JPH06189022A - 電話機能付きファクシミリ装置 - Google Patents
電話機能付きファクシミリ装置Info
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- JPH06189022A JPH06189022A JP4340018A JP34001892A JPH06189022A JP H06189022 A JPH06189022 A JP H06189022A JP 4340018 A JP4340018 A JP 4340018A JP 34001892 A JP34001892 A JP 34001892A JP H06189022 A JPH06189022 A JP H06189022A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 在宅モードに設定している場合、所定時間内
に受話器が取られなくても、その後の状況判断により電
話モードかファクシミリモードに切り換わる電話機能付
きファクシミリ装置を提供する。 【構成】 制御手段3がCNG信号検出回路5を通じて
4秒間CNG信号の検出を行い、CNG信号を検出すれ
ばファクシミリモードに切り換え、検出しなければ呼び
出し音を3〜6回発し、その間に受話器が取られると電
話モードに切り換え、受話器が取られなければ留守番電
話モードに切り換え、音声信号検出回路11を通じて4
秒間音声信号の有無を検出し、音声信号を検出すれば留
守番電話モードを維持し、検出しなければファクシミリ
モードに切り換える。更に、一旦留守番電話モードで終
了すると在宅/留守のモード設定を留守モードに設定変
更する。
に受話器が取られなくても、その後の状況判断により電
話モードかファクシミリモードに切り換わる電話機能付
きファクシミリ装置を提供する。 【構成】 制御手段3がCNG信号検出回路5を通じて
4秒間CNG信号の検出を行い、CNG信号を検出すれ
ばファクシミリモードに切り換え、検出しなければ呼び
出し音を3〜6回発し、その間に受話器が取られると電
話モードに切り換え、受話器が取られなければ留守番電
話モードに切り換え、音声信号検出回路11を通じて4
秒間音声信号の有無を検出し、音声信号を検出すれば留
守番電話モードを維持し、検出しなければファクシミリ
モードに切り換える。更に、一旦留守番電話モードで終
了すると在宅/留守のモード設定を留守モードに設定変
更する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話機能及びファクシ
ミリ機能を備えた電話機能付きファクシミリ装置に関す
るものである。
ミリ機能を備えた電話機能付きファクシミリ装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電話機能付きファクシミリ装置
は、電話回線を通じて送られてくる音声信号や画像信号
を、以下に説明するように在宅あるいは留守の状況に応
じて各種のモードに切り換えて受信していた。
は、電話回線を通じて送られてくる音声信号や画像信号
を、以下に説明するように在宅あるいは留守の状況に応
じて各種のモードに切り換えて受信していた。
【0003】図4は従来の電話機能付きファクシミリ装
置における主要部分の構成を示すブロック図であり、図
5は従来の電話機能付きファクシミリ装置における在宅
モード設定時の各種モード選択の動作を示すフローチャ
ート、そして図6は従来の電話機能付きファクシミリ装
置における留守モード設定時の各種モード選択の動作を
示すフローチャートである。
置における主要部分の構成を示すブロック図であり、図
5は従来の電話機能付きファクシミリ装置における在宅
モード設定時の各種モード選択の動作を示すフローチャ
ート、そして図6は従来の電話機能付きファクシミリ装
置における留守モード設定時の各種モード選択の動作を
示すフローチャートである。
【0004】まず、在宅モードに設定している場合につ
いて説明する。図4、図5において、電話回線1からリ
ング信号が入力されるとリング信号検出回路2がこれを
検出し(ステップ1)、制御手段3に出力する。制御手
