JPH06179560A - 紙葉類の表裏取揃え装置 - Google Patents
紙葉類の表裏取揃え装置Info
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- JPH06179560A JPH06179560A JP33211392A JP33211392A JPH06179560A JP H06179560 A JPH06179560 A JP H06179560A JP 33211392 A JP33211392 A JP 33211392A JP 33211392 A JP33211392 A JP 33211392A JP H06179560 A JPH06179560 A JP H06179560A
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- Japan
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- sheet
- conveying means
- conveying
- paper sheet
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- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 7
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000010079 rubber tapping Methods 0.000 description 2
- 238000000151 deposition Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 紙葉類を搬送する搬送路7には紙葉類の表裏
を判別する鑑査部8が設けられ表向と判別された紙葉類
は振分けゲート28にて表搬送路29に案内される。表
搬送路29と並列に設けられた裏搬送路30と表搬送路
29との間には受入れた紙葉類の後端を先端として裏搬
送路30へ送り出すことにより紙葉類を反転させる曲面
状の搬送路を有する反転路37が設けられており、鑑査
部8の判別結果に応じて上記反転路37と表搬送路29
とに紙葉類を振り分けて表裏の取揃えが行われる。 【効果】 裏搬送路30と表搬送路29との間に紙葉類
を反転させる曲面状の搬送路を有する反転路37を設け
たことによって紙葉類の表裏取揃え装置を小形化したも
のである。
を判別する鑑査部8が設けられ表向と判別された紙葉類
は振分けゲート28にて表搬送路29に案内される。表
搬送路29と並列に設けられた裏搬送路30と表搬送路
29との間には受入れた紙葉類の後端を先端として裏搬
送路30へ送り出すことにより紙葉類を反転させる曲面
状の搬送路を有する反転路37が設けられており、鑑査
部8の判別結果に応じて上記反転路37と表搬送路29
とに紙葉類を振り分けて表裏の取揃えが行われる。 【効果】 裏搬送路30と表搬送路29との間に紙葉類
を反転させる曲面状の搬送路を有する反転路37を設け
たことによって紙葉類の表裏取揃え装置を小形化したも
のである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紙葉類を搬送しながら
この紙葉類の表裏をを取揃えるような、紙葉類の表裏取
揃え装置に関するものである。
この紙葉類の表裏をを取揃えるような、紙葉類の表裏取
揃え装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】紙葉類の表裏を取揃える装置としては、
特開昭59−198250号に示されているように、紙
葉類の搬送路を分岐させて紙葉類の反転用の搬送路と直
進用の搬送路を設け、反転用の搬送路においては受け入
れた紙葉類を受け入れた方向とは逆の方向に送り出すよ
うなスイッチバック方式が知られている。
特開昭59−198250号に示されているように、紙
葉類の搬送路を分岐させて紙葉類の反転用の搬送路と直
進用の搬送路を設け、反転用の搬送路においては受け入
れた紙葉類を受け入れた方向とは逆の方向に送り出すよ
うなスイッチバック方式が知られている。
【0003】このような装置においては、受け入れた紙
葉類を受け入れた方向とは逆の方向に送り出すためのス
イッチバック搬送部を設けているが、このスイッチバッ
ク部分が紙葉類の長さ分の直線(平面)で構成されてい
る。このために、従来の装置においては、反転を必要と
しない、直進用の搬送路と合わせて、搬送機構が大型と
