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JPH06175485A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

Info

Publication number
JPH06175485A
JPH06175485A JP4351039A JP35103992A JPH06175485A JP H06175485 A JPH06175485 A JP H06175485A JP 4351039 A JP4351039 A JP 4351039A JP 35103992 A JP35103992 A JP 35103992A JP H06175485 A JPH06175485 A JP H06175485A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developing
electrode
image forming
insulating member
toner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4351039A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Endo
勇雄 遠藤
Satoru Haneda
哲 羽根田
Hiroyuki Nomori
弘之 野守
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP4351039A priority Critical patent/JPH06175485A/ja
Priority to US08/156,080 priority patent/US5473416A/en
Publication of JPH06175485A publication Critical patent/JPH06175485A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/0803Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer in a powder cloud
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
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    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/0806Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer on a donor element, e.g. belt, roller
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    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
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    • G03G2215/06Developing structures, details
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    • G03G2215/0604Developer solid type
    • G03G2215/0614Developer solid type one-component
    • G03G2215/0621Developer solid type one-component powder cloud
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/06Developing structures, details
    • G03G2215/0634Developing device
    • G03G2215/0636Specific type of dry developer device
    • G03G2215/0643Electrodes in developing area, e.g. wires, not belonging to the main donor part

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 現像効率が高く、長期的な現像安定性に優
れ、スリーブへの異色トナーの混入、感光体上での混色
を防止できる現像装置を提供する。 【構成】 像形成体に対向する現像スリーブの現像域上
流部に、絶縁部材を介して近接または接触可能な電極を
配設してなる制御電極を有する現像装置において、前記
制御電極における電極部を、その端部が前記絶縁部材の
端部より下流側に延出するように構成し、現像域の直前
でトナークラウドを発生できるようにした。また、電極
部の全体が、前記現像スリーブと制御電極の最近接点よ
り下流側に位置するように構成し、現像域の直前でトナ
ークラウドを発生し、しかも現像スリーブと電極の最近
接点より上流側においては、トナークラウドが発生しな
いようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子写真式の画像形
成装置において、非磁性トナー粒子からなる1成分現像
剤を用いて静電潜像を現像する現像装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真式の画像形成装置に用い
られる現像装置のひとつとして、非磁性トナーからなる
1成分現像剤を用いた現像装置がある。この現像装置
は、表面を粗面にして回転可能に支持された円筒状の現
像スリーブの表面にトナーを保持し、該トナーを現像領
域に搬送して現像を行うもので、像担持体面(感光体)
に対して非接触で現像する非接触現像に適用されてい
る。しかし、この種の現像装置では一般に、平均粒径が
10μm前後の比較的粗い非磁性トナー粒子が現像剤と
して用いられているため、繊細な線や濃淡差などを再現
することができず、高画質の画像形成には不向きである
という問題点があった。
【0003】この非接触現像方法において高画質画像を
得るには、トナーをより微粒子化することが必要である
と考えられている。しかしながら、トナーの平均粒径を
10μm以下に微粒子化すると、 現像時のクーロン力に対して相対的にファンデルワー
ルス力の影響が現れ、像背景の地部分にもトナーが付着
