JPH06188524A - オーミック電極及びその形成方法並びに発光素子 - Google Patents
オーミック電極及びその形成方法並びに発光素子Info
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Abstract
が良好で接触比抵抗が低いオーミック電極を実現する。 【構成】 p型ZnTe層2上にPd膜3を最下層とす
る金属多層膜から成るオーミック電極を真空蒸着法など
により形成する。オーミック電極形成後に必要に応じて
100〜300℃の温度でアニールを行う。このように
して形成されるオーミック電極をII−VI族化合物半
導体を用いる半導体レーザーや発光ダイオードのp側の
オーミック電極として用いる。
Description
その形成方法並びに発光素子に関し、特に、p型ZnT
eなどのp型のII−VI族化合物半導体に対するオー
ミック電極及びその形成方法並びにこのオーミック電極
をp側の電極として用いた発光素子に関するものであ
る。
物半導体を用いて青色ないし緑色発光が可能な発光素子
を実現する試みが活発に行われている。このようなII
−VI族化合物半導体を用いた発光素子においては、キ
ャリア濃度が比較的高いp型結晶が得られるZnTeを
p側電極のコンタクト層(キャップ層とも呼ばれる)と
して使用することが注目を集めている。
の材料としては、一般的には、AuまたはAgが用いら
れている(例えば、半導体ハンドブック(第2版)、オ
ーム社、第157頁)。また、AuやAg以外に、仕事
関数の大きいPtなどを用いることも考えられる。
Ag、Ptなどの金属はいずれもp型ZnTeに対する
密着性が悪く、はがれやすいため、これらの金属を真空
蒸着などにより形成した後にリフトオフや劈開などのプ
ロセスを行うことは困難である。さらに、はがれやすい
ことにより、素子の信頼性も悪い。
−V族化合物半導体に対するオーミック電極の密着性を
向上させるために一般的に用いられているTi膜を介し
てAuやAgなどをp型ZnTeにコンタクトさせるこ
とが考えられるが、このようにTi膜を用いると、電極
のオーミック特性が悪化してしまうことが本発明者らの
実験からわかっている。
などのp型のII−VI族化合物半導体に対する、密着
性が良好なオーミック電極及びその形成方法を提供する
ことにある。
のp型のII−VI族化合物半導体に対する、密着性が
良好でしかも接触比抵抗が低いオーミック電極を形成す
ることができるオーミック電極の形成方法を提供するこ
とにある。
eなどのp型のII−VI族化合物半導体に対するオー
ミック電極の密着性が良好な発光素子を提供することに
ある。
に、この発明の第1の発明は、p型のII−VI族化合
物半導体(2、17、24)に対するオーミック電極に
おいて、p型のII−VI族化合物半導体(2、17、
24)に接した最下層の部分がPdまたはPd合金
(3)から成るものである。
るオーミック電極におけるPdまたはPd合金(3)か
ら成る最下層の部分の厚さは4〜15nmであるオーミ
ック電極である。
は第2の発明によるオーミック電極におけるp型のII
−VI族化合物半導体(2、17、24)の正孔濃度は
1018cm-3以上であるオーミック電極である。
2の発明または第3の発明によるオーミック電極におけ
るII−VI族化合物半導体(2、17、24)はZn
Te、ZnSex Te1-x (0<x≦1)またはZnS
e/ZnTe超格子であるオーミック電極である。
るオーミック電極におけるZnTe、ZnSex Te
1-x (0<x≦1)またはZnSe/ZnTe超格子は
ZnSeまたはZn及びSeを主成分とする化合物半導
体(16、23)上に形成されているオーミック電極で
ある。
I族化合物半導体(2、17、24)に対するオーミッ
ク電極の形成方法において、p型のII−VI族化合物
