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JPH06161727A - フローチャートの階層的表示方法 - Google Patents

フローチャートの階層的表示方法

Info

Publication number
JPH06161727A
JPH06161727A JP33804592A JP33804592A JPH06161727A JP H06161727 A JPH06161727 A JP H06161727A JP 33804592 A JP33804592 A JP 33804592A JP 33804592 A JP33804592 A JP 33804592A JP H06161727 A JPH06161727 A JP H06161727A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flowchart
screen
graphic
displayed
name
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33804592A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideji Nakao
秀二 中尾
Koji Yamamoto
廣治 山元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP33804592A priority Critical patent/JPH06161727A/ja
Publication of JPH06161727A publication Critical patent/JPH06161727A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 階層構造になったプログラムの中の一つのフ
ローチャートが作成され表示された画面上で、内容を見
たいサブルーチンを指示するだけで、現在のフローチャ
ートの画面出力を終了することなく、別画面によりその
サブルーチンのフローチャートを作成し表示する方法を
提供する。 【構成】 フローチャートが作成され画面表示されてい
る状態にて、該フローチャートの中の所定のラベル名を
指示すると、該ラベル名に対応するファイルが検索さ
れ、該ファイルのフローチャートが自動作成されて、両
フローチャートが階層的に表示される。また、ソースフ
ァイル中のラベル名に対応する図形が画面上に配置され
る時に、該配置位置がフローチャートの行替え、列替え
等を行う領域にあるか否かが判定され、適宜に行替え又
は列替えされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ソースプログラムが格
納されたソースファイルからフローチャートを自動作成
し、これを画面上にレイアウト配置し表示する方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】プログラムの内容を理解しようとする
時、ソースファイルのリストをフローチャートに書き替
えて見ると理解しやすい。そこで、従来、ソースコード
の各行毎にフローチャートを自動作成するとともに、そ
れに対応して英数字等の特殊記号だけでなく漢字や平仮
名により内容を表示するものがある(特公平3−386
11号公報参照)。また、ソースコードをフローチャー
トにするものではないが、ソフトウェアの各モジュール
を表すフローチャート図形等を自由に定義可能とし、各
モジュール間の関係を正確に表現するようにフローチャ
ートを自動でレイアウトするものがある(特開昭62−
89169号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のごと
き従来のソースファイルからフローチャートを作成する
方法乃至装置では、プログラムが大規模で、フローチャ
ートが1画面に出力できない場合、残りの部分は、表示
せずに記憶しておき、ページめくりのようなイメージで
1画面分ずつ表示させるか、または、ソースリストをサ
ブルーチン単位で分割し、別々にフローチャートを作成
するという方法をとっている。そのため、フローチャー
ト中の特定のサブルーチンの内容を見たい場合、前者の
方法では、次々とページめくりを行って、該当するサブ
ルーチンのフローチャートを探すことになり、後者の方
法では、一旦、フローチャートの画面出力を終了し、分
割したソースリストから該当するサブルーチンを探し、
それを新たにフローチャートにして画面出力することに
なる。その結果、両者ともサブルーチンを見るには手間
がかかっていた。
【0004】本発明は、上記従来の問題を解消するもの
で、階層構造になったプログラムの中の一つのフローチ
ャートが作成され表示された画面上で、内容を見たいサ
ブルーチンを指示するだけで、現在のフローチャートの
画面出力を終了することなく、別画面によりそのサブル