する「かぶり」現象を呈するようになる。この場合、現
像剤搬送担持体への直流バイアス電圧印加によっても、
かぶりを防ぐことが困難となる。 トナー同士の摩擦帯電制御が難しくなり、凝集が起こ
り易くなる。 トナーの流動性が環境や使用状態によって変化しやす
く、それに応じて画像特性も変化しやすくなる。 といった困難を招来する。このため、微粒子化による画
質改善は、その副作用のほうが目立ち、鮮明な画像を得
ることは困難であった。そこで、こうした問題を解決す
るために、これまで、さまざまな現像法が提案されてい
る。即ち、
【0004】(1)特開昭56−27158 非接触状態にある感光体/スリーブの間に、互いに平行
な複数本のコロナワイヤを設けるとともに、隣接するワ
イヤの極性が逆になるように構成し、交番電圧を印加し
て現像剤を飛翔させる。
【0005】(2)特開昭57−198470 潜像保持面とトナー保持面との間にグリッドを有し、グ
リッドトナー保持面の間に、直流及び交流、ないしはそ
のいずれかの偏奇電圧を印加する。
【0006】(3)特開平3−131878 スリーブ上の現像剤に接触し、かつ先端部が現像領域に
位置する板状弾性部材からなる電極体と、該電極体とス
リーブとの間に変動電界を印加する手段を有し、変動電
界の作用によって現像剤を現像領域に分散飛翔させて潜
像を現像する。
【0007】(4)特開平2−130569 交流成分を有するバイアス電圧を印加して現像する現像
方法において、交流成分の印加をOFFとする時に、現
像剤をスリーブ側に引き戻す電界状態を所定以上印加す
【0008】(5)特開平4−115264 特開平3−131878の現像装置を複数個並べた多色
画像形成方法。
【0009】(6)特開平4−56977 特開平3−131878の現像法において、現像を行わ
ない時には、電極体に付着した現像剤を感光体に向けて
放出させる放出電界を印加する。などの方法が提案され
ている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の現像装置や方法には、実用上さまざまな問題点があっ
た。(1)、(2)は、いずれも現像領域の感光体とス
リーブ間に複数本のグリッドワイヤを配置して、交番電
界を印加する方法だが、この場合、飛翔した現像剤がワ
イヤ間に目詰まりを起こし、現像性の低下を生じる。ま
た、実際の装置で、狭い現像ギャップ間に複数のワイヤ
を精度良く配置することは困難である。
【0011】(3)は、現像剤を分散飛翔させるための
電極体が、スリーブとの接触部の上流側にも存在するた
め、現像剤搬送時に現像領域と同様な変動電界が形成さ
れ、現像剤がさらに上流側に戻される結果となる。この
結果、この電極体を通過して、現像領域に運ばれる現像
剤の量が極度に低下する。
【0012】(4)、(5)は、現像器を複数台並べた
複数現像1回転写の多色画像形成装置において、像形成
体に付着したかぶりトナーや、複数現像時に非画像部に
なった部分の像形成体上のトナーは、感光体表面電位が
高いため、現像器への逆流が起きやすくなる。
【0013】(6)は複数現像1回転写の多色画像形成
装置において、放出電界によって放出されたトナークラ
ウドが、他の色の現像時にも現像空間内に漂うため、特
に、連続コピー時に、感光体上での混色が起こりやす
い。また、電極に印加する電源が、現像用と放出用で2
種類必要となるため、装置が煩雑になる。
【0014】この発明は上記の点に鑑み、 ・十分な量のトナーを現像領域に搬送して、現像効率が
高く、長期的な現像安定性に優れた現像を容易に行える ・スリーブへの異色トナーの混入、感光体上での混色を
防止できる などの特質を備え、通常の画像形成装置はもちろんとし
て、一括転写型多色画像形成装置への適用も可能な現像
装置を提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めこの発明は、像形成体に対向する現像スリーブの現像
域上流部に、絶縁部材を介して近接または接触可能な電
極を配設してなる制御電極を有する現像装置において、
前記制御電極における電極を、その端部が前記絶縁部材
の端部より下流側に延出するように構成し、現像域の直
前でトナークラウドを発生できるようにしたものであ
る。
【0016】また、前記制御電極は、前記電極部の像形
成体側に絶縁部材を備えたものとし、像形成体(感光
体)との接触による電流リークを引き起こさないように
したものである。また、前記像形成体側絶縁部材の下流
側端部は、前記現像スリーブ側の絶縁部材の端部と同じ
か、またはより長いものとし、像形成体(感光体)との
接触による電流リークを、より確実に防止できるように
したものである。
【0017】また、前記電極部の下流側端部または側面
を、絶縁部材により被覆し、電極から像形成体側への放
電現象を未然に防止できるようにしたものである。ま
た、像形成体に対向する現像スリーブの現像域上流部
に、絶縁部材を介して近接または接触可能な電極を配設
してなる制御電極を有する現像装置において、前記電極
部の全体が、前記現像スリーブと制御電極の最近接点よ
り下流側に位置するように構成し、現像域の直前でトナ
ークラウドを発生し、しかも現像スリーブと制御電極の
最近接点より上流側においては、トナークラウドが発生
しないようにしたものである。
【0018】また、前記制御電極は、前記電極部の像形
成体側に絶縁部材を備えたものとし、像形成体(感光
体)との接触による電流リークを引き起こさないように
したものである。また、前記像形成体側絶縁部材の下流
側端部は、前記現像スリーブ側の絶縁部材の端部と同じ
か、またはより長いものとし、像形成体(感光体)との
接触による電流リークを、より確実に防止できるように
したものである。
【0019】また、前記電極部の下流側端部または側面
が、絶縁部材により被覆されたものとし、放電現象を防
止できるようにしたものである。また、像形成体に対向
する現像スリーブの現像域上流部に、絶縁部材を介して
近接または接触可能な電極を配設してなる制御電極を有
し、該電極部と現像スリーブの間で、トナーを分散飛翔
させる第1振動電界を形成できるように構成してなる現
像装置において、前記制御電極と現像スリーブの最近接
点より下流側における電極部の有効長さR、前記現像ス
リーブの表面移動速度v、前記第1振動電界の周波数f
とが、 1≦R・f/v≦30 なる関係を満たすものとし、トナーの流動性などの変化
による現像性変化に依存せず、好ましい分散度と飛翔性
を実現できる振動電界を発生するとともに、過度の振動
によって不要な摩擦帯電を引き起こさないようにしたも
のである。
【0020】また、前記現像スリーブと前記像形成体の
