JPH06177899A - 時分割多重伝送装置 - Google Patents
時分割多重伝送装置Info
- Publication number
- JPH06177899A JPH06177899A JP43A JP32834992A JPH06177899A JP H06177899 A JPH06177899 A JP H06177899A JP 43 A JP43 A JP 43A JP 32834992 A JP32834992 A JP 32834992A JP H06177899 A JPH06177899 A JP H06177899A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transmission
- address
- signal
- unit
- terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 89
- 230000008054 signal transmission Effects 0.000 claims abstract description 18
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 claims description 15
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 1
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Small-Scale Networks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 アドレスの設定を容易にかつ迅速に行なうこ
とができると共にアドレス設定の信頼性を向上させ、さ
らに親機1、端末器3等の制御を簡単に行なう。 【構成】 親機1と複数の端末器3とを伝送線2を介し
て接続し、モード信号,アドレス信号,制御信号等から
なる伝送信号を親機1から端末器3に伝送して端末器の
監視、制御を行なう。各端末器3は伝送線2に直列に挿
入したスイッチング要素4を有し、親機1に対しループ
状に接続する。伝送信号はスイッチング要素4の前後の
伝送線2から選択回路を介して伝送信号送受処理部に入
力される。伝送信号送受処理部は、スイッチング要素4
を開路した状態で親機1からのアドレス設定モード信号
の受信時に、伝送信号のアドレス信号を端末器3の設定
アドレスとしてアドレスメモリ部に書き込ませると共
に、スイッチング要素4を閉路させて次段の端末器の伝
送信号の受信を行なわせる。
とができると共にアドレス設定の信頼性を向上させ、さ
らに親機1、端末器3等の制御を簡単に行なう。 【構成】 親機1と複数の端末器3とを伝送線2を介し
て接続し、モード信号,アドレス信号,制御信号等から
なる伝送信号を親機1から端末器3に伝送して端末器の
監視、制御を行なう。各端末器3は伝送線2に直列に挿
入したスイッチング要素4を有し、親機1に対しループ
状に接続する。伝送信号はスイッチング要素4の前後の
伝送線2から選択回路を介して伝送信号送受処理部に入
力される。伝送信号送受処理部は、スイッチング要素4
を開路した状態で親機1からのアドレス設定モード信号
の受信時に、伝送信号のアドレス信号を端末器3の設定
アドレスとしてアドレスメモリ部に書き込ませると共
に、スイッチング要素4を閉路させて次段の端末器の伝
送信号の受信を行なわせる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、時分割多重伝送装置に
関するものである。
関するものである。
【0002】
【従来の技術】時分割多重伝送装置の端末器のアドレス
設定方法として例えば特開昭62−71344号公報に
記載されたものがある。すなわち図4に示すように、親
機1に伝送線2を介して端末器31 ,32 ,…3n が接
続され、伝送線2には直列にスイッチング要素であるス
イッチ41 ,42 ,…4n がそれぞれ挿入されている。
端末器3は図5のブロック図に示すように、スイッチ4