段3はインターフェイス回路4を制御し電話回線1を閉
結する(ステップ2)。次に制御手段3はCNG信号検
出回路5を制御し所定時間T1の間(通常4秒程度)フ
ァクシミリ通信開始信号すなわちCNG信号の有無を検
出する(ステップ3)。制御手段3はCNG信号検出の
有無により切り換え回路6を制御し、CNG信号を検出
すればファクシミリ通信回路7に切り換えてファクシミ
リモードを選択し(ステップ4)、CNG信号を検出し
なければ電話通信回路8に切り換えて電話モードを選択
する(ステップ5)。電話モードではタイマー9のカウ
ントが終了する所定時間T2の間(通常呼び出し音を3
〜6回発する間)呼び出し音を発し、制御手段3はその
間に受話器が取られるか否かを判断し(ステップ6)、
所定時間T2までに受話器が取られると現状の電話モー
ドを選択して通話可能にし(ステップ7)、所定時間T
2までに受話器が取られないとファクシミリ通信回路7
に切り換えてファクシミリモードを選択する(ステップ
8)。なぜステップ8でファクシミリ通信回路7に切り
換えてファクシミリモードを選択するかというと、送信
側がファクシミリを自動モードで操作した場合CNG信
号は即時に発せられるが、手動モードで操作した場合全
くCNG信号が発せられない機種もあるので、一旦電話
通信と判断しても実はファクシミリ通信の場合も有り得
るからである。
いて説明する。図4、図5において、電話回線1からリ
ング信号が入力されるとリング信号検出回路2がこれを
検出し(ステップ1)、制御手段3に出力する。制御手
段3はインターフェイス回路4を制御し電話回線1を閉
結する(ステップ2)。次に制御手段3はCNG信号検
出回路5を制御し所定時間T1の間(通常4秒程度)フ
ァクシミリ通信開始信号すなわちCNG信号の有無を検
出する(ステップ3)。制御手段3はCNG信号検出の
有無により切り換え回路6を制御し、CNG信号を検出
すればファクシミリ通信回路7に切り換えてファクシミ
リモードを選択し(ステップ4)、CNG信号を検出し
なければ電話通信回路8に切り換えて電話モードを選択
する(ステップ5)。電話モードではタイマー9のカウ
ントが終了する所定時間T2の間(通常呼び出し音を3
〜6回発する間)呼び出し音を発し、制御手段3はその
間に受話器が取られるか否かを判断し(ステップ6)、
所定時間T2までに受話器が取られると現状の電話モー
ドを選択して通話可能にし(ステップ7)、所定時間T
2までに受話器が取られないとファクシミリ通信回路7
に切り換えてファクシミリモードを選択する(ステップ
8)。なぜステップ8でファクシミリ通信回路7に切り
換えてファクシミリモードを選択するかというと、送信
側がファクシミリを自動モードで操作した場合CNG信
号は即時に発せられるが、手動モードで操作した場合全
くCNG信号が発せられない機種もあるので、一旦電話
通信と判断しても実はファクシミリ通信の場合も有り得
るからである。
【0005】次に、留守モードに設定している場合につ
いて説明する。図4、図6において、電話回線1からリ
ング信号が入力されるとリング信号検出回路2がこれを
検出し(ステップ1)、制御手段3に出力する。制御手
段3はインターフェイス回路4を制御し電話回線1を閉
結する(ステップ2)。次に制御手段3はCNG信号検
出回路5を制御し所定時間T1の間CNG信号の有無を
検出する(ステップ3)。制御手段3はCNG信号検出
の有無により切り換え回路6を制御し、CNG信号を検
出すればファクシミリ通信回路7に切り換えてファクシ
ミリモードを選択する(ステップ4)。CNG信号を検
出しなければ電話通信回路8に切り換えて留守番電話モ
ードを選択し(ステップ9)、テープやICで構成され
た記録装置10を作動させ受信した音声信号を記録する
(ステップ10)。
いて説明する。図4、図6において、電話回線1からリ
ング信号が入力されるとリング信号検出回路2がこれを
検出し(ステップ1)、制御手段3に出力する。制御手
段3はインターフェイス回路4を制御し電話回線1を閉
結する(ステップ2)。次に制御手段3はCNG信号検
出回路5を制御し所定時間T1の間CNG信号の有無を
検出する(ステップ3)。制御手段3はCNG信号検出
