JPH06163125A - 基板対基板用コネクタ - Google Patents
基板対基板用コネクタInfo
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- JPH06163125A JPH06163125A JP4314680A JP31468092A JPH06163125A JP H06163125 A JPH06163125 A JP H06163125A JP 4314680 A JP4314680 A JP 4314680A JP 31468092 A JP31468092 A JP 31468092A JP H06163125 A JPH06163125 A JP H06163125A
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- JP
- Japan
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- housing
- spring piece
- contact
- connector
- inverted
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- Withdrawn
Links
- 239000000758 substrate Substances 0.000 title abstract 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims abstract description 18
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims abstract description 18
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims abstract description 9
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 19
- 238000005476 soldering Methods 0.000 claims description 15
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims description 4
- 238000009434 installation Methods 0.000 abstract 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】取付け位置の誤差を吸収して無理なく接合でき
る基板対基板用コネクタを提供するにある。 【構成】ハウジング11はコンタクト15の逆U字状ば
ね片15bを撓ませながら側方に移動させて誤差を吸収
し、ポスト14の位置とハウジング11の挿入孔10と
の位置を合わせることができる。
る基板対基板用コネクタを提供するにある。 【構成】ハウジング11はコンタクト15の逆U字状ば
ね片15bを撓ませながら側方に移動させて誤差を吸収
し、ポスト14の位置とハウジング11の挿入孔10と
の位置を合わせることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基板対基板用コネクタ
に関する。
に関する。
【0002】
【従来の技術】基板対基板用コネクタは、図6に示すよ
うに一方のプリント基板1にポスト受け用のコネクタ2
を設け、他方のプリント基板3側にポストを持つコネク
タ4…を設けてコネクタ2、4を接続することにより、
両プリント基板1、3を電気的機械的に接合するもので
ある。ところで図6のように複数のコネクタ2…、3…
を用いて接合する場合、コネクタ2…の取付け位置と、
コネクタ3…の取付け位置との間に誤差aがあると、ポ
ストの位置とポストを挿入する孔の位置が合わず接合が
できないため、プリント基板、図示例ではコネクタ3…
間のピッチが大きいプリント基板3を撓ませてプリント
基板1のコネクタ2…間のピッチに合わせ、無理やり接
合することがよく行われている。
うに一方のプリント基板1にポスト受け用のコネクタ2
を設け、他方のプリント基板3側にポストを持つコネク
タ4…を設けてコネクタ2、4を接続することにより、
両プリント基板1、3を電気的機械的に接合するもので