の手前より伝送線2に接続し、伝送信号の受信再生及び
信号返送を行なうと共にモード判定、アドレスの判定を
行なうための伝送信号送受処理部5を有し、この伝送信
号送受処理部5にて受信再生された伝送信号に基づいて
モード判定、アドレスの判定、制御信号の出力、監視入
力の取込みを行なう。伝送信号送受処理部5には監視信
号を親機1へ返送させる制御監視部6が設けられ、さら
に設定されたアドレスを書き込むアドレスメモリ部7
と、このアドレスメモリ部7に設定アドレスを書き込ま
せるアドレス設定処理部8と、上記スイッチ4を開閉制
御するスイッチ駆動部9が設けられる。
設定方法として例えば特開昭62−71344号公報に
記載されたものがある。すなわち図4に示すように、親
機1に伝送線2を介して端末器31 ,32 ,…3n が接
続され、伝送線2には直列にスイッチング要素であるス
イッチ41 ,42 ,…4n がそれぞれ挿入されている。
端末器3は図5のブロック図に示すように、スイッチ4
の手前より伝送線2に接続し、伝送信号の受信再生及び
信号返送を行なうと共にモード判定、アドレスの判定を
行なうための伝送信号送受処理部5を有し、この伝送信
号送受処理部5にて受信再生された伝送信号に基づいて
モード判定、アドレスの判定、制御信号の出力、監視入
力の取込みを行なう。伝送信号送受処理部5には監視信
号を親機1へ返送させる制御監視部6が設けられ、さら
に設定されたアドレスを書き込むアドレスメモリ部7
と、このアドレスメモリ部7に設定アドレスを書き込ま
せるアドレス設定処理部8と、上記スイッチ4を開閉制
御するスイッチ駆動部9が設けられる。
【0003】これらの動作としては、アドレスの一括設
定時に、伝送線2上の全てのスイッチ41 ,42 ,…4
n が開路状態であるとして、最も親機1に近い端末器3
が伝送線2上に接続されている状態にて、親機1からア
ドレス設定モード信号と、その端末器3に設定すべきア
ドレスの信号が伝送されると、この信号を受信した端末
器3では、伝送信号送受信処理部5からアドレス設定モ
ード信号をアドレス設定処理部8に入力させると共に、
アドレス信号を入力させ、アドレスデータをアドレスメ
モリ部7に書き込ませる。この書き込みが終了すると、
アドレス設定処理部8から伝送線スイッチ信号S1 がオ
アゲート11を介して出力し、この信号S1 がスイッチ
駆動部9を駆動してスイッチ4をオンし、伝送線2を次
段の端末器3に接続する。同様に親機1からは次段の端
末器3のアドレス設定モード信号とアドレス信号とを出
力し、端末器3側は前記と同様にアドレス設定を行なっ
て行く。
定時に、伝送線2上の全てのスイッチ41 ,42 ,…4
n が開路状態であるとして、最も親機1に近い端末器3
が伝送線2上に接続されている状態にて、親機1からア
ドレス設定モード信号と、その端末器3に設定すべきア
ドレスの信号が伝送されると、この信号を受信した端末
器3では、伝送信号送受信処理部5からアドレス設定モ
ード信号をアドレス設定処理部8に入力させると共に、
アドレス信号を入力させ、アドレスデータをアドレスメ
モリ部7に書き込ませる。この書き込みが終了すると、
アドレス設定処理部8から伝送線スイッチ信号S1 がオ
アゲート11を介して出力し、この信号S1 がスイッチ
駆動部9を駆動してスイッチ4をオンし、伝送線2を次
段の端末器3に接続する。同様に親機1からは次段の端
末器3のアドレス設定モード信号とアドレス信号とを出
力し、端末器3側は前記と同様にアドレス設定を行なっ
て行く。
【0004】このようにして各端末器3のスイッチ
41 ,42 …4n を順次オンしていくことにより、端末
器31 ,32 …3n のアドレスを設定していくことがで
きる。
41 ,42 …4n を順次オンしていくことにより、端末
器31 ,32 …3n のアドレスを設定していくことがで
きる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のアドレス設定方法においては、親機1から一
括してアドレスの設定を行なう場合、もし一局ごとに親
機1と該当端末器3との間でデータの確認を行ないなが
ら設定していくとすると、親機1側の制御のソフトウエ