の有無により切り換え回路6を制御し、CNG信号を検
出すればファクシミリ通信回路7に切り換えてファクシ
ミリモードを選択する(ステップ4)。CNG信号を検
出しなければ電話通信回路8に切り換えて留守番電話モ
ードを選択し(ステップ9)、テープやICで構成され
た記録装置10を作動させ受信した音声信号を記録する
(ステップ10)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような従来の電話機能付きファクシミリ装置の構成で
は、在宅モードに設定している場合所定時間T2以内に
受話器を取らないとファクシミリモードに切り換わる。
例えば、掃除機の騒音のために呼び出し音に気付くのが
遅れ受話器を取るのが間に合わない場合にも自動的にフ
ァクシミリモードに切り換わり、着呼側の利用者が在宅
であるにも関わらず発呼側からの通話は不可能となる。
又、着呼側の利用者が留守番電話モードに設定し忘れて
外出すると、発呼側からはメッセージを録音できないと
いう問題点を有していた。
ような従来の電話機能付きファクシミリ装置の構成で
は、在宅モードに設定している場合所定時間T2以内に
受話器を取らないとファクシミリモードに切り換わる。
例えば、掃除機の騒音のために呼び出し音に気付くのが
遅れ受話器を取るのが間に合わない場合にも自動的にフ
ァクシミリモードに切り換わり、着呼側の利用者が在宅
であるにも関わらず発呼側からの通話は不可能となる。
又、着呼側の利用者が留守番電話モードに設定し忘れて
外出すると、発呼側からはメッセージを録音できないと
いう問題点を有していた。
【0007】本発明は、以上の問題点を解決し、在宅モ
ードに設定している場合、所定時間以内に受話器が取ら
れなくても、その後の状況判断により留守番電話モード
かファクシミリモードに切り換わる電話機能付きファク
シミリ装置を提供することを目的とする。
ードに設定している場合、所定時間以内に受話器が取ら
れなくても、その後の状況判断により留守番電話モード
かファクシミリモードに切り換わる電話機能付きファク
シミリ装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに本発明は、在宅モード設定時でも、リング信号が入
ると制御手段がCNG信号検出回路を通じて所定時間T
1の間CNG信号の検出を行い、CNG信号を検出すれ
ばファクシミリモードに切り換え、CNG信号を検出し
なければ呼び出し音を所定時間T2の間発し、その間に
受話器が取られると電話モードに切り換え、受話器が取
られなければ留守番電話モードに切り換え音声信号検出
回路を通じて所定時間T3の間音声信号の有無を検出
し、音声信号を検出すれば留守番電話モードを維持し、
検出しなければファクシミリモードに切り換える。更
に、一旦留守番電話モードで終了すると在宅/留守のモ
ード設定を留守モードに設定変更する。
めに本発明は、在宅モード設定時でも、リング信号が入
ると制御手段がCNG信号検出回路を通じて所定時間T
1の間CNG信号の検出を行い、CNG信号を検出すれ
ばファクシミリモードに切り換え、CNG信号を検出し
なければ呼び出し音を所定時間T2の間発し、その間に
受話器が取られると電話モードに切り換え、受話器が取
られなければ留守番電話モードに切り換え音声信号検出
回路を通じて所定時間T3の間音声信号の有無を検出
し、音声信号を検出すれば留守番電話モードを維持し、
検出しなければファクシミリモードに切り換える。更
に、一旦留守番電話モードで終了すると在宅/留守のモ
ード設定を留守モードに設定変更する。
【0009】
【作用】この構成により、所定時間T2以内に受話器が
取られなくても留守番電話モードに切り換わり、所定時
間T3以内に音声信号を検出すれば留守番電話モードを
維持するので発呼側はメッセージを冒頭から留守番電話
に吹き込むことができる。又、当初在宅モードに設定し
ていても、一旦留守番電話モードで終了すると在宅/留
守のモード設定を留守モードに設定し直すため、次のリ
ング信号の入力からは最初に行うCNG信号の検出結果
に従い直接留守番電話モードかファクシミリモードに切
り換えることができる。
取られなくても留守番電話モードに切り換わり、所定時
