JPH06172894A - 摺動接点材料及びその製造方法 - Google Patents
摺動接点材料及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH06172894A JPH06172894A JP5089129A JP8912993A JPH06172894A JP H06172894 A JPH06172894 A JP H06172894A JP 5089129 A JP5089129 A JP 5089129A JP 8912993 A JP8912993 A JP 8912993A JP H06172894 A JPH06172894 A JP H06172894A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sliding contact
- contact material
- phase
- contact point
- agcu
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Contacts (AREA)
- Manufacture Of Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 耐摩耗性を向上させ、摩耗粉の発生を軽減し
てノイズの発生を抑えるようにした摺動接点材料及びそ
の加工方法を提供する。 【構成】 Cuを 0.1〜8重量%含有するAgCu合金
においてCuα相が2μm以下の平均粒径でAgα相中
に均一微細に分散しているもの。さらにGe、Ni、S
n、In、Zn、Mg、Mn、Sb、Pb及びBiより
選択される少なくとも1種以上を 0.1〜2重量%含有す
る接点材料。上記接点材料をその組成におけるAgCu
二元系状態図での固相線温度以下および溶解度曲線温度
以上の温度に保持した後急冷し、その後50%以上の加工
率で冷間加工を行ない、次いで200〜 600℃にて 0.1〜
1時間熱処理を行ない然る後30%以上の加工率で冷間加
工を行う摺動接点の製造方法。
てノイズの発生を抑えるようにした摺動接点材料及びそ
の加工方法を提供する。 【構成】 Cuを 0.1〜8重量%含有するAgCu合金
においてCuα相が2μm以下の平均粒径でAgα相中
に均一微細に分散しているもの。さらにGe、Ni、S
n、In、Zn、Mg、Mn、Sb、Pb及びBiより
選択される少なくとも1種以上を 0.1〜2重量%含有す
る接点材料。上記接点材料をその組成におけるAgCu
二元系状態図での固相線温度以下および溶解度曲線温度
以上の温度に保持した後急冷し、その後50%以上の加工
率で冷間加工を行ない、次いで200〜 600℃にて 0.1〜
1時間熱処理を行ない然る後30%以上の加工率で冷間加
工を行う摺動接点の製造方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、摺動接点材料及びその
加工方法に係り、特にマイクロモータに好適なコミテー
タ材料及び加工方法に関する。
加工方法に係り、特にマイクロモータに好適なコミテー
タ材料及び加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より摺動接点材料の1つとしてAg
Cu合金が用いられてきたが、AgCu合金はその金属
組織が十分にコントロールされておらず加工条件によっ
てはCu原子がAgα相中に一部固溶し、残部はCuα
相としてAgα相中に分散していた。このCu粒子は摺
動時に酸化され、酸化物粒子となって潤滑剤となるが、
その量は十分ではなかった。またAgα相へのCu原子
の固溶量も少ない為、固溶体硬化が小さく、その結果摺
動時に起こる材料の軟化に伴う摩耗を軽減させる効果が
不十分となっていた。従って、製造時の金属組織のばら
つきによって摺動時に早く摩耗するものが発生し、耐摩
耗性が不十分であった。しかもこの材料でコミテータを
製作したマイクロモータの場合には刷子接点との摺動に
より摩耗粉が多量に発生し、ノイズの原因となってい
た。
Cu合金が用いられてきたが、AgCu合金はその金属
組織が十分にコントロールされておらず加工条件によっ
てはCu原子がAgα相中に一部固溶し、残部はCuα
相としてAgα相中に分散していた。このCu粒子は摺
動時に酸化され、酸化物粒子となって潤滑剤となるが、
その量は十分ではなかった。またAgα相へのCu原子
の固溶量も少ない為、固溶体硬化が小さく、その結果摺
動時に起こる材料の軟化に伴う摩耗を軽減させる効果が
不十分となっていた。従って、製造時の金属組織のばら
つきによって摺動時に早く摩耗するものが発生し、耐摩
耗性が不十分であった。しかもこの材料でコミテータを
製作したマイクロモータの場合には刷子接点との摺動に
