JPH06150033A - 重み付き加算回路 - Google Patents
重み付き加算回路Info
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- JPH06150033A JPH06150033A JP4322818A JP32281892A JPH06150033A JP H06150033 A JPH06150033 A JP H06150033A JP 4322818 A JP4322818 A JP 4322818A JP 32281892 A JP32281892 A JP 32281892A JP H06150033 A JPH06150033 A JP H06150033A
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- Japan
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- weighted
- adder circuit
- inductances
- weighted adder
- common output
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- 230000005669 field effect Effects 0.000 claims 1
- 230000014509 gene expression Effects 0.000 abstract description 3
- 238000005265 energy consumption Methods 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 2
- 230000004069 differentiation Effects 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 238000004088 simulation Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06G—ANALOGUE COMPUTERS
- G06G7/00—Devices in which the computing operation is performed by varying electric or magnetic quantities
- G06G7/12—Arrangements for performing computing operations, e.g. operational amplifiers
- G06G7/14—Arrangements for performing computing operations, e.g. operational amplifiers for addition or subtraction
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 小規模かつ高精度の重み付き加算が可能であ
り、かつ多様な演算形態を容易に実現し得る重み付き加
算回路を提供することを目的とする。 【構成】 並列なインダクタンスL1,L2,L3におけ
る平衡電圧V1,V2,V3を共通出力Voutとするもので
ある。
り、かつ多様な演算形態を容易に実現し得る重み付き加
算回路を提供することを目的とする。 【構成】 並列なインダクタンスL1,L2,L3におけ
る平衡電圧V1,V2,V3を共通出力Voutとするもので
ある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は重み付き加算回路に関
する。
する。
【0002】
【従来の技術】従来、デジタル型の重み付き加算回路は
大規模となり、またアナログ型の重み付き加算回路は計
算精度が低かった。
大規模となり、またアナログ型の重み付き加算回路は計
算精度が低かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明はこのような
従来の問題点を解消すべく創案されたもので、小規模か
つ高精度の重み付き加算が可能であり、かつ多様な演算
形態を容易に実現し得る重み付き加算回路を提供するこ
とを目的とする。
従来の問題点を解消すべく創案されたもので、小規模か
つ高精度の重み付き加算が可能であり、かつ多様な演算
形態を容易に実現し得る重み付き加算回路を提供するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明に係る重み付き
加算回路は、並列なインダクタンスにおける平衡電圧を
共通出力とするものである。
加算回路は、並列なインダクタンスにおける平衡電圧を
共通出力とするものである。
【0005】
【実施例】次にこの発明に係る重み付き加算回路の1実
施例を図面に基づいて説明する。図1において、重み付
き加算回路Aは複数のインダクタンスL1、L2、L3を
共通出力(出力電圧Voutで代表する)に対して並列に
接続してなり、L1、L2、L3の他端子には入力電圧
V1、V2、V3が印加されている。そして重み付き加算
回路の共通出力はキャパシタンスCを介して後段の回路
(図示省略)に接続されている。
施例を図面に基づいて説明する。図1において、重み付
き加算回路Aは複数のインダクタンスL1、L2、L3を
共通出力(出力電圧Voutで代表する)に対して並列に
接続してなり、L1、L2、L3の他端子には入力電圧
V1、V2、V3が印加されている。そして重み付き加算
回路の共通出力はキャパシタンスCを介して後段の回路
(図示省略)に接続されている。
【0006】ここでL1,L2,L3を流れる電流をi1,