間に、前記第1振動電界よりも弱い第2振動電界を形成
し、かつ前記電極部と像形成体の間に、トナーを像形成
体側へ移動させる一方向電界を形成し、第1振動電界で
発生したトナークラウドを第2振動電界側へ誘導すると
ともに、像形成体上に付着したトナーを電極側へ引き戻
すことのないようにしたものである。また、前記第1振
動電界と第2振動電界を同位相とし、第1振動電界で発
生したトナークラウドを第2振動電界に円滑に誘導し、
現像される画像に濃度ムラなどが発生するのを防ぐよう
にしたものである。
【0021】
【作用】像形成体に対向する現像スリーブの現像域の上
流部適所に、電極を、絶縁部材を介して近接または接触
させて配設した制御電極を配置する。該現像スリーブに
はDC重畳のAC電圧が、該制御電極中における電極部
には、現像スリーブに印加されるDC電圧よりも絶対値
の高いDC電圧が、それぞれ印加される。これにより、
電極部と現像スリーブの間には、トナーを分散飛翔させ
る第1振動電界が形成されるとともに、現像スリーブと
前記像形成体の間には、第1振動電界よりも弱い第2振
動電界が形成される。そして、第1振動電界近傍で発生
されたトナークラウドは、第2振動電界側へ誘導され、
さらに像形成体の表面へのトナー付着が促進される。
【0022】ここで、前記制御電極の電極部の端部が前
記絶縁部材の端部より下流側に延出するように構成され
ていると、偏平で可撓性を有する電極を、強度部材であ
る絶縁部材で保持することにより、狭い間隙内であって
も第1振動電界を安定的に発生することができる。ま
た、電極部と現像スリーブ間のギャップ量は、両者の中
間に位置する絶縁部材の厚みにより規制され、該ギャッ
プ量に応じたトナークラウド形成空間が確保される。
【0023】また、前記電極部の像形成体側に絶縁部材
を設けた場合、電極部と像形成体とは絶縁され、像形成
体(感光体)との接触による電流リークが未然に防止さ
れる。また、像形成体側絶縁部材の下流側端部が、前記
現像スリーブ側の絶縁部材の端部と同じか、またはより
長いものである場合、トナークラウドの発生領域にある
電極部の主要部が、像形成体に対する電流リークから防
護される。
【0024】また、前記電極部の少なくとも下流側端部
を絶縁部材により被覆した場合、電極端部から現像スリ
ーブまたは像形成体側への放電現象は、未然に抑制され
る。また、電極部の全体が、前記現像スリーブと制御電
極の最近接点より下流側に位置するように構成した場
合、最近接点より上流側ではトナークラウドが発生しな
い。このため、第1振動電界に供給される現像剤が乏し
くなる現象は未然に回避される。
【0025】電極部の有効長さR、前記現像スリーブの
表面移動速度v、前記第1振動電界の周波数fは、 1≦R・f/v≦30 なる関係を満たしており、像形成体側へ飛翔可能な振動
振幅をトナーに与えるとともに、過度の振動によって不
要な摩擦帯電を引き起こすことがない。また、現像スリ
ーブと前記像形成体の間には、前記第1振動電界よりも
弱い第2振動電界が形成されており、第1振動電界で発
生したトナークラウドは、第2振動電界側へ速やかに誘
導される。また、電極部と像形成体の間には、トナーを
像形成体側へ移動させる一方向電界を形成され、しかも
第1振動電界と第2振動電界は同位相であるので、像形
成体上に付着したトナーは、電極側へ引き戻されること
がない。
【0026】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づき詳細
に説明する。まず、本願現像装置を好適な現像手段とし
て備えたカラー画像形成装置の一例について、図2に示
す断面構成図により説明する。
【0027】図2において、1は可撓性のベルトに光導
電体を塗布あるいは蒸着してなる感光体ベルト(像形成
体)で、該感光体ベルト1は、回動ローラ2および3の
間に架設されていて、回動ローラ2の駆動により時計方
向に搬送できるように構成されている。
【0028】4は前記感光体ベルト1に内接するように
装置本体に固定したガイド部材で、前記感光体ベルト1
はテンションローラ5の作用で緊張状態とされることに
より、その内周面が該ガイド部材4に摺擦されるように
なっている。
【0029】6は帯電手段たるスコロトロン帯電器、7
は像露光手段たるレーザビームを用いた光書き込み装
置、8A,8B,8C,8Dは、それぞれ特定色の現像
材を収容した複数の現像手段たる本発明の現像装置であ
って、これらの像形成手段は、感光体ベルト1の前記ガ
イド部材4に接する部分に配設される。
【0030】前記各現像装置8A〜8Dは、例えば、イ
エロー、マゼンタ、シアン、黒色の各現像剤をそれぞれ
収容するもので、前記感光体ベルト1と所定の間隙を保
つ各現像スリーブ81を備え、感光体ベルト1上の潜像
を非接触の反転現象により顕像化する機能を有してい
る。この非接触現像は接触現像と異なり、感光体ベルト
1上にトナー像を担持したまま移動を妨げない長所を有
する。尚、該現像装置8A〜8Dの詳細については後述
する。
【0031】12は転写器、13はクリーニング装置
で、該クリーニング装置13のブレード13aとトナー
搬送ローラ13bは、画像形成中に感光体ベルト1の表
面より離間した位置に保たれた画像転写後のクリーニン
グ時のみ、図示のように感光体ベルト1の表面に圧接さ
れる。かかるカラー画像形成装置によるカラー画像形成
のプロセスは、次のようにして行われる。
【0032】先ず、本実施例による多色像の形成は、図
4の像形成システムに従って遂行される。即ち、オリジ
ナル画像を撮像素子が走査するカラー画像データ入力部
(イ)で得、該データを画像データ処理部(ロ)で演算
処理して画像データを作製し、一旦画像メモリ(ハ)に
格納する。次いで、該画像データは記録時に取り出され
て記録部(ニ)である例えば図2のカラー画像形成装置
へ入力される。即ち、前記カラー画像形成装置とは別体
の画像読み取り装置から出力される色信号である画像デ
ータが、前記光書き込み装置7に入力されると、光書き
込み装置7においては図示しない書き込み光源である半
導体レーザで発生されたレーザビーム(書き込み光)
は、図示しないコリメータレンズ及びシンドリカルレン
ズを通過し、駆動モータ71により回転される回転多面
鏡74により回転走査され、fθレンズ75とシリンド
リカルレンズ76を経て、その間2個のミラー77、7
8により光路を曲げられて、予め帯電手段たるスコロト
ロンの帯電器6によって一様な電荷を付与された感光体
ベルト1の周面上に投射され、主走査がなされて輝線を
形成する。
【0033】一方、走査が開始されるとレーザビームが
図示しないインデックスセンサによって検知され、第1
