JPH06168281A - 記事情報重要度判定装置及び方法、並びにキーワード学習装置及び方法 - Google Patents
記事情報重要度判定装置及び方法、並びにキーワード学習装置及び方法Info
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- JPH06168281A JPH06168281A JP4321950A JP32195092A JPH06168281A JP H06168281 A JPH06168281 A JP H06168281A JP 4321950 A JP4321950 A JP 4321950A JP 32195092 A JP32195092 A JP 32195092A JP H06168281 A JPH06168281 A JP H06168281A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 記事情報表示装置を用いて記事情報を閲覧参
照するに際し、記事情報の重要度を自動的に判定し、重
要度判定結果を該記事情報に付加できる記事情報重要度
判定装置を提供すること。並びに、前記記事情報重要度
判定装置の判定した重要度情報に基づき個人キーワード
辞書内のキーワードに優先度情報を学習させることので
きるキーワード学習装置を提供することを目的とする。 【構成】 記事情報を表示する記事情報表示手段と 記
事情報表示手段によって特定の記事情報が表示されてい
た時間を測定する記事情報読取時間測定手段と、前記記
事情報の情報量を測定する情報量測定手段と、前記記事
情報読取手段が測定した記事情報表示時間と、前記情報
量測定手段が測定した情報量に基づき、前記記事情報が
どの程度重要であるかを判定する重要度判定手段と、キ
ーワードを記憶した個人キーワード辞書と、重要度判定
手段の判定に基づきキーワード学習辞書内のキーワード
に付された優先度情報を更新するキーワード辞書更新手
段とを備えてなるキーワード学習装置であることを特徴
とする。
照するに際し、記事情報の重要度を自動的に判定し、重
要度判定結果を該記事情報に付加できる記事情報重要度
判定装置を提供すること。並びに、前記記事情報重要度
判定装置の判定した重要度情報に基づき個人キーワード
辞書内のキーワードに優先度情報を学習させることので
きるキーワード学習装置を提供することを目的とする。 【構成】 記事情報を表示する記事情報表示手段と 記
事情報表示手段によって特定の記事情報が表示されてい
た時間を測定する記事情報読取時間測定手段と、前記記
事情報の情報量を測定する情報量測定手段と、前記記事
情報読取手段が測定した記事情報表示時間と、前記情報
量測定手段が測定した情報量に基づき、前記記事情報が
どの程度重要であるかを判定する重要度判定手段と、キ
ーワードを記憶した個人キーワード辞書と、重要度判定
手段の判定に基づきキーワード学習辞書内のキーワード
に付された優先度情報を更新するキーワード辞書更新手
段とを備えてなるキーワード学習装置であることを特徴
とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記事情報の重要度を判
定する装置、並びにキーワード辞書内のキーワードに優
先度情報を付加・更新する装置に関する。より詳しく
は、記事情報表示装置を用いて記事情報を閲覧参照する
に際し、該記事情報の重要度を自動的に判定し、その結
果を重要度情報として出力できる記事情報重要度判定装
置及び方法、並びに、記事情報の重要度に基づいて、キ
ーワード辞書にエントリされたキーワードに優先度情報
を付加し又はキーワード優先度情報を学習更新すること
のできるキーワード学習装置及び方法に関する。
定する装置、並びにキーワード辞書内のキーワードに優
先度情報を付加・更新する装置に関する。より詳しく
は、記事情報表示装置を用いて記事情報を閲覧参照する
に際し、該記事情報の重要度を自動的に判定し、その結
果を重要度情報として出力できる記事情報重要度判定装
置及び方法、並びに、記事情報の重要度に基づいて、キ
ーワード辞書にエントリされたキーワードに優先度情報
を付加し又はキーワード優先度情報を学習更新すること
のできるキーワード学習装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、文書ファイリング装置等は益々大
容量化し、大量の文書や画像情報を収容できるようにな
っている。しかしながら、文書ファイリング装置等にた
とい大量の情報を収容できたとしても、収容された情報
が利用者にとって効率良く利用できる状態になければ、
該装置の利用価値は半減してしまう。
容量化し、大量の文書や画像情報を収容できるようにな
っている。しかしながら、文書ファイリング装置等にた
とい大量の情報を収容できたとしても、収容された情報
が利用者にとって効率良く利用できる状態になければ、
該装置の利用価値は半減してしまう。
【0003】したがって、文書ファイリング装置等には
効率良く情報を検索できる手段が不可欠となるが、最
近、情報検索作業の高能率化、省労力化等を目的とし
て、種々の情報検索システムが提案されている。ところ
で、情報検索システムは一般に、文書ファイリング装置
等に文書や画像情報を記憶させる際に、これら文章等に
キーワード情報を付属させて入力するなどし、キーワー
ドを手掛かりとして利用者が望む情報を検索する方法が
採られている。例えば、特開平1−145721号公報
は、個々の文献に付与するキーワードに、その文献にお
ける重要度を示す情報を付属させ、該付属情報付きキー
ワードを利用して検索者の意図に近い文献を優先的に検
索するという文献の検索妥当性判定方式を提案してい
る。また、特開平1−112331号公報は、個々の記
事情報からキーワードを抽出し、該キーワードの優先度
を予め評価しておくことによって、重要なキーワードに
よる検索を可能ならしめるキーワード優先度自動評価装
置を提案している。
効率良く情報を検索できる手段が不可欠となるが、最
近、情報検索作業の高能率化、省労力化等を目的とし
て、種々の情報検索システムが提案されている。ところ
で、情報検索システムは一般に、文書ファイリング装置
等に文書や画像情報を記憶させる際に、これら文章等に
キーワード情報を付属させて入力するなどし、キーワー
ドを手掛かりとして利用者が望む情報を検索する方法が
採られている。例えば、特開平1−145721号公報
は、個々の文献に付与するキーワードに、その文献にお
ける重要度を示す情報を付属させ、該付属情報付きキー
ワードを利用して検索者の意図に近い文献を優先的に検
索するという文献の検索妥当性判定方式を提案してい
る。また、特開平1−112331号公報は、個々の記
事情報からキーワードを抽出し、該キーワードの優先度
を予め評価しておくことによって、重要なキーワードに
よる検索を可能ならしめるキーワード優先度自動評価装
置を提案している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平1−145721号公報記載の技術においては、大
量に登録された記事情報から所望する文献を閲覧参照し
ようとする場合、検索者は明確な検索意図をもって、少
なくとも一つ以上の検索式を作成して入力指示しなけれ
ばならなかった。よって、所望の文献を効率的に検索す
るためには、検索者がキーワード選択に関する専門的知
識と検索式を構築する高度な技術を有することが前提と
なる。
開平1−145721号公報記載の技術においては、大
量に登録された記事情報から所望する文献を閲覧参照し
ようとする場合、検索者は明確な検索意図をもって、少
なくとも一つ以上の検索式を作成して入力指示しなけれ
ばならなかった。よって、所望の文献を効率的に検索す
るためには、検索者がキーワード選択に関する専門的知
識と検索式を構築する高度な技術を有することが前提と
なる。
【0005】また、特開平1−112331号公報記載
の技術においては、文献に付与されたキーワード情報と
その文献におけるキーワードの重要度は、検索当事者の
認識とは無関係に一定の評価基準に従って評価されるた
め、検索者の意図に適合しない重要度が付される場合が
ある。よって、真に検索者の意図する検索が行なわれ難
いといった問題があった。
の技術においては、文献に付与されたキーワード情報と
その文献におけるキーワードの重要度は、検索当事者の
認識とは無関係に一定の評価基準に従って評価されるた
め、検索者の意図に適合しない重要度が付される場合が
ある。よって、真に検索者の意図する検索が行なわれ難
いといった問題があった。
【0006】本発明はかかる点に鑑み、先づ文献情報の
記事内容に対する検索当事者の関心の程度や意向を反映
させて記事情報の重要度を判定できる記事情報重要度判
定装置及び方法を提供し、更に記事情報の重要度に基づ
きキーワードの重要度を学習更新することのできるキー
ワード学習装置及び方法を提供することを目的とする。
記事内容に対する検索当事者の関心の程度や意向を反映
させて記事情報の重要度を判定できる記事情報重要度判
定装置及び方法を提供し、更に記事情報の重要度に基づ
きキーワードの重要度を学習更新することのできるキー
ワード学習装置及び方法を提供することを目的とする。
【0007】なお、本発明は上記目的を達成することに
より、例えば文献(記事情報)を閲覧参照する際に、検
索式の入力等の特別な操作を必要とせず自動的に、その
検索者にとって関心の高い文献を優先して順次提示する
ことのできる自動文献検索システムなどの提供を可能な
らしめることを更なる目的とする。
より、例えば文献(記事情報)を閲覧参照する際に、検
索式の入力等の特別な操作を必要とせず自動的に、その
検索者にとって関心の高い文献を優先して順次提示する
ことのできる自動文献検索システムなどの提供を可能な
らしめることを更なる目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、記事情報を表示する記事情報表
示手段と、記事情報表示手段によって特定の記事情報が
表示されていた時間を測定する記事情報読取時間測定手
段と、前記記事情報の情報量を測定する情報量測定手段
と、前記記事情報読取手段が測定した記事情報表示時間
と、前記情報量測定手段が測定した情報量に基づき、前
記記事情報がどの程度重要であるかを判定する重要度判
定手段とを備えた記事情報重要度判定装置であることを
特徴とする。
に、請求項1の発明は、記事情報を表示する記事情報表
示手段と、記事情報表示手段によって特定の記事情報が
表示されていた時間を測定する記事情報読取時間測定手
段と、前記記事情報の情報量を測定する情報量測定手段
と、前記記事情報読取手段が測定した記事情報表示時間
と、前記情報量測定手段が測定した情報量に基づき、前
記記事情報がどの程度重要であるかを判定する重要度判
定手段とを備えた記事情報重要度判定装置であることを
特徴とする。
【0009】請求項2の発明は、記事情報を表示するス
テップと、記事情報表示手段によって特定の記事情報が
表示されていた時間を測定するステップと、記事情報の
情報量を測定するステップと、前記記事情報読み取りス
テップで測定された記事情報表示時間と、前記情報量測
定ステップで測定された情報量に基づき、前記記事情報
がどの程度重要であるかを判定するステップとを備えた
重要度判定方法であることを特徴とする。