間T3以内に音声信号を検出すれば留守番電話モードを
維持するので発呼側はメッセージを冒頭から留守番電話
に吹き込むことができる。又、当初在宅モードに設定し
ていても、一旦留守番電話モードで終了すると在宅/留
守のモード設定を留守モードに設定し直すため、次のリ
ング信号の入力からは最初に行うCNG信号の検出結果
に従い直接留守番電話モードかファクシミリモードに切
り換えることができる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の一実施例
について説明するが、従来例と同一の部分は同一の番号
を付し重複説明は省略する。
について説明するが、従来例と同一の部分は同一の番号
を付し重複説明は省略する。
【0011】図1は本発明の電話機能付きファクシミリ
装置の一実施例における主要部分の構成を示すブロック
図であり、図2は本発明の電話機能付きファクシミリ装
置の一実施例における在宅モード設定時の各種モード選
択の動作を示すフローチャート、図3は本発明の電話機
能付きファクシミリ装置の一実施例における留守モード
設定時の各種モード選択の動作を示すフローチャートで
ある。
装置の一実施例における主要部分の構成を示すブロック
図であり、図2は本発明の電話機能付きファクシミリ装
置の一実施例における在宅モード設定時の各種モード選
択の動作を示すフローチャート、図3は本発明の電話機
能付きファクシミリ装置の一実施例における留守モード
設定時の各種モード選択の動作を示すフローチャートで
ある。
【0012】まず、本発明の大要を図1、図2を参照し
て説明する。図1、図2において、在宅モードに設定し
ている場合、従来例では所定時間T1以内にCNG信号
が検出されなければ呼び出し音を発している所定時間T
2の間に受話器が取られない限り、制御手段3は電話モ
ードからファクシミリモードに切り換えていた。しかし
本発明では、ファクシミリモードに切り換える前に最後
の確認動作を行わせる。すなわち、呼び出し音を発する
所定時間T2の経過後に留守番電話モードに切り換えて
(ステップ11)、発呼側がメッセージを冒頭から留守
番電話に吹き込むことができるように記録装置10を作
動させる(ステップ12)。制御手段3は音声信号検出
回路11を制御し所定時間T3の間(通常4秒程度)音
声信号の有無を検出する(ステップ15)。音声信号を
検出しなければ記録装置10を停止させ、ファクシミリ
通信回路7に切り換えてファクシミリモードを選択する
(ステップ16)。音声信号を検出すればステップ11
に戻り留守番電話モードを維持し、ステップ13で音声
信号の記録終了を確認するまでステップ11〜13そし
てステップ15へと続く一連のルーチンを繰り返す。ス
テップ13で音声信号の記録終了を確認すれば在宅モー
ドから留守モードへ設定変更を行う(ステップ14)。
このように当初在宅モードに設定していても、一旦留守
番電話モードで終了すると在宅/留守のモード設定を留
守モードに設定し直すため、発呼側に便利なように発呼
側自身で在宅/留守のモード設定を変更したことにな
る。そして次のリング信号の入力からは、最初に行うC
NG信号の検出結果に従い直接留守番電話モードかファ
クシミリモードに切り換えるので切り換え動作が迅速に
行える。
て説明する。図1、図2において、在宅モードに設定し
ている場合、従来例では所定時間T1以内にCNG信号
が検出されなければ呼び出し音を発している所定時間T
2の間に受話器が取られない限り、制御手段3は電話モ
ードからファクシミリモードに切り換えていた。しかし
本発明では、ファクシミリモードに切り換える前に最後
の確認動作を行わせる。すなわち、呼び出し音を発する
所定時間T2の経過後に留守番電話モードに切り換えて
(ステップ11)、発呼側がメッセージを冒頭から留守
番電話に吹き込むことができるように記録装置10を作
動させる(ステップ12)。制御手段3は音声信号検出
回路11を制御し所定時間T3の間(通常4秒程度)音
声信号の有無を検出する(ステップ15)。音声信号を
検出しなければ記録装置10を停止させ、ファクシミリ
通信回路7に切り換えてファクシミリモードを選択する
(ステップ16)。音声信号を検出すればステップ11
