JPH06176586A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents
不揮発性半導体記憶装置Info
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- JPH06176586A JPH06176586A JP6049093A JP6049093A JPH06176586A JP H06176586 A JPH06176586 A JP H06176586A JP 6049093 A JP6049093 A JP 6049093A JP 6049093 A JP6049093 A JP 6049093A JP H06176586 A JPH06176586 A JP H06176586A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電気的に一括消去が可能な不揮発性半導体記
憶装置に関し、非選択セルが誤って選択される可能性を
確実に排除し、読み出し動作の信頼性を向上させること
を目的とする。 【構成】 複数のワード線WL1 〜WLm と、複数のビ
ット線BL11〜BL1k,...,BLn1〜BLnkと、該各ワ
ード線WL1 〜WLm およびビット線BL11〜BL1k,
...,BLn1〜BLnkの交差個所に設けられ、閾値電圧
を外部から電気的に制御することができるMISトラン
ジスタで構成された複数の不揮発性メモリセルMhij;M
111 〜M1mk, ..., Mn11 〜Mnmk と、読み出し時に、
前記不揮発性メモリセルのソースに対して第1の電位の
読出バイアス電圧を印加するソース電源供給回路8とを
具備し、読み出し動作時における過剰消去による誤動作
を防止するように構成する。
憶装置に関し、非選択セルが誤って選択される可能性を
確実に排除し、読み出し動作の信頼性を向上させること
を目的とする。 【構成】 複数のワード線WL1 〜WLm と、複数のビ
ット線BL11〜BL1k,...,BLn1〜BLnkと、該各ワ
ード線WL1 〜WLm およびビット線BL11〜BL1k,
...,BLn1〜BLnkの交差個所に設けられ、閾値電圧
を外部から電気的に制御することができるMISトラン
ジスタで構成された複数の不揮発性メモリセルMhij;M
111 〜M1mk, ..., Mn11 〜Mnmk と、読み出し時に、
前記不揮発性メモリセルのソースに対して第1の電位の
読出バイアス電圧を印加するソース電源供給回路8とを
具備し、読み出し動作時における過剰消去による誤動作
を防止するように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、不揮発性半導体記憶装
置に関し、特に、電気的に一括消去が可能な不揮発性半
導体記憶装置(フラッシュメモリ)に関する。近年、記
憶データを電気的に一括消去することのできる不揮発性
半導体記憶装置として、フラッシュメモリが注目されて
いる。このフラッシュメモリには、後述するような過剰
消去(オーバーイレーズ)の問題があり、オーバーイレ
ーズのメモリセルに対しても誤動作を生じないフラッシ
ュメモリの提供が要望されている。
置に関し、特に、電気的に一括消去が可能な不揮発性半
導体記憶装置(フラッシュメモリ)に関する。近年、記
憶データを電気的に一括消去することのできる不揮発性
半導体記憶装置として、フラッシュメモリが注目されて
いる。このフラッシュメモリには、後述するような過剰
消去(オーバーイレーズ)の問題があり、オーバーイレ
ーズのメモリセルに対しても誤動作を生じないフラッシ
ュメモリの提供が要望されている。
【0002】
【従来の技術】図6はフラッシュメモリのセルトランジ
スタの構成を示す図である。同図において、参照符号V
G はゲート端子、VD はドレイン端子、VS はソース端
子、CGはゲート端子VG に接続されたコントロールゲ
ート、そして、FGはコントロールゲートCGの電位に
よって制御されるフローティングゲートを示す。
スタの構成を示す図である。同図において、参照符号V
G はゲート端子、VD はドレイン端子、VS はソース端
子、CGはゲート端子VG に接続されたコントロールゲ
ート、そして、FGはコントロールゲートCGの電位に
よって制御されるフローティングゲートを示す。
【0003】まず、選択セルからデータを読み出す場合
には、ソース端子VS に0ボルト、ゲート端子VG に5
ボルトの読み出し用電圧(通常の電源電圧VCC)、ドレ
イン端子VD に約1ボルトの電圧をそれぞれ印加し、セ
ルが電流を流すか否かに応じて読み出しデータが“1”
または“0”のいずれであるかを判定する(読み出し動
作)。この場合、非選択セルに対しては、そのゲート端
子に0ボルトの電圧が印加される。
には、ソース端子VS に0ボルト、ゲート端子VG に5
ボルトの読み出し用電圧(通常の電源電圧VCC)、ドレ
イン端子VD に約1ボルトの電圧をそれぞれ印加し、セ
ルが電流を流すか否かに応じて読み出しデータが“1”
または“0”のいずれであるかを判定する(読み出し動
作)。この場合、非選択セルに対しては、そのゲート端
子に0ボルトの電圧が印加される。
【0004】一方、選択セルにデータを書き込む場合に
は、ソース端子VS に0ボルト、ゲート端子VG に約1