の色信号により変調されたレーザビームが前記感光体ベ
ルト1の周面上を走査する。従って、レーザビームによ
る主走査と、感光体ベルト1の搬送による副走査により
感光体ベルト1の周面上に第1の色に対応する潜像が形
成されていく。この潜像は、現像手段の内イエロー
(Y)のトナー(顕像媒体)の装填された現像装置8A
により反転現像されて、ベルト表面にトナー像が形成さ
れる。得られたトナー像はベルト面に保持されたまま感
光体ベルト1の周面より引き離されている清掃手段たる
クリーニング装置13のブレード13aの下を通過し、
次の画像形成サイクルに入る。
【0034】即ち、前記感光体ベルト1は前記スコロト
ロン帯電器6により再び帯電され、次いで、第2の色信
号が前記光書き込み装置7に入力され、前述した第1の
色信号の場合と同様にして、ベルト表面への書き込みが
行われ潜像が形成される。潜像は第2の色としてマゼン
タ(M)のトナーを装填した現像装置8Bによって反転
現像される。このマゼンタ(M)のトナー像は、すでに
形成されている前述のイエロー(Y)のトナー像の存在
下に形成される。
【0035】8Cはシアン(C)のトナーを有する現像
装置で、第1、第2の色と同様にベルト表面にシアン
(C)のトナー像を形成する。さらに、8Dは黒色のト
ナーを有する現像装置であって、前記の色と同様の処理
によりベルト表面に黒色のトナー像を重ね合わせて形成
する。これら各現像装置8A〜8Dの各スリーブには、
直流あるいは「直流+交流」のバイアス電圧が印加さ
れ、顕像手段である1成分現像剤による非接触反転現像
が行われ、基体が設置された感光体ベルト1には非接触
で現像が行われるようになっている。
【0036】かくして感光体ベルト1の周面上に形成さ
れたカラーのトナー画像は、転写部においてトナーと逆
極性の高電圧が印加されて、給紙カセット14より給紙
ガイド16を経て送られてきた転写材に転写されるよう
に構成されている。
【0037】即ち、給紙カセット14に収容された転写
材は、給紙ローラ16の回転によって最上層の1枚が搬
出されてタイミングローラ18を介して感光体ベルト1
上の像形成とタイミングを合わせて転写器12へと供給
される。
【0038】こうして画像転写を受けた転写材は、前記
回動ローラ2に沿って急に方向転換をする感光体ベルト
1から確実に分離して上方へと移送され、定着ローラ1
8によって画像を溶着したのち排紙ローラ19を経てト
レイ20上に排出される。
【0039】一方、転写材への転写を終えた感光体ベル
ト1は、さらに搬送を続けてブレード13aとトナー搬
送ローラ13bを圧接状態とした前記クリーニング装置
13において残留したトナーの除去を行い、その終了を
待って、再び前記ブレード13aを引き離し、それより
少し後にトナー搬送ローラ13bを引き離し新たな画像
形成のプロセスに入る。
【0040】上記では本願現像装置を用いるカラー画像
形成装置として、像担持体がベルト状のものについて述
べたが、ドラム状の像形成体を有する画像形成装置につ
いても同様に用いることができることはもちろんであ
る。
【0041】次に、前述した現像装置8A〜8Dについ
て、詳細に説明する。前記現像装置8A〜8Dは、同一
の構成からなり、以下符号8をもって示すことにする。
図1は本発明に用いられる現像装置の実施例を示す概略
断面図である。図1(a)は、本発明装置の1実施例の
断面図であって、81はアルミニウム、ステンレス鋼な
どの非磁性材料からなり、表面をサンドブラスト処理に
より、JIS10点平均粗さによる表示(JIS−B0
610)で1〜2μmの粗面加工を施し、回転可能に支
持された現像剤搬送担体である現像スリーブ、83は現
像剤Dを攪拌して成分を均一にする攪拌器、84は現像
剤Dを現像スリーブ81に供給するファーブラシ、86
は現像スリーブ81上の現像剤層の厚みを規制するゴム
板からなる規制ブレードである。
【0042】ここで、現像スリーブ81に近接または接
触して設けられた制御電極85の構造について説明す
る。該制御電極85は、現像スリーブ81の現像領域上
流にてトナークラウドを発生する第1振動電界を形成す
るためのもので、ゴムなどの絶縁部材85bを介して、
電極部85aを現像スリーブ81の表面に近接または接
触できるように構成されている。
【0043】ここで、制御電極85における電極部と絶
縁部材の形状と配置については、いろいろな実施例を考
えることができるから、図6〜9を参照しつつ、各態様
について説明する。
【0044】図6(a)〜(e)は、電極部85aの端
部が、下側(現像スリーブ側)の絶縁部材85bの端部
より下流側に延出するように構成した実施例である。こ
れらの実施例では、現像スリーブ81と電極部85aの
間に絶縁部材85bを介装することにより、少なくとも
その厚み分のギャップ量を、現像スリーブ81と電極部
85a間で確定できるようになっている。そして、この
ギャップ量に応じて、トナークラウドの発生に必要な空
間が、絶縁部材85bの下端より下流側に延出した電極
部85aの下側に形成されることとなる。また、絶縁部
材85bは、強度部材としての機能も有しており、像形
成体と現像スリーブの間のわずかな隙間に、電極部85
aを所定の位置と姿勢で安定的に保持できるようになっ
ている。
【0045】図6(a)は、最もシンプルに構成された
制御電極85の実施例であり、電極部85aの下側のギ
ャップ空間が、トナークラウドを発生するための第1振
動電界形成部となっている。
【0046】図6(b)は、電極部85aの下側が下流
に向けて広がるV字形空間となるように電極部85aを
上側へ曲げ、第1振動電界形成部で発生したトナークラ
ウドが、下流側の第2振動電界形成部へと移行しやすい
ようにしたものである。
【0047】図6(c)と(d)は(b)と同様に、電
極部85aの下側に下流に向けて広がる空間を形成した
実施例であるが、電極部85aは絶縁部材85bの端面
と接するまで下側に回り込んでいるため、(b)の実施
例より強い第1振動電界を形成できるようになってい
る。
【0048】図6(e)は、制御電極85の強度を向上
させるとともに、より充分なトナークラウド発生空間を
得るために、現像スリーブ側の絶縁部材85bに補強板
85dを取り付けた例である。
【0049】図7(a)〜(e)は、電極部85aの感
光体ベルト1(像形成体)側に絶縁部材85cを設けた
実施例である。これらの実施例では、いずれも、絶縁部
材85cは、電極部85aと感光体ベルト(像形成体)
1との接触を防止し、電極部から感光体ベルトへの電流
リークが発生しないように構成されている。
【0050】このうち、図7(b)〜(d)は、第1振
動電界形成部で発生したトナークラウドを、下流側の第