に戻り留守番電話モードを維持し、ステップ13で音声
信号の記録終了を確認するまでステップ11〜13そし
てステップ15へと続く一連のルーチンを繰り返す。ス
テップ13で音声信号の記録終了を確認すれば在宅モー
ドから留守モードへ設定変更を行う(ステップ14)。
このように当初在宅モードに設定していても、一旦留守
番電話モードで終了すると在宅/留守のモード設定を留
守モードに設定し直すため、発呼側に便利なように発呼
側自身で在宅/留守のモード設定を変更したことにな
る。そして次のリング信号の入力からは、最初に行うC
NG信号の検出結果に従い直接留守番電話モードかファ
クシミリモードに切り換えるので切り換え動作が迅速に
行える。
【0013】以下、図1〜図3を参照して本発明の電話
機能付きファクシミリ装置の一実施例の詳細を説明す
る。
機能付きファクシミリ装置の一実施例の詳細を説明す
る。
【0014】まず、在宅モードに設定している場合につ
いて説明する。図1、図2において、電話回線1からリ
ング信号が入力されるとリング信号検出回路2がこれを
検出し(ステップ1)、制御手段3に出力する。制御手
段3はインターフェイス回路4を制御し電話回線1を閉
結する(ステップ2)。次に制御手段3はCNG信号検
出回路5を制御し所定時間T1の間(通常4秒程度)C
NG信号の有無を検出する(ステップ3)。制御手段3
はCNG信号検出の有無により切り換え回路6を制御
し、CNG信号を検出すればファクシミリ通信回路7に
切り換えてファクシミリモードを選択し(ステップ
4)、CNG信号を検出しなければ電話通信回路8に切
り換えて電話モードを選択する(ステップ5)。電話モ
ードではタイマー9のカウントが終了する所定時間T2
の間(通常呼び出し音を3〜6回発する間)呼び出し音
を発し、その間に受話器が取られるか否かを判断し(ス
テップ6)、所定時間T2までに受話器が取られると現
状の電話モードを選択して通話可能にする(ステップ
7)。ここまでは従来例と同一であるが、所定時間T2
までに受話器が取られないと留守番電話モードに切り換
え、例えば「ただ今留守にしております。ファクシミリ
をご利用の方は送信して下さい。電話の方はピーッとい
う音に続けてお名前とご用件をお話し下さい。」という
応答メッセージを流し(ステップ11)、テープやIC
で構成された記録装置10を作動させ音声信号を受信す
ればメッセージを冒頭から記録可能な状態にする(ステ
ップ12)。その後、音声信号の記録が終了したか否
か、換言すると、このステップの場合は留守番電話にメ
ッセージを吹き込むのを嫌がって発呼側が通信を終了し
たか否かを判断する(ステップ13)。音声信号の記録
が終了すれば在宅モードから留守モードへ設定変更を行
い(ステップ14)、通信中であれば制御手段3は音声
信号検出回路11を制御し所定時間T3の間(通常4秒
程度)音声信号の有無を検出する(ステップ15)。所
定時間T3は通常4秒程度に設定するが、普通4秒程度
あれば「えー・・・こちらは」とか「あのー・・・こち
らは」とかメッセージの冒頭の部分が発せられ音声信号
が検出されるからである。音声信号を検出しなければ記
録装置10を停止させ、ファクシミリ通信回路7に切り
換えてファクシミリモードを選択する(ステップ1
6)。音声信号を検出すればステップ11に戻って留守
番電話モードを維持し、ステップ13で音声信号の記録
終了まで、換言すると、吹き込まれるメッセージの終了
を2回目以降に訪れるステップ13で確認するまで、ス
テップ11〜13そしてステップ15へと続く一連のル
ーチンを繰り返す。2回目以降に訪れるステップ13で
音声信号の記録終了を確認すれば、ステップ14に移行
し在宅モードから留守モードへ設定変更を行う。次のリ
ング信号の入力からは図3に示すフローチャートに移行
し、最初に行うCNG信号の検出結果に従い直接留守番
電話モードかファクシミリモードに切り換えるので切り
換え動作が迅速に行える。
いて説明する。図1、図2において、電話回線1からリ
ング信号が入力されるとリング信号検出回路2がこれを
検出し(ステップ1)、制御手段3に出力する。制御手
段3はインターフェイス回路4を制御し電話回線1を閉