2ボルトの書き込み/消去用電圧VPP、ドレイン端子V
D に書き込み用ドレイン電圧VW (VPPより低電圧)を
それぞれ印加し、それによって、ドレイン領域からフロ
ーティングゲートFGに電子を注入する(書き込み動
作)。同様にこの場合にも、非選択セルのゲート端子に
は0ボルトの電圧が印加される。
は、ソース端子VS に0ボルト、ゲート端子VG に約1
2ボルトの書き込み/消去用電圧VPP、ドレイン端子V
D に書き込み用ドレイン電圧VW (VPPより低電圧)を
それぞれ印加し、それによって、ドレイン領域からフロ
ーティングゲートFGに電子を注入する(書き込み動
作)。同様にこの場合にも、非選択セルのゲート端子に
は0ボルトの電圧が印加される。
【0005】また、データを消去する場合には、メモリ
セルの選択/非選択にかかわらず、ドレイン端子VD を
オープン状態にし、ゲート端子VG に0ボルト、ソース
端子VS に書き込み/消去用電圧VPPをそれぞれ印加
し、それによって、各セルのフローティングゲートFG
からソース領域に電子を引き抜く(消去動作)。図7は
図6のセルトランジスタにおいて生じるオーバーイレー
ズ現象を説明するための図である。
セルの選択/非選択にかかわらず、ドレイン端子VD を
オープン状態にし、ゲート端子VG に0ボルト、ソース
端子VS に書き込み/消去用電圧VPPをそれぞれ印加
し、それによって、各セルのフローティングゲートFG
からソース領域に電子を引き抜く(消去動作)。図7は
図6のセルトランジスタにおいて生じるオーバーイレー
ズ現象を説明するための図である。
【0006】上述したメモリセルの消去動作時におい
て、ソース領域のフローティングゲートFG近傍では該
ゲートFG上の電荷により空乏層が変化し、該近傍部分
では電界が強まって、電子・ホール対が発生する。これ
によって、いわゆるバンド間トンネル電流が流れる。こ
のホール(+)は、ドレイン方向の電界により加速さ
れ、図中矢印で示されるようにフローティングゲートF
Gの近傍に移動し、該ゲートFGと半導体基板の間に形
成された酸化膜(図示せず)中に注入され、そこに留ま
る。すなわち、フローティングゲートFGの近傍部分
(酸化膜)には正の電荷(ホール)が蓄積される。
て、ソース領域のフローティングゲートFG近傍では該
ゲートFG上の電荷により空乏層が変化し、該近傍部分
では電界が強まって、電子・ホール対が発生する。これ
によって、いわゆるバンド間トンネル電流が流れる。こ
のホール(+)は、ドレイン方向の電界により加速さ
れ、図中矢印で示されるようにフローティングゲートF
Gの近傍に移動し、該ゲートFGと半導体基板の間に形
成された酸化膜(図示せず)中に注入され、そこに留ま
る。すなわち、フローティングゲートFGの近傍部分
(酸化膜)には正の電荷(ホール)が蓄積される。
【0007】このようなオーバーイレーズ(過剰消去)
現象は、メモリの経年使用によりデータの書き込み/消
去を何度も繰り返している間に、一層顕著に現れる。そ
の結果、最終的に、ゲート端子VG (コントロールゲー
トCG)に外部から電圧を印加しなくても(0ボル
ト)、該ゲート端子は等価的に正(+)の電位に充電さ
れたオーバーイレーズ状態となる。
現象は、メモリの経年使用によりデータの書き込み/消
去を何度も繰り返している間に、一層顕著に現れる。そ
の結果、最終的に、ゲート端子VG (コントロールゲー
トCG)に外部から電圧を印加しなくても(0ボル
ト)、該ゲート端子は等価的に正(+)の電位に充電さ
れたオーバーイレーズ状態となる。
【0008】従来、この『オーバーイレーズ』に対して
は、各セルのソース端子VS に印加するデータ消去用の
高電圧の電圧値のばらつきまたは変動を極力抑制するこ
とで対処していた。
は、各セルのソース端子VS に印加するデータ消去用の
高電圧の電圧値のばらつきまたは変動を極力抑制するこ
とで対処していた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】フラッシュメモリで
は、データ消去時にはメモリセルの選択/非選択にかか
わらず一括して全セルに対しフローティングゲートFG
からソース領域に電子を引き抜く動作が行われるので、
経年使用により、上述したような『オーバーイレーズ』
が発生する。
は、データ消去時にはメモリセルの選択/非選択にかか
わらず一括して全セルに対しフローティングゲートFG
からソース領域に電子を引き抜く動作が行われるので、
経年使用により、上述したような『オーバーイレーズ』
が発生する。
【0010】そのため、通常のデータ読み出し/書き込
み時において、たとえセルが非選択状態であっても、プ
ロセスのばらつきやフローティングゲートFG上の電荷
量の変化に起因して、当該非選択セルのゲート電位がそ
のスレッショルド電圧を越えるレベルにまで上昇する可
能性がある。この可能性は、従来行われていたような対
策(例えば、消去用電圧の値のばらつきを抑制する等)
程度では排除することが極めて困難である。その結果、
当該非選択セルは等価的に選択された状態(誤選択状
態)となり、それによって、誤ったデータが読み出され
てしまうという問題が生じる。これは、フラッシュメモ
リとしての動作信頼性の低下につながり、好ましくな
い。
み時において、たとえセルが非選択状態であっても、プ
ロセスのばらつきやフローティングゲートFG上の電荷