テップと、記事情報表示手段によって特定の記事情報が
表示されていた時間を測定するステップと、記事情報の
情報量を測定するステップと、前記記事情報読み取りス
テップで測定された記事情報表示時間と、前記情報量測
定ステップで測定された情報量に基づき、前記記事情報
がどの程度重要であるかを判定するステップとを備えた
重要度判定方法であることを特徴とする。
【0010】請求項3の発明は、請求項1に記載の記事
情報重要度判定装置おいて更に、操作者により周辺装置
に関する操作及び記事情報表示に関する操作以外の操作
がなされたか否かを監視し、操作者により周辺装置に関
する操作及び記事情報に関する操作以外の操作がなされ
た場合には、その操作開始からその操作に基づく作動状
態が終了するまでの時間を計測し、前記計測した時間
を、記事情報読取時間測定手段により測定された記事情
報表示時間から除くための信号を、記事情報読取時間測
定手段に出力する装置監視手段を、追加してなる重要度
判定装置であることを特徴とする。
情報重要度判定装置おいて更に、操作者により周辺装置
に関する操作及び記事情報表示に関する操作以外の操作
がなされたか否かを監視し、操作者により周辺装置に関
する操作及び記事情報に関する操作以外の操作がなされ
た場合には、その操作開始からその操作に基づく作動状
態が終了するまでの時間を計測し、前記計測した時間
を、記事情報読取時間測定手段により測定された記事情
報表示時間から除くための信号を、記事情報読取時間測
定手段に出力する装置監視手段を、追加してなる重要度
判定装置であることを特徴とする。
【0011】請求項4の発明は、請求項2に記載の記事
情報重要度判定方法おいて更に、操作者により周辺装置
に関する操作及び記事情報表示に関する操作以外の操作
がなされたか否かを監視するステップと、操作者により
周辺装置に関する操作及び記事情報に関する操作以外の
操作がなされた場合には、その操作開始からその操作に
基づく作動状態が終了するまでの時間を計測するステッ
プと、前記計測した時間を、記事情報読取時間測定手段
により測定された記事情報表示時間から除くための信号
を、記事情報読取時間測定手段に出力するステップとを
追加して備える重要度判定方法であることを特徴とす
る。
情報重要度判定方法おいて更に、操作者により周辺装置
に関する操作及び記事情報表示に関する操作以外の操作
がなされたか否かを監視するステップと、操作者により
周辺装置に関する操作及び記事情報に関する操作以外の
操作がなされた場合には、その操作開始からその操作に
基づく作動状態が終了するまでの時間を計測するステッ
プと、前記計測した時間を、記事情報読取時間測定手段
により測定された記事情報表示時間から除くための信号
を、記事情報読取時間測定手段に出力するステップとを
追加して備える重要度判定方法であることを特徴とす
る。
【0012】請求項5の発明は、請求項3に記載の記事
情報重要度判定装置において更に、記事情報の表示され
ている画面がスクロールされたか否かを監視し、該記事
情報の表示開始のち所定時間経過するまでの間にスクロ
ール操作がなされなかった場合は、操作者により該記事
情報が読まれていない状態にあったと見なし、重要度判
定手段に重要度判定を行わないよう指令する挙動監視手
段とを、追加してなる記事情報重要度判定装置であるこ
とを特徴とする。
情報重要度判定装置において更に、記事情報の表示され
ている画面がスクロールされたか否かを監視し、該記事
情報の表示開始のち所定時間経過するまでの間にスクロ
ール操作がなされなかった場合は、操作者により該記事
情報が読まれていない状態にあったと見なし、重要度判
定手段に重要度判定を行わないよう指令する挙動監視手
段とを、追加してなる記事情報重要度判定装置であるこ
とを特徴とする。
【0013】請求項6の発明は、請求項4に記載の記事
情報重要度判定方法において更に、記事情報の表示され
ている画面がスクロールされたか否かを監視するステッ
プと、該記事情報の表示開始のち所定時間経過するまで
の間にスクロール操作がなされなかった場合は、操作者
により該記事情報が読まれていない状態にあったと見な
し、重要度判定手段に重要度判定を行わないよう指令す
るステップとを追加して備える記事情報重要度判定方法
であることを特徴とする。
情報重要度判定方法において更に、記事情報の表示され
ている画面がスクロールされたか否かを監視するステッ
プと、該記事情報の表示開始のち所定時間経過するまで
の間にスクロール操作がなされなかった場合は、操作者
により該記事情報が読まれていない状態にあったと見な
し、重要度判定手段に重要度判定を行わないよう指令す
るステップとを追加して備える記事情報重要度判定方法
であることを特徴とする。
【0014】請求項7の発明は、記事情報と前記記事情
報に付されたキーワード情報を表示する記事情報表示手
段と、キーワード情報を記憶した個人キーワード辞書と
を備え、前記表示された記事情報に付されたキーワード
と同一のキーワードが、キーワード辞書内にエントリさ
れているか否かを参照し、同一のキーワードがエントリ
されている場合には該キーワードを保持するキーワード
参照手段と、前記入力された記事情報がどの程度重要で
あるかを判定する重要度判定手段と、重要度判定手段の
判定に基づき、キーワード学習辞書内のキーワードに付
された優先度情報を更新するキーワード辞書更新手段と
を備えてなるキーワード学習装置であることを特徴とす
る。
報に付されたキーワード情報を表示する記事情報表示手
段と、キーワード情報を記憶した個人キーワード辞書と
を備え、前記表示された記事情報に付されたキーワード
と同一のキーワードが、キーワード辞書内にエントリさ
れているか否かを参照し、同一のキーワードがエントリ
されている場合には該キーワードを保持するキーワード
参照手段と、前記入力された記事情報がどの程度重要で
あるかを判定する重要度判定手段と、重要度判定手段の
判定に基づき、キーワード学習辞書内のキーワードに付
された優先度情報を更新するキーワード辞書更新手段と
を備えてなるキーワード学習装置であることを特徴とす
る。
【0015】請求項8の発明は、記事情報と前記記事情
報に付されたキーワード情報を表示するステップと、前
記表示された記事情報に付されたキーワードと同一のキ
ーワードがキーワード辞書内にエントリされているか否
かを参照するステップと、前記入力された記事情報がど
の程度重要であるかを判定する重要度判定ステップと、
重要度判定ステップでの判定に基づき、キーワード学習
辞書内のキーワードに付された優先度情報を更新するス
テップとを備えるキーワード学習方法であることを特徴
とする。
報に付されたキーワード情報を表示するステップと、前
記表示された記事情報に付されたキーワードと同一のキ
ーワードがキーワード辞書内にエントリされているか否
かを参照するステップと、前記入力された記事情報がど
の程度重要であるかを判定する重要度判定ステップと、
重要度判定ステップでの判定に基づき、キーワード学習
辞書内のキーワードに付された優先度情報を更新するス
テップとを備えるキーワード学習方法であることを特徴
とする。
【0016】請求項9の発明は、請求項7に記載のキー
ワード学習装置において、重要度判定手段が、記事情報
がどの程度重要であるかを操作者の指示に基づき判定す
るものであるキーワード学習装置であることを特徴とす
る。請求項10の発明は、請求項8に記載のキーワード
学習方法において、重要度判定ステップが、記事情報が
どの程度重要であるかを操作者の指示に基づき判定する
ことを内容とするキーワード学習方法であることを特徴
とする。
ワード学習装置において、重要度判定手段が、記事情報
がどの程度重要であるかを操作者の指示に基づき判定す
るものであるキーワード学習装置であることを特徴とす
る。請求項10の発明は、請求項8に記載のキーワード
学習方法において、重要度判定ステップが、記事情報が
どの程度重要であるかを操作者の指示に基づき判定する
ことを内容とするキーワード学習方法であることを特徴
とする。
【0017】請求項11の発明は、記事情報を表示する
記事情報表示手段と、キーワード情報を記憶した個人キ
ーワード辞書とを備え、更に表示された記事情報から、
個人キーワード辞書にエントリされたキーワードと同じ
キーワードを検索し、該キーワードを保持するキーワー
ド参照手段と、前記表示された記事情報について、その
重要度を判定する重要度判定手段と、前記キーワード参
照手段で検索されたキーワードについて前記重要度判定
手段の判定に基づき、キーワード学習辞書内の優先度情
報を更新するキーワード辞書更新手段とを備えてなるキ
ーワード学習装置であることを特徴とする。
記事情報表示手段と、キーワード情報を記憶した個人キ
ーワード辞書とを備え、更に表示された記事情報から、
個人キーワード辞書にエントリされたキーワードと同じ
キーワードを検索し、該キーワードを保持するキーワー
ド参照手段と、前記表示された記事情報について、その
重要度を判定する重要度判定手段と、前記キーワード参
照手段で検索されたキーワードについて前記重要度判定
手段の判定に基づき、キーワード学習辞書内の優先度情
報を更新するキーワード辞書更新手段とを備えてなるキ
ーワード学習装置であることを特徴とする。
【0018】請求項12の発明は、記事情報を表示する
記事情報表示ステップと、表示された記事情報から、個
人キーワード辞書にエントリされたキーワードと同じキ
ーワードを検索し、該キーワードを保持するキーワード
参照ステップと、前記表示された記事情報の重要度を判
定する重要度判定ステップと、前記キーワード参照ステ
ップで検索されたキーワードについて前記重要度判定ス
テップの判定に基づき、キーワード学習辞書内の優先度
情報を更新するキーワード辞書更新ステップとを備える
キーワード学習方法であることを特徴とする。
記事情報表示ステップと、表示された記事情報から、個
人キーワード辞書にエントリされたキーワードと同じキ
ーワードを検索し、該キーワードを保持するキーワード
参照ステップと、前記表示された記事情報の重要度を判
定する重要度判定ステップと、前記キーワード参照ステ
ップで検索されたキーワードについて前記重要度判定ス
テップの判定に基づき、キーワード学習辞書内の優先度
情報を更新するキーワード辞書更新ステップとを備える
キーワード学習方法であることを特徴とする。
【0019】請求項13の発明は、請求項7又は9又は
11に記載のキーワード学習装置において、更に個人キ
ーワード辞書に新たなキーワードをエントリさせ、また
個人キーワード辞書の優先度情報を書き換えることので
きるキーワード情報入力手段を追加してなるキーワード
学習装置であることを特徴とする。
11に記載のキーワード学習装置において、更に個人キ
ーワード辞書に新たなキーワードをエントリさせ、また
個人キーワード辞書の優先度情報を書き換えることので
きるキーワード情報入力手段を追加してなるキーワード
学習装置であることを特徴とする。
【0020】請求項14の発明は、請求項8又は10又
は12に記載のキーワード学習方法において個人キーワ
ード辞書に新たなキーワードをエントリさせ、また個人
キーワード辞書の優先度情報を書き換えることのできる
ステップを追加してなるキーワード学習方法であること
を特徴とする。
は12に記載のキーワード学習方法において個人キーワ