結する(ステップ2)。次に制御手段3はCNG信号検
出回路5を制御し所定時間T1の間(通常4秒程度)C
NG信号の有無を検出する(ステップ3)。制御手段3
はCNG信号検出の有無により切り換え回路6を制御
し、CNG信号を検出すればファクシミリ通信回路7に
切り換えてファクシミリモードを選択し(ステップ
4)、CNG信号を検出しなければ電話通信回路8に切
り換えて電話モードを選択する(ステップ5)。電話モ
ードではタイマー9のカウントが終了する所定時間T2
の間(通常呼び出し音を3〜6回発する間)呼び出し音
を発し、その間に受話器が取られるか否かを判断し(ス
テップ6)、所定時間T2までに受話器が取られると現
状の電話モードを選択して通話可能にする(ステップ
7)。ここまでは従来例と同一であるが、所定時間T2
までに受話器が取られないと留守番電話モードに切り換
え、例えば「ただ今留守にしております。ファクシミリ
をご利用の方は送信して下さい。電話の方はピーッとい
う音に続けてお名前とご用件をお話し下さい。」という
応答メッセージを流し(ステップ11)、テープやIC
で構成された記録装置10を作動させ音声信号を受信す
ればメッセージを冒頭から記録可能な状態にする(ステ
ップ12)。その後、音声信号の記録が終了したか否
か、換言すると、このステップの場合は留守番電話にメ
ッセージを吹き込むのを嫌がって発呼側が通信を終了し
たか否かを判断する(ステップ13)。音声信号の記録
が終了すれば在宅モードから留守モードへ設定変更を行
い(ステップ14)、通信中であれば制御手段3は音声
信号検出回路11を制御し所定時間T3の間(通常4秒
程度)音声信号の有無を検出する(ステップ15)。所
定時間T3は通常4秒程度に設定するが、普通4秒程度
あれば「えー・・・こちらは」とか「あのー・・・こち
らは」とかメッセージの冒頭の部分が発せられ音声信号
が検出されるからである。音声信号を検出しなければ記
録装置10を停止させ、ファクシミリ通信回路7に切り
換えてファクシミリモードを選択する(ステップ1
6)。音声信号を検出すればステップ11に戻って留守
番電話モードを維持し、ステップ13で音声信号の記録
終了まで、換言すると、吹き込まれるメッセージの終了
を2回目以降に訪れるステップ13で確認するまで、ス
テップ11〜13そしてステップ15へと続く一連のル
ーチンを繰り返す。2回目以降に訪れるステップ13で
音声信号の記録終了を確認すれば、ステップ14に移行
し在宅モードから留守モードへ設定変更を行う。次のリ
ング信号の入力からは図3に示すフローチャートに移行
し、最初に行うCNG信号の検出結果に従い直接留守番
電話モードかファクシミリモードに切り換えるので切り
換え動作が迅速に行える。
【0015】次に、留守モードに設定している場合につ
いて説明する。図1、図3において、電話回線1からリ
ング信号が入力されるとリング信号検出回路2がこれを
検出し(ステップ1)、制御手段3に出力する。制御手
段3はインターフェイス回路4を制御し電話回線1を閉
結する(ステップ2)。次に制御手段3はCNG信号検
出回路5を制御し所定時間T1の間CNG信号の有無を
検出する(ステップ3)。制御手段3はCNG信号検出
の有無により切り換え回路6を制御し、CNG信号を検
出すればファクシミリ通信回路7に切り換えてファクシ
ミリモードを選択する(ステップ4)。CNG信号を検
出しなければ電話通信回路8に切り換えて留守番電話モ
ードを選択し(ステップ9)、テープやICで構成され
た記録装置10を作動させ受信した音声信号を記録する
(ステップ10)。
いて説明する。図1、図3において、電話回線1からリ
ング信号が入力されるとリング信号検出回路2がこれを
検出し(ステップ1)、制御手段3に出力する。制御手
段3はインターフェイス回路4を制御し電話回線1を閉
結する(ステップ2)。次に制御手段3はCNG信号検
出回路5を制御し所定時間T1の間CNG信号の有無を
検出する(ステップ3)。制御手段3はCNG信号検出
の有無により切り換え回路6を制御し、CNG信号を検
出すればファクシミリ通信回路7に切り換えてファクシ
ミリモードを選択する(ステップ4)。CNG信号を検