ーチンのフローチャートを作成し表示することができる
フローチャートの階層的表示方法を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明は、ソースプログラムが格納されたソ
ースファイルからフローチャートを自動作成し、これを
画面上にレイアウト配置し表示する方法であって、階層
構造になったプログラムの中の一つのフローチャートが
作成され画面表示されている状態にて、該フローチャー
トの中の所定のラベル名が指示された時、該ラベル名に
対応するファイルを検索し、該ファイルのフローチャー
トを自動作成して両フローチャートを階層的に表示する
ものである。また、請求項2の発明は、上記の方法にお
いて、さらに、ソースファイル中のラベル名に対応する
図形を配置する時に、該配置位置がフローチャートの行
替え、列替え等を行う領域にあるか否かを判定して、該
領域にある時は、該図形を行替え又は列替えして表示す
るようにしたものである。
【0006】
【作用】上記の方法によれば、フローチャートが作成さ
れ画面表示されている状態にて、該フローチャートの中
の所定のラベル名を指示すると、該ラベル名に対応する
ファイルが検索され、該ファイルのフローチャートが自
動作成されて、両フローチャートが階層的に表示され
る。また、ソースファイル中のラベル名に対応する図形
が画面上に配置される時に、該配置位置がフローチャー
トの行替え、列替え等を行う領域にあるか否かが判定さ
れ、該領域にある場合には、該図形は行替え又は列替え
して表示される。
【0007】
【実施例】図1は、本発明方法の一実施例によるソース
プログラムが格納されたソースファイルからフローチャ
ートに自動変換する手順を示す。本方法を実施するハー
ドウェアとしてのシステムは、不図示の中央演算制御装
置、ソースプログラムや作図プログラム、図形名に対応
した図形データ等を格納した記憶装置、作成したフロー
チャートを画面表示する表示装置等からなる。本システ
ムによるフローチャート作成の手順を説明すると、ま
ず、ソースファイルを読み込み(#1)、記憶装置に格
納されているオペランドの付与されたニューモニックと
図形名の対応表11及び図形名と図形の対応表12を参
照してフローチャートの図形を生成する(#2)。さら
に、図形の配置位置が適当であるか否かを判定する配置
判定領域データ13を参照して、適正にフローチャート
の図形を配置する(#3)。
【0008】図2はフローチャートにするソースファイ
ルの一例を示す。このソースファイルはアセンブラ言語
(もしくはコンパイラ言語)で書かれている。図3はそ
のソースファイルをフローチャートに変換処理した結果
で、画面表示された状態を示す。図2、図3において、
14,14´はSUBROのプログラムを、15,15
´はNOPUTのプログラムを、16はソースファイル
のファイル名を、17はページを、18はソースコード
の行数を、19,20は階層構造のサブルーチン部分を
それぞれ示す。フローチャートの列替え処理等について
は後述する。
【0009】図4は上記図3のフローチャートを画面上
に出力するための手順を示す。これを説明すると、ま
ず、対象となるソースファイルのファイル名を、ページ
の特定の位置(例えば、ページの左肩など)に出力する
(#11)。次に、ソースファイルからソースコードを
1行読み込み(#12)、対応するフローチャートを出
力する(#13)。この詳細は後述する。次いで、ペー
ジを終了するかどうかを判定して(#14)、終了する
場合には、ページ数とソースコードの現在の行数をペー
ジの特定の位置(例えば、ページの右肩など)に出力す
る(#16)。終了しない場合は、ソースファイルが終
了かを見て(#15)、終了でなければ#12に戻り次
のソースコードを読み込んで、同じように処理を行う。
この処理をソースコードが終了するまで続ける。
【0010】次に、画面上にフローチャートが出力され
た状態で、マウスなどを用いてフローチャート中の特定
の図形が指示された時に実行される階層表示について説
明する。図5は階層表示のための手順を、図6はメイン
ルーチンのソースファイルから自動生成したフローチャ
ートを画面に表示した例を、図7はラベル“GETD”
のあるソースファイル(図6の31の部分)から自動生
成したフローチャートを画面に表示した例を、図8は階
層表示の例をそれぞれ示す。本システムでは、予めソー
スファイルが書かれているファイルのファイル名と、ソ
ースファイル中のラベル名を各々対応させて記憶させて
おく。ソースファイルが複数ある場合でも、また、ソー
スファイル中にラベルが複数ある場合でも、すべてのフ
ァイル名とラベル名の対応を記憶させておく。図9は、
このようにして記憶させたファイル名とラベル名の対応
表である。51はファイル名、52,53はラベル名で
ある。
【0011】上記図6に示すようなフローチャートをソ
ースファイルから自動生成する際、CALLのシンボル
を画面上に配置し、これを表示するが、そのシンボルの
位置座標とコールするラベル名を対応させて記憶してお