量の変化に起因して、当該非選択セルのゲート電位がそ
のスレッショルド電圧を越えるレベルにまで上昇する可
能性がある。この可能性は、従来行われていたような対
策(例えば、消去用電圧の値のばらつきを抑制する等)
程度では排除することが極めて困難である。その結果、
当該非選択セルは等価的に選択された状態(誤選択状
態)となり、それによって、誤ったデータが読み出され
てしまうという問題が生じる。これは、フラッシュメモ
リとしての動作信頼性の低下につながり、好ましくな
い。
【0011】本発明は、上述した従来技術における課題
に鑑み、非選択セルが誤って選択される可能性を確実に
排除し、読み出し動作の信頼性を向上させることを目的
とする。
に鑑み、非選択セルが誤って選択される可能性を確実に
排除し、読み出し動作の信頼性を向上させることを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、複数の
ワード線WL1 〜WLm と、複数のビット線BL11〜B
L1k, ...,BLn1〜BLnkと、該各ワード線WL1 〜W
Lm およびビット線BL11〜BL1k, ...,BLn1〜BL
nkの交差個所に設けられ、閾値電圧を外部から電気的に
制御することができるMISトランジスタで構成された
複数の不揮発性メモリセルMhij;M111 〜M1mk, ...,
Mn11 〜Mnmk と、読み出し時に、前記不揮発性メモリ
セルのソースに対して第1の電位の読出バイアス電圧を
印加するソース電源供給回路8とを具備し、読み出し動
作時における過剰消去による誤動作を防止するようにし
たことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置が提供され
る。
ワード線WL1 〜WLm と、複数のビット線BL11〜B
L1k, ...,BLn1〜BLnkと、該各ワード線WL1 〜W
Lm およびビット線BL11〜BL1k, ...,BLn1〜BL
nkの交差個所に設けられ、閾値電圧を外部から電気的に
制御することができるMISトランジスタで構成された
複数の不揮発性メモリセルMhij;M111 〜M1mk, ...,
Mn11 〜Mnmk と、読み出し時に、前記不揮発性メモリ
セルのソースに対して第1の電位の読出バイアス電圧を
印加するソース電源供給回路8とを具備し、読み出し動
作時における過剰消去による誤動作を防止するようにし
たことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置が提供され
る。
【0013】
【作用】本発明の不揮発性半導体記憶装置によれば、ソ
ース電源供給回路8は、読み出し時に、不揮発性メモリ
セルのソースに対して第1の電位の読出バイアス電圧を
印加し、読み出し動作時における過剰消去による誤動作
を防止するようになっている。
ース電源供給回路8は、読み出し時に、不揮発性メモリ
セルのソースに対して第1の電位の読出バイアス電圧を
印加し、読み出し動作時における過剰消去による誤動作
を防止するようになっている。
【0014】すなわち、本発明の不揮発性半導体記憶装
置によれば、メモリセルのソースに対して、メモリセル
のオーバーイレーズ現象に起因して生じる電界を打ち消
すような第1の電位の読出バイアス電圧を印加すること
によって、読み出し動作時に、非選択セルが誤って選択
されるのを防止するようになっている。その結果、本発
明によれば、不揮発性半導体記憶装置(フラッシュメモ
リ)の読み出し動作の信頼性を向上させることができ
る。
置によれば、メモリセルのソースに対して、メモリセル
のオーバーイレーズ現象に起因して生じる電界を打ち消
すような第1の電位の読出バイアス電圧を印加すること
によって、読み出し動作時に、非選択セルが誤って選択
されるのを防止するようになっている。その結果、本発
明によれば、不揮発性半導体記憶装置(フラッシュメモ
リ)の読み出し動作の信頼性を向上させることができ
る。
【0015】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明に係る不
揮発性半導体記憶装置の実施例を説明する。同図におい
て、参照符号1はメモリセルアレイ, 2はロウアドレス
バッファ, 3はロウデコーダ, 4はコラムアドレスバッ
ファ, 5はコラムデコーダ, 6はコラムゲート回路, 7
1 〜7n は書込・センス回路, そして, 8はソース電源
供給回路を示している。さらに、参照符号Mhij(M111
〜M1mk, ..., Mn1 1 Mnmk)は不揮発性メモリセル, W
L1 〜WLm はワード線, BL11〜BL1k,...,BLn1
〜BLnkはビット線, そして, VS はメモリセルのソー
ス電圧を示している。
揮発性半導体記憶装置の実施例を説明する。同図におい
て、参照符号1はメモリセルアレイ, 2はロウアドレス
バッファ, 3はロウデコーダ, 4はコラムアドレスバッ
ファ, 5はコラムデコーダ, 6はコラムゲート回路, 7
1 〜7n は書込・センス回路, そして, 8はソース電源
供給回路を示している。さらに、参照符号Mhij(M111
〜M1mk, ..., Mn1 1 Mnmk)は不揮発性メモリセル, W
L1 〜WLm はワード線, BL11〜BL1k,...,BLn1