半導体(2、17、24)上に最下層がPdまたはPd
合金(3)から成る金属層((3、4、5)、(3、
5))を気相成長法により形成するようにしたものであ
る。
I族化合物半導体(2、17、24)に対するオーミッ
ク電極の形成方法において、p型のII−VI族化合物
半導体(2、17、24)上に最下層がPdまたはPd
合金(3)から成る金属層((3、4、5)、(3、
5))を気相成長法により形成した後、100〜300
℃の温度で熱処理を行うようにしたものである。
I族化合物半導体(2、17、24)に対するオーミッ
ク電極の形成方法において、p型のII−VI族化合物
半導体(2、17、24)上に最下層がPdまたはPd
合金(3)から成る金属層((3、4、5)、(3、
5))を気相成長法により形成した後、150〜250
℃の温度で熱処理を行うようにしたものである。
発明における気相成長法としては、真空蒸着法やスパッ
タ法などを用いることができる。
7の発明または第8の発明によるオーミック電極におけ
るPdまたはPd合金(3)から成る最下層の部分の厚
さは4〜15nmであるオーミック電極である。
VI族化合物半導体(17、24)上に最下層の部分が
PdまたはPd合金から成るオーミック電極(19、2
5)が設けられている発光素子である。
発明及び第5の発明によるオーミック電極によれば、p
型のII−VI族化合物半導体(2、17、24)に接
した最下層の部分がPdまたはPd合金(3)から成る
ことにより、p型のII−VI族化合物半導体(2、1
7、24)に対して良好な密着性を得ることができる。
ば、PdまたはPd合金(3)から成る最下層の部分の
厚さは4〜15nmであることにより、極めて低い接触
比抵抗を得ることができる。
ば、p型のII−VI族化合物半導体(2、17、2
4)の正孔濃度が1018cm-3以上であることにより、
十分に良好なオーミック特性を得ることができる。
法によれば、p型のII−VI族化合物半導体(2、1
7、24)上に最下層がPdまたはPd合金(3)から
成る金属層((3、4、5)、(3、5))を気相成長
法により形成するようにしていることにより、p型のI
I−VI族化合物半導体(2、17、24)に対する、
密着性が良好なオーミック電極を形成することができ
る。
法によれば、p型のII−VI族化合物半導体(2、1
7、24)上に最下層がPdまたはPd合金(3)から
成る金属層((3、4、5)、(3、5))を気相成長
法により形成した後、100〜300℃の温度で熱処理
を行うようにしていることにより、p型のII−VI族
化合物半導体(2、17、24)に対する、密着性が良
好でしかも接触比抵抗が低いオーミック電極を形成する
ことができる。
法によれば、p型のII−VI族化合物半導体(2、1
7、24)上に最下層がPdまたはPd合金(3)から
成る金属層((3、4、5)、(3、5))を気相成長
法により形成した後、150〜250℃の温度で熱処理
を行うようにしていることにより、p型のII−VI族
化合物半導体(2、17、24)に対する、密着性が良
好でしかも接触比抵抗が極めて低いオーミック電極を形
成することができる。
法によれば、PdまたはPd合金(3)から成る最下層
の部分の厚さは4〜15nmであることにより、接触比
抵抗が極めて低いオーミック電極を形成することができ
る。
型のII−VI族化合物半導体(17、24)上に最下
層の部分がPdまたはPd合金から成るオーミック電極
(19、25)が設けられていることにより、p型のI
I−VI族化合物半導体(17、24)に対するオーミ
ック電極(19、25)の密着性を良好にすることがで
きる。
しながら説明する。なお、実施例の全図において、同一
または対応する部分には同一の符号を付す。
する。
及び図2に示すような二種類のオーミック電極を形成し
た。
1)面方位の半絶縁性GaAs基板1上に、例えばp型