く。フローチャート中にCALLが複数ある場合でも、
その都度、シンボルの位置座標とラベル名を記憶してお
く。図10は、このようにして記憶したシンボルの位置
座標とラベル名の対応表である。61はラベル名であ
り、62はシンボルのモニター画面上での座標位置であ
る。上記図6のフローチャートを画面表示した状態は、
入力待ちの状態にあり、この状態で図6の31の部分が
オペレータによって指示されると、指示された位置座標
に対応するラベル名を図10の対応表で探す。ラベル名
は“GETD”であるので、今度は図9で、“GET
D”に対応するファイル名を検索する。ファイル名はs
ub1.asmであるので、このファイルの内容を読み
込んで、図7のフローチャートを自動生成し、表示す
る。図6及び図7のフローチャートを同時に階層表示し
た例が図8である。
【0012】図5の階層表示のための手順を説明する
と、1ページ分のソースコードを読み込み(#21)、
生成したフローチャートを画面上へ出力する(#2
2)。この時は次の入力を受け取る状態にあり(#2
3)、マウス等を用いて図形が指示されると、この指示
部分がサブルーチンまたは関数であれば(#24でYE
S)、そのサブルーチンのソースコードまたは関数を読
み込み、フローチャートに変換して画面上に出力し(#
27)、#23に戻る。次のページの出力を指示してい
れば(#25でYES)、次のページ分のソースコード
を読み込んで(#28)、#22に戻り、フローチャー
トを出力し、そうでなければラベルの目次を出力し(#
26)、処理を終了する。#26のラベル目次出力につ
いては後述する。
【0013】図4の#13における「対応するフローチ
ャート出力」の処理の詳細を図11に示し、以下これを
説明する。まず、ソースコードの先頭がラベルであるか
を調べ(#31)、ラベルであったなら、ラベル用の図
形を出力する(#32)。ソースコードの先頭またはラ
ベルの後にニーモニックがあるかを調べ(#33)、ニ
ーモニックがあったなら、命令コードの定義体を参照し
て、ニーモニックに対応する図形を選択する(#3
4)。次に、選択した図形を出力する座標を計算して画
面上に出力する(#35)。
【0014】上記図11の#34の「対応する図形を選
択する」の処理の詳細を説明する。予め、ニーモニック
(コード)とフローチャートの図形名の対応表(図1の
11)と、フローチャートの図形名と図形の対応表(図
1の12)をそれぞれ用意し、記憶させておく。これら
の対応表を図12、図13に示す。同図において、81
はニーモニック、82は対応するフローチャートの図形
名、91はフローチャートの図形名、92はそれに対応
して出力する図形である。対応図形の選択処理では、ま
ず、ソースリストを1行読み込み、そのニーモニックに
対応する図形名を図12より決定する。次に、その図形
名に対応する図形を図13より抽出し、後述する計算に
より求めた座標位置に、その図形を表示する。上記で読
み込んだニーモニックが図12の対応表にない場合は、
図13に示す対応表において図形の横に“*”マークを
付けた図形を選択する。この例では、“NODEF”に
対応する図形である。このように未定義の図形を出力す
ることにより、ソースコード作成時のコードの入力間違
いによって、定義されていないコードが記述されていた
場合、間違いに気付かせることができる。
【0015】図14に上記の対応図形選択の処理を行っ
た時の例を示し、ソースリストから“CALL GET
D”を読み込み、ニーモニックコード“CALL”に対
応する図形名を図12より“SUB”と決定し、この
“SUB”に対応する図形を図13より抽出して、図1
4の101のように図形を表示する。
【0016】次に、図11の「座標を計算して出力する
(#35)」の処理の詳細を説明する。図15は同処理
の手順を示し、図16は自動生成されたフローチャート
の一例を示し、以下にこのフローチャートの図形を表示
する場合を説明する。各図形の位置座標は、(x座標,
y座標)で表わすものとする。また、フローチャートを
書く領域を、図16に示すように、座標(V0 ,W0 )
から(V1 ,W1 )までとする。ここでは、V0 <V1
、W0 <W1 としているが、V0 >V1 、またはW0
>W1 の場合もある。図17は、フローチャートの図形
名に対する判定領域の定義表であり、同図において、1
21は図形名、122,123は判定領域の両対角の座
標を表す。この表は、予めユーザが定義しておく。判定
領域とは、配置しようとする図形を列替えするかどうか
を判定する領域のことを言う。例えば、フローチャート
の図形名“RETURN”に対する判定領域は、(x7
,y7 )から(x8 ,y8 )であり、図18のように
なる。ここでは、x7 <x8 、y7 <y8 と仮定してい
るが、x7 >x8 、またはy7 >y8 の場合もある。
【0017】図16のフローチャートの作成手順を図1
5を参照して説明すると、まず、最初の図形ラベル“S