アが複雑になると共に、全端末器31 ,32 …3n の設
定に非常に時間がかかり、実用的でなくなってしまうと
共に、もし確認を取らずにアドレス設定モード信号とア
ドレス信号とを一括して伝送してしまうと、端末器3側
の故障時に、アドレス設定が不完全で、故障した端末器
3以後の局が切離されてしまうといった不具合が生じる
ことがある。
うな従来のアドレス設定方法においては、親機1から一
括してアドレスの設定を行なう場合、もし一局ごとに親
機1と該当端末器3との間でデータの確認を行ないなが
ら設定していくとすると、親機1側の制御のソフトウエ
アが複雑になると共に、全端末器31 ,32 …3n の設
定に非常に時間がかかり、実用的でなくなってしまうと
共に、もし確認を取らずにアドレス設定モード信号とア
ドレス信号とを一括して伝送してしまうと、端末器3側
の故障時に、アドレス設定が不完全で、故障した端末器
3以後の局が切離されてしまうといった不具合が生じる
ことがある。
【0006】本発明は上記の欠点を防ぐためになされた
ものであり、その目的とするところは、親機から自動的
に遠隔で端末器側のアドレスを設定する場合、アドレス
の設定を容易にかつ迅速に行なうことができると共にア
ドレス設定の信頼性を向上させ、さらに親機、端末器等
の制御を簡単に行うことのできる時分割多重伝送装置を
提供することを目的とする。
ものであり、その目的とするところは、親機から自動的
に遠隔で端末器側のアドレスを設定する場合、アドレス
の設定を容易にかつ迅速に行なうことができると共にア
ドレス設定の信頼性を向上させ、さらに親機、端末器等
の制御を簡単に行うことのできる時分割多重伝送装置を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明においては、親機と複数の端末器とを伝送線
を介して接続し、モード信号,アドレス信号,制御信号
等からなる伝送信号を親機から端末器に伝送して端末器
の監視、制御を行なうものであって、それぞれの端末器
には、次段へ送る伝送線に直列に挿入したスイッチング
要素と、前記伝送線に接続され伝送信号送受処理部を介
して入力された伝送信号に基づいてモード判定、アドレ
スの判定、制御信号の出力、監視入力の取込みを行なう
と共に監視信号を親機に返送する制御監視部と、伝送信
号の設定アドレスを書き替え自在に書き込むアドレスメ
モリ部と、アドレスメモリ部に対して設定アドレスを書
き込ませるアドレス設定処理部と、上記スイッチング要
素の開閉を行なうスイッチング駆動部とを設け、前記伝
送信号送受処理部は、前記スイッチング要素を開路した
状態で親機からのアドレス設定モード信号の受信時に、
伝送信号のアドレス信号を当該端末器の設定アドレスと
してアドレスメモリ部に書き込ませると共に、スイッチ
ング要素を閉路させて次段の端末器の伝送信号の受信を
行なわせる時分割多重伝送装置において、前記各端末器
は親機に対しループ状に接続され、それぞれの端末器は
スイッチング要素の前後の伝送線が選択回路を介して伝
送信号送受処理部に接続されていることを特徴とする。
また閉路されたスイッチング要素が親機からの制御信号
により開路可能に構成されていることを特徴とする
に、本発明においては、親機と複数の端末器とを伝送線
を介して接続し、モード信号,アドレス信号,制御信号
等からなる伝送信号を親機から端末器に伝送して端末器
の監視、制御を行なうものであって、それぞれの端末器
には、次段へ送る伝送線に直列に挿入したスイッチング
要素と、前記伝送線に接続され伝送信号送受処理部を介
して入力された伝送信号に基づいてモード判定、アドレ
スの判定、制御信号の出力、監視入力の取込みを行なう
と共に監視信号を親機に返送する制御監視部と、伝送信
号の設定アドレスを書き替え自在に書き込むアドレスメ
モリ部と、アドレスメモリ部に対して設定アドレスを書
き込ませるアドレス設定処理部と、上記スイッチング要
素の開閉を行なうスイッチング駆動部とを設け、前記伝
送信号送受処理部は、前記スイッチング要素を開路した
状態で親機からのアドレス設定モード信号の受信時に、
伝送信号のアドレス信号を当該端末器の設定アドレスと