i2,i3とし、時間tに対する各々の電流の変化率をd
i1/dt,di2/dt,di3/dtとすると、以下
の式(1)〜(3)が近似的に成立する。 di1/dt=(V1−Vout)/L1 (1) di2/dt=(V2−Vout)/L2 (2) di3/dt=(V3−Vout)/L3 (3)
i2,i3とし、時間tに対する各々の電流の変化率をd
i1/dt,di2/dt,di3/dtとすると、以下
の式(1)〜(3)が近似的に成立する。 di1/dt=(V1−Vout)/L1 (1) di2/dt=(V2−Vout)/L2 (2) di3/dt=(V3−Vout)/L3 (3)
【0007】式(1)〜(3)を各々積分すると、
【式1】 I1(0),I2(0),I3(0):積分定数 となる。
【0008】キルヒホッフの法則から i1 + i2 + i3 = 0 (7) が成立し、式(4),(5),(6)を式(7)に代入
すると、
すると、
【式2】 となる。
【0009】ここでtに対する微分を行うと、式(8)
は、
は、
【式3】 となる。
【0010】ここで、L1〜L3に対応するアドミタンス
をa1〜a3とすると、 a1=1/L1、a2=1/L2、a3=1/L3 (10) となり、式(9)を変形すると、Voutは以下のように
表現される。 Vout=(a1V1+a2V2+a3V3)/(a1+a2+a3) (11) これはV1〜V3に対する重み付き加算と等価である。
をa1〜a3とすると、 a1=1/L1、a2=1/L2、a3=1/L3 (10) となり、式(9)を変形すると、Voutは以下のように
表現される。 Vout=(a1V1+a2V2+a3V3)/(a1+a2+a3) (11) これはV1〜V3に対する重み付き加算と等価である。
【0011】次に、入力信号の例として、 V1 = Vm1Sinω1t (12) V2 = Vm2Sinω2(t + t1) (13) V3 = Vm3Sinω3(t + t2) (14) とすると、 Vout = + {a1Vm1Sinω1t + a2Vm2Sinω2(t + t1)+ a3Vm3Sinω3(t + t3)}/(a1+a2+a3) (15) となる。
【0012】図1の回路をL1=L2=L3の条件につい
てアナログシミュレータでシミュレーションした結果は
図2(a),(b)に示すとおりであり、V1〜V3の変
化にともなって、Voutは常に重み付き加算結果とな
り、このVoutのシミュレーション結果と式(11)の
理論値は一致する。そして、入力信号の周波数が高けれ
ば高いほど、消費電力は少なくなる。
てアナログシミュレータでシミュレーションした結果は
図2(a),(b)に示すとおりであり、V1〜V3の変
化にともなって、Voutは常に重み付き加算結果とな
り、このVoutのシミュレーション結果と式(11)の
理論値は一致する。そして、入力信号の周波数が高けれ
ば高いほど、消費電力は少なくなる。
【0013】図4は、図1のインダクタンスL1,L2,
L3の各々に抵抗R1,R2,R3を直列に接続し、キャパ
シタンスCの代わりにヴォルテージフォロワ回路VFを
接続した回路である。これにより、インダクタンス
L1,L2,L3は抵抗R1,R2,R3により保護され、ま
たヴォルテージフォロワ回路VFへの入力インピダンス
は大きくなる。なお、これら抵抗R1,R2,R3の値
は、電流i1,i2,i3の周波数の増大に伴いインダク
タンスL1,L2,L3が高くなったときは相対的に小さ
くなり、無視し得る。
L3の各々に抵抗R1,R2,R3を直列に接続し、キャパ
シタンスCの代わりにヴォルテージフォロワ回路VFを
接続した回路である。これにより、インダクタンス
L1,L2,L3は抵抗R1,R2,R3により保護され、ま
たヴォルテージフォロワ回路VFへの入力インピダンス
は大きくなる。なお、これら抵抗R1,R2,R3の値
は、電流i1,i2,i3の周波数の増大に伴いインダク
タンスL1,L2,L3が高くなったときは相対的に小さ
くなり、無視し得る。
【0014】なお、式(11)を任意個数のインダクタ
ンスに対する一般式に書き換えると、式(16)が得ら
れる。
ンスに対する一般式に書き換えると、式(16)が得ら
れる。
【式4】
【0015】
【発明の効果】前述のとおり、この発明に係る重み付き
加算回路は、並列なレジスタンスにおける平衡電圧を共
通出力とするもので、小規模かつ高精度の重み付き加算
が可能であり、かつ多様な演算形態を容易に実現し得る
という効果を有する。
加算回路は、並列なレジスタンスにおける平衡電圧を共
通出力とするもので、小規模かつ高精度の重み付き加算
が可能であり、かつ多様な演算形態を容易に実現し得る
という効果を有する。
【図1】この発明に係る重み付き加算回路の1実施例を
示す回路図である。
示す回路図である。
【図2】V1〜V3の変化とVoutの関係を示す図であ
る。
る。
【図3】図2(a),(b)に対応した電流i1〜i3を
示す図である。
示す図である。
【図4】第1実施例の変形を示す回路図である。
A 重み付き加算回路 L1,L2,L3 インダクタンス Vout 出力電圧 V1,V2,V3 入力電圧 C キャパシタンス i1,i2,i3 電流 R1,R2,R3 抵抗 VCC,−VCC 電源 VF ヴォルテージフォロワ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウィワット・ウォンワラウィパット 東京都世田谷区北沢3−5−18 株式会社 鷹山内 (72)発明者 高取 直 東京都世田谷区北沢3−5−18 株式会社 鷹山内 (72)発明者 山本 誠 東京都世田谷区北沢3−5−18 株式会社 鷹山内
Claims (3)
- 【請求項1】 複数のインダクタンスを並列に接続し、
各インダクタンスの1端子を共通出力に接続し、各イン