2振動電界形成部へと移行しやすくするために、上側の
絶縁部材85cを下側の絶縁部材85bより長くして、
電極部85aの下側が下流に向けて広がるV字形空間と
なるようにしている。
【0051】図7(e)は、制御電極85の強度と、よ
り充分なトナークラウド発生空間を得るために、現像ス
リーブ側の絶縁部材85bに補強板85dを取り付けた
例である。
【0052】図8(a)〜(c)は、電極部85aの下
流側端部を、絶縁部材により被覆した実施例で、特に放
電の発生しやすいコーナーエッジ部を絶縁することによ
り、電極部85aから感光体ベルト(像形成体)1側へ
の放電現象を防止できるようにしたものである。これら
が、図6及び図7で示した構成例において、特徴的な例
を図示したもので、これら以外の制御電極形状であって
も、少なくとも下端部を被覆して放電防止できるように
構成したものであればよいことはもちろんである。
【0053】図9(a)〜(h)は、電極部85aの全
体を、前記現像スリーブ81と絶縁部材85bの最近接
点Pより下流側に位置するように構成した実施例であ
る。これらの実施例は、最近接点Pより上流側には電極
部が存在しないため、当然のことなが振動電界が全く発
生しない。従って、上流でのトナークラウド発生によっ
て最近接点Pの下流側への現像剤の供給が低減してしま
う現象を、未然に防止できるようになっている。
【0054】これらの実施例において、電極部85a
は、絶縁部材85bの上側、端部、下側のいずれに取り
付けてもよく(図9(a)、(b)、(c),
(e))、また、下端部の内部に埋設してもよい(図9
(d)、(f)、(h))。また、電極部85aの断面
形状は、矩形である必要はなく、例えば、断面円形のワ
イヤを絶縁部材85bの下端部に取り付けて、電極部8
5aを構成してもよい(図9(g))。この場合、強度
部材でもある絶縁部材85bによって、像形成体と現像
スリーブの狭い間隙においてワイヤを安定的に支持し、
ワイヤを単独で架設する場合に比して、容易に極めて高
精度な位置決めを行うことができる。
【0055】尚、該制御電極85(電極部85aと絶縁
部材85b)は、前述のように、図6(c)、図7
(d)のように、現像スリーブ81側の端部下側をV字
形に切り欠き、制御電極85と現像スリーブ81との間
でトナークラウドを発生させる空間を設けるようにして
もよい。
【0056】また、図9(h)のように、現像スリーブ
側の絶縁部材85bに補強板を取り付け、より充分なト
ナークラウド発生空間を設けるようにしてもよい。制御
電極85によって層厚を規制された現像剤Dの層は、現
像スリーブ81の上記回転によって移動し、現像領域A
に搬送される。尚、制御電極85は現像スリーブ81上
の現像剤層の厚みを規制する規制ブレード86を兼ねる
こともできる。
【0057】尚、この図9の実施例の制御電極85に対
して、前述したように、 ・感光体1(像形成体)側に絶縁部材85cを備える ・感光体1側の絶縁部材85cの下流側端部は、前記現
像スリーブ81側の絶縁部材85bの端部と同じか、ま
たはより長いものとする ・電極部85aは、少なくともその下流側端部が、絶縁
部材により被覆されたものとする などの改良を加えてもよいことはもちろんである。
【0058】また、図6〜図9の各電極について、トナ
ークラウド発生空間の確保、トナークラウド形成時の振
動防止、位置決め精度向上などの目的のために、現像ス
リーブ側絶縁部材85bに補強板を取り付けたり、像形
成体側絶縁部材85cよりも硬度の高い部材で現像スリ
ーブ側絶縁部材85bを形成してもよい。
【0059】こうした電極部の製造方法としては、一般
にプリント基板の製造などに用いられているエッチング
法、絶縁性基板上に導電層をディップ塗布あるいは印刷
する方法、導電性基板上に絶縁層をディップ塗布する方
法、蒸着法、CVD法、などを用いることができるが、
なかでも精度、生産性の点から、エッチング法が望まし
い。
【0060】さらに、図6〜9の各制御電極の電極部が
露出している部分において、10〜100μm程度の絶
縁層をコーティング処理することが望ましい。これによ
り、電極部の現像スリーブや像形成体へのブレークダウ
ンを防止し、高い電界を維持することが可能である。
【0061】次に、制御電極85の駆動条件について、
トナークラウド発生部を示す図3により説明する。前記
制御電極85は、前記現像スリーブ81との最近接点P
より下流側における電極部85aの有効長さ=R(m
m)、前記現像スリーブ81の表面移動速度=v(mm
/sec)、前記第1振動電界の周波数=f(Hz)
が、 1≦R・f/v≦30 ・・・(1) なる関係式を満たすように構成されている。ここで、電
極部85aの有効長さ=Rとは、下側(現像スリーブ
側)の絶縁部材85bの厚さや絶縁性能にもよるが、第
1振動電界の形成に直接的に寄与する電極部領域の長さ
のことで、最近接点Pより現像スリーブ81の接線方向
に測った電極部の長さを意味している。
【0062】具体的に好ましい構成は、 0.03≦R≦3 f=0.3〜10 (kHz) v=50〜500 (mm/sec) であり、この構成で前述の条件(1)を満たすことが望
ましい。
【0063】例えば、図6、図7、及び図8の(a),
(b)では、絶縁部材85bに対する電極部85aの延
出部の露出長さ、図9の(f)のように全体を被覆され
た実施例では、当接点Pより下流側の電極部の長さなど
となる。この式(1)において、 1≦R・f/v ・・・(1a) は、現像スリーブ81から感光体1に分散飛翔するに十
分な振動を、現像剤Dに与えるための条件を示してい
る。また、 R・f/v≦30 ・・・(1b) は、振動が強すぎてトナーの摩擦帯電量が過剰となっ
て、現像スリーブ81への静電付着力が増大し、分散飛
翔性が劣化するのを防ぐ条件を示している。
【0064】上記2つの条件式(1a)、(1b)を満
たすように電極部85aを駆動することにより、現像効
率が高く、ムラや欠陥の少ない画像形成を実現すること
ができるようになっている。尚、この2つの条件は、 2≦R・f/v≦10 ・・・(2) であることがより好ましい。
【0065】また、図6〜図9に示されるように、最近
接点Pから下流側にある、電極部先端までの距離l
1 (mm)は、トナークラウドを安定して発生させるた
めに、 1.0<l1 <4.0(mm) が好ましい。また、現像スリーブ側絶縁部材85bの先
端部のPからの距離l2 (mm)は、電極部の直線性を
維持し、現像スリーブに当接する場合に、電極部の設定
精度を容易に確保するために、 0.1<l2 <3.0(mm) であることが望ましい。更に、 l1 >l2 とすることにより、電極部を高精度に設定でき、充分な