なってしまうという問題があった。
葉類を受け入れた方向とは逆の方向に送り出すためのス
イッチバック搬送部を設けているが、このスイッチバッ
ク部分が紙葉類の長さ分の直線(平面)で構成されてい
る。このために、従来の装置においては、反転を必要と
しない、直進用の搬送路と合わせて、搬送機構が大型と
なってしまうという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明では、装置を大
型化することなく、紙葉類の表裏取揃えを行うこのでき
る、紙葉類の表裏取揃え装置を提供しようとするもので
ある。
型化することなく、紙葉類の表裏取揃えを行うこのでき
る、紙葉類の表裏取揃え装置を提供しようとするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、第1発明では紙葉類を搬送する搬送手段
と、この搬送手段により搬送される紙葉類の表裏を判別
する判別手段と、この判別手段により判別された紙葉類
を搬送する第1の搬送手段と、この第1の搬送手段と並
列に設けられた第2の搬送手段と、上記第1の搬送手段
と第2の搬送手段との間に設けられ受入れた紙葉類の後
端を先端として第2の搬送手段へ送り出すことにより紙
葉類を反転させる反転搬送手段と、上記判別手段の判別
結果に応じて上記反転搬送手段と第1の搬送手段とに紙
葉類を振り分ける振分け手段とを具備したものである。
するために、第1発明では紙葉類を搬送する搬送手段
と、この搬送手段により搬送される紙葉類の表裏を判別
する判別手段と、この判別手段により判別された紙葉類
を搬送する第1の搬送手段と、この第1の搬送手段と並
列に設けられた第2の搬送手段と、上記第1の搬送手段
と第2の搬送手段との間に設けられ受入れた紙葉類の後
端を先端として第2の搬送手段へ送り出すことにより紙
葉類を反転させる反転搬送手段と、上記判別手段の判別
結果に応じて上記反転搬送手段と第1の搬送手段とに紙
葉類を振り分ける振分け手段とを具備したものである。
【0006】又第2発明では、紙葉類を搬送する搬送手
段と、この搬送手段により搬送される紙葉類の表裏を判
別する判別手段と、上記判別手段の判別結果に応じて紙
葉類を表裏に応じて振り分ける振分け手段と、この振分
け手段により振分けられた一方の向きの紙葉類を搬送す
る第1の搬送手段と、上記振分け手段により振分けられ
た他方の向きの紙葉類を受入れて紙葉類の後端を先端と
して送り出すことにより紙葉類を反転させる曲面状の搬
送路を有する反転搬送手段と、この反転搬送手段により
送り出される紙葉類を上記第1の搬送手段に合流させる
第2の搬送手段とを具備したものである。
段と、この搬送手段により搬送される紙葉類の表裏を判
別する判別手段と、上記判別手段の判別結果に応じて紙
葉類を表裏に応じて振り分ける振分け手段と、この振分
け手段により振分けられた一方の向きの紙葉類を搬送す
る第1の搬送手段と、上記振分け手段により振分けられ
た他方の向きの紙葉類を受入れて紙葉類の後端を先端と
して送り出すことにより紙葉類を反転させる曲面状の搬
送路を有する反転搬送手段と、この反転搬送手段により
送り出される紙葉類を上記第1の搬送手段に合流させる
第2の搬送手段とを具備したものである。
【0007】
【作用】第1発明では上記第1の搬送手段と第2の搬送
手段との間に紙葉類を反転させる反転搬送手段を設けた
事によって、紙葉類の表裏取揃え装置を小形化したもの
であり、第2発明では反転搬送手段を曲面状の搬送路と
することによって紙葉類の表裏取揃え装置を小形化した
ものである。
手段との間に紙葉類を反転させる反転搬送手段を設けた
事によって、紙葉類の表裏取揃え装置を小形化したもの
であり、第2発明では反転搬送手段を曲面状の搬送路と
することによって紙葉類の表裏取揃え装置を小形化した
ものである。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
して説明する。
【0009】図1は銀行券処理装置1の断面図であり、
この銀行券処理装置1は図1中上側に位置する銀行券区
分装置2と、図1中下側に位置する銀行券帯封装置3と
から構成されている。銀行券帯封装置3には、後述する
帯封部4が設けられている。
この銀行券処理装置1は図1中上側に位置する銀行券区
分装置2と、図1中下側に位置する銀行券帯封装置3と
から構成されている。銀行券帯封装置3には、後述する
帯封部4が設けられている。
【0010】銀行券区分部2は、その前面側に紙葉類と
して各種の銀行券(紙幣P)を多数枚積層可能な供給部
5を有している。この供給部15に積層された銀行券P