〜BLnkはビット線, そして, VS はメモリセルのソー
ス電圧を示している。
【0016】図1に示されるように、メモリセルアレイ
1は、複数のワード線WL1 〜WLm,複数のビット線B
L11〜BL1k, ...,BLn1〜BLnk, および, 各ワード
線およびビット線の交差個所に設けられ閾値電圧を外部
から電気的に制御することができるMISトランジスタ
で構成された複数の不揮発性メモリセルMhij(M111〜
M1mk, ..., Mn11 〜Mnmk)を備えている。ここで、本
実施例においては、メモリセルアレイ1はn個のブロッ
クに分割され、各ブロックにはk×m個のメモリセルが
配設されるようになっている。また、前述した図6およ
び図7に示されるように、各メモリセルMhij は、閾値
電圧を外部から電気的に制御することができるNチャネ
ル型のMOS(MIS)トランジスタで構成されてい
る。
1は、複数のワード線WL1 〜WLm,複数のビット線B
L11〜BL1k, ...,BLn1〜BLnk, および, 各ワード
線およびビット線の交差個所に設けられ閾値電圧を外部
から電気的に制御することができるMISトランジスタ
で構成された複数の不揮発性メモリセルMhij(M111〜
M1mk, ..., Mn11 〜Mnmk)を備えている。ここで、本
実施例においては、メモリセルアレイ1はn個のブロッ
クに分割され、各ブロックにはk×m個のメモリセルが
配設されるようになっている。また、前述した図6およ
び図7に示されるように、各メモリセルMhij は、閾値
電圧を外部から電気的に制御することができるNチャネ
ル型のMOS(MIS)トランジスタで構成されてい
る。
【0017】ロウアドレスバッファ2は、アドレス信号
の内のロウアドレスRADのバッファリングを行い、ま
た、ロウデコーダ3は、該ロウアドレスをデコードして
ワード線WL1 〜WLm のいずれか1本を選択する。同
様に、コラムアドレスバッファ4は、アドレス信号の内
のコラムアドレスCADのバッファリングを行い、ま
た、コラムデコーダ5は該コラムアドレスをデコードし
て上記各ブロック毎のビット線BLi1〜BLik(BL11
〜BL1k, ...,BLn1〜BLnk) に対応するコラム線C
L1 〜CLk のいずれか1本を選択する。
の内のロウアドレスRADのバッファリングを行い、ま
た、ロウデコーダ3は、該ロウアドレスをデコードして
ワード線WL1 〜WLm のいずれか1本を選択する。同
様に、コラムアドレスバッファ4は、アドレス信号の内
のコラムアドレスCADのバッファリングを行い、ま
た、コラムデコーダ5は該コラムアドレスをデコードし
て上記各ブロック毎のビット線BLi1〜BLik(BL11
〜BL1k, ...,BLn1〜BLnk) に対応するコラム線C
L1 〜CLk のいずれか1本を選択する。
【0018】コラムゲート回路6は、各ブロック毎のビ
ット線BLi1〜BLikに対応したトランスファゲート用
トランジスタQi1〜Qik(Q11〜Q1k, ...,Qn1〜Qn
k) を有し、各トランジスタQi1〜Qikは、それぞれ対
応するコラム線CL1 〜CLkが選択された時にオンし
て選択ビット線BLijをデータ線Di に接続する。書込
・センス回路71 〜7n は、それぞれ対応するデータ線
D1 〜Dn と外部の入出力データ線I/O1 〜I/On
との間で書き込みデータの増幅および読み出しデータの
センス増幅を行う。
ット線BLi1〜BLikに対応したトランスファゲート用
トランジスタQi1〜Qik(Q11〜Q1k, ...,Qn1〜Qn
k) を有し、各トランジスタQi1〜Qikは、それぞれ対
応するコラム線CL1 〜CLkが選択された時にオンし
て選択ビット線BLijをデータ線Di に接続する。書込
・センス回路71 〜7n は、それぞれ対応するデータ線
D1 〜Dn と外部の入出力データ線I/O1 〜I/On
との間で書き込みデータの増幅および読み出しデータの
センス増幅を行う。
【0019】具体的に、例えば、コラム線CL1 が選択
されると、トランスファゲート用トランジスタQ11, Q
21, ...,Qn1がスイッチオンとなり、ビット線BL11,
BL 21, ...,BLn1が選択され、さらに、ワード線WL
1 が選択されると、メモリセルM111,M211, ..., Mn
11 がデータ線D1 〜Dn を介してそれぞれ書込・セン
ス回路71 〜7n に接続される。そして、メモリセルM
111,M211, ..., Mn11のデータが書込・センス回路7
1 〜7n によってセンスされて入出力データ線I/O1
〜I/On から出力され(読み出し動作)、或いは、入
出力データ線I/O1 〜I/On を介して供給されたデ
ータが書込・センス回路71 〜7n によってメモリセル
M111,M211, ..., Mn11 に書き込まれる。
されると、トランスファゲート用トランジスタQ11, Q
21, ...,Qn1がスイッチオンとなり、ビット線BL11,
BL 21, ...,BLn1が選択され、さらに、ワード線WL
1 が選択されると、メモリセルM111,M211, ..., Mn
11 がデータ線D1 〜Dn を介してそれぞれ書込・セン
ス回路71 〜7n に接続される。そして、メモリセルM
111,M211, ..., Mn11のデータが書込・センス回路7