TART”(図16の111)が自動生成されると(#
41)、最初の図形を配置する位置座標は決まっている
ものとして、所定の位置に配置する(#42)。図16
の例では、(x0 ,y0 )とし、V0 <x0 <V1 、W
0 <y0 <W1 とする。
【0018】次に、2番目以降の図形配置のための位置
座標決定方法を説明する。2番目の図形“CALL”
(図16の112)が自動生成されると(#43)、1
番目の座標のy座標を一定値だけオフセットして2番目
の座標を計算することとする(#44)。例えば、y座
標をaだけオフセットして(x0 ,y0 +a)と計算す
る。続いて、その図形の判定領域を図17より検索する
(#45)。この例では、判定領域は(x1 ,y1 )か
ら(x2 ,y2 )である。オフセットして計算された座
標が判定領域に含まれるか否かを調べ(#46)、含ま
れていなければ(#47でNO)、配置座標を(x0 ,
y0 +a)に決定する。計算座標がもし判定領域に含ま
れていれば(#47でYES)、列替えするためにx座
標をbだけオフセットし、y座標を1番目の座標と同じ
として、座標を(x0 +b,y0)に決定する(#4
8)。上記の例では、判定領域に含まれていないとし
て、配置座標を(x0 ,y0 +a)に決定する。
【0019】配置する座標が決定されたなら、次にその
座標が、フローチャートを書く領域(V0 ,W0 )から
(V1 ,W1 )までに含まれるかどうかを見る(#4
9)。含まれていれば(#50でYES)、図形“CA
LL”を(x0 ,y0 +a)に配置する(#52)。図
形を配置したら、#43に戻り、次の図形を生成して配
置を繰り返す。座標がフローチャートを書く領域に含ま
れなければ(#50でNO)、フローチャート作成を終
了する(#51)。このような処理により、1ページに
多くのフローチャートが表示できると共に、一律に列替
えを行わないことにより見易いフローチャート表示がで
きる。すなわち、列の先頭はできるだけラベルで始まる
ようにし、また、リターンの後はできるだけ列替えをす
るようにして、フローチャートを見易いものにできる。
【0020】次に、図11の「座標を計算して出力する
(#35)」の別の処理方法を説明する。図19はその
手順を、図20(a)はフローチャートの図形名に対す
る判定領域の定義表であり、同図(b)はその具体例で
あり、151は図形名、152,153は配置前判定領
域の両対角の座標、154,155は配置後判定領域の
両対角の座標を表わす。この表は、予めユーザが定義し
ておく。配置前判定領域とは、配置しようとする図形に
応じて列替えするかどうかを判定する領域のことを言
い、前記の判定領域と同等のものであり、配置後判定領
域とは、配置した図形に応じて次の図形を列替えするか
どうかを判定する領域のことを言う。また、ここでは、
フローチャートを書く領域座標(V0 ,W0 ),(V1
,W1 )を、それぞれ(0,0),(200,30
0)とする。
【0021】いま、例えば、フローチャートの図形名
“RETURN”に対する配置前判定領域は(0,0)
から(0,20)、配置後判定領域は(0,0)から
(200,250)であり、“RETURN”図形が図
21の(a)に示すような位置に配置された時は、その
座標は次の図形を列替えする配置後判定領域に含まれる
ので、同図に示すように、次の図形は列替えさせる。そ
れに対して、いま仮に、“RETURN”の配置後判定
領域を(0,0)から(200,50)とした場合、図
21の(b)に示すような位置に“RETURN”図形
が配置された時には、その座標は配置後判定領域に含ま
れないので、同図に示すように、次の図形は列替えする
ことなく配置される。このように、図形の種類に応じ
て、例えばリターンという図形の配置後判定領域を大き
く設定しておくことにより、多くの場合に次の図形を列
替えして配置させるといったことが可能となる。
【0022】図19を参照して図形配置のための位置座
標決定方法を以下に説明する。まず、最初のフローチャ
ートの図形ラベル“START”(図16の111)が
自動生成されると(#61)、最初の図形を配置する位
置座標は決まっているものとして、所定の位置に配置す
る(#62)。本実施例では、座標を(x0 ,y0 )と
する。次に、いま配置した図形の図形名に対応する配置
後判定領域を図20より検索する(#63)。図20
(a)の例では、LABELの配置後判定領域は(x3
,y3 )から(x4 ,y4 )である。(x0 ,y0 )
が配置後判定領域に含まれているかを調べ(#64)、
含まれていなければ(#64でNO)、次の図形の配置
座標に関して、y座標を一定値aだけオフセットして、
(x0 ,y0+a)に仮決定する(#66)。もし配置
後判定領域に含まれていれば(#64でYES)、x座
標を一定値bだけオフセットし、y座標を1番目の座標
と同じとして、(x0 +b,y0 )に仮決定する(#6
7)。図16のフローチャートの例では、上記図形の配
置座標は配置後判定領域に含まれていないとして、次の
