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JPH0618876Y2 - 方形集合浮構造物の係留装置 - Google Patents

方形集合浮構造物の係留装置

Info

Publication number
JPH0618876Y2
JPH0618876Y2 JP1901788U JP1901788U JPH0618876Y2 JP H0618876 Y2 JPH0618876 Y2 JP H0618876Y2 JP 1901788 U JP1901788 U JP 1901788U JP 1901788 U JP1901788 U JP 1901788U JP H0618876 Y2 JPH0618876 Y2 JP H0618876Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mooring
floating structure
corners
rectangular
wire rope
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1901788U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01123995U (ja
Inventor
道夫 野辺
Original Assignee
ゼニヤ海洋サービス株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ゼニヤ海洋サービス株式会社 filed Critical ゼニヤ海洋サービス株式会社
Priority to JP1901788U priority Critical patent/JPH0618876Y2/ja
Publication of JPH01123995U publication Critical patent/JPH01123995U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0618876Y2 publication Critical patent/JPH0618876Y2/ja
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 平面正方形の直方体の単位浮体を多数連結した方形集合
浮構造物の係留装置に関する。
(ロ)従来の技術 ボート、小型ヨット等の浮棧橋あるいは水泳、魚釣り等
のレジャー用浮構造物として、4隅に連結環を突設した
平面正方形の直方体の単位浮体を、連結環を互いに連結
することにより多数集合連結した集合浮構造物が用いら
れるようになった。この浮構造物を水底の沈錘あるいは
錨等の係留対象物へ係留する場合は、単位浮体に突設し
た連結環に適宜係留索を連結し、水底の沈錘あるいは錨
に係留していた。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 しかし、この連結環は、単位浮体を相互に連結する連結
環としては強度は充分であるが、集合浮構造物を係留す
るための係留環としては強度が弱いので、連結環を直接
係留索で連結し、大荷重をかけることは強度が不足する
という問題点があった。
(ニ)問題を解決するための手段 本考案は、単位浮体を多数集合連結した方形集合浮構造
物の外周側面にワイヤロープをかけ廻して緊締し、その
4隅に係留索を連結して沈錘等に係留するようにした係
留装置である。
第1図aは本考案の係留装置で係留した方形集合浮構造
物の全体平面図、第1図bはその側面図である。(1)は
平面正方形の直方体の単位浮体(2)を多数集合連結した
方形集合浮構造物で、浮構造物の外周側面にワイヤロー
プ(3)をかけ廻して緊締し、ワイヤロープの方形集合浮
構造物(1)の四隅部をそれぞれ係留索(4)でアンカーある
いは沈錘等の係留対象物(5)に係留している。
第2図aは平面正方形の直方体の単位浮体(2)の平面
図、第2図bはその側面図である。単位浮体(2)は4隅
に連結環(2′)を突設し、その位置は単位浮体を集合し
たとき1本の連結ピン(6)で連結できる位置となってい
る。
第3図は連結ピン(6)で連結した状態を示すピン附近の
切断詳細図である。単位浮体は合成樹脂製の外皮の中空
浮体である。
第4図aは方形集合浮構造物の四隅部の本考案の1実施
例のワーヤロープ(3)および係留索(4)の取付状態を示す
平面図、第4図bはその側面図、第4図cは第4図bの
A−A視図である。ワイヤロープ(3)は方形集合浮構造
物(1)の側面の連結環(2′)にステンレスの鋼線等の線
材(7)により支持され、四隅部のワーヤロープ(3)に係留
索(4)の1端を連結し、他端を水底の錨等の係留対象物
(5)に連結する。
(ホ)作用 以上のように構成したことにより集合浮構造物に対する
風波潮流等の外力は、外側に掛けまわしたワイヤロープ
(3)に作用し、錨等に連結した係留索(4)のワイヤロープ
(3)の連結部に作用する。従ってワイヤロープ(3)で集合
浮構造物の外側を緊締しているのでワイヤロープ(3)に
係留力が直接かかり浮力体には直接かからない。
(ヘ)実施例 第5図はワイヤロープ(3)と係留索(4)の連結部の別の実