1 〜7n によってセンスされて入出力データ線I/O1
〜I/On から出力され(読み出し動作)、或いは、入
出力データ線I/O1 〜I/On を介して供給されたデ
ータが書込・センス回路71 〜7n によってメモリセル
M111,M211, ..., Mn11 に書き込まれる。
【0020】メモリセルのソース電圧VS は、各メモリ
セルMhij のソースに対して共通に供給され、メモリの
動作モードに応じてその電圧値が選択して出力されるよ
うになっている。すなわち、本実施例において、ソース
電圧VS は、例えば、データ消去時には消去バイアス電
圧(VPP:12ボルト)に設定され、データ書き込み時
には書込バイアス電圧(0ボルト)に設定され、そし
て、データ読み出し時には読出バイアス電圧(2ボル
ト)に設定されている。また、メモリセルのドレイン電
圧VD (例えば、3ボルト)は、選択されたビット線
(例えば、BL11) に接続されたメモリセルM111,M
121, ..., M1m1 のドレインに対し、データ線D 1 およ
びトランスファゲート用トランジスタQ11を介して書込
・センス回路71から供給される。ここで、データ読み
出し時におけるソース電圧(読出バイアス電圧)を2ボ
ルトに設定するのは、図7を参照して説明した『オーバ
ーイレーズ』によるフローティングゲートFGの近傍部
分(酸化膜)に蓄積された正の電荷(ホール)の影響を
打ち消すためであり、また、ドレイン電圧VD を、例え
ば、3ボルトに設定するのは、2ボルトのソース電圧V
S に対してメモリセルを正常に動作させるためである。
セルMhij のソースに対して共通に供給され、メモリの
動作モードに応じてその電圧値が選択して出力されるよ
うになっている。すなわち、本実施例において、ソース
電圧VS は、例えば、データ消去時には消去バイアス電
圧(VPP:12ボルト)に設定され、データ書き込み時
には書込バイアス電圧(0ボルト)に設定され、そし
て、データ読み出し時には読出バイアス電圧(2ボル
ト)に設定されている。また、メモリセルのドレイン電
圧VD (例えば、3ボルト)は、選択されたビット線
(例えば、BL11) に接続されたメモリセルM111,M
121, ..., M1m1 のドレインに対し、データ線D 1 およ
びトランスファゲート用トランジスタQ11を介して書込
・センス回路71から供給される。ここで、データ読み
出し時におけるソース電圧(読出バイアス電圧)を2ボ
ルトに設定するのは、図7を参照して説明した『オーバ
ーイレーズ』によるフローティングゲートFGの近傍部
分(酸化膜)に蓄積された正の電荷(ホール)の影響を
打ち消すためであり、また、ドレイン電圧VD を、例え
ば、3ボルトに設定するのは、2ボルトのソース電圧V
S に対してメモリセルを正常に動作させるためである。
【0021】図2は図1の不揮発性半導体記憶装置にお
ける書込・センス回路の一例を示す回路図である。図2
に示されるように、書込・センス回路71 は、抵抗R71
〜R74, Nチャネル型MOSトランジスタT71, T72,
Pチャネル型MOSトランジスタT73, および, インバ
ータI70を備えている。ここで、書込・センス回路72
〜7n は、書込・センス回路71 と同様に構成されてい
る。
ける書込・センス回路の一例を示す回路図である。図2
に示されるように、書込・センス回路71 は、抵抗R71
〜R74, Nチャネル型MOSトランジスタT71, T72,
Pチャネル型MOSトランジスタT73, および, インバ
ータI70を備えている。ここで、書込・センス回路72
〜7n は、書込・センス回路71 と同様に構成されてい
る。
【0022】書込・センス回路71 において、抵抗R71
およびR72の接続個所であるノードN1 の電位は、例え
ば、4ボルトとされ、また、トランジスタT71およびT
72のドレインであり、データ線D1 に接続されるノード
N2 の電位は、例えば、3ボルトとされている。すなわ
ち、メモリの読み出し動作時において、選択されたビッ
ト線に接続されるメモリセルのドレイン電圧は、3ボル
トに設定されるようになっている。
およびR72の接続個所であるノードN1 の電位は、例え
ば、4ボルトとされ、また、トランジスタT71およびT
72のドレインであり、データ線D1 に接続されるノード
N2 の電位は、例えば、3ボルトとされている。すなわ
ち、メモリの読み出し動作時において、選択されたビッ
ト線に接続されるメモリセルのドレイン電圧は、3ボル
トに設定されるようになっている。
【0023】図3は図1の不揮発性半導体記憶装置にお
けるソース電源供給回路8の一例を示すブロック回路図
である。同図において、参照符号81は電源切換回路, 82
は読出バイアス電圧発生回路, 83は書込バイアス電圧発
生回路, そして, 84は消去バイアス電圧発生回路を示し
ている。メモリの読み出し動作時において、ソース電源
供給回路8は、読出バイアス電圧発生回路82の出力(2
ボルト)を選択して、各メモリセルMhij(M111 〜M1m
k, ..., Mn11 〜Mnmk)のソースに印加する。また、メ
モリの書き込み動作時において、ソース電源供給回路8
は、書込バイアス電圧発生回路83の出力(0ボルト)を
選択して、各メモリセルMhij のソースに印加する。そ