ある。ところで図6のように複数のコネクタ2…、3…
を用いて接合する場合、コネクタ2…の取付け位置と、
コネクタ3…の取付け位置との間に誤差aがあると、ポ
ストの位置とポストを挿入する孔の位置が合わず接合が
できないため、プリント基板、図示例ではコネクタ3…
間のピッチが大きいプリント基板3を撓ませてプリント
基板1のコネクタ2…間のピッチに合わせ、無理やり接
合することがよく行われている。
【0003】しかし、このような方法ではプリント基板
やコネクタ、更にコネクタをプリント基板に固定してい
る半田付け部にストレスが加わり、時には半田付け部が
剥離することがあった。そのような問題を避けるために
はコネクタの取付け精度を極めて高くすることが要求さ
れるが、この場合組立が難しくなるという問題が新たに
でてくる。
やコネクタ、更にコネクタをプリント基板に固定してい
る半田付け部にストレスが加わり、時には半田付け部が
剥離することがあった。そのような問題を避けるために
はコネクタの取付け精度を極めて高くすることが要求さ
れるが、この場合組立が難しくなるという問題が新たに
でてくる。
【0004】そこで提供されたのが図7に示すようなコ
ネクタの構成である。このコネクタは図に示すようにコ
ンタクトの脚7を長くして下端をベース5に貫設し、コ
ンタクトのポスト受け部を納めたヘッド6がコンタクト
の脚7の撓みで側方に移動できるようなっており、この
移動により他方のプリント基板に取り付けたコネクタの
取付けピッチに合わせて無理なく、ポストをヘッド6の
挿入孔6aに挿入することができるようにしたものであ
る。
ネクタの構成である。このコネクタは図に示すようにコ
ンタクトの脚7を長くして下端をベース5に貫設し、コ
ンタクトのポスト受け部を納めたヘッド6がコンタクト
の脚7の撓みで側方に移動できるようなっており、この
移動により他方のプリント基板に取り付けたコネクタの
取付けピッチに合わせて無理なく、ポストをヘッド6の
挿入孔6aに挿入することができるようにしたものであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図7のような構造では
コネクタの背が高くなって実装上問題となり、またSM
D型のコネクタでは不適当な構造であった。本発明は、
上述の問題点に鑑みて為されたもので、請求項1記載の
発明の目的とするところは背が高くならず、取付け位置
の誤差を吸収して無理なく接合でき、しかもポストの抜
去時に端子の半田付け部にストレスがかからない基板対
基板用コネクタを提供するにある。
コネクタの背が高くなって実装上問題となり、またSM
D型のコネクタでは不適当な構造であった。本発明は、
上述の問題点に鑑みて為されたもので、請求項1記載の
発明の目的とするところは背が高くならず、取付け位置
の誤差を吸収して無理なく接合でき、しかもポストの抜
去時に端子の半田付け部にストレスがかからない基板対
基板用コネクタを提供するにある。
【0006】請求項2記載の発明の目的とするところ
は、ハウジングの移動時においてストレスが半田付け部
にかからないようにした基板対基板用コネクタを提供す
るにある。
は、ハウジングの移動時においてストレスが半田付け部
にかからないようにした基板対基板用コネクタを提供す
るにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、ポストの挿入孔を複数貫
通させたハウジングと、ハウジングの下面より挿入孔に
圧入固定される接触ばね片と接触ばね片の下端に一端が
連設され、ハウジングの外側方に配置される逆U字状ば
ね片と逆U字状ばね片の他端に連設され、プリント基板
に半田付け固定される端子とで構成されたコンタクト
と、プリント基板に対して固定され、ハウジングの上方
への動きを規制する金具とを備え、ハウジングを逆U字
状ばね片を撓ませながら側方移動可能なように配置した
ものである。
めに、請求項1記載の発明は、ポストの挿入孔を複数貫
通させたハウジングと、ハウジングの下面より挿入孔に
圧入固定される接触ばね片と接触ばね片の下端に一端が
連設され、ハウジングの外側方に配置される逆U字状ば
ね片と逆U字状ばね片の他端に連設され、プリント基板
に半田付け固定される端子とで構成されたコンタクト
と、プリント基板に対して固定され、ハウジングの上方
への動きを規制する金具とを備え、ハウジングを逆U字
状ばね片を撓ませながら側方移動可能なように配置した