不純物としてNが高濃度にドーピングされたp型ZnT
e層2が積層され、その上にPd膜3、Pt膜4及びA
u膜5の三層構造の金属多層膜から成るオーミック電極
が形成されている。この場合、p型ZnTe層2の厚さ
は例えば1μm、Pd膜3の厚さは3〜50nm、好ま
しくは4〜15nm、より好ましくは5〜10nm、P
t膜4の厚さは例えば100nm、Au膜5の厚さは例
えば300nmである。また、このオーミック電極は、
全体として円柱形状を有し、その直径は例えば1.5m
mである。さらに、図示はされていないが、実際にはこ
のオーミック電極はp型ZnTe層2上にアレイ状に多
数形成されており、その間隔は例えば1.5mmであ
る。
オーミック電極と最上層を同一にして後述の電流−電圧
特性の測定時の条件を同一とするため、及び、測定時の
針立ての際に針が突き抜けないようにするために設けら
れているもので、本質的に必要なものではない。
うな方法で形成される。
GaAs基板1上に、例えば分子線エピタキシー(MB
E)法により、p型ZnTe層2をエピタキシャル成長
させる。このエピタキシャル成長における成長温度は例
えば280℃である。また、このMBE法によるエピタ
キシャル成長においては、例えば、Zn原料としては純
度99.9999%のZnを用い、Se原料としては純
度99.9999%のSeを用いる。さらに、このp型
ZnTe層2のp型不純物としてのNのドーピングは、
例えば、電子サイクロトロン共鳴(ECR)により発生
されたN2 プラズマを照射することにより行う。この
後、このp型ZnTe層2の表面を有機溶剤であるアセ
トンと脱イオン水とにより順次洗浄する。必要があれ
ば、例えば塩酸(HCl)を用いた化学エッチングによ
り表面の酸化層や汚れを除去する。なお、有機溶剤とし
ては例えばメタノールを用いてもよい。
装置により、p型ZnTe層2上にPd膜3、Pt膜4
及びAu膜5を順次真空蒸着する。この際、例えば図3
に示すような円形の穴がアレイ状に形成されたマスクパ
ターンを有するメタルマスクを用いることにより、図1
に示すようなAu/Pt/Pd構造のオーミック電極が
p型ZnTe層2上にアレイ状に多数同時に形成され
る。図3における円形の穴の直径d及びその間隔lは形
成すべきオーミック電極のアレイに応じて決められる
が、上述のように例えばそれぞれ1.5mmである。
にp型ZnTe層2上にPd膜3、Pt膜4及びAu膜
5を順次真空蒸着した後、これらのPd膜3、Pt膜4
及びAu膜5をレジストパターンなどを用いてエッチン
グすることによっても、上述と同様な円柱形状を有する
Au/Pt/Pd構造のオーミック電極をアレイ状に多
数同時に形成することができる。さらにまた、p型Zn
Te層2上に図3に示すと同様な形状のレジストパター
ンを形成してからPd膜3、Pt膜4及びAu膜5を順
次真空蒸着し、その後にリフトオフを行うことによって
も、上述と同様な円柱形状を有するAu/Pt/Pd構
造のオーミック電極をアレイ状に多数同時に形成するこ
とができる。
GaAs基板1上に図1に示す例と同様なp型ZnTe
層2が積層され、その上にPd膜3及びAu膜5の二層
構造の金属多層膜から成るオーミック電極が形成されて
いる。この場合、図1に示す例と同様に、p型ZnTe
層2の厚さは例えば1μm、Pd膜3の厚さは3〜50
nm、好ましくは4〜15nm、より好ましくは5〜1
0nm、Au膜5の厚さは例えば300nmである。
を有し、またこのオーミック電極はp型ZnTe層2上
にアレイ状に多数形成されていることなどは、図1に示
すオーミック電極と同様である。また、このオーミック
電極の形成方法は、図1に示すオーミック電極の形成方
法と同様であるので、説明を省略する。
された図1に示すAu/Pt/Pd構造のオーミック電
極のうち最近接の二つのオーミック電極間の電流−電圧