してアドレスメモリ部に書き込ませると共に、スイッチ
ング要素を閉路させて次段の端末器の伝送信号の受信を
行なわせる時分割多重伝送装置において、前記各端末器
は親機に対しループ状に接続され、それぞれの端末器は
スイッチング要素の前後の伝送線が選択回路を介して伝
送信号送受処理部に接続されていることを特徴とする。
また閉路されたスイッチング要素が親機からの制御信号
により開路可能に構成されていることを特徴とする
【0008】
【作用】親機から各端末器に伝送信号を端末器の両側か
ら伝送できるので、個々の端末器と親機の間で信号の送
受を繰り返す必要がなくなり、親機、端末器共に複雑な
制御を行う必要がない。
ら伝送できるので、個々の端末器と親機の間で信号の送
受を繰り返す必要がなくなり、親機、端末器共に複雑な
制御を行う必要がない。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例の回路図を示したも
のである。親機1と端末器31 ,32 ,…3n は伝送線
2を介してループ状に接続されている。図2は上記回路
における端末器3のブロック図であり、従来例と同様ス
イッチング要素としてのスイッチ4を有しているが、伝
送信号送受処理部5の前段には選択回路12が設けられ
ており、この選択回路12はスイッチ4の前後の伝送線
2に接続され、スイッチ4の前後より信号を入力し、そ
のどちらかを選択するようになっている。選択回路12
の動作としては、その端末器に対し、ループ方向を検出
し、アドレス設定を1度だけ有効にする。図3は本実施
例に用いる伝送信号のフォーマット図である。
のである。親機1と端末器31 ,32 ,…3n は伝送線
2を介してループ状に接続されている。図2は上記回路
における端末器3のブロック図であり、従来例と同様ス
イッチング要素としてのスイッチ4を有しているが、伝
送信号送受処理部5の前段には選択回路12が設けられ
ており、この選択回路12はスイッチ4の前後の伝送線
2に接続され、スイッチ4の前後より信号を入力し、そ
のどちらかを選択するようになっている。選択回路12
の動作としては、その端末器に対し、ループ方向を検出
し、アドレス設定を1度だけ有効にする。図3は本実施
例に用いる伝送信号のフォーマット図である。
【0010】そして選択回路12にて選択された伝送信
号は伝送信号送受処理部5に入力されて伝送信号の受信
再生が行われ、モード判定、アドレスの判定が行なわれ
る。制御監視部6は、伝送信号受信処理部5で受信再生
された伝送信号に基づいてモード判定、アドレスの判
定、制御信号の出力、監視入力の取込みを行ない、制御
スイッチ信号S2 を出力する。また伝送信号受信処理部
5で受信再生された伝送信号は、アドレス設定処理部8
を介して書き込み自在なアドレスメモリ部7にアドレス
を書き込む。スイッチ4を開閉制御するスイッチ駆動部
9は、アドレス設定処理部8から出力される伝送線スイ
ッチ信号S1 と制御監視部6から出力される制御スイッ
チ信号S2 との論理和出力により制御され、アドレス設
定処理部8は上記論理和出力の反転信号と伝送信号受信
処理部5のアドレス設定モード信号との論理積出力を設
定信号としている。
号は伝送信号送受処理部5に入力されて伝送信号の受信
再生が行われ、モード判定、アドレスの判定が行なわれ
る。制御監視部6は、伝送信号受信処理部5で受信再生
された伝送信号に基づいてモード判定、アドレスの判
定、制御信号の出力、監視入力の取込みを行ない、制御
スイッチ信号S2 を出力する。また伝送信号受信処理部
5で受信再生された伝送信号は、アドレス設定処理部8
を介して書き込み自在なアドレスメモリ部7にアドレス
を書き込む。スイッチ4を開閉制御するスイッチ駆動部
9は、アドレス設定処理部8から出力される伝送線スイ
ッチ信号S1 と制御監視部6から出力される制御スイッ
チ信号S2 との論理和出力により制御され、アドレス設
定処理部8は上記論理和出力の反転信号と伝送信号受信
処理部5のアドレス設定モード信号との論理積出力を設
定信号としている。
【0011】各端末器3において、スイッチ信号が発生
していないとすると、親機1からアドレス設定信号が送