より摩耗粉が多量に発生し、ノイズの原因となってい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、耐摩
耗性を向上させ、摩耗粉の発生を軽減しノイズの発生を
抑えるようにした摺動接点材料及びその加工方法を提供
しようとするものである。
耗性を向上させ、摩耗粉の発生を軽減しノイズの発生を
抑えるようにした摺動接点材料及びその加工方法を提供
しようとするものである。
【0004】
【問題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の摺動接点材料の1つは、Cuを 0.1〜8重量
%含有するAgCu合金において、Cuα相が2μm以
下の平均粒径でAgα相中に均一微細に分散しているこ
とを特徴とする。
の本発明の摺動接点材料の1つは、Cuを 0.1〜8重量
%含有するAgCu合金において、Cuα相が2μm以
下の平均粒径でAgα相中に均一微細に分散しているこ
とを特徴とする。
【0005】本発明の摺動接点材料の他の1つは、前記
摺動接点材料において、さらにGe、Ni、Sn、I
n、Zn、Mg、Mn、Sb、Pb及びBiより選択さ
れる少なくとも1種以上を 0.1〜2重量%含有している
ことを特徴とするものである。
摺動接点材料において、さらにGe、Ni、Sn、I
n、Zn、Mg、Mn、Sb、Pb及びBiより選択さ
れる少なくとも1種以上を 0.1〜2重量%含有している
ことを特徴とするものである。
【0006】本発明の摺動接点材料の製造方法は、前記
2つの摺動接点材料のいずれかを、その組成におけるA
gCu二元系状態図での固相線温度以下及び溶解度曲線
温度以上の温度に保持した後急冷し、その後50%以上の
加工率で冷間加工を行ない、次いで 200〜 600℃にて
0.1〜1時間熱処理を行ない、然る後30%以上の加工率
で冷間加工を行なうことを特徴とするものである。
2つの摺動接点材料のいずれかを、その組成におけるA
gCu二元系状態図での固相線温度以下及び溶解度曲線
温度以上の温度に保持した後急冷し、その後50%以上の
加工率で冷間加工を行ない、次いで 200〜 600℃にて
0.1〜1時間熱処理を行ない、然る後30%以上の加工率
で冷間加工を行なうことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】上記のように、本発明の摺動接点材料の1つ
は、Agα相中に平均粒径で2μm以下のCu粒子が均
一微細に分散しているので、このCu粒子が摺動中に酸
化して酸化物粒子となり、これが潤滑剤として働くので
摩耗が軽減される。ここでCu粒子の粒径を2μm以下
としたのは、2μmより大きくなると潤滑効果がなくな
るという問題があるためである。
は、Agα相中に平均粒径で2μm以下のCu粒子が均
一微細に分散しているので、このCu粒子が摺動中に酸
化して酸化物粒子となり、これが潤滑剤として働くので
摩耗が軽減される。ここでCu粒子の粒径を2μm以下
としたのは、2μmより大きくなると潤滑効果がなくな
るという問題があるためである。
【0008】さらに上記摺動接点材料は、Ge、Ni、
Sn、In、Zn、Mg、Mn、Sb、Pb及びBiよ
り選択される少なくとも1種以上を 0.1〜2重量%の範
囲で含有させることにより、摩耗を軽減させる効果がさ
らに向上する。ここで含有させる範囲を 0.1〜2重量%
としたのは、 0.1重量%未満では添加による摩耗軽減効
果が発揮できず、2重量%を超えると接触抵抗が高くな
りすぎるという問題が生じてしまうためである。
Sn、In、Zn、Mg、Mn、Sb、Pb及びBiよ
り選択される少なくとも1種以上を 0.1〜2重量%の範
囲で含有させることにより、摩耗を軽減させる効果がさ
らに向上する。ここで含有させる範囲を 0.1〜2重量%
としたのは、 0.1重量%未満では添加による摩耗軽減効
果が発揮できず、2重量%を超えると接触抵抗が高くな
りすぎるという問題が生じてしまうためである。
【0009】さらに本発明の摺動接点材料の製造方法
は、AgCu合金材料を溶体化処理し、Cuの析出粒子
を一担固溶させ、その後冷間加工、熱処理を行なうこと
により、Agα相中にCu粒子を均一微細に析出させる
ことができる。溶体化処理後の冷間加工を加工率50%以
上としたのは、50%未満ではその後に行なう熱処理によ
るCuの析出が不均一になってしまうためである。また
仕上げの冷間加工を加工率30%以上で行なうのは、熱処
理により軟化した材料を加工硬化させるためであり、30
%未満の加工率では加工硬化が充分得られないものであ
る。このようにして製造された本発明の摺動接点材料は
耐摩耗性が大変改善され、例えばこの材料でコミテータ
を製作したマイクロモータの場合、刷子接点との摺動時