図形の配置座標を(x0 ,y0 +a)に仮決定する。
【0023】次に、2番目の図形“CALL”(図16
の112)が自動生成されると(#68)、その図形の
配置前判定領域を図20(a)より検索する(#6
9)。図20(a)の例では、配置前判定領域は(x5
,y5 )から(x6 ,y6 )である。上記で仮決定し
た配置座標(x0 ,y0 +a)が、配置前判定領域に含
まれてるかを調べ(#70)、含まれていなければ(#
71でNO)、配置座標を(x0 ,y0 +a)に本決定
する。もし配置前判定領域に含まれていれば(#71で
YES)、x座標をbだけオフセットし、y座標を1番
目の座標と同じとして、(x0 +b,y0 )に本決定す
る(#72)。配置座標を仮決定したら、次にその座標
が、フローチャートを書く領域(V0 ,W0 )から(V
1 ,W1 )までに含まれるかどうかを見る(#73,#
74)。含まれていれば、配置座標を本決定し、図形
“CALL”をその座標に配置する(#76)。その
後、#63に戻り、その図形に対応する配置後判定領域
を検索するところから、同様の処理を繰り返す。配置座
標がフローチャートを書く領域に含まれなければ(#7
4でNO)、フローチャート作成を終了する(#7
5)。
【0024】次に、図5の「ラベルの目次を出力する
(#26)」の処理を詳細に説明する。前述した図11
の#32においてラベル用の図形を出力するとき、ラベ
ルの図形を出力したページナンバー、ページ内ロケーシ
ョンを図22のように記憶しておく。それらを並び替え
たリスト出力を図23に示し、ページ内ロケーションを
図24に示す。いま、1ページを縦と横を等分に分け
て、縦の列は1,2,3,…、横の列はA,B,C,…
とし、例えば、図24の“RAB1”というラベルを出
力する場合は、そのページ内ロケーシションを“A2”
とし、このページが6ページ目なら、“6−A2”と表
す。そして、図5の#26で、処理を終了する時には、
図23に示すような、記憶しておいたページナンバー、
ページ内ロケーションを、アルファベット順に並べ変え
たリストを出力する。フローチャートが一度に大量に出
力されると、ジャンプ先のラベルがどこに出力されてい
るのか見つけにくくなるが、上記のようにラベル目次を
一覧表として出力することにより、その問題を解消でき
る。
【0025】上述した図4の「対応するフローチャート
を出力する(#13)」の他の処理方法を以下に説明す
る。ソースファイルをフローチャートに書替えていく
と、図7、図8の41〜44で示すように、同じ図形が
連続する場合がある。このような場合には、なるべく多
くのソースコードを1ページのフローチャートに納め、
しかも見易くするために、同じ図形の連続を1つの図形
に置き換えて出力する。本処理の手順を図25に、その
結果を図26に示す。本処理を行うためには、前述した
図13の図形名と図形の対応表に、同じ図形が2つ以上
連続した場合の図形も定義しておく。例えば、“DO”
が2つ連続する場合は、“DO−2”、3つ連続する場
合は、“DO−3”として定義しておく。この様にして
定義した対応表を図27に示す。
【0026】図25を参照して、同じ図形が連続する場
合にそれを1つの図形に置き換える手順を説明すると、
まず、最初の図形を生成し(#81)、この図形名と座
標を図28のように記憶する(#82)。さらに、次の
図形名と座標を計算し(#83)、それと前の図形名と
を比較し(#84,#85)、違う図形であるなら、図
28に示す222の座標に221の図形名に対応する図
形を出力し(#87)、次の図形名と座標を図29のよ
うに記憶する(#88)。もし、前の図形名と同じ図形
であるなら、図30に示すように図形名と座標を記憶し
直す(#86)。記憶し直した場合は、次の図形名が前
と違う図形名になるか、または、ページ終了と判定する
まで(#89)、上記処理を続ける。ページ終了は、座
標がページ終了の判定領域となるか、ソースコードが終
了することで判定する。ページ終了後、上記で記憶した
図形を出力する(#90)。このように処理して出力し
た結果例が図26である。なお、本発明は上記実施例方
法に限られるものではなく、種々の変更が可能であり、
ソースリストをフローチャートに書き替えるものにおい
て、それを階層的に表示するようにしたものを全て含む
ものである。
【0027】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、階層構造になったプログラムの中の一つのフローチ
ャートがソースファイルから自動作成され、画面表示さ
れている状態にて、該フローチャート中の所定のラベル
名を指示することにより、該ラベル名に対応するフロー
チャートを自動作成し階層的に表示することができる。
従って、一つのフローチャートの画面出力中に、該フロ
ーチャート中の特定のサブルーチンのフローチャートが
見たい場合に、現在の画面出力はそのままで、そのサブ
ルーチンのフローチャートを別の画面(子画面)を作っ