ものである。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、上記金具でプリント基板に固定される枠状
の外殻体内に上記ハウジングを両側方向に移動自在に収
納するとともに、ハウジングと外殻体の内側壁面との間
に上記コンタクトの逆U字状ばね片を配置し、逆U字状
ばね片の外側辺を外殻体の内側壁面に形成せる溝に圧入
固定したものである。
明において、上記金具でプリント基板に固定される枠状
の外殻体内に上記ハウジングを両側方向に移動自在に収
納するとともに、ハウジングと外殻体の内側壁面との間
に上記コンタクトの逆U字状ばね片を配置し、逆U字状
ばね片の外側辺を外殻体の内側壁面に形成せる溝に圧入
固定したものである。
【0009】
【作用】請求項1記載の発明によれば、コネクタの取付
けピッチに誤差が出てもハウジングを、ハウジングの外
側方の逆U字状ばね片を撓ませながら側方に移動させる
ことにより、接触部位や半田付け部にストレスを発生さ
せることなくポストと挿入孔の位置を合わせることがで
きるものであって、コネクタの取付け精度を高くしなく
ても良く、しかもハウジングの外側方の逆U字状ばね片
によってコネクタを撓ませる構成であるため、低背化が
できる。更にポストを抜去する場合、摩擦力でハウジン
グが上方へ引っ張られようとするが、金具によりハウジ
ングの動きが規制されるため、抜去時のストレスを金具
が全て受ける形となって半田付け部への伝達がなく、特
にSMD型のコネクタの場合に問題となる半田付け部の
信頼性が向上する。
けピッチに誤差が出てもハウジングを、ハウジングの外
側方の逆U字状ばね片を撓ませながら側方に移動させる
ことにより、接触部位や半田付け部にストレスを発生さ
せることなくポストと挿入孔の位置を合わせることがで
きるものであって、コネクタの取付け精度を高くしなく
ても良く、しかもハウジングの外側方の逆U字状ばね片
によってコネクタを撓ませる構成であるため、低背化が
できる。更にポストを抜去する場合、摩擦力でハウジン
グが上方へ引っ張られようとするが、金具によりハウジ
ングの動きが規制されるため、抜去時のストレスを金具
が全て受ける形となって半田付け部への伝達がなく、特
にSMD型のコネクタの場合に問題となる半田付け部の
信頼性が向上する。
【0010】請求項2記載の発明によれば、外殻体が金
具でプリント基板に固定され、またコンタクトが外殻体
の溝に圧入固定されているため、ハウジングの移動時に
おいて、半田付け部へのストレスが伝達されない。
具でプリント基板に固定され、またコンタクトが外殻体
の溝に圧入固定されているため、ハウジングの移動時に
おいて、半田付け部へのストレスが伝達されない。
【0011】
【実施例】以下本発明を実施例図により説明する。図2
はSMD型のコネクタを構成する一実施例の斜視図を示
しており、本実施例では、ポストを挿入する挿入孔10
…を横2列に複数個穿設したハウジング11を両側方向
に移動自在に収納した枠状の外殻体12と、ハウジング
11の浮き防止と外殻体12のプリント基板への固定の
ための金具13とを備えている。
はSMD型のコネクタを構成する一実施例の斜視図を示
しており、本実施例では、ポストを挿入する挿入孔10
…を横2列に複数個穿設したハウジング11を両側方向
に移動自在に収納した枠状の外殻体12と、ハウジング
11の浮き防止と外殻体12のプリント基板への固定の
ための金具13とを備えている。
【0012】ハウジング11の各挿入孔10は独立した
角孔であって図1に示すように夫々の挿入孔10にはコ
ンタクト15の接触ばね片15aをハウジング11の下
面側から上方向に向けて挿入してあり、挿入孔10の上
面開口よりポスト14が挿入されたときに接触ばね片1
5aが、それに並行する内壁面方向にポスト14を弾接
して電気的に接続するようになっている。
角孔であって図1に示すように夫々の挿入孔10にはコ
ンタクト15の接触ばね片15aをハウジング11の下
面側から上方向に向けて挿入してあり、挿入孔10の上
面開口よりポスト14が挿入されたときに接触ばね片1
5aが、それに並行する内壁面方向にポスト14を弾接
して電気的に接続するようになっている。
【0013】コンタクト13は、図3に示す形状に金属
ばね材を折り曲げ形成されたもので、接触ばね片15a
の下端の両側に設けた突起15eを図4に示すように挿
入孔10の内壁に圧接することにより接触ばね片15a
を挿入孔10に圧入固定し、更に接触ばね片15aの下