トナークラウド発生領域を確保することができる。ま
た、上記の電極部85aの厚さT1 は、10〜200μ
m、絶縁部材85b、85cの厚さT2 は20〜200
μmとし、さらに、 0.3T1 ≦T2 ≦4T1 であることが好ましい。
【0066】本実施例では、制御電極85をこのような
条件下で駆動するとともに、前記現像スリーブ81と前
記感光体1(像形成体)の間に、前記第1振動電界より
も弱い第2振動電界を形成し、かつ前記電極部85aと
感光体1の間に、トナーを感光体1側へ移動させる一方
向電界を形成している。ここで、第1振動電界より弱い
第2振動電界を形成するのは、第1振動電界で発生した
トナークラウドを消滅させることなく下流側の現像領域
に誘導するためである。また、トナークラウドの感光体
1への付着を促すとともに、付着した現像剤を電極部8
5a側へ引き戻すことのないようにするためである。
【0067】また、前記第1振動電界と第2振動電界
は、共通の電源を用いることにより、同位相となるよう
に構成されている。これは、両電界に位相差があると、
トナークラウドの誘導が円滑に行われず、結果として、
現像される画像に濃度むらが発生するのを防ぐためであ
る。
【0068】前記現像スリーブ81上に形成される現像
剤層は、感光体ベルト1の表面に接触せず、間隙を保つ
ように、現像スリーブ81と制御電極85の間隙及び現
像スリーブ81と感光体ベルト1の間隙を調整される。
87は現像領域Aを通過した現像剤を現像スリーブ81
上から除去するクリーニングブレード、88は現像剤溜
まり、89はケーシングである。
【0069】現像スリーブ81には直流バイアス電源E
1と、交流バイアス電源E2により保護抵抗R1を介し
て直流に交流を重畳したバイアス電圧が印加される。ま
た、制御電極85の電極部85aには、直流バイアス電
源E3から保護抵抗R2を介して直流のバイアス電圧が
印加される。
【0070】図1及び図5の現像領域A近傍を示す拡大
断面図において、現像スリーブ81には、直流に交流を
重畳したバイアス電圧が、また、制御電極85には直流
バイアス電圧が印加されている。前記カラー画像形成装
置において、感光体ベルト1の感光体として負に帯電さ
せるOPC感光体を用いて反転現象が行われ、感光体が
例えば−800Vに帯電されているとすると、制御電極
85には感光体電位より絶対値が大きい−(700〜1
000)V、現像スリーブ81には−700Vの直流電
圧成分と、交流電圧成分のバイアス電圧が印加される。
交流電圧成分は周波数100Hz〜10kHz、好まし
くは4kHzで、ピーク間電圧は200〜4000V、
好ましくは1kVである。
【0071】これにより、制御電極85の電極部85a
には現像スリーブ81より絶対値の大きい電圧が印加さ
れているので、制御電極部85aにトナーが付着するこ
ともないし、重ね合わせプロセスにおいても、感光体ベ
ルト1上のトナー像が電極部85aに付着することもな
い。電極部85aは感光体べルト1より現像スリーブ8
1に近接して設けてあることにより、第1の振動電界の
強さが第2の振動電界の強さより大となる。
【0072】電極部85aと現像スリーブ81との最近
接間隙d2 は、感光体ベルト1と現像スリーブ81との
最近接間隙d1 に対して、 d2 =(0.2〜0.6)d1 が好ましい。尚、d1 は0.2〜1.0mmである。狭
い現像領域に電極を設置するために、現像スリーブ81
と感光体ベルト1の対向位置と電極部85aとのなす角
θは、上流側に5〜45°の角度であることが望まし
い。また、現像スリーブの直径は、10〜30mmであ
ることが好ましい。さらに現像スリーブ移動速度V
S (mm/sec)、像形成体移動速度VP (mm/s
ec)の比は、 VS /VP =0.5〜2.0 が好ましい。
【0073】また、図5に示したように、電極部85a
の長手方向の幅(W1 )は、現像スリーブ上の現像剤層
の幅(W2 )よりも大きくなるように構成され、電極部
85a上のW2 の領域外で、電源E3によってDC電圧
を印加する。このため、電極部以外での余分なトナーク
ラウド発生を抑制することができる。
【0074】この第1の振動電界は、トナー粒子をその
電気力線に直角の方向に振動させるのでトナーを飛翔さ
せ、雲霞状のトナークラウドを十分に発生させることが
できる。このトナークラウドは、第2の振動電界によっ
て感光体ベルト1上の潜像に向かう飛翔を助けられ均一
な現像が行われる。
【0075】ここで、第1と第2の振動電界は同位相で
あることは重要である。同位相であるために、トナーの
振動がうねりなどを生じることなく現像が行われる。ま
た、位相が変化する時に発生する強い電場による絶縁破
壊も起きない。
【0076】以上の交流電圧成分は、波形が正弦波に限
らず、矩形波や三角波などであってもよい。そして、そ
の周波数にもよるが、電圧値は高いほどトナーを振動さ
せるようになるが、反面、「かぶり」や落雷現象のよう
な絶縁破壊が発生しやすくなる。かぶりの発生は直流電
圧成分で防止し、絶縁破壊は、現像スリーブ81の表面
を樹脂や酸化皮膜などにより絶縁、ないしは半絶縁にコ
ーティングすることなどによって防止することができ
る。
【0077】本発明の現像装置は、以上述べたように1
成分現像剤の現像剤層を像担持体(像形成体)である感
光体ベルト1に対して非接触に保ち、第1及び第2の振
動電界によってトナークラウドを発生させて、感光体ベ
ルト1への分離・飛翔性を向上させ、静電像への選択吸
着性を向上させて、従ってトナーに微粒子のものを用い
ることを可能にして、高画質画像の現像が行われるよう
にしたものであるが、それには次のような非磁性トナー
からなる現像剤を用いることが好ましい。
【0078】一般にトナーは、平均粒径が小さくなる
と、定性的に粒径の2乗に比例して帯電両が現象し、相
対的にファンデルワールス力のような付着力が大きくな
って、現像スリーブ81に強く付着し、また、非画像部
に飛散しやすくなり、かぶりが発生しやすくなる。そし
て、従来の現像剤層現像方法では、平均粒径が10μm
以下になると、このような問題が顕著に現れるようにな
る。
【0079】その点を本発明の現像装置では、現像剤層
による現像を2重の振動電界下で行うことで解消するよ
うにしている。即ち、トナー粒子は、第1の振動電界に
おいて強く振動を与えられて現像スリーブ81から離れ
てトナークラウドを形成し、このクラウドの直ぐ近くの
現像領域Aに運ばれて、第1の振動電界より弱い第2の
振動電界下で静電潜像にトナー粒子が忠実に吸着される
ようになる。また、帯電量の低いトナーが画像部や非画
像部に移行することがほとんどなくなるし、トナーが感
