JPH06174828A - 目標検出装置 - Google Patents
目標検出装置Info
- Publication number
- JPH06174828A JPH06174828A JP4325371A JP32537192A JPH06174828A JP H06174828 A JPH06174828 A JP H06174828A JP 4325371 A JP4325371 A JP 4325371A JP 32537192 A JP32537192 A JP 32537192A JP H06174828 A JPH06174828 A JP H06174828A
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- JP
- Japan
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- image
- infrared
- target
- output
- infrared ray
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- Withdrawn
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 2
- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 description 2
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Aiming, Guidance, Guns With A Light Source, Armor, Camouflage, And Targets (AREA)
- Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 近傍の妨害物の影響を受けることなく、目標
物を高速で検出する目標検出装置を得る。 【構成】 目標物に向けられその遠赤外線像および近赤
外線像をそれぞれ結ぶレンズ1,レンズの遠赤外線像と
近赤外線像をそれそれ検出する遠赤外線検知器3と近赤
外線検知器2,同遠赤外線検知器と近赤外線検知器の出
力を受け、近赤外線検知器の出力に所定係数を掛けた
後、遠赤外線検知器の出力から引く減算器4,同減算器
の出力を受け目標物の画像を出力する画像処理器5とを
設ける。
物を高速で検出する目標検出装置を得る。 【構成】 目標物に向けられその遠赤外線像および近赤
外線像をそれぞれ結ぶレンズ1,レンズの遠赤外線像と
近赤外線像をそれそれ検出する遠赤外線検知器3と近赤
外線検知器2,同遠赤外線検知器と近赤外線検知器の出
力を受け、近赤外線検知器の出力に所定係数を掛けた
後、遠赤外線検知器の出力から引く減算器4,同減算器
の出力を受け目標物の画像を出力する画像処理器5とを
設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、飛しよう体等に使用さ
れる目標検出装置に関する。
れる目標検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の赤外線目標検出装置は、検出画面
中のある物体の輝度の時間的変化率を求め、それがあら
かじめ設定した閾値以上である場合、その物体は赤外線
妨害物体であると判断し、検出画面上のその物体の存在
位置にマスクを掛け、赤外線妨害物体を排除するもので
あった。
中のある物体の輝度の時間的変化率を求め、それがあら
かじめ設定した閾値以上である場合、その物体は赤外線
妨害物体であると判断し、検出画面上のその物体の存在
位置にマスクを掛け、赤外線妨害物体を排除するもので
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の赤外線目標
検出装置をシーカとした飛しよう体は、目標に向って飛
しようしており、又、赤外線妨害物体も空間的に移動し
ている。このため、検出画面上に於て、赤外線妨害物体
は検出画面上を移動することとなり、前述のマスクは赤
外線妨害物体を排除する上で有効とは言えなかった。さ
らに赤外線妨害物体の放射エネルギーが時間的に変動し
ている場合もあり、輝度の時間的変化率で赤外線妨害物
体をマスクすることは、不確実であった。
検出装置をシーカとした飛しよう体は、目標に向って飛
しようしており、又、赤外線妨害物体も空間的に移動し
ている。このため、検出画面上に於て、赤外線妨害物体
は検出画面上を移動することとなり、前述のマスクは赤
外線妨害物体を排除する上で有効とは言えなかった。さ
らに赤外線妨害物体の放射エネルギーが時間的に変動し
ている場合もあり、輝度の時間的変化率で赤外線妨害物
体をマスクすることは、不確実であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため次の手段を講ずる。
するため次の手段を講ずる。
【0005】すなわち、目標検出装置として、目標物に
向けられその遠赤外線像および近赤外線像をそれぞれ結
ぶレンズ手段と、同レンズ手段の遠赤外線像および近赤
外線像をそれぞれ検出する遠赤外線検知手段および近赤
外線検知手段と、同遠赤外線検知手段および近赤外線検
知手段の出力を受け、同近赤外線検知手段の出力に所定
係数を掛けた後、上記遠赤外線検知手段の出力から引く
減算手段と、同減算手段の出力を受け上記目標物の画像
を出力する画像処理手段とを設ける。
向けられその遠赤外線像および近赤外線像をそれぞれ結
ぶレンズ手段と、同レンズ手段の遠赤外線像および近赤
外線像をそれぞれ検出する遠赤外線検知手段および近赤