(I−V)特性を測定した結果を図4に、またオーミッ
ク電極形成後に通常のアニール炉によりH2 ガスを流し
ながら250℃でアニールを行った後のI−V特性の測
定結果を図5に示す。同様に、p型ZnTe層2上にア
レイ状に多数形成された図2に示すAu/Pd構造のオ
ーミック電極のうち最近接の二つのオーミック電極間の
I−V特性を測定した結果を図6に、またオーミック電
極形成後に通常のアニール炉によりH2 ガスを流しなが
ら250℃でアニールを行った後のI−V特性の測定結
果を図7に示す。
2の正孔濃度はHall測定値でp=8.5×1017c
m-3、Pd膜3の厚さは10nm、Pt膜4の厚さは1
00nm、Au膜5の厚さは300nmである。
すAu/Pt/Pd構造のオーミック電極の場合も、図
2に示すAu/Pd構造のオーミック電極の場合も、オ
ーミック電極形成後のアニールなしで、良好なオーミッ
ク特性が得られている。このことは、オーミック電極の
材料としてAuやAgなどを用いた場合には、オーミッ
ク接触を得るために、電極形成後にアロイ処理を施す必
要があるのと大きく異なる点である。
ーミック電極形成後に250℃でアニールを行った後に
は、アニール前に比べて直列抵抗成分が小さくなってい
る。これは、オーミック電極形成後のアニールにより、
p型ZnTe層2に対するオーミック電極の接触比抵抗
が低くなっていることによるものである。
抵抗を250℃でアニールを行った後の値で例示する
と、Auは>10-2Ω・cm2 、Au/Pdは〜10-3
Ω・cm2 、Au/Ptは〜10-2Ω・cm2 、Au/
Pt/Pdは2×10-4Ω・cm2 である。ただし、こ
の場合、p型ZnTeの正孔濃度はp=3×1019cm
-3である。これらの接触比抵抗の値を比較すると、Pd
膜をオーミック電極の最下層として用い、さらにオーミ
ック電極形成後にアニールを行うことにより、極めて低
い接触比抵抗が得られることがわかる。
オーミック電極及び図2に示すAu/Pd構造のオーミ
ック電極のp型ZnTe層2に対する密着性を評価した
ところ、従来のようにオーミック電極をAuやAgなど
により形成した場合に比べて良好な密着性が得られてい
ることが確認された。
法によりp型ZnTe層に対するオーミック電極の接触
比抵抗を測定した結果について説明する。
いた試料は、図1及び図2に示す試料と同様にして(0
01)面方位の半絶縁性GaAs基板1上にp型ZnT
e層2をエピタキシャル成長させた後、その上にTLM
パターンを形成することにより作製した。ただし、p型
ZnTe層2の厚さは1.3μmであり、その正孔濃度
及び移動度はそれぞれ3×1019cm-3及び18cm2
/Vsである。また、TLMパターンは、電子ビームを
用いた真空蒸着装置により金属膜をp型ZnTe層2上
に真空蒸着した後、この金属膜をウエットエッチングで
パターニングすることにより形成した。このウエットエ
ッチングは、K2 Cr2 O7 :H2 SO4 :H2 O溶液
をエッチング液として用いて行い、半絶縁性GaAs基
板1に達するまでオーバエッチングを行った。
TLMパターンが形成された試料、Au/Pt構造のT
LMパターンが形成された試料、Au/Pd構造のTL
Mパターンが形成された試料及びAu/Pt/Pd構造
のTLMパターンが形成された試料をそれぞれ用意し
た。そして、これらの試料を通常のアニール炉によりH
2 ガスを流しながら200℃で3分間アニールした後、
TLM法により接触比抵抗の測定を行った。その結果を
表1に示す。なお、Au/Pd構造のTLMパターン及
びAu/Pt/Pd構造のTLMパターンにおけるPd
膜の厚さは10nmである。
膜から成るAu/Pd構造またはAu/Pt/Pd構造
のオーミック電極の接触比抵抗は(5〜6)×10-6Ω
・cm2 であり、AuまたはAu/Pt構造のオーミッ
ク電極に比べて約2桁低い接触比抵抗が得られている。