は、その下端部側から、繰出ローラ6によって順次一枚
ずつ送り込まれるようになっている。
して各種の銀行券(紙幣P)を多数枚積層可能な供給部
5を有している。この供給部15に積層された銀行券P
は、その下端部側から、繰出ローラ6によって順次一枚
ずつ送り込まれるようになっている。
【0011】繰出ローラ6の前方には鑑査部8が設けら
れており、この鑑査部8は銀行券Pを光学的あるいは磁
気的なセンサにより検出し、その銀行券Pの金種や真
偽、形状、表裏等を判別するものである。鑑査部8を通
過した銀行券Pは、多数のプーリ及びこのプーリに巻掛
けられた複数系統の無端状ベルト10を備えた搬送手段
11によって搬送される。
れており、この鑑査部8は銀行券Pを光学的あるいは磁
気的なセンサにより検出し、その銀行券Pの金種や真
偽、形状、表裏等を判別するものである。鑑査部8を通
過した銀行券Pは、多数のプーリ及びこのプーリに巻掛
けられた複数系統の無端状ベルト10を備えた搬送手段
11によって搬送される。
【0012】そして、搬送経路の各分岐部に設けられ
た、ゲート12,13の切替え動作により、所定の方向
に振り分けられ、金種に応じて区分集積する場合には、
銀行券区分部2の上側に設けられている複数のオープン
ポケット14,15,16に金種ごとに集積されるよう
になっている。
た、ゲート12,13の切替え動作により、所定の方向
に振り分けられ、金種に応じて区分集積する場合には、
銀行券区分部2の上側に設けられている複数のオープン
ポケット14,15,16に金種ごとに集積されるよう
になっている。
【0013】操作・表示装置9のキーによって入金施封
のために指定された金種の銀行券Pは、ゲート12の働
きによって、搬送路17を介してスイッチバック反転機
構18に送り込まれる。
のために指定された金種の銀行券Pは、ゲート12の働
きによって、搬送路17を介してスイッチバック反転機
構18に送り込まれる。
【0014】このスイッチバック反転機構18は銀行券
Pの表裏を取り揃えるもので、このスイッチバック反転
機構18により表裏を取り揃えられた銀行券Pは一時集
積部19により所定枚数ごとに集積されるようになって
いる。
Pの表裏を取り揃えるもので、このスイッチバック反転
機構18により表裏を取り揃えられた銀行券Pは一時集
積部19により所定枚数ごとに集積されるようになって
いる。
【0015】一時集積部29の下方には、受け台20上
に集積された所定枚数(100枚)の銀行券Pを受けと
ることの可能なキャリア21が設けられている。このキ
ャリア21は、ガイド22に沿って、集積部19から帯
封部4に至る間を、図示しない駆動手段によって往復動
可能に構成されている。
に集積された所定枚数(100枚)の銀行券Pを受けと
ることの可能なキャリア21が設けられている。このキ
ャリア21は、ガイド22に沿って、集積部19から帯
封部4に至る間を、図示しない駆動手段によって往復動
可能に構成されている。
【0016】この帯封部4においては、所定枚数分の銀
行券Pが結束帯23によって結束されるようになってい
る。帯封部4の下方には、結束後の銀行券はP´を受取
る搬送コンベア24と、このコンベア24によって搬送
されて来る銀行券把P´を収容するための収容部25が
設けられている。
行券Pが結束帯23によって結束されるようになってい
る。帯封部4の下方には、結束後の銀行券はP´を受取
る搬送コンベア24と、このコンベア24によって搬送
されて来る銀行券把P´を収容するための収容部25が
設けられている。
【0017】次に上述した反転機構18の構成について
説明する。図2は反転機構18の側面図であり、反転機
構18の入口側の搬送路26の途中には、銀行券Pの通
過を検出するセンサ27が設けられている。このセンサ
27の下流にはゲート28及びこのゲート28により選
択される表搬送路29と裏搬送路30が設けられてお
り、銀行券Pがセンサ27を通過すると鑑査部8からの
表裏の判定信号に応じてゲート28が選択的に振り分け
動作を行い、銀行券Pは表搬送路29又は裏搬送路30
のいずれか一方に送り込まれるようになっている。
説明する。図2は反転機構18の側面図であり、反転機
構18の入口側の搬送路26の途中には、銀行券Pの通
過を検出するセンサ27が設けられている。このセンサ
27の下流にはゲート28及びこのゲート28により選
択される表搬送路29と裏搬送路30が設けられてお
り、銀行券Pがセンサ27を通過すると鑑査部8からの
表裏の判定信号に応じてゲート28が選択的に振り分け
動作を行い、銀行券Pは表搬送路29又は裏搬送路30