信された場合、それを受取った端末器3においては、選
択回路12によってスイッチ4の前の信号が入力される
ことにより、伝送信号受信処理部5からアドレス設定モ
ード信号が出力してアンドゲート10を介してアドレス
設定処理部8に入力する動作および制御監視部6に入力
する動作が行なわれる。このアドレス設定モード信号が
入力している際にアドレス設定処理部8は、伝送信号受
信処理部5で受信されたアドレスを取り込み、そのアド
レスをアドレスメモリ部7に書き込む。
していないとすると、親機1からアドレス設定信号が送
信された場合、それを受取った端末器3においては、選
択回路12によってスイッチ4の前の信号が入力される
ことにより、伝送信号受信処理部5からアドレス設定モ
ード信号が出力してアンドゲート10を介してアドレス
設定処理部8に入力する動作および制御監視部6に入力
する動作が行なわれる。このアドレス設定モード信号が
入力している際にアドレス設定処理部8は、伝送信号受
信処理部5で受信されたアドレスを取り込み、そのアド
レスをアドレスメモリ部7に書き込む。
【0012】アドレス設定処理部8又は制御監視部6か
ら伝送線スイッチ信号S1 又は制御スイッチ信号S2 の
いずれか一方のみが出力されると、オアゲート11から
の反転信号によりアンドゲート10の出力を“L”に設
定しアドレス設定モード信号がアドレス設定処理部8に
入力されるのを停止する動作を行い、当該端末器におけ
るアドレス設定信号の受付けを停止する。
ら伝送線スイッチ信号S1 又は制御スイッチ信号S2 の
いずれか一方のみが出力されると、オアゲート11から
の反転信号によりアンドゲート10の出力を“L”に設
定しアドレス設定モード信号がアドレス設定処理部8に
入力されるのを停止する動作を行い、当該端末器におけ
るアドレス設定信号の受付けを停止する。
【0013】ここで、例えば伝送線2上の全ての端末器
がアドレス未設定であったとする。すなわちスイッチ4
1 ,42 ,…4n が全てオフ状態にあり、最も親機1に
近い(ループ形の場合には2つあるが、親機の出力ポー
トに近い)端末器31 が伝送線2に接続されている状態
になっているとした時、親機1から全ての端末器3に対
し、一括してアドレス設定モード信号と設定アドレスと
を一気に出力する。つまり、図3のように、“アドレス
設定モード信号,端末器31 用アドレス信号”、“アド
レス設定モード信号、端末器32 用アドレス信号”…の
ように出力する。各端末器3の個々の処理としては、例
えば端末器31 を例にとってみると、最初に親機1から
アドレス設定モード信号と端末器31 に設定すべきアド
レスのアドレス信号が1つのフレームになって送信され
て来るため、この伝送信号を受信した端末器31 では伝
送信号受信処理部5からアドレス設定モード信号をアド
レス設定処理部8に入力させると共にアドレス信号を入
力させ、アドレスデータをアドレスメモリ部7に書き込
ませる。この書き込みが終了すると、アドレス設定処理
部8から伝送線スイッチ信号S1 がオアゲート11を介
して出力し、この伝送線スイッチ信号S1 によりスイッ
チ駆動部9を駆動し、スイッチ41 をオンして伝送線2
を次段の端末器32 に接続し、当該端末器32 の伝送信
号の受信を可能とする。スイッチ41 がオンすると同じ
データが選択回路12を通してもう1度入力されて来る
が、すでに本端末器31 はアドレス設定完了となってい
るためアドレス再書き込みにはならない。親機1からは
次々に端末器32 用,…3n 用とフレームが送信されて
来るために、上記と同様な設定方法により、順次スイッ
チ42 …4n をオンすると共に、端末器32 …3n のア
ドレスを設定していくことができる。
がアドレス未設定であったとする。すなわちスイッチ4
1 ,42 ,…4n が全てオフ状態にあり、最も親機1に
近い(ループ形の場合には2つあるが、親機の出力ポー
トに近い)端末器31 が伝送線2に接続されている状態
になっているとした時、親機1から全ての端末器3に対
し、一括してアドレス設定モード信号と設定アドレスと
を一気に出力する。つまり、図3のように、“アドレス
設定モード信号,端末器31 用アドレス信号”、“アド