この(5〜6)×10-6Ω・cm2 という接触比抵抗の
値は通常のデバイス応用に対して十分に低い。
ターンが形成された試料を通常のアニール炉によりH2
ガスを流しながら種々の温度で3分間アニールした後に
接触比抵抗の測定を行うことにより求めた、接触比抵抗
のアニール温度依存性を示す。図8からわかるように、
接触比抵抗はアニール温度が200℃のときに最小とな
り、その最小値は約6×10-6Ω・cm2 である。ま
た、図8より、アニール温度が150〜250℃のとき
には、約1×10-4Ω・cm2 以下の接触比抵抗が得ら
れることがわかる。
を与えないことを確認するため、半絶縁性GaAs基板
1上にp型ZnTe層2をエピタキシャル成長させた後
に通常のアニール炉によりH2 ガスを流しながら300
℃で3分間アニールし、その後にAu/Pt/Pd構造
のTLMパターンを形成した試料と、半絶縁性GaAs
基板1上にp型ZnTe層2をエピタキシャル成長さ
せ、その上にAu/Pt/Pd構造の金属多層膜を真空
蒸着により形成してから通常のアニール炉によりH2 ガ
スを流しながら300℃で3分間アニールし、その後に
金属多層膜のパターニングを行うことによりTLMパタ
ーンを形成した試料とを作製し、これらの試料について
接触比抵抗を測定した。その結果、前者の試料ではアニ
ールを行わなかった試料と同じ接触比抵抗が得られた
が、後者の試料ではより大きな接触比抵抗が得られた。
このことは、アニール温度が300℃のアニールでは、
p型ZnTe層2に影響は生じないが、オーミック電極
の接触比抵抗は高くなることを示す。
/Pt/Pd構造のTLMパターンが形成された試料を
通常のアニール炉によりH2 ガスを流しながら200℃
で3分間アニールした後に接触比抵抗の測定を行うこと
により求めた、接触比抵抗のPd膜の厚さ依存性を示
す。図9には、比較のため、アニールを行わなかった試
料についての同様な接触比抵抗のPd膜の厚さ依存性も
示す。図9からわかるように、アニールを行わなかった
試料ではPd膜の厚さに対する接触比抵抗の依存性はほ
とんどないが、200℃でアニールを行った試料では接
触比抵抗はPd膜の厚さによって大きく変化し、5〜1
0nmの厚さで最小値を有する。なお、Pd膜の厚さが
20nm以上のときの接触比抵抗は、p型ZnTe層に
バルクのPdをコンタクトさせたときの接触比抵抗と同
一であり、Pd膜の厚さには依存しない。
形成された試料について、図8及び図9と同様な接触比
抵抗のアニール温度依存性及び接触比抵抗のPd膜の厚
さ依存性を測定したところ、図8及び図9と同様な依存
性が得られ、接触比抵抗の大きさもほぼ同じであった。
このことから、Au/Pt/Pd構造のオーミック電極
におけるPt膜は、本質的に必要なものではないことが
わかる。また、p型ZnTe層2の正孔濃度が先のもの
と比べて1桁低い3×1018cm-3の試料について、図
8及び図9と同様な接触比抵抗のアニール温度依存性及
び接触比抵抗のPd膜の厚さ依存性を測定したところ、
接触比抵抗の大きさは約2桁高いが、図8及び図9と同
様な依存性が得られた。このことから、低い接触比抵抗
を得るためのアニール温度及びPd膜の厚さの最適条件
は、p型ZnTe層2の正孔濃度によらない普遍的なも
のであると言うことができる。
オーミック電極の最下層の部分を図1及び図2に示すよ
うにPd膜3とすることにより、p型ZnTe層2に対
する密着性が良好でオーミック特性も良好なオーミック
電極を得ることができる。そして、密着性の向上によ
り、オーミック電極のはがれが防止され、信頼性が向上
する。さらに、オーミック電極形成後にアニールを行う
ことにより、オーミック電極の接触比抵抗も十分に低く
することができる。そして、これによって、オーミック
電極とp型ZnTe層2との接触部での発熱が抑えら
れ、この発熱による特性の劣化などを防止することがで