の摩耗が軽減され、摩耗粉により起こるノイズを軽減す
ることができるものである。
は、AgCu合金材料を溶体化処理し、Cuの析出粒子
を一担固溶させ、その後冷間加工、熱処理を行なうこと
により、Agα相中にCu粒子を均一微細に析出させる
ことができる。溶体化処理後の冷間加工を加工率50%以
上としたのは、50%未満ではその後に行なう熱処理によ
るCuの析出が不均一になってしまうためである。また
仕上げの冷間加工を加工率30%以上で行なうのは、熱処
理により軟化した材料を加工硬化させるためであり、30
%未満の加工率では加工硬化が充分得られないものであ
る。このようにして製造された本発明の摺動接点材料は
耐摩耗性が大変改善され、例えばこの材料でコミテータ
を製作したマイクロモータの場合、刷子接点との摺動時
の摩耗が軽減され、摩耗粉により起こるノイズを軽減す
ることができるものである。
【0010】
【実施例】本発明の摺動接点材料及びその製造方法の実
施例を比較例、従来例と共に説明する。下記の表1の成
分組成の実施例1の材料は 750℃にて、1時間保持した
後、水冷しその後51%の加工率で伸線加工を行ない、さ
らに 400℃で1時間熱処理し、さらにその後49%の加工
率で伸線加工を行った。実施例2〜12および比較例1〜
2の材料は、 700℃にて30分間保持した後、水冷し、そ
の後51%の加工率で伸線加工を行ない、さらに 300℃で
1時間熱処理し、さらにその後49%の加工率で伸線加工
を行なった。また従来例の材料は 550℃にて1時間保持
した後、空冷し、その後49%の加工率で伸線加工を行っ
た。
施例を比較例、従来例と共に説明する。下記の表1の成
分組成の実施例1の材料は 750℃にて、1時間保持した
後、水冷しその後51%の加工率で伸線加工を行ない、さ
らに 400℃で1時間熱処理し、さらにその後49%の加工
率で伸線加工を行った。実施例2〜12および比較例1〜
2の材料は、 700℃にて30分間保持した後、水冷し、そ
の後51%の加工率で伸線加工を行ない、さらに 300℃で
1時間熱処理し、さらにその後49%の加工率で伸線加工
を行なった。また従来例の材料は 550℃にて1時間保持
した後、空冷し、その後49%の加工率で伸線加工を行っ
た。
【0011】
【表1】
【0012】このようにして製作した材料のAgα相の
格子定数は実施例1で 4.077Å、実施例2で 4.083Å、
従来例で 4.063Åであった。Vegard則により実施
例1、実施例2及び従来例におけるCuの固溶量はそれ
ぞれ 1.2重量%、0.39重量%及び3重量%であった。
格子定数は実施例1で 4.077Å、実施例2で 4.083Å、
従来例で 4.063Åであった。Vegard則により実施
例1、実施例2及び従来例におけるCuの固溶量はそれ
ぞれ 1.2重量%、0.39重量%及び3重量%であった。
【0013】然して上記組成の実施例1〜12、比較例1
〜2及び従来例の試験材料として直径2mmの丸棒を用
い、同径のAg−Pd50%の丸棒と十字交差させて、下
記の試験条件にて摺動試験を行ない、摩耗量と接触抵抗
を求めた処、下記の表2に示すような結果を得た。
〜2及び従来例の試験材料として直径2mmの丸棒を用
い、同径のAg−Pd50%の丸棒と十字交差させて、下
記の試験条件にて摺動試験を行ない、摩耗量と接触抵抗
を求めた処、下記の表2に示すような結果を得た。
【0014】 試験条件 電流 DC 170mA 摺動接点 20mm/sec 荷重 25g テスト時間 333分 温度 25℃ 湿度 50%RH
【0015】
【表2】
【0016】上記の表2で明らかなように実施例1〜12
の摺動接点材料は従来例の摺動接点材料に比べ摩耗量が
著しく少なく、接触抵抗が著しく低いことが判る。また
比較例1の摺動接点材料は接触抵抗が低いかわりに摩耗
量が多く、比較例2では、摩耗量が少ないかわりに接触
抵抗が高いという問題点があり、実施例1〜12の摺動接
点材料に比べて劣るものである。
の摺動接点材料は従来例の摺動接点材料に比べ摩耗量が
著しく少なく、接触抵抗が著しく低いことが判る。また
比較例1の摺動接点材料は接触抵抗が低いかわりに摩耗
量が多く、比較例2では、摩耗量が少ないかわりに接触
抵抗が高いという問題点があり、実施例1〜12の摺動接
点材料に比べて劣るものである。
【0017】
【発明の効果】以上の通り本発明の摺動接点材料は、A
gα相中にCu粒子が均一微細に分散しているので、こ
のCu粒子が摺動中に酸化して酸化物粒子となり、これ
が潤滑剤として働くので、摩耗が軽減される。またさら
にGe、Ni、Sn、In、Zn、Mg、Mn、Sb、
Pb及びBiの内少なくとも1種以上を添加することに
より、摩耗が軽減されている。また溶体化処理を行なっ
た材料をそのまま熱処理すると、Cu粒子がAgα相の