レス設定モード信号、端末器32 用アドレス信号”…の
ように出力する。各端末器3の個々の処理としては、例
えば端末器31 を例にとってみると、最初に親機1から
アドレス設定モード信号と端末器31 に設定すべきアド
レスのアドレス信号が1つのフレームになって送信され
て来るため、この伝送信号を受信した端末器31 では伝
送信号受信処理部5からアドレス設定モード信号をアド
レス設定処理部8に入力させると共にアドレス信号を入
力させ、アドレスデータをアドレスメモリ部7に書き込
ませる。この書き込みが終了すると、アドレス設定処理
部8から伝送線スイッチ信号S1 がオアゲート11を介
して出力し、この伝送線スイッチ信号S1 によりスイッ
チ駆動部9を駆動し、スイッチ41 をオンして伝送線2
を次段の端末器32 に接続し、当該端末器32 の伝送信
号の受信を可能とする。スイッチ41 がオンすると同じ
データが選択回路12を通してもう1度入力されて来る
が、すでに本端末器31 はアドレス設定完了となってい
るためアドレス再書き込みにはならない。親機1からは
次々に端末器32 用,…3n 用とフレームが送信されて
来るために、上記と同様な設定方法により、順次スイッ
チ42 …4n をオンすると共に、端末器32 …3n のア
ドレスを設定していくことができる。
【0014】全ての端末器3のアドレスの設定が終了す
ると、伝送線2がスイッチ4によってループ状につなが
り、親機1から見ると信号の出力ポートから入力ポート
までが1本の直列伝送路のようになっているため、親機
1より出力した出力データが全て返送されて来ることに
なる。従って設定終了後に親機1より任意のデータを送
信し、データが返って来るか、又データは正しいかをチ
ェックすることにより、容易にしかも迅速にアドレス設
定完了の確認ができることになる。
ると、伝送線2がスイッチ4によってループ状につなが
り、親機1から見ると信号の出力ポートから入力ポート
までが1本の直列伝送路のようになっているため、親機
1より出力した出力データが全て返送されて来ることに
なる。従って設定終了後に親機1より任意のデータを送
信し、データが返って来るか、又データは正しいかをチ
ェックすることにより、容易にしかも迅速にアドレス設
定完了の確認ができることになる。
【0015】さらに本実施例においては、伝送線2がル
ープ状をなしているため、一般的なループ状のメリッ
ト、すなわち伝送線2又は端末器3に異常があって、あ
る箇所にて断線した場合においても、親機1より逆回り
のループにてデータを送信することが可能となるため、
逆回りループによって故障箇所までの端末器3のアドレ
ス遠隔設定も可能になるというメリットが生じる。
ープ状をなしているため、一般的なループ状のメリッ
ト、すなわち伝送線2又は端末器3に異常があって、あ
る箇所にて断線した場合においても、親機1より逆回り
のループにてデータを送信することが可能となるため、
逆回りループによって故障箇所までの端末器3のアドレ
ス遠隔設定も可能になるというメリットが生じる。
【0016】また、従来の端末器3においては端末器3
のスイッチ回路に方向性がある。すなわち伝送信号送受
処理部5の側は常に親局側に設定しなければならず、逆
にすると全く動作しなくなってしまうため設置に細心の
注意を払う必要があるなど、非常に使いづらいものであ
ったのに、本装置については方向性が全くなく、どちら
に接続してもよいといった設置上の有利な点もある。
のスイッチ回路に方向性がある。すなわち伝送信号送受
処理部5の側は常に親局側に設定しなければならず、逆
にすると全く動作しなくなってしまうため設置に細心の
注意を払う必要があるなど、非常に使いづらいものであ
ったのに、本装置については方向性が全くなく、どちら
に接続してもよいといった設置上の有利な点もある。
【0017】さらにアドレス設定を一括して行なうこと
により、個々の端末器と親機の間で信号の送受信を繰返
す必要がないため、親機,端末器共に複雑な制御を省く
ことができ、制御のソフトウエアも簡単になるという製
造者側のメリットもある。なお閉路されたスイッチング
要素は親機からの制御信号により開路可能であり、任意