端より外側方へ延長した延長片を更にハウジング11の
外側壁面に並行するように逆U状に折り曲げて、逆U字
状ばね片15bを形成し、この逆U字状ばね片15bの
外側辺の下端部を、外殻体12の両側内側壁下部に各コ
ンタクト15に対応して設けた溝16に圧入固定してい
る。この際図5に示すように逆U字状ばね片15bの外
側辺の下端部両側に突設した突起15cが溝16の両側
内壁面に圧接することになる。
ばね材を折り曲げ形成されたもので、接触ばね片15a
の下端の両側に設けた突起15eを図4に示すように挿
入孔10の内壁に圧接することにより接触ばね片15a
を挿入孔10に圧入固定し、更に接触ばね片15aの下
端より外側方へ延長した延長片を更にハウジング11の
外側壁面に並行するように逆U状に折り曲げて、逆U字
状ばね片15bを形成し、この逆U字状ばね片15bの
外側辺の下端部を、外殻体12の両側内側壁下部に各コ
ンタクト15に対応して設けた溝16に圧入固定してい
る。この際図5に示すように逆U字状ばね片15bの外
側辺の下端部両側に突設した突起15cが溝16の両側
内壁面に圧接することになる。
【0014】コンタクト15は更に逆U字状ばね片15
bの外側辺の下端を外側方へ延長してその延長片で、プ
リント基板のパターンにリフロー半田により固定接続す
るための端子13dを構成している。外殻体12の両端
外面に設けた金具13は両側脚の下端に設けた固定片1
3aによりプリント基板に対してリフロー半田で固定さ
れ、また図4に示すように中央片より外殻体12を貫通
させて外殻体12内に突出させた突片13bをハウジン
グ11の両端外面下部に突設した凸部11aの上方に位
置させ、ハウジング11の上方への動きを規制するよう
になっている。
bの外側辺の下端を外側方へ延長してその延長片で、プ
リント基板のパターンにリフロー半田により固定接続す
るための端子13dを構成している。外殻体12の両端
外面に設けた金具13は両側脚の下端に設けた固定片1
3aによりプリント基板に対してリフロー半田で固定さ
れ、また図4に示すように中央片より外殻体12を貫通
させて外殻体12内に突出させた突片13bをハウジン
グ11の両端外面下部に突設した凸部11aの上方に位
置させ、ハウジング11の上方への動きを規制するよう
になっている。
【0015】而して上述のように構成された本実施例の
コネクタは各コンタクト15の端子15d及び金具13
の固定片13aをリフロー半田でプリント基板のパター
ンに半田付けすることにより。プリント基板に実装され
る。さて別のプンリント基板に設けたコネクタのポスト
14を接合するに際してコネクタの取付けピッチに誤差
があった場合には、ハウジング11をコンタクト15の
逆U字状ばね片15bを撓ませながら側方に移動させて
誤差を吸収し、ポスト14の位置とハウジング11の挿
入孔10との位置を合わせ、スムーズな挿入接合ができ
るようにする。
コネクタは各コンタクト15の端子15d及び金具13
の固定片13aをリフロー半田でプリント基板のパター
ンに半田付けすることにより。プリント基板に実装され
る。さて別のプンリント基板に設けたコネクタのポスト
14を接合するに際してコネクタの取付けピッチに誤差
があった場合には、ハウジング11をコンタクト15の
逆U字状ばね片15bを撓ませながら側方に移動させて
誤差を吸収し、ポスト14の位置とハウジング11の挿
入孔10との位置を合わせ、スムーズな挿入接合ができ
るようにする。
【0016】また外殻体12が金具16でプリント基板
に固定され、またコンタクト15が外殻体12の溝16
に圧入固定されているため、ハウジング11の移動時に
おいて半田付け部へのストレスが伝達されない。さてポ
スト14を抜去する場合、摩擦力でハウジング11が上
方へ引っ張られようとするが、金具16の突片16bに
ハウジング11の凸部11aが当たってハウジング11
の動きを規制するため、抜去時のストレスを金具16が
全て受ける形となり、半田付け部への伝達がなく、SM
D型のコネクタの場合に問題となる半田付け部の信頼性
が向上する。
に固定され、またコンタクト15が外殻体12の溝16
に圧入固定されているため、ハウジング11の移動時に
おいて半田付け部へのストレスが伝達されない。さてポ
スト14を抜去する場合、摩擦力でハウジング11が上
方へ引っ張られようとするが、金具16の突片16bに
ハウジング11の凸部11aが当たってハウジング11