のいずれか一方に送り込まれるようになっている。
【0018】表搬送路29は複数個のローラ31に張り
渡されたベルト32と、複数個のローラ33に張り渡さ
れたベルト34及びそれに対向して設けられたガイド3
5とによって構成されている。
渡されたベルト32と、複数個のローラ33に張り渡さ
れたベルト34及びそれに対向して設けられたガイド3
5とによって構成されている。
【0019】裏搬送路30は複数個のローラ36、反転
路37の出口付近に設けられたゴムローラ38に張り渡
されたベルト39及びそれに対向して設けられたガイド
40とによって構成されている。
路37の出口付近に設けられたゴムローラ38に張り渡
されたベルト39及びそれに対向して設けられたガイド
40とによって構成されている。
【0020】反転路37は、前記振分けゲート28によ
って振分けられた1枚の銀行券Pを案内するための入口
ガイド41とこの入口ガイド41に対向して設けられた
出口ガイド42とにより形成されている。
って振分けられた1枚の銀行券Pを案内するための入口
ガイド41とこの入口ガイド41に対向して設けられた
出口ガイド42とにより形成されている。
【0021】前記入口ガイド41はその全部又は一部が
曲面で構成されており、その終端には進入してきた銀行
券Pを停止させるためのストッパが設けられている。前
記出口ガイド42はその全部又は一部が曲面で構成され
ており、その一部は前記ゴムローラ38と入れ子になっ
ている。又前記入口ガイド41及び出口ガイド42には
反転路37に進入してきた銀行券Pを検知するためのセ
ンサ43,44が設けられている。
曲面で構成されており、その終端には進入してきた銀行
券Pを停止させるためのストッパが設けられている。前
記出口ガイド42はその全部又は一部が曲面で構成され
ており、その一部は前記ゴムローラ38と入れ子になっ
ている。又前記入口ガイド41及び出口ガイド42には
反転路37に進入してきた銀行券Pを検知するためのセ
ンサ43,44が設けられている。
【0022】反転路37に進入してきた銀行券Pの後端
の向きを変えるために、前記振分けゲート28の近傍の
ローラ36aにはたたき車45が設けられており、銀行
券Pの後端の向きを出口ガイド42側に変更するように
なっている。
の向きを変えるために、前記振分けゲート28の近傍の
ローラ36aにはたたき車45が設けられており、銀行
券Pの後端の向きを出口ガイド42側に変更するように
なっている。
【0023】前記たたき車45によって後端の向きを変
えられた銀行券Pは前記ゴムローラ38とピンチローラ
46とによってその後端を挾持されて、前記裏搬送路3
0へと搬送されるようになっている。
えられた銀行券Pは前記ゴムローラ38とピンチローラ
46とによってその後端を挾持されて、前記裏搬送路3
0へと搬送されるようになっている。
【0024】前記ピンチローラ47は、前記入口ガイド
41の近傍に回動可能に設けられた軸47に固定して設
けられたアーム48と、このアーム48の先端に設けら
れた軸49に回転自在に取り付けられているベアリング
50とから構成されている。前記軸49は前記センサ4
3,44からの出力信号に基づき、駆動する図示しない
駆動手段により回転自在としてある。表搬送路29と裏
搬送路30の合流部51の近傍には合流ガイド52が設
けられている。
41の近傍に回動可能に設けられた軸47に固定して設
けられたアーム48と、このアーム48の先端に設けら
れた軸49に回転自在に取り付けられているベアリング
50とから構成されている。前記軸49は前記センサ4
3,44からの出力信号に基づき、駆動する図示しない
駆動手段により回転自在としてある。表搬送路29と裏
搬送路30の合流部51の近傍には合流ガイド52が設
けられている。
【0025】図3は反転機構18の制御ブロック図であ
り、制御部53は鑑査部8及びセンサ27に接続されて
おり、鑑査部8での表裏判別結果に応じて、センサ27
によりタイミングをとって、振分けゲート駆動手段54
を駆動する。又、制御部53はセンサ44と接続されて
いて、反転路37に進入してきた銀行券とタイミングを
とって、ピンチローラ駆動手段55を駆動する。尚、タ
イマー56は振分けゲート駆動手段54の駆動タイミン
グや、ピンチローラ駆動手段55の駆動タイミングが設
定されたタイマである。次に反転機構の動作について説
明する。
り、制御部53は鑑査部8及びセンサ27に接続されて
おり、鑑査部8での表裏判別結果に応じて、センサ27
によりタイミングをとって、振分けゲート駆動手段54