にアドレスの再設定も可能である。
により、個々の端末器と親機の間で信号の送受信を繰返
す必要がないため、親機,端末器共に複雑な制御を省く
ことができ、制御のソフトウエアも簡単になるという製
造者側のメリットもある。なお閉路されたスイッチング
要素は親機からの制御信号により開路可能であり、任意
にアドレスの再設定も可能である。
【0018】
【発明の効果】以上説明のように本発明によれば、親機
と複数の端末器の接続をループ状としたことにより、端
末器のアドレスの設定を一括して親機から遠隔操作によ
り行なうことができ、施行時に個々の端末器においてス
イッチ操作等によりアドレスを設定する必要がないの
で、アドレス設定が容易になると共に、上記端末器のア
ドレス設定時において、全ての端末器のアドレスの設定
が終了すると、親機からの出力データが全て返送されて
くるので、そのデータの確認を取ることによって一括し
て全端末器のアドレス設定の完了を認識すると共に伝送
線の断線がなく、正常な状態であることを確認すること
ができ、アドレス設定の容易化,迅速化に大きな効果を
もたらす。さらにアドレス設定を一括して行なうことに
より、個々の端末器と親機の間で信号の送受信を繰返す
必要がないため、親機、端末器共に複雑な制御を省くこ
とができ、制御のソフトウエアも簡単になる効果もあ
る。
と複数の端末器の接続をループ状としたことにより、端
末器のアドレスの設定を一括して親機から遠隔操作によ
り行なうことができ、施行時に個々の端末器においてス
イッチ操作等によりアドレスを設定する必要がないの
で、アドレス設定が容易になると共に、上記端末器のア
ドレス設定時において、全ての端末器のアドレスの設定
が終了すると、親機からの出力データが全て返送されて
くるので、そのデータの確認を取ることによって一括し
て全端末器のアドレス設定の完了を認識すると共に伝送
線の断線がなく、正常な状態であることを確認すること
ができ、アドレス設定の容易化,迅速化に大きな効果を
もたらす。さらにアドレス設定を一括して行なうことに
より、個々の端末器と親機の間で信号の送受信を繰返す
必要がないため、親機、端末器共に複雑な制御を省くこ
とができ、制御のソフトウエアも簡単になる効果もあ
る。
【図1】本発明の一実施例による時分割多重伝送装置の
全体構成図
全体構成図
【図2】図1の端末器の回路構成ブロック図
【図3】図1で用いる伝送信号のフォーマット図
【図4】従来の時分割多重伝送装置の全体構成図
【図5】従来の時分割多重伝送装置の端末器の回路構成
ブロック図
ブロック図
1は親機、2は伝送線、3は端末器、4はスイッチング
要素、5は伝送信号送受信処理部、6は制御監視部、7
はアドレスメモリ部、8はアドレス設定処理部、9はス
イッチ駆動部、10はアンドゲート、11はオアゲー
ト、12は選択回路を示す。
要素、5は伝送信号送受信処理部、6は制御監視部、7
はアドレスメモリ部、8はアドレス設定処理部、9はス
イッチ駆動部、10はアンドゲート、11はオアゲー
ト、12は選択回路を示す。
Claims (2)
- 【請求項1】 親機と複数の端末器とを伝送線を介して
接続し、モード信号,アドレス信号,制御信号等からな
る伝送信号を親機から端末器に伝送して端末器の監視、
制御を行なうものであって、それぞれの端末器には、次
段へ送る伝送線に直列に挿入したスイッチング要素と、
前記伝送線に接続され伝送信号送受処理部を介して入力
された伝送信号に基づいてモード判定、アドレスの判
定、制御信号の出力、監視入力の取込みを行なうと共に
監視信号を親機に返送する制御監視部と、伝送信号の設
定アドレスを書き替え自在に書き込むアドレスメモリ部
と、アドレスメモリ部に対して設定アドレスを書き込ま
せるアドレス設定処理部と、上記スイッチング要素の開
閉を行なうスイッチング駆動部とを設け、前記伝送信号
送受処理部は、前記スイッチング要素を開路した状態で
親機からのアドレス設定モード信号の受信時に、伝送信
号のアドレス信号を当該端末器の設定アドレスとしてア
ドレスメモリ部に書き込ませると共に、スイッチング要
素を閉路させて次段の端末器の伝送信号の受信を行なわ
せる時分割多重伝送装置において、前記各端末器は親機