外線検知手段と、同遠赤外線検知手段および近赤外線検
知手段の出力を受け、同近赤外線検知手段の出力に所定
係数を掛けた後、上記遠赤外線検知手段の出力から引く
減算手段と、同減算手段の出力を受け上記目標物の画像
を出力する画像処理手段とを設ける。
【0006】
【作用】上記手段において、レンズ手段は目標物の遠赤
外線像および近赤外線像を結ぶ。これらの遠赤外線像お
よび近赤外線像は、遠赤外線検出手段および近赤外線検
出手段により検出され、減算手段へ送られる。減算手段
は、目標物およびその近傍の妨害物の赤外線特性の違い
による所定係数を近赤外線検出手段の出力に掛けた後、
遠赤外線検出手段から引いて出力する。すると妨害物か
らの赤外線による出力はゼロレベルになる。この出力信
号が画像処理手段により演算処理され、目標物の画像信
号として出力される。
外線像および近赤外線像を結ぶ。これらの遠赤外線像お
よび近赤外線像は、遠赤外線検出手段および近赤外線検
出手段により検出され、減算手段へ送られる。減算手段
は、目標物およびその近傍の妨害物の赤外線特性の違い
による所定係数を近赤外線検出手段の出力に掛けた後、
遠赤外線検出手段から引いて出力する。すると妨害物か
らの赤外線による出力はゼロレベルになる。この出力信
号が画像処理手段により演算処理され、目標物の画像信
号として出力される。
【0007】従って、目標物の近傍の妨害物による影響
は受けることなく、目標物のみの画像信号がリアルタイ
ムで出力される。
は受けることなく、目標物のみの画像信号がリアルタイ
ムで出力される。
【0008】
(1) 本発明の第1実施例を図1と図2により説明す
る。
る。
【0009】図1にて、上半分が薄肉で下半分が厚肉の
凸レンズ1が、図示しない目標物に向けて設けられる。
上半分のレンズ1での結像は近赤外線検知器2で検知さ
れ減算器4へ送られる。下半分のレンズ1での結像は遠
赤外線検知器3で検知され減算器4へ送られる。減算器
4の出力は画像処理器5へ送られる。
凸レンズ1が、図示しない目標物に向けて設けられる。
上半分のレンズ1での結像は近赤外線検知器2で検知さ
れ減算器4へ送られる。下半分のレンズ1での結像は遠
赤外線検知器3で検知され減算器4へ送られる。減算器
4の出力は画像処理器5へ送られる。
【0010】減算器4では、近赤外線検知器2の出力2
Sに、目標物と近傍の妨害物との赤外線特性の違による
所定係数を掛けた後、遠赤外線検知器3の出力3Sから
引き出力する。
Sに、目標物と近傍の妨害物との赤外線特性の違による
所定係数を掛けた後、遠赤外線検知器3の出力3Sから
引き出力する。
【0011】この点を以下に少し詳しく説明する。
【0012】各赤外線検知器2,3が検出する対象物画
像の輝度は、対象物が放射するエネルギー即ち対象物の
温度に依存し、温度が高くなれば輝度も大きくなる。
又、目標物を船とし、妨害物をその船が出す赤外線妨害
物(赤外線フレヤ)を想定する。すると目標物の温度<
妨害物の温度となる。
像の輝度は、対象物が放射するエネルギー即ち対象物の
温度に依存し、温度が高くなれば輝度も大きくなる。
又、目標物を船とし、妨害物をその船が出す赤外線妨害
物(赤外線フレヤ)を想定する。すると目標物の温度<
妨害物の温度となる。
【0013】例えば目標物の温度Tt =40℃,妨害物
の温度Ti =80℃とすると、遠赤外域(波長λ=9μ
m前後)及び近赤外域(波長λ=4μm前後)での赤外
線放射強度(W/cm2 /μ)は表1の様に計算される。
の温度Ti =80℃とすると、遠赤外域(波長λ=9μ
m前後)及び近赤外域(波長λ=4μm前後)での赤外
線放射強度(W/cm2 /μ)は表1の様に計算される。
【0014】各赤外線検知器2,3が検出する輝度は、
この放射強度にほぼ比例するので、表1は輝度の比と考
えてもよい。従って各赤外線検出器2,3の出力は表2
の値となる。
この放射強度にほぼ比例するので、表1は輝度の比と考
えてもよい。従って各赤外線検出器2,3の出力は表2
の値となる。
【0015】
【表1】
【0016】
【表2】 ここで所定係数として1.8/0.4=4.5を用いる
と、減算器4の出力は、目標物に対して0.55,妨害
物に対して0となる。
と、減算器4の出力は、目標物に対して0.55,妨害
物に対して0となる。
【0017】具体的には図2に示すように、目標物aの
船と妨害物bに対してスキャンして得られた出力は、遠
赤外線検出器3では図2(a)のようになる。また近赤
外線検出器2では図2(b)のようになる。さらに減算
器4の出力は図2(c)のようになる。
船と妨害物bに対してスキャンして得られた出力は、遠
赤外線検出器3では図2(a)のようになる。また近赤
外線検出器2では図2(b)のようになる。さらに減算
器4の出力は図2(c)のようになる。
【0018】従って妨害物bの出力は閾値レベル以下に
抑えられ、目標物aの出力が閾値レベル以上になる。
抑えられ、目標物aの出力が閾値レベル以上になる。
【0019】減算器4の出力は画像処理器5に送られ、
画像処理器5で画像処理され、目標物の画像が信号とし
て出力される。
画像処理器5で画像処理され、目標物の画像が信号とし
て出力される。
【0020】このようにして、妨害物bの影響を受ける
ことなく、目標物aをリアルタイムで検出し、画像信号
として出力することができる。 (2) 本発明の第2実施例を図3により説明する。肉
厚凸レンズの外周に薄肉の環状凸レンズを接合した合成
レンズ1aを設ける。そして、厚肉凸レンズによる目標
物の遠赤外線による結像位置に遠赤外線検出器3aを設
ける。また薄肉の環状凸レンズによる目標物の近赤外線
による結像位置に近赤外線検出器2aを設けたものであ