施例の平面図で、係留索のロープを隅部の連結環(2′)
を挿通して隅部のワイヤロープ(3)に連結した例であ
る。このようにすれば、連結する隅部の位置が決り、連
結環(2′)にも強い力は加わらない。
第6図は、さらに別の実施例を示す平面図で、ワイヤロ
ープ(3)の隅部を連結環(2′)を挿通して蛇口金具(8)を
取り付けて係留索連結部を形成し、さらにコーナロープ
(3′)をワイヤクリップで取付け、集合浮構造物(1)の
緊締を充分なものとしたもので、ワイヤロープの隅部の
位置が決り、連結環(2′)にも強い力が加わらない。
第7図aおよびbはワイヤロープ(3)の連結環(2′)へ
の線材(7)による支持の仕方の別の実施例を示したもの
である。また第8図は、係留索のワイヤロープへの係留
点に大きな鉛直力が作用するときは補助フロート(9)を
つけて水平方向に近く係留力がかかるようにしたもので
ある。
(ト)考案の効果 以上により、風波、潮流等の外力による係留力は集合浮
構造物の外周側面にかけ廻して緊締したワイヤロープに
かかり、その中の各浮体および連結環には直接かから
ず、従って単位浮体を集合連結した連結環にも大きな力
は加わらず、方形集合浮構造物を安全に係留することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図aおよびbは、本考案の係留装置で係留した方形
集合浮構造物の全体平面図およびその側面図、第2図a
およびbは平面正方形の直方体の単位浮体(2)の平面図
および側面図で、第3図は連結ピン附近の切断詳細図で
ある。 第4図aおよびbは方形集合浮構造物の隅部のワイヤロ
ープと係留索の連結部の詳細平面図および側面図で第4
図cは第4図bのA−A視図である。第5図および第6
図は係留索連結部の別の実施例およびさらに別の実施例
の平面図で、第7図aおよび第7図bはワイヤロープ支
持部の別の実施例およびその側面図である。第8図は係
留索に補助フロートを取付けた例を示したものである。 ……方形集合浮構造物、2……単位浮体、2′……連
結環、3……ワイヤロープ、4……係留索、5……係留
対象物。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】4隅に連結環を突設した平面正方形の直方
    体の単位浮体を、該連結環を互いに連結することにより
    多数集合連結した方形集合浮構造物の係留装置におい
    て、方形集合浮構造物の外周側面にかけまわして緊締し
    方形集合浮構造物外側の各連結環により支持するように
    したワイヤロープの四隅部それぞれを水底の各係留対象
    物に係留索で連結したことを特徴とする方形集合浮構造
    物の係留装置。
  2. 【請求項2】ワイヤロープの四隅部それぞれを方形集合
    浮構造物の4隅に位置する連結環を挿通した係留索で水
    底の各係留対象物に連結した第1請求項記載の方形集合
    浮構造物の係留装置。
  3. 【請求項3】ワイヤロープの四隅部それぞれを方形集合
    浮構造物の4隅に位置する連結環に挿通し、挿通したワ
    イヤのそれぞれを水底の各係留対象物に係留索で連結し
    た第1請求項記載の方形集合浮構造物の係留装置。
JP1901788U 1988-02-15 1988-02-15 方形集合浮構造物の係留装置 Expired - Lifetime JPH0618876Y2 (ja)

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JP1901788U JPH0618876Y2 (ja) 1988-02-15 1988-02-15 方形集合浮構造物の係留装置

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01123995U JPH01123995U (ja) 1989-08-23
JPH0618876Y2 true JPH0618876Y2 (ja) 1994-05-18

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JP1901788U Expired - Lifetime JPH0618876Y2 (ja) 1988-02-15 1988-02-15 方形集合浮構造物の係留装置

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US8790039B2 (en) * 2010-05-19 2014-07-29 Cubisystem Sarl Modular floating structures with anti pollution barrier
FR2960207B1 (fr) * 2010-05-19 2014-01-03 Cubisystem Sarl Point d'ancrage pour structure flottante

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JPH01123995U (ja) 1989-08-23

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