に対しループ状に接続され、それぞれの端末器はスイッ
チング要素の前後の伝送線が選択回路を介して伝送信号
送受処理部に接続されていることを特徴とする時分割多
重伝送装置。 - 【請求項2】 閉路されたスイッチング要素が親機から
の制御信号により開路可能に構成されていることを特徴
とする請求項1記載の時分割多重伝送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP43A JPH06177899A (ja) | 1992-12-09 | 1992-12-09 | 時分割多重伝送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP43A JPH06177899A (ja) | 1992-12-09 | 1992-12-09 | 時分割多重伝送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06177899A true JPH06177899A (ja) | 1994-06-24 |
Family
ID=18209252
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP43A Pending JPH06177899A (ja) | 1992-12-09 | 1992-12-09 | 時分割多重伝送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06177899A (ja) |
-
1992
- 1992-12-09 JP JP43A patent/JPH06177899A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3803250B2 (ja) | バスマスター切換ユニット | |
US5751764A (en) | Switcher for flexibly interconnecting communication ports | |
JPH06177899A (ja) | 時分割多重伝送装置 | |
US7624315B2 (en) | Adapter card for connection to a data bus in a data processing unit and method for operating a DDR memory module | |
JPS6271344A (ja) | 時分割多重伝送装置の端末器のアドレス設定方法 | |
EP0390588A2 (en) | Input/output switching circuit | |
JP2637653B2 (ja) | 冗長化制御装置 | |
JP3028036B2 (ja) | 通話路構成方式 | |
JP2804798B2 (ja) | 画像通信装置 | |
JPH11143790A (ja) | 制御信号入出力装置 | |
JP2679154B2 (ja) | 構内交換機 | |
JP2820005B2 (ja) | クロスコネクト方式 | |
EP0400930A2 (en) | Realtime redundant operating system | |
JPH04170834A (ja) | データ伝送制御システム | |
JPH05219058A (ja) | 相互接続制御装置 | |
JP2948599B2 (ja) | クロスポイント装置 | |
JP3354493B2 (ja) | シリアルデータ転送装置 | |
JP2983680B2 (ja) | オーディオ・ビデオ機器の相互接続制御システム | |
JPS60196019A (ja) | 送受信回路切替方式 | |
JPS6386636A (ja) | デ−タ伝送方式 | |
JPH01117448A (ja) | 通信制御装置 | |
JPS6133489B2 (ja) | ||
JPS63173754A (ja) | 列車運行管理システム用2重系切換装置 | |
JPS6251017B2 (ja) | ||
JPS5895492A (ja) | 時分割スイツチ制御装置 |