ード辞書に新たなキーワードをエントリさせ、また個人
キーワード辞書の優先度情報を書き換えることのできる
ステップを追加してなるキーワード学習方法であること
を特徴とする。
【0021】
【作用】請求項1の発明の各構成は次のように作用す
る。記事情報表示手段が記事情報を表示する。記事情報
読取時間測定手段が、前記記事情報表示手段によってあ
る特定の記事情報がデスプレイ上に表示されていた時間
を、操作者によって該記事情報が読まれていた時間とみ
なし、この時間を記事情報読み取り時間として測定す
る。情報量測定手段が、例えば文字数を計測することに
より、前記記事情報の情報量を測定する。そして重要度
判定手段が、前記記事情報読取手段の測定した記事情報
読取時間と、前記情報量測定手段の測定した情報量に基
づき、前記記事情報がどの程度重要であるかを判定す
る。
る。記事情報表示手段が記事情報を表示する。記事情報
読取時間測定手段が、前記記事情報表示手段によってあ
る特定の記事情報がデスプレイ上に表示されていた時間
を、操作者によって該記事情報が読まれていた時間とみ
なし、この時間を記事情報読み取り時間として測定す
る。情報量測定手段が、例えば文字数を計測することに
より、前記記事情報の情報量を測定する。そして重要度
判定手段が、前記記事情報読取手段の測定した記事情報
読取時間と、前記情報量測定手段の測定した情報量に基
づき、前記記事情報がどの程度重要であるかを判定す
る。
【0022】以上の様に各構成が作用することによって
請求項1の発明は、入力された記事情報に対する操作者
の記事情報読取時間(見掛け読取時間)と該記事情報の
情報量とを判断要素として、記事情報の重要度を判定す
る作用をなす。請求項3の発明は、上記請求項1記載の
記事情報重要度判定装置に更に、装置監視手段を追加し
て構成されており、この装置監視手段は、操作者により
周辺装置に関する操作及び記事情報表示に関する操作以
外の操作がなされたか否かを監視し、操作者により周辺
装置に関する操作及び記事情報に関する操作以外の操作
がなされた場合には、その操作開始からその操作に基づ
く作動状態が終了するまでの時間を計測する。そして記
事情報読取時間測定手段に対し、該測定手段が測定した
記事情報読取時間から前記計測した時間を除くための信
号を出力する。これによって、請求項3に記載の記事情
報重要度判定装置は、ある特定の記事情報がデスプレイ
上に表示されその表示状態の継続中に、周辺装置に関す
る操作及び記事情報に関する操作以外の操作(周辺装置
を含む)が行なわれた場合には、その周辺装置に関する
操作及び記事情報に関する操作以外の操作が行われた時
からその操作に基づく作動状態が終了する時又は前記表
示が終了する時のいずれか早い時までの時間は、操作者
がデスプレイ上の記事情報を読んでいなかった時間と見
なし、この時間を前記記事情報表示時間から差し引くこ
とによって、記事情報読み取り時間を算出できる。した
がって、請求項3の発明は、より真値に近い記事情報読
み取り時間に基づく記事情報重要度判定を行い得るとい
う作用を奏する。
請求項1の発明は、入力された記事情報に対する操作者
の記事情報読取時間(見掛け読取時間)と該記事情報の
情報量とを判断要素として、記事情報の重要度を判定す
る作用をなす。請求項3の発明は、上記請求項1記載の
記事情報重要度判定装置に更に、装置監視手段を追加し
て構成されており、この装置監視手段は、操作者により
周辺装置に関する操作及び記事情報表示に関する操作以
外の操作がなされたか否かを監視し、操作者により周辺
装置に関する操作及び記事情報に関する操作以外の操作
がなされた場合には、その操作開始からその操作に基づ
く作動状態が終了するまでの時間を計測する。そして記
事情報読取時間測定手段に対し、該測定手段が測定した
記事情報読取時間から前記計測した時間を除くための信
号を出力する。これによって、請求項3に記載の記事情
報重要度判定装置は、ある特定の記事情報がデスプレイ
上に表示されその表示状態の継続中に、周辺装置に関す
る操作及び記事情報に関する操作以外の操作(周辺装置
を含む)が行なわれた場合には、その周辺装置に関する
操作及び記事情報に関する操作以外の操作が行われた時
からその操作に基づく作動状態が終了する時又は前記表
示が終了する時のいずれか早い時までの時間は、操作者
がデスプレイ上の記事情報を読んでいなかった時間と見
なし、この時間を前記記事情報表示時間から差し引くこ
とによって、記事情報読み取り時間を算出できる。した
がって、請求項3の発明は、より真値に近い記事情報読
み取り時間に基づく記事情報重要度判定を行い得るとい
う作用を奏する。
【0023】請求項5の発明は、上記請求項3の発明に
更に、挙動監視手段を追加して構成されており、この挙
動監視手段は、ある特定の記事情報の表示が開始された
のち所定時間経過するまでの間に、操作者によって画面
スクロール操作がなされなかった場合には、操作者によ
って該記事情報が読まれていない状態にあったと見なし
て、重要度判定手段に重要度判定を行わないよう指令す
る。したがって請求項5の発明は上記請求項3に記載の
作用に加え、ある特定の記事情報の表示状態の継続中に
周辺装置に関する操作及び記事情報に関する操作以外の
操作(周辺装置を含む)が行なわれなかった場合であっ
ても、画面スクロール操作がなされなかった場合には操
作者によって前記記事情報が読まれていないと見なして
処理でき、これによって無意味な重要度判定を回避する
という作用を奏する。
更に、挙動監視手段を追加して構成されており、この挙
動監視手段は、ある特定の記事情報の表示が開始された
のち所定時間経過するまでの間に、操作者によって画面
スクロール操作がなされなかった場合には、操作者によ
って該記事情報が読まれていない状態にあったと見なし
て、重要度判定手段に重要度判定を行わないよう指令す
る。したがって請求項5の発明は上記請求項3に記載の
作用に加え、ある特定の記事情報の表示状態の継続中に
周辺装置に関する操作及び記事情報に関する操作以外の
操作(周辺装置を含む)が行なわれなかった場合であっ
ても、画面スクロール操作がなされなかった場合には操
作者によって前記記事情報が読まれていないと見なして
処理でき、これによって無意味な重要度判定を回避する
という作用を奏する。
【0024】請求項7の発明の各構成は次のように作用
する。記事情報表示手段が記事情報と前記記事情報に付
されたキーワード情報を表示する。個人キーワード辞書
がキーワード情報を記憶する。更に、キーワード参照手
段が前記表示された記事情報に付されたキーワードと同
一のキーワードがキーワード辞書内にエントリされてい
るか否かを参照し、同一のキーワードがエントリされて
いる場合には該キーワードを保持する。重要度判定手段
が、前記入力された記事情報がどの程度重要であるかを
記事情報読み取り時間に基づき判定する。キーワード辞
書更新手段が重要度判定手段の判定に基づき、キーワー
ド学習辞書内のキーワードに付された優先度情報を更新
する。各構成が以上の様に作用することによって、請求
項7の発明は、記事情報と共に入力された該記事情報の
キーワードについて、該キーワードが個人キーワード辞
書内にエントリされている場合には該エントリされたキ
ーワードの重要度を前記入力された記事情報の重要度に
応じて、優先度を軽重し更新するというキーワード学習
作用を奏する。
する。記事情報表示手段が記事情報と前記記事情報に付
されたキーワード情報を表示する。個人キーワード辞書
がキーワード情報を記憶する。更に、キーワード参照手
段が前記表示された記事情報に付されたキーワードと同
一のキーワードがキーワード辞書内にエントリされてい
るか否かを参照し、同一のキーワードがエントリされて
いる場合には該キーワードを保持する。重要度判定手段
が、前記入力された記事情報がどの程度重要であるかを
記事情報読み取り時間に基づき判定する。キーワード辞
書更新手段が重要度判定手段の判定に基づき、キーワー
ド学習辞書内のキーワードに付された優先度情報を更新
する。各構成が以上の様に作用することによって、請求
項7の発明は、記事情報と共に入力された該記事情報の
キーワードについて、該キーワードが個人キーワード辞
書内にエントリされている場合には該エントリされたキ
ーワードの重要度を前記入力された記事情報の重要度に
応じて、優先度を軽重し更新するというキーワード学習
作用を奏する。
【0025】請求項9の発明は、上記請求項7に記載の
キーワード学習装置において重要度判定手段が、記事情
報がどの程度重要であるかを操作者の指示に基づき判定
するものであることを特徴とし、これによって操作者の
記事情報に対する認識を直接反映させた重要度判定をな
し得、この記事情報重要度に基づいたキーワード学習作
用を奏する。
キーワード学習装置において重要度判定手段が、記事情
報がどの程度重要であるかを操作者の指示に基づき判定
するものであることを特徴とし、これによって操作者の
記事情報に対する認識を直接反映させた重要度判定をな
し得、この記事情報重要度に基づいたキーワード学習作
用を奏する。
【0026】請求項11の発明の各構成要素は次ぎの様
に作用する。記事情報表示手段が記事情報を表示する。
個人キーワード辞書がキーワード情報を記憶する。キー
ワード参照手段が入力された記事情報中から個人キーワ
ード辞書にエントリされたキーワードと同じキーワード
(文字列等)を検索し、該キーワードを保持する。重要
度判定手段が前記表示された記事情報について、その重
要度を判定する。キーワード辞書更新手段が前記キーワ
ード参照手段で検索されたキーワードについて前記重要
度判定手段の判定に基づき、キーワード学習辞書内の優
先度情報を更新する。以上によって、請求項9の発明
は、個人キーワード辞書にエントリされているキーワー
ドと同一のキーワードが、表示されている記事情報中に
あるか否かを参照し、ある場合には該キーワードを保持
し、このキーワードの優先度情報を、重要度判定手段が
なした記事情報重要度判定結果に基づき更新するという
キーワード学習作用を奏する。
に作用する。記事情報表示手段が記事情報を表示する。
個人キーワード辞書がキーワード情報を記憶する。キー
ワード参照手段が入力された記事情報中から個人キーワ
ード辞書にエントリされたキーワードと同じキーワード
(文字列等)を検索し、該キーワードを保持する。重要
度判定手段が前記表示された記事情報について、その重
要度を判定する。キーワード辞書更新手段が前記キーワ
ード参照手段で検索されたキーワードについて前記重要
度判定手段の判定に基づき、キーワード学習辞書内の優
先度情報を更新する。以上によって、請求項9の発明
は、個人キーワード辞書にエントリされているキーワー
ドと同一のキーワードが、表示されている記事情報中に
あるか否かを参照し、ある場合には該キーワードを保持
し、このキーワードの優先度情報を、重要度判定手段が
なした記事情報重要度判定結果に基づき更新するという
キーワード学習作用を奏する。
【0027】請求項13の発明は、上記請求項7又は9
又は11に記載のキーワード学習装置に更に、個人キー
ワード辞書に新たなキーワードをエントリでき、また個
人キーワード辞書の優先度を書き換えることのできるキ
ーワード情報入力手段を追加してある。よって請求項1
3の発明は、上記請求項7又は9又は11に記載の作用
に加え、キーワード参照手段が表示された記事情報中か