光体ベルト1と摺擦することもないので、摩擦帯電によ
り感光体ベルト1に付着することもなくなって、1μm
程度のトナー粒径のものまで用いることができるように
構成されている。
【0080】トナーの平均粒径が大きくなると、既に触
れているように、画像の荒れが目立つようになる。通
常、10本/mm程度のピッチで並んだ細線の解像力が
ある現像では、平均粒径20μm程度のトナーでも問題
はない。しかし、平均粒径1〜5μmの微粒子化したト
ナーを用いると、解像力は格段に向上して、濃淡差も忠
実に再現した鮮明な高画質画像を与えるようになる。以
上の理由から、トナーの粒径は平均粒径が10μm以
下、好ましくは1〜5μmが適正条件である。また、ト
ナーの粒子が電界に追随するためには、トナー粒子の帯
電量は1〜3μC/gより大きいことが望ましい(好ま
しくは3〜30μC/g)。特に、粒径の小さい場合
は、高い帯電量が必要である。
【0081】このような微粒トナーは、従来のトナーと
同様の方法で得られる。即ち、従来公知の粉砕法、懸濁
重合法、乳化重合法などの方法によって得られたトナー
粒子を、平均粒径選別手段によって選別したトナーを用
いることができる。
【0082】本発明の現像装置において、好ましいトナ
ーは、スチレン系樹脂、ビニル系樹脂、エチレン系樹
脂、ロジン変性樹脂、アクリル系樹脂、ポリアミド樹
脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂などの樹脂や、パ
ルミチン酸、ステアリン酸などの脂肪酸ワックスなどの
樹脂を用い、それにカラー顔料等の着色成分や必要に応
じて帯電制御剤などを加えて、従来公知の粉砕法、懸濁
重合法、乳化重合法などのトナー粒子製造方法と同様の
方法によって作ることができる。その平均粒径は20μ
m以下、好ましくは10μm以下、特に好ましくは1〜
7μmの粒子からなるものである。
【0083】本発明の現像装置には、以上述べたような
非磁性トナー粒子からなる現像剤が好ましく用いられる
が、これにはまた、必要に応じて粒子の流動滑りを良く
するための流動化剤や像担持体面の清浄化に役立つクリ
ーニング剤等が混合される。流動化剤としては、コロイ
ダルシリカ、疎水性チタニア、シリコンワニス、金属石
鹸あるいは非イオン表面活性剤等を用いることができ、
クリーニング剤としては、脂肪酸金属塩、有機基置換シ
リコンあるいはフッ素等表面活性剤等を用いることがで
きる。
【0084】以上のような現像装置に、トナーにスチレ
ン・アクリル樹脂(山洋化成製ハイマーup110)1
00重量部、カラー顔料10重量部からなる重量平均粒
径が5μmの粉砕造粒法によって得られた非磁性粒子か
らなるものを用い、図1に示した装置により現像を行っ
た。各トナーの平均帯電量は−5μC/gであった。
【0085】かかる現像装置を装着した図2に示すカラ
ー画像形成装置で、感光体ベルト1にはOPC感光体を
使用、その周速度=180mm/sec、感光体ベルト
1に形成された静電潜像の最高電位=−800V、現像
スリーブ81の外径=300mm、その回転数=150
rpm、現像剤D層の厚さ=0.03mm、現像スリー
ブ81と感光体ベルト1との間隙=0.7mmである。
【0086】また、現像スリーブ81に印加するバイア
ス電圧は、直流電圧成分=−700V、交流電圧成分=
4kHz、ピーク間電圧=1000Vとし、電極部85
aは感光体ベルト1から0.4mmの位置に設置し、電
極部85aの有効長さRは0.4mmとし、−1000
Vの直流電圧を印加した。この実施例では、現像スリー
ブ81上の現像剤Dは感光体ベルト1の表面に接触しな
い。
【0087】以上の条件で現像を行って、それを普通紙
の転写紙にコロナ放電して転写し、表面温度140℃の
ヒートローラ定着装置に通して定着した結果、得られ転
写紙の記録画像は、エッジやかぶりがない、濃度が極め
て鮮明なものであり、引き続いて5万枚の記録を行った
が、最初から最後まで安定して変わらない記録画像を得
ることができた。
【0088】以上の実施例においては、特定の現像器を
使用している間、他の使用しない現像器(非現像状態の
現像器)は、現像スリーブの回動状態を停止するととも
に、現像スリーブに印加する交流バイアスを停止した。
即ち、フローティング状態あるいはトナーと同極性ある
いは異極性のバイアスを印加した。尚制御電極中の、電
極部には、画像形成中はトナーと同極性の電圧をそのま
ま維持した。これにより、感光体上のトナー像から電極
部材へのトナーの移動を防止した。
【0089】また、制御電極は、絶縁部材85c、85
bとしてそれぞれ厚さ50μmのポリイミドを、電極部
85aとして厚さ40μmの銅箔を用いてエッチング法
によって製造し、これにガラスエポキシからなる厚さ2
00μmの補強板85dを取り付けた図9(h)の形状
のものを用いた。また、本発明は、1成分現像装置を例
として説明したが、磁性キャリアとトナーとからなる2
成分現像装置に対しても同様に適用し得る。その場合、
磁極は図10に示したように、制御電極85の最近接点
Pより上流及び現像領域より下流に、N,Sの磁極を配
置し、制御電極85による現像剤層の均一化とトナーク
ラウドの発生を行わせるようにする。
【0090】
【発明の効果】上記のようにこの発明の現像装置は、像
形成体に対向する現像スリーブの現像域上流部に、絶縁
部材を介して近接または接触可能な電極を配設してなる
制御電極を有する現像装置において、前記電極部を、そ
の端部が前記絶縁部材の端部より下流側に延出するよう
に構成しているので、現像域の直前で安定してトナーク
ラウドを発生することができる。
【0091】また、前記電極部は、前記像形成体側に絶
縁部材を備えたものとしているので、像形成体(感光
体)との接触による電流リークを引き起こさないように
したものである。また、前記像形成体側絶縁部材の下流
側端部は、前記現像スリーブ側の絶縁部材の端部と同じ
か、またはより長いものとしているので、像形成体(感
光体)との接触による電流リークを、より確実に防止で
きるようにしたものである。
【0092】また、前記電極部の下流側端部または側面
を、絶縁部材により被覆しているので、放電現象を防止
することができる。また、像形成体に対向する現像スリ
ーブの現像域上流部に、絶縁部材を介して近接または接
触可能な電極を配設してなる制御電極を有する現像装置
において、前記電極部の全体が、前記現像スリーブと制
御電極の最近接点より下流側に位置するように構成して
いるので、現像域の直前でトナークラウドを発生し、し
かも現像スリーブと制御電極の最近接点より上流側にお
いては、トナークラウドが発生しないようにしたもので
ある。