ダクタンスの他端子にそれぞれ電圧を印加してある重み
付き加算回路。 - 【請求項2】 共通出力はキャパシタンスを介して後段
に接続されていることを特徴とする請求項1記載の重み
付き加算回路。 - 【請求項3】 共通出力は電界効果トランジスタのゲー
トに接続されていることを特徴とする請求項1記載の重
み付き加算回路。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4322818A JPH06150033A (ja) | 1992-11-06 | 1992-11-06 | 重み付き加算回路 |
US08/147,311 US5453711A (en) | 1992-11-06 | 1993-11-05 | Weighted summing circuit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4322818A JPH06150033A (ja) | 1992-11-06 | 1992-11-06 | 重み付き加算回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06150033A true JPH06150033A (ja) | 1994-05-31 |
Family
ID=18147962
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4322818A Pending JPH06150033A (ja) | 1992-11-06 | 1992-11-06 | 重み付き加算回路 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5453711A (ja) |
JP (1) | JPH06150033A (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5666080A (en) * | 1993-06-17 | 1997-09-09 | Yozan, Inc. | Computational circuit |
US5617053A (en) * | 1993-06-17 | 1997-04-01 | Yozan, Inc. | Computational circuit |
CN1109404C (zh) * | 1993-09-20 | 2003-05-21 | 株式会社鹰山 | 计算电路 |
US5708385A (en) * | 1995-06-02 | 1998-01-13 | Yozan, Inc. | Weighted addition circuit |
US6134569A (en) * | 1997-01-30 | 2000-10-17 | Sharp Laboratories Of America, Inc. | Polyphase interpolator/decimator using continuous-valued, discrete-time signal processing |
US9800219B2 (en) * | 2015-09-23 | 2017-10-24 | Mediatek Inc. | Apparatus for performing capacitor amplification in an electronic device |
US11494628B2 (en) * | 2018-03-02 | 2022-11-08 | Aistorm, Inc. | Charge domain mathematical engine and method |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB515208A (en) * | 1938-05-17 | 1939-11-29 | Eric Lawrence Casling White | Improvements in or relating to the elimination of undesired electrical signals |
NL193037A (ja) * | 1954-12-08 | |||
US3090000A (en) * | 1961-07-20 | 1963-05-14 | Westinghouse Electric Corp | High impedance voltage comparator |
US3454850A (en) * | 1966-05-04 | 1969-07-08 | Dohrmann Instr Co | Dual mos-fet chopper-summer circuit in a closed loop servo |
US4713742A (en) * | 1986-10-09 | 1987-12-15 | Sperry Corporation | Dual-inductor buck switching converter |
US4903226A (en) * | 1987-08-27 | 1990-02-20 | Yannis Tsividis | Switched networks |
-
1992
- 1992-11-06 JP JP4322818A patent/JPH06150033A/ja active Pending
-
1993
- 1993-11-05 US US08/147,311 patent/US5453711A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5453711A (en) | 1995-09-26 |
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