結晶粒界から不連続に析出するため、非常に不均一にな
ってしまうが、本発明の摺動接点材料の製造方法のよう
に溶体化処理と熱処理の間に、加工率50%以上の冷間加
工工程を入れることによって、Cu粒子の析出が非常に
微細でかつ均一になる。また熱処理後加工率30%以上の
冷間加工を行うことによって、加工硬化し、耐摩耗性を
向上させるものである。
gα相中にCu粒子が均一微細に分散しているので、こ
のCu粒子が摺動中に酸化して酸化物粒子となり、これ
が潤滑剤として働くので、摩耗が軽減される。またさら
にGe、Ni、Sn、In、Zn、Mg、Mn、Sb、
Pb及びBiの内少なくとも1種以上を添加することに
より、摩耗が軽減されている。また溶体化処理を行なっ
た材料をそのまま熱処理すると、Cu粒子がAgα相の
結晶粒界から不連続に析出するため、非常に不均一にな
ってしまうが、本発明の摺動接点材料の製造方法のよう
に溶体化処理と熱処理の間に、加工率50%以上の冷間加
工工程を入れることによって、Cu粒子の析出が非常に
微細でかつ均一になる。また熱処理後加工率30%以上の
冷間加工を行うことによって、加工硬化し、耐摩耗性を
向上させるものである。
【0018】従ってこの材料で製作した摺動接点は刷子
接点との摺動時摩耗が軽減され、摩耗粉からくるノイズ
を著しく軽減できる。
接点との摺動時摩耗が軽減され、摩耗粉からくるノイズ
を著しく軽減できる。
Claims (4)
- 【請求項1】 Cuを 0.1〜8重量%含有するAgCu
合金において、Cuα相が2μm以下の平均粒径でAg
α相中に均一微細に分散していることを特徴とする摺動
接点材料。 - 【請求項2】 上記接点材料において、さらにGe、N
i、Sn、In、Zn、Mg、Mn、Sb、Pb及びB
iより選択される少なくとも1種以上を0.1〜2重量%
含有していることを特徴とする請求項1に記載の摺動接
点材料。 - 【請求項3】 Cuを 0.1〜8重量%含有するAgCu
合金を、その組成におけるAgCu二元系状態図での固
相線温度以下および溶解度曲線温度以上の温度に保持し
た後急冷し、その後50%以上の加工率で冷間加工を行な
い、次いで200〜 600℃にて 0.1〜1時間熱処理を行な
い、然る後30%以上の加工率で冷間加工を行なうことを
特徴とする摺動接点材料の製造方法。 - 【請求項4】 上記AgCu合金が、さらにGe、N
i、Sn、In、Zn、Mg、Mn、Sb、Pb及びB
iより選択される少なくとも1種以上を 0.1〜2重量%
含有することを特徴とする、請求項3に記載の摺動接点
材料の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5089129A JPH06172894A (ja) | 1992-03-25 | 1993-03-24 | 摺動接点材料及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9869392 | 1992-03-25 | ||
JP4-98693 | 1992-03-25 | ||
JP5089129A JPH06172894A (ja) | 1992-03-25 | 1993-03-24 | 摺動接点材料及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06172894A true JPH06172894A (ja) | 1994-06-21 |
Family
ID=26430562
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5089129A Pending JPH06172894A (ja) | 1992-03-25 | 1993-03-24 | 摺動接点材料及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06172894A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100977294B1 (ko) * | 2007-12-13 | 2010-08-23 | 희성금속 주식회사 | 산화 은-아연계 전기접점 소재 |
KR101286292B1 (ko) * | 2011-03-21 | 2013-07-19 | 주식회사 에스티 | 다층접점재료 제조방법 및 다층접점재료 |
JP2016065308A (ja) * | 2014-09-18 | 2016-04-28 | 三菱マテリアル株式会社 | Ag合金スパッタリングターゲット、Ag合金スパッタリングターゲットの製造方法、Ag合金膜およびAg合金膜の製造方法 |