【0093】また、前記電極部は、前記電極部の像形成
体側に絶縁部材を備えたものとしているので、像形成体
(感光体)との接触による電流リークを引き起こさない
ようにしたものである。また、前記像形成体側絶縁部材
の下流側端部は、前記現像スリーブ側の絶縁部材の端部
と同じか、またはより長いものとしているので、像形成
体(感光体)との接触による電流リークを、より確実に
防止できるようにしたものである。
【0094】また、前記電極部の下流側端部または側面
が、絶縁部材により被覆されたものとしているので、放
電現象を防止することができる。また、像形成体に対向
する現像スリーブの現像域上流部に、絶縁部材を介して
近接または接触可能な電極を配設してなる制御電極を有
し、該電極部と現像スリーブの間で、トナーを分散飛翔
させる第1振動電界を形成できるように構成してなる現
像装置において、前記制御電極と現像スリーブの最近接
点より下流側における電極部の有効長さR(mm)、前
記現像スリーブの表面移動速度v(mm/sec)、前
記第1振動電界の周波数f(Hz)とが、 1≦R・f/v≦30 なる関係を満たすものとしているので、好ましい分散度
と飛翔性を実現できる振動電界を発生するとともに、過
度の振動によって不要な摩擦帯電を引き起こさないよう
にすることができる。
【0095】また、前記現像スリーブと前記像形成体の
間に、前記第1振動電界よりも弱い第2振動電界を形成
し、かつ前記電極部と像形成体の間に、トナーを像形成
体側へ移動させる一方向電界を形成しているので、第1
振動電界で発生したトナークラウドを第2振動電界側へ
誘導するとともに、像形成体上に付着したトナーを電極
側へ引き戻すことのないようにすることができる。ま
た、前記第1振動電界と第2振動電界を、同位相として
いるので、トナー振動のうねりなどにより、トナークラ
ウドの誘導が阻害されることを防ぎ、濃度むらのない良
好な現像が行われるようにしたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の現像装置の一実施例を示す断面図であ
る。
【図2】本発明の現像装置を備えたカラー画像形成装置
の1例を示す断面図である。
【図3】トナークラウド発生部の説明図である。
【図4】像形成システムを示すブロック図である。
【図5】感光体の現像領域と現像スリーブの対応を示す
説明図である。
【図6】電極部を絶縁部材より延出させた制御電極の実
施例を示す原理構成図である。
【図7】電極部の像形成体側に絶縁部材を設けた制御電
極の実施例を示す原理構成図である。
【図8】電極部の少なくとも下端部を絶縁被覆した制御
電極の実施例を示す原理構成図である。
【図9】電極部全体を最近接点より下流側に配置した制
御電極の実施例を示す原理構成図である。
【図10】本発明を2成分現像剤を用いた現像装置に適
用した実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 感光体ベルト(像形成体) 4 ガイド部材 6 スコロトロン帯電器 7 光書き込み装置 8,8A,8B,8C,8D 現像装置 12 転写器 13 クリーニング装置 81 現像スリーブ 83 攪拌器 84 ファーブラシ 85 制御電極 85a 電極部 85b 絶縁部材 85c 絶縁部材 86 規制ブレード(現像剤規制部材) E1,E3 直流バイアス電源 E2 交流バイアス電源 R1,R2 保護抵抗 A 現像領域 D 現像剤

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像形成体に対向する現像スリーブの現像
    域上流部に、絶縁部材を介して近接または接触可能な電
    極を配設してなる制御電極を有する現像装置において、
    前記制御電極における電極部を、その端部が前記絶縁部
    材の端部より下流側に延出するように構成したことを特
    徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 前記制御電極は、前記電極部の像形成体
    側に絶縁部材を備えたものである請求項1に記載の現像
    装置。
  3. 【請求項3】 前記像形成体側絶縁部材の下流側端部
    は、前記現像スリーブ側の絶縁部材の端部と同じか、ま
    たはより長いものである請求項2に記載の現像装置。
  4. 【請求項4】 前記制御電極の電極部は、少なくともそ
    の下流側端部が、絶縁部材により被覆されたものである
    請求項1〜3のうちの1項に記載の現像装置。
  5. 【請求項5】 像形成体に対向する現像スリーブの現像
    域上流部に、絶縁部材を介して近接または接触可能な電
    極を配設してなる制御電極を有する現像装置において、
    前記電極部の全体が、前記現像スリーブと制御電極の最
    近接点より下流側に位置するように構成したことを特徴
    とする現像装置。
  6. 【請求項6】 前記制御電極は、前記電極部の像形成体
    側に絶縁部材を備えたものである請求項5に記載の現像
    装置。
  7. 【請求項7】 前記像形成体側絶縁部材の下流側端部
    は、前記現像スリーブ側の絶縁部材の端部と同じか、ま
    たはより長いものである請求項6に記載の現像装置。
  8. 【請求項8】 前記制御電極の電極部は、少なくともそ
    の下流側端部が、絶縁部材により被覆されたものである
    請求項5〜7のうちの1項に記載の現像装置。
  9. 【請求項9】 像形成体に対向する現像スリーブの現像
    域上流部に、絶縁部材を介して近接または接触可能な電
    極を配設しでなる制御電極を有し、該電極部と現像スリ
    ーブの間で、トナーを分散飛翔させる第1振動電界を形
    成できるように構成してなる現像装置において、前記制
    御電極と現像スリーブの最近接点より下流側における電
    極部の有効長さR、前記現像スリーブの表面移動速度
    v、前記第1振動電界の周波数fとが、 1≦R・f/v≦30 なる関係を満たすものであることを特徴とする現像装
    置。
  10. 【請求項10】 前記現像スリーブと前記像形成体の間
    に、前記第1振動電界よりも弱い第2振動電界を形成
    し、かつ前記電極と像形成体の間に、トナーを像形成体
    側へ移動させる一方向電界を形成したことを特徴とする
    請求項9に記載の現像装置。
  11. 【請求項11】 前記第1振動電界と第2振動電界が、
    同位相である請求項10に記載の現像装置。
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