ら個人キーワード辞書にエントリされたキーワードと同
じキーワードを検索し得なかった場合等において、該記
事情報に対応したキーワードを新たに個人キーワード辞
書にエントリさせることを可能とし、また個人キーワー
ド辞書の優先度情報を操作者が自由に書き換えることを
可能とする作用を奏する。
又は11に記載のキーワード学習装置に更に、個人キー
ワード辞書に新たなキーワードをエントリでき、また個
人キーワード辞書の優先度を書き換えることのできるキ
ーワード情報入力手段を追加してある。よって請求項1
3の発明は、上記請求項7又は9又は11に記載の作用
に加え、キーワード参照手段が表示された記事情報中か
ら個人キーワード辞書にエントリされたキーワードと同
じキーワードを検索し得なかった場合等において、該記
事情報に対応したキーワードを新たに個人キーワード辞
書にエントリさせることを可能とし、また個人キーワー
ド辞書の優先度情報を操作者が自由に書き換えることを
可能とする作用を奏する。
【0028】なお、請求項2、4、6、8、10、1
2、14の各方法発明の作用については、それぞれ上記
請求項1、3、5、7、9、11、13の各発明の作用
と基本的に同様であるので、それらの説明を省略する。
2、14の各方法発明の作用については、それぞれ上記
請求項1、3、5、7、9、11、13の各発明の作用
と基本的に同様であるので、それらの説明を省略する。
【0029】
【実施例】本発明を実施例に基づき説明する。 [第一実施例]図1に、本発明第一実施例の記事情報重
要度判定装置について、その基本構成図を示す。この記
事情報重要度判定装置は、記事情報記憶手段1、記事情
報表示手段2、情報量測定手段3、記事情報読取時間測
定手段4、装置監視手段5、挙動監視手段6、重要度判
定手段7及び重要度情報出力部8を具備して構成されて
おり、ハードウェア的には、例えばCPU、ROM、R
AM、ハードディスク、フロッピィディスクなどの記憶
装置、キーボードやポインティングディバイスなどの入
力装置、およびCRTや液晶表示パネルなどの表示装置
などで構成し得る。そして、その動作は、ROMや記憶
装置に格納されているプログラムがCPUによって実行
されることにより実現さる。
要度判定装置について、その基本構成図を示す。この記
事情報重要度判定装置は、記事情報記憶手段1、記事情
報表示手段2、情報量測定手段3、記事情報読取時間測
定手段4、装置監視手段5、挙動監視手段6、重要度判
定手段7及び重要度情報出力部8を具備して構成されて
おり、ハードウェア的には、例えばCPU、ROM、R
AM、ハードディスク、フロッピィディスクなどの記憶
装置、キーボードやポインティングディバイスなどの入
力装置、およびCRTや液晶表示パネルなどの表示装置
などで構成し得る。そして、その動作は、ROMや記憶
装置に格納されているプログラムがCPUによって実行
されることにより実現さる。
【0030】上記各構成部の詳細は以下のようである。
記事情報記憶手段1は、記事情報を記憶するものであ
り、例えばフロッピィディスク、RAMなどの記憶装置
で構成される。記事情報表示手段2は、記事情報記憶手
段1から記事情報を読みだしデイスプレイ上に表示する
ものであり、例えば、表示指示のためのキーや表示終了
指示のためのキーを備えたキーボード及び記事情報を表
示するデスプレイ装置などで構成される。 なお、ここ
では前記記事情報は文書に限定されるものでなく、画像
情報をも含めた意味で使われる。
記事情報記憶手段1は、記事情報を記憶するものであ
り、例えばフロッピィディスク、RAMなどの記憶装置
で構成される。記事情報表示手段2は、記事情報記憶手
段1から記事情報を読みだしデイスプレイ上に表示する
ものであり、例えば、表示指示のためのキーや表示終了
指示のためのキーを備えたキーボード及び記事情報を表
示するデスプレイ装置などで構成される。 なお、ここ
では前記記事情報は文書に限定されるものでなく、画像
情報をも含めた意味で使われる。
【0031】情報量測定手段3は、デイスプレイ上に表
示された記事情報の情報量を測定するものであり、記事
情報は公知の方法により測定される。記事情報読取時間
測定手段4は、記事情報表示手段2によってある特定の
記事情報がデイスプレイ上に表示されていた時間(T
X)を測定すると共に、装置監視手段5から指令があっ
た場合には、前記装置監視手段の測定した時間(下記t
n)を前記TXから減じ、記事情報読み取り時間(T=TX
−tn)を算出するものである。この記事情報読取時間測
定手段4はその構成要素としてタイマーを有しており、
該タイマーの制御及び該タイマーから得られる情報と前
記装置監視手段から出力された情報の処理は、CPU等
によりソフト的に実現できるようになっている。
示された記事情報の情報量を測定するものであり、記事
情報は公知の方法により測定される。記事情報読取時間
測定手段4は、記事情報表示手段2によってある特定の
記事情報がデイスプレイ上に表示されていた時間(T
X)を測定すると共に、装置監視手段5から指令があっ
た場合には、前記装置監視手段の測定した時間(下記t
n)を前記TXから減じ、記事情報読み取り時間(T=TX
−tn)を算出するものである。この記事情報読取時間測
定手段4はその構成要素としてタイマーを有しており、
該タイマーの制御及び該タイマーから得られる情報と前
記装置監視手段から出力された情報の処理は、CPU等
によりソフト的に実現できるようになっている。
【0032】装置監視手段5は、操作者により周辺装置
に関する操作及び記事情報に関する操作以外の操作がな
されたか否かを監視し、操作者により周辺装置に関する
操作及び記事情報に関する操作以外の操作がなされた場
合に、その操作開始からその操作に基づく作動状態が終
了するまでの時間を計測し、前記計測した時間を、記事
情報読取時間測定手段により測定された記事情報表示時
間から除くための信号を記事情報読取時間測定手段4に
出力するものである。
に関する操作及び記事情報に関する操作以外の操作がな
されたか否かを監視し、操作者により周辺装置に関する
操作及び記事情報に関する操作以外の操作がなされた場
合に、その操作開始からその操作に基づく作動状態が終
了するまでの時間を計測し、前記計測した時間を、記事
情報読取時間測定手段により測定された記事情報表示時
間から除くための信号を記事情報読取時間測定手段4に
出力するものである。
【0033】具体的には、例えば記事情報表示手段2に
よって記事情報が表示されているウィンドウに、オーバ
ラップする他のウィンドウが開かれている場合には、そ
の記事情報が実際には読まれていない慨然性が高い。し
たがって、前記ウィンドウが開かれている状態やその時
間を監視し、記事情報表示以外のウインドウがひらかれ
ている場合には、操作者が記事情報を読んでいなかった
ものとみなし、前記計測時間を記事情報読取時間測定手
段4に出力する。また、例えばプリンタの操作パネルが
操作されてオフラインになった場合には、操作者が記事
情報を読んでいない慨然性が高いので、上記操作中やプ
リント作動中の時間を監視し、その情報を記事情報読取
時間測定手段4に出力する。
よって記事情報が表示されているウィンドウに、オーバ
ラップする他のウィンドウが開かれている場合には、そ
の記事情報が実際には読まれていない慨然性が高い。し
たがって、前記ウィンドウが開かれている状態やその時
間を監視し、記事情報表示以外のウインドウがひらかれ
ている場合には、操作者が記事情報を読んでいなかった
ものとみなし、前記計測時間を記事情報読取時間測定手
段4に出力する。また、例えばプリンタの操作パネルが
操作されてオフラインになった場合には、操作者が記事
情報を読んでいない慨然性が高いので、上記操作中やプ
リント作動中の時間を監視し、その情報を記事情報読取
時間測定手段4に出力する。
【0034】上記のこのことを図4に基づき、更に具体
的に説明する。図4はデイスプレイの同一画面上に複数
のウィンドウが開かれ、それらのウィンドウの一部が互
いに重複している状態を示す図である。ここで、仮に斜
線枠Aが本装置の記事情報記憶手段1に係る記事情報表
示ウィンドウとし、白地枠Bが他のウィンドウとする
と、図4(1)では記事情報表示ウィンドウAが前面に出
ているため、操作者は該記事情報を読んでいる慨然性が
高い。一方、図4(2)の場合は他のウィンドウBが前面
に出ているため、通常操作者は他のウィンドウBを見て
おり、記事情報を読んでいない。したがって、記事情報
読取時間測定手段4が周辺装置等を監視し、図4(2)に
関する操作がなされた時点(t1)と、図4(1)の状態に
なった時点又はウィンドウBが消された時点(t2)を
知り、その情報を記事情報読取時間測定手段4に出力す
る。そして、記事情報読取時間測定手段4が、実際には
記事情報が読まれていなかった時間t(t2−t1)を自
らが測定した記事情報表示時間TXから減算する。 な
お、上記t1、t2時点の監視等は、公知の技術に基づき
例えばCPUに入出力される信号情報を検知するなどに
よって実現できる。
的に説明する。図4はデイスプレイの同一画面上に複数
のウィンドウが開かれ、それらのウィンドウの一部が互
いに重複している状態を示す図である。ここで、仮に斜
線枠Aが本装置の記事情報記憶手段1に係る記事情報表
示ウィンドウとし、白地枠Bが他のウィンドウとする
と、図4(1)では記事情報表示ウィンドウAが前面に出
ているため、操作者は該記事情報を読んでいる慨然性が
高い。一方、図4(2)の場合は他のウィンドウBが前面
に出ているため、通常操作者は他のウィンドウBを見て
おり、記事情報を読んでいない。したがって、記事情報
読取時間測定手段4が周辺装置等を監視し、図4(2)に
関する操作がなされた時点(t1)と、図4(1)の状態に
なった時点又はウィンドウBが消された時点(t2)を
知り、その情報を記事情報読取時間測定手段4に出力す
る。そして、記事情報読取時間測定手段4が、実際には
記事情報が読まれていなかった時間t(t2−t1)を自
らが測定した記事情報表示時間TXから減算する。 な
お、上記t1、t2時点の監視等は、公知の技術に基づき
例えばCPUに入出力される信号情報を検知するなどに
よって実現できる。
【0035】挙動監視手段6は、記事情報の表示されて
いる画面がスクロールされたか否かを監視し、該記事情
報の表示開始のち所定時間経過するまでの間にスクロー
ル操作がなされなかった場合には、該記事情報が読まれ
ていない状態にあったと見なし、重要度判定手段7に対
し重要度判定を行わないよう指令するものである。ここ
で、前記スクロールには、行単位のスクロールや、いわ
ゆるページめくりなどと称されるページ単位のスクロー
ルを含む。
いる画面がスクロールされたか否かを監視し、該記事情
報の表示開始のち所定時間経過するまでの間にスクロー
ル操作がなされなかった場合には、該記事情報が読まれ
ていない状態にあったと見なし、重要度判定手段7に対
し重要度判定を行わないよう指令するものである。ここ
で、前記スクロールには、行単位のスクロールや、いわ
ゆるページめくりなどと称されるページ単位のスクロー
ルを含む。
【0036】また前記所定時間は、記事情報に対する通
常人の読み取り速度を勘案して定められるものであり、
本実施例では以下のように設定してある。記事情報表示
手段2が一画面に表示できる最大量の文字数をLとし、