して、メモリの消去動作時において、ソース電源供給回
路8は、消去バイアス電圧発生回路84の出力(12ボル
ト)を選択して、各メモリセルMhij のソースに印加す
るようになっている。ここで、書込バイアス電圧発生回
路83は、単に、低電位の電源線(Vss)に接続するだけ
で構成してもよい。
けるソース電源供給回路8の一例を示すブロック回路図
である。同図において、参照符号81は電源切換回路, 82
は読出バイアス電圧発生回路, 83は書込バイアス電圧発
生回路, そして, 84は消去バイアス電圧発生回路を示し
ている。メモリの読み出し動作時において、ソース電源
供給回路8は、読出バイアス電圧発生回路82の出力(2
ボルト)を選択して、各メモリセルMhij(M111 〜M1m
k, ..., Mn11 〜Mnmk)のソースに印加する。また、メ
モリの書き込み動作時において、ソース電源供給回路8
は、書込バイアス電圧発生回路83の出力(0ボルト)を
選択して、各メモリセルMhij のソースに印加する。そ
して、メモリの消去動作時において、ソース電源供給回
路8は、消去バイアス電圧発生回路84の出力(12ボル
ト)を選択して、各メモリセルMhij のソースに印加す
るようになっている。ここで、書込バイアス電圧発生回
路83は、単に、低電位の電源線(Vss)に接続するだけ
で構成してもよい。
【0024】読出バイアス電圧発生回路82は、抵抗R8
1, R82, R83, Pチャネル型MOSトランジスタT80
を備えている。ここで、抵抗R82およびR83の接続個所
であるノードN3 の電位は、例えば、3ボルトとされ、
また、抵抗R81およびトランジスタT80の接続個所であ
るノードN4 の電位は、例えば、2ボルトとされてい
る。そして、この2ボルトの読出バイアス電圧発生回路
82の出力電圧は、メモリの読み出し動作時に選択され
て、各メモリセルMhij のソースに印加される。
1, R82, R83, Pチャネル型MOSトランジスタT80
を備えている。ここで、抵抗R82およびR83の接続個所
であるノードN3 の電位は、例えば、3ボルトとされ、
また、抵抗R81およびトランジスタT80の接続個所であ
るノードN4 の電位は、例えば、2ボルトとされてい
る。そして、この2ボルトの読出バイアス電圧発生回路
82の出力電圧は、メモリの読み出し動作時に選択され
て、各メモリセルMhij のソースに印加される。
【0025】ここで、図3の読出バイアス電圧発生回路
82において、読出バイアス電圧を2ボルトに設定するの
は、前述したように、『オーバーイレーズ』による誤動
作を防止するためである。また、図2に示す書込・セン
ス回路71 において、メモリの読み出し動作時に選択さ
れたビット線に印加する電圧(ドレイン電圧VD )を3
ボルトに設定するのは、2ボルトのソース電圧VS に対
してメモリセルを正常に動作させるためである。
82において、読出バイアス電圧を2ボルトに設定するの
は、前述したように、『オーバーイレーズ』による誤動
作を防止するためである。また、図2に示す書込・セン
ス回路71 において、メモリの読み出し動作時に選択さ
れたビット線に印加する電圧(ドレイン電圧VD )を3
ボルトに設定するのは、2ボルトのソース電圧VS に対
してメモリセルを正常に動作させるためである。
【0026】図4は図1の不揮発性半導体記憶装置の読
み出し動作を従来例と比較して説明するための図であ
り、同図(a) は従来のフラッシュメモリを示し、同図
(b) は本発明のフラッシュメモリを示している。また、
図5は図4に示す従来例および本発明の不揮発性半導体
記憶装置における動作電圧を比較して示す図である。
尚、図4(a) および(b) においては、説明を簡略化する
ために、4つのメモリセルを含む場合を示し、また、メ
モリセルM11を選択セルとし、他のメモリセルM12,M
21, M22を非選択セルと仮定している。
み出し動作を従来例と比較して説明するための図であ
り、同図(a) は従来のフラッシュメモリを示し、同図
(b) は本発明のフラッシュメモリを示している。また、
図5は図4に示す従来例および本発明の不揮発性半導体
記憶装置における動作電圧を比較して示す図である。
尚、図4(a) および(b) においては、説明を簡略化する
ために、4つのメモリセルを含む場合を示し、また、メ
モリセルM11を選択セルとし、他のメモリセルM12,M
21, M22を非選択セルと仮定している。
【0027】まず、第4図(a) および第5図に示される
ように、従来のフラッシュメモリにおいては、図6およ
び図7を参照して説明したのと同様に、メモリセルM11
のデータを読み出す場合(メモリの読み出し動作時)に
は、全てのメモリセルM11,M12, M21, M22のソース
電極S1,S2,S3,S4 に0ボルト(Vss) の電圧を印加
し、メモリセルM11, M12のゲート電極G11, G12(選
択ワード線WL1)を5ボルトとし、且つ、メモリセルM
11, M21のドレイン電極D11, D21(選択ビット線BL
1)を1ボルトとする。ここで、非選択ワード線WL2(メ
モリセルM21,M22のゲート電極G21, G22)には、0
ボルト(Vss) の電圧が印加され、また、非選択ビット
線BL2(メモリセルM12, M22のドレイン電極D12, D
22)は、オープン状態とされる。このとき、例えば、非