出しなければ電話通信回路8に切り換えて留守番電話モ
ードを選択し(ステップ9)、テープやICで構成され
た記録装置10を作動させ受信した音声信号を記録する
(ステップ10)。
【0016】以上に説明したように、本発明の電話機能
付きファクシミリ装置は在宅モードか留守モードか当初
の設定の如何を問わず何れも留守番電話モードに切り換
え可能となる。
付きファクシミリ装置は在宅モードか留守モードか当初
の設定の如何を問わず何れも留守番電話モードに切り換
え可能となる。
【0017】
【発明の効果】本発明の電話機能付きファクシミリ装置
は、在宅モード設定時でも、リング信号が入ると制御手
段がCNG信号検出回路を通じて所定時間T1の間CN
G信号の検出を行い、CNG信号を検出すればファクシ
ミリモードに切り換え、CNG信号を検出しなければ呼
び出し音を所定時間T2の間発し、その間に受話器が取
られると電話モードに切り換え、受話器が取られなけれ
ば留守番電話モードに切り換え音声信号検出回路を通じ
て所定時間T3の間音声信号の有無を検出し、音声信号
を検出すれば留守番電話モードを維持し、検出しなけれ
ばファクシミリモードに切り換える。更に、一旦留守番
電話モードで終了すると在宅/留守のモード設定を留守
モードに設定変更する。
は、在宅モード設定時でも、リング信号が入ると制御手
段がCNG信号検出回路を通じて所定時間T1の間CN
G信号の検出を行い、CNG信号を検出すればファクシ
ミリモードに切り換え、CNG信号を検出しなければ呼
び出し音を所定時間T2の間発し、その間に受話器が取
られると電話モードに切り換え、受話器が取られなけれ
ば留守番電話モードに切り換え音声信号検出回路を通じ
て所定時間T3の間音声信号の有無を検出し、音声信号
を検出すれば留守番電話モードを維持し、検出しなけれ
ばファクシミリモードに切り換える。更に、一旦留守番
電話モードで終了すると在宅/留守のモード設定を留守
モードに設定変更する。
【0018】この構成により、所定時間T2以内に受話
器が取られなくても留守番電話モードに切り換わり、所
定時間T3以内に音声信号を検出すれば留守番電話モー
ドを維持するので発呼側はメッセージを冒頭から留守番
電話に吹き込むことができる。又、当初在宅モードに設
定していても、一旦留守番電話モードで終了すれば在宅
/留守のモード設定を留守モードに設定し直すため、次
のリング信号の入力からは最初に行うCNG信号の検出
結果に従い直接留守番電話モードかファクシミリモード
に切り換えることができる。
器が取られなくても留守番電話モードに切り換わり、所
定時間T3以内に音声信号を検出すれば留守番電話モー
ドを維持するので発呼側はメッセージを冒頭から留守番
電話に吹き込むことができる。又、当初在宅モードに設
定していても、一旦留守番電話モードで終了すれば在宅
/留守のモード設定を留守モードに設定し直すため、次
のリング信号の入力からは最初に行うCNG信号の検出
結果に従い直接留守番電話モードかファクシミリモード
に切り換えることができる。
【図1】本発明の電話機能付きファクシミリ装置の一実
施例における主要部分の構成を示すブロック図
施例における主要部分の構成を示すブロック図
【図2】本発明の電話機能付きファクシミリ装置の一実
施例における在宅モード設定時の各種モード選択の動作
を示すフローチャート
施例における在宅モード設定時の各種モード選択の動作
を示すフローチャート
【図3】本発明の電話機能付きファクシミリ装置の一実
施例における留守モード設定時の各種モード選択の動作
を示すフローチャート
施例における留守モード設定時の各種モード選択の動作
を示すフローチャート
【図4】従来の電話機能付きファクシミリ装置における
主要部分の構成を示すブロック図
主要部分の構成を示すブロック図
【図5】従来の電話機能付きファクシミリ装置における
在宅モード設定時の各種モード選択の動作を示すフロー
チャート
在宅モード設定時の各種モード選択の動作を示すフロー
チャート
【図6】従来の電話機能付きファクシミリ装置における
留守モード設定時の各種モード選択の動作を示すフロー
チャート
留守モード設定時の各種モード選択の動作を示すフロー
チャート