通常人の文字読み取り速度をV(単位時間当りの読み取
り文字数)、記事情報文字数をCとすれば、L<Cの場
合、記事情報は1画面に収まらないため、操作者はスク
ロールすることなくして、完全に記事情報を読み取るこ
とができない。したがって、かかる場合、スクロールを
行う時間間隔の期待値〔L/V〕より充分な時間の経過
した後(α)もスクロールが行なわれなければ、操作者
が途中で座を外した等の原因により該記事情報を読んで
いなかったといえる。したがって、所定時間を〔 L/
V +α 〕に設定し、この間にスクロールがなされな
かった場合には、前記記事情報表示時間が該記事情報に
対する操作者の関心程度(重要性)を反映していなと見
なして、重要度判定の回避指令を出力するようにしてあ
る。 なお、上記αを適当に設定することによって、記
事情報量が一画面に表示できる最大量以下であり本来ス
クロールが不要である場合に、誤って重要度判定回避指
令がだされるという不都合をなくすこともできる。
常人の読み取り速度を勘案して定められるものであり、
本実施例では以下のように設定してある。記事情報表示
手段2が一画面に表示できる最大量の文字数をLとし、
通常人の文字読み取り速度をV(単位時間当りの読み取
り文字数)、記事情報文字数をCとすれば、L<Cの場
合、記事情報は1画面に収まらないため、操作者はスク
ロールすることなくして、完全に記事情報を読み取るこ
とができない。したがって、かかる場合、スクロールを
行う時間間隔の期待値〔L/V〕より充分な時間の経過
した後(α)もスクロールが行なわれなければ、操作者
が途中で座を外した等の原因により該記事情報を読んで
いなかったといえる。したがって、所定時間を〔 L/
V +α 〕に設定し、この間にスクロールがなされな
かった場合には、前記記事情報表示時間が該記事情報に
対する操作者の関心程度(重要性)を反映していなと見
なして、重要度判定の回避指令を出力するようにしてあ
る。 なお、上記αを適当に設定することによって、記
事情報量が一画面に表示できる最大量以下であり本来ス
クロールが不要である場合に、誤って重要度判定回避指
令がだされるという不都合をなくすこともできる。
【0037】重要度判定手段7は、前記情報量測定手段
3が測定した情報量と、前記記事情報読取手段4が測定
した記事情報表示時間に基づき、前記記事情報がどの程
度重要であるかを判定するものであり、CPUがそれを
実現している。この重要度判定手段7による記事情報の
重要度の判定は、例えば次のように行われる。情報量測
定手段3から入力された情報量、例えば文字数Cと、記
事情報読取時間測定手段4から入力された記事情報読み
取り時間Tに基づき、C/Tを算出する。このC/Tは
操作者の実際の読み取り速度(文字/時間)を意味す
る。
3が測定した情報量と、前記記事情報読取手段4が測定
した記事情報表示時間に基づき、前記記事情報がどの程
度重要であるかを判定するものであり、CPUがそれを
実現している。この重要度判定手段7による記事情報の
重要度の判定は、例えば次のように行われる。情報量測
定手段3から入力された情報量、例えば文字数Cと、記
事情報読取時間測定手段4から入力された記事情報読み
取り時間Tに基づき、C/Tを算出する。このC/Tは
操作者の実際の読み取り速度(文字/時間)を意味す
る。
【0038】ここで、通常人の読み取り速度は約10文
字/秒であるから、C/T値が10文字/秒より大きい
場合は操作者が記事情報を読み飛ばしたと判断し得る。
よって重要度判定手段7は該記事情報が重要でないと判
定する。他方、C/T値が10文字/秒より小さい場合
は操作者が記事情報を読み取ったと判断し得る。よっ
て、重要度判定手段7は該記事情報が重要であると判定
する。
字/秒であるから、C/T値が10文字/秒より大きい
場合は操作者が記事情報を読み飛ばしたと判断し得る。
よって重要度判定手段7は該記事情報が重要でないと判
定する。他方、C/T値が10文字/秒より小さい場合
は操作者が記事情報を読み取ったと判断し得る。よっ
て、重要度判定手段7は該記事情報が重要であると判定
する。
【0039】なお、判定基準は自由に設定することがで
き、例えば判定基準を、例えばC/T値が10未満を重
要度+1、10〜11を重要度±0、11を越えるとき
を−1とし、上記に比較しよりきめ細かな判定をするよ
うに重要度判定手段7を構成することもできる。重要度
情報出力部8は、重要度判定手段7によりなされた重要
度決定の結果を受け、外部装置に記事情報重要度情報を
出力する。以上のように構成された第一実施例の記事情
報重要度判定装置について、その基本的動作を図2及び
図3フローチャートに基づき説明する。
き、例えば判定基準を、例えばC/T値が10未満を重
要度+1、10〜11を重要度±0、11を越えるとき
を−1とし、上記に比較しよりきめ細かな判定をするよ
うに重要度判定手段7を構成することもできる。重要度
情報出力部8は、重要度判定手段7によりなされた重要
度決定の結果を受け、外部装置に記事情報重要度情報を
出力する。以上のように構成された第一実施例の記事情
報重要度判定装置について、その基本的動作を図2及び
図3フローチャートに基づき説明する。
【0040】先ず記事情報表示手段2が、記事情報記憶
手段1から読み出した記事情報を1つデイスプレイ上に
表示する(S1)。この表示を受け記事情報読取時間測
定手段4は、Aタイマーをリセットし表示時間の計測を
スタートする(S2)。他方、装置監視手段5は、上記
表示を受けBタイマーをリセットする(S21)と共
に、予め定められている所定のキー(他の装置を含む)
についてその操作がなされたか否かの監視を開始する
(S3)。そして、所定のキーがONされた場合には、
Bタイマーをスタートさせ(S4)、そのキーに対応す
る所定のキーがOFFされたか否かを監視し(S5)、
操作者によってステップS7の操作がなされる前に前記
所定キーがOFFされた時にはBタイマーをストップす
る(S6)。
手段1から読み出した記事情報を1つデイスプレイ上に
表示する(S1)。この表示を受け記事情報読取時間測
定手段4は、Aタイマーをリセットし表示時間の計測を
スタートする(S2)。他方、装置監視手段5は、上記
表示を受けBタイマーをリセットする(S21)と共
に、予め定められている所定のキー(他の装置を含む)
についてその操作がなされたか否かの監視を開始する
(S3)。そして、所定のキーがONされた場合には、
Bタイマーをスタートさせ(S4)、そのキーに対応す
る所定のキーがOFFされたか否かを監視し(S5)、
操作者によってステップS7の操作がなされる前に前記
所定キーがOFFされた時にはBタイマーをストップす
る(S6)。
【0041】なお、前記Aタイマーは操作者によって次
の記事情報の表示操作がなされるか又はその記事情報表
ついて表示を終了させる操作がなされるまで時間計測の
カウントを続行する(S7)。また、前記Bタイマーに
よる時間測定は、デイスプレイ上に同一の記事情報が表
示されている間中(S7;NO)行われ、あるキーがO
N、OFFされた後にこのキーと異なる他の所定キーが
ONされると、再びBタイマーをスタートさせ、先行し
たキー操作のON、OFFに基づく時間に加算した時間
を測定するようになっている。また、上記記事情報の表
示を受け、挙動監視手段6は該表示画面についてスクロ
ールの監視を開始する。
の記事情報の表示操作がなされるか又はその記事情報表
ついて表示を終了させる操作がなされるまで時間計測の
カウントを続行する(S7)。また、前記Bタイマーに
よる時間測定は、デイスプレイ上に同一の記事情報が表
示されている間中(S7;NO)行われ、あるキーがO
N、OFFされた後にこのキーと異なる他の所定キーが
ONされると、再びBタイマーをスタートさせ、先行し
たキー操作のON、OFFに基づく時間に加算した時間
を測定するようになっている。また、上記記事情報の表
示を受け、挙動監視手段6は該表示画面についてスクロ
ールの監視を開始する。
【0042】ステップS7において、操作者によって次
の記事情報の表示操作がなされるか、又はその記事情報
表ついて表示終了の操作がなされた場合(S7;YE
S)には、動作はステップS8へと進む。ステップS8
において、Aタイマーがスタートされた後所定時間(L
/V +α)経過する前に、表示画面がスクロールされ
たことを条件として(S8;YES)、記事情報読取時
間測定手段4はAタイマーをストップし、その時間TX
を読み取る(S9)。また、装置監視手段5はBタイマ
ーをストップし、その累積時間tnを読み取り、その情
報を記事情報読取時間測定手段4に出力する(s1
0)。記事情報読取時間測定手段4は前記TXとtnに基
づき、記事情報読み取り時間T=TX+tnを算出する
(S11)。更に情報量測定手段3が前記記事情報の文
字数Cを計測する(S12)。なお、情報量測定手段3
による記事情報中の文字数の測定は、図3フローチャー
トではステップS12に位置付けてあるが、ステップS
1からステップS13の間で行われていればよい。
の記事情報の表示操作がなされるか、又はその記事情報
表ついて表示終了の操作がなされた場合(S7;YE
S)には、動作はステップS8へと進む。ステップS8
において、Aタイマーがスタートされた後所定時間(L
/V +α)経過する前に、表示画面がスクロールされ
たことを条件として(S8;YES)、記事情報読取時
間測定手段4はAタイマーをストップし、その時間TX
を読み取る(S9)。また、装置監視手段5はBタイマ
ーをストップし、その累積時間tnを読み取り、その情
報を記事情報読取時間測定手段4に出力する(s1
0)。記事情報読取時間測定手段4は前記TXとtnに基
づき、記事情報読み取り時間T=TX+tnを算出する
(S11)。更に情報量測定手段3が前記記事情報の文
字数Cを計測する(S12)。なお、情報量測定手段3
による記事情報中の文字数の測定は、図3フローチャー
トではステップS12に位置付けてあるが、ステップS
1からステップS13の間で行われていればよい。
【0043】ステップS13で、重要度判定手段7が上
記T及びCに基づいて重要度判定値C/Tを算出し、ス
テップS14で〔C/T〕<10か、10≦〔C/T〕
≦11か、11<〔C/T〕かの比較を行う。そして、
〔C/T〕<10の場合を「重要度低い」、10≦〔C
/T〕≦11の場合を「重要度普通」、11<〔C/
T〕の場合を「重要度高い」の決定を行い(S14〜S
17)、この重要度情報を対応する記事情報の重要度と
して出力する(S18)。
記T及びCに基づいて重要度判定値C/Tを算出し、ス
テップS14で〔C/T〕<10か、10≦〔C/T〕
≦11か、11<〔C/T〕かの比較を行う。そして、
〔C/T〕<10の場合を「重要度低い」、10≦〔C
/T〕≦11の場合を「重要度普通」、11<〔C/
T〕の場合を「重要度高い」の決定を行い(S14〜S
17)、この重要度情報を対応する記事情報の重要度と
して出力する(S18)。
【0044】一方、ステップS8で、Aタイマーがスタ
ートされた後所定時間(L/V +α)経過する前に、
表示画面がスクロールされなかった場合(S8;NO)
には、ステップS9からステップS18の動作は行われ
ず、ステップS8からそのままステップS19に進む。
なぜなら、前記したごとく所定時間内に全くスクロール
がなされない場合は、操作者がその表示画面を読んでい