の動きを規制するため、抜去時のストレスを金具16が
全て受ける形となり、半田付け部への伝達がなく、SM
D型のコネクタの場合に問題となる半田付け部の信頼性
が向上する。
【0017】尚上記実施例では、SMD型のコネクタを
構成しているが、ディップ型のコネクタに採用しても良
く、この場合金具16はプリント基板にビス等で固定す
れば良く、またコンタクト15の端子15dをプリント
基板に対して直交する方向に形成すれば良い。更にコン
タクト15の半田付け後、外殻体15を取外してよい。
この場合もハウジング11の上方向の動きを規制するた
めの金具16或いはそれと同じ機能を持つ手段は必要と
なる。
構成しているが、ディップ型のコネクタに採用しても良
く、この場合金具16はプリント基板にビス等で固定す
れば良く、またコンタクト15の端子15dをプリント
基板に対して直交する方向に形成すれば良い。更にコン
タクト15の半田付け後、外殻体15を取外してよい。
この場合もハウジング11の上方向の動きを規制するた
めの金具16或いはそれと同じ機能を持つ手段は必要と
なる。
【0018】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、ポストの挿入孔
を複数貫通させたハウジングと、ハウジングの下面より
挿入孔に圧入固定される接触ばね片と接触ばね片の下端
に一端が連設され、ハウジングの外側方に配置される逆
U字状ばね片と逆U字状ばね片の他端に連設され、プリ
ント基板に半田付け固定される端子とで構成されたコン
タクトと、プリント基板に対して固定され、ハウジング
の上方への動きを規制する金具とを備え、ハウジングを
逆U字状ばね片を撓ませながら側方移動可能なように配
置したので、コネクタの取付けピッチに誤差が出てもハ
ウジングを、ハウジングの外側方の逆U字状ばね片を撓
ませながら側方に移動させることにより、接触部位や半
田付け部にストレスを発生させることなくポストと挿入
孔の位置を合わせることができるものであって、コネク
タの取付け精度を高くしなくても良く、しかもハウジン
グの外側方の逆U字状ばね片によってコネクタを撓ませ
る構成であるため、低背化ができ、更にポストを抜去す
る場合、摩擦力でハウジングが上方へ引っ張られようと
するが、金具によりハウジングの動きが規制されるた
め、抜去時のストレスを金具が全て受ける形となって半
田付け部への伝達がなく、特にSMD型のコネクタの場
合に問題となる半田付け部の信頼性が向上するという効
果がある。
を複数貫通させたハウジングと、ハウジングの下面より
挿入孔に圧入固定される接触ばね片と接触ばね片の下端
に一端が連設され、ハウジングの外側方に配置される逆
U字状ばね片と逆U字状ばね片の他端に連設され、プリ
ント基板に半田付け固定される端子とで構成されたコン
タクトと、プリント基板に対して固定され、ハウジング
の上方への動きを規制する金具とを備え、ハウジングを
逆U字状ばね片を撓ませながら側方移動可能なように配
置したので、コネクタの取付けピッチに誤差が出てもハ
ウジングを、ハウジングの外側方の逆U字状ばね片を撓
ませながら側方に移動させることにより、接触部位や半
田付け部にストレスを発生させることなくポストと挿入
孔の位置を合わせることができるものであって、コネク
タの取付け精度を高くしなくても良く、しかもハウジン
グの外側方の逆U字状ばね片によってコネクタを撓ませ
る構成であるため、低背化ができ、更にポストを抜去す
る場合、摩擦力でハウジングが上方へ引っ張られようと
するが、金具によりハウジングの動きが規制されるた
め、抜去時のストレスを金具が全て受ける形となって半
田付け部への伝達がなく、特にSMD型のコネクタの場
合に問題となる半田付け部の信頼性が向上するという効
果がある。
【0019】請求項2記載の発明は、上記金具でプリン
ト基板に固定される枠状の外殻体内に上記ハウジングを
両側方向に移動自在に収納するとともに、ハウジングと
外殻体の内側壁面との間に上記コンタクトの逆U字状ば
ね片を配置し、逆U字状ばね片の外側辺を外殻体の内側
壁面に形成せる溝に圧入固定したので、ハウジングの移
動時において、半田付け部へのストレスが伝達されない
という効果がある。
ト基板に固定される枠状の外殻体内に上記ハウジングを
両側方向に移動自在に収納するとともに、ハウジングと
外殻体の内側壁面との間に上記コンタクトの逆U字状ば
ね片を配置し、逆U字状ばね片の外側辺を外殻体の内側