を駆動する。又、制御部53はセンサ44と接続されて
いて、反転路37に進入してきた銀行券とタイミングを
とって、ピンチローラ駆動手段55を駆動する。尚、タ
イマー56は振分けゲート駆動手段54の駆動タイミン
グや、ピンチローラ駆動手段55の駆動タイミングが設
定されたタイマである。次に反転機構の動作について説
明する。
【0026】前述したように、センサを通過してきた銀
行券Pは表裏に応じて向きが切替え制御されている振分
けゲート28により、表向きのものは表搬送路29に導
かれ、裏向きのものは裏搬送路30に導かれる。この裏
向きの銀行券Pは図4に示すように、たたき車45によ
って振分けゲート28に押し当てられながら、振分けゲ
ート28の搬送面に沿って反転路37へと進入してい
く。
行券Pは表裏に応じて向きが切替え制御されている振分
けゲート28により、表向きのものは表搬送路29に導
かれ、裏向きのものは裏搬送路30に導かれる。この裏
向きの銀行券Pは図4に示すように、たたき車45によ
って振分けゲート28に押し当てられながら、振分けゲ
ート28の搬送面に沿って反転路37へと進入してい
く。
【0027】図5に示されるように、銀行券Pがセンサ
43,44を通過する事によって、ピンチローラ46の
動作時間を考慮したタイミングで図示しない駆動手段が
駆動される事により、図6のような状態となる。図6の
状態では銀行券Pの後端が既にベルト32,39による
挾み込みから外れているため、自由な状態となり、たた
き車45による方向転換が開始する。さらに、銀行券P
が進入していき、その先端が、入口ガイド41のストッ
パ41aに達すると銀行券Pは一時停止する。
43,44を通過する事によって、ピンチローラ46の
動作時間を考慮したタイミングで図示しない駆動手段が
駆動される事により、図6のような状態となる。図6の
状態では銀行券Pの後端が既にベルト32,39による
挾み込みから外れているため、自由な状態となり、たた
き車45による方向転換が開始する。さらに、銀行券P
が進入していき、その先端が、入口ガイド41のストッ
パ41aに達すると銀行券Pは一時停止する。
【0028】その直後には図7に示すように、銀行券P
の後端はたたき車45による方向転換が完了している。
さらに、ピンチローラ46動作完了によって銀行券Pの
後端がゴムローラ38とベアリング50により挾み込ま
れるため、ゴムローラ38の回転方向にしたがって、銀
行券Pは逆方向への加速度が与えられる。
の後端はたたき車45による方向転換が完了している。
さらに、ピンチローラ46動作完了によって銀行券Pの
後端がゴムローラ38とベアリング50により挾み込ま
れるため、ゴムローラ38の回転方向にしたがって、銀
行券Pは逆方向への加速度が与えられる。
【0029】銀行券Pが逆方向へ搬送されると、図8に
示すように、ゴムローラ38とベルト39に銀行券Pの
一部が挾み込まれて、裏搬送路30へと搬送される。同
時に、ピンチローラ46は連続して搬送される次の銀行
券Paの進入に備えて退避を開始する。
示すように、ゴムローラ38とベルト39に銀行券Pの
一部が挾み込まれて、裏搬送路30へと搬送される。同
時に、ピンチローラ46は連続して搬送される次の銀行
券Paの進入に備えて退避を開始する。
【0030】図9に示すように、次の銀行券Paが反転
路37に進入する前にピンチローラ46は退避を完了
し、初期状態に戻る。以降は上述した動作を繰り返すこ
とにより、銀行券Pの連続反転が可能となる。
路37に進入する前にピンチローラ46は退避を完了
し、初期状態に戻る。以降は上述した動作を繰り返すこ
とにより、銀行券Pの連続反転が可能となる。
【0031】以上説明したように、上記実施例において
は、裏搬送路30と表搬送路29との間に紙葉類を反転
させる反転路37を設けたことによって反転路37が他
の搬送路から突出する事がなく、紙葉類の表裏取揃え装
置を小形化することができる。
は、裏搬送路30と表搬送路29との間に紙葉類を反転
させる反転路37を設けたことによって反転路37が他
の搬送路から突出する事がなく、紙葉類の表裏取揃え装
置を小形化することができる。
【0032】又、上記実施例においては、反転路37を
曲面状の搬送路としたことによって、反転路37のスペ
ースを紙葉類の長さ以下にすることが可能となり、紙葉
類の表裏取揃え装置を小形化することができる。
曲面状の搬送路としたことによって、反転路37のスペ
ースを紙葉類の長さ以下にすることが可能となり、紙葉
類の表裏取揃え装置を小形化することができる。
【0033】尚、上記実施例では、銀行券を表向きに取