ない慨然性が高いことから、かかる場合には重要度判定
を行わないこととしたからである。
ートされた後所定時間(L/V +α)経過する前に、
表示画面がスクロールされなかった場合(S8;NO)
には、ステップS9からステップS18の動作は行われ
ず、ステップS8からそのままステップS19に進む。
なぜなら、前記したごとく所定時間内に全くスクロール
がなされない場合は、操作者がその表示画面を読んでい
ない慨然性が高いことから、かかる場合には重要度判定
を行わないこととしたからである。
【0045】ステップS18の後、操作者によって次ぎ
の記事情報に対する表示指示がなされ(s19)、且つ
表示すべき次ぎの記事情報が残っている場合(s20;
NO)は、ステップはS1にリターンし上記と同様な動
作が繰り返されることになる。一方、操作者によって表
示終了指示がなされた場合または全ての記事情報につい
て表示が終了した場合(s20;YES)は、重要度判
定の全ステップが終了することになる。
の記事情報に対する表示指示がなされ(s19)、且つ
表示すべき次ぎの記事情報が残っている場合(s20;
NO)は、ステップはS1にリターンし上記と同様な動
作が繰り返されることになる。一方、操作者によって表
示終了指示がなされた場合または全ての記事情報につい
て表示が終了した場合(s20;YES)は、重要度判
定の全ステップが終了することになる。
【0046】なお、ステップS18で、出力された重要
度情報は、後記する第二実施例における利用例の他、例
えば、対応する記事情報に重要度A(重要)、重要度B
(普通)又は重要度C(重要性なし)等の情報を付加さ
せた形で記憶手段に記憶させ、その後、該記憶手段から
それら記事情報を検索参照する場合に、より高い重要度
の付された記事情報を優先して順次提示できるようにす
るなど、考え得るあらゆる利用に供されことになるが、
利用態様については本発明の主題でないので説明を省略
する。 。 [第二実施例]図5に、本発明
キーワード学習装置の一実施例の基本構成図を示す。こ
のキーワード学習装置は、記事情報入力手段100、記
事情報表示手段2、情報量測定手段3、記事情報読取時
間測定手段4、装置監視手段5、挙動監視手段6、重要
度判定手段7、キーワード辞書更新手段101、キーワ
ード参照手段102、個人キーワード辞書103、キー
ワード情報入力手段104、及びキーワード情報表示手
段105を具備して構成されており、ハードウェア的に
は、例えばCPU、ROM、RAM、ハードディスク、
フロッピィディスクなどの記憶装置、キーボードやポイ
ンティングディバイスなどの入力装置、およびCRTや
液晶表示パネルなどの表示装置などにより構成できる。
そして、その動作は、ROMや記憶装置に格納されてい
るプログラムがCPUによって実行されることにより実
現される。
度情報は、後記する第二実施例における利用例の他、例
えば、対応する記事情報に重要度A(重要)、重要度B
(普通)又は重要度C(重要性なし)等の情報を付加さ
せた形で記憶手段に記憶させ、その後、該記憶手段から
それら記事情報を検索参照する場合に、より高い重要度
の付された記事情報を優先して順次提示できるようにす
るなど、考え得るあらゆる利用に供されことになるが、
利用態様については本発明の主題でないので説明を省略
する。 。 [第二実施例]図5に、本発明
キーワード学習装置の一実施例の基本構成図を示す。こ
のキーワード学習装置は、記事情報入力手段100、記
事情報表示手段2、情報量測定手段3、記事情報読取時
間測定手段4、装置監視手段5、挙動監視手段6、重要
度判定手段7、キーワード辞書更新手段101、キーワ
ード参照手段102、個人キーワード辞書103、キー
ワード情報入力手段104、及びキーワード情報表示手
段105を具備して構成されており、ハードウェア的に
は、例えばCPU、ROM、RAM、ハードディスク、
フロッピィディスクなどの記憶装置、キーボードやポイ
ンティングディバイスなどの入力装置、およびCRTや
液晶表示パネルなどの表示装置などにより構成できる。
そして、その動作は、ROMや記憶装置に格納されてい
るプログラムがCPUによって実行されることにより実
現される。
【0047】上記各構成の詳細は以下のようである。な
お、上記構成のうち記事情報表示手段2、情報量測定手
段3、記事情報読取時間測定手段4、装置監視手段5、
重要度判定手段7は前記第一実施例と同様であるのでそ
れらについての説明は省略する。記事情報入力手段10
0は、記事情報を入力するものである。入力される記事
情報はいわゆるフルテキストそのものであってもよい
し、また既にキーワードの付されたキーワード情報付き
記事情報であってもよい。図7(A)に記事情報、同
(B)にその記事情報に付されたキーワード情報を例示
する。
お、上記構成のうち記事情報表示手段2、情報量測定手
段3、記事情報読取時間測定手段4、装置監視手段5、
重要度判定手段7は前記第一実施例と同様であるのでそ
れらについての説明は省略する。記事情報入力手段10
0は、記事情報を入力するものである。入力される記事
情報はいわゆるフルテキストそのものであってもよい
し、また既にキーワードの付されたキーワード情報付き
記事情報であってもよい。図7(A)に記事情報、同
(B)にその記事情報に付されたキーワード情報を例示
する。
【0048】キーワード辞書更新手段101は、重要度
判定手段の判定に基づき、キーワード学習辞書内のキー
ワードに付された優先度情報を更新するものである。キ
ーワード参照手段102は、前記表示された記事情報に
付されたキーワードと同一のキーワードがキーワード辞
書内にエントリされているか否かを参照し、同一のキー
ワードがエントリされている場合には該キーワードを保
持するものである。ここで前記キーワードの保持は、例
えば、該キーワードを記憶手段に一時記憶させる方法
や、個人キーワード辞書103内の該当するキーワード
にフラグを立てて置く方法等があるがその方法は特に限
定されるものではない。
判定手段の判定に基づき、キーワード学習辞書内のキー
ワードに付された優先度情報を更新するものである。キ
ーワード参照手段102は、前記表示された記事情報に
付されたキーワードと同一のキーワードがキーワード辞
書内にエントリされているか否かを参照し、同一のキー
ワードがエントリされている場合には該キーワードを保
持するものである。ここで前記キーワードの保持は、例
えば、該キーワードを記憶手段に一時記憶させる方法
や、個人キーワード辞書103内の該当するキーワード
にフラグを立てて置く方法等があるがその方法は特に限
定されるものではない。
【0049】個人キーワード辞書103は、キーワード
情報を記憶したものであって、その記憶内容は操作者の
個性や意向を反映したものである。キーワード情報入力
手段104は、個人キーワード辞書内に操作者によって
新たにキーワードをエントリさせ、またキーワード学習
辞書内のキーワードの優先度情報を更新するためのもの
であって、例えばキーボードやマウスなどから構成され
る。
情報を記憶したものであって、その記憶内容は操作者の
個性や意向を反映したものである。キーワード情報入力
手段104は、個人キーワード辞書内に操作者によって
新たにキーワードをエントリさせ、またキーワード学習
辞書内のキーワードの優先度情報を更新するためのもの
であって、例えばキーボードやマウスなどから構成され
る。
【0050】キーワード情報表示手段105は、個人キ
ーワード辞書内のキーワード情報(キーワードと該キー
ワードに付属する優先度情報)をデイスプレイ上に表示
するものである。以上の様な構成要素からなる本発明の
キーワード学習装置について、図6フローチャートに従
いその基本的動作を説明する。
ーワード辞書内のキーワード情報(キーワードと該キー
ワードに付属する優先度情報)をデイスプレイ上に表示
するものである。以上の様な構成要素からなる本発明の
キーワード学習装置について、図6フローチャートに従
いその基本的動作を説明する。
【0051】記事情報入力手段を介し記事情報が入力さ
れると(S101)、記事情報表示手段2が1つの記事
情報をデイスプレイする(S102)。次いで、キーワ
ード参照手段102は、記事情報表示手段2によって現
に表示されている記事情報中に個人キーワード辞書にエ
ントリされたキーワードと同一のキーワードがあるか否
かを検索し、同一のキーワードがある場合にはそのキー
ワードを一時記憶する等して保持する(s103)。
れると(S101)、記事情報表示手段2が1つの記事
情報をデイスプレイする(S102)。次いで、キーワ
ード参照手段102は、記事情報表示手段2によって現
に表示されている記事情報中に個人キーワード辞書にエ
ントリされたキーワードと同一のキーワードがあるか否
かを検索し、同一のキーワードがある場合にはそのキー
ワードを一時記憶する等して保持する(s103)。
【0052】このキーワード参照手段によるキーワード
検索は、ステップS101で入力された記事情報が、キ
ーワード情報の付された記事情報である場合には、この
キーワード情報に対してなされることになり、他方、キ
ーワード情報の付されていない記事情報の場合には、公
知の方法により該記事情報中の文字列等を個人キーワー
ド辞書103にエントリされているキーワードと参照し
て、同一のキーワードを検索するようにしてある。な
お、図7(A)、(B)にキーワード情報の付された記
事情報を例示する。図7(A)はステップS102で表
示される記事情報であり、図7(B)はステップS10
1において前記記事情報に付属させて入力されたキーワ
ード情報を示す。
検索は、ステップS101で入力された記事情報が、キ
ーワード情報の付された記事情報である場合には、この
キーワード情報に対してなされることになり、他方、キ
ーワード情報の付されていない記事情報の場合には、公
知の方法により該記事情報中の文字列等を個人キーワー
ド辞書103にエントリされているキーワードと参照し
て、同一のキーワードを検索するようにしてある。な
お、図7(A)、(B)にキーワード情報の付された記
事情報を例示する。図7(A)はステップS102で表
示される記事情報であり、図7(B)はステップS10
1において前記記事情報に付属させて入力されたキーワ
ード情報を示す。
【0053】ステップS103で、個人キーワード辞書
103にエントリされたキーワードを同一のキーワード
が記事情報中又はキーワード情報中にあった場合(S1
03;YES)には、動作はステップS105に進む。
例えば、記事情報に付されたキーワード情報が図7
(B)であり、個人キーワード辞書のキーワードエント
リが図7であれば、少なくとも「車」、「自動車」につ
いてはキーワード学習が可能であることを意味する。
103にエントリされたキーワードを同一のキーワード
が記事情報中又はキーワード情報中にあった場合(S1
03;YES)には、動作はステップS105に進む。
例えば、記事情報に付されたキーワード情報が図7
(B)であり、個人キーワード辞書のキーワードエント
リが図7であれば、少なくとも「車」、「自動車」につ
いてはキーワード学習が可能であることを意味する。
【0054】ここでステップS105はC/T算出手続
きであり、その詳細は前記第一実施例の図2及び図3に
示したステップS2からステップS13の動作と同様で