て表示することができる。これによって、メインルーチ
ンのフローチャートとその中のサブルーチンのフローチ
ャートを同時に画面上で見ることができ、さらには、サ
ブルーチンのフローチャート中のサブルーチンに対して
も、同様に別の画面(孫画面)を作って、フローチャー
トを表示することができる。かくして、階層構造になっ
たプログラムのフローチャートをその階層的なイメージ
通りに表示することができ、プログラム内容の理解に供
する効果は大きい。請求項2記載の発明によれば、上記
効果に加えて、フローチャート図形の行替え、列替え等
を行う領域にあるか否かを判定して、適正に行替え又は
列替えできるので、見易いフローチャートを表示でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるフローチャート自動作
成の手順を示す図である。
【図2】ソースファイルの例を示す図である。
【図3】上記ソースファイルをフローチャートに変換し
た状態の図である。
【図4】フローチャートを画面に出力する手順を示す図
である。
【図5】階層表示の手順を示す図である。
【図6】フローチャートに変換した状態の図である。
【図7】フローチャートに変換した状態の図である。
【図8】階層表示の例を示す図である。
【図9】記憶させたファイル名とラベル名の対応表を示
す図である。
【図10】シンボルの位置座標とラベル名の対応表を示
す図である。
【図11】対応するフローチャートを出力する手順を示
す図である。
【図12】ニーモニックとフローチャートの図形名の対
応表を示す図である。
【図13】フローチャートの図形名と図形の対応表を示
す図である。
【図14】対応図形選択の処理を行った時の例を示す図
である。
【図15】座標を計算して出力する処理手順を示す図で
ある。
【図16】自動生成されたフローチャートの一例を示す
図である。
【図17】フローチャートの図形名に対する判定領域の
定義表を示す図である。
【図18】フローチャートの図形名に対する判定領域を
示す図である。
【図19】図形配置のための位置座標決定の手順を示す
図である。
【図20】(a)はフローチャートの図形名に対する判
定領域の定義表を示す図、(b)はその具体例を示す図
である。
【図21】(a)(b)は配置後判定領域の例を示す図
である。
【図22】ラベル図形を出力したページ内ロケーション
の記憶状態を示す図である。
【図23】並び替えたリスト出力を示す図である。
【図24】ページ内ロケーションを示す図である。
【図25】対応するフローチャート出力する処理手順を
示す図である。
【図26】同手順の処理結果を示す図である。
【図27】同じ図形が2つ以上連続した場合の図形を定
義した対応表を示す図である。
【図28】図形名と座標の記憶状態を示す図である。
【図29】図形名と座標の記憶状態を示す図である。
【図30】図形名と座標の記憶状態を示す図である。
【符号の説明】
11 ニューモニックと図形名の対応表 12 図形名と図形の対応表 13 配置判定領域データ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソースプログラムが格納されたソースフ
    ァイルからフローチャートを自動作成し、これを画面上
    にレイアウト配置し表示する方法であって、 階層構造になったプログラムの中の一つのフローチャー
    トが作成され画面表示されている状態にて、該フローチ
    ャートの中の所定のラベル名が指示された時、該ラベル
    名に対応するファイルを検索し、該ファイルのフローチ
    ャートを自動作成して両フローチャートを階層的に表示
    することを特徴とするフローチャートの階層的表示方
    法。
  2. 【請求項2】 ソースファイル中のラベル名に対応する
    図形を配置する時に、該配置位置がフローチャートの行
    替え、列替え等を行う領域にあるか否かを判定して、該
    領域にある時は、該図形を行替え又は列替えして表示す
    るようにしたことを特徴とする請求項1記載のフローチ
    ャートの階層的表示方法。
JP33804592A 1992-11-24 1992-11-24 フローチャートの階層的表示方法 Pending JPH06161727A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000242479A (ja) * 1999-02-23 2000-09-08 Matsushita Electric Works Ltd ソフトウェアプログラム作成支援方法
JP2010237951A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Jx Nippon Oil & Energy Corp コンピュータプログラム処理方法及びコンピュータプログラム処理装置

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