る。その他は上記(1)と同様である。 (3) 本発明の第3実施例を図4により説明する。凸
レンズ1bを設け、目標物の遠赤外線による結像位置に
遠赤外線検知器3bを設ける。また近赤外線による結像
位置に近赤外線検知器2bを設けたものである。その他
は上記(1)と同様である。
ことなく、目標物aをリアルタイムで検出し、画像信号
として出力することができる。 (2) 本発明の第2実施例を図3により説明する。肉
厚凸レンズの外周に薄肉の環状凸レンズを接合した合成
レンズ1aを設ける。そして、厚肉凸レンズによる目標
物の遠赤外線による結像位置に遠赤外線検出器3aを設
ける。また薄肉の環状凸レンズによる目標物の近赤外線
による結像位置に近赤外線検出器2aを設けたものであ
る。その他は上記(1)と同様である。 (3) 本発明の第3実施例を図4により説明する。凸
レンズ1bを設け、目標物の遠赤外線による結像位置に
遠赤外線検知器3bを設ける。また近赤外線による結像
位置に近赤外線検知器2bを設けたものである。その他
は上記(1)と同様である。
【0021】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、レンズ手段により目標物の遠赤外線領域及び近赤外
線領域の2つの画像を結像し、それぞれの検知手段で検
出する。その後、目標物と妨害物との赤外線特性の違を
利用した減算手段により、赤外線妨害物の信号を抑圧す
る。そして、画像処理手段で画像化する。これらはリア
ルタイムで、処理されるので、妨害物に影響されること
なく、高速で目標物を検出できる。
ば、レンズ手段により目標物の遠赤外線領域及び近赤外
線領域の2つの画像を結像し、それぞれの検知手段で検
出する。その後、目標物と妨害物との赤外線特性の違を
利用した減算手段により、赤外線妨害物の信号を抑圧す
る。そして、画像処理手段で画像化する。これらはリア
ルタイムで、処理されるので、妨害物に影響されること
なく、高速で目標物を検出できる。
【図1】本発明の第1実施例の構成系統図である。
【図2】本発明の第1実施例(a),(b),および
(c)は同実施例の作用説明図である。
(c)は同実施例の作用説明図である。
【図3】本発明の第2実施例の構成系統図である。
【図4】本発明の第3実施例の構成系統図である。
1,1a,1b レンズ 2,2a,2b 近赤外線検知器 3,3a,3b 遠赤外線検知器 4 減算器 5 画像処理器
Claims (1)
- 【請求項1】 目標物に向けられその遠赤外線像および
近赤外線像をそれぞれ結ぶレンズ手段と、同レンズ手段
の遠赤外線像および近赤外線像をそれぞれ検出する遠赤
外線検知手段および近赤外線検知手段と、同遠赤外線検
知手段および近赤外線検知手段の出力を受け、同近赤外
線検知手段の出力に所定係数を掛けた後、上記遠赤外線
検知手段の出力から引く減算手段と、同減算手段の出力
を受け上記目標物の画像を出力する画像処理手段とを備
えてなることを特徴とする目標検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4325371A JPH06174828A (ja) | 1992-12-04 | 1992-12-04 | 目標検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4325371A JPH06174828A (ja) | 1992-12-04 | 1992-12-04 | 目標検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06174828A true JPH06174828A (ja) | 1994-06-24 |
Family
ID=18176091
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4325371A Withdrawn JPH06174828A (ja) | 1992-12-04 | 1992-12-04 | 目標検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06174828A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010025473A (ja) * | 2008-07-22 | 2010-02-04 | Toshiba Corp | 画像強調装置及び画像強調方法 |
JP2010210212A (ja) * | 2009-03-12 | 2010-09-24 | Toshiba Corp | 対象物識別装置 |
JP2011080890A (ja) * | 2009-10-08 | 2011-04-21 | Toshiba Corp | 対象物識別装置 |
-
1992
- 1992-12-04 JP JP4325371A patent/JPH06174828A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010025473A (ja) * | 2008-07-22 | 2010-02-04 | Toshiba Corp | 画像強調装置及び画像強調方法 |
JP2010210212A (ja) * | 2009-03-12 | 2010-09-24 | Toshiba Corp | 対象物識別装置 |
JP2011080890A (ja) * | 2009-10-08 | 2011-04-21 | Toshiba Corp | 対象物識別装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000307 |