きる。
ーミック電極の最下層の部分をPd膜3とすることによ
り、密着性が良好でオーミック特性も良好なオーミック
電極を得ることができる理由は未だ完全には解明されて
いないが、以下のような理由が考えられる。
を形成した場合、Pdが室温でZnSe表面を破壊して
ZnSe中に入って行くことが報告されているが(Phy
s. Rev. B 39(1989)10744) 、ZnTe上にPd膜を形
成した場合にも同様なことが起こっていると考えられ
る。すなわち、図1や図2に示すオーミック電極に関し
て言えば、Pd/p型ZnTe界面においてある種の反
応が起き、その結果、オーミック電極の密着性やオーミ
ック特性が良好になるものと考えられる。図8及び図9
は、このPd/p型ZnTe界面における反応がアニー
ル温度の増大とともに起きやすくなることを示してい
る。
きく、ZnTeと接合させた時、接合障壁が低くなるこ
とが期待される。さらに、ZnSeに対してであるが、
PdはTi、Ag、Auなどよりもショットキー障壁が
低くなることが知られている(Phys. Rev. B 39(1989)1
0744)。これらのことより、図1や図2に示すオーミッ
ク電極の密着性やオーミック特性が良好になると考えら
れる。参考のため、図10にPdとp型ZnTeとを接
合させた場合のエネルギーバンド図を示す。
ーザーに適用した第2実施例について説明する。
るZnMgSSe半導体レーザーににおいては、例えば
n型不純物としてSiがドープされた(001)面方位
のn型GaAs基板11上に、例えばn型不純物として
Clがドープされたn型ZnSeバッファ層12、例え
ばn型不純物としてClがドープされたn型ZnMgS
Seクラッド層13、活性層14、例えばp型不純物と
してNがドープされたp型ZnMgSSeクラッド層1
5、例えばp型不純物としてNがドープされたp型Zn
Seコンタクト層16及び例えばp型不純物としてNが
ドープされたp型ZnTeコンタクト層17が順次積層
されている。そして、p型ZnTeコンタクト層17上
には、ストライプ状の開口18aを有する例えばポリイ
ミドやSiOx 膜やSiNx 膜などから成る絶縁膜18
が設けられ、このストライプ状の開口18aを通じて、
図2に示すと同様な構造のAu/Pd電極19がp側の
オーミック電極としてp型ZnTeコンタクト層17に
コンタクトしている。一方、n型GaAs基板11の裏
面にはn側のオーミック電極としてのIn電極20が設
けられている。
層とし、ZnMgSSe層を障壁層とする多重量子井戸
(MQW)層や、ZnSe層などにより形成される。
nSeとGaAsとの間にはわずかではあるが格子不整
合が存在することから、この格子不整合に起因してこの
n型ZnSeバッファ層12及びその上の各層のエピタ
キシャル成長時に転位が発生するのを防止するために、
ZnSeの臨界膜厚(〜100nm)よりも十分に小さ
い1〜50nmの範囲に選ばれる。
は例えば1μmであり、不純物濃度はND −NA (ただ
し、ND はドナー濃度、NA はアクセプタ濃度)で例え
ば8×1017cm-3である。この不純物濃度に対する電
子濃度は、室温におけるHall測定の結果によると、ほぼ
n=5×1017cm-3である。また、p型ZnMgSS
eクラッド層15の厚さは例えば600nmであり、不
純物濃度はNA −NDで例えば8×1016cm-3であ
る。さらに、p型ZnSeコンタクト層16の厚さは例
えば150nmであり、不純物濃度はNA −ND で例え
ば5×1017cm-3である。
型ZnMgSSeクラッド層15の組成は、ZnMgS
SeをZnx Mg1-x Sy Se1-y と書くと、ドーピン
グ濃度及びバンドギャップEg の観点から、好適にはx
=0.90、y=0.18に選ばれる。この組成のZn
x Mg1-x Sy Se1-y は、GaAsと格子整合するこ