選択のメモリセルM21がオーバーイレーズ状態のセルだ
とすると、図7を参照して説明したように、該メモリセ
ルM21が誤って選択される危険がある。
ように、従来のフラッシュメモリにおいては、図6およ
び図7を参照して説明したのと同様に、メモリセルM11
のデータを読み出す場合(メモリの読み出し動作時)に
は、全てのメモリセルM11,M12, M21, M22のソース
電極S1,S2,S3,S4 に0ボルト(Vss) の電圧を印加
し、メモリセルM11, M12のゲート電極G11, G12(選
択ワード線WL1)を5ボルトとし、且つ、メモリセルM
11, M21のドレイン電極D11, D21(選択ビット線BL
1)を1ボルトとする。ここで、非選択ワード線WL2(メ
モリセルM21,M22のゲート電極G21, G22)には、0
ボルト(Vss) の電圧が印加され、また、非選択ビット
線BL2(メモリセルM12, M22のドレイン電極D12, D
22)は、オープン状態とされる。このとき、例えば、非
選択のメモリセルM21がオーバーイレーズ状態のセルだ
とすると、図7を参照して説明したように、該メモリセ
ルM21が誤って選択される危険がある。
【0028】これに対して、第4図(b) および第5図に
示されるように、本発明のフラッシュメモリにおいて
は、メモリセルM11のデータを読み出す場合(メモリの
読み出し動作時)には、例えば、全てのメモリセル
M11, M12, M21, M22のソース電極S1,S2,S3,S4
に2ボルト(Vss) の電圧(読出バイアス電圧VS )を
印加し、メモリセルM11, M12のゲート電極G11, G12
(選択ワード線WL1)を5ボルトとし、且つ、メモリセ
ルM11, M21のドレイン電極D11, D21(選択ビット線
BL1)を3ボルトとする。ここで、非選択ワード線WL
2(メモリセルM21, M 22のゲート電極G21, G22)に
は、0ボルト(Vss) の電圧が印加され、また、非選択
ビット線BL2(メモリセルM12, M22のドレイン電極D
12, D22)は、オープン状態とされる。このとき、例え
ば、非選択のメモリセルM21がオーバーイレーズ状態の
セルだとしても、読み出し動作時に印加される2ボルト
のソース電圧VS によって、『オーバーイレーズ』によ
るフローティングゲートFGの近傍部分(酸化膜)に蓄
積された正の電荷(ホール)の影響を打ち消すことがで
き、非選択状態とすることができる。尚、選択ビット線
BL1(メモリセルM11, M21のドレイン電極D11,
D21) の電圧を3ボルトとするのは、2ボルトのソース
電圧VS に対してメモリセル(選択セルM11)を正常に
動作させるためである。尚、上述した読出バイアス電圧
VS および選択ビット線BL1 の電圧等は、それぞれ、
2ボルトおよび3ボルトに限定されるものではなく、不
揮発性半導体記憶装置の構成によって適切な値が選択さ
れるのはいうまでもない。
示されるように、本発明のフラッシュメモリにおいて
は、メモリセルM11のデータを読み出す場合(メモリの
読み出し動作時)には、例えば、全てのメモリセル
M11, M12, M21, M22のソース電極S1,S2,S3,S4
に2ボルト(Vss) の電圧(読出バイアス電圧VS )を
印加し、メモリセルM11, M12のゲート電極G11, G12
(選択ワード線WL1)を5ボルトとし、且つ、メモリセ
ルM11, M21のドレイン電極D11, D21(選択ビット線
BL1)を3ボルトとする。ここで、非選択ワード線WL
2(メモリセルM21, M 22のゲート電極G21, G22)に
は、0ボルト(Vss) の電圧が印加され、また、非選択
ビット線BL2(メモリセルM12, M22のドレイン電極D
12, D22)は、オープン状態とされる。このとき、例え
ば、非選択のメモリセルM21がオーバーイレーズ状態の
セルだとしても、読み出し動作時に印加される2ボルト
のソース電圧VS によって、『オーバーイレーズ』によ
るフローティングゲートFGの近傍部分(酸化膜)に蓄
積された正の電荷(ホール)の影響を打ち消すことがで
き、非選択状態とすることができる。尚、選択ビット線
BL1(メモリセルM11, M21のドレイン電極D11,
D21) の電圧を3ボルトとするのは、2ボルトのソース
電圧VS に対してメモリセル(選択セルM11)を正常に
動作させるためである。尚、上述した読出バイアス電圧
VS および選択ビット線BL1 の電圧等は、それぞれ、
2ボルトおよび3ボルトに限定されるものではなく、不
揮発性半導体記憶装置の構成によって適切な値が選択さ
れるのはいうまでもない。
【0029】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明の不揮発
性半導体記憶装置によれば、メモリの読み出し動作時
に、メモリセルのソースに対して所定の電位の読出バイ
アス電圧を印加することによって、非選択セルが誤って
選択される可能性を確実に排除し、読み出し動作の信頼
性を向上させることができる。
性半導体記憶装置によれば、メモリの読み出し動作時
に、メモリセルのソースに対して所定の電位の読出バイ
アス電圧を印加することによって、非選択セルが誤って
選択される可能性を確実に排除し、読み出し動作の信頼
性を向上させることができる。