ある。ステップS103において、個人キーワード辞書
103にエントリされたキーワードと同一のキーワード
が記事情報中又はキーワード情報中になかった場合(S
103;NO)には、操作者によって記事情報中又はキ
ーワード情報中にあるキーワードと同一のキーワード
が、個人キーワード辞書103に追加エントリさせたと
きのみステップS105に進むことになる(S104;
YES)。一方、追加エントリのないときは(S10
4;NO)、優先度情報を学習させるべき対象(キーワ
ード)がないため、キーワード学習に関する動作を行う
ことなく、ステップはS110に進むことになる。
きであり、その詳細は前記第一実施例の図2及び図3に
示したステップS2からステップS13の動作と同様で
ある。ステップS103において、個人キーワード辞書
103にエントリされたキーワードと同一のキーワード
が記事情報中又はキーワード情報中になかった場合(S
103;NO)には、操作者によって記事情報中又はキ
ーワード情報中にあるキーワードと同一のキーワード
が、個人キーワード辞書103に追加エントリさせたと
きのみステップS105に進むことになる(S104;
YES)。一方、追加エントリのないときは(S10
4;NO)、優先度情報を学習させるべき対象(キーワ
ード)がないため、キーワード学習に関する動作を行う
ことなく、ステップはS110に進むことになる。
【0055】ステップS105で、C/T算出手続きが
なされた場合、重要度判定手段7がC/T値に基づき記
事情報の重要度を判定する(S106)。そして、C/
T>11のときは個人キーワード辞書103の該当キー
ワードの重要度値に−1を加算し(S107)、10≦
C/T≧11のとき同様のキーワード重要度値に±0を
加算し(S108)、C/T<10のとき同様のキーワ
ード重要度値に+1を加算する(S109)。
なされた場合、重要度判定手段7がC/T値に基づき記
事情報の重要度を判定する(S106)。そして、C/
T>11のときは個人キーワード辞書103の該当キー
ワードの重要度値に−1を加算し(S107)、10≦
C/T≧11のとき同様のキーワード重要度値に±0を
加算し(S108)、C/T<10のとき同様のキーワ
ード重要度値に+1を加算する(S109)。
【0056】装置監視手段5は、記事情報表示装置のキ
ーボードなどや、記事情報表示装置に接続されるプリン
タなどの周辺装置に対してなされた操作や、これらの装
置の状態等を監視して、表示内容を操作者が実際に見て
いるかどうかの判断情報として、記事情報読取時間測定
手段4に出力するものである。ここで上記ステップS1
07〜S109を具体的に説明する。例えば、表示記事
情報が図7(A)で、該記事情報に付されたキーワード
情報が同(B)であり、個人キーワード辞書のキーワー
ド情報の内容が図8であるとする。そして、操作者が記
事情報付属キーワード情報にあって個人キーワード辞書
にない、「排気ガス」というキーワードを、本装置の動
作がステップS105に進む前に割込み指示操作(S1
12)により個人キーワード辞書に追加エントリさせた
とする。この場合において、前記記事情報の重要度判定
値C/Tが10未満であると、「車」、「自動車」、
「排気ガス」のキーワードについて、対応する個人キー
ワード辞書内の優先度値がそれぞれ+1される。但し、
記事情報付属キーワード情報に含まれていず、また新た
に追加エントリされなかった「エンジン」、「単車」に
ついては優先度値の更新がなされない。図9にキーワー
ド学習後の個人キーワード辞書の内容を示す(図7〜9
参照)。
ーボードなどや、記事情報表示装置に接続されるプリン
タなどの周辺装置に対してなされた操作や、これらの装
置の状態等を監視して、表示内容を操作者が実際に見て
いるかどうかの判断情報として、記事情報読取時間測定
手段4に出力するものである。ここで上記ステップS1
07〜S109を具体的に説明する。例えば、表示記事
情報が図7(A)で、該記事情報に付されたキーワード
情報が同(B)であり、個人キーワード辞書のキーワー
ド情報の内容が図8であるとする。そして、操作者が記
事情報付属キーワード情報にあって個人キーワード辞書
にない、「排気ガス」というキーワードを、本装置の動
作がステップS105に進む前に割込み指示操作(S1
12)により個人キーワード辞書に追加エントリさせた
とする。この場合において、前記記事情報の重要度判定
値C/Tが10未満であると、「車」、「自動車」、
「排気ガス」のキーワードについて、対応する個人キー
ワード辞書内の優先度値がそれぞれ+1される。但し、
記事情報付属キーワード情報に含まれていず、また新た
に追加エントリされなかった「エンジン」、「単車」に
ついては優先度値の更新がなされない。図9にキーワー
ド学習後の個人キーワード辞書の内容を示す(図7〜9
参照)。
【0057】なお、第二実施例装置では、キーワード情
報表示手段105によって個人キーワード辞書の内容一
覧をデスプレイ上で見ることができるようにしてあり、
操作者はキーワード情報一覧を見つつ、割込み操作によ
って、何時でも自らの望むキーワード又は優先度情報を
個人キーワード辞書103に追加・更新し又は不要のキ
ーワード等を削除できる。
報表示手段105によって個人キーワード辞書の内容一
覧をデスプレイ上で見ることができるようにしてあり、
操作者はキーワード情報一覧を見つつ、割込み操作によ
って、何時でも自らの望むキーワード又は優先度情報を
個人キーワード辞書103に追加・更新し又は不要のキ
ーワード等を削除できる。
【0058】ステップS107〜S109により、S1
02で表示されたある1つの記事情報に基づくキーワー
ド学習動作が終了する。よって、操作者によって次ぎの
記事情報に対する表示指示操作がなされ(S110)、
且つまだ表示すべき他の記事情報が残っているときには
(S111;NO)、ステップS102にリターンする
ことになる。一方、ステップS110で操作者により表
示終了操作がなされるか、ステップS101で入力され
た全ての記事情報についてS102からS110の動作
が終了している場合には(S111;YES)、キーワ
ード学習動作は完了する(エンド)。なお、上記図6フ
ローチャートでは流れの複雑化をさけるため記載を省略
したが、入力記事情報にキーワード情報が付されている
場合には、キーワード参照手段102の検索の結果、個
人キーワード辞書103にエントリされていないキーワ
ードがあったときにはそのキーワードを個人キーワード
辞書に自動的に追加できるようにしてもよい。
02で表示されたある1つの記事情報に基づくキーワー
ド学習動作が終了する。よって、操作者によって次ぎの
記事情報に対する表示指示操作がなされ(S110)、
且つまだ表示すべき他の記事情報が残っているときには
(S111;NO)、ステップS102にリターンする
ことになる。一方、ステップS110で操作者により表
示終了操作がなされるか、ステップS101で入力され
た全ての記事情報についてS102からS110の動作
が終了している場合には(S111;YES)、キーワ
ード学習動作は完了する(エンド)。なお、上記図6フ
ローチャートでは流れの複雑化をさけるため記載を省略
したが、入力記事情報にキーワード情報が付されている
場合には、キーワード参照手段102の検索の結果、個
人キーワード辞書103にエントリされていないキーワ
ードがあったときにはそのキーワードを個人キーワード
辞書に自動的に追加できるようにしてもよい。
【0059】
【発明の効果】以上の説明により明かなように、記事情
報重要度判定装置に係る本発明によれば、記事情報表示
装置を用いて記事情報を閲覧参照する場合において、閲
覧参照した記事情報の重要性について操作者が特別な操
作や労力を払わなくとも、本発明装置が記事情報に対す
る操作者の関心程度を自動的に読み取り、その記事情報
の重要度を判定し、その判定結果を重要度情報として該
記事情報に付加することができるという効果が得られ
る。
報重要度判定装置に係る本発明によれば、記事情報表示
装置を用いて記事情報を閲覧参照する場合において、閲
覧参照した記事情報の重要性について操作者が特別な操
作や労力を払わなくとも、本発明装置が記事情報に対す
る操作者の関心程度を自動的に読み取り、その記事情報
の重要度を判定し、その判定結果を重要度情報として該
記事情報に付加することができるという効果が得られ
る。
【0060】また、キーワード学習装置に係る本発明に
よれば、操作者自身が全くキーワードを意識しない場合
であっても、操作者の記事情報に対する関心の程度を反
映させた前記重要度情報に基づいて、個人キーワード辞
書内のキーワードに優先度情報を学習させることがで
き、これによって操作者の記事情報に対する関心程度や
検索意図を反映させた個人キーワード辞書を構築できる
という効果が得られる。
よれば、操作者自身が全くキーワードを意識しない場合
であっても、操作者の記事情報に対する関心の程度を反
映させた前記重要度情報に基づいて、個人キーワード辞
書内のキーワードに優先度情報を学習させることがで
き、これによって操作者の記事情報に対する関心程度や
検索意図を反映させた個人キーワード辞書を構築できる
という効果が得られる。
【0061】更に、本発明の記事情報重要度判定装置及
びキーワード学習装置は、従来装置に比較して、複雑で
大がかりな機構を必要としないため、経済的且つコンパ
クトな装置で上記効果を実現できる。なお、本発明が上
記効果を奏する結果、本発明キーワード学習装置によっ
て構築された個人キーワード辞書に公知の文献検索手段
を付加することにより、文書ファイリング装置等に収容
された大量の情報から操作者がキーワードまたはキーワ
ード検索式の入力等の面倒な操作をすることなしに、操
作者の嗜好に適合したキーワード優先度情報に基づく優
先順序で自動的に記事情報の提示を行わせることを可能
とする文献検索装置が提供できることになる。
びキーワード学習装置は、従来装置に比較して、複雑で
大がかりな機構を必要としないため、経済的且つコンパ
クトな装置で上記効果を実現できる。なお、本発明が上
記効果を奏する結果、本発明キーワード学習装置によっ
て構築された個人キーワード辞書に公知の文献検索手段
を付加することにより、文書ファイリング装置等に収容
された大量の情報から操作者がキーワードまたはキーワ
ード検索式の入力等の面倒な操作をすることなしに、操
作者の嗜好に適合したキーワード優先度情報に基づく優
先順序で自動的に記事情報の提示を行わせることを可能
とする文献検索装置が提供できることになる。
【図1】本発明の第一実施例における記事情報重要度判
定装置のブロック図である。
定装置のブロック図である。
【図2】本発明の第一実施例における記事情報重要度判
定装置の基本的動作を示すフローチャートである。
定装置の基本的動作を示すフローチャートである。
【図3】本発明の第一実施例における記事情報重要度判
定装置の基本的動作(図2の続き)を示すフローチャー
トである。
定装置の基本的動作(図2の続き)を示すフローチャー
トである。
【図4】記事情報表示画面のディスプレイ状態を示す図
である。
である。
【図5】本発明の第二実施例におけるキーワード学習装
置のブロック図である。
置のブロック図である。
【図6】本発明の第二実施例におけるキーワード学習装
置の基本的動作を示すフローチャートである。
置の基本的動作を示すフローチャートである。