US10378086B2 (en) | 2014-12-26 | 2019-08-13 | Tanaka Kikinzoku Kogyo K.K. | Sliding contact material and method for manufacturing same |
-
1993
- 1993-03-24 JP JP5089129A patent/JPH06172894A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100977294B1 (ko) * | 2007-12-13 | 2010-08-23 | 희성금속 주식회사 | 산화 은-아연계 전기접점 소재 |
KR101286292B1 (ko) * | 2011-03-21 | 2013-07-19 | 주식회사 에스티 | 다층접점재료 제조방법 및 다층접점재료 |
JP2016065308A (ja) * | 2014-09-18 | 2016-04-28 | 三菱マテリアル株式会社 | Ag合金スパッタリングターゲット、Ag合金スパッタリングターゲットの製造方法、Ag合金膜およびAg合金膜の製造方法 |
JP2017128812A (ja) * | 2014-09-18 | 2017-07-27 | 三菱マテリアル株式会社 | Ag合金スパッタリングターゲット、Ag合金スパッタリングターゲットの製造方法およびAg合金膜の製造方法 |
US10060025B2 (en) | 2014-09-18 | 2018-08-28 | Mitsubishi Materials Corporation | Ag alloy sputtering target, method of manufacturing Ag alloy sputtering target, Ag alloy film, and method of forming Ag alloy film |
US10378086B2 (en) | 2014-12-26 | 2019-08-13 | Tanaka Kikinzoku Kogyo K.K. | Sliding contact material and method for manufacturing same |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US2842438A (en) | Copper-zirconium alloys | |
JPH0625388B2 (ja) | 高強度、高導電性銅基合金 | |
JP2002180165A (ja) | プレス打ち抜き性に優れた銅基合金およびその製造方法 | |
US5972131A (en) | Ag-Cu alloy for a sliding contact | |
JP6941663B2 (ja) | 摺動接点材料及びその製造方法 | |
JPH06172894A (ja) | 摺動接点材料及びその製造方法 | |
JPH06220555A (ja) | 摺動接点材料及びその製造方法 | |
JP2000219931A (ja) | 超硬合金及びその製造方法 | |
JP2509799B2 (ja) | 電気接点に使用する銀−金属酸化物材料 | |
JPH07166268A (ja) | 摺動接点用素材及びその製造方法 | |
JPH07166269A (ja) | 摺動接点用素材及びその製造方法 | |
JPS60138038A (ja) | 耐摩耗性と切削性にすぐれたアルミニウム合金 | |
KR960015216B1 (ko) | 저항용접기 전극용 동-지르코늄-세리움-란탄-니오디미움-프라세오디미움 합금의 제조방법 | |
US3852121A (en) | Process for making a novel copper base alloy | |
JPH07258809A (ja) | 摺動接点材料の製造方法 | |
US3816109A (en) | Copper base alloy | |
US3107998A (en) | Copper-zirconium-arsenic alloys | |
KR960015217B1 (ko) | 저항용접기 전극용 동-크롬-지르코늄-마그네슘-세리움-란탄-니오디미움-프라세오디미움 합금의 제조방법 | |
JP2628235B2 (ja) | 導電用高耐熱性アルミニウム合金線の製造方法 | |
JP6600401B1 (ja) | 時効硬化型銅合金の製造方法 | |
JPS589823B2 (ja) | ブラシ材用Cu基焼結合金 | |
JP2004018879A (ja) | 切屑処理性に優れた冷間鍛造用鋼 | |
JPH06346206A (ja) | 耐摩耗性銅合金材の製造方法 | |
JP2929680B2 (ja) | コイルばね及びその製造方法 | |
JP2870156B2 (ja) | コイルばね及びその製造方法 |