【図1】本発明に係る不揮発性半導体記憶装置の一実施
例を示すブロック回路図である。
例を示すブロック回路図である。
【図2】図1の不揮発性半導体記憶装置における書込・
センス回路の一例を示す回路図である。
センス回路の一例を示す回路図である。
【図3】図1の不揮発性半導体記憶装置におけるソース
電源供給回路の一例を示すブロック回路図である。
電源供給回路の一例を示すブロック回路図である。
【図4】図1の不揮発性半導体記憶装置の読み出し動作
を従来例と比較して説明するための図である。
を従来例と比較して説明するための図である。
【図5】図4に示す従来例および本発明の不揮発性半導
体記憶装置における動作電圧を比較して示す図である。
体記憶装置における動作電圧を比較して示す図である。
【図6】フラッシュメモリのセルトランジスタの構成を
示す図である。
示す図である。
【図7】図6のセルトランジスタにおいて生じるオーバ
ーイレーズ現象を説明するための図である。
ーイレーズ現象を説明するための図である。
1…メモリセルアレイ 2…ロウアドレスバッファ 3…ロウデコーダ 4…コラムアドレスバッファ 5…コラムデコーダ 6…コラムゲート回路 71 〜7n …書込・センス回路 8…ソース電源供給回路 81…電源切換回路 82…読出バイアス電圧発生回路 83…書込バイアス電圧発生回路 84…消去バイアス電圧発生回路 Mhij;M111 〜M1mk, ..., Mn11 〜Mnmk …不揮発性
メモリセル Vs …メモリセルのソース電圧 WL1 〜WLm …ワード線 BL11〜BL1k, ...,BLn1〜BLnk…ビット線
メモリセル Vs …メモリセルのソース電圧 WL1 〜WLm …ワード線 BL11〜BL1k, ...,BLn1〜BLnk…ビット線
Claims (5)
- 【請求項1】 複数のワード線(WL1 〜WLm)と、 複数のビット線(BL11〜BL1k, ...,BLn1〜BLn
k) と、 該各ワード線およびビット線の交差個所に設けられ、閾
値電圧を外部から電気的に制御することができるMIS
トランジスタで構成された複数の不揮発性メモリセル
(Mhij;M111 〜M1mk, ..., Mn11 〜Mnmk)と、 読み出し時に、前記不揮発性メモリセルのソースに対し
て第1の電位の読出バイアス電圧を印加するソース電源
供給回路(8)とを具備し、読み出し動作時における過
剰消去による誤動作を防止するようにしたことを特徴と
する不揮発性半導体記憶装置。 - 【請求項2】 前記不揮発性半導体記憶装置は、フラッ
シュメモリであることを特徴とする請求項1の不揮発性
半導体記憶装置。 - 【請求項3】 前記不揮発性メモリセルはNチャネル型
トランジスタで構成され、且つ、前記読出バイアス電圧
は所定の正電位を有していること特徴とする請求項1の
不揮発性半導体記憶装置。 - 【請求項4】 前記ソース電源供給回路(8)は、前記
読出バイアス電圧を発生する読出バイアス電圧発生回路
(82) と、 第2の電位の書込バイアス電圧を発生する書込バイアス
電圧発生回路(83) と、 第3の電位の消去バイアス電圧を発生する消去バイアス
電圧発生回路(84) と、 読み出し動作, 書き込み動作, および, 消去動作に応じ
て、前記読出バイアス電圧, 前記書込バイアス電圧, お
よび, 前記消去バイアス電圧を選択して出力する電源切
換回路(81)とを具備すること特徴とする請求項1の不揮
発性半導体記憶装置。 - 【請求項5】 前記不揮発性半導体記憶装置は、さら
に、前記不揮発性メモリセルのドレインに第4の電位の
ドレイン電圧を印加する書込・センス回路(7 1;71 〜
7n)を具備することを特徴とする請求項4の不揮発性半
導体記憶装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6049093A JPH06176586A (ja) | 1992-03-19 | 1993-03-19 | 不揮発性半導体記憶装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4-64162 | 1992-03-19 | ||
JP6416292 | 1992-03-19 | ||
JP6049093A JPH06176586A (ja) | 1992-03-19 | 1993-03-19 | 不揮発性半導体記憶装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06176586A true JPH06176586A (ja) | 1994-06-24 |
Family
ID=26401562
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6049093A Pending JPH06176586A (ja) | 1992-03-19 | 1993-03-19 | 不揮発性半導体記憶装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06176586A (ja) |
-
1993
- 1993-03-19 JP JP6049093A patent/JPH06176586A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990323 |