とがX線回折によって確認されている。
施例によるZnMgSSe半導体レーザーの製造方法に
ついて説明する。
MBE法により、n型ZnSeバッファ層12、n型Z
nMgSSeクラッド層13、活性層14、p型ZnM
gSSeクラッド層15、p型ZnSeコンタクト層1
6及びp型ZnTeコンタクト層17を順次エピタキシ
ャル成長させる。
おいては、例えば、Zn原料としては純度99.999
9%のZnを用い、Mg原料としては純度99.99%
のMgを用い、S原料としては99.9999%のZn
Sを用い、Se原料としては純度99.9999%のS
eを用いる。また、n型ZnSeバッファ層12及びn
型ZnMgSSeクラッド層13のn型不純物としての
Clのドーピングは例えば純度99.9999%のZn
Cl2 をドーパントとして用いて行い、p型ZnMgS
Seクラッド層15、p型ZnSeコンタクト層16及
びp型ZnTeコンタクト層17のp型不純物としての
Nのドーピングは、例えばECRにより発生されたN2
プラズマを照射することにより行う。
7上に絶縁膜18を形成した後、この絶縁膜18の所定
部分を除去してストライプ状の開口18aを形成する。
次に、例えば室温で全面にPd膜及びAu膜を順次真空
蒸着してAu/Pd電極19を形成した後、例えば15
0〜250℃の温度でアニールを行う。一方、n型Ga
As基板11の裏面にはIn電極20を形成する。
MgSSe半導体レーザーが完成される。
ZnMgSSe半導体レーザーにおいて、p型ZnTe
コンタクト層17に対するオーミック電極として、密着
性、オーミック特性、接触比抵抗などの点で優れたAu
/Pd電極19を用いていることにより、信頼性や特性
の向上を図ることができる。そして、この2実施例によ
るZnMgSSe半導体レーザーによれば、少なくとも
77Kで連続発振が可能な青色発光の半導体レーザーを
実現することが可能である。
レーザーに適用した第3実施例を示す。
るZnMgSSe半導体レーザーにおいては、p型Zn
Seコンタクト層16及びp型ZnTeコンタクト層1
7がストライプ状に形成されていることにより、内部ス
トライプ構造が形成されている。その他の構成は、図1
1に示す第2実施例によるZnMgSSe半導体レーザ
ーと同様であるので説明を省略する。
同様な利点を得ることができる。
ドに適用した第4実施例を示す。
イオードにおいては、n型GaAs基板21上にn型Z
nSe層22及びp型ZnSe層23が順次積層されて
pn接合が形成されている。そして、p型ZnSe層2
3上にストライプ状のp型ZnTeコンタクト層24が
形成され、その上にp側のオーミック電極としてのAu
/Pd電極25が形成されている。また、n型GaAs
基板21の裏面にはn側のオーミック電極としてのIn
電極26が形成されている。
ンタクト層24に対するオーミック電極としてAu/P
d電極25を用いていることにより、信頼性や特性が良
好なZnSe発光ダイオードを実現することができる。
説明したが、この発明は、上述の実施例に限定されるも
のではなく、この発明の技術的思想に基づく各種の変形
が可能である。
上述の実施例において用いたAu/Pd電極やAu/P
t/Pd電極のほかに、例えばAg/Pd電極を用いる
ことも可能である。
ミック電極によれば、p型のII−VI族化合物半導体
に接した最下層の部分がPdまたはPd合金から成るこ
とにより、p型のII−VI族化合物半導体に対する、
密着性が良好なオーミック電極を実現することができ
る。また、この発明によるオーミック電極の形成方法に
よれば、p型のII−VI族化合物半導体上に最下層が
PdまたはPd合金から成る金属層を気相成長法により
形成しているので、p型のII−VI族化合物半導体に
対する、密着性が良好なオーミック電極を形成すること
ができる。さらに、オーミック電極を形成した後に10