【図7】記事情報と該記事情報に付属するキーワード情
報を例示したものである。
報を例示したものである。
【図8】本発明の第二実施例におけるキーワード学習前
のキーワード辞書の内容を示すものである。
のキーワード辞書の内容を示すものである。
【図9】本発明の第二実施例におけるキーワード学習後
のキーワード辞書の内容を示すものである。
のキーワード辞書の内容を示すものである。
1 記事情報記憶手段 2 記事情報表示手段 3 情報量測定手段 4 記事情報読取時間測定手段 5 装置監視手段 6 挙動監視手段 7 重要度判定手段 8 重要度情報出力部 100 記事情報入力手段 101 キーワード辞書更新手段 102 キーワード参照手段 103 個人キーワード辞書 104 キーワード情報入力手段 105 キーワード情報表示手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 楠見 雄規 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 下地 達也 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (14)
- 【請求項1】 記事情報を表示する記事情報表示手段と
記事情報表示手段によって特定の記事情報が表示されて
いた時間を測定する記事情報読取時間測定手段と、 前記記事情報の情報量を測定する情報量測定手段と、 前記記事情報読取手段が測定した記事情報表示時間と、
前記情報量測定手段が測定した情報量に基づき、前記記
事情報がどの程度重要であるかを判定する重要度判定手
段と、を備えたことを特徴とする記事情報重要度判定装
置。 - 【請求項2】 記事情報を表示するステップと記事情報
表示手段によって特定の記事情報が表示されていた時間
を測定するステップと、 前記記事情報の情報量を測定するステップと、 前記記事情報読み取りステップで測定された記事情報読
み取り時間と、前記情報量測定ステップで測定された情
報量に基づき、前記記事情報がどの程度重要であるかを
判定するステップと、を備えたことを特徴とする記事情
報重要度判定方法。 - 【請求項3】 請求項1に記載の記事情報重要度判定装
置において更に、 操作者により周辺装置に関する操作及び記事情報表示に
関する操作以外の操作がなされたか否かを監視し、操作
者により周辺装置に関する操作及び記事情報に関する操
作以外の操作がなされた場合には、その操作開始からそ
の操作に基づく作動状態が終了するまでの時間を計測
し、前記計測した時間を、記事情報読取時間測定手段に
より測定された記事情報表示時間から除くための信号を
記事情報読取時間測定手段に出力する装置監視手段を、
追加してなることを特徴とする記事情報重要度判定装
置。 - 【請求項4】 請求項2に記載の記事情報重要度判定方
法において更に、 操作者により周辺装置に関する操作及び記事情報表示に
関する操作以外の操作がなされたか否かを監視するステ
ップと、 操作者により周辺装置に関する操作及び記事情報に関す
る操作以外の操作がなされた場合には、その操作開始か
らその操作に基づく作動状態が終了するまでの時間を計
測するステップと、前記計測した時間を、記事情報読取
時間測定手段により測定された記事情報表示時間から除
くための信号を、記事情報読取時間測定手段に出力する
ステップとを追加して備えることを特徴とする重要度判
定方法。 - 【請求項5】 請求項3に記載の記事情報重要度判定装
置において更に、 記事情報の表示されている画面がスクロールされたか否
かを監視し、該記事情報の表示開始のち所定時間経過す
るまでの間にスクロール操作がなされなかった場合は、
操作者により該記事情報が読まれていない状態にあった
と見なし、重要度判定手段に重要度判定を行わないよう
指令する挙動監視手段とを、追加して備えてなることを
特徴とする記事情報重要度判定装置。 - 【請求項6】 請求項4に記載の記事情報重要度判定方
法において更に、 記事情報の表示されている画面がスクロールされたか否
かを監視するステップと、 該記事情報の表示開始のち所定時間経過するまでの間に
スクロール操作がなされなかった場合は、操作者により
該記事情報が読まれていない状態にあったと見なし、重
要度判定手段に重要度判定を行わないよう指令するステ
ップとを追加してなることを特徴とする記事情報重要度
判定方法。 - 【請求項7】 記事情報と前記記事情報に付されたキー
ワード情報を表示する記事情報表示手段と、キーワード
情報を記憶した個人キーワード辞書とを備え、 前記表示された記事情報に付されたキーワードと同一の
キーワードが、キーワード辞書内にエントリされている
か否かを参照し、同一のキーワードがエントリされてい
る場合には該キーワードを保持するキーワード参照手段
と、 前記入力された記事情報がどの程度重要であるかを判定
する重要度判定手段と、 重要度判定手段の判定に基づき、キーワード学習辞書内
のキーワードに付された優先度情報を更新するキーワー
ド辞書更新手段と、 を備えることを特徴とするキーワード学習装置。 - 【請求項8】 記事情報と前記記事情報に付されたキー
ワード情報を表示するステップと前記表示された記事情
報に付されたキーワードと同一のキーワードが、キーワ
ード辞書内にエントリされているか否かを参照するステ
ップと、 前記入力された記事情報がどの程度重要であるかを判定
する重要度判定ステップと重要度判定ステップでの判定
に基づき、キーワード学習辞書内のキーワードに付され
た優先度情報を更新するステップとを備えることを特徴
とするキーワード学習方法。 - 【請求項9】 請求項7に記載のキーワード学習装置に
おいて、重要度判定手段が、記事情報がどの程度重要で
あるかを操作者の指示に基づき判定するものであること
を特徴とするキーワード学習装置。 - 【請求項10】 請求項8に記載のキーワード学習方法
において、重要度判定ステップが、記事情報がどの程度
重要であるかを操作者の指示に基づき判定するステップ
であることを特徴とするキーワード学習方法。 - 【請求項11】 記事情報を表示する記事情報表示手段
と、キーワード情報を記憶した個人キーワード辞書とを
備え、更に表示された記事情報から、個人キーワード辞
書にエントリされたキーワードと同じキーワードを検索
し、該キーワードを保持するキーワード参照手段と、 前記表示された記事情報について、その重要度を判定す
る重要度判定手段と、 前記キーワード参照手段で検索されたキーワードについ
て前記重要度判定手段の判定に基づき、キーワード学習
辞書内の優先度情報を更新するキーワード辞書更新手段
とを備えることを特徴とするキーワード学習装置。 - 【請求項12】 記事情報を表示する記事情報表示ステ
ップと、 表示された記事情報から、個人キーワード辞書にエント
リされたキーワードと同じキーワードを検索し、該キー
ワードを保持するキーワード参照ステップと、 前記表示された記事情報の重要度を判定する重要度判定
ステップと、 前記キーワード参照ステップで検索されたキーワードに
ついて前記重要度判定ステップの判定に基づき、キーワ
ード学習辞書内の優先度情報を更新するキーワード辞書
更新ステップとを備えることを特徴とするキーワード学
習方法。 - 【請求項13】 請求項7又は9又は11に記載のキー
ワード学習装置において、更に個人キーワード辞書に新
たなキーワードをエントリさせ、また個人キーワード辞
書の優先度情報を書き換えることのできるキーワード情
報入力手段を追加してなることを特徴とするキーワード
学習装置。 - 【請求項14】 請求項8又は10又は12に記載のキ
ーワード学習方法において個人キーワード辞書に新たな
キーワードをエントリさせ、また個人キーワード辞書の
優先度情報を書き換えることのできるステップを追加し
てなることを特徴とするキーワード学習方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4321950A JPH06168281A (ja) | 1992-12-01 | 1992-12-01 | 記事情報重要度判定装置及び方法、並びにキーワード学習装置及び方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4321950A JPH06168281A (ja) | 1992-12-01 | 1992-12-01 | 記事情報重要度判定装置及び方法、並びにキーワード学習装置及び方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06168281A true JPH06168281A (ja) | 1994-06-14 |
Family
ID=18138245
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4321950A Pending JPH06168281A (ja) | 1992-12-01 | 1992-12-01 | 記事情報重要度判定装置及び方法、並びにキーワード学習装置及び方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06168281A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH096806A (ja) * | 1995-06-22 | 1997-01-10 | Sharp Corp | 文字情報出力装置 |
JPH09153065A (ja) * | 1995-12-01 | 1997-06-10 | Hitachi Ltd | 電子新聞記事表示データ量自動調整方法 |
JP2003248647A (ja) * | 2001-12-12 | 2003-09-05 | Microsoft Corp | 適応型通信優先度決定およびルーティングシステムの選好の獲得と挙動の点検と学習および決定ポリシーのガイドを行うための制御および表示 |
JP2017059255A (ja) * | 2016-12-08 | 2017-03-23 | ヤフー株式会社 | 推定装置、推定方法及び推定プログラム |
-
1992
- 1992-12-01 JP JP4321950A patent/JPH06168281A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH096806A (ja) * | 1995-06-22 | 1997-01-10 | Sharp Corp | 文字情報出力装置 |
JPH09153065A (ja) * | 1995-12-01 | 1997-06-10 | Hitachi Ltd | 電子新聞記事表示データ量自動調整方法 |
JP2003248647A (ja) * | 2001-12-12 | 2003-09-05 | Microsoft Corp | 適応型通信優先度決定およびルーティングシステムの選好の獲得と挙動の点検と学習および決定ポリシーのガイドを行うための制御および表示 |
JP2017059255A (ja) * | 2016-12-08 | 2017-03-23 | ヤフー株式会社 | 推定装置、推定方法及び推定プログラム |
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