揃えるために、裏向きの銀行券を反転路37により表向
きに変更するようにしたが、裏向きに取揃える場合は表
向きの銀行券を反転路37に供給して取揃えることも可
能であり、取揃えの向きに応じて選択が可能である。
揃えるために、裏向きの銀行券を反転路37により表向
きに変更するようにしたが、裏向きに取揃える場合は表
向きの銀行券を反転路37に供給して取揃えることも可
能であり、取揃えの向きに応じて選択が可能である。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
紙葉類の表裏反転機構を極めて小さくすることかできる
という効果を奏する。
紙葉類の表裏反転機構を極めて小さくすることかできる
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は銀行券処理装置の側面図。
【図2】図2は表裏反転装置の側面図。
【図3】図3は表裏反転装置の制御ブロック図である。
【図4】図4は表裏反転装置の動作説明図。
【図5】図5は表裏反転装置の動作説明図。
【図6】図6は表裏反転装置の動作説明図。
【図7】図7は表裏反転装置の動作説明図。
【図8】図8は表裏反転装置の動作説明図。
【図9】図9は表裏反転装置の動作説明図。
1…銀行券処理装置 3…銀行券帯封装置 4…帯封部 2…銀行券区分部 5…供給部 6…繰出ローラ 8…鑑査部 11…搬送手段 17…搬送路 18…スイッチバック反転機構 19…一時集積部 27…センサ 28…ゲート 29…表搬送路 30…裏搬送路 37…反転路 38…ゴムローラ 39…ベルト 40…ガイド 41…入口ガイド 42…出口ガイド 43,44…センサ 45…たたき車 46…ピンチローラ 52…合流ガイド
Claims (2)
- 【請求項1】 紙葉類を搬送する搬送手段と、この搬送
手段により搬送される紙葉類の表裏を判別する判別手段
と、この判別手段により判別された紙葉類を搬送する第
1の搬送手段と、この第1の搬送手段と並列に設けられ
た第2の搬送手段と、上記第1の搬送手段と第2の搬送
手段との間に設けられ受入れた紙葉類の後端を先端とし
て第2の搬送手段へ送り出すことにより紙葉類を反転さ
せる反転搬送手段と、上記判別手段の判別結果に応じて
上記反転搬送手段と第1の搬送手段とに紙葉類を振り分
ける振分け手段とを具備したことを特徴とする紙葉類の
表裏取り揃え装置。 - 【請求項2】 紙葉類を搬送する搬送手段と、この搬送
手段により搬送される紙葉類の表裏を判別する判別手段
と、上記判別手段の判別結果に応じて紙葉類を表裏に応
じて振り分ける振分け手段と、この振分け手段により振
分けられた一方の向きの紙葉類を搬送する第1の搬送手
段と、上記振分け手段により振分けられた他方の向きの
紙葉類を受入れて紙葉類の後端を先端として送り出すこ
とにより紙葉類を反転させる曲面状の搬送路を有する反
転搬送手段と、この反転搬送手段により送り出される紙
葉類を上記第1の搬送手段に合流させる第2の搬送手段
とを具備したことを特徴とする紙葉類の表裏取り揃え装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33211392A JPH06179560A (ja) | 1992-12-14 | 1992-12-14 | 紙葉類の表裏取揃え装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33211392A JPH06179560A (ja) | 1992-12-14 | 1992-12-14 | 紙葉類の表裏取揃え装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06179560A true JPH06179560A (ja) | 1994-06-28 |
Family
ID=18251303
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33211392A Pending JPH06179560A (ja) | 1992-12-14 | 1992-12-14 | 紙葉類の表裏取揃え装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06179560A (ja) |
-
1992
- 1992-12-14 JP JP33211392A patent/JPH06179560A/ja active Pending
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