0〜300℃の温度で熱処理を行うことにより、p型の
II−VI族化合物半導体に対する、密着性が良好でし
かも接触比抵抗が低いオーミック電極を形成することが
できる。また、この発明による発光素子によれば、p型
のII−VI族化合物半導体に対するオーミック電極の
密着性が良好な発光素子を実現することができる。
である。
である。
である。
ーミック電極を形成した場合のI−V特性の測定結果を
示すグラフである。
ーミック電極を形成した後に250℃でアニールを行っ
た場合のI−V特性の測定結果を示すグラフである。
ク電極を形成した場合のI−V特性の測定結果を示すグ
ラフである。
ク電極を形成した後に250℃でアニールを行った場合
のI−V特性の測定結果を示すグラフである。
LMパターンを形成した試料を種々の温度でアニールし
た後に接触比抵抗の測定を行うことにより求められた接
触比抵抗のアニール温度依存性を示すグラフである。
たAu/Pt/Pd構造のTLMパターンを形成した試
料を200℃でアニールした後に接触比抵抗の測定を行
うことにより求められた接触比抵抗のPd膜の厚さ依存
性を示すグラフである。
ンド図である。
半導体レーザーを示す断面図である。
半導体レーザーを示す断面図である。
イオードを示す断面図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 p型のII−VI族化合物半導体に対す
るオーミック電極において、 上記p型のII−VI族化合物半導体に接した最下層の
部分がPdまたはPd合金から成ることを特徴とするオ
ーミック電極。 - 【請求項2】 上記PdまたはPd合金から成る上記最
下層の部分の厚さは4〜15nmであることを特徴とす
る請求項1記載のオーミック電極。 - 【請求項3】 上記p型のII−VI族化合物半導体の
正孔濃度は1018cm-3以上であることを特徴とする請
求項1または2記載のオーミック電極。 - 【請求項4】 上記II−VI族化合物半導体はZnT
e、ZnSex Te1-x (0<x≦1)またはZnSe
/ZnTe超格子であることを特徴とする請求項1、2
または3記載のオーミック電極。 - 【請求項5】 上記ZnTe、ZnSex Te1-x (0
<x≦1)またはZnSe/ZnTe超格子はZnSe
またはZn及びSeを主成分とする化合物半導体上に形
成されていることを特徴とする請求項4記載のオーミッ
ク電極。 - 【請求項6】 p型のII−VI族化合物半導体に対す
るオーミック電極の形成方法において、 上記p型のII−VI族化合物半導体上に最下層がPd
またはPd合金から成る金属層を気相成長法により形成
するようにしたことを特徴とするオーミック電極の形成
方法。 - 【請求項7】 p型のII−VI族化合物半導体に対す
るオーミック電極の形成方法において、 上記p型のII−VI族化合物半導体上に最下層がPd
またはPd合金から成る金属層を気相成長法により形成
した後、100〜300℃の温度で熱処理を行うように
したことを特徴とするオーミック電極の形成方法。 - 【請求項8】 p型のII−VI族化合物半導体に対す
るオーミック電極の形成方法において、 上記p型のII−VI族化合物半導体上に最下層がPd
またはPd合金から成る金属層を気相成長法により形成
した後、150〜250℃の温度で熱処理を行うように
したことを特徴とするオーミック電極の形成方法。 - 【請求項9】 上記PdまたはPd合金から成る上記最
下層の部分の厚さは4〜15nmであることを特徴とす
る請求項6、7または8記載のオーミック電極の形成方
法。 - 【請求項10】 p型のII−VI族化合物半導体上に
最下層の部分がPdまたはPd合金から成るオーミック
電極が設けられていることを特徴とする発光素子。
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