壁面に形成せる溝に圧入固定したので、ハウジングの移
動時において、半田付け部へのストレスが伝達されない
という効果がある。
【図1】本発明の一実施例の要部の正面断面図である。
【図2】同上の斜視図である。
【図3】同上のコンタクトの拡大斜視図である。
【図4】同上の要部の一部省略した拡大断面図である。
【図5】同上の要部の一部破断省略した拡大斜視図であ
る。
る。
【図6】基板対基板用コネクタの従来の使用説明図であ
る。
る。
【図7】別の従来例のコネクタの斜視図である。
10 挿入孔 11 ハウジング 12 外殻体 15 コンタクト 15a 接触ばね片 15b 逆U字状ばね片 15d 端子 16 溝
Claims (2)
- 【請求項1】ポストの挿入孔を複数貫通させたハウジン
グと、ハウジングの下面より挿入孔に圧入固定される接
触ばね片と接触ばね片の下端に一端が連設され、ハウジ
ングの外側方に配置される逆U字状ばね片と逆U字状ば
ね片の他端に連設され、プリント基板に半田付け固定さ
れる端子とで構成されたコンタクトと、プリント基板に
対して固定され、ハウジングの上方への動きを規制する
金具とを備え、ハウジングを逆U字状ばね片を撓ませな
がら側方移動可能なように配置したことを特徴とする基
板対基板用コネクタ。 - 【請求項2】上記金具でプリント基板に固定される枠状
の外殻体内に上記ハウジングを両側方向に移動自在に収
納するとともに、ハウジングと外殻体の内側壁面との間
に上記コンタクトの逆U字状ばね片を配置し、逆U字状
ばね片の外側辺を外殻体の内側壁面に形成せる溝に圧入
固定した請求項1記載の基板対基板用コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4314680A JPH06163125A (ja) | 1992-11-25 | 1992-11-25 | 基板対基板用コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4314680A JPH06163125A (ja) | 1992-11-25 | 1992-11-25 | 基板対基板用コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06163125A true JPH06163125A (ja) | 1994-06-10 |
Family
ID=18056262
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4314680A Withdrawn JPH06163125A (ja) | 1992-11-25 | 1992-11-25 | 基板対基板用コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06163125A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6019613A (en) * | 1996-11-11 | 2000-02-01 | Sony Corporation | Connector for printed circuit boards |
US6752642B2 (en) | 2001-12-28 | 2004-06-22 | J.S.T. Mfg. Co., Ltd. | Connector with retainer members to be attached to a panel, method of attaching the connector to the panel, and method of coupling the connector with another connector |
JP2004227911A (ja) * | 2003-01-22 | 2004-08-12 | Smk Corp | フローティングコネクタ |
JP2007149477A (ja) * | 2005-11-28 | 2007-06-14 | Molex Inc | フローティングタイプコネクタ |
JP2009009918A (ja) * | 2007-06-29 | 2009-01-15 | Japan Aviation Electronics Industry Ltd | コネクタ |
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