | 1993-06-23 | 1993-06-23 | 軽重量物の巻下げ制御方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2134822A Division JPH0676188B2 (ja) | 1990-05-24 | 1990-05-24 | 軽重量物の巻下げ制御方法及びそのディスクブレーキ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06191793A true JPH06191793A (ja) | 1994-07-12 |
JP2740934B2 JP2740934B2 (ja) | 1998-04-15 |
Family
ID=16030845
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5177432A Expired - Lifetime JP2740934B2 (ja) | 1993-06-23 | 1993-06-23 | 軽重量物の巻下げ制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2740934B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115215237A (zh) * | 2022-09-19 | 2022-10-21 | 浙江省北大信息技术高等研究院 | 一种用于变幅的塔机智能小车及智能塔吊 |
CN115215242A (zh) * | 2022-09-19 | 2022-10-21 | 杭州未名信科科技有限公司 | 一种智能塔吊的卷扬梯度刹车动力系统及智能塔吊 |
CN115231460A (zh) * | 2022-09-19 | 2022-10-25 | 杭州未名信科科技有限公司 | 一种智能塔机的卷扬无级减速动力系统及智能塔机 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61295995A (ja) * | 1985-06-25 | 1986-12-26 | 新潟コンバ−タ−株式会社 | クレ−ンの回転ドラム駆動装置及び制御方法 |
JPH01209299A (ja) * | 1988-02-16 | 1989-08-23 | Nippon Cable Kk | 捲上機用制動機の油圧装置 |
JPH026079U (ja) * | 1988-06-27 | 1990-01-16 |
-
1993
- 1993-06-23 JP JP5177432A patent/JP2740934B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61295995A (ja) * | 1985-06-25 | 1986-12-26 | 新潟コンバ−タ−株式会社 | クレ−ンの回転ドラム駆動装置及び制御方法 |
JPH01209299A (ja) * | 1988-02-16 | 1989-08-23 | Nippon Cable Kk | 捲上機用制動機の油圧装置 |
JPH026079U (ja) * | 1988-06-27 | 1990-01-16 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115215237A (zh) * | 2022-09-19 | 2022-10-21 | 浙江省北大信息技术高等研究院 | 一种用于变幅的塔机智能小车及智能塔吊 |
CN115215242A (zh) * | 2022-09-19 | 2022-10-21 | 杭州未名信科科技有限公司 | 一种智能塔吊的卷扬梯度刹车动力系统及智能塔吊 |
CN115231460A (zh) * | 2022-09-19 | 2022-10-25 | 杭州未名信科科技有限公司 | 一种智能塔机的卷扬无级减速动力系统及智能塔机 |
CN115231460B (zh) * | 2022-09-19 | 2023-01-17 | 杭州未名信科科技有限公司 | 一种智能塔机的卷扬无级减速动力系统及智能塔机 |
CN115215237B (zh) * | 2022-09-19 | 2023-03-07 | 浙江省北大信息技术高等研究院 | 一种用于变幅的塔机智能小车及智能塔吊 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2740934B2 (ja) | 1998-04-15 |
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