1 電話回線 2 リング信号検出回路 3 制御手段 4 インターフェイス回路 5 CNG信号検出回路 6 切り換え回路 7 ファクシミリ通信回路 8 電話通信回路 9 タイマー 10 記録装置 11 音声信号検出回路
Claims (2)
- 【請求項1】電話回線を通じて音声信号や画像信号の送
受信を行うと共に、在宅あるいは留守の状況に対応し電
話機能やファクシミリ機能を利用した各種のモードの設
定が可能な電話機能付きファクシミリ装置であって、在
宅モード設定時でも、リング信号が入ると制御手段がC
NG信号検出回路を通じて所定時間CNG信号の検出を
行い、CNG信号を検出すればファクシミリモードに切
り換え、検出しなければ呼び出し音を所定時間発し、そ
の間に受話器が取られると電話モードに切り換え、取ら
れなければ留守番電話モードに切り換え音声信号検出回
路を通じて所定時間音声信号の有無を検出し、音声信号
を検出すれば留守番電話モードを維持し、検出しなけれ
はファクシミリモードに切り換えることを特徴とする電
話機能付きファクシミリ装置。 - 【請求項2】一旦留守番電話モードで終了すると、在宅
/留守のモード設定を留守モードに設定変更することを
特徴とする請求項1記載の電話機能付きファクシミリ装
置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4340018A JPH06189022A (ja) | 1992-12-21 | 1992-12-21 | 電話機能付きファクシミリ装置 |
US08/169,901 US5487105A (en) | 1992-12-21 | 1993-12-20 | Facsimile apparatus operable in facsimile or telephone mode |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4340018A JPH06189022A (ja) | 1992-12-21 | 1992-12-21 | 電話機能付きファクシミリ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06189022A true JPH06189022A (ja) | 1994-07-08 |
Family
ID=18332958
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4340018A Pending JPH06189022A (ja) | 1992-12-21 | 1992-12-21 | 電話機能付きファクシミリ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06189022A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06233098A (ja) * | 1993-02-05 | 1994-08-19 | Murata Mach Ltd | 留守録音機能付きファクシミリ装置 |
JP2009065700A (ja) * | 2008-10-30 | 2009-03-26 | Fujitsu Ltd | モード切替え式電話機及びモード設定方法 |
-
1992
- 1992-12-21 JP JP4340018A patent/JPH06189022A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06233098A (ja) * | 1993-02-05 | 1994-08-19 | Murata Mach Ltd | 留守録音機能付きファクシミリ装置 |
JP2009065700A (ja) * | 2008-10-30 | 2009-03-26 | Fujitsu Ltd | モード切替え式電話機及びモード設定方法 |
JP4576451B2 (ja) * | 2008-10-30 | 2010-11-10 | 富士通株式会社 | モード切替え式電話機